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ゴルロア洋上学園都市の詳細な設定 Edit

基本的な決まり等は表のほうに書いておきました。
もっと詳しい設定はないの? とかRPに生かしたいとかそういう生徒・教師は下記をご覧になってください。
下記の設定を理解しておかないと遊べないというわけではありません。 下記の設定を理解しておかないと遊べないというわけではありません。
もし必要になったら、必要なことだけ読んでいただくというのでも全然構いません。

学園都市(アカデミア) Edit

「ゴールデンロア洋上学園都市」 Edit

ゴールデンロア洋上に浮かぶ巨大な人工島。多くの家屋が立てられ、牧場から商業施設、娯楽施設、鉄道なども整備されたそれ自体が疑似経済活動を行う一つの都市となっている島。
約50年の歴史を誇る。
その実態は学生が自治運営する「学園都市」である。多くの学生を抱える巨大な学園である。
島の中央には様々な設備を備えた巨大な「学園」が屹立している。
冒険者の街とは橋や船での往来が可能であるが、基本的に学生は「学園都市」に住居するという決まりになっている。
建学の目的は学生による疑似社会を構成することにより、「資質あるものを将来に育成するため」とされているが詳細に関しては不明瞭である。
設立者不明・運営者不明という奇妙な学園であり、謎も多い。

基本的な修業期間は4年。研究科に進めばさらに4年加算される。
普通に授業などに出ていれば単位は取れるが、単位が不足した場合は留年する。
中にはこの学園になれてしまったために、職務のため敢えて留年したり、単位を放棄するものもいると言う。

冒険者の街とはいくつかの橋や船で往来が可能である。学生の自給自足とはいえ、ある程度の食料や衣類などは外部から輸入されている。
学園側も外部との交流は認めており、外部のものも学園内に入り、商業施設の利用などが可能である。
数年前は外部との接触を極力拒み、学生が外に出る事や、部外者が学園内に入ることを禁じていたが、ある時期より突如学園の閉鎖性は消え、今のように解放された。
学園祭等においてはさらに積極的に外部との交流が奨励される。
しかし、授業などを放棄し、外にばかり出ていた場合は単位を落とす可能性も存在する。

冒険者と学生を兼ねるものは、申請することにより冒険も単位として認められる。

様々な学科が存在し、己の目的に合った学科に所属することとなる。

「学生」 Edit

文字通り、学園都市で学生生活を行う者たちのことを言う。
もちろん自ら望んで入学することも可能だが、学園都市から招待状が送られてくることもあるという。
年齢種族などは全く問われることはなく、学生である以上は同じ存在として扱われる。
裏ルートで学生証などを入手し、違法に学生となる者も存在するが、今のところ、学園を挙げての大規模な検挙などは行われていない。

学生と冒険者は兼ねることが可能で、冒険者養成のための授業なども開講されている。冒険も一年間行えば単位として認定される。

原則として学園内に住居することとなる。一般的な学生には大量に存在する学生用集合住宅があてがわれるが、学園内通貨を使用することにより、一戸建ての住居などに住むことも可能である。

「制服」 Edit

制服は学園に通う際は基本的に着用が義務付けられている。休日など学園に通わない場合は私服を着ることが許されている。部活などの特別な理由があれば制服以外でも可とされる。
基本的に制服着用であるが、その制服自体は改造を許されており、ほとんど原型をとどめていないものなども存在する。
統治会や委員会の幹部などになると制服着用の義務はなくなるという。

「授業」 Edit

教師により行われる授業である。授業内容は義務教育のそれではなく、大学の講義に近い。
授業内容は豊富であり、冒険に纏わるものから学問的なもの、実技、実習など幅広い。基本的に選択制である。
授業内容に関しては教師に任され、半ば趣味のようなものであっても容認されている。
冒険は特別授業の一環として認められており、一年間冒険を続ければそれは単位として認定される。

「単位」 Edit

学園は単位制である。学年ごとに必要な単位数が決められており、それらを取得することにより次学年へと進むことができる。
中間・期末試験などのテストの結果ももちろんであるが、何より授業に出席することが単位取得において重要である。
学年で規定された単位を取得できなかった場合は補習や再試験にて再取得が可能。それでもなお必要単位数に達しなかった場合は留年となる。
余剰単位は学園内のみで使われる特殊な通貨と交換が可能である。また、公には認められていないものの、学生間での単位の売買も行われている。

「校則」 Edit

学園都市全体に適用される、現実社会における法律と同じもの。
基本的な内容は一般的な法律と何ら変わらない。
しかしあくまで「校則」であるため、違反した学生は単位減算、独房教室での謹慎などの罰則が科せられる。
ただし、その罰則のなかに「退学」は存在しない。

