“人を憎んではいけないよ。その憎しみはすべてを焼き尽くしてしまうのだから”
“人を愛してはいけないよ。君の血は君の代で終わらせなければならないのだから”



三行 Edit

感情が昂ぶると近くのものが燃えたりする体質で、王族の血を引く隠れ里のおてんば姫が
百年に一度の行事のために里を出て王都へ向かう!!
道中で里に帰るための魔法の指輪をなくして大ピンチなう!!
腹違いの妹の支持者の陰謀で命を狙われたりもしてる!!

森の娘 Edit

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ギィギ・ダーナ・ライセル
愛称はギィ

「扉がきしむ音みたいな名前であまり好きではないのだ」と本人談。

外見 Edit

月のような金の瞳、透き通るような白い肌と白い髪。
凝った刺繍の入った白い民族衣装。
里の老女達がさまざまな守りのまじないをかけた、たくさんの装飾品。
里を治める長老が代々身につける銀狼の毛皮を纏う。(腹帯の毛皮)
森を出て長時間陽の光を浴びると具合が悪くなるためいつも布を頭からヴェールのようにかぶっている。

17才女子。しかし背が低い(150ほど)なので幼く見られがち。

性格 Edit

偉そうにしなくてはいけない立場だけれど根っからの小市民ゆえにすぐへたれる。
自分の名前があまり好きではない。
ギィギとは王家を象徴する赤い花の名前と同じで、その花はとても好き。しかし響きがよろしくない。
腹違いの妹がいて、シスコン疑惑があるほどに妹大好き娘。

能力 Edit

万象使い。魔法使いとだいたい同じ、里ではそう言う。
魔法の呪文を唱えて何か起こすこともできるけれど、
感情や動作で勝手に出ることが多く、特別な護符など身につけていないと日常生活に支障がでる。

手を振り払えば突風が起こり、地面を叩けばクレーターができる。
怒ると近くのものにが発火したり、何もない場所に炎がはじけたりする。
涙を流せば雨が降り、そばの泉があふれたり、枯れたり。

かつて国を滅ぼした姉姫もそのような力を持っていた。その末裔であるギィは同じ力を持っている。
おなじ末裔である里の人間の中でも恐れられるほどに強い。

魔法は手折ったばかりの木の枝を杖にして使う。小さいもので可。
枯れ木でも使える。弱くなるけど。
木や花などの命を消費して魔法のコントロールをするような感じ。
人間を使ってもできる。ちょっと寿命が縮む。

ギィの生まれた国、「常若の国」ナグ王国についてとか Edit

一年中春のような気候の続く国、「ナグ王国」
国土の7割を占め、未だに原始の形そのままの姿を残していると言われる「ライセルの森」

その奥深くに聳える巨木「古代樹」の麓にある「森人の隠れ里」がギィの住む場所。
国王と同じ血を受け継ぐ、里と森を治める立場にある長老の家のお姫様で、将来は長老になることが決まっている。それがギィの立場。
現長老の年老いた父、父を愛していない美しく華やかな母、足が悪く上手く歩けない腹違いの妹。世話係の嘘が上手いエルフのじいや。ギィの家族はこの4人。



神話の時代、森と人の住まう土地の大きさは逆だったのだという。
繁栄を極めたこの国の王座を巡り、魔法使いの姉妹が血で血を洗う争いをした。

姉は妹を憎むあまりに魔力が暴走し、炎で国を焼き尽くしてしまった。
炎は大地に宿る精霊までも滅ぼし、豊かだった土地は人が踏み入れば数時間と持たずに死ぬ呪いの地となった。

妹は姉の憎しみを知り、同じものが自分にも宿っていたことに気づき、悲しみ、後悔し、
呪われた大地を浄化するために聖なる木々で被い尽くした。自分の長い寿命と引き換えに。

