名簿/336121
- (真っ白なケープ付きコートで冬支度)ランサー、あまりそうやって家に籠っているとカビが生えるわよ? -- ブランシュ
- ・・・・そうは言うがな、マスター・・最低限度に魔力を絞って生きているのだから・・
まだ3月、寒いモノは寒いのだ・・・主からの供給なしで冒険に出るのも厳しいのだぞ、かなり --
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- ランサー……(後ろからぎゅーってもたれかかりつつ)
クリスマスでしょう?ケーキどこで買いましょうか……種類は何がいいー? -- ブランシュ
- クリスマス・・・もうそんな季節だったのか・・
そうだな、マスターは何が良い?俺は君の望むもので構わないぞ(くしゃりなでなで だが強いて言うとだな、甘すぎぬものが良い・・甘いのも悪くは無いが、度が過ぎると毒になるからな --
- ランサー……(ふぁぁ……と小さく欠伸しながら 午後2時にやっと起き出して)
目覚めの為のミルクティー入れて頂戴、イングリッシュブレックファーストのロイヤルミルクティー……ミルクインビフォアで 隠し味にラム酒とバニラビーンズを少しだけ入れて…… スコーンはあるかしら? 無ければいいわ、お茶飲んで支度して買い物行きましょう(半分寝ぼけ気味にもたれかかりながら) -- ブランシュ
- ・・・・・起きて早々注文の多い主だ・・・(やれやれ、と肩を竦めつつも、すでに温めてあるティーポットでミルクティーを淹れ始める
ラムとバニラビーンズだったな・・・ああ、了解した・・(そういえばラムの残りが少ないな、と考えつつ 確か昨日買ってきたものがある・・・偵察で焼く暇がなかった、許せ・・・(テキパキと注文のものをテーブルに置いて行く従者、手慣れたものである) ・・・買い物?構わないが・・・(背後にまわり、寝ぐせのついた髪を梳いてやりつつ --
- うるさくないと心配する癖に!(ミルクティーを淹れる最中でも容赦なく後ろからぺしぺしと叩いたり、まだぁ……?ともたれかかる
ええ、入ると風味がいいから……特にバニラは元々バニラティーがあるけれど、さやごとミルクで少しだけ火にかけてほんのりと温めるとまた格別ね……あ、ミルクは40度以下でね? いいのよ、朝だし ランサー色々してるし……(わぁい♪と幸せそうに) あるならクロテッドクリームと、ジャムはアプリコットと桃のがいいわ 朝ごはんー 今日はパン屋さん巡りよ、屋きたてのパンが食べたい気分なのー(寝ぐせを直されながら -- ブランシュ
- ・・・まあ、確かに君が騒がしくないのはおかしいからな・・心配くらいはする(ぺしぺしされてぬう、と揺れつつもミルクティーを注ぐ
注文の多い君と過ごして大分になる、その辺りは把握している・・・(猫舌の主人のためか、一度熱く淹れた紅茶を魔術で少し冷まして クロテッドは切れている・・ジャムはあるが 了解した、パン屋だな・・・少々待て・・・・・(ふっと一瞬姿が消えて ・・・よし、準備完了だ(背広姿であらわれる従者 --
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- キスしたくなる薬が蒔かれた --
- ぐっ・・・げほっ、ごほっ・・・・今のは、なんだ・・!?くっ・・・霊体を犯すだと・・!? --
- ぬけあながある、あなたはぐぐってもいいしくぐってもいいしくぐらなくてもいい --
- ランサーが居るのはこの辺り…か?はてさて居るのやら…(ジローの背に乗りながら感覚を研ぎ澄ませて)
すまないが探してはくれんかジロー、相手はランサー、中々に強力なので直ぐには見つかると思うが -- ライダー
- 探査 狭域 …… 近い な(十六連霊圧界面走査器が適宜調律補正を加え、誤差1/1000000000000を超える精度で痕跡を追う)
何 より 登録 情報 に 記されて いる(依頼書をひらひら、背中のサーヴァントに見せるように掲げる) -- ジロー(駝鳥)
- ・・・・・・・・・(痕跡を追うトレーサー、その精度を遙かに上回る「探知」の力、それが男の視線を空へ向けさせた)
