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- 発情薬が振り撒かれた --
- お久しぶりです、ブレイドさん。元気に修行してます? 糖分補給にチョコマドレーヌはいかがですかー。 -- エニル
- どうもエニルさん、見ての通り健壮に過ごさせてもらってます。エニルさんもお元気そうでなによりですよ(にこり)
ちょうど小腹が空いてたんですよ、助かります。…そういえばこの季節、どうも道を歩いていてもちょこれーとを売っている店屋が多いような気がしますが…この時期の風物詩なんでしょうか -- ブレイド
- ・・・こっ・・・こんにち・・・は・・・(緊張してるのかぎこちなく尻尾を揺らした小さい鎧が足元に立っていた)
あのっ・・・剣の訓練・・・見せてもらおう・・・かと・・・おも・・・て・・・その・・・ -- ユーナ
- (唐突に声をかけられて驚く)あっ…っと、こんにちはユーナさん。…気配消すの、凄く上手いですよね…野生の動物…それ以上に思えるんですけど
かまいませんけど…見ててそう面白いものでもないですよ?ここではなんですし、場所を変えましょうか。近くに人気が余り無い公園があるので、そちらに(刀を腰帯に刺すと方向を指さして、先導していく) -- ブレイド
- ・・・・・・そ・・・そういうつもり・・・じゃ・・・気配とか・・・(オロオロと小さい鎧は首を横に振る)
・・・あ・・・はい・・・・・・わかりました・・・(ブレイドについていこうと早歩きで後をチョコチョコと付いて行った) -- ユーナ
- …自然にやってるんでしょうか、師匠にそういう…気配とか、そういうのを感知するのが上手いって褒められた事があるんですけど…
(ちょこちょこと足を動かすユーナを見て足取りをゆっくりに調整して、公園へ)…ん、人もいないみたいですし丁度いいですね (それでは、と前置きして鈴を鳴らすような音を立て鯉口を切り、青眼の構え。動作自体はゆっくりとしていたが、淀みがなく流れるような動き) -- ブレイド
- (のどかな公園に風を切る静かな音が響く)・・・・・・(静かだが決して遅いわけではなく、むしろあまりの速さに獣人は息を飲む)
・・・凄い・・・抵抗せず・・・身を任せたよう・・・な・・・ (以前力が付かないと聞いてたはいたが確かにこの武術ならば力よりもしなやかさが大切なのだろう・・・と無言で感心していた) -- ユーナ
- (演舞のようにも見える緩やかな動き、我流らしくその動きには剣術の型に嵌らないものも多いが、流麗に動きを一通り終えて太刀を鞘に収める、ふぅ…一息ついてユーナの方を振り返り)
お見苦しいものをお見せしました。面白いもの…でも無かったと思うんですが、案外楽しんでもらえたみたいです? (真剣に眺めていたらしいと分かるその評定を見て、薄く笑みを零す) -- ブレイド
- ・・・あ・・・いえ・・・・・・とても・・・参考になりました・・・(小さい物置でも一応は冒険者らしく、戦い方には興味があったようだ
その・・・わっ・・・私も・・・剣・・・・・・使ってるけど・・・練習方法とか・・・我流だし・・・(そういって自分のぼろぼろの剣をなで) 勉強になりました・・・ありがとうございま・・・す・・・ -- ユーナ
- はは、僕のも我流ですから…参考にするのはどうかと。多分、正規の剣を習っている人からすればおかしな動きも多いでしょうし
師匠曰く、武術なんて習ったところで実際の喧嘩で型通りの動きなんて出来る訳が無いんだから実戦積んだ方がよっぽど強くなれる、強くなるのに流派なんて必要無い、だそうで (苦笑混じりに)…ユーナさんはどんな鍛錬を積まれてるんですか普段? -- ブレイド
- ・・・あ・・・はい・・・私は・・・その・・・・・・戦ってるときは・・・焦って・・・経験積んでるかどうかわからない・・・から・・・
鍛錬だけでも・・・と・・・・・・えっと・・・あれ(公園のオブジェだろう10kgぐらいありそうな岩を指して) ・・・あれ・・・ぐらいの・・・岩を・・・いくつか・・・棒に結んで・・・振ったりとか・・・・・・本当それだけで・・・(申し訳なさそうにうな垂れた) -- ユーナ
- ………え?(自分では持ち上げるのにも一苦労しそうな岩を見て、眼前の小さな鎧姿を見て、また岩を見て)
…あれをいくつか?…えっと、十分過ぎるというか…鍛錬としてはかなり凄い部類に入ると思うんですけど… …やっぱり力持ちみたいですね…僕くらいなら軽く持ち上げれそうです…(感心しているような、驚いているような表情) -- ブレイド
