心、リラックスして未来をイメージ
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編集:MenuBar
IG/2020
--
2020-06-09 (火) 20:10:32
勝ったつも…りかっ!これで…これほどの戦力差だぞ!構う事はない!マガツヒもろともフッとばして…何だとォォォォ!?
自分ごと衛星マガツヒを吹き飛ばし、宇宙でも問題なく活動できる自分以外は『宇宙に投げ出せば勝てる』という悪あがきをしようとするも。
それは叶わない、威容を誇った艦隊は撮影のセットのように、ひとつ、またひとつ…爆発の光を華として咲き誇る大樹の砲によって消し去られて行く
頼りにするものをまたひとつ剥ぎ取られ、その間も一歩、一歩、死を告げる紅き鬼が黒き魔人に迫る。
な…ならばこれだっ!こんなこともあろうかと!『地上の黒曜会支部には全国至るところに巨大隕石の落下を防ぐための超長距離ビーム砲』が…!
…………おい、どうした!なんとか言えぇぇぇっ!!応答せんかぁぁぁぁ!!
メモの次は通信機、音声のみのトランシーバー的なものをどこからか取り出すと後出しにもほどがある超兵器パート2のお披露目をしようとする…
しかしその虎の子のビーム砲とやらが地上から放射される様子もない。戦力の逐次投入というツッコミも野暮になるほどのグダグダで現場も混乱しているのか?
『あー…テステス…
なんとか。
…主役はここぞってトコで出待ちしとるモンやぞドサンピン!』
『んで…たぶんヨーガくんもそろそろ目ェさましとるころやと思うから、そのアホブッ飛ばしてさっさと戻ってこいや!お姉ちゃんらも…待っとる!』
SOUNDONLYな通信機に耳を寄せていた黒い魔人の鼓膜をつんざく威勢のいい声、まあ、そういうことだ。
その後言いたい事は伝えたとみえて沈黙する通信機を踏みつぶす黒い魔人、頭をぐしゃぐしゃにかきむしってじだんだを踏む。
あぁあぁあぁああ!!段取りがめちゃくちゃだっ!!…黙れっ!『予言などなくてもっ!!』ここからが逆転の…あがぁぁああぁああ?!
艦隊は壊滅、ビーム砲は全滅、残ったクグツ兵も時間の問題。メモも焼かれ、心身ともに追いつめられいまもなお頭の中に流れ込む予言という名の羅列を否定するような事を口走った瞬間
魔術、北方、支配
夜風、戦争、敵意
夜空、大地、不和
誘惑、黒耀石、美
予言。
これらの単語の羅列が黒い魔人の思考や精神、人格、自我、すべてを塗りつぶしていく…文字通り真っ黒に。
『予言にすがる以外なにもない者』が予言を否定すれば、後には何も、残らない。 --
2020-06-07 (日) 20:13:41
…返してもらう…
もだえ苦しむ黒い魔人を射程に収め…まずは借り物の黄金の剣をむしるように左腕で奪い取る紅い鬼
残る右腕でもって不可視の連撃、激的に向上した『鬼』の身体能力は腰の入っていない片腕の手打ちでも黒い魔人を紙屑のように上空に巻き上げていく
ハァァァァァッ!!
震脚。偽りの大地、黒き太陽を粉砕せんばかりに踏み込み、覇気によって炎の柱が吹きあがる。
その勢いでもって巻き上げられた黒い魔人へと跳躍し必殺の一撃、掌底にも似た掌の形で『相手の心臓を抉りだす』ようにねじり込み…
鬼穿
(
オウガ
)
ァ―ッ!!
掌握。鬼の炎と、剛力によって『黒曜石の鏡』ごと黒い魔人を無に還した。
……
勢いそのままに着地し、鬼の姿からもとの冴えないメガネへと姿を変える。
まだ残る右拳の熱と掌握の感覚と、左手に握られた『未遂の奇跡』の象徴である黄金の剣とを見る…。
もし、自分一人だったなら、鬼の力を捨ててでも奇跡を起こす『覚悟』ができたのか…?
できたとして、そんなことをしてもあの黒い魔人日下部のようにいつか全てを失ったのだと今なら思う。
ありがとう、ナナ、センパイ…!
