黄 金 暦 | 主 な 出 来 事 | 西 暦 換 算 |
黄金暦 224年 1月 |
《 ロ ー ラ ン シ ア 首 脳 会 談 》
東ローディア滅亡の報を受け、 急遽、西側諸国はローディア連合王国王都 " ローランシア " にて国際会談の場を設ける。 かくして西側諸国は未知の侵略者たる大爛帝国対抗するべく急速に結束。 " 統一連合 " と名乗る巨大勢力となった。 対して帝国もまたその公布を受け、統一連合に対して宣戦を布告。全面戦争の様相を呈することとなる。 後の歴史で文字通り叙事詩として語られる一大戦役、 " 西爛戦争 " の幕開けである。
| 7/27 ( 金 ) |
同年 2月 ~ 4月 |
《 第 一 次 バ ル ト リ ア 会 戦 》
帝国は短期決戦を選択。連合盟主国である西ローディアに対して電撃的な中央突破作戦を仕掛ける。 統一連合軍5万対大爛帝国軍先発遠征師団3万…… 西ローディア国境、 " バルトリア平原 " にて初の東西決戦。 工作員や東ローディアの奴兵から連合の情報を引き出していた帝国は、 西の足並みが揃っていないことを見抜いており、数の不利も厭わず強襲。 未だ指揮系統の統一もままならない連合軍は帝国の猛攻を前にして手も足も出ず、じりじりと後退。 連合は窮地に追い込まれるが、謎の第三勢力が突如帝国軍前線と本隊の間に出現し、 帝国軍前線を連合軍と共に挟撃。これを撤退せしめた。 この謎の第三勢力こそが後に " 柱の騎士 " と呼ばれる巨大なアンデッドのゴーレムたちである。 こうして、帝国軍の電撃的な中央突破は失敗に終わり、連合は首の皮一枚を残して崩壊を免れることとなった。 しかし、帝国軍を追撃できるほどの力は連合には最早なく、 また、帝国軍も強行の連続で補給が途絶えており、双方退却。 互いに軍備を整えるための時間が必要になったため、束の間の冷戦が訪れた。
| 7/28 ( 土 ) ~ 7/30 ( 月 ) |
同年 5月 ~ 6月 |
《 戦 時 に お け る 日 常 》
連合、帝国問わず、各地で戦闘特需による経済の混乱やそれに伴う暴動などがおき始める。 小競り合いや小規模な戦でも西側の連敗が続き、西側各国、特に異人種の多い公領で人種差別が深刻化。 一部の集落では東方の血を引く人間の虐殺事件などが起きる。 帝国でも特に最前線の都市や兵士達の間で同じような嫌西感情が育ち、 無意味な虐殺や略奪が目立つようになる。 当然どちらの国も国家そのものはこれらの行いに対して厳正に対応したが、 劇的な効果が生まれることはなかった。
| 7/31 ( 火 ) ~ 8/1 ( 水 ) |
同年 7月 ~ 8月 |
《 ゼ ナ ン 要 塞 攻 略 戦 》
帝国本土より増援到着。帝国軍が北方戦線と南方戦線を突破。 北方戦線は竜害の影響で双方進軍が滞ったが、南方の神国では本土決戦の様相を呈することとなる。 かくして黄金暦224年7月29日…… 神国軍1万3千対大爛帝国南方々面軍3万…… 神国軍前線最終防衛線、 " 城塞都市・ゼナン " 城壁前にて開戦。 守勢の神国軍が緒戦を制していたが、 城壁前に神国軍主力をひきつけている間に帝国軍が風上より毒攻めを敢行。 城壁の内側に住んでいた一般市民や貴族達ごと兵士達を悶死させ、城塞都市を陥落せしめた。
| 8/2 ( 木 ) ~ 8/3 ( 金 ) |
同年 9月 ~ 10月 |
《 ゼ ナ ン 焦 土 作 戦 》
最終防衛線であるゼナン陥落の報を受け、神国軍はついに虎の子の神聖騎士団を投入。 約5000人の神殿騎士が出撃し、神国中枢にまで続く補給線と侵攻路を断つべく焦土作戦を敢行。 自陣から陥落したゼナンまでの間に存在する全ての村落、橋、街道を無差別に破壊しつつゼナンへと侵攻。 自爆特攻さながらの強撃を行い全滅するも、帝国軍とゼナンに多大な打撃をあたえ、 その命を賭して南部前線の拡大を防いだ。
| 8/4 ( 土 ) ~ 8/5 ( 日 ) |
同年 11月 ~ 12月 |
《 柱 の 王 》
南部戦線は神国の焦土作戦が功を相し、遅滞。 北部戦線は竜害により相当共に停滞。 中央戦線は人工的に生み出された柱の騎士及び、それらを統制する柱の王の開発、 投入によって持ち直し、泥沼の混戦の様相を呈していた。 各所で散発的な戦闘はあったが、大規模なものはなく、終わりの見えぬ小競り合いが続いた。
| 8/6 ( 月 ) ~ 8/7 ( 火 ) |