式場へ?
- 静寂が包む式場
- (気を取り直して)
みんな、2人の新しい門出を祝して、ライスシャワーを降らせるわ!中央のじゅうたんを歩く幸せな2人を、これでもかというくらい祝福してあげて頂戴! (数人の係員が参列者に米粒の入ったかごを渡していく) -- パンチェッタ
- ちょ、直後に皆さんの中を……?(隣に立つアーンヴァルに片手を差し出し)いい行きましょうか、お姉さま -- シィラ
- (少しだけ落ち着きを取り戻し…シィラに微笑みかける)…行こうか…
シィラちゃん…(告げると、シィラを抱きかかえる…「いわゆるお姫様抱っこ」) -- アーンヴァル?
- はい……ってわわっ!?(差し出していた手をぱたぱたと振って)
あ、ここはお姫様だっこで……ですか わぁ、なんだか素敵……(手を止め、ふわりと笑顔になる) -- シィラ
- ふふっ… (やわらかく微笑むと、シィラを抱きかかえたまま、ライスシャワーの中へと歩を進める) -- アーンヴァル?
- 改めてお幸せにね、2人とも
(自分もかごを持って米を降らせている) -- パンチェッタ
- (指輪の交換が終わったのを見届けると、視線をやや遠く…つまり客席に向けた)
みんな、この2人はここに永遠の愛を誓ったわ 2人の結婚を承認しその前途を祝福してくれるならば、暖かい拍手で包み込んであげて! -- パンチェッタ
- (拍手の鳴り止まないうちに、アーンヴァルの唇へとそっと唇を寄せる) -- シィラ
- (シィラの不意打ちに驚くも、シィラを抱き締めるとそのまま唇を重ねる) -- アーンヴァル?
- あ、あら…?
(自分が「誓いのキスを」という前にキスされてしまったのでどうすればいいのか数秒悩んで) では、その永遠の愛を誓ってみんなの前で誓いのキスを…もうしてるわね -- パンチェッタ
- ん、ぅ(深く、深く口付けをする。唇を離す気配はなく、時折唇の間を舌が見え隠れしているように見える)
ん、ちゅ……ぁ、ん -- シィラ
- …んっちゅっ…(もはや来賓客が居るのを忘れたのかの様に、シィラの唇を深く吸い…)
ぁむっ…(より強く腰を抱き寄せる) -- アーンヴァル?
- !?(さすがに慌てた)
2人とも、一応人前だからあんまり激しいのは…ね? お姉さんそこから先は2人っきりでやったほうがいいと思うの (手を伸ばしてやんわりさえぎる) -- パンチェッタ
- ……!(声のする方、パンチェッタから来賓席へと視線を巡らせるとぱっと唇を離し、耳までを染めあははと笑う) -- シィラ
- ……えっ…あっ!?(制止の声を聞くと周囲を見渡し、ここが結婚式の式場であった事を思い出し)
…あははっ……つい…(誤魔化すように笑うと耳まで真っ赤になる) -- アーンヴァル?
- ……2人が深く愛し合っているのは、これ以上ないくらい伝わったと思うわ -- パンチェッタ
- えと、その……次、行きましょうか(俯きながらぼそぼそと先を促す) -- シィラ
- そ、そうね…そうしましょう…(かしこまり気味に囁いた) -- アーンヴァル?
- では、ふたりに誓いの言葉を
アーンヴァル・レィザル・シンキー あなたは今、自らの愛によって彼女を伴侶にしようとしています あなたは彼女をその健やかなる時も病める時も、喜びの時も悲しみのときも、富める時も貧しい時も 彼女を愛し、敬い、助け、慰め、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか? -- パンチェッタ
- はい…(頷くと、愛する人の瞳を真っ直ぐに見詰め、ゆっくりと言葉を紡ぎ出す)
私…アーンヴァル・レィザル・シンキーは…シィラ・レィザルを… その健やかなる時も病める時も、喜びの時も悲しみのときも、富める時も貧しい時も、彼女を愛し、敬い、助け、慰め、その命ある限り… …ううん…この命が消え去っても…この世界が消え去っても… 愛し真心を尽くすことを…全ての存在の前に…誓います -- アーンヴァル?