この世界に来た目的を完遂し、立ち上がって振り返れば友に声をかける…その表情にもう迷いはない。
帰ったら僕のおごりで、パーっと………パーッと、いっちゃいそう、だね…
爆発オチなんてサイテー!というが一種の様式美、黒い魔人がいなくなったのなら、その妄執の産物であるマガツヒ自体をもバラバラになっていくのも道理
そこかしこで起こる爆発と自然分解とで、あるものは地上へ向かい燃え尽きる流星群の天体ショーとなり、あるものはこのまま宇宙ゴミとして漂い、あるものは宇宙の果てまで飛んでいき二度と帰ってこないだろう。
忘れ物なし!来た時よりキレイに!ソレに巻き込まれる前にさっさと宇宙船で脱出だ!と最後の最後の最後まで、しまらないままの若き鬼…これはそんな物語の1ページだ。 --
2020-06-07 (日) 20:46:13
はぁ…はぁ…ええと次は…
わざとらしく、『付箋だらけのメモ帳』を取り出して予言を確認するポーズ…をしている最中に放り投げられるカタナ、接近する陽牙!
…キミのやることだけは預言がなくても、なんとなく解るので助かる!
頭に血が上ったバカの行動はバカ同士のシンパシーかよくわかるらしく、軽く首をかしげるようにしてカタナを避け
炎を纏った右ストレートもカウンターめいた動きで動きを合わせ…これまたさっきの意趣返しとばかりにメガネの顔面に拳が叩き込まれる!
なんと!?そういう解釈も…くっ!そんなのアリなのかね?!
邪神の予言を都合のいい解釈で受け取り、都合よく勝利のビジョンを得る日下部をもってしても『恒星風』『太陽風』といった発想はなかったか慌てて地面に手を付く
『風』は『木』と並んで『土』や『地』と相性の悪い概念属性…直撃を貰うわけにはいかないと地面から5枚ほど壁を生やす!…壁を4枚斬り飛ばし直撃寸前で斬撃は減衰…『そよ風』となる。
やれやれ…一息つくスキも与えてくれない…君のようなタイプが一番厄介なのかもしれんなっ!!
最後の壁を突き貫くように迫る槍には…壁自らの拳で粉砕!土煙で一瞬のスキを作り出し…『円の動き』『化勁』などと言われる腕の回転でその直撃を逸らす!…直接触れればかすめただけで『土』を侵す『木』はなんとしても直撃するわけにはいかないのだ。
セオリー通りならすぐさま追撃といきたいところだが、自身の戦闘センスが大したことがないことを自覚しているせいか自分から攻めることをしない黒い魔人…『相手の打つ手が尽きるまで粘る』というプレッシャーを与えるつもりだ。 --
2020-06-05 (金) 22:03:23
…ちく…しょう…!!
予言がなくても解る。相手に有効打を与えられないことよりもその言葉でますます頭に血が上り…
腰にさしておいた剣にとうとう手を伸ばす…包帯を巻いて封印しておいたその全貌がついに明らかになる…!
眩い黄金の光を放つ剣
、その内部に世界すら内包し、創造と破壊を行う魔導器
『魔女との契約に基づき、相応の代償を支払う』ことでどのような奇跡も起こせるという文字通りの切り札を手にして…構えた!
………
陽牙が魔女と契約した代償は『鬼の力を捨てる』こと、強い意志を持ってそれを行えばいますぐにでも、予言も、黒の噂も、狂信すらも上回る『奇跡』によって黒い魔人を消滅せしめるだろう。
だがその剣は剣自体の輝き以上の光を放とうとはしない、何の反応も示さない…陽牙は鬼の力を捨てることが…できない。 --
2020-06-05 (金) 22:15:36
出日君っ…!?(こうも連続で喰らっては、と彼の負傷具合が心配になってくるが 同じぐらいに気になるのが日下部のメモ帳だ…)あいつ…覚えきれてない…?
っ……あんな防壁も出せるのか! 黒曜石っぽい部分、砕けないわけではない筈だけど…こうも防御に特化されてると…(正直やりにくい相手だ、とは感じていた)
(一旦間合いをとって、仕切りなおそうとした矢先のこと…出日が取り出した金色の剣に、血相を変えて)…駄目だ、出日君!そいつは今使うべきじゃ…ない!
だってそいつを使ったら…出日君は…(代償を支払う事に…と言いかけ、何の変化も起こらない様子を見て)……えっ…なにも、起きてない……?
(ただ呆然と、少しだけ「力を代償に、黒い魔神を滅ぼしてくれること」を期待していたかのような反応を見せる…それさえも、演技ではあるが) --
ゆらめきナナ
2020-06-05 (金) 22:28:33
(出日が黄金の剣を取り出したのを見れば、目を見開く。事前に話していた彼の話を思い出して)
……それは!いいのかメガネ!下手に使えば奴に手を貸すことになるぞ!もちっと考えろ馬鹿!
(と、いつもと言えばいつものように、彼を叱責する……真似だ。慣れたものであるので、それなりに真に迫っているだろう) --
総痍
2020-06-05 (金) 22:57:25
そうだろうなあ…キミと私とはよく似ている…なりふり構わず力を求めたところなど特にねえ!