・・・・敵か・・・主の不在に、厄介な・・・とはいえ(ヒュン、と槍をひと振り) この地を、この城を・・・好きにさせるわけにはいかんな・・・・さて・・・(タシッ、と地を蹴り場外へ躍り出れば、わざと誘う様に魔力をライダーの方へ向けた) (明らかな誘い、挑発的行動だが・・・) --
- わ ザビーネ いきなり 追い やすく なった(特に警戒もせず追いかけようと) -- ジロー(駝鳥)
- 誘いだな、まあ奴の事だ…恐らく城には主が居らず、かといって城を壊されるのも困るので自分に有利でもない外に行こうとしたのだろう
やれやれ、相変わらず変わらんな…お人好しだ(ジローの赴くままに足を向けさせる)付き合ってやろう、こちらとしても知りたい事もあるしな -- ライダー
- ・・・・さて、付いてきたな・・・本当に、本当に変わらんな・・「お前は」
だが俺はもう、お前の知る俺では無いのだ・・・(虚ろだった目に、若干悲しげな笑みを浮かべて) ・・・・・・・さあ、来い D O N ! ! (槍の石突で地面を突けば、ルーンに込められたが魔力が炸裂し、大きな火柱──狼煙──が上がった) --
- (火柱を見れば目を細めて)フッ…場所を教える為の、戦いの狼煙か…本当に真っ直ぐな
正確な位置はあそこだジロー、確実にあの狼煙の下に居る…(仮面に手を当てて暫し何かを考える様子を見せた後ショットランサーを具現化させ) …行くぞジロー!気を引き締めろ!相手は…守る者が居る相手だ!強いぞ!(叫んだ後ぎゅっと歯を噛み締めればこちらも僅かに悲しそうな目をして) -- ライダー
- 理解 する また 知り合い なの か ?(ザビーネの言葉に低く頷く、狼煙へ向かい一直線に駆け出す健脚)
守る 守る べき は 自ら 定める べき もの か ?(森を掻い潜る間にも、疑問はとつとつと浮かぶ) -- ジロー(駝鳥)
- 死の森へようこそ、古き友よ・・・・始めよう
煉獄の檻よ、開け (男の囁きと共に、森が牙を剥いた) (樹木の影、葉の隙間、土の中、四方から炸裂、毒矢、魔弾が二人を襲う!!) --
- 手 荒い 歓迎 と いう の だろう か ?ザビーネ 相手 は 罠師 か?(毒矢を叩き、爆薬の原を後ろに走り抜け魔弾は質量そのままの威力を装甲に与えるのみに減衰される 圧倒的な量にやや脚は鈍るが背のライダーの精妙な操作はそれしきでは鈍らない) -- ジロー(駝鳥)
- …優しい男だ、奴も守るべき者が居る身だった筈だが………何かおかしい、ビーストも奴も何かがおかしいぞ?
(とつとつと語るジローを見て)守るべきは自分が決めるのだよジロー、心がそう決める、アレを失いたくない…だから守るとな? さて…ああ、始めようか我が友の一人よ!…!?ジロー!(突然の直感、戦場へと長く身を浸したからか宇宙へと住む者だからか死が迫り来るのを感じて咄嗟の操作) やれやれ…流石に、全部は無理だな(炸裂した物が左の二の腕に刺さっているのを見ると抜く、外套には攻撃が大分当たった事を示す穴)だが…魔力足りる身には致命傷ではない!…ではない!(十分に痛いのか二度叫んだ) -- ライダー
- ・・・ほう、かわすか・・・いや、当然だな・・・流石は幾度も死線を潜りし男
・・・・囲いは越えるな、あの分では・・・・・だが、少し弱って頂こう 刃金よ、閉じよ (気配のわずか手前、森が開けると思ったその瞬間、獲物を切り裂く魔道ワイヤーが展開、同時にそれに繋がるセムテックス爆薬のスイッチが入った) --
- (ゴキリと首を回して頭を切り替える、興奮からか消えていく痛みと共に狂喜に歪められる顔)ヒャーーーーーーッハッハhッハ!駄目じゃないかあああああああああああああああああ!!!!死んでなきゃあああああああああああああああああああああ!!!
ふっふはははは!(開ける瞬間に迫るワイヤーに気付いてたと言わんばかりにマシンキャノンに込められた火炎弾をワイヤーに向けて撃ち)燃え尽きるがいい!クククフハハハ! (そして命じる、最加速出来る姿である飛行形態になり迫る衝撃と炎に包まれる前に乗り越えさせようと) //すまん…!風邪薬の眠気でまずいので一旦中断で頼む…! -- ライダー
- //そういう時は無理するなー!? --
- おかしい ? では ザビーネ の 知る 彼等 ―ビースト と いう 者 も― は 守る こと が 出来た 者 なの か ?