- ・・・あ・・・や・・・・・・そんな事は・・・(恥ずかしそうにうつむき)
あ・・・そうだ・・・前に約束した・・・手合わせ・・・・・・あの・・・時間があったら・・・ -- ユーナ
- ……(あ、としくじった、という顔をして)女性に力持ちは良くなかったですね、すみません…
あぁ、そういえばそうですね…人が通ることも無さそうですし、ここで良ければ少し、やってみましょうか? ええと、準備とかは大丈夫ですか?…というか真剣でやっても大丈夫ですかね -- ブレイド
- ・・・い・・・いえ・・・気にしてないので・・・
あ・・・はい・・・いつでも・・・えっと・・・・・・あぅ・・・(こちらも準備はしてなかったらしく木剣すらなかった) ・・・・・・わ、私は・・・鞘つけたままで・・・(そういってベルトをぐるぐる巻きにして鞘を抜けさせない状態に)・・・そちらは・・・私・・・は・・・平気ですから・・・そのままでも・・・ -- ユーナ
- 木刀でも持ってきておけば良かったですねえお互いに(苦笑し、刀を抜く、が鞘を付けたままのユーナの剣を見て)
…こちらだけ真剣、というのも少し難ですが…当たれば怪我をすることには代わりありませんか。では、こうで…(抜いた刀を返し、峰を見せる) それでは、宜しくお願いします。(一礼すると、先ほどと同じ正眼に構える。まずは、出方を伺おうという腹積もりのようだ) -- ブレイド
- ・・・・・・あ・・・で・・・では・・・よろしくお願いしま・・・ふ(おどおどしたまま剣を構えると)
・・・いきます・・・(駆け出し、一気に間合いを積め、剣を振るう) (まるで教科書に書いてるかのような型通りの上段、唯一の違いはそれが下方から迫ってくる事) -- ユーナ
- (普段の様子からは思いがけない思い切りのよい突撃に面食らい、初動が少し遅れる、太刀を片手に持ち替え横っ飛び、少々距離を取って冷や汗を拭う)
上段斬りが下から襲いかかってくる…今までに会った事がない攻めですね… それでは…こちらも(片手ながら構えを脇構えに、跳ぶように軽い足取りで距離を詰めると逆袈裟の切り上げ。少々、動きが淀んだように見えるのは体格差による攻め手の経験の少なさだろう) -- ブレイド
- ・・・ひっ・・・・・・(あわてて剣を横に構え防御の体勢)
(はじめてみる太刀筋に怯んでしまう、もし相手の動きが万全だったら防御の構えすら不可能だったのかもしれない) ・・・やっぱり・・・・・・速い・・・(後方へと下がる、と言うより防御の衝撃で弾き飛ばされたに等しい、再び姿勢を整えようとしていた) -- ユーナ
- (弾き飛ばされた相手を見て、追撃の構え。先ほどまでの教科書通り、と言った構えでは無く、少々異質な構え
照準を合わせるかのように左手をユーナに向かって突き出し、太刀を携えた右手はすぅっと流れるように引き絞られる。まるで、容姿も相まってエルフが弓を構えているような、そんな姿勢) はぁーーーっ……!!!!(体制はそのまま、解き放たれた矢の如く突進) -- ブレイド
- ・・・!?・・・・・・(鎧の塊はその場で強張る)
(剣を持つ手は震えつつも、またしても教科書どおりの防御の構えを取ろうとする) (・・・だがそれはレイピアの突撃への策でしかなく、今、目の前の異質の弾丸は) ザシュッ(いなす事はできず、小さな鎧の塊は串刺しとなり、宙へと浮く) -- ユーナ
- (鎧を刺し貫いた感覚で我に返る、しかしその勢いは殺す事も出来ず、そのまま太刀は目の前の相手を貫いた)
…!!ゆ、ユーナさん!?(相手の力量を見誤っていた、とも久しぶりの対人の実戦、熱くなっていたとも言える) (半ば気が動転したような状態で、太刀を抜く訳にもいかず狼狽する) -- ブレイド
- (団子の様になってしまった鎧の塊、全身から力が抜けたかのように手足尻尾全てがぐったりしていた)
(が)・・・・・・・・・・グルル(ブレイドが狼狽したそのときだった) (低い唸る様なエンジン音が聞こえ)・・・・・・(兜の奥からヘッドライトが光りだす) ・・・グルッ・・・・・・グルッ・・・グォオオオオァオアオアァァァ!! (その雄たけびは獅子よりも猛猛しく野太く、鈍く重く、響き渡る) (眼光、咆哮、全ては正面にいるブレイドへと向けられていた) -- ユーナ
- (生気の抜けたユーナの体を見、激しい自責の念抱いて、今何をすべきかを全力で考える)そ、そうだ…医者…医者に………?!