そうとも!私が待っていたのはこの剣…かの大魔女の用いる黄金の指のひとつ!!キミたちは私に手を貸してくれていたのさ!!
取り出された黄金の剣に驚くどころか、待ってました!とばかりに拍手までしてみせる黒い魔人、日下部。
『お互いの目的ははっきりしている。』というのはつまり…黒曜石の鏡を破壊しにきた3人に対し、黒い魔人の目的は『陽牙が持って来た魔女の魔導器』だということだ。
だが…悲しいかな、代償を…捧げることを恐れる…覚悟の欠如!それこそが決定的な差なのだよ…残念ながらね。
反応しない黄金の剣を、呆然として見つめていた陽牙から黄金の剣を…奪った!
用済みだとばかりに陽牙を蹴り飛ばし、手にした黄金の剣を天に掲げるポーズで勝利を確信しきっている様子。
奇跡を呼ぶ魔導器と言えども…そんななまっちょろい心持ちでは発動できない!私?私ならばいつでも覚悟完了!何もかもを捧げて見せる!
何もかも。という言葉通りに衛星マガツヒの至る所から無数の兵士…黒曜会アジトで戦ったクグツ兵がまるで宇宙飛行士にバージョンアップされたかのようなデザインの『スペースクグツ兵』が溢れ出し
周辺の宙域にはSF映画の中にしか登場しないようなデザインの珍妙な戦艦、潜水艦、判で押したようにドリル付き!宇宙仕様!も光学迷彩めいた視覚欺瞞を解いてその艦隊の異様を表す!
準備は整った!いざゆかん!世界平和のためにいーーーっ!!
どう見ても侵略宇宙軍にしか見えないような軍備と兵たちを見せびらかしながらの完全勝利宣言をしたのち、あらためて黄金の剣を発動するべく力を籠める黒い魔人だったが…
何も起きない。さっきのメガネのように何をやっても…うんともすんとも、言わない… --
2020-06-05 (金) 23:27:12
ははは…あっはっはっはっは!!
笑いをこらえることができない、といった様子で抑え込んでいたがとうとう大爆笑!
腹をおさえて思いっきり黒い魔人を笑ってやる。
何でなのか解らない、って顔してるね…当ててみなよ預言者さん。
おおかた、『予言通りなら爆上がりの運を捧げれば問題なく黄金の剣を使える』…とでも思ってたんだろう
だがそうは問屋がおろさない、魔女との契約はあくまで陽牙との間に結ばれたもので、
『代償も陽牙が払うし、奇跡を起こす資格も黄金の剣を貸された陽牙にのみ存在する』という誤魔化しも都合のいい解釈も入る余地のない厳格なモノ
『予言』と『契約』というまるで違う性質のものを混同した浅はかさからくるミスだと。
解らないか?おまえなんかが何捧げたって、たかが知れてるってことだろ…?
そして、揺さぶりをかける…『運を捧げたが足りなかったから、黄金の剣を使う事が出来ない。』そう思い込ませるために。
〜 回 想 中 〜
皮肉にも日下部が『よく似ている』と言ったのはその通りで、陽牙自身も黄金の剣の力を使うことを一度は選び、その事をナナと総痍の二人に打ち明けてもいた…
その前に姉に打ち明けたときは、『奇跡を起こすために一生ものの代償を支払う』ことは邪神に命を捧げて喜ぶ邪教団と何が違う!とマジ切れされていた
…なんてことが、ありまして…
姉にマジ切れされた話を二人にしたときの陽牙の顔は、悩んだ末に寝れなかった寝不足そのもの、バカゆえにどうしていいか解らず、途方に暮れていたのだが…
隠さず話すとうまくいく!というバカなりの考えで相談して、二人とこの黄金の剣をどうするかを決めようとしていた… --
2020-06-05 (金) 23:47:28
伏兵って言っても、すごい量だなぁ…ここも相当な戦力抱えてたのか…(さすが本拠地、といわんばかりの物量には肝を冷やすが)
(それはそれとして、事前の打ち合わせどおりに金の剣を我が物にしようとしてくれた日下部には、にんまりと)
世界平和をどの口がほざくやら…ってやつだね。 勿体つけて大見得切っちゃった後でこれは恥ずかしい…
心中察するよ、日下部少将。なんなら……もっと信用できる「予言」の方に、何か今後の展開が出てるんじゃあないかな?
