オルヴュッフェ Edit

どっか遠いところにある大きな国
黄金暦以前より存在し、建国直後は大きな国ではなかったものの
建国の旗を立てた地を中心に、周辺国を飲み込みながら大きくなっていく
国の成り立ちについては、純オルヴュッフェ人の祖先がすべて奴隷だったり
建国直後、定期的に不自然な災害に見舞われていた事から
この地は元は流刑地であったとか、なにか忌み的な場所なのではないのかなど
歴史を振り返るなかで様々な説が飛び交ったが、結局オルヴュッフェという国の歴史を記した資料は
度重なる戦争によって殆ど失われてしまっており、現在の時代以前より存在したという事と
現代に証拠が残る、少なくとも建国時から人を先導してきた一族が存在する事
そして最近までひたすら戦争に暮れていたという事実だけが、この国の歴史に残されている

土地 Edit

平坦、どこまでも平坦。西のほうへ歩き続けるとやがて山が増えてくる
その西の山から長いながーーーーい川が海まで伸びるが
海もまた国から東へ幾日か移動すれば見えてくるほど
ただそれは移動すれば山は必ずあるという事で、海も必ずそこにあるという事に変わりなく
最初に旗が立てられた周辺では動物や草木がまったく存在しない不毛の大地でもなく
気候的に大量の水を引いたりなどは少々苦労するが、作物を育てるために劣悪な環境というほどでもなく
いうなればとても人がすむのに最適に近い土地であるのだが、残った数少ない資料によれば
この国にオルヴュッフェ人がやってきたとき、そこには人、もしくは亜人に属する存在は居なかったと記される
オルヴュッフェ人がこの地に来たのは、他国の資料から見るに周囲の知的生物誕生から見るにけして早くはなかった
何故この地に最初に来たのがそんなオルヴュッフェ人なのか、それは後の歴史で知る事になる

人攫いの地 Edit

オルヴュッフェが国として成り立ってから数十年、ここで最初の戦争の歴史が始まる
最初に現れたのは山向こうから来る侵略者であった
侵略者達は西の山脈から山を越え、大軍を率いてオルビュッフェに侵攻を始める
もちろん宣戦布告という紳士的な行為は行われない、唐突な侵略
その時オルヴュッフェ建国から75年、初代先導者アシッドブルー・プライレスから2代目のブライブルー・プライレスへと代替わりをし
これから文化と文明をいざ促進というところであった
相手は自分達より高い文明を持ち、なおかつ人数も多い
やがて平原に大軍が陣を置き、オルヴュッフェに侵略者からの使者が送られる

「この地我々の所有地により、勝手きわまる国を作りし貴君らは
これまでの人間、その他種族同様一人残すことなく我々の国へと送還する」

使者が読み上げる手紙はまさにそこに誰かが住み始める事がわかっていたかのような内容であり
後にここは山向こうの国による人攫いの地であり
知性を持つ種族がそこに住み、程よく育った後、そこに住む種族を武力で根こそぎ攫っていく
という行為が恒例行事と化しており、だからこそこの地には知的生物が定住していない理由となっていた

第一次防衛戦争 Edit

第一次防衛戦争、オルヴュッフェ存続戦争と呼ばれるそれは
絶望的な状況から始まった。オルヴュッフェが軍人として出せる人員はおおよそ2千4百
対し人攫いの国はやく1万。人数の差としては圧倒的であり、平坦な地では地の利を生かした策を講じるのも難しい
最初に降伏を求められたが、オルヴュッフェ指導者ブライブルーはこれを拒否
ミラノ暦24年、戦力差7千6百の存続戦争が始まる