(ビクン、と野獣の咆哮のような低い音が耳に届く前に、何かを察知する。強大な魔物を前にしたような、そんな重い重い重圧、数瞬遅れ耳に入った声が、あの小動物のような動きをする小さな鎧娘から放たれているとは理解が及ばず、目を見開いて太刀の先、未だ貫かれたままの体を見やる) …ユーナ、さん…?(生きている、その安堵感よりも早く体が警報を発する、本能的に太刀から手を放し、身を離して刺したままの脇差に手をかける) -- ブレイド
- (四肢で地に降り立つ・・・と同時に腹部に突き刺さったままの牙は地面を軸により深く突き刺さる)
・・・グル・・・グルル・・・(しかし、火の付いた鎧は腹部から流れ出る血を気にも留めず、ブレイドを見つめるだけ) (尻尾で先ほど手放した己の剣を持ち上げると、後ろ足で地面を蹴り上げ、腰を振る) グオオオオォ!(先ほどまでの定型とは違う、よりシンプルな突撃) -- ユーナ
- (あの小さな体躯で、鎧を纏い剣を振るう、そして、これまで生き残ってきた。先ほど相対した時の動きようでは、どう考えてもこれまで生き残ってこられた事が不思議に思えた
しかし、今相対する野生の獣のような重圧を放つその姿に、納得する。何かを、目覚めさせてしまった、そんな後悔すら鎌首をもたげる程に深く納得する) …やってしまったことの、責任はとらなくては…いけませんね。(脇差に手をかけたまま、敵意を、殺意を放つ少女をじっと、眺める) ……っ!!!(油断は一ミリも無い、しかし先ほどより明らかに早いその攻撃を全く同じように避けたつもりが、剣は身を掠めていく。白い着流しは破れ、仄かに朱色に染まり) …これは…まずい、ですね…僕の全力よりも、疾い…かもしれない… -- ブレイド
- ガアアアアァ!(小型の体が最大の利点かのようにすぐさま方向転換、赤い雫が弧を描き、再び走り出す)
(一気に間合いを詰めると大きく飛び跳ね、空中で体を反らす) っ!!(バク転、その先には回転力が合わさった尻尾からの斬り上げ・・・そして自らに突き刺さった刀をも追撃に加える) -- ユーナ
- うぁっ…!?(予想以上の速さで迫る攻撃に一瞬、腰が引ける。鍛錬を積んでいるとは言えまだまだ未熟の身、殺意には慣れていない)
(身をかわすが、避けきれず身に切り傷を刻まれていく)…あれを止めるには…気を、失わせるしか無いか…? …僕にそれが出来るか…?(猛追を凌ぎながら、口中でつぶやく。弱気な呟きとは裏腹に、眼光は鋭く、隙を見出そう、と伺っている。未だ、鞘に収めたままの脇差は抜いていない) -- ブレイド
- ・・・・・・グルル・・・(再び着地、自制か余裕か・・・あるいは狂っているのか・・・急所を狙わずただ切りかかっているだけ)
(小さい、小さい、鎧をまとった獣はただシンプルに眼光でブレイドを射抜き続ける) ガッ(体を起き上がらせると突如地面に剣を突き刺し、尻尾と両手で柄を握る) (地面がゆっくりとえぐれ出す、剣が折れんばかりの力がこめられていってるのだ・・・) ・・・・・・グルォオオァ!(溜め斬り、獣は先ほどよりも威力を上げた技で玩ぼうとした) -- ユーナ
- (遊ばれている、そんな感覚はあるが野生そのものの動きに隙を見出せず、弄ばれるかのように翻弄される
いつの間にか着物は朱に染まった部分が多くなり、頬にも切り傷が浮かぶ。額に浮いた汗は冷や汗か激しく動きつづけたものか) …(突如動きを止め、大地に刺された剣。その動きに考えるよりも早く、弾かれたように体が動いた) (まともに喰らえばやられる、ならば、先にやるしかない。獣の見せた油断か、誘いか、それに乗って飛び出した金色の侍は肉薄する程の間合いまで一瞬で近寄り 手にかけたままだった腰元の脇差を鞘に収めたまま、抜刀術のように帯から抜き放ち、倒れかかるような勢いでユーナの小さな身体の胴へと打ち込んだ) -- ブレイド