(正しい使い方出てるかもね、などと言いながら剣先に魔力を集中させる。単なる風魔法で飛ばす斬撃であれば、防がれるのは先ほど見た通り)
(メモに視線を落としていても、防壁ぐらいは出してみせるだろう。それを見越した上で…)他者に捧げろと言っておきながら、自分が捧げるのは怖いなんて…訳じゃあないよ…ねっ!!(またしても、斬撃を飛ばす。それも手元に向かって)
(太陽風とは太陽から吹き出す極めて高温で電離した粒子(プラズマ)のことである。 その太陽風を再現した、この空間限定のプラズマブレードとでも言うべき一撃である!) --
ゆらめきナナ
2020-06-06 (土) 00:07:46
(高らかに声を上げた魔人を見て、焦るような表情を浮かべていたのも…少しの間だけ)
(我慢できず笑いだしてしまう出日に続いてくつくつと笑みが漏れてしまう)
いやぁ、俺の演技もなかなか捨てたモンじゃねぇなぁ?(そして辺りを見回す。傀儡兵の軍団を)
(しかして恐るるに足らず、奴らの実力は概ね把握済みだ。そうして異能を高めれば…溢れ出す高揚感)
(艶姫が荼枳尼天法にて高めた正の力。それが木刀へ血を介して注ぎ込まれ、血刃は黒く黒く、ドス黒くなり闇そのものへと近くなる)
てめぇら……纏めて星の彼方まで吹き飛びなぁ!(叫べば、出力を過剰に増した黒刃をどすり、と足元へ突き刺した)
(途端、離れた場所に幾本も幾本も生まれる黒い根。一本一本が丸太の如くなそれが伸び、うねり、舞う)
(まるで生きているかのように振り回され、薙ぎ払い、軍団を蹂躙していかんとする) --
総痍
2020-06-06 (土) 00:21:44
いや…いやいやいやいやいや、待って、タイム!!
何が起こったか解らない、『黒いモノはすべてに勝ちまくりモテまくり。』それに例外はない、そうだったはずだ!
いや…黒いモノサイコー!という謎の噂が流行る前だって、この『黒曜石の鏡』を得てからというもの頭の中に溢れ出す『予言』通りに生きていれば窮地に陥ることなど無かった。
確かに思いつきで発案したものは軒並み上手くいかなかったし、敗戦や、再起まで70年以上かかったし…あれ?
この感じ、覚えがある…急転直下に滑り落ちていく感じ…いや、そんなはずはない、いくらちょっと過剰に運を捧げたからといって、そんな…ことが…
非常識なまでの『狂信』が揺らいだ瞬間、軍団が吹き飛んでいく!絶対に何者にも膝を屈することも、敗北することもない無敵の軍団が!
演技…演技と言ったのか?!私に…これを、奇跡を呼ぶほどの代償として、すべての運を使い果たさせるために!?
何をするやめろ!この軍団を構築するのにどれほどの時間を…やめろと言ってる!…やめて…やめてくれええええええ!!
目の前で軍団を蹂躙していく少年、血臥崎総痍にウソだと言ってくれというような哀れっぽさですがるように聞く
しかし聞く耳持たずとさらに蹂躙される軍団をまるでお気に入りのおもちゃが破壊されるのを成す術なくただ見ているしかないような、見るモノを威圧するような黒い魔人の見た目とは不釣り合いな情けない様子。
そうだった…私には心強い味方、邪神ビ・ブルン・バの予言が…!あっ…あああああああ!?!?!
黒い魔人になってからも、日下部という人間のおつむは強化されたわけではない、いちいち頭からあふれ出そうな予言をメモに書き留め、それを確認するなだめ行動によって精神の安定を得る。
そうして安定した精神が、愚直とも言えるプラス思考と結びつき、さらには黒の噂の豪運でブーストされた結果、誇大妄想の狂信が現実のモノになる一種の異能…それが日下部の言う『予言』の威力の正体…
総痍の演技で『狂信』が揺らぎ、精神安定とプラス思考を得るための『予言メモ』がゆらめきナナのプラズマブレードで焼き払われ…
なっ…何を言う!私は確かに捧げたんだ!!それくらい運を捧げたならちょっとくらい奇跡が起きてもいいのではないかね?!詐欺だぞこれは!!訴えてやる!大魔女め…!
そうだ、この黄金の剣に頼ったのがそもそもの間違いだと…いや、ひょっとしたらまだ使えるかも?と手を離さないあたり未練たらしく潔さに欠ける…
こうして、『自ら運を手放した。』ことも認めさせる…黒い魔人の強みを、全て、否定すれば… --
2020-06-06 (土) 00:53:42
…シュガー様には、僕から言っておくよ。
醜態を晒し、ああでもないこうでもないと言い訳をし、先ほどまでの余裕と自信が完全に消えた黒い魔人に声をかけ…
確か、覚悟がないとかなんとか、言ってくれたよな…
既に纏った両腕両脚の装甲から、ちょうど先ほど日下部が黒い魔人に変じた時のように全身に装甲が浸食し…
そうだ、一度は奇跡に頼っておいて、僕はこの力が惜しくなった…捧げて…捨てることが、できなかった…
言いながら、黒い魔人へと近づく、その間に装甲と炎とで全身が包まれ、赤い鬼としての姿を現す陽牙。
だけど…いや、だから!この力で…お前を、黒曜石の鏡を、無に還す!!