「学園内通貨」 Edit

経済活動も学生間で行われる学園都市では、独自に発行された通貨が用いられる。
単位自体は外の世界と同じであるが、原則としてこの通貨をそのまま外部に持ち出して使うことはできない。換金の必要あり。
しかし、違反学生の間では外部の通貨を入手し、学園内通貨との交換や使用が行われているという。

「教師」 Edit

その名の通り、生徒たちを指導し、授業を行い、彼らの養成を司るものである。
教師として生徒を指導できる能力があれば年齢性別種族などは問われない。
教師は自由に講座を開講することができ、必修授業なども学園の指令で行う事にはなるが、基本的には授業内容は教師に一任されている。
教師もまた原則として学園内に住居するものとされている。

「退学」 Edit

学園側から罰則等により学生に退学を命じることはない。強制的な退学は学園都市には存在しない。自主退学は認められている。
例外としては、不幸にして冒険や事故により死亡した場合は退学扱いとなる。

「異能(アート)」 Edit

学園に通う特定の学生に突如発現する特殊な能力。発現する条件などは不明。男女種族問わずその力は発現する。
特定の条件により発動する、この世の物理法則などを超えた超常の力。
その力は様々であり、超加速や無から炎を呼び出したり、超常の存在を呼び出したり、怪力を発現したりなどの戦闘に関するものから、動植物の声を聞いたり姿を変幻自在に変えたりなどの様々なものを操作する力であったりと、幅広い。
魔術とも違うもので、超能力という表現が近い。
異能に関しては学生の誰もが持つわけではなく、持たないものも存在する。
この異能というものが、学園都市の建学の理由の一つであると噂されるが詳細は不明。
学園に出現した奇蹟の一つとも言われる。学園七不思議のひとつ。
学園に来てから発現した特殊能力のことを「異能」と呼ぶ。生来のものや、学園に入る前に発言した特殊能力は異能(アート)とは呼称されない。

「異能使い/異能学生」 Edit

その名の通り、異能を使う学生のことを言う。
異能に関しては学園からの公式のアナウンス等は存在しないが、犯罪行為に使用しなければ、特に制限などはない。
異能が発現する条件は不明であり、たとえ不良学生、違反学生であっても異能が発現することがあるため、異能を使い問題を起こしたり犯罪を犯したりする者も少なからず存在する。
学園に来る前や生来より何からの特殊能力を取得している者に関しては異能学生と呼称されない。学園に来た後に力が発現したもののことをいう。

「怪学生」 Edit

別名怪人学生とも。異能犯罪を行うある種の異能学生。
通常の異能犯罪のレベルを超えた破壊行為や略奪、学生への暴行などの著しい犯罪行為を行う者たち。
強力な異能を備えたものが多く、その力により、大規模な犯罪を行い、時折学園内を混乱に陥れようとする、まさに悪の怪人じみた学生たちである。
「落第街」に存在するマフィアやヤクザ者たちを従えていることも多い。
風紀警察が最も頭を抱える存在の一つである。
独特の衣装に身を包んでいたり、己を怪盗と名乗ったり、秘密結社めいたものなどを結成している者が多いことから、「怪学生」という名前が付けられた。

「自警学生」 Edit

怪学生の登場と共に現れたある種の異能学生。こちらはいうなれば「正義の味方」的側面を持っている。
風紀警察では太刀打ちできないような怪学生と敵対し、戦い、彼らを倒すものたち。
怪学生と同様、独特の衣装に身を包んでいる者が多いが、真逆の存在と言える。
しかしこれらの戦いは私闘と見なされるので、風紀警察にとっては自警学生も取締りの対象である。

「大鐘楼」 Edit

学園都市の中心に屹立している時計塔。
その大鐘は入学式などの式典、学園祭などの祭典の際に鳴らされる。普段の授業のチャイムなどは学園区の鐘で行われる。
特別な時にしか鳴らされないため、その鐘の音に願えば、願いが叶うなどの噂も存在する。
管理は統治会が行っている。


学園都市の各組織 Edit

「統治会(生徒会)」 Edit

学園都市全体を統治する学生組織。その立場は教師よりも上である。
現実社会における行政・立法・司法機関に相当する。学園都市すべてを支配し運営している。
以前は絶大な権力により学園都市を統括していたが、学園都市が外部にも開放されると、以前のような強権姿勢は消え、学園都市の運営は学生の自治に任せている。
現在は有事の際などでなければ表だっての活動などは行われない。
統治会メンバーは表だって出てくることがほとんどなくなったので、顔なども知らない学生も存在する。
統治会メンバーは前統治会により新統治会メンバーが決められる。
表に出てこなくなったとはいえ、未だに学園都市の権力の頂点に位置する組織である。

