駄フラを作ろう † このページは「Webおしゃれさん」便乗記事です こやすの作った駄フラがもっと見たい なるべく短くと思いながら書いているけれどもそれでも長いので 目次 †Flash作成ソフト「Suzuka」の用意 † ソフトがないと話になりませんのでダウンロードしましょう ソフトのダウンロード † まずは作成ソフトの用意をしましょう
びすたけさんならリッチエディット版で動くという報告があるようです その際「名前をつけて保存」ができないらしいので ダウンロード・圧縮ファイルの解凍などについては説明しませんが大丈夫よね Suzuka0.8.1.0 と RegisterSonEditX それからヘルプファイルをDLすれば大体OKな筈 「Suzuka」の起動と各部の説明 †ショートカットをダブルクリックなりすればソフトが起動し次のような画面が現れます 以下大まかに解説しますが読むのが面倒臭い場合は各部名称だけ覚えて
場合によっては上記以外に「スクリプトエディタ」という枠が編集キャンバスの下に表示されているかもしれません とりあえず作って感覚をつかもう † 練習に簡単なものを作りながら基本的な操作を覚えてしまいましょう 準備 † 進めていく準備をしましょう 素材の用意 † 講座用に素材を用意しましたので下記からダウンロードしてください
適当な場所に「Flash作成」フォルダを作り、その中へ素材フォルダごと入れておきます ファイルの新規作成 †立ち上げたばかりの状態なら何も入っていないはずですが一応新規ファイルを作成します メニューバー「ファイル」>「新規作成」(ショートカットは[Ctrl]キー+[N]キー) 初期設定 † 初期設定を行います 今回は幅300ピクセル・高さ200ピクセル・FPS12・SWFバージョン8に設定します
メニューバー「ファイル」>「プロジェクトのプロパティ」 「プロジェクトのプロパティ」ダイアログが表示されます 幅を300 高さを200 FPSを12 SWFのバージョンをSWF8 と指定して[OK]をクリック 素材の登録 † 使用する素材をSuzukaに登録します ドラッグ&ドロップの場合シンボルリスト上部の[<<]をクリックして切り離しておくと作業がしやすいかもしれません シンボルリストに素材をドラッグ&ドロップ もしくは [Ctrl]キー+[F]キーを押して登録したいファイルを選択 一つずつ行わなくても丸ごと放り込めます フォルダごと放り込む事も可能です 素材の登録が出来ていれば次のように素材名がリスト表示されているはずです ファイルの保存 † 素材の登録が済んだらここで一度ファイルの保存を行いましょう メニューバー「ファイル」>「名前をつけて保存」 もしくは メニューバー「ファイル」>「プロジェクトを保存」(ショートカットは[Ctrl]キー+[S]キー) 「test-01」と名前をつけて「Flash作成」フォルダへ保存してください(test-01.csfというファイルが作成されます) ファイルの読み込みをしたい場合は「プロジェクトを開く」([Ctrl]キー+[O]キー)です 基本は2コマ † 一通り準備が出来たら早速つくってみましょう 新しいスプライトを作る † スプライトって何よって話になると思いますが詳しい事を語りだすと長いので割愛します 単純な2コマアニメ程度であればメインタイムラインに画像を直接置いても問題はないのですが シンボルリスト上で右クリック>アイテムを追加>スプライト追加(ショートカットは[Ctrl]キー+[R]キー) 「スプライトのプロパティ」ダイアログが表示されます スプライト名を「パターン1」に変更してサイズが幅300高さ200になっている事を確認します [OK]をクリックして閉じます ここでシンボルリストを見てください スプライトの内容を編集する † パターン1という名前の役者が出来たと思います シンボルリスト内の「パターン1」をクリックして選択します 確認枠の[編集]をクリックします 上記の作業を行うと地味に画面が切り替わります 編集対象が「パターン1」に切り替わっている事を確認したら次は素材の配置です シンボルリストの「画像:A-1」「画像:A-2」をレイヤーリストへドラッグ&ドロップします (リスト上のアイテムを複数選択したい場合は[Shift]キーを押しながらアイテム名をクリックして下さい) レイヤーリスト上に次のように表示され、タイムライン上に赤と青の四角ができていると思います キーフレームを増やしたい場合は任意のタイムライン上で[Ctrl]キーを押しながらクリックしてください 画像の位置を調整します(仕上りサイズと素材サイズが同じであれば不要な作業ですが解説の為に違うサイズにしてあります) レイヤーリスト内の「画像:A-1」をクリックして選択します キーフレーム編集枠が「画像:A-1」の情報に切り替わった事を確認してください 開始フレームを1 フレームカウントを4 位置・変形タブのX:を50にそれぞれ書き換えます 同じようにレイヤーリスト内の「画像:A-2」をクリックして選択します 開始フレームを5 フレームカウントを4 位置・変形タブのX:を50にそれぞれ書き換えます 上記の作業を行うとタイムラインが次のように変化していると思います 