- っ!?(己の力を過信した・・・いや・・・考え事をしていないだろう獣はブレイドの不意打ちに対応が出来ず)
ドン(腹部に更なる鈍痛、そのまま吹き飛ばされてしまう) (だが、まるで猫の様に着地を難なくこなすと)ガアアアアアアアア!(今の一撃で怒り狂った雄たけびを上げた) (しかし・・・腹部のダメージは限界を向かえ)・・・ァ・・・アァ!(ズルリと刀が抜け落ちる) ブシュッ(腹部から血が噴出し、吐血だろう・・・兜からも血があふれ出した) ・・・・・・(鎧をまとった獣はそのまま崩れ落ちた) -- ユーナ
- (雄叫びを聞いて、まだ終っていないのか…と一瞬、旋律をするが…それが断末魔のようにも聞こえて、ユーナに駆け寄る)
ユーナさん!(そして、血にまみれた鎧姿を見て一も二もなくその小さな体を抱え上げ、なるべく、揺らす事の無いよう気を使いながらも駈け出していく) (以前、誰かに聞いた。死ぬ程の傷すらも治す、治癒魔法の使い手がいるという病院。聞き齧りの記憶ではあったが、そこを目指し、走る、走る その場所に辿り着いた時には息も絶え絶え、当人も傷が開き、血に塗れていたが腕の中にいる小さな人程ではない、転がり込むように病院へと駆け込んで、驚いた職員に事情を告げユーナが緊急医療室に運ばれていくのを見守った) -- ブレイド
- (数分後)・・・やっ!・・・駄目・・・鎧!・・・・・・はずしちゃ!(いつもの子供の声が聞こえてくる)
・・・大丈夫・・・これぐらい・・・縫って・・・置けば・・・すぐ治るから・・・!(兜の奥から泣き声を漏らしながら小さな鎧が手術室から飛び出してきた) -- ユーナ
- (治療室に入れ、と言われているのも拒否して、待合室で簡単な治療だけをされていたところを声が聞こえ、怪訝そうな顔をしたところで、ユーナが飛び出して来、目をまん丸くして唖然とした表情をする)
………えっ、あ、あれ…ゆ、ユーナ…さん…?(完全に放心したような、気が抜けてしまったような、そんな様子) -- ブレイド
- ・・・・・・あ・・・どうも・・・(いまだに隙間から血を垂れ流している鎧の塊は、ブレイドに気づき)
・・・・・・あ・・・あのえっと・・・・・・お、お疲れ様・・・です・・・・・・えっと・・・その・・・まいりました ・・・やっぱり・・・ブレイドさんの・・・剣術は・・・凄いですね・・・(ずいぶんと元気な様子だった) -- ユーナ
- あ…あぁ…(何か言おうとしたが声にならずぱくぱくと口を開け閉めするばかり)
(普段通りの振る舞いを見せるユーナに、気を取り直すどころかむしろ気が動転したようで、座っていた椅子から立ち上がりユーナの前まで歩み寄ると、正座をし…手を床に付け、深く頭を下げる) すみませんでしたっ…!つい頭に血が登ってユーナさんを…殺してしまっていたかもしれないような傷を負わせて…!(土下座をしたまま、搾り出すようにそれだけ告げる) -- ブレイド
- ・・・!?・・・え?・・・・・えぇ???(ブレイドの土下座にこちらも気が動転してオロオロしだす)
・・・・・・だ・・・大丈夫ですから・・・・・・ただの・・・手合わせです・・・から・・・気にしないで・・・ ほっ・・・ほら・・・この通り・・・なんともない・・・でs(ゴフッ ・・・むしろ・・・お手合わせ・・・ありがとうございました・・・まだまだ・・・未熟なのを・・・実感した・・・・・・しました・・・ -- ユーナ
- しかし手合わせとは言え命を奪いかけたのは…女性の身体に消えないであろう傷を付けたのは事実…この責任は必ず取らせて…(顔を上げたところで血を吐いたのが目に入り)
