『心は簡単に治らない。死人は決して生き返らない。だからほどほどにな？』
- ちーす。（放課後の保健室の扉を開ける）鏡花サンいるかい？前に行ってた倉花のところのパイもらったから持ってきたけど… -- 千透
- いるいる。いやー、今日は暇で助かってるよ（見るからに二日酔いだ）
あー、噂の。お酒に合うパイ？（迎え酒の予感がするが、流石に職場では飲まないと信じてほしい） -- 薬師寺
- …深酒はほどほどにしてくださいよ。医者の不養生じゃあるまいし…生徒が視たら驚きますよそれ（はい、と袋に入ったパイを渡す）
ジャガイモとベーコンのパイ。俺もいただいたけど塩味と胡椒が聞いててなかなか。全然酒で行けると思うよ（とはい、とはいえだ）
……まさかとは思うけど鏡花サン。保健室に酒とか常備してないよね…？（まさかね…） -- 千透
- んー、今更じゃない？ 保健室の先生がちょっと二日酔いなくらいふつーふつー。
（パイを受け取って、開封してみる）小麦とコショウのいい香り。ビールに合いそ。ドイツのエールがいーな。
ははー、もしかして疑ってる？ 確かに私は不良教師だけど、いくらなんでもそこまで聖職に対して冒涜的じゃないよー
いや、ほんとに（目を逸らす。冗談である。はずだ） -- 薬師寺
- …いやまぁ俺もタバコ吸ってるしあんまりうるさいことは言えんけどさ。査定下がりますよ（呆れ顔である。とはいえこの人いつもこんなだしな…）
いやまぁ疑ってますが。この時間に二日酔いって相当だもん。匂いは旨く消毒の香りでごまかしてるけど…………いやまぁ視てまで探すのはやめときますが。鏡花サンに嫌われたくねーし。
そもそもこんな話になった原因が二日酔いの鏡花サンのせいなんで（責任転嫁）…作ってる薬で回復しねーの。あの例のやつ。 -- 千透
- 査定は大事だけど、教師の本質じゃない。（きり）
まーね。そこはプロの技だよね。 いやー、昨日赤ワインの美味しいのが入ってさー。気付いたら一本空いてた。自分でびっくり。
そこは信用してほしいなー。 あ、薬師霊薬？ 飲めばもちろん一発だけど。一回でだいぶスタミナ持ってかれるからね、急患対策で控えてた。
放課後だしもういいかなー。部活もひと段落してる頃だし。（空の湯呑に手をかざすと、中身が液体で満たされていく）
（それをぐっと飲み干せば、てきめんにしゃっきりとして）あー、生き返る。 -- 薬師寺
- 言ってることは最高に同意するんだけど言ってる人がなんとも言えなくて俺今かなり微妙な気持ちになった。きりってされても。（されても。）
ワイン一本は豪胆すぎるでしょ。そりゃ二日酔いも絶好調だわ…あんまり女性に言いたくないけど。老けるの早まりますよ（言葉のナイフｸﾞｻｰ）
……その辺は流石です（なんだかんだ言って、生徒を一番に考える薬師寺のことは尊敬しており）……使うと鏡花サンの体力が減るってのがなんとも不思議だけどね。
でも飲んだら回復するわけで……おお。顔色一気によくなったな…（すげえ効果、と）…それ、作るのってドンくらい大変なんです？ -- 千透
- なんでー。最高にいいこといったでしょ？（けらけら）
（言葉のナイフというか、言葉の石化攻撃だった。ピシッてなったピシッて） アンチエイジングはしてるから。うん。だいじょーぶ。
ある程度は建前だったりして。すっごい疲れるってことにしとくと、無暗にねだられなくて済むからね。
（内緒だよ？と片目を閉じた）乱用すると緊急時に困るのは本当。重症なほどごっそりいくから。 -- 薬師寺
- そりゃもぅ（苦笑をこぼして）………いえ、気にしてんならすんませんっした。謝ったけど謝らない。深酒はあかんて（綺麗なのに早く老けたら勿体ない。とは口には出さず）
…まー異能は使えば使うほど疲れますからね（それはわかる、と頷いて）それに頼りっぱなしになっても怖いしね。鏡花さんの判断は間違ってないとして…
（秘密、という言葉に頷けば）……症状によって疲労が変化するんスか。マジか。…生命力を分け与えてる感じ？…数人の生徒が大けが、なんてことになったらヤバい？ -- 千透
- うーん。等価交換じゃないけど。私の中に、ズルをするなら相応の代償を支払うべし、って意識があるんだと思う。
全員を全快させるならもちろんヤバいよ。でも、それぞれ差し迫った命の危険を取り除く程度で留めるなら、ヤバくない範囲でいける。
大きな血管の出血だけ止めるとか、内臓が傷ついたのだけ治すとか。ピンポイントで致命的な損傷だけ治す、っていうやり方ね。
具体的なイメージが必要だから、一人ひとり直接診ないとだめだけど。 -- 薬師寺
- …ズルをするなら相応の代償、か。ハンターハンターでいう制約と誓約みてーな。…（わからなくもない。自分の左目は、特にそうだから）
