名簿/465083
- さぁて、隣近所くらいには挨拶に行っとかないとねぇ。……ここって時計屋? -- ミゾレ
- ああ、その通りだよ。クロノス時計店というのだ、宜しく白衣のお嬢さん(営業用のぎこちないスマイルで出迎える、やけにフリルのついた服を着たエルフ
その格好から察するに…お医者様、かな?(昔そんな知り合いもいたな、と懐かしむような表情で -- フィーネ
- あら、正解のようねぇ。初めまして、時計屋さん。(相手の営業スマイルに合わせ、病院での営業スマイルで返し
ええ、ご名答。ま、とりあえず医者ね。最近この辺に診療所開業したから宜しくねぇ。腕は保証するわよ。 -- ミゾレ
- まあ、そうは言っても売るより作るが本業でね。誰か僕の代わりにここで商いして欲しい位だ(肩を竦めて、ため息をつき
それは頼もしい。何かあれば贔屓にさせて貰おう。遅れたが、僕はこの店の店主で、名をフィーネリアという。よろしくね(営業用でない、柔らかな笑顔で握手を求め -- フィーネ
- 自分で作って自分で売る。そういうのもいいんじゃない?儲かるかどうかはわかんないけどぉ。(困ったような笑顔で答え
フィーネリアね。私は雨月 霙よ、宜しくしちゃってね。(屈託の無い笑顔で返し握手をする -- ミゾレ
- その実儲かってなんていないね。僕自身が売り歩こうと言う気があまりなくて…いけないとは思うのだけどね(苦笑を返し
ああ、こちらこそだよ女医のミゾレ君(握り返してくる手を徐に撫で)…ふむ、女医はこういう手になるのか -- フィーネ
- あらあらまあ、それじゃあ今度は店の客として来なきゃあね。でも今はダメ、開業したてでお金ないから。
……私の手になんかついてる?別に普通の手だと思うけどぉ。(フィーネの行為を不思議そうに見つめ -- ミゾレ
- なに、お金がないならタダでも良いよ…と、いやね。職業というのは手に出るものだそうで(ゆっくりと手を離し
料理人なら料理人なりの、医者なら医者なりの手になるそうだ。では、医師の手はどんなものだろうと興味がわいてね -- フィーネ
- タダとかマジで?本気にしちゃうわよ?私。手に…ねぇ。あんまり意識したこと無いからピンと来ないわね。(自分の手とフィーネの手を見比べ)
ちょっとカサカサ、肌荒れ気味の手よ。若い頃はなんもしなくてもスベスベだったのにぃ……と愚痴った所で若くはならないのでここいらで帰るわねぇ。商売の邪魔するのも悪いし。(手をひらひらと振ると自分の住処へと帰っていく) -- ミゾレ
- と、言っても触った程度でそれがわかるほど僕が誰かの手に触れた事もないのだけどね(じんわりした笑みを浮かべ
商売、と言ってもご覧の通り閑古鳥が大合唱だ。気が向いたらまたきておくれ。僕の方からも伺おう…では、またね(手を振って後姿を見送りながら -- フィーネ
- セックス! --
- うむ…うむ。まあ、こんなものかな?だいぶ久しいからなぁ…まあ、良し! -- フィーネ
- 久しいとはどういうことだ?(時計店のカウンターに肘をつきながら) -- 美南
- ……うぉっ!?僕とした事が全然気がつかなかった…どうも、すまないね(軽く腰を折って謝り
しかし…なんだろう、その…黒い、なに……?(しきりに首を傾げながら -- フィーネ
- いや、いい。こっちも微妙に見づらいとこにいたなーとは思う。それに貴方の仕事ぶりも見れた。
時計の中身ってのは初めて見たが、成程。面白いものだ。(お前には無理だな細かすぎて。と喋る黒いのにチョップ) ああ、これは・・・召喚獣とか、使い魔とか?多分そんな感じのだ。と、聞いている・・・痛い、痛いからかじるな(チョップしてめり込んだ手がなかなか抜けずに難儀する) -- 美南
- いやいや…そちらに落ち度はないよ。うん、面白いだろう?いくら作っても飽き足らずここまで溜まりに溜まってね(店内を紹介するように右手を広げ、くるりと回る
ふむ…あれ、本人にもよく分からないの?(首カクン)まあ…仲が良さそうなのはいい事だね?(自分を納得させるように頷きながら -- フィーネ