その木々は大地から毒を吸い取り、色を失い、枯れてゆく。

罪人として幽閉されていた姉は妹の死で己の罪を知り、
自分の命の半分を妹に与えて、色を失い白くなった森に消えていった。
妹の命でできた森を守り続けるために。

そして

妹は生き残った人々と汚染を免れた土地へ移り、そこへ王国を築いた。
姉は彼女を慕いついてきた人々と森に小さな里を作った。


姉妹は和解したものの、王国と里の人間の間には大きな溝があるのは何百年とたった今でもかわらない。


森の木々は大地の毒を浄化し、色を失い、朽ち果てると宝石をひとつ残した。
宝石は人を魔の呪いから守る効果があり、大きなものは魔法を無効化する力もあった。
虹色に輝く「精霊の欠片」と呼ばれるその宝石は、今では国の大きな財源となっている。

「精霊の欠片」は森に住む人々だけがそれを見つけることができるので、「罪人の宝石」とも呼ばれたり。


おまけ Edit

  • 姉の名はダーナ・ライセル
  • 妹の名はトゥア・ナグ
  • ケルト神話の名称のあれこれをちょっと変えてつかってまう

キャラシート Edit

◆基礎情報
登録氏名:ギィギ・ダーナ・ライセル
年齢:17歳
性別:女
根源属性:『災厄』
クラス:万象使い
魔術触媒:『生命』
所属:ナグ王国『森人の隠れ里』
◆ステータス
筋力:5
生命:5
敏捷:8
感覚:30
魔導:45
精神:15
知恵:30
魅力:30
 
◆パラメータ
HP:20
MP:120
行動値:35
人脈:58
幸運:5d10+3~(今回33+3=36)  
◆特性
『魔力暴走』:魔力が感情に励起され、制御できず暴走してしまう体質を持つ。ただし、護符で抑えられている。
『加護』:不運を防ぎ、幸運を導くおまじないによって守られている。効果は微々たるものだが、馬鹿にはできない。幸運値+3
『シスターコンプレックス』:妹かわいい。
『お転婆』:じっとしていられない、活動的な性格。
『光線過敏』:色素が薄いため日光に弱い。
『王族:ナグ王国』:場合によっては丁重に扱うことを推奨される。

◆技能
以下、全て習熟度計算済み

《筋力技能》5
 『掴む』:「Lv1 習熟度35% クリティカル値7」:ぎゅっと物を握る。それだけ。多少大振りの枝でも手折ることができる。

《生命技能》5
 『休息』:「Lv3 習熟度95% クリティカル値19」:肉体と精神を落ち着かせ、効率的な休息をとることができる。

《敏捷技能》8
 『森歩き』:「Lv3 習熟度98% クリティカル値19」:起伏のある森道を歩く技術。転ばないし、疲れない。

《感覚技能》30
 『生命感知』:「Lv4 習熟度150% クリティカル値30」:生命力を感知する能力。物の生命の形や強さを感知できる。
 『植物感応』:「Lv3 習熟度120% クリティカル値24」:植物と対話する能力。植物には知能がないので人間同士のような対話は難しい。
 『魔性感知』:「Lv2 習熟度90% クリティカル値18」:魔に属するものを察知する能力。魔術の残滓なども感知できる。
 『動物感応』:「Lv1 習熟度60% クリティカル値14」:動物と対話する能力。動物には人間ほどの知能はないので人間同士のような対話は難しい。

《魔導技能》45
 『魔導出力:万象使い』:「Lv4 習熟度165% クリティカル値33」:魔術の純粋な出力。それを出すための技術
 『魔導制御:万象使い』:「Lv3 習熟度135% クリティカル値27」:魔術の制御に関するノウハウ。効率的な魔術運用に関する技術
 『魔導抵抗』:「Lv3 習熟度135% クリティカル値27」:魔術に対する抵抗力と対策。他者からかけられた魔術に抵抗する技術
 『魔導感知』:「Lv2 習熟度105% クリティカル値21」:魔術に対する洞察力。魔術の残滓や痕跡を発見する技術

《精神技能》15
 『意志』:「Lv3 習熟度110% クリティカル値22」:いかなる状況でも自分の意志を保つための技術と知識。覚悟
 『激情』:「Lv3 習熟度105% クリティカル値21」:激しい感情の発露。感情を効果的に表へ出すことができる。