なるほど、効果もある程度調整できるんすね。…想像以上に自由がきいて、けど縛りのある異能でしたわ。
こう、同じ効能のポーションを作りようなもんかと思ってた…。聞いておいてよかった。何かあったときに能力知ってる大人が多いほうがいいでしょうし。話してくれてどもっす。
そういうことじゃ、あんま無理はしないようにね、鏡花サン。生徒も大切だけど鏡花サンだってそうだからね…（そう言いながら、胸ポケットを探り探り）
……一服行かない？（タバコ吸いたくなってきた。喫煙者は喫煙者と話してるとタバコ吸いたくなるもんである） -- 千透
- その意識が克服できたら、たぶん異能のステージが上がる。異能ステージ説に従えばね。でもそこまでごう慢にはなれなかったなあ。（ため息をついて）
そういう感じの使い方も出来るよ。量産しろっていわれたら一応出来る。軽い傷薬レベルにはなっちゃうけどね。
釈迦に説法。無理しないことにかけては一流だよ？私は。（どこまで本気やら）
いくいく。ニコチンが私を呼んでいる。 -- 薬師寺
- 異能が伸びすぎるのも善し悪しっすからね。異能ステージ説は俺あんまり信じてないなぁ…（少なくとも自分の力は、その理外にあるような気がする。感覚だが）
それはそれで需要ありそう。主に男子の。…ああいやだから作らねーんスかね（隠れ男子人気あるからな鏡花サン。ご存じだろうけど）そっすか。鏡花サンを全面的に信じるよ。
うし。いこいこ。ニコチンは心の栄養（その後大人二人で体に毒な空気を胸いっぱいに吸い込みに行った） -- 千透
- （きょとんとした。多分気付いてない。「めんどくさいし。」って答えといた）それでよい。（全面的に信じるよ、に対して。えらそう）
お酒と煙草とカフェインは大人の心の三本柱っていうもんね。（誰によって？）
（なんやかんや話しながら軽い足取りで喫煙所へと向かいました） -- 薬師寺
- しつれいしまーす。
充電いいですかー。
（まるで不真面目な生徒がサボりがてら保健室でスマホ充電しに来たような感じである。あかりの罠かもしれない。） -- 百目木灯理
- ん。あー、好きに使っていーよ。話は聞いてる。
（ダウナーな感じの保健室の先生が出迎えた。やや目に隈がある。頭痛そう）
技術も進んだねー。視力もサイバネで回復する時代かあ。 -- 薬師寺
- ありがとございまーす。
（ポーチから、一番バッテリーを取り出し、控えの二番を親機に繋げる。
続いて取り出したバッテリーにコードを繋げて、適当なコンセントへ。
名前は書いてあります。学生だもの。）
そですねー、こうして外で試験してるんだから、もうかなり来てますね……。
リハビリの先生、技術体系をここまで統合できたのはウチだけって自慢してました。
……でもたまに酔います。（へたー、と、空きベッドにうつ伏せで上半身をもたれさせる。） -- 百目木灯理
- （配線の様子を物珍しそうに見てた）やっとモノクロの４ドットを見えるように出来たところで、専任の研究者が亡くなって頓挫した事例は知ってる。
そこから考えると、本当にすごい進歩だと思うよ。多少酔うとしてもね。 大丈夫？ -- 薬師寺
- だいじょばないです。
ここのベッド、空いてますか……？
（くたぁとなって、手のひらを自分の瞼を塞ぐようにジェスチャーし、視野を休憩モードにしている。
いや単純に肩こりのせいかもしれない。上半身を預けたら楽だから。）
あ、昔ネットで見たことあります……。
こめかみについてるんですよね、端子が。
それが、今は……
SoCの進歩をはじめ、カメラの高画質化、電池の小型大容量化、拡張現実、AI、神経マッピング、高効率コーデック、短距離高速通信……。
あと、あと……。（裏で一体いくら動いてるのか、たまに少し怖くなる。）
まいっか……。（ふにゃー） -- 百目木灯理
- 空いてる。好きに寝ていいよ。（もうそうしてるけど）
そうそう。今のスマートさに比べると、レトロ・フューチャーみたいに原始的。私にはそっちの方がしっくりくるけどね。有線接続万歳。
自分のことだけあって、ずいぶん詳しいねー。ただの保健室の先生にはさっぱり。
……あ、そーだ。ウチに他にも全盲の子いるんだけど、盲導犬人なんて使ってて。知ってる？もう会った？ -- 薬師寺
- えへへ。だまされんぞって書類を読み込んだり調べたりした成果。
（ぴーす。ただし、休憩モード中は方向は若干アバウト。）
まあ、全部リハビリ中に覚えたことなんですけどー。
……盲導犬人さんですかー。
私は、両親が付き添いで……一人の時は杖で、だったから、リハビリ上がりに、電車で見たことしか。
目の見えない方は、3年生でしたよね。数学の先生から聞きました。
……じゃあ盲導犬人さんも3年生なのかな？ -- 百目木灯理