お、お礼なんて言われるような事ではありませんから!とにかく治療は受けて下さいユーナさん!?あれだけの血が流れたんですから!恥ずかしがってる場合じゃありませんよ!? (立ち膝の状態で丁度目の前辺りにあるユーナの兜に手をかけて外そうとする) -- ブレイド
- ・・・・・・い・・・いや・・・だから・・・その・・・・・・女性とか・・・私には・・・気にしなくていいし・・・
・・・傷も・・・これぐらい・・・・・・いつもの事・・・だし・・・慣れて・・・・・・・・・あ(しどろもどろに訂正を入れてると兜を取り外され、言葉が止まる) (獣人とは言うが顔は人の子供のそれ、違いは大きな獣の耳ぐらい・・・赤く絹糸のような髪が兜から解放され、風になびいた) ・・・・・・・・・!?・・・!!!?!?!!?!ゃ!!!(みるみる顔が赤らみ目元に涙が溜まりはじめる) (慌てて兜を奪い取ると、また無理やり被った)・・・な・・・あ・・・・・・だ・・・大丈夫ですから・・・!(すっかり警戒してブレイドと距離をとり始める) -- ユーナ
- (初めて見たユーナの素顔に一瞬だけ固まったように目を奪われたが、素早くまた兜を奪い返されてはっと気を取り直し)
そ、そんな事言いますけど重症ですよ!太刀で貫かれたんですから…そ、それも全部僕の責任ですけれど…! (また頭を床に擦り付けるように下げて)お願いします、せめて治療を受けていって下さい…そうでもしてもらわなければ、どうしていいのか分かりません…! (頭を床に付けたまま、固まったように動かない) -- ブレイド
- ・・・・・・だから・・・!・・・治療を・・・受けるほどじゃない・・・から!(兜を抑えたまま、体を横に振り、体全体で否定をした)
・・・・・・気に・・・しないください・・・!・・・私は・・・それでいいの・・・!・・・じゃ・・・じゃあ・・・私はもう・・・か・・・かえる・・・!ます・・!もぅゃぁ・・・! (半泣きの声のまま鎧の置物は逃げていった) -- ユーナ
- (逃げるように去っていったユーナの姿を土下座の体制のままで見送り、ユーナが去ってしばらく経つまでそのままでいた)
…怒らせてしまったみたいですね…あぁ、もう…自分の未熟に腹がたつ…本当に…ダメだな…僕…は… (それだけ呟くと、致命傷は無かったとはいえ血をかなり流し、疲弊していたのか糸が切れたように気を失い、倒れた) -- ブレイド
- (ブレイドの剣の練習中に通りかかって、声をかけるでもなく眺めている) -- ルース
- (目を瞑り、木剣を片手に自らの動作ひとつひとつを確かめるようなゆっくりとした動き。一挙手一投足はのんびりとしたようにも見えるが隙は無く、当人の額には汗が浮かんでいる)
…はっ!!!(腰元に構えた木剣を逆袈裟に切り上げ、目を開く)…ふぅ。 -- ブレイド
- (ブレイドの視界にいる。ブレイドが目を開けたので、にこりと笑って小さく手を振ってみる) -- ルース
- (希薄な気配ではあったがそこに誰かがいるとは気づいていたようで、視界に入ったルースに薄く笑いながら頭を下げ、手ぬぐいで汗を拭う)
おはようございますルースさん、つまらない物を見せてしまいましたね -- ブレイド
- ずいぶん涼しくなってきたというのにその汗、お疲れ様です いえいえ、興味深く見せていただきましたよ
西洋の剣は重さと大きさで叩き斬る 東洋の剣は切れ味の鋭さと素材の強靭さで切断する と、そう仰っていた方がいらっしゃいまして その通りだなぁ…と -- ルース
- いやいや、僕なんてまだまだ未熟もいいところで、お恥ずかしい。まだ、刀を振るうというよりも刀に振るわれていると言った方が正しいくらいですよ