降伏勧告を跳ね除けてから三日後、1万の大隊はやく5千8百の兵を動かし、真正面からオルヴュッフェ軍を潰しにかかる
装備は鉄製の槍、弓矢が主なもので、最初に5千8百中1千の弓兵がオルヴュッフェ軍に対し一斉射撃を行う
これに対し周辺に鉱石資源がなかったオルヴュッフェは装備においても圧倒的に負けており
この時点でオルヴュッフェ軍の300人が死傷、またオルヴュッフェにとって本国が最後の砦であり
必然的には街を犠牲にした防衛線を強いられる事になる
この時の記録は当時の指導者ブライブルーの命によってほとんどのものが焼却されている
しかしかろうじて残っていた資料から、この時オルヴュッフェの人口23万人が
一度に12万人にまで減っていることが記されている
不自然な天候の変化、出現する沼地の出現が記されており
この存続戦争に対し、歴史家は当時の指導者がなんらかの禁忌を犯したのではないか
という解釈を持つことが多い
結果的に存続戦争は多くの犠牲を出し、1万の大軍を3千人にまで減らし
相手を撤退させる事に成功する

第一次侵略戦争~ Edit

存続戦争から15年、ミラノ暦39年
ミラノ暦は未だ黄金暦より以前のものになる
オルヴュッフェは指導者が代替わりするごとにその時代の呼び名が変わり
初代指導者アシッドブルーが収める時にはまた別の呼び名があったが
それに関する資料は残されていない
オルヴュッフェは生存戦争から15年の間に飛躍的に文化や技術を進化させており
なかでも自分たちの数の少なさを補うために研究を重ねた召喚術は目覚しい進化を遂げ
この時呼び出した種族を使い、相手が再び来る前に
山向こうの国に対し戦線布告を行う
これがオルヴュッフェ最初の侵略戦争、第一次侵略戦争の始まりである

オルヴュッフェ軍はまず国境にある山脈を侵略の要とした
国と国を分かつように並ぶその山を基点とし、またそこに鉱石資源がある事を知っていたため
この侵略戦争は数年にわたる長期戦の構えとし、資源を得つつ
侵略戦争とはいうものの、しばらくは地味な山脈防衛が続くことになる

オルヴュッフェの行動に対し、山向こうの国もまた行動を起こす
1万の軍勢をほぼ失ったとはいえ、15年もたてばそれなりに立て直せるもので
山脈を押さえたオルヴュッフェ軍に対し、今度は大軍隊を一度に動かさず、相手の息切れを待つよう
中隊を幾多にわたり派兵するという、こちらも長期戦の構えを取り始める
侵略戦争が始まってから3年、オルヴュッフェは補給線を考え
そのときすでに本国と山脈の間に補給の為の村をいくつか作り、そこからの物資を集める砦を山の近くに作る
相手の国が山向こうにあり、その山脈も険しさから一部のルートでしか向こう側へ行くことが難しい為
それほどその村や砦に防衛の人員を割く必要がなく
山向こうの国が考える軍の息切れを起こすことはなく、着々と侵略に向け力をつけ続ける事ができた

この時山向こうの誤算は、相手が自分たちより下だと思っていた事であり
人数も、技術も自分たちに劣るものであり、奴らが補給線など理解するはずもない
といった慢心がその敗北を引き起こす
実際はオルヴュッフェは指導者ブライブルーによる補給線の確保
そして召喚による人員の確保、この時点で召喚した種族をほぼほぼ隷属させるという
非人道的な行為が行われていたという資料は、これもまた殆ど残されていないのだが
これは意図的に消去されたものではなく、召喚された種族たちによる解放戦争の戦火により燃えたものである

侵略戦争が始まって10年、歳をとったブライブルーから代が変わり
ブルーブルー・プライレスが指導者としてたつことになる
ミラノ暦は49年で幕を閉じ、レス暦が始まる
この代替わりが行われた時点ですでにオルヴュッフェ軍の侵略の準備が整う
反して山向こうの国は十数年に及ぶ派兵により逆にこちらが息切れを起こしており
攻め落とされるまではあっという間であった
いくつかあった砦は破竹の勢いで落とされ、最終的には本国に攻め入られる直前
オルヴュッフェからの降伏勧告を山向こうの国は受理
山向こうの国を治める最高指導者の処刑を経て、国はオルヴュッフェの統治下となる
この時オルヴュッフェ軍の被害は4千、対し山向こうは1万2千の被害を出した
こうして第一次侵略戦争。山脈戦争は幕を閉じる