- (回る手の指先に合わせて改めて店内を見回す。小さな屋敷の中は大小の時計がどのように陳列されているのだろう。)
腕時計に置時計、掛け時計に…多いな…、そろそろ商品の置き場もなくなっちまうんじゃあないのかい? うむ、わからん。(あっけらかんと)まあ付き合いも長いんでな、たまに言うこときかない以外は概ね良好にやれているみたいだ。 -- 美南
- (種類こそ分けられているが、雑然と陳列された時計の大群。そのどれもが寸分違わぬ動きで、一寸の狂いなく同じ時間を指し示している)
…多いだろう?だからどうにか処分しなくては新しい物を作るのもままならなくてね(盛大に肩を落とし)…そういう訳で、どれか気に入りの物を一つ融通するよ?ロハか格安でね さっぱりと言い切ったね…しかし、未知のものを見るとこう…気になるね。触感とか(触ってみたそうに手を動かしながら -- フィーネ
- (見回せばこれだけの数があって1つとして同じ意匠の物はひとつもない、驚嘆するべき時計への情熱が見て取れた。)
そんなにか…ぜひ購入したいところだが…この数から選ぶのは骨が折れそうだな。ううん…(そう言いながら置き時計のある一角へ歩いて行く) あー、そいつに触ってもいいがあまりおすすめはしない、何が起こるか保証ができないのでね… -- 美南
- 因みに今のお勧めは召喚魔法陣を埋め込む事によりリアルにハトを呼び出す鳩時計だよ。掛け時計と、置時計にそれぞれ一つずつある。見た目に分かりやすいからスグだよ(指差した先にはやけに精巧な鳩の細工がついた時計
おお、触ってもいいのかい?それじゃ遠慮なく…(聞き終わる前に触れる。つぷ、と手首の辺りまでが飲みこまれ)うぎゃああああああああああああ!?(女性とは思えぬ悲鳴を上げて飛びのいた -- フィーネ
- なんだそれ面白そう。これか、わあ・・・いいね、これにするよ。いくらだい -- 美南
- って、オススメしないって言っただろ!(と、飛び退いたとフィーネの体が時計に当たらぬよう受け止める、)
簡単に放してくれてよかったな・・・。大分気に入られてるみたいだよ。 -- 美南
- あ、ああ…僕としてはタダでいいよ。君の払いたい分払って頂ければそれで結構だよ。こちらで収入がなくて良い様に冒険依頼を受けているのだからね(手首ぶんぶん振りながら
しかし…本当に碌な事にならなくてびっくりした。深く理解しようとしてはいけない事を理解したよ… -- フィーネ
- そっか。んじゃあまあお気持ちばかり。(幾許か、材料費にもならないだろうがそれでも倹約家の彼女としてはすこしだけ気前のいい額を渡しつつ)
ああ、世の中にはそういうものもあるってことだな、自分のものに言いたかないが・・・・。(鳩時計の梱包を待ち、受け取るまでの間黒いのを影の中に押し戻している) -- 美南
- どうも、毎度あり(支えられた状態から身を離し、礼をして
でも、愉快そうでいいじゃないか。そういうのも一興だと僕は思うよ(包装した商品を店名の描かれた紙袋に入れ、笑顔で渡しながら -- フィーネ
- (むしろこれだけの物をこちらの言い値で譲ってもらったことに対し、ややばつの悪げな表情を浮かべる)いやいや、今後もお世話になるよ。メンテナンスとかもあるのだろうしな。
ふふ、そうだな…なんだかんだ言ってこの状況を楽しんでいることは否めない、因果なものだな。(苦笑しながら丁寧に包装された袋を受け取り、店を後にした) -- 美南
- そんな、気にする事はないよ。僕は作るのは好きだけど売るのが…というか、値段設定が苦手でね。頂けるだけありがたいのさ(もう一度礼をして
ああ、またのお越しをお待ちしているよ。ご来店、ありがとうございました(深々と礼をして)…ふう、何とか最初の話題はスルーできたな!(額の汗をぬぐうエルフ -- フィーネ
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