捨てることで得られる奇跡より、自分の力で戦い抜く。そう決めて、心強い友たちと共に戦うのならもはや迷うことなどない。 --
2020-06-06 (土) 01:13:48
うぁちち…っ!(一瞬とはいええらい高熱を刃に纏わせたおかげで、その熱量に焼かれそうになる)ずっと展開はしてられないな、これ…
でも、確かに焼いた。これで予言は、頭の中に記憶してる分だけだ…!(そうして、彼の味方をしていたであろうあらゆる要素が連鎖するように崩れていく…メモの焼失もその一つだ)
異界の邪神の名前…そんなだったんだ、初めて聞いた…(恐らくは、イマージュ以上に気軽に出すことを躊躇われる名なのだろうという事は想像がつく)
(そして辺りを見回せば、血臥崎が黒曜会の軍勢を破壊し、出日は黒い魔神となった日下部へ向かう…ならば自分は…)
もう迷いなんて無いだろうし、ありったけの感情を…日下部にブチかましちゃえ!(クグツ兵の残党へ切り込んで行く。何かあればサポートに入れる距離を保ち)
(向かうべき方向が決まった今、がむしゃらに前進することにかけて…このメンバーの中で出日に勝る者は居ないだろう。ならば、何の憂いも無い) --
ゆらめきナナ
2020-06-06 (土) 21:05:18
(彼のつぶやきに、思う。直情的で熱くなりやすく何も考えていないように見えていても、そんなことはないのだと)
(一人の少年として、一人の男として、彼も、また迷い悩み、そして…道を見つけている。ならば…先輩として、先に立つものとしてできることは)
…ハッ!馬鹿が馬鹿なりに考えて決めたこと、どうせなら全力全開でやりきってやんな!…邪魔は…させねぇぜ!!
(ナナと同じように、魔人以外の兵を抑える。彼の道を切り開くのだ。真っ直ぐに走れるように、その道を)
(そうして、凄まじい負の力を放ち黒を通り越し、深淵の刀となった刃を再度床へ突き立てれば)
(根は更に伸び、その先端がぎぎ、と蠢いて砲口を成す。それは、黒曜会幹部を討ち果たした梅華の砲)
(しかし口径が、砲身の長さが、そして何より数が違う。数十にも至るそれが、周囲の宙域を狙い定め)
落ちろォ!(ずどどどどど、と一斉放射。大きな黒き種が、漫画に出てくるようなデザインの艦隊へと容赦なく撃ち放たれた) --
総痍
2020-06-07 (日) 19:22:43
とうとう来ちゃったな、宇宙…
ダメもとで聞いたうえに、酸素とか闘える環境頼む…という無茶振りをしたらやっておいてくれた番長には感謝しかない…
肝心の目的地、衛星マガツヒも伊上を見下ろせる位置か軌道かというアテ推量と、生きたイマージュセンサーのイザヨイ様をフル投入した結果某所と割り出した!
あとは向かうだけだ!という状況のなか、何か心残りでもあるのか番長の用意してくれたいかにも宇宙船!って感じの乗り物の窓から地球を眺め…
そろそろ見えてきた、これまたいかにも悪人が根城にしていそうなねじくれたパーツの集合体、衛星マガツヒだ!
……
いつも持ち歩いているボロ包みのほかに包帯でぐるぐる巻きにした物体、コレが『切り札』になる…握る手に力が籠った
いよいよ、到着だ! --
2020-06-04 (木) 22:15:15
伊上市きてから、現実離れした経験は数あれど…ここまで凄い経験は、流石になかったね…
(眼下に地球、というこの状況。いまだに感覚が慣れず、無重力に馴染むために浮遊している)
地下の大掃除のあとは、宇宙の大掃除。宇宙ゴミが大量に出ちゃうね…(壊しがいがありそうだ、と衛星を遠目に見てほくそ笑む)
あいつらさえ片付けば、ひとまず…この世界でイマージュが活動できる可能性は、とても低くなる。そういう事…だよね --
ゆらめきナナ
2020-06-04 (木) 22:34:39
まー平林ならこういうのもどうにかなっちまうんだろうが……(同じく、ふわふわした感覚に壁に当たったりそれを押したりして宇宙にどうにか慣れようとしている男)
こう…地球って実際青いんだなって変な感慨が………ナナ、なんか笑い方がアレじゃね?(叔母を思い出す笑い方だ…と苦笑する)
(マガツヒを視界に収めれば、ふむ、と一つ呟いて)…あそこに円盤の大元があるのか。よくぞここまで打ち上げやがったもんだ(と悪い意味で呆れた) --
総痍
2020-06-04 (木) 22:41:30
二度と出てこなくなる…って、言いたいとこだけど…
イマージュは狂気に飲まれた人間がそれを望むかぎりその世界に強く結びついて湧き出してくる、そういう性質はこの世界に生まれる怪異と似通ってもいて
特に狂気を産みやすい大きな戦争などになると、より結びつきを強くしたいと考えるのか『黒曜石の鏡』を送り込む…それが黒曜石のイマージュの特徴
大丈夫!そんなすぐに大きな戦争とか、事件とか…起き…ないよね?