オルヴュッフェの歴史、戦争の歴史~ Edit

そんなこんなで国をひとつ滅ぼしたオルヴュッフェ
しばらくは平和になると思いきや、何故かたびたび他国から侵略戦争を仕掛けられる事態が続く
山向こうの土地にある連合国から仕掛けられた虐殺戦争
海の向こうからやってきた民による大海戦争
召喚された種族。獣人、半漁人、その他亜人、精霊種による多種族連合による決起で始まった
内戦多種族戦争
それ以外にもとにかく戦争戦争、戦争を繰り返し
はからずしも領土が拡大に拡大を広げ、従属同盟をいくつも結び
ようやく戦争の火種がほぼなくなった平定の時代
指導者もまた代替わりを繰り返し、先代の病死により若いうちに代替わりをしたオールドブルー・プライレスの時代
ブロイ暦1年目が始まった時点では、黄金暦では326年にあたることとなる

平定、そして数々の問題~ Edit

戦争がなくなり、広がりすぎた領土をかつての国々に自治権を与えることで
ようやく平穏な時代が訪れたブロイ暦1年
オルヴュッフェはすっかり帝国的な風貌を漂わせ、また指導者の一族は
国を統治する皇帝一族として、最高指導者として君臨し続けた
そんな平和な時代で問題となったのが、戦争が続いたせいか生存本能お盛んになった人間、亜人による人材の飽和と
その飽和に対する仕事の少なさが浮き彫りになり始める
戦争が続いていた時代では兵士を多く雇っていたが、平和になるとその兵士の多さを突かれる事が増え
かといってこのまま兵士たちの大幅削減をすれば、職を失った人間が犯罪に走りかねない
最高指導者であるオールドブルー・プライレスは浮浪者や路頭に迷う者が増えるのは良しとせず
平時の世の中に備え内政を進めると同時に、今いる兵士や人員達の使用先を模索する

ハロー、遠征隊~ Edit

増えすぎた人間をどうするか、人数の多さを突く国民や貴族やらその他もろもろは
口をそろえてそれらを無駄飯ぐらいと非難する、ならそういわせない為にはどうするべきか
オールドブルーは自分たちの統治下にある国
また今後戦争が起きないように、統治下にない諸外国に対し友好を深めるという意味合いも込め
現地での救済活動を行う、遠征隊を設立する

遠征隊、これをよく思わない者たちはとにかく仕事させとき隊
略してトニ隊とも呼ばれ、事実そこには溢れた人材や、新人を突っ込む場所である
しかしこれらの活動により、統治下にある領土の治安の回復や、諸外国に対する印象の改善
時には謝礼として外国からいくらかの報奨金が送られる事もあり
けしてただの役立たずな部隊というほどでもない

戦争を知らない世代~ Edit

戦争が盛んだった時期は、おおよそ200年ほど前、オールドブルーが皇帝になる先々代のはなしまでで
その戦争を続け国を大きくしたという歴史は、時折一部の人間を惑わすことがある
それは特に強欲で戦争を知らない世代には魅力的に見えるようで
戦争を続ければもっと国を広げられる、そうすれば今の仕事不足の問題も解決する
といった暴力的な理論を掲げる、いわゆるタカ派という存在が政治内に現れ始める

タカ派として表舞台に立つ筆頭といわれるのが、ドレッドノートという人物で
オルヴュッフェ軍第3大隊の将軍の地位についている
ドレッドノートというのはあだ名であり、主にハト派の人間に対しとにかく過激な言葉
国家転覆を思わせる発言を繰り返し、偉い人が持つ記帳にその発言が記されまくっている
つまり発言が真っ赤、ド真っ赤、それがノートに記される、つまりはドレッドノートという
皮肉的なあだ名であるが、本人はそれを気に入りますます勢いを増しており
そんなアイドル的存在がいる為、タカ派の勢力は徐々に増しつつある

