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ギザニア王国 Edit

概要 Edit

西方の島嶼国。発達した航海技術を有し、主として海神を信仰する海洋国家。
暖い海流の影響で、緯度のわりに比較的温暖である。
その国民は冒険心が旺盛で、時として無謀なほどの勇気(無鉄砲さ)を有する、といったイメージを持たれている。
国家元首は虹の鱗を持つ人魚の女王、優しきメイビス。
ミネラとは緊密な同盟関係にある。

簡単な歴史 Edit

(ギザニアではミネラと共通の王国歴が用いられている)
神々の時代の終わり
王国歴25年、第一次人魔大戦。
王国歴75年、第一次人魔大戦終結。

王国歴78年、ギザニアの地に後のギザニア王族となる一族、アグロゥ家のアニス侯が封じられる。

(王国歴100年、王都アルミネラに王立学院が建立)
ミネラと離れたギザニアの地では、独自の海洋文化が発展する。
現在のギザニアの国家観の基礎が形成されたのはこの頃。

王国歴155年、ミネラ=ゼイム戦争。
ギザニア侯はミネラ側に立って参戦し、ゼイムの港湾都市を封鎖するなど大きな戦功を挙げる。
その戦功が認められる形で、165年、ギザニアは(ミネラとの緩やかな封建関係は保ったまま)独立国家としての地位を得る。

王国歴274年、第二次人魔大戦。
ギザニアは人類側に立って参戦。ミネラ、ゼイムと連携し奮戦した。

第二次人魔大戦終結後、ギザニアは南方の未開域の探索を開始。
そこから得た利益は非常に大きなものがあったようだ。

現代は王国歴499年。ギザニアは独自の繁栄を謳歌していた。

政治 Edit

王政。
ミネラよりも法の支配がやや進展しており、君主も一定の限度で法に縛られる。

外交 Edit

ミネラとは緊密な同盟関係にある。
海上交易が盛んで、その関係でミオとはやや競合があり、僅かに緊張がある。
ゼイムとの関係はあまり友好的ではないが、国交は保たれ、貿易関係がある。

軍事 Edit

常備軍として、ギザニア王国軍を有する。
特色として、海棲の種族が中心となった海軍を保有しており、海上戦力は随一。
海上においてギザニアに敵う国はいない、と評価されている。

地理 Edit

ミネラから見て北西海上に、大ギザニア島、および小ギザニア諸島を領有する。
森林密度の高い山地の占める面積が大きく、可住面積はそう広くない。

経済 Edit

鉱業 Edit

中規模の鉄鉱脈が発見されている。

農業 Edit

主食としては芋が軸。そのほかに大麦など。
耕作面積自体があまり広くなく、農作物に関しては輸入に頼っている状態。
食用の家畜としては羊が主に育てられている。
造船用の材木など、林業は盛ん。

漁業 Edit

非常に盛ん。様々な海産物が食べられている。

貿易 Edit

ミネラ、ゼイム、ミオから食料や鉱産資源を輸入している。
ミオとの交易関係も存在し、東方の織物などはミオからの重要な輸入品目。
主だった輸出品目としては、海産物や、南方領域から得た香辛料など。

通貨 Edit

貨幣単位はS(シルド)。
1S=0.8Gくらい。
(細かくいえば貨幣に含まれる貴金属の量や信用度などで変動する)
(あまり気にすることはないと思うが、狼と香辛料っぽい遊びをしても構わない)

交通 Edit

整備された街道はあまり充実していない。
代わりに海運が発達している。
国内では小型の、交易では中型の帆船が主に使われているが、
南方領域の探索と長期遠洋航海に向けて大型化の研究が進んでいる。

技術 Edit

いわゆる中世ファンタジー。
航海技術に関してはミネラより進歩している。

国民 Edit

人口は国家全体で100万程度。
ヒューマン、獣人、エルフ、ドワーフ、その他の異種族が混在している。
ミネラよりも、人魚や魚人といった海棲種族にやや偏っている。

文化 Edit

独自の海洋文化が発達している。工芸品はミネラでも美術的な評価が高い。
また、航海における娯楽として、大衆文学が発展している。
食文化としては、主食は芋。輸入された小麦は主にパンやビスケットとして食べられる。
ギザニア料理は海産物の美味さで有名である。


Last-modified: 2022-05-13 Fri 21:17:26 JST (675d)