現在  † 
 
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劇場で父子の惨殺体が発見された
真相を知るものは少ないのだろう
これは、ただ日常にあった悲劇の話
それだけの話だ
人が、真にいつ死ぬかなど、誰にも分からない
故に、今を精一杯に、悔いを残さぬ様に生きる為に
──
Mement mori──
 
ルーシー・ブランフォード FA/0069  † 
 
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| 黄昏歴 1104年10月 | (西暦 2025-11-04) | 
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| カレンダー | 
 
| 名前 | ルーシー | 
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| 性別 | 女 | 
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| 年齢 | 14 | 
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| 出身 | 西方 | 
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| 職業 | 劇団員/雑用 | 
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| 理由 |  | 
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| 嫌いな物 |  | 
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| 目的 | 達成済み | 
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絵1
絵2
絵3
絵4
絵5
5差分
絵6
絵8
光の指す方へ
設定とか  † 
 
その他の雑多な設定  † 
 
- 身長143cm、体重36kg、左利き
 
- 性的虐待によるホルモンバランスの異常のため、成長が阻害され、体型が変わっていない
 
- 乳とかは無い。非処女
 
- 見た目設定は大体画像
 
- 路上生活時代に拾った粗悪なリボルバーを愛用
 
- スリ、空き巣、置き引き等のケチな窃盗をメインで行っていた為隠密行動はそれなり
 
- 危険察知と逃げ足に特化した典型的なスラム生活者的能力しか持ち合わせていません
 
- よって、殺しにこられると死にます
 
本人も知らない設定  † 
 
- ミスフォーチュン(あるいはアンラッキースター)
 
- ルーシーの中に生まれつき存在する指向性を持たない、『不幸へと突き進む運命』を招き寄せる能力
 
- 敵意、あるいは害意を持った目標へ向けてのみ本来の力を発揮する、微弱な運命改変能力であり、諦観し、内省的だったルーシーに取っては、全てが己の不幸に変わっていく力である
 
- 何故そんなものが宿ったのかは本人の血脈を辿る他はない。が、この年代ではもはやそれすらも不可能である
 
細かい過去の話  † 
 
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 |   | 読まなくても困らない
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- 生まれた時彼女には優しい母親と、性格は難物だが仕事はする真面目な父親がいた。
 
物心がつく前、幸せに暮らしていた記憶が微かにだが残っているのを覚えている。だが、そんな日々も長くは続かなかった。彼女にとっての妹、あるいは弟が出来、産まれるという段になって、母親がお腹の子と共に帰らぬ人となる。 
今際の際に、母親はこう言った『あなたも、お父さんも幸せになってね。お父さんのこと頼むわね』と。 
そして、彼女にとっての地獄が始まる。 
伴侶を亡くした父親は酒へと逃げ、仕事もせず、無論そんな生活をしていれば生活費も底をつく。彼女はまともに学校も行かず、10歳にも満たずに日銭を稼ぐため簡単な仕事をこなさざるを得なくなった。 
その程度の稼ぎで満足出来ず、父親は彼女に暴力を振るい、持ってきた酒で金を呑み、まともな食事すら摂らせなかった。それでも、彼女は信じていた。いつかきっと、あの頃の父親に。優しかった、三人で暮らしていた頃のお父さんに戻ってくれると。 
彼女が12になった時には、もはや生活という体すら成していなかった。父親は彼女を殴り、自らの鬱憤を晴らすために無理やり犯し、彼女に盗みや売春紛いのことをさせ、それを酒につぎ込む生活が続いた。 
それでも彼女がそこに居続けたのは、母親との約束と、血縁としてのある種呪いじみた、こうしていればそこにいる事を許されている、という安心感。そのせいである。無論そんな生活をしていて、まともな精神状態でいられるわけも無かったのだが。 
彼女が14になった時、そんな生活も終わりを告げる。手っ取り早く金を手に入れようとした父親が、彼女を売ったのである。行き先も未来も分かりきった今以上の地獄のような場所へ。そのはずだった、のだが…
 
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※昔の話
彼女の部屋はそのままで
いくつかの遺されたものだけがある
古ぼけた世界地図が
いつかあの子と買いに行った服が
萎れた花の刺さったカップが
綺麗に畳まれたペーパータオルが
丁寧に扱ったのであろう。龍を模したキーホルダーが
そして
ステラお姉ちゃんへ。と書かれた小さな封筒が
それに彼女が気づくのは、もう少し先のことだろう
しかし
きっと、彼女はいつか、気づくのだろう
死んで行った少女が見つめていた視線の意味を
依存や信頼だけでは無い。本当の意味を
それは、彼女にしか持てなかった覚悟と強さ。
彼女だけが持つそれへの、『憧れ』だったのだと。