「メロディ メロディ メロディ ♪ あの二人が♪」
漢字が並び、極彩色の節操なく輝くネオンの看板が所狭しと視界に入る町並み。
「メロディ メロディ メロディ ♪ どこへ行ったか♪」
昼間見た際はカラフルな看板こそ多くあれ、薄汚れた印象のビル群だと思ったものだが。
「メロディ メロディ メロディ ♪ あなたわかる?♪」
こうして見ると光彩溢れるそこは別世界のよう。実際、悪徳と退廃の溢れるここはあの街とは別世界なのだろう。
「メロディ メロディ メロディ ♪ きっと地獄なんだわ♪」
隣から聞こえる楽しそうで脳天気なその歌声が聞こえていなければ、違う世界へと迷い込んだ。そう思ったに違いない。


「なんつーか…ぶっそうな歌を唄ってやがるなぁ…」
などと焦げ茶色の髪を逆立て、ラフな服装のベルトに木刀を差した男が歩きながらボヤく。
その呟きを聞き咎めれば黒を基調とした服を纏い白い髪に白い肌をした女は心外とでも言うように、
「オメーはオーケンマインドを分かってませんねー。やれやれでーす」
わざとらしく肩をすくめる。隣の男は横目でそれを見て苦笑する。
「それよりも美味いモン食わせてくれるんだろ?どこの店だよ」
無秩序で雑多極まりない街並みを二人は行く。時折、道行く通行人が振り返る。
その表情は顔を知る目立つ白い肌の女が見知らぬ男を連れ歩いていることに驚いているようでもあり、
その男がこの街ではなんとも不釣り合いに中途半端な武器を腰に下げていることに疑問を覚えた風でもある。
そう、ここは香港、九龍地区。混沌の極みたる人と妖と怪異と雑な建物をバケツに入れてひっくり返したような街。
この街では懐に銃を忍ばせたとて、安全手形の代わりにもならないのだから。


「请给我清酒和米饭」
しばし目に刺激の多い街並みを行き、辿り着いたのは道に適当な椅子と机と屋根を並べた屋台食堂。
いわゆる大牌檔と呼ばれる屋外の屋台だ。そこへ着けば男は拙いながらも注文を取りに来た店員に告げた。
「ンー、だいぶ発音がマシになってきましたねー。ピロートークで頑張ったかいがあるというものです」
「うっせぇ。ちょいちょい一晩中教えられりゃ阿呆でも覚えるわ」
憮然とした表情を意識して作り言う。内心、相当必死になって覚えたのは口には出さない。まあ、見透かされているだろうが。
人生で今まで一度もやったこともないような勤勉さで勉強をしたのには我ながら驚いた。
図らずとも外国語を覚えるには外国人と付き合うのが一番、という俗説を自身で証明することになるとは思わなかった。
「ンッフッフー、次は英語ですかねー。女教師の放課後いけないレッスンしちゃいますか?ンン?」
にやにやと楽しそうに笑う彼女に嘆息する。こいつならそのためだけにスーツにメガネを用意しかねない、と。
「俺ももう学生じゃねーってんだ。ひとまずここで暮らすだけなら広東語だけでも充分だろ。大学行くわけでもねーし」
「えぇぇぇつまんなーい。私教卓に腰掛けてタイトスカートで脚組み替える奴やりたいですねー。嫌いじゃないでしょ?」
無言。沈黙を持って返答とする。学生時代の女教師がやっていたならば黒板が見づらいの一言でも浴びせてやったろうが、
彼女がやるとなればどうなるか分からない。と言うのもシャクなので。……更ににやにやされてそうなのは無視とする。
二人で大学へいくのもいいな、などと、そんなことを想像しながら。