そこは言い切らないとカッコつかんだろ!というところでキマりきらない、必殺の切り札を手にして緊張でロクに寝れなかったなんていうのも不安を誘うか
アレもここ最近まで形にならなかったみたいで…
こんなデカい、おそらくちょっとした街くらいないか?という大きさのモノを発見できなかったのはなぜか?それは最近までこの形になっていなかったから。
黒いものはモテまくり勝ちまくりという謎の噂のおかげで、いやそれだけにしては大げさすぎる規模の『狂信』もプラスされて、大戦時に打ち上げられたガラクタはおろか周囲のスペースデブリすら無秩序に取り込み誕生した…
一種の異能じみた怪異なのだ。とはイザヨイ様の解説だとメガネは言う。
ともあれ、どうぞといった雰囲気で無防備に漂うグロテスクな塊だ、どこに停泊しても問題あるまいと開けた広場のような…上下があるとすれば上面にあたる部分に着地コースが取られる
酸素とか、重力とかも大丈夫だな……あんまり、深呼吸したくないけど…
まずは言い出しっぺの自分が宇宙船の外に出て、一歩を踏みしめて…深呼吸はさすがにしなかった。
……誰かいる!こんなところに独り、軍服姿の…男だ!
何か歌を口ずさんでいる…。
--
2020-06-04 (木) 22:59:19
アレってなんですか先輩…今から勝つイメージをしておくの、大事ですよ?(誰を連想されているのか、など知る由もなく)
起きたら…その時はその時、また鏡を壊して何度でも止めてやる!ってのが、いつもの出日君だと思うなぁ…なんて。
(普段のノリを思い出させるように、そんな言葉。緊張が無いわけではない…軍刀の柄にそっと手を触れ、その感触を確かめる。)
…うわ、近づいてみると思った以上に…巨大だ。 宇宙でも、汚い感情は凝り固まると気持ち悪いモノになってくんだなぁ…(禍々しい…それが第一印象だった)
(出日に続いて宇宙船の外へ出る 息が続くことに軽く感動を覚え)……あれ、先客がいる。 いや、こっちが客だよね…招かれざるやつ。 --
ゆらめきナナ
2020-06-04 (木) 23:13:09
そういう意味はそういうのを起きないようにすんのが俺らの役目でもあるからな、精々頑張るとするよ。…戦争となると流石に守備範囲外だが。
いやまあ確かにその通りなんだが…ま、負けること考えるよりは百倍良いわな(くつくつと笑いつつ、出入り口から、外へ)
ふう…、地面じゃねーとしても地面みてーなのがあるのは安心するな。しっかしこんな規模の怪異もどきなんて初めて見たわ…。
(と、衛星の床に足を踏み降ろし……)んだあいつは。馬鹿みてーな歌うたってんなぁオイ(はー…とため息。それだけで言えばどうということはないのだが)
……この場所に居るっつーことは、タダの馬鹿じゃねぇ、特大級の馬鹿っつーことだな。テメェ、歯ぁ食いしばれよ?(軍服の男を最大級に警戒して、犬歯を見せて木刀を握りしめる) --
総痍
2020-06-04 (木) 23:19:31
( ,,`・ω・´)ンンン?…ああ!ようこそいらっしゃった我らが牙城へ!奈々崎七緒くん!血臥崎総痍くん!そして…出日陽牙くん!
背を向け、歌っていたが振り返ると…侵入者をまるで10年来の友を迎えるかのようなフランクさ、笑顔でもって迎えるうさんくさい軍服の男…日下部少将。
挨拶とばかりにフルネームを呼ぶわけだが、これくらいはやってみせるさというアピールもいかにも詐欺師臭い…
いや皆まで言うな!お互い目的はハッキリしているわけだが少しお喋りといこう!なにしろここは話相手もいないものだからね…
思い起こせば50年…いや60年、70年くらいか?すまんねどうもまだ寝起きでボケているようだ、ともかくそれくらいの時間が経った、まるで浦島太郎だ。
長い眠りも目を覚ませば一瞬などと言うがキミたちや地上の動向などを見ていると時の流れを感じざるを得ない!いやあいい世の中になったものだ!黒の時代が来るという私の予言もズバリ的中していたしね!