- 偉い偉い。そういうのは大事だよ。大人になってからもね。ピース。（口でピースを伝えた）
そうそう。数学の先生の妹さん。盲導犬人の子も３年生ってことになってるね。盲導犬人に関してはいろいろ特殊だから、私もよくわかんないんだけど。
（たぶん真面目に考察してはいけないところだ）まあ、どっちもいい子だよ。
話してみるかどうかは、どうめきちゃんの気持ちに任せるけどね。 -- 薬師寺
- 私は、伝統的なお仕事って印象ですけどねー。盲導犬人。
なり手が少ないとか、なんとか……。（深く考えないでおこう。）
でも、一度お話してみるのもいいのかなぁ。かんがえときます。いけたらいきます。
じゃ、おふとんかりますねー……。予鈴なったら起きるからー……。（もぞ……もぞ……） -- 百目木灯理
- まだクラスに慣れるので大変だろうし、おいおいでいいと思うよー。無理しない、無理しない。
起きれなそうなら無理しなくていーよ。担任には伝えておくから。ゆっくりおやすみ。
（優しげに声を掛けて。なるべく音を立てないように、書類仕事などをしていたという） -- 薬師寺
- （校舎裏の喫煙所に向かうと見知った顔の先客を見つけた）…お疲れ様です、薬師寺先生。（同輩の教諭に挨拶。胸ポケットから煙草取りだし）
（火をつけて）…いやー、4月は忙しいっすね。鏡花サンはどう？保健室は落ち着いてる？（周囲に生徒がいなかったのでフランクに話しかけた） -- 千透
- （ども、と軽いアイサツ）……閑古鳥。（端的な返答）いや、それは言い過ぎか。（紫煙を吹かして）
今のところ平常運転。大きい怪我した生徒もいないし、私の異能の出番もない。 -- 薬師寺
- 閑古鳥て。（思わずツッコむ。煙を流して）…良い事じゃねーすか。教師が暇してるのはあんまよろしくないけど、保健室だけは別すからね。
4月のこの時期は新入生も増えて時々喧嘩とかもあっから…今年は理性ある生徒が多いのか？でも花見の場で俺の関節全部外そうとするやつとかいたけどなぁ…（分からん…と首をひねる。再度煙草に口を付けて）
…そういや花見は鏡花さん不参加でしたね。予定でも？それとも保守？ -- 千透
- そうそう。暇が一番。給料泥棒（むろん冗談である。明白にそれとわかる声音だ）なにそれ面白。一回外されてみてよ。（けらけら笑って）
保健室に詰めてた。何かあったら対応できないといけないじゃない？あと、現場行ったら呑みたくなるし。 -- 薬師寺
- 勘弁してくださいよ。それ言ったのが四本腕のクモ系の女子生徒でわりかしブレーキ壊れてそうで、本気で身の危険感じたんすから（肩を竦める）もし外されたら鏡花サンに頼るけど関節戻せる？大丈夫？
（ふー…、と煙を吐き出す）保守でしたか…んー、なんか差し入れ持って行けばよかったな。気が利かなくて済みませんでした。…現場はまたいつもの妖精が出て、飲み物に酒が混ざって大変でしたよ。
ウチのパックも酔いつぶれて…颯が少し困ってました。酒がぶ飲みする生徒もいたし。…ああ、でも今年の一年が作ってきてくれたパイは美味かったな…鏡花さん、パイ好きかい？ -- 千透
- 薬飲ましたらバキバキって戻るよ。痛いけど。男の子でしょ？（当然耐えられるよね）
気にしなくていいよー。（ひらひらと手を振り）あ、やっぱり出たんだ。まあ風物詩ってことで、誰も担ぎ込まれなかったからいいんじゃない？
パイかあ。……んー、お酒に合うなら。 -- 薬師寺
- 絶望的な擬音なんスけど？それ普通に物理的に無理矢理直ってるよね？最近はジェンダーフリーなんで俺ちょっとその擬音は泣いちゃうな…（ぷへー。呆れたように煙を吐いて）
誰も担ぎ込まれなかったと聞いて俺の頑張りも無駄じゃなかったなってちょっと思ったところっすわ…（遠い目。苦労したらしい）…酒に合うパイねぇ。しょっぱい系かな…倉花そういうの作れるかな…
今度そういうパイが手に入ったらおすそ分けしますよ、酒のつまみにでもしてください（吸い終えた。一本を吸い終わるのが早いタイプだ…タバコの火を消す）…職員室に戻りますわ。
それじゃまた、薬師寺先生（教務に戻り、他人行儀な呼び方に戻して喫煙所を後にした） -- 千透
- ミートパイとか、果実系でもスパイス効いたのとか、酸っぱいのとか。いろいろあるじゃない？
んー、楽しみにしてる。 相変わらず早いねー。仕事もいいけど、肺は大事にしなよー（人のことは言えない。へらりと笑って見送り）
……あー、私も戻るか。誰か待たせてたら悪いしねー（揉み消した煙草を灰皿の底に捨てて、ひとつ伸びをする。立ち上がると、保健室までマイペースな足取りで歩いて行った） -- 薬師寺
- はいよ。 -- 薬師寺
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