街のざわめきをBGMにしつつ益体もない話を彼女としていれば、屋台の奥にある店舗部分の厨房から皿が運ばれてくる。
じゃがいもと牛肉に唐辛子を入れた炒めもの、上海カニとネギを黒胡椒たっぷりに炒めたもの、
日本でもお馴染み炒飯。ただし使っている米が明らかに長細く、日本のものとは違うのだと感じさせる。
匂いで分かる大蒜をたっぷりかけたエビの蒸し料理や、ボリュームあるふわふわの卵炒めに
細く切った鶏肉を主としてこれまた細く切った野菜を和えている鶏肉のマリネ、などなど色とりどりの料理。
そうして止めにどでかいローストグース。こんがりと焼けた見ただけで食欲をそそるようなガチョウに、
オレンジ色の恐らくは甘酸っぱいであろうことが想像されるタレが添えられてくる。
特筆すべきは、そのどれもが大皿で運ばれてきたこと。どう甘く見積もっても一皿辺り6,7人前はある。
こっちは二人だぞ、と思わず言ってしまいそうになったが直に察する。ここは彼女の紹介の店だったと。
最後にどどんとボトルが二本運ばれてきた。どうにも高そうな紹興酒だ。酒だけなら自分でも飲めそうだな、と苦笑した。
ショットグラスに紹興酒を注ぎ、彼女へ。そして自分に。
「何に乾杯するー?」
「そうだな…それじゃお前の守る街、九龍に」
そうして、街へ向けてグラスを掲げ。
「「飲勝!」」
一気に飲み干した。焼けるような酒精が、喉を焼いた。
料理に箸をつける。それはどれも美味く日本のどこかマイルドな味付けとは違い独特の癖がある。
特に辛味は使っているものが違うのか、辛さそのものは程々に強い程度なのだが刺さるような鮮烈さがあり気にいった。
「そいやオメー実家の方ってどうしたの?大丈夫だった?」
すごい勢いで食いながら彼女が問いかけてくる。こちらが箸を一つ進める間に五倍は動いている気がする。
慣れたはずではあるが未だに見ていると何かの手品かではないだろうかと錯覚する。
その食べ様は何度見ても心地よく、思わず薄い笑みが漏れる。
「あー、ウチは親父が継ぐことになったよ。てめーのおかげで憂いが無くなったから爺さんが正式に引退してな。
 こっち行きについちゃあの九龍で修行できるならいい経験だって背中叩いて送り出されたわ。両手を挙げた大歓迎さ」
ついでに未来の嫁と親交を深めてこい、今のうちに互いの相性をしっかり確かめておけ…もう大分確認済みのようだがね。と、
叔母には、にたりとした笑みで送り出されたのだが、どこまで分かってるのだと戦慄したのは記憶に新しい。
「そうなれば思う存分馬車馬ライクにこき使えるってことですね。リーファ氏も人手が欲しいって言ってましたし私GJじゃないですかねコレ」
楽しそうに言う。こちらも楽しみにしているが、奴隷呼ばわりがどこまで冗談か測りかねている感もあり怖い所ではある。
とはいえ、それも含めて…一年間。卒業まで待ち望んでいた生活なのは間違いないのだが。
箸をつけた料理はどこまでも香ばしく、どこまでも美味く感じた。