喋りを許せば延々喋っているタイプだということも、こんな喋りを延々聞かされればそうかな…そうかも…と丸め込まれる者もいるだろうという勢い。
大戦時にしょうもないアイデアばかり立案しては貴重な資源と時間をゴミにしてきた特大級のバカというのは間違いなさそうだ。
この黒というのはドイツ語でシュバルツ、いいだろうシュバルツ、何がいいって…
--
2020-06-04 (木) 23:33:34
跳んだ、宇宙空間だから重力は少ないのか?と勘違いさせるかのように地面をバウンドして吹っ飛ぶ日下部
数度バウンドして地面にへたばった、ピクピク痙攣している…さきほどまで流暢に動いていた口もいまは言葉を発しない
そろそろいいだろう、始めようか。
不意打ちで拳を顔面にぶち込んだ本人、メガネこと陽牙は警戒を崩さずゴキゴキと拳を鳴らしている…
沈黙したままの日下部に追い打ちをかけるか、それとも出方を伺うか…? --
2020-06-04 (木) 23:39:21
名前まで知ってるってことは……そっか、全部今までのは見てて 知ってる…ってことでいいんだね。
でも、一つ……間違いを正そう。 僕の名は……魔法少年ゆらめきナナだっ!(今ここで必要なのかこの名乗りは、とも思いつつ)
(そうして続く長い口上、それだけならばまだしも やたら距離感の近い態度が神経を逆撫でする)……あれ?
(ふと気付けば、14年式拳銃を抜き…ボルトを引き、安全装置を解除していた いつの間に、と思うぐらいには無意識でイラついていたようだ)
あっはは、ありがとう出日君。 いい感じに会話キャンセルしてくれて…スカッとした(代わりに殴ってくれた出日へ、礼を言い)
でも、せっかくだからこのまま死んでおくといいんじゃないかな…75年ぶりの寝起きだけど、二度寝も乙だよ?(パン、パン、パンとその場から日下部に向けて3発、発砲) --
ゆらめきナナ
2020-06-04 (木) 23:47:02
(はーーーーと更に長い溜息。こちらの名前を把握していたことには少し片眉を上げて反応したが、特別動揺することもない)
(これだけの規模の衛星だ、何かしらの機能で地上の黒曜会と情報をやり取りしていたとしても不思議はない)
ウチのババァと似たようなこと言うんじゃねーよ(と血臥崎ではシュバルツの事案名がついているのを思い出しまたため息)
…よくやったメガネ。こいつに好き勝手喋らせてたら酸素が無くなっちまうわ(そうして銃を打ち込んだナナを横目に、前へ)
(老人たちを思えばこの程度で死ぬような輩ではあるまい、と充分に警戒を残したままに、既に血刃へとしていた木刀を振るい、ひとまずは四肢を断たんと) --
総痍
2020-06-04 (木) 23:50:58
グギャギャギャギャ…?!…き、キミィ!だから言っただろ!お互いやることは、ハッキリして…し…ギャワーーーッ!!
油断を誘うためか、それとも素か、ゆっくりと立ち上がった日下部の顔面は見るも無残に粉砕されていたが…まるでカートゥーンのアニメでも見るかのようにポンと膨らんで元通り…
続くナナからの発砲も脳天、心臓、土手っ腹と人間ならば即死ものの急所を貫くもののわざとらしく痛がる程度である…
そうこうしているうちに総痍の放った血刃によってバラバラにされる四肢、その四肢もまた、尺取虫か芋虫かといった動きをして本体に再結合…両手足を互いに取り違えるといったお決まりのボケも…
ええい!良くわかった!若者というのは時代がいくら変わってもせっかちと見える!ならば本題といこうじゃあないか!
相手の段取りを無視するわりに、自分が段取りを無視されることには不快感があるようで、しぶしぶ問題の品を見せる…
どうだ!これこそが神秘の結晶!黒曜石の鏡…我が予言と力の根源にして…キミたちの目的の品だ。
いきなり脱いだ!上半身の衣服を脱ぎ去って見せるのは胸の中央に埋め込まれた黒曜石の鏡…そのサイズは手に収まるほどの大きさ。さきほどのナナの弾丸がギリギリかすめたようだったが避けなかったのは『当たらない』と解っていたからか。
ならばメガネの拳で地面をバウンドしたときも破壊される恐れがないことも、血刃によって四肢を失い地面に転がった時も…?
来たまえ!我らが予言成就のために、キミたちの血を…捧げろォっ!!