第5遠征少数隊 Edit

この街にやってきた遠征隊のひとつ
この街からオルヴュッフェまではとてもとても遠く、街についたころには全員が疲弊しきっていた
遠征隊は少数隊、多数隊合わせ32隊あり、第5……と若い番号があるものの
この第5隊自体は最近できたものであり、そのためか人員も一人を除いて若い人間ばかりである

第5遠征少数隊、隊員 Edit

サンサン・ファーマシ~♂(53)
第5遠征少数隊の隊長、いつも分厚い兜や鎧を身につけその声はくぐもっている
オルヴュッフェが発行する娯楽雑誌「THE・オルヴュッフェタイム!」のいちコーナーである
「軍人が怖がる! 夜中に会いたくない人物!」に10回連続で1位を獲得し、ついには殿堂入りを果たす
本人はそれに対し少し不満気味で、いかにこの兜と鎧が有用なものかと説きに出版社へ抗議しに行ったところ
憲兵隊を呼ばれ電撃魔法により全治5ヶ月の大火傷を負った経歴を持つ
また治療の際に鎧や兜がはずされたのだが、その中身はトップシークレットで
その資料は軍の機密資料(そのときの最高指導者しか閲覧できない)に収められている
ドレッドノートとは同期であり、いろいろと経歴に謎が多い人物

ムート・スティングレイ♀(23)

第5にはいった2番目のメンバー、父に将軍であるマッケン・スティングレイを持つ
親の紹介で軍に入り、そのまま第5に所属する
ほかの人間が聞き取れないサンサンの言葉を聞き取ることができるが、何故かその言葉を曲解して伝えることが多く
怒ることのないサンサンの甘さに甘えているところがある
しかしそんなサンサンに甘えながらも。サンサンをいじめたい、追い詰めたいという一貫した精神は強靭なもので
彼女の家に伝わる家宝である魔具器震える斧を持つに値する人物となっている
この震える斧は次元に作用するもので、切られるのはおろか柄を持った時点で
ブレる事のない一貫した精神を持たない人間はそのまま粒子レベルまで存在を分解されてしまう
父がハト派のように、彼女もハト派であり、ドレッドノート将軍とは非常に仲が悪い
ドレッドノートがサンサンを引き抜こうとするたび喧嘩になり
一度震える斧でドレッドノートを切り殺そうとし、実際胸に斧をつきたてたことがあるが
その強い生命力と、今の国家ぶっ壊したいという強い精神力で斧の特性を無効化
心臓まで達する傷も数週間でふさがった
夢はドレッドノートの殺害

エケリリ♀(10)テケリリ♀(11)
第5の3番目、4番目のメンバー
代々オルヴュッフェ軍に貢献する一族であり、武器はその血筋の個人をあらわすマスケット
この二人の一族は建国から指導者と共にいたある人間から続く血筋であり
一族にだけ伝わる資料には、このマスケットを生み出す特性はその系譜の最初に位置する祖先から発現していたとされている
何気にオルヴュッフェの歴史に根深く関わる一族
その行動一つ一つに占い的な意味を持ち、移動するときはエケリリがテケリリをよく肩車するのだが
その不自然な光景は厄除けの意味もあり、それがどういう原理だかは理解できないが
逆にテケリリがエケリリを肩車するときは、必ずといっていいほど災厄がおこっている

レオン・マクバーシュ♂(25)
第5の5番目メンバー、父親がらみで12歳から軍に入り
大人の思惑により人事部というおおよそその歳ではつくことはないだろという役職につかされる
その頃その大人たちの意に沿わない行動をし続けた為、ミソスープやコーヒー、水、お湯
泥や、とにかくいろんな液体をぶっ掛けられた経験を持つ
そのため父親に関わる人物と、タカ派に対し嫌悪感を抱いているが
どこまでも生真面目な性格の為、仕事上ではどの人物に対しても差別的な態度はとらない
第5自体かなりゆるい隊なため、かなり頭を悩ます日々ではあるが
内心そんな場所にどこか安らぎを感じている