出来た なら 何故 望み を 未だ 持つ ? ……!ザビーネ 承認 する !TRANSFORM (マシンキャノンに細められた魔導ワイヤーは機体の首に当たった時点で霧散霧消 しかし連動した化学爆薬は何の問題もなく作動し、仕様通りの爆発力を装甲目標へ向け発揮する!変形、一瞬の間に完了した機体特性変化はその底面へ数多の傷を付けながら低空を突きぬけ、自らの騎手をどうにか守り切った機能に感謝した) //というわけで今夜はこんなところでお開きに…ごめん、また明日以降あいてるときにー -- ジロー(駝鳥)
- //お盆も過ぎたし大丈夫かな?
(そうして囲いを突破し、英雄と主は相対する) (それは未来の可能性、ひとつの”修羅”、ひとつの”結末”、その体現と) ようこそ、英雄・・・ひとつ講義をしよう・・機人よ 英雄には、二つあるのだ・・・「多くの幸せを護れた者」と「ちっぽけな幸せを護れなかった者」が・・ 双方は、真逆の理由で在って、だけれど何よりも強い原動力で戦い続ける 俺の望みを教えて見せよう、機人よ・・・・・・(胸に掛かった鎖、そこに通された女ものの指輪をぎっと握りしめ、力ある言葉を囁く) ───”重鎧化”(力ある言葉が囁かれれば、男の右義手から水銀のような液体金属が全身を覆い、鋭利な装甲を作り上げていく) ・・・・・・参る!(鎧に合わせ禍々しさを増した槍を手に、装甲槍兵が飛翔した) --
- ザビーネ 目標 を 確認 …… 戦闘 装備 だ !接近戦 を 仕掛けて くる と 推測(鈍く輝く装甲を纏った槍兵、鉄の怪鳥を操る槍騎士が空中で対峙する!)
わからない 聞いた 話 と 食い 違う 教えて くれる の か ?(ライダーとランサー、双方に問いかけた) -- ジロー(飛行)
- //勿論!風邪もほぼ治った!治っても飲めと言われているので今日もちと時間制限がありそうだが!
無理をさせたなジロー…毎度すまない(外套を脱げばそこには護られたお陰で多少の火傷で済んだ顔)ああ、奴等は守れたのだ…守っていたのだ、英雄などという闘争の末の姿になろう筈も無い (ランサーの言葉を聞けば胸を掻き毟るかの様に自分の服の胸元を強く掴む、何かに耐える様に)そうだ…護れなかった、だから此処に居る… だが貴様は違う、貴様はたった一つの…何よりも大きな幸せをその手にし続けた筈だ (そう言う言葉と共に相手の行動を見詰める)…終わったか、来い!(自らもジローをランサーとギリギリ交差させる飛行をさせショットランサーを前へと突き出す、まるで中世時代の騎士の様に) (ジローの速度と重さを利用しての槍による突進を相手の胸目掛け行おうと) -- ライダー
- 護れた者が、此処に在る筈がない・・・それは知っていよう、ライダー!!
(放たれたランスを盾で防ぎ腕部装甲で滑らせ、その勢いを生かし体を回転) (その際に砕かれた装甲をまき散らしつつも、回転のモーメントを踵に込め、打ち下ろしの踵落としを空中で放つ) ───落ちろ --
- 推論:ならば ランサー は ザビーネ の 知る ランサー で は 無く―
?!(そこで一撃、前への推進と拮抗するほどに下方向へのベクトルを加えられ、主翼付け根部分が大きく凹み斜め下へと無理やり針路を変えられる) -- ジロー(飛行)
- ああそうだ、在ろう筈が無い…私が知る貴様ならばこの場で私と交える筈が無い!貴様は一体なんなのだ!?ヴォルフ!!!