唐突に、だいぶん減った料理に影が落ちた。それは屋台の道側から現れた人の影。それも何人もの。
「んー…てめーのジモティーか?」
「それ言い方古くないです?それとその言い方って友達も含めるんじゃないですっけ。それならヘドが出るので止めてほしいですねー…。
 あっ、いけないいけない、私ったら食事中にヘドとかノーマナーでしたね。てへっ☆」
箸を止めずに彼女に言う。彼女も特に箸は止めずに…わざとらしくウィンクなどしてみたりする。ちょっと可愛いと思って負けた気がした。
統一されていないバラバラの黒服を着た男たちの殺気が膨れ上がる。手に手に持った武器を握りしめたのが分かった。
その分かりやすい殺気に内心で嘆息する。格が知れる。とっくの昔に気付いていたが邪魔を入れてくれるなと願っていたのは無と消えたようだ。
「三合会の下っ端の雇った更に下っ端というところでしょーかー。私が普段見たこと無い男なんか連れてるから嫉妬しちゃったんでしょう。
 私って罪なオンナ…あ、テキトーにやっちゃっていいよ」
「はいよ。つーかおめーってニンニク食っても大丈夫なん?」
要するに未知の戦力の計測という所かと理解すれば、黒服の一人がその手に持った青竜刀をネオンの光にギラつかせてこちらの頭を突いてくる。
僅かに身を反らせて躱し、腕が伸び切った瞬間、箸を持たぬ左手の甲を持ち上げて顔の前に現れた鉄板のような剣身に触れる。
そして剣身の側面に頭突き。手の甲を支点として梃子の原理で青竜刀の持ち手を跳ね飛ばされた黒服はその勢いに武器を保持できず、
青龍刀が道に吹っ飛んでいく。そしてほぼ同時、椅子に座ったまま黒服のくるぶしに出足払いの要領で蹴りを入れる。
虚を突かれた男は投げ飛ばされたようにして横に一回転。頭を地面に打ち付けて失神し。続けてニンニクのエビ蒸しに箸を伸ばす。
「失礼ですねー。吸血鬼と一緒にしないでもらえますー?まあ乙女にとっては誰しも一種の弱点だというのも間違ってないですが」
拳銃を持った黒服が銃口を彼女へ突きつけたが…何も起こらない。黒服は必死な顔で引き金を引こうとしているが、そこに黒い影。
殺気を感じた段階で彼女が密かに忍ばせた霧がいつのまにか忍び寄り、トリガーで硬質化し無効化していたのだ。
そして彼女の影から鉄の棍…随心鉄桿が飛び出してその先端を黒服の腹へと伸び、強かに打ち付けて黒服は悶絶して倒れ伏す。
「火薬の匂いよりは百倍マシでしょう?それに…ニンニクの匂いくらい気にしないでくれるって私信じてるっ」
などと後半は露骨に下手な演技を交え口元を緩めていい、紹興酒のショットグラスをつい、と空けて随心鉄桿を箸の如く手に取る。
「そら今更そんなんくれー気にしねーけど…開き直るってどーなのよ乙女として」
椅子に座ったままの彼女の後ろでダガーナイフを振り上げ、今にも振り下ろしそうな黒服を見る。
即座に、木刀を抜いても届かぬな、と見切れば彼女が肩にもたれかけるように持っている随心鉄桿を机下から蹴り上げる。
飛ぶように跳ねたそれは黒服の顔面を打ち据えて嫌な音をさせて仰向けで隣のテーブルへ倒れ机が割れる。
彼女が持ったままなら、このような芸当もできるが、どちらかと言えばお前がやってくれるのだろう?とでも酒のおかわりを注ぎながら
言いたげだった彼女の視線に誘導された部分が大きい。ああ、楽しそうだわこいつ。
「細かいこと言うんじゃありませんよー男でしょー」
炒飯をレンゲで掻き込めばぱらぱらとした歯ざわりと共に大振りな両手斧を掲げた黒服が、声を上げて突っ込んでくる。
横目で間合いを見計らって木刀を抜き、突き進む黒服の喉元へ置くようにして先端を繰り出す。
自分自身の勢いで木刀へ突っ込み、喉笛を潰された黒服はうめき声も上げられず斧を足元の石板へ叩きつけ割れて、
「あ、そーゆーの今セクハラになんだぞ。注意しろよおめーうっかり言いそうだしよ」
「うっわ更に細けー相変わらず顔に似合わねー真面目はつげーん」
などと二人が口を尖らせながら美味なる食事と無粋な埃の打ち払いを続けてしばし。黒服たちは大半が倒れ伏して動かないかうめき声をあげるだけになる。
その段になり黒服たちはようやく手の打ちようがないことを思い知ったのか、生き残りが罵倒を吐きながら仲間を引きずって逃げていった。
「……思ったより根性なかったな」
「そりゃそうですよー、あいつら組織の一員って訳でもないごろつきですもん。忠義なんぞこれっぽっちもなし、
 もらった金以上の危ない橋なんて渡る気もナッシングです。ある意味あれがここの一般人。ご理解いただけた?」
逃げていく三合会改めごろつきを眺めていれば、道端に置いていったごろつきたちの武器を道行く通行人たちが
見つけて拾い持っていってしまう。特別…黒服を着ている訳でもなければ粗暴にも見えない、ごく普通に見える人が。
「……思ったより根性あるんだな」
「あれは彼らの夕ご飯に消えるんでしょうねー。あれもここの一般人。逞しいでしょう」
見慣れたものだと笑みを浮かべる彼女を見て、何気なく屋台の店舗の奥へ視線を向ければ店員らしき人間は、
今起こっていた騒動を見ていたようだが、やれやれと首を振る程度。こちらも慣れたものなのだろう。
店員を見ていたことに気づけば、つかつかと近寄ってきて憮然な顔をし何か紙を一枚ぺらりと机に渡して寄越した。
見ればまだ読めない部分もある数々の料理名らしき記載と値段、それに一行が加えられ広東語で『修理代及び慰謝料』と書かれているのに気づき。
「確かに逞しいわ」
と、練磨された武を見せつけた二人に挑む最後の敵に笑ってうなずいた。