マーマイト♂(28) Edit

第5がこの街に来る間の長旅で、途中護衛として雇った実質6番目のメンバー
生粋の快楽殺人鬼で、とにかく相手を一呼吸で殺すことに快楽を覚える
その対象は男女区別なく、しかし子供とお年寄りは手にかけることを躊躇するという
無駄に常識的な面ももち、こだわりとして敵対者しか殺さないという心情ももつ……が!
時折無抵抗な相手に対する欲求を我慢できず、仕事中夜中に見かけた町民や村人を
好きな殺し方はナイフを喉に突き立てる、首の骨折、縄での首絞め
あまりグロテスクな殺し方は好まない傾向にある

それ以外の人たち Edit

ドレッドノート
戦争大好きキチガイ
とにかくうるさい、粗暴、乱暴。でも個人でもかなり強いのが厄介
戦争知らない世代、バッリバリのタカ派

クレフ・マッケンリー
通称ホモハーレムの王子
顔よし、気立てよし、優しくて力持ち、紳士的
行動力がありまとめ役、なにげに盛り上げ約もできるパーフェクトニ・チカイマン
しかし彼の隊はホモばかりで、何故か異様にホモにモテる
クレフ自身はノーマル、しかしこのホモにモテルということには理由があり
彼が指揮する第13隊はかつて強大な魔物を退治したことがあり
その魔物がとにかく女性をかどわかし、はべらすような不届きな魔物で
討伐の際女性隊員では惑わされてしまうというので、男性のみで結成されたのがこの13隊
魔物は見事討伐されるのだが、そのとき当時の13隊の隊長という位置に呪いをかけられ
この隊の隊長に位置する人間は、必ずホモにモテるという呪いが今も息づいている
クレフがホモにモテモテなのはこのせい

マッケン・スティングレイ
ムートの父親、大隊のひとつを授かっている将軍の位置に存在する人
同じ将軍のドレッドノートとは違い穏健派で、日々タカ派が起こす問題に頭を抱えている
ムートを軍に推薦したのはいつか子供に自分と同じ仕事をさせたいと思ったからで
ムートが生まれる前は息子と同じ仕事をすることばかり想像していたが
残念ながら生まれたのは女の子、しかし現代において女性でも軍人になれるため
今のところはマッケンの夢はかなっていると思われる
万が一自分の子供がタカ派に感化されてしまったらどうしよう、と悩んでいたが
ムートが女性だったためか、それ以前に性格の問題か
むしろタカ派を軽蔑するような人間に育ったため内心ほっとしている
あまり子育てが得意ではない彼にとって息子ではなく、娘が生まれたのはある意味幸運だったのかもしれない

ポーラ・スティングレイ
ムートのおかん、3年間の恋愛の末23歳の時にマッケンに告白されそのまま結婚する
ムート同じく片目が隠れた髪型をしているが、ムートは右目が隠れているのにたいし
ポーラは左目が隠れている
何気にムートの持つ震える斧はポーラの家系から受け継がれている家宝
地に足の着かない性格で。ぶらぶら、ぽわぽわといった、どうにも一定に収まらない性格を持つ
そのため震える斧とはすこぶる相性が悪く、ムートが手にするまで入れられた箱から出されることはなく
ムートが5歳の頃、間違って震える斧に触ってしまったときは家中が大騒ぎになった
ごく一般的な専業主婦で、こちらも正直あまり子育てが得意ではない

