お金に…
- おお……輸送船が大破した時に、機甲駆動強化外殻もブレイクした? -- トライン
- お、でっかいニャン公!……んにゃ。でもまあ最外殻が削れたし、ひしゃげたりはしたけどなー -- アニキ
- 「骨董品」のお陰で命は拾ったよ…乗客の手も借りる羽目になったし、船はおじゃんだが。
(船での移送できないから当面は完全なる倉庫のお荷物だが、と肩を竦め) -- オジキ
- ぬーん。不幸中の幸いだのう……翼が無いなら邪教団の船でも強奪するかね? はははは!!(腰に手を当て胸を張って、鷹揚な高笑い) -- トライン
- …?あー…いたな、そんな連中。
そーいや、まだうろついてるのかね……うん、いいなソレ!タダ乗りサイコー!(GJと親指立てて) -- アニキ
- 落ち着いて聞いてくれ……よほど上手くやらんとアレが骨董品どころか無骨な棺桶になるんだが、アニキ。 -- オジキ
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- 空中珊瑚礁
- オジキー、釣竿ねぇ?タモでもいいけどさー(空魚を見て玉網を相方に要求する) -- アニキ
- 一応確認しよう…どうする心算だ?(半眼でじろりと相方を見た) -- オジキ
- うん?喰おうぜ……煮るか。いや、たまには照り焼きとかいいなー!(すでに捕獲後の算段) -- アニキ
- 健闘を祈る……落ちるなよ。見捨てるからな。(投げやりに相方から視線を逸らした)
(…その先で御荷物様が妙に熱心に、空魚を見ていた) なんだ、アンタもディナー用にアレをご所望か?(珍しいのもあって、からかい混じりにそう声を掛けた) -- オジキ
- (ゆっくりと、小さく首を振ってから…声の主を見て女が応えた)
昔、ですが……私が居た場所にも、空を飛ぶ魚がいて…… (種類は違うようですけど…と、付け加えてから再び懐かしむように天を仰ぎ見る) -- 御荷物
- ふぅん……ま、出航まで存分に見物すればいいさ。観光名所らしいしな
(よく分からない女だ…が、別段この御荷物様の過去に全く興味はないので軽く流した) -- オジキ
- 知ってるのか御荷物様!? …で、美味いん?? -- アニキ
- (種類が違うようですから…と困ったように笑んでから)
人伝の話ですが、私が見た種類は食用にもなって…白身で美味だった、と。 -- 御荷物
- ハハッ、やる気出てきた……いくぜ!(晩飯期待しとけよ、と駆け出して行った…が、ボウズで終ったという) -- アニキ
- 年末年始 --
- 御目出度い話だ……全く関係ないが。 -- オジキ
- 掻き入れ時ではあるけどなー……どこもかしこもやたら警戒が跳ね上がるからめんどくせー -- アニキ
- 書き入れ時、だ……帳簿の記入に忙しくなるから。 -- オジキ
- ン?金掻き集められるからじゃねーの?
ってかよく分かるな、オジキ…… -- アニキ
- 付き合い長いから。御金様が集まり易いという俗信もあるはあるが…… -- オジキ
- 絶対ソッチの方が定着してると思うけどなー…わっかり易いし!そもそもオレら帳簿なんか付けてないじゃん。 -- アニキ
- 言葉は変わる、とは確かに聞くが。アニキ、問題はない。記録してあるから安心しろ。 -- オジキ
- え?マジ?あったの……ドコよ? -- アニキ
- 此処だ。(白く細い指先を側頭部の方へ移し…コツコツと指し当てて) -- オジキ
- ソックス --
- オジキ、片っぽ見つかんない……どこだよ。 -- アニキ
- 靴下?ないなら……新しいの出せばいい。新品好きだろう? -- オジキ
- 自分のならな、探してんのオジキのだからな? -- アニキ
- アニキ、こう思わないか……素足なら蒸れなくていい、と。 -- オジキ
- その辺に脱ぎ捨てたんだな、また……冷え性のクセに。 -- アニキ
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- ちくしょう。コメントかと思ったらコントって書いてあってだめだった --
- HAHAHA!! ようやく掛かったぞオジキ……ま、そっちもメがないってな! -- アニキ
- 分かり易いように少し改良しておこう、アニキ……こっちは御金様、そっちはモクにな。 -- オジキ
- 今思えば何かこう……胡散臭い御荷物様だった。
見てくれとか言葉遣いはお上品というか…育ちの良さそうな女だったし、 よくいる横柄な客に比べて随分物腰柔らかというか…腰低かったよな? …そういう意味じゃ、至極真っ当そうな雰囲気だったけどさ。オレらにそーいう客が来るかっていうと…やっぱないっしょ? -- アニキ
- 不自然といえば不自然、だが……詰まる所、金になるならそれで充分目を瞑れる程度だ。
遠方まで依頼人共々荷物を輸送する、それだけ。シンプルな仕事。
10mの立方コンテナ、結構な大荷物に見えるが…中身がスカスカなのか、見かけの割に軽い。 相場よりたんまり前金も貰った、ケチじゃないなら上客だ。 中身も聞かずにおこう…お金さまの為になら耳も塞ぐ。厄介事にならなければ尚いいが。 …こんな回りくどい手合いから怨みを買った覚えはないし、わざわざ着いて来るのだから コチラをハメる気の不届き者なら天空から自由落下のサービスを進呈すれば済む。 -- オジキ
- …オジキはマジ殺伐としてんな。まあ、修理費やらなんやらでカツカツだもんなぁ
そろそろこのオンボロも買い換えたいし… -- アニキ
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