「委員会」 Edit

学園都市では都市運営が学生によって行われている。国家における各省庁の役割に相当する。
委員会は学園都市の運営のために日夜委員会活動に励んでいる。円滑な都市運営を実現するため、委員会幹部以上になれば、単位の優遇などの処置がなされる。
委員会は関係する部活動の統括なども行う。通常の学校においての委員会とは大きく違う。
「生活委員会」は学園における生活全般に関することを司り、「保健委員会」は医療に携わる委員会であり、病院の運営も行う。「鉄道委員会」は学園内を走る路面電車を運行させ、「公安委員会」は実社会の裁判所にあたる。
「図書委員会」は書籍や図書館の管理、文化保護などを行う……など、行政を担う。他にも学園を運営するための多くの委員会が設立されている。

「部活動」 Edit

学園都市では都市運営が学生によって行われている。商業活動も学生の手によって行われる。
部活の一つ一つも、大小さまざまな企業や商店として活動している。飲食店や衣類販売、娯楽施設などは部活動として数えられる。食糧の生産なども部活で行われている。
基本的に校則に違反するような犯罪的なものでなければ申請を出せば部活動の新設はたやすい。
商業活動を行うのみが部活動ではなく、畜産部や農業部、探偵部や新聞部、さらに魔術研究部や科学研究部などの研究系の部活動も多く存在している。大学のサークル的な意味合いも持つ。化学系部活、研究系部活、芸術系、土建系、報道系…と枚挙に暇がない。
人数が膨大になる大部活は委員会や統治会から特別の保護を受ける。巨大になれば学園都市に与える影響も大きいためである。
学園の運営を円滑にするため、部活動を行う生徒には単位の優遇がなされる。そのため、毎日は授業に出る必要のないものも生まれ、その者は業務に専念できるという仕組みになっている。

「大手部活(ビッグテン)」 Edit

学園都市において多大な影響力を持つ巨大部活の事を指す。意味合いとしては「大企業」である。
テン(10)というのは、この言葉が作られた時に巨大部活が10あったことにちなむが、現在はそれ以上の巨大部活が出来ている。
学園の運営に深く貢献・影響しているため、学園からは特別の保護を受けている。

「化学系部活」 Edit

化学の研究や実践などを行う部活群。
製薬から合成食品、合成嗜好品(アルコールや煙草など)を生産し、大きな利益を上げている部活も存在する。第一総合化学部はビッグテンの一つに数えられる。
怪しげな薬品などを調合する違反部活も中には存在しているという。
学園都市に大きな影響を持つ部活群の一つでもある。

「研究系部活」 Edit

文字通りの研究系の部活群である。理工系の部活で、様々な機械を開発したり、学園都市を豊かにする発明を行うビッグテンの一つ、第一科学技術部のようなものから、
錬金術研究部、疑似科学研究部などの怪しげなものも存在している。
化学系部活はそれだけで一つの勢力を成しているため、研究系部活には含まれない。

「芸術系部活」 Edit

音楽や絵画、演劇などの芸術活動を行う部活群。
学園都市では音楽祭などは頻繁に行われるため、比較的目立つ部活群である。
音楽系の部活はそのような祭りではまさに花形となる。
また、演劇系の部活も精力的に活動を行っており、学生街などに劇場を構えミュージカルや演劇を上演している。
絵画系部活も精力的に展覧会を行っている。

「土建系部活」 Edit

学園都市内のあらゆる建築物を建造する部活群。○○組とまるで大工のような名前の部活も存在している。
彼らの存在なくしては学園都市は成り立たない。日夜建築に明け暮れる部活群である。
研究系の部活と協力して最新の設備を学園に提供するのも土建系部活の仕事である。

「報道系部活」 Edit

学園都市において、報道や情報を扱う部活群。新聞の発行や雑誌、書籍の印刷、販売などを行う。
ペンの力を信じる者たちが集う部活である。その一つ一つが出版社とも言っていいだろう。お堅い学術的なものから、タブロイド紙まで幅広い。
第一報道部は学園の公式報道社的側面があり、各委員会での決定事項や、学園内の公式なニュースが掲載されている。
学内新聞はかなりの種類が発行されており、多種多様である。委員会内部の汚職を糾弾するものから、怪しげな情報を載せた違反新聞など、常に紙面は賑わっている。