グルテン・ハイム・グルタ・ミン
ムートの母方の祖父、若い頃はいろいろブイブイ言わせててやばかった
現在109歳、未だ元気だが最近自分がやってきた結果生み出された亡霊による肩こりに悩まされている
ムートが子供の頃はよく遊んでやり、何気にムートをおじいちゃんっ子に仕立てた張本人
魔術が得意だがどれも人間の生贄が必要なもので
数十年前生贄魔術禁止法が定まってからはただの長生きしてるジジイへと成り下がった
若い頃は非常に好戦的で、一度定めた相手を追いかけるために体当たりで何枚もの壁を壊したものだが
現在は日に当たりながら呆けるのが日課になっている

ゼベッシュ・クロウクロウ
戦争大好きおばさん
三度の飯より戦争がすき、ときかくすきなにがなんでも好き
戦争のためなら死んでもいい、むしろ殺してもいい
でも戦争を知らないくせに戦争を好む人間を最高に嫌う矛盾を持つ
傭兵団を率いる人であり、オルヴュッフェではない外国の人

出版枠 Edit

第5遠征少数隊事件録 Edit

死にたがりジョージ都市伝説
死にたがりジョージ都市伝説:担当、テケリリ、ムート、サンサン
依頼は一般市民から届けられた、死にたがりジョージの都市伝説
深夜に荒縄を首に巻きつけた男が現れる
男は死にたい、死にたいとつぶやきながら街を徘徊するという
それだけでは被害は無い、しかしジョージは違う、ジョージはただの自殺願望者ではなかった
ジョージは誰かを道連れにする、誰かを殺して、自分も死ぬ
しかしジョージは不死身だった、不死のジョージは結果的に誰かを殺すだけの存在だった
この以来には以上三名が担当した、結果として言えばジョージはいわゆる成仏という概念を遂げる
手段としては震える斧の効果によるものだが
その経過でムートはしばらく首に縄できつく縛られた後が残った
後ろからジョージにとって縄で首を絞められたのだ
若い女性の肌に後を残すというのは、中年の男……つまりサンサンの怒りに火をつけた
サンサンとジョージの戦いが始まる、石の壁を何枚も突き破り
それは怪獣大決戦のようであった、ジョージは強かった
しかしサンサンも普段の温厚な立ち振る舞いからは想像できないほどに荒々しかった
それは形容しがたい、依頼を終えた時には
ジョージは消え、都市伝説は消えうせた……かのように思えた
依頼が終わった後も死にたがりジョージの都市伝説は終わらなかった
それが意図的に流布されたくだらない話なのか、新たな愉快犯なのか
それとも……本当の死にたがりジョージはほかに居たのか。それはジョージ本人以外、知るよしが無い

ゾンビワームと宗教組織のかつての遺産録
最初は教会からの依頼だった。教会墓地に異常発生するゾンビ、それの駆除の依頼
担当エケリリ、マーマイト
ほんのゾンビ駆除のはずだったが、しかしそのゾンビというものは死体に卵を産みつけ
その幼虫が死体を内部から食い荒らす際に起こる動きである歩行が、その死体をゾンビたらしめていたのだ
生存方法としてはそのゾンビとしての死体がその動きにより遠くまで行った結果
主の生息範囲を広げることとなるため、理にはかなっている
だがその死体に卵を産み付けるワームは自然に発生したものではなく、人の手により生み出されたもので
ゾンビワームと教会の思惑。教会は死んだ人間の蘇生法を模索していた
それは教会として求められるものでだったし、協会としても人を救うためそうしたいと思う事で
しかしいつからだろう、その思いは歪みくすんでいき
教会を統括する大神父の一人はただただ達観していた。ワームに固執する一人の男を野放しにして
教会という組織は続く、エケリリとマーマイトは
小さな組織ではどうしようもない、根深い強大な集団の力というものを眺めながら
会議の末それに介入することを断念した
ゆがんだ、強大な力は達観した瞳と、ねじれた悟りと、醜い執着によって暴走し続ける
いつか、誰かがそれを崩壊させてくれることを信じて

