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時をさかのぼること幾星霜。現在はイクスペリアと呼ばれる地にてふたりは出会った。 星々を巡礼する聖イクスペリは青年ベシドゥーズと心をつなぎ、 彼に星や宇宙に関するあまたの教えを授けた。 いつかの再会を誓い、聖イクスペリはこの星を去った。 やがてイクスペリの教えを基に十字星教が誕生し、その広まりと共に天文や占星も発展していった。 指導者となったベシドゥーズは思い出の土地を守るように国を建てた。 聖人の名を借り、国をイクスペリアとした。ふたりが出会った場所はそのときのまま、今も残る。 老いたベシドゥーズは指導者の座を自らの子以外の者から選ぶように命じた。 しかし候補の者もイクスペリアの民も、それにそろって意を唱えた。 「いつか訪れる再開の日に、聖人を迎えるのはベシドゥーズの名を持つものであるべきだ。」 そう、誰もが願ったからだ。 ベシドゥーズ王家の始まりである。