《知恵技能》30
 『植物知識』:「Lv3 習熟度120% クリティカル値24」:植物についての知識。種類を判別したり、利用法を知っていたりする。
 『歴史知識』:「Lv3 習熟度120% クリティカル値24」:歴史についての知識。遺跡がどの時代のものか判別したり、類推したりすることができる。
 『民間療法』:「Lv2 習熟度90% クリティカル値18:ハーブ等植物を用いた民間療法。疲労を回復させたり、精神を安定させたり、軽度の病症や怪我を癒やすことができる。

《魅力技能》30
 『交渉』:「Lv2 習熟度90% クリティカル値18」:対面での交渉事に関する技術。
 『信用』:「Lv3 習熟度120% クリティカル値24」:人に信用されるための技術。初対面の相手ともだいたい友好関係を築ける
 『礼儀』:「Lv3 習熟度120% クリティカル値24」:礼儀作法、落ち着いた立ちふるまい。良い印象を与える。
 『カリスマ』:「Lv1 習熟度60% クリティカル値12」:人を惹きつけ従える力。他人を支配し命令する、または自らの意志で味方につかせる。王族の資質。

◆装備
『銀狼の毛皮』:判定修正値3 ダメージ係数1 ブロック係数2
 里を治める長老が代々身に付ける銀狼の毛皮。
 防具として作られたものではないが、時に大きな精神的支えとなる。

【喪失中】『精霊の欠片のアミュレット』:判定修正値4 ダメージ係数1 ブロック係数5
 “罪人の宝石”とも呼ばれるアンチマジック、アンチカース効果のある宝石の嵌めこまれたお守り。宝石の外観は琥珀に似る。
 熟練の技術により丁寧に彫り込まれた車輪状の紋様が宝石の効果を増幅させている。
 8つ組の装飾品として制作されており、
 里の老女達によるとそれぞれが春分、五月祭、夏至、穀物祭、秋分、死者祭、冬至、聖燭祭の一年の8つの分岐点を意味しているとのこと。

『古代樹の枯れ枝』:判定修正値4 ダメージ係数5 ブロック係数3
 朽ちてなお悠久の生命を宿す巨木の枝。優秀な魔術触媒。2本ほど所持している。使い捨て。
 ナグ王国では古代樹、またはそれに連なる“首長の木”の種は違法に切り倒すと厳罰、悪ければ死刑にも処される場合がある。
 古代樹の枝もまた同様で、採取には長老の許可が要るため貴重品である。

『生命の宿ったもの』:判定修正値1〜4 ダメージ係数1〜4 ブロック係数1〜3
 樹の枝、手折った花、雑草、その他諸々。生命そのもの、または生命の一部など。
 万象使いの魔術触媒として利用される。物によって修正値やダメージ係数は変わるだろう。
 基本的には手頃な樹の枝で、その場合はすべての数値が3。

◆携帯品
『ライセルの森のミックスナッツ』:栄養価の高い乾燥木の実バラエティパック。おやつにもなるし、イザという時は万象使いの触媒にも。
『ヴェール』:太陽光をある程度遮断するヴェール。頭装備。
『ナグ王国民族衣装』:里の老女達謹製の刺繍入り衣服。古代では祭事で祈りを捧げる輪舞のための衣装であったため動き易く作られている。
『野草のポプリ』:良い香りがする匂い袋。精神を落ち着かせ、休息の効果を高める。お風呂に浮かべて野草浴にも利用可能。
『護符』:万象使いの暴走を抑える特殊な護符。木製の十字架状で蔦の絡んだような模様が彫られており、暴走する魔力を多方向へ発散させ無効化する。
『精霊の欠片(小)』:小さな宝石。加工されていないため対魔法効果は少ない。このサイズであっても市場ではそれなりの値で取引される。

成長履歴 Edit

  • 2015/05/17
    • アイテム:『精霊の欠片のアミュレット』喪失。
    • ステータス:精神5上昇。(15→20)
    • 技能:『意志』Lv上昇。(2→3)
  • 2015/05/31
    • ステータス:知恵5上昇(25→30)
    • 技能:『カリスマ』Lv1獲得。

Last-modified: 2015-09-05 Sat 21:14:35 JST (3154d)