鉄血闘士
血は鉄の味がする、いつの時代も人間と言うものは自分たちの力を競い合いたがるものだ
非合法コロッセオの調査を依頼され、現地へと向かうムート、テケリリ、マーマイト、レオンはその存在を調査する
悪人とはどうして地下にもぐりたがるのだろう、そんな疑問を感じつつ
一向は調べ上げた結果非合法コロッセオが地下にある事を知る
入り口から地下へと行くが、予想以上に組織化したその施設は地下に降りる際に魔方陣が敷かれており
ちょうど地下へ降りる階段と通路の境に別の場所へ飛ばされる仕組みになっていた
そうとも知らず先へ進む四人が目にしたのは地下に広がる1都市レベルの空間であった
入り口から見える巨大コロシアムを中心に広がる街では多種族が当たり前のように生活し
ムートはこの時点で、ここは単なる非合法施設ではない事を悟る
ともあれ依頼された事は調べなければならない、一行は中心にある巨大コロシアムについて調べると
どうにもそこでは通常想定する行き過ぎた殺し合いではなく、闘志を高めると言う名目で使われていると知る
闘志を高める、と言うのがどんな行為かはわからないが
新参者が奇異の目で見られるその街でマーマイトが根を回し、近々コロシアムで開かれると言うそれに参加することとなる
数日後、コロシアムで開かれたそれは最初は驚くほどに静かだった
円形状の施設、周囲には客席があり、その中心に立つ者は鉄血闘士と呼ばれる
鉄血闘士がこぶしをかざすと観客は静寂を打ち破り、耳が引きちぎれんばかりの歓声を上げる
地下であることも相まって、声は反響が反響を呼びそこはまさに街全体がコロシアムと化したかのようだった

結果として鉄血闘士と名乗る、白い髭をふんだんに蓄えた老人とその地下街の住民たちは
     を   して    
いわゆる    なため、その遠きにわたるわれわれの悲願は! 今こそこの地上の楽園を取り戻すためがゆえに行われるものである
地上の作物はしに、いずれ終焉の鎌がこの世界を襲うだろう
だが恐れるな、この鉄血闘士率いる猛者たちが再び世界の救済を行い
薄暗い地下からは我らの崇拝する    の血肉が降り注ぐだろう

ムート達はすぐさまその場からの脱出を試みたが
しかし、今それを阻止せんとする邪悪な鎌の手先が
テケリリが持つ術式により脱出を成功させる
地下街は呪いで満ち溢れており、これ以上詳細な事は文面、あるいは口頭でも伝えられないと判断し
この件に関わることは第5の中でご法度とする
担当代表、ムート

君とあなたと俺とお前と
自我と言うものはなんだろうか、街にいるある魔術師が自分の精神を崩壊させた結果
ひとつの不思議な部屋が現れる
担当者テケリリ、エケリリ
この事件は一族の慣わしに縛られた二人とはとても相性のいい事件だったのかもしれない
言い方を変えれば二人にはすでに自身の自我など形成されていなかったとも言える
この文章がまるで他人事のように書かれているのなら
おそらく私テケリリには自分を認識する術が無いことの証明になるだろう
自我を崩壊させた魔術師が作る部屋はなんというか……とても、言葉で言い表せるものではない
だって、どうやって人の心というものを1から10まで文章にできるだろうか
少なくとも私にそんな表現力はないし、客観的に見る力も無い
それどころか私自身もその部屋に影響されかけたといっても言い過ぎじゃないだろう
この街に来てから私たちが解決できる事件は殆ど無いように思える
もちろん、この部屋の事もそうだ
きっと私たちに解決できる事は何も無いのだと思う
人が関わる限り、人の精神や心は必ずそこにいくつも存在するのだから
どうしても解決したいなら、その場で存在ごと消し去ってしまうのが良いと思った
部屋は全部焼きました
テケリリ
異次元の旅人

Edit


Last-modified: 2016-03-31 Thu 13:50:21 JST (1675d)