僕の腕では切るというには及びません、達人にもなればこの木剣でも…(ゆらゆらと舞い落ちてきた木の葉に、木剣を振るい)刃の無い剣でも、これを切る事が出来ますから (振るった木剣を木の葉は避けて、ひらりひらりと地面に落ちる。その様を見て、苦笑を浮かべて) -- ブレイド
- ふふ 尋常ではない達人まで出してこなければ、ご謙遜できないほどとみえますね(冗談めかして笑いながら)
刃が無くとも切る 技、御身自身が刃なのでしょうね ブレイドという名こそ、そうなるに相応しい しかし……あちらのご出身と伺っていますが、らしからぬ名ですね -- ルース
- あ、いやそんな事は無くてですね…!?(あわあわと手を動かして弁解しようとしたが、ルースの様子見てからかわれたと分かり嘆息)
今はまだ名前負け、ですけどね…何時かはそうなりたいものです、本当に…あぁ、これは…そうですね 本名とは違うのですが…師匠から元服の祝いに頂いた、こちらでの名前…といったところでしょうか -- ブレイド
- 冗談半分 冗談は半分だけだとお受け取りくださいな(くっくっと楽しそうに笑って)
以前もお師様がいらっしゃるようなこと、仰っていましたが…… こちらの方なんですか? あなたのお師様だというのでてっきり、お生まれのほうの方かと -- ルース
- 出来れば、全て冗談だと思っていただきたいところなんですが…武士を名乗るのもおこがましい、そんな程度ですよ
師匠はここよりも北方の生まれだと聞いています、世間一般的に言うような師弟関係とは少し違う…いわば、育ての親のような人なんですよ 師匠は徒手空拳の使い手ですし、剣術を教わった事もありません。 -- ブレイド
- へぇ… 徒手空拳の? ではブレイドさんは我流で……? -- ルース
- 幼い頃に父に習ったものと…師匠と手合わせをして立ち回りの修正をしてもらったりもしていましたが、大体は我流です
ですので、日の本の侍からしてみればおかしなところも多いんじゃないでしょうか… -- ブレイド
- ほぼ我流でそこまで
日の本の……ふふ、わたしの目には様になっているようにしか見えません 我流では様がつかない、などということはありますまい 全ての流派は元は我流だったのですから 練習中お邪魔しました それでは、また -- ルース
- そうでしょうか…お世辞でもありがたいです、励みになります(微笑を浮かべて、こくりと頭をさげる)
ええ、その通りです。我流とは言え…僕にはこれしかありませんから、これで強くなるしか道がありません。どんな道でも歩き続ければ何時かは高みに届くと、そう信じていますから いえ、いい気分転換になりました。お気をつけて(ルースの後ろ姿を見送ると、鍛錬に戻っていった) -- ブレイド
- (ふよふよと飛んでくる白いの。目の前まで飛んできてあなたにある物を見せる)
へろー始めまして これに見覚えあったりしない?(下着だ) -- ルフト
- (この辺りでは珍しい部類に入る下着、褌。どう考えても自分のそれであるのを見て目を丸くする)え、あ…はい、おそらく僕のだと思いますが…
ええっと、何処でこれを…?と、いうか…女性にそんなものを持ってこさせてしまって申し訳ないと言いますか…(後頭部に手を当てて申し訳なさそう) -- ブレイド
- (下のほうからか細い声が聞こえる)
・・・あ・・・あの・・・以前ご挨拶していただいて・・・ありがとうございます・・・ も、もし・・・またご一緒したときはよろしくお願いします・・・ -- ユーナ
- (声に気づいてきょろきょろと周囲を見回す、聞き違いかと軽く顔を下げたところで、その存在に気づいた)