因みにキーフレームをダブルクリックすればマウスで移動させたり伸び縮みさせることも可能です 見てみよう † 説明しながらなのでやや長く感じられたかもしれませんがそろそろ動くかどうか試してみましょう 保存が出来たら仮再生をしてみましょう 無事に繰り返しアニメーションが表示されたでしょうか? BGMをつける † 素材を組み合わせて新しく2コマアニメの素材を作りました レイヤーリストの上のピンク枠「パターン1(ID:7)」をダブルクリックして編集対象をメインに切り替えます 編集対象がメインに切り替わった事を確認してからアイテムを配置し、長さを調節します シンボルリストから「スプライト □ パターン1」「サウンド □ BGM:01」をレイヤーリストにドラッグ&ドロップしてタイムラインに配置します レイヤーリストの「パターン1」を選択し、キーフレーム編集枠のフレームカウントを10に書き換えます レイヤーリストの「BGM:01」を選択し、キーフレーム編集枠のループ回数を999に書き換えます 今プレビューするととてもうるさい事になるのでやっちゃ駄目よ どのアイテムでも構わないのでタイムライン編集枠の10フレーム目をクリックして濃灰色の表示に変えます レイヤーリスト上で右クリックして「アクションレイヤーを挿入」を選択します レイヤーリストにフレームアクションというレイヤーが挿入されます フレームアクションが選択されていない状態であればクリックして選択します キーフレーム編集枠の簡易モードという項目にチェックを入れます キーフレーム編集枠最下段のプルダウンメニューから停止を選びます とりあえずおまじないだと思ってやっておいてください SWFファイルを生成する † 作業が終わったらセーブを行ってからプレビューしてみましょう メニューバー>SWFファイル生成>[保存]をクリック 指定したフォルダにSWFファイルが生成されているはずです もう少し作りこんでみたい †
ですよねー クリックしたら反応してほしい † それでは前回作成した2コマアニメFlashに手を加えてクリックした時に別の動きをするように改造してみましょう 大まかな操作感覚は掴めたかと思いますので、ここから先は細かい指定は省いていきます ファイルの複製を作る †まずはファイルの複製から行います メニューバー>ファイル>プロジェクトを開く を選択して前回作成した「test-01.csf」を開きます 名前をつけて保存 を選択 test-02.csfとして保存します 新しいパターンを付け加える †クリックした時に再生されるパターンを付け加えます [Ctrl]キー+[R]キーを押して新に「パターン2」というスプライトを作成します 編集対象を「パターン2」に切り替え、「効果音:ミポッ」「画像:A-3」を配置します 「画像:A-3」のキーフレーム編集枠 Xを50 Yを-2 に書き換えます 同じ画像を位置を変えて表示するには新しいキーフレームを作成します レイヤーリスト「画像:A-3」に対応するタイムライン編集枠の2フレーム目を[Ctrl]キー+クリックして新しいキーフレームを作成します キーフレーム編集枠の[>>]をクリックすると一つ前のキーフレームの内容がコピー&ペーストされます Xが50 Yが-2 となっているので Yを0 に書き換えます フレームカウントを4 に書き換えます アニメがループすると音が鳴りっぱなしになるのでそれを防ぐ為に「停止」を指定します フレームアクションレイヤーを挿入し5フレーム目にキーフレームを作成します キーフレーム編集枠で簡易モードを指定し最下段で停止を選びます 同じようにして「パターン3」を作成します 「パターン3」というスプライトを作成します 編集対象を「パターン3」に切り替え、「画像:A-1」「効果音:シュ」を配置します 「画像:A-1」のキーフレーム編集枠 フレームカウントを5 Xを50 に書き換えます フレームアクションの5フレーム目で「停止」を指定します 不要なキーフレームがあった場合はクリックで指定したあと[Delete]キーで削除できます ボタンを作る †ボタンには以下の様な状態に画像やスプライトを割り当てる事が出来ます
今回のFlashは上記の割り当てを利用してそれぞれにアニメを割り当てて絵を切り替える手法という事です それではボタンアイテムを作成してみましょう [Ctrl]キー+[B]キーを押して「ボタンのプロパティ」ダイアログを表示します ボタン名を「アニメボタン」に書き換えます 通常時・押下時・マウスカーソル通過をそれぞれ「パターン1」「パターン2」「パターン3」と設定します 当たり判定の自動判定項目に忘れずにチェックを入れておきます メインに配置する †メイン編集に戻って今作成した「アニメボタン」と「パターン1」を置き換えましょう レイヤーリスト上の「パターン1」を選択して[Delete]キーで削除する(シンボルリストのパターン1が消されていないか確認しましょう) 「アニメボタン」を配置し開始フレームを1 フレームカウントを10 に書き換えます 完成 † 念のために保存を行い、プレビューを行ってください おしまいに † なるべく文章量を減らして駆け足で解説してみましたがそれでも読む気が起こらない文章量だと思います 何かあればコメントアウトにでもよろしくです † |