TGD/0018
- 最終日を生き伸びた人は、あるいは犬笛を吹きながら無謀ともいえる数のゾンビを誘導する彼の姿を見たかもしれない
キュアおじさんに接触できる人がいてもし訊ねるなら彼を見たという答えが得られるかもしれない だがその日を堺に彼の姿を見た者は居ない。かろうじてレギュラーをしていた深夜のコアな旅番組でも、彼の姿を見ることは二度となかった --
- (ごく前半しか霊圧が保てなくて申し訳ない。企画の完走を心よりお祝い申し上げます。しもはらべ) --
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- (倉庫に入ってキョロキョロ)たしかここに住んでるのだったわね。…ああ、いたわ。
(そして下腹部の姿を見るや、つかつかと歩みよっていく)ねえ、下腹部さん、なにか面白い話はないかしら? (そしていきなりの無茶振りをする) -- 真秀
- 嵐の夜に停電とくれば怪談なんかがいいんだけど、日常がホラーだとそれも締まらないね(いつも、どこか緊張感のない男。本当はかなり神経質でペシミストなのだが、人の視線を感じれば隠し切る芸人根性)…バタフライエフェクトって知ってるかい?まるで関係のないような事柄が一大事編の引金になってるって考え方で、一匹の蝶々が羽ばたいたことが切っ掛けで巡り巡って地球の反対側で嵐が起きるというやつなんだけど(視線こそ感じさせないものの、聞き手の反応を見るように間を開ける)…日本が台風シーズンの夏、地球の反対側は冬なんだよね。蝶々なんか居ないんだ。南米のバタフライが嵐を呼ぶなら、日本が冬の時期にこそチリ沖の海水浴場で泳ぐ若者のバタフライが毎週のように巨大台風を作っても良さそうなのにね(学術的に面白い話だった!) -- 下腹部
- 怪談。なるほど、そういうのもあるわね。どうせ基本停電してるのだし、蝋燭を立てて話せば雰囲気が出るわ。
(ホワイトボードでの自己紹介を見た限り、お笑い芸人らしい。しかしテレビで見た覚えもない。どういう人間なのか…はもちろん知る由もない) (それでも何か明るい話が聞きたかった。皆から齎される情報はどれも先行きの暗いものだったから) バタフライ…知っているわ。風が吹けば桶屋が儲かる奴ね。(そう言って話を聞く) え、ええ…(まさか杓子定規な屁理屈を言ってくるとは…予想外だった。しかしこれがネタなのかもしれない、と思うとマジレスは良くない、と考え) では蝶ではなく羽ばたくのがペンギンだったらどうかしら?南米やニュージーランドにいる無数のペンギンたちが冬の訪れと共に一斉にはばたくの。 ひとつひとつは僅かなはばたきだけど、それは人の骨を叩き折るほどのものよ。 -- 真秀
- (昆虫のバタフライと泳法のバタフライをかけた部分が触れられもせずスルーされたのはこの売れない芸人にとっては予想の範囲内。また自分は外したのだなと納得するが修正案で持ち直したことも過去のステージでは皆無なのだ!)そういえばペンギンは求愛で羽ばたくらしいね。してみると、ペンギンの繁殖期は真冬なのかな。今僕たちを苛んでるこの嵐も、可愛い雛ペンギンたちのためと思えば耐えられるね(いつどこで拾ってきたのか、愛らしいペンギンのヒナのぬいぐるみを取り出す) -- 下腹部?
- (くすりとも笑いもせず、別の屁理屈で斬り返して様子を見る。別に何か勝負をしに来たわけではないが、なんとなくだった)
南極のペンギンはブリザードの中で子供を守るわね。そうなると繁殖するのは冬よりも前…?ともあれ、人の骨は206本。つまり206匹のペンギンが求愛するだけで 人間が全身バラバラになるパワーを有した風が生まれるのよ。だとしたらペンギンよりはるかに個体数の多い蝶がはばたけ…ば… (うん?という顔。なぜこの男はペンギンのぬいぐるみなど持っているのか)ピンガ…。(有名なペンギンのクレイアニメ、それに出て来る子ペンギンの名を呟いた) -- 真秀
- 朝のスレ見てたこやすじゃないとこの名前ネタわかんねーよ! --
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