「その他さまざまな部活」 Edit

部活の種類は上記のものだけではない。というより、ビッグテンよりもはるかに多く、また学生たちへの影響力が強いのはこれら小部活であるともいえる。
学園都市においては部活を作る際に顧問は必要ないが、教師との趣味の合致故に顧問を設ける部活も存在している。
各種運動部、個人商店規模の料理研究部、酒場部、各種食材販売部、囲碁研究部、新しい服を発明しては販売するファッション研究部などなど……枚挙にいとまない。学園都市の運営の要ともいえる存在である。
生徒たちの安らぎ、楽しみの場所ともいえる。
その数は増え続けており、毎月何かしらの部活が生まれていると言われるほど。

「風紀警察」 Edit

現実社会における警察に相当する団体。委員会ではなく部活動の一種であるが、通常の部活動とは違い、特別な扱いを受けている。学園都市内の風紀を護るための組織。
その名の通り警察権を行使でき、違反部活、違反学生の拘束・逮捕を行うことができる。逮捕した学生の再教育なども執り行う。校則に則り行動する。
統治会や委員会から独立した存在ではあるが、委員会や統治会からの特別な指令がある場合はそれに従うこととなる。
最近は異能による犯罪も多いため風紀警察は手を焼いている。

「違反部活」 Edit

その名の通り、校則に違反しながらも設立された部活である。当然統治会の認可は受けていない。
学内禁制の物品の売買や裏口入学の手引、風俗業、カジノなど、校則違反の無認可の部活である。その多くは「落第街」と呼ばれる、落第生や違反学生などで構成される一種のスラム街に存在している。
風紀警察による取り締まりも行われるが、その数は多く次から次へと生まれるため、取り締まりきれていないのが現状である。違反部活同士での抗争なども勃発することもあり、危険な状態ともいえる。

「違反学生」 Edit

その名の通り、校則に違反した学生である。自発的に校則違反行為を重ねる者たちである。
基本的に「落第街」にその多くが集まっている。現実社会における「犯罪者」に相当する。
また、現実社会における「ギャング」や「ヤクザ」などのアウトローを示す言葉としても使われる。
一般学生のほか、異能を持つ学生による異能を犯罪行為に使うという違反行為を行うものも多く、その強力な力のために風紀警察は頭を悩ませている。


学園都市の噂 Edit

「二級学生」 Edit

公式には存在していないとされ、認められてもいない存在。下級学生とも呼ばれる。
学園への入学の代わりに、学園内の生徒により買われ、奴隷的扱いを受ける生徒のことを言う。それゆえ、そのほとんどは裏口入学となる。
統治会はその存在を否定しているが、二級学生を黙認しており、二級学生は基本的に自由はなく、購入者の命によって動くこととなる。
昼間は学園で学生としてすごし、夜は「落第街」にて違反部活の労働力として用いられている。学園の最下層に位置する存在で、まさに奴隷的処遇を受ける学生たちである。

「七不思議」 Edit

現実社会の学校にも遍く存在する七不思議と同様のものである。
よくある怪談話から一人の生徒に関する話、学園の創設者や異能についてなど、その数は七つにとどまらず、際限なく増えている。
その七不思議を解明しようとする部活や、七不思議を増やそうとする部活なども存在している。

「理事長」 Edit

統治会よりもさらに上位に位置する学園都市のマスターとされるが、本当に実在しているのかは不明。
現在の学園都市では統治会が最も上位に位置するため、理事長や理事会は存在しないとされている。
あくまで学生間の噂の中に登場する人物である。


学園都市の各地区 Edit

「学園区」島中央部? Edit

島の中央部に位置する学園エリア。白く巨大な校舎群が立ち並んでいる。
常に学生たちで賑わう区である。通常授業はここで行われる。学生のための巨大図書館、カフェテリアなども併設されている。
運動場などの各種施設もこの区域に存在する。
学園都市七不思議の舞台にもよくなる。

「研究区」島中央部? Edit

学園区の隣に存在している研究科の学生のための区域。
多くの研究室が並び、その多くは高層建築である。各種研究に没頭する研究学生のための校舎が屹立している。
研究施設が完備されており、研究にはうってつけの場所である。
学園区と比べると静謐な空間である、

「学生街」島南部? Edit

学生の住宅が立ち並ぶ区域。一般的な学生はこの区域に住んでいる。
朝や夕方には登下校を行う学生達の姿が見られる。
また、学生の生活のための飲食店や、食材販売を行う部活の多くも学生街に存在する。
学園までは華やかな桜並木で彩られている。夜には酒場などの営業も行われる。