(踵落しが当たる直前にかつての友の名を叫び、強烈な一撃によって大きく揺れたマスターを見て飛行を継続する事は無理と判断し落ちる角度を機首を上げさせる事で無理やり変え着陸の体勢に入ろうとする) (更には着陸の直前に駝鳥形態へと姿を変える指示をし…地面の上を駆けさせる事で衝撃を大幅に緩和させようとする) …何があった…! -- ライダー
- TRANSFORM(大きく土煙を上げ間一髪地表への推進力を走行へ転化する 主翼を畳みきれなかったのか右肩付け根から先が歪な広がり方だ)
//ここからヴ→ザ→ジの順でお願いします -- ジロー(駝鳥)
- (落下する機鳥と騎手を、自然落下に任せて追う、そして重々しい音を立て着地)
(そうして着地の体制から顔を上げ、二人を視界に捕らえれば、ブゥンと鎧の瞳が淡く輝く) ・・・懐かしい名だ・・・ザビーネ・・・・本当に懐かしく、そして忌々しい ・・・・俺は全てを失った、妻も、子も、友も、誓いさえも・・・ (輝く眼が、遠くを見る様に輝いた・・様に見えたかもしれない) ・・・・・俺に残ったのは、復讐・・・「破界」の誓いだけだ・・・! (先程まで遠くを見るような悲しい輝きを湛えていた瞳は、言葉の終わりと同時に別の輝きを宿していた・・つまりは、憎しみを) --
- (振り返れば光る眼、そこに潜む悲しみを見て尚更納得が行かないと眉を歪め)
(ランサーの言葉を聞き終えると首を僅かに横に振り対照的に冷静な、感情をコントロールしたかの様な目で相手を見据える) 忌々しいか…そう思われる様な事をした覚えは無いが…もしかしたらしたかも知れん、だが…私は貴様の幸せを壊してはおらん、故に貴様は私の知るヴォルフではないと判断させて貰おうか! 知らぬヴォルフよ!貴様のその憎しみすら打ち砕き私は私の願いを叶える!(一転気持ちの篭った強い瞳になるとショットランサーをランサーへと向けマシンキャノンを面で乱射し始める) ジロー!相手はランサー、速度がある!だがこちらとて負けてはおらん!行くぞ!(そのまま横に駆ける様に指示、直ぐには接近出来ないようにとの考えだ) -- ライダー
- そういえば 聞いた こと が ある(一瞬の交錯、背中合わせの問答の間にも殺しきれない勢いで駆ける脚)
似ている よう で 違う 違う 可能性 を 歩んだ 英雄 の 異聞/外典 (しかし「ライダー」の操作は暴れる地面に的確に力を伝え、一斉射の間に一騎全体の進行方向を横向きへ一本化する) -- ジロー(駝鳥)
- //寝落ちてた、ごめんね・・・明日必ず続きを・・!ぐぅ --
- //気にするな!こちらも長々とすまん!こやすみー -- ザビーネ
- そうとも、お前が俺の幸せを壊すわけがない、奪うわけがない・・・
(自嘲とも取れる動きで、一瞬肩を竦めると、機銃の掃射を意に介さず、真正面から突撃する!)
友を、家族を・・・全てを護るお前が、幸せを奪おう筈はない・・・だが!!!
(弾雨への突撃、当然幾多の弾丸がその身を捉え装甲を砕き散らす・・だが、止まらない)
だがそれでも、貴様が、貴様の声が・・・あの頃を、ベルーガが居た幸せな時を・・それを失った苦しみを、蘇らせる!!!
(直撃弾が仮面を砕き、生身の男の顔を晒せば、流れる血は涙の様に・・・そして最速/神速の踏み込みから槍を放つ)
(それは奥義、男が愛する者を護る為に磨き上げた技、その名は─────)
” 弐 式 連 槍 砲 ” --
- (真正面から来させない為の面の射撃に対し真正面から攻撃を喰らう事を覚悟しての真正面からの突撃に舌打ちをする)ええい!ランサークラス故の頑丈さか!
