名簿/17428

  • (誰も居ない宿の一室。机の上には一枚の地図と【000001】と刻まれた赤いカードが残されている。)
    (彼女を探すなら其処へ足を向けてみるのが良いだろう。最も場所からして、そう簡単に会えるとは思えないが……。)
    -- 2008-09-13 (土) 06:20:13
    • (不在のようなので宿の主に小さな包みを渡し、言付けをする)
      (伝えてほしい事は沢山あるけれど短めに。英雄の称号を取った事、遠くに引っ越すので元気でという事)
      (そして、…どうか幸せに…という事)
      (包みの中には赤い糸で花の刺繍が細かく施された真紅のリボンが入っている。きっと白い姿に良く似合うだろう) -- アリョーシャ? 2008-09-18 (木) 02:22:59
      • 「知ってましたよ。貴方が英雄になった事も、街を去る事も。」
        アリョーシャさんもアルエさんもマオマオもゼムさんも今では皆、英雄だ。
        まったく、我が家は噂だけは届くから困る。
        久しぶりの街、女は白い装束を黄昏に染めて、くつくつと笑いながら包みを放る。
        軽いな、中身はなんだろうか。と思いながら。
        「元気で。それに、幸せに。ね」
        顔なじみの宿の主人に一言一句違わず伝えられた彼の託を反芻する。
        「アリョーシャさん。私はもう幸せですよ。」
        届かぬと言う事を知りながら夕闇に吹く風に向かって答えを返す。
        でも、その先にあるものはなんでしょうか?
        言葉を紡がず胸の内に思う。
        脳裏を過ぎるのは話しかけた事も無い、幸せの先で命を散らした古い金髪の冒険者の姿。
        あの人とは一度話をしてみたかったな。後の祭りだ。後悔ばかりで私は出来てる。
        「其方こそどうか、お幸せに……。」
        白い姿に赤いリボンが映えるか否かは何れ、分かる事だろう。
        彼女が幸せの先に至るのなら。
        -- 2008-09-24 (水) 21:43:37

Last-modified: 2008-09-24 Wed 21:43:37 JST (5246d)