「落第街」島東部? Edit

その名の通り、落第生、不良学生、違反学生、違反部活などが集まるある種のスラム街ともいえる場所。
夜から早朝にかけて騒がしくなる違反学生たちの巣窟。そこで行われる部活のほとんどは校則違反のものである。
怪しげな店や、労働基準をはるかに超過して二級学生を働かせる飲食店、薬物の売買、単位の売買、風俗店……それらの違反部活が集まっている。
一般学生であっても、ここに裏社会の情報を求めてやってくるものなどもいる。
ギャングめいた違反学生集団の根城にもなっており、時折抗争なども見られる。
華やかなネオンの裏にはこのような影が数多存在している。
当然この落第街自体が違反であり、時折風紀警察の手入れも行われるが、その数があまりに多いため対応しきれていないのが実情である。
二級学生の多くはここで奴隷のように働かされている。

「統治会区」島西部? Edit

統治会が執務を行う「統治塔」がある区域。豪奢で巨大な白亜の館こそが統治会の城である。
「統治塔」は基本的に一般生徒は立ち入り禁止で、統治会に召喚されたときなどを除いて、中に入ることはできない。
統治会区には「学生貴族」と呼ばれるような裕福な学生がもつ屋敷などが立ち並んでおり、上流階級の様相である。
そのため、二級学生などからの憎しみを向けられることもある。

「行政区」島西部? Edit

現実社会における官庁街的区域。各種委員会の庁舎が立ち並ぶ。
「風紀警察」本部もこの区に存在する。朝になると、庁舎へと出勤する委員たちの姿が見られる。
学園転覆を狙う違反学生などが乗りこみ騒動になることもある場所。
ビジネス街じみた区域で、娯楽施設などは存在しない。統治会区と隣接している。

「英雄通り」島南西部? Edit

島南西部に位置する海に面した通り。各種カフェや飲食店、洒落たブティック系の部活が多く存在している。
学生の中でも人気の散歩・デートスポットである。海が近いので潮の香り漂う観光スポットとされ、放課後には多くの学生の姿が見られる。
通りの正面にある浜辺は夏になると海水浴場として開放され、海水浴に興じる学生たちの姿がよく見られるようになる。

「倉庫街」島東北部 Edit

島の内外から送られる食糧・資材などが集められる倉庫の立ち並ぶ通り。
物流系の部活の学生が倉庫街の運営を行っている。
学園都市の生命線ともいえる場所なので、学園転覆を狙うテロルの対象とされることも多いので、風紀警察の警備部の学生も多く配備されている。

「農林水産・畜産区」島東南部? Edit

広大な農場・牧場が広がる区域。農業系・畜産系の部活の拠点でもある。
学園都市は学園内での自給自足を目指しているため、ここで作られた生産物は学園都市内の肉屋部や八百屋部、飲食店などに卸され、流通している。
ここもまた、学園都市の生命線の一つともいえる。
最新の設備により、世界中の多種多様な野菜や果物、畜産物が生産されている。

「工業区」島西南部? Edit

巨大な工場が多く立ち並ぶ区域。工業系の部活の拠点でもある。
学園都市内で使われるあらゆる工業品(衣類含む)を生産している。
自動車から家具、そして武器などの生産も行われている。武器に関しては違法部活が生産しているという。

「集合住宅区」島西南部? Edit

集合住宅、アパートメント、共同住宅がひしめき合っている区域。
貧乏学生や二級学生などが、学生街に住居を手に入れられなかった場合などに入る住宅街である。
二級学生などは夜通し働かせられるため、疲れた顔で登校する学生たちの姿が見られる。
しかしながら、狭い所に住居が密集しているため、学生同士の団結意識は高く、学生らの親密度も高いと言われる。
男子寮・女子寮などもここに存在している。

「黄金橋」島南部? Edit

冒険者の街との間に掛けられた巨大吊り橋。陽の光に照らされると黄金色に輝くことから「黄金橋」の名前が付けられた。
島と冒険者の街を結ぶ唯一の陸路である。学園都市開放以前は巨大な関門があり、島を出入りしようとする者を阻むため、厳重な警備が敷かれていた。現在では軽い検査があるのみで、学生証を見せれば自由に島の出入りができる。
冒険へと向かう学生の姿も良く見られる。
学園祭の時などは完全に開放され、外部の人間が学園祭を見にやってくることも多い。

「港区」島南部? Edit

その名の通り港である。冒険者の街などに行くための船舶が多く停泊している。
英雄通りと近く、洒落た店が立ち並んでいる。
船舶運営部やヨット部などの拠点でもあり、夏には自前のヨットなどでクルージングを楽しむ学生の姿も見られる。
学園都市と冒険者の街を繋ぐ便が毎日運航されている。


Last-modified: 2013-04-19 Fri 05:09:21 JST (4018d)