…す、すみません気付いていませんでした…ええと、ユーナさんでしたよね。お久しぶりです(しゃがみこんで視線を合わせる) 僕はこの間不覚を取ってしまったのですぐには無理でしょうが…また同行できたらいいですねえ -- ブレイド
- おや、刀お二人目 三人見つけたら幸運でも降ってきたりしませんかねぇ -- ルース
- 刀はこちらでも流通していますからね…今僕が使っている刀もこちらで手に入れた物ですから
別段、そう珍しいものでも無いようですし幸運は降ってこないと思いますよ -- ブレイド
- そうなんですか 武器には縁遠い職なものでして……(苦笑いをしながら楽器を見せる吟遊詩人)
先程、刀を使う方にお会いしまして その方にお伺いしたんですが、西洋のものより扱いの難しいものも多いそうですね 金の髪、東洋の見目ではありませんが、よく刀に親しんでいらっしゃることは分かりますよ 様になっています -- ルース
- 詩人さんですか、僕達なんかよりよっぽど扱いの難しい得物ですね。武器は振るう事さえ出来れば食っていけない事はありませんし。どちらも技を磨こうと思えばどこまでも限が無いですけれど
見た目はこうですが生まれは日の本…東洋なんですよ。母が流れ着いたエルフで、その血が強いみたいなんです。下級とは言え武家の生まれですから幼い頃から刀を玩具にして育ったようなものなんですよ -- ブレイド
- ふふふ、剣も手にとって引けば一応物は切れますが、これも手にとって弾けば一応音は鳴りますからね
あとは練習次第……とはいえ、剣も持たなければならない程度にしか、技は磨けておりませんが おや、それで エルフといえば弓や魔法が有名ですが、弓手のしなやかさも、魔道士の意思の強さも、 刀には似つかわしいもの 良い血をお持ちですね -- ルース
- 道は違えど何事も日々の積み重ね、修練は大事ですね…才覚よりも何よりも続けていく根気が重要だと師匠に言い聞かされていました(苦笑を浮かべ、腰の得物に手を置く)
そうですね、コレは力よりも技や速さが必要な得物ですから…言われてみればなるほど、そういった意味では僕のような種族に向いているのかもしれません。 国では狐の子が刀を振るってるなどと揶揄を入れられたものですけれど。(苦笑を浮かべ)あぁ、そうですこれも何かの縁、お名前を聞かせてもらえますか?僕はブレイドと言います -- ブレイド
- 狐の子が これはまた酷い エルフほど誠実な種族も珍しいというのに
申し遅れました、わたしはルース お察しの通り、吟遊詩人をしています 冒険譚などには飛びつく性質でして またお話を伺いにくるやもしれません それでは、また -- ルース
- こうして国を出てから分かりましたけれど…日の本は閉鎖的な国でしたから。小さな頃は良くからかわれたものですよ
うぅん、そういう事なら師匠が得意なんですが…何せ数十年冒険を続けているほどですし、僕には大した面白い話も出来ませんがそれでもよければ ええ、それではまた機会があればお会いしましょうルースさん(丁寧にお辞儀して見送った) -- ブレイド
- こちら、ですね。来月の冒険でご一緒するエニルと申します、よろしくお願いしまーす! あ、これお近づきのしるしです(まんじゅうを差し出す) -- エニル
- これはどうもご丁寧に、わざわざ訪ねて頂いてありがとうございます(柔らかい笑みを浮かべながら丁寧に頭を下げる)
ご存知のようですが、僕はブレイド・ストライカーといいます、宜しくお願いしますねエニルさん -- ブレイド
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