- (アーンヴァルの言葉ににっこり笑ってうなずいた)
シィラ・レィザル あなたは今、自らの愛によって彼女を伴侶にしようとしています あなたは彼女をその健やかなる時も病める時も、喜びの時も悲しみのときも、富める時も貧しい時も 彼女を愛し、敬い、助け、慰め、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか? -- パンチェッタ
- (アーンヴァルに向き直り)もちろんです、私、シィラ・レィザルはアーンヴァル・レィザル・シンキーを、
健やかなる時も、病める時も、喜びを共にし、悲しみを分かち合い。富める時も貧しい時も、愛し、敬い、助け、慰め。 この永い命が終えたとしても、真心を尽くし、お姉さまも、私自身も幸せでいることを。ここに、誓います -- シィラ
- (シィラの言葉に満面の笑みで応える)
では、誓約の証に互いの指輪の交換をするわ 今までその指で自分を見守ってくれていた指輪は、今日からは相手の指で相手を見守ってくれるわ そして、指輪も2人も、寂しくないようにずっと一緒にいるの さあ、まずはアーンヴァルちゃんから -- パンチェッタ
- (横に控えていた係員が、あらかじめ預かっていた二人の指輪を恭しく捧げ持つ)
- (指輪を受け取ったのを確認し、頬を染めながら胸の高さに右手を掲げる) -- シィラ
- (頬を真っ赤に染めながら右手を下ろし、左手を掲げる) -- シィラ
- (コクンと静かに頷くと、二つの指輪の一つ…緑色に輝くトパーズの指輪…
シィラから贈られ、冒険の間も共にあった指輪…その指輪を受け取る… そして…掲げられたシィラの左手を持つと、その薬指にトパーズの指輪を嵌めた) -- アーンヴァル?
- (微笑みながら)次はシィラちゃんの番よ -- パンチェッタ
- (シィラの左手薬指に指輪が収まったのを確認し、パンチェッタ先生の言葉を聞くと…
今度は自らの左手をシィラの方へと掲げる) -- アーンヴァル?
- (ひとつ頷き、碧色のペリドットの嵌められた指輪を受け取り。
暫しの別れの際に受け取り、共に愛する人を待ち続けた、どんな時でも左手にあった指輪を掲げ見ると、 アーンヴァルの掲げた左手、その薬指にそれをそっと嵌める) -- シィラ
- (奥から姿を現し、ゆっくりと柱と客席の間を通って祭壇へ)
みんな、きょうは忙しい中来てくれてどうもありがとう これより、アーンヴァル・レィザル・シンキーとシィラ・レィザルの結婚式を始めるわ 司会進行は、不肖ながらお姉さん、パンチェッタ・ノーザンリッジが務めさせていただくわね -- パンチェッタ
- では、早速本日の主役、新郎新婦の入場よ
みんな、盛大な拍手で出迎えてあげて! -- パンチェッタ
- (青い空に白い何かが光った…)
- (白い光はすこしづつ人の形を成していく…)
- (それは白と黒の翼を持った天使…)
- (天使は愛しい人をその腕の中に抱き抱え壇上へと降りた立った)
- (シィラを降ろすと皆の方へと向き直った) -- アーンヴァル?
- (アーンヴァルの腕から降り、同じく来賓席へと向き直る) -- シィラ
- (静かに一礼すると、シィラを見詰めて微笑み…そして祭壇の方へ向き直る) -- アーンヴァル?
- (横目でアーンヴァルを見ながら一礼、微笑み返すとくるりと背を向ける) -- シィラ
- (控え室の扉を少し空け外の様子を伺う) 一杯来てる…あわわ (緊張度MAX) -- アーンヴァル?
- (後ろから顔を出して)はわ……凄いです……(半笑いで顔を引き攣らせる) -- シィラ
- あ…なんだか眩暈が… (額を押さえフラフラする) -- アーンヴァル?
- それだけ愛されてるのよ2人とも さあ、もうすぐ始まるわ 準備して頂戴? -- パンチェッタ
- あ、はい……(ぎこちなく扉の奥に戻っていく) -- シィラ
- はい…ですね… (フラフラと奥に戻っていく) -- アーンヴァル?
- シィラ用
- アーンヴァル用
- (せっせと準備中) -- アーンヴァル?
|