「しっかし割高な食事になっちまったな。美味かったが」
「お金で済むトラブルならリーファ氏も笑って許してくれるだろーから問題ナイナイ。安いモンですしねー」
ホントか?と訝しむ視線を向けながらも、食後の鉄観音茶を飲む。
「これから行くセーフハウスも用意してくれてたんだろ。余計な仕事増やしちゃ悪くねーか」
「だからその分オメーが回し車めっちゃ回すハムスターみたいに仕事頑張るんですよ、ケッコーいい家用意してくれたんですからねー。
 最新セキュリティは完備の上足はつかず食料衣類消耗品もろもろもたっぷりのペントハウス!
 一ヶ月丸々引き籠ってしっぽりCivilizationをガチプレイすることも可能!そう、まさに夢のような…」
「…一ヶ月仕事せんでいいのか?」
「……クソほど溜まってるから無理ですねー。リーファ氏にブッコロ喰らいますねー。あーあ!!仕事の肋骨折れねーかなー!」
勢いよく嘆く彼女を見て、くつくつと忍ぶような笑いを浮かべる。
「まったく同意だな。なんもかんも忘れてずっと一緒にしばらく遊び呆けたい気分だ」
「おや?ワーカホリックが珍しい。折角の九龍観光も出来ないんですよー?」
「お前と一緒なら、なんでも楽しいさ」
嘘偽りのない気持ちを述べて、茶を飲む。彼女がこっちを見ている。そうしてにやりと笑って。
「ほー、言うじゃないですかー。それじゃそっちがリーファ氏に直談判してみますー?」
「マジか。い、いや俺じゃちょっと厳しいんじゃねーかなー…どーかなー」
目をそらしながら言って気づく。そうだ、セーフハウスに行けば彼女が居る可能性がなくもない、なら今のうちにと。
懐に入れておいた物を確認する。先程の騒動で凹みや傷がないか心配だったが大丈夫なようだ。
「あー……それよりもだな。ちと渡したいモノがあるんだがな……」
居住まいを正し、彼女を見る。鼓動が高くなり体温が上がるのを感じる。自身が緊張しているのが分かる。分かるがどうしようもない。
こちらの様子に気づけば、目をぱちくりとさせ彼女も姿勢を正し、こちらを見る。更に、鼓動は高まる。呼吸は早くなる。
「これから…その、二人で暮らす訳だが。あー、ちょくちょく日本に泊まりに来てたが、正式に、という、感じで、な」
うまく言葉が出ない。なんと言葉をかけようか何度も何度も何度も考えたのに、いざという時になると舌が詰まる。
懐から黒い小箱を取り出して机の上へ。数年前ならば、そんなものを見ることさえ一瞬たりとも考えなかった、それ。
それでも、何かを、贈りたいと。慣れぬ手際で調べて、住む世界が違うような店にも行って、買った、それ。
「てめーの誕生日は…書類だけのモンだし、だから…記念に、と。良かったら、受け取ってくれ」
小箱を手で押し出す。彼女がそれを手に取る。開けば箱の中央に、黒く細長い筒。
蓋を開けば、赤い、血のように赤い、口紅。鮮烈で鮮やかな色合のそれが、彼女の煌めく朱い瞳に捕らえられ。
「……ありがとう。大好きだ。これからも、よろしくたのむ」
次いで…こちらを見る目、その目をしっかりと見つめて絞り切るように、そう言った。