…幸せな…幸せな時と言ったか…!(覚悟を決める、自分の操縦技術とマスターの速度を以ってしても相手の攻撃を捌き切れないだろうと判断してジローに叫ぶ)ジロー!右腕を私を護る様に展開! (更に刹那の動きでショットランサーを槍へと向けショットランサーを3発射出、致命傷にならないようにと威力を弱らせようとする) …弾ききれんか…!?(独特の勘を以って恐らくはこのまま自分の体を貫くかも知れない槍に対し…貫き切った瞬間に相手の動きを止めるべく槍が来るであろう場所に手を向け握ろうとする) -- ライダー
- まっすぐ 来る ぞ 承認 する 部分変形(片脚/腕を楔に地を掴み、片腕/脚を前に 丁度直角、桜花の構え)
防ぐ のみ で 活路 は 無い 迎え 撃つ ぞ(一人で二本に値する二段突きに対するならば、二人で二本の槍と腕!騎手は乗騎と共に戦っているのだ) -- ジロー(駝鳥)
- (神速、果ては光速すら上回る時空湾曲同時刺突、それが「真・弐式連槍砲」)
(その回避不能の弐撃、しかし一撃は機銃によって必殺の威力を失いライダーの腕を打ち抜き逸らされ、もう一撃はジローの献身により必殺の威力を失う) ・・・・・やれやれ、「二人」か・・・悪くない・・・ (手にした槍が、ずるりと滑る よく見れば、鎧の胴からどろりと血が零れていた) --
- (必殺を必殺ではない二撃へと変えたとはいえそれでも穿たれた腕からは止め処無く血が溢れ続ける)
(それでも尚ショットランサーをランサーへと向け…そのままショットランサーの具現化を解いた)…撤退だジロー、情報は得れた、何より…すまんが私の損傷がな…! (ランサーの言葉を聞けばふっと笑い)良かろう?誰よりも頼りになるマスターだ、私の自信の理由が分かったかねランサー、だがまあ…此度は逃げさせて貰おう (無事な腕で外套の中を漁り…)護れた者ならこの場には居ない、そう言ったな、ああその通りだ……私とて喪った、ルナエスタを…胸に空いた穴は死のうとも埋まらなかった(外套の下から出したそれは閃光手榴弾) ではなヴォルフ、そのままでも逃げられるがこれはビーストが私にやった手段でな、いい演出だろう?(楽しげに笑った後ジローに後ろに跳躍する様指示したのと同時に閃光手榴弾を転がした)ではな! -- ライダー
- タイミング は 同時 だ 同時 だった から 何とか なった(全力で迎え撃ったタイミングも同時だった 騎手と同じく、受けた拳/足が槍によって抉られている ぎりぎり歩行機能に支障は無いが)
理解 する(指示通りに後方へ跳躍!しかし独白とも問いかけともつかない言葉が続く)何か が おかしい 聖杯 が 呼ぶ 者 は 本来 から ズレて いる …… の か ?(遠く遠く、響いていた) -- ジロー(駝鳥)
- ・・・・やれやれ、止めは刺さんか・・・変わらん、本当に変わらんな
(しかし傷の痛みよりも先程の閃光弾が、思い出させた相棒の影が胸を締め付けた) ・・・・お前は、俺を恨むか・・・相棒・・・・・・・ (閃光の中、消えて行った相棒は、何を思っていたのか?そしてこの戦いは、なぜ起きたのか・・・そんな疑問が、槍兵の中に渦巻いていた) --
- ねー ランサー 梟さん飼いたい! 森から雛を捕まえてきて!!……無理ならあざらしさんでもいいから! -- ブランシュ
- ・・・・・・・・・・マスター、大抵の言う事は聞くが、命を持つものを飼うのは責任が伴うのだぞ
死んだから即座に捨てればいい、そんな考えならば協力はできん そしてフクロウは近隣の森にいるが、アザラシは極北にしかいない・・いいな? --
- …………駄目?(しゅん……とした表情で 至極残念そうに)
死んだから簡単に捨てるなんて事しないわよ! ランサーこそ私の認識を謝っているなら怒るからね、マスターらしく! ……つまりはフクロウさんの方が手に入りやすいって事ね?(ああ……と納得して手をポンとたたきながら) -- ブランシュ
- ・・・・・まあいい、解った、そういうことなら努力しよう・・・
君は時折常識が欠けるだろう(がみがみがみがみ ・・・さて、それはいい・・・どの道取ってくるのだ、ならば今行く --
- ランサー捕まえたー(ぱたぱた走り寄って、後ろから抱きつく形で捕まえて)
冒険疲れたわ 抱きかかえて部屋まで連れて行って― 着替えて寝るから! -- ブランシュ
- ・・・・・・・はぁ(頭を抱え、くるりと振り向く
またか、マスター・・その位淑女なら自分でし給えと・・・まあいい 了解した、今回が最後だぞ・・・(ぶつぶつ言いつつもお姫様だっこで寝室まで運ぶサーヴァントだ --
- ……まぁ? 何よ その顔。ありがたく思って頂きたいところなんですけれど(頭を抱えられたのでぷいすってそっぽ向いて
淑女ですから逆に抱きかかえられて運ばれるべきなのよ?・・・あっ!まぁいいとか 生意気な事を…! (ぶつぶつ言うランサーを ふふんと勝気な微笑みで楽しみつつ、大人しくお姫様だっこで寝室まで運んで貰う主人だ) -- ブランシュ
- ・・ああ、解った解った・・・ありがたい事だ、マスター(やんわりとあしらいつつ抱っこして
ほら、寝所だ・・・歯はきちんと磨いたのか?湯冷めはするな?(ベッドに下しつつ口うるさい従者だ --
- ……なによ その適当な言い方(不機嫌そうに むすっとして
うるさい!子供じゃないわ (素直に即答して) 歯も健康と美容のために磨くし お風呂も暖かいうちに寝るのが一番よ リラックスしてるからねやすいし!(ランサーのばかぁ! とか言いながら下ろされて、安眠用にジャスミンのお香を付けようとする……が マッチが怖くて擦れない -- ブランシュ
- ・・・・ああ、確かに子供では無い・・・聖杯戦争は殺し合いだ・・子供などと言ってはいられない、いいな?