以前、問われたことがある。何故戦えるのか、という問い。
その時は自分自身でも要領を得なかったが…。今思えば…。
人を…幸せにしたかったのだと思う。全ての人間を、などという大層な望みなど抱いてはいない。
手の届く場所の人を、伸ばせる限りの手を掴める人を。理不尽な力に屈しようとする人を、堕ちていってしまう人を。
それが出来るならば、戦うことに意味はあるのだと。助けて、助けて、助けて、誰かが幸せになれたなら、
自分自身も幸せになれたような気がして。ただがむしゃらに戦い続けてきた。
誰かの差し伸べた手は、首を振って他へと回せと笑って。
そこに彼女が現れた。共に戦い、共に傷つき、共に笑った。
伸ばされていた手に怯えていたのは、自分自身なのではないかと思うようになった。
幸せになりたいと、思った。…そして、幸せにしたいと、強く思った。
たぶん、血に塗れた生き方は変わらないだろう。傷の上を歩むことは変わらないだろう。
それでも一人ではなく、二人で。その、白い手を取って。歩んでいきたいと。歩んでいけると。

いつの間にか、目を閉じていた。鼓動は収まり、呼吸は戻っていた。
ゆっくりと、瞳を開ける。その向こうに居る彼女を見るために。かけがえのない、彼女を。


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こちらを伺うように見ていた彼女を意識に留めた時。
胸いっぱいに、とても、素晴らしい、何かが。


「いやぁ、リーファ氏に文句言われつつも一年間かけて遠距離から調教した成果が出ましたねー。まさかこんな物を贈れるくらいになるとは!」
街角をぶらつく二人の影。楽しそうに、そして嬉しそうに踊るように言う彼女。
「調教って言うなや!?他に思いつかなかったんだよ!…その…つけたら綺麗だろうなって思ったらそれで頭がいっぱいで!」
叫ぶように言い返した。顔が赤いのはもう隠すのを諦めた。あちらもそうなのだ。もうお互い様だ。
「今夜は寝かせませんよー。朝までスマブラスペシャル確定ですからねー。これパイセン命令!」
「もうパイセンじゃねーだろーに。へーへー、どこまでもお付き合い致しますよパイセン」
くすくすと笑いながら言う彼女に、仕方ないと肩をすくめて応える。恐らく今日の明日にすぐ仕事とはいかないだろう。
その辺りはリーファを信じたい。などと考えながらも、まあ仕事であってもそれはそれでいいかとも思う。
彼女と一緒なら、なんだって、どこでだって。背中を合わせて、向かい合って。
「行こうか。霧子」
「行きましょう。総痍」
満ち足りた笑顔を彼女へ向ける。華咲くような笑みを浮かべる彼女へ。
手を繋いで、二人。男と女の姿は街の間へと消えていった。





Last-modified: 2020-06-13 Sat 22:43:14 JST (592d)