・・・・やれやれ、先が思いやられる・・・な(チリ、と指先からルーンの炎を出して、お香に火をつける) ・・これで眠れ、マスター --
- 黄金暦130年 10月 某所―――深夜 --
- '青い光を体から放ち男がやってくる
伽藍の体を引きずりその炎は魂の残滓 今にも消え去りそうなほど儚く― ―永遠を想わせるほど美しく輝いていた 魔力は底をつき動く事さえ奇跡と言われるほどの状態で 歌が― ―歌が聞こえる 地平線の彼方から処刑人の歌声が・・・ 両手に握られた格闘拳銃、風に揺らめく蝋燭の火のようにゆるりと構えた・・・ 語る言葉ここにあらず、話すべき相手・・・ここに居らず ただ目前の男に対し、戦う意志を突きつける。 言葉は要らない・・・話す気もない これから行なわれるのは「魂」のぶつかり合い 漢二人、ただ命を奪い合うのみ・・・ -- アーチャー
- (体を引きずり、それでもなお美しく命を燃やす男の前に、それを迎える様に静かに佇む炎が一つ)
これでいい・・俺達は、こうなるしか無かった (こちらも最早言葉は不要だった) (語るべきは、言葉よりも早きこの穂先のみ・・・) (友情も、憎しみも、悲しみも、喜びも、思い出さえも刃と化して、静かな殺意を) (敵=友へ向けた) --
- 今約束が果たされる
たった一言、英雄として座に就く瞬間に同時に口からこぼれた約束
「殺してやる」
向けられた銃口の動きは緩慢でサーヴァントを相手にするにしては、 余りにも遅すぎた― ―しかし 男はこの時ある境地に達していた 半死半生、その中で死に触れたからこそ到達した極地 目の前の友に線が見える―死線 射抜けば確実に冥府へ送り届け 全てを死に至らしめながら的へ到達するため回避不能 知覚不能 不可知領域からの狙撃― ―ガキリ 引き金が引かれた 銃口から魔弾が咆哮をあげ襲い掛かる だがしかし・・・・ --
- ─────ああ、殺し合おう
静かに、ただ静かに宣言する それは友への別れの言葉でも、謝罪の言葉でも無く 愛にも似た、最もシンプルな魂と魂の意志のぶつけ合いを誓う言葉 緩慢に、しかし完璧に己を向く死に、ゆっくりと、確実にひと振りの小剣に手を掛けた ”宝具” ”崩界の剣”(ヴェルトゥンターガング・シュベアート) 静かに、小剣は”死”を超える”滅”を以て振るわれた --
- --
- 「死」と言う概念すら覆される究極の一撃
その片手に収まる固有結界により世界の定義が覆され「崩れた」
朽ちて行くなか…満足げに口元が笑っている 何処へも到達できなかった男が到達した場所― ―その男の終止符は
相棒であった
ランサーの背後から風が吹き抜ける 蒼い火の粉が舞い男の目前に広がる暗闇に包まれた道を照らした 「お前は迷うなよ」 --
- ・・・・・ああ
返答は速やかに簡潔に、だけれど一命を賭けた誓い 座に縛られるサーヴァントに、変化を得られないサーヴァントである男に、この誓いがどれ程価値があるだろう それでも、それでも誓わずにはいられなかった ───迷わない、今度こそ護ってみせる・・お前の、誓いも 消えて行った友へ、ただそう静かに呟き狼は空を仰ぎ見た --
-
-
- こりゃ童貞だわ -- 愛
- ・・・・・何者だ(カシリ、と槍を手に立つ -- ランサー
- (それはまるで人形部屋を連想させる古城の隠し部屋で、珍しく上機嫌に、人形が赤いマフラーを大事そうに抱えていた)
……ふふ……あいつにしては飾りっ気も無ければ随分使い込んであるマフラーが大切にされてるなんて、訳わかんないと思ったけれど ……逆に、わかりやすかったわね(強い魔力を帯びたそれを、そっと抱きしめるようにすると) ……ふふっ、大切な物がなくなるのってどういう気分かしらね?……ま、いいわ。腹いせにもなるし…… (手袋を外し、人差し指の先を少しだけ噛みちぎると、床にゆっくり魔法陣を描いてゆく) (水晶とキャンドル、お香の準備も完了すると、丹田を意識した深呼吸で気を落ち着かせ、囁きに似た呪文詠唱を始める) 汝……我に呼び出されし英霊を呼び起さん……神によりて永遠に定められし法と汝の霊質をもて、しかるべき姿で現れよ…… -- ブランシュ
- (ぼぅ、と魔法陣がエメラルド・グリーンに淡い輝きを放ち始めると、同時に部屋の温度が徐々に上がっていく)
・・・ごぉぉ・・(室温の上昇、そしてそれに続いて地響きにも似た震動が周囲を襲う) (それは部屋が、空気が・・・否、魔力の振動であり、何らかの強力な力を持った存在の顕現の予兆、余震であった) ・・・・・・・・・・・・・・・・・(そして突如、一瞬の静寂が部屋を包み----) ド ン ッ !(突如魔法陣を中心に魔力が爆発、そしてそれによって生じた炎は”人の形”を取った!) -- ランサー
- ……きゃっ……!(上昇する室温と震動にビックリして、思わず構えの体制をとる)
……な、何……?(強力な力を持った存在の顕在の予兆を感じ取ると、振動に揺さぶられる中、しっかりと魔法陣の方を直視して) (一瞬の静寂に続く爆発に、思わず構えて 何事もなかった事を知ると、少しづつ辺りを確かめるように、ゆっくり目を開いて) あっ……!(生じた炎が人の形を取ると、召喚の成功にびっくりした) -- ブランシュ
- (唖然とする少女の前で、爆炎は人影へ収束し、それに伴い室温が徐々に下がっていく)
・・・・・・・呼んだか、この俺を・・・ (そうして炎が全ておさまる頃、人影は少女へ声を放った) -- ランサー
- ・・・・・・(しばらくそのまま固まってしまい、暫しの間沈黙が続く)
……えっ……と……(ちろり、と目線だけ合わせて、じー……と見つめると、一言) 私が呼ばなきゃ他に誰に召喚されたって言うのよ (……そして、不機嫌そう……というよりは、少し距離を置くように、日傘を開くとそっぽを向いた) -- ブランシュ
- ・・・ほう(この非現実な状況、そして魔術師にしてはかなりの若さ、だけれど脅えず言い放つ度胸に目を細めて)
・・・・了解した、マスター・・・俺はランサー、これより君のサーヴァントととなる者だ 君の願いが何かは知らん・・・知らんが、聖杯を手にするまで精々生き残るとしよう(距離を離す少女に、特に追う事もなく言い放つ男 -- ランサー
- ……ランサーね。私の名はブランシュネージュよ(しばらくそっぽ向いていたが、名乗られると傘を閉じて一礼して挨拶し返す)
ええ、そうね……精々生き残って欲しいものだわ、じゃなきゃ呼び出した意味がなくなってしまうじゃない……(ツン、としながら それでも先程よりは一歩、距離を縮めて) -- ブランシュ
- ・・・・ブランシュネージュ、か・・・了解したぞマスター
ふん・・・その言葉必ず撤回させてやるぞ、”少女”(ガール)? -- ランサー
- (ふふん、と何故か偉そうに勝ち誇ったような微笑みで) ふぅん……まぁ、楽しみにしておくわ。退屈しのぎにはなりそうですし……ね
(彼女なりの「よろしく」を伝えると、心の中で、マスターらしい何かくらいはできるかしら? と思っていた) -- ブランシュ
- ・・・・・・・・ここは・・ --
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