もうおふざけはなしだ!という意思表示か、胸の鏡から全身に浸食するように日下部の身体は黒い甲殻で覆われていき…黒曜石のような輝きを放つ黒き魔人と化す! --
2020-06-05 (金) 00:10:43
また、それか…!
陽牙の母親や、親類縁者みんなの血を吸った邪神…そいつを崇拝する神官気取りのコイツも『捧げろ』と来たもんだ。
吐き捨てるように言うと両腕両脚に炎と共に赤い装甲が纏われていく
おまえにくれてやるのは…これだっ!
ボロ包みを纏った炎で焼き、取り出したのは修刀ゼンキ。たとえどんな装甲を纏おうとそれを粉砕せしめる重量と硬度を誇る
拳の次はカタナを脳天にお見舞いすべく大上段に振りかぶり接近する!距離とタイミング的に直撃は免れないはずだが…? --
2020-06-05 (金) 00:22:55
やっぱ、こんなんじゃ効かないか…でも気持ちは伝わったようで何より、だよね。って、肌身離さずだなぁ…鏡…
(まさか埋め込んであるとは…と呟いて)弱点丸出しって感じでもあるんだけど、その割には凄く自信を感じる…何でだろう…
(改めて、拳銃の代わりに軍刀を抜き…構えをとる)生憎と…僕の身も心も、血の一滴さえも…預けるべきところに預けてる。あんたに渡す分は…欠片だってないんだ
(出日の後に続いて、その斜め後方から…時間差で、下段からの切り上げを狙う。太股から腰にかけてを裂くような軌道を描き…) --
ゆらめきナナ
2020-06-05 (金) 20:41:06
……まさか(その黒い鏡を見て考える。ある意味で黒曜会は例の噂を最大限に活用している。ならばあれも、と)
ハッ、俺の血は高ぇぞ?それに…こっちもお得意様は決まってっからな。てめーにやる分はねぇよ(そう、ナナと同じように血刃を担いで言う)
(そうして、出日の後にナナが続いたのを見れば、犬歯をあらわにして笑い、それに合わせて血刃を構えて走り込む)
っせらぁ!(気合一閃。二人の斬撃に機を合わせ真横に薙ぎ払うように、一筋の赤い刃が、振るわれた) --
総痍
2020-06-05 (金) 20:49:34
なるほど…来たまえとは言ったが!一斉とは!!だが…ヒーローは慌てない!
ほぼ同時のタイミングで連携する3人に対し一瞬面食らったようだが、何を勘違いしているのか自分をヒーローなどと嘯くと…
複雑とはッ!
まず、振り下ろされる陽牙のカタナを右腕で掴み…そのまま振り回して陽牙ごと地面に叩きつけた!
単純の!
続くナナの軍刀、切り上げられる軌道に対し甲殻に覆われた左拳の裏拳を当てるようにして逸らすべく火花を散らす!
集まりにぃ…過ぎないっ!
両腕を対処に回した以上もはや血刃の横一線を防ぐべくもないかに見えたが…ほぼ直角に折りたたむようにして腰を後ろに逸らす!
逸らしすぎて甲殻とツノとに覆われた頭部を地面に叩きつけるような勢い…いや、それが攻撃なのだろうか?地面を揺らす衝撃破で三人の追撃を防ぐ!
どうだ!これこそが預言の力…いかな私とはいえどんな攻撃が来るかわからなければこんなことはァ…不可能!!
自慢してるのか自虐なのか、頭を地面にめり込ませたまま大声で言い切る黒曜石の魔人…口ぶりが確かなら『何をしてくるか解っている。』とでも言いたいようだが… --
2020-06-05 (金) 21:10:55
ぐっ…うわぁぁぁぁっ!!
お返しとばかりに地面を数度バウンド、地べたを這いつくばらされ、起き攻めの衝撃波
かろうじてガードをするものの、いまの攻撃でダメージを負ったのは逆にこちらという焦りが生まれ…
…ウオオオオッ!
手にしたカタナを投げつけ、そのスキに足から炎を噴射することで加速!
予言のおかげで何とかさばけているというだけあって、無茶な動きをしたせいか肩で息をするジェスチャー
黒い魔人は息が上がっている…ように見える、予言以外は大したことがないのなら畳みかけるべきだと判断した!
だがいまだ、『必殺の切り札』は使おうとしない。腰の裏にさしておいていざというときに抜けるようにはしているのだが… --
2020-06-05 (金) 21:19:54
なっ……!(手元に残るのは、ただ硬質な物体を掠めるように斬ったという感覚。手に痺れはあれど、何ら手ごたえとは言いがたいもので)
あんなに的確に防げるもの…? 読まれてたなんてレベルじゃあ……うっわ…!!(続く衝撃波に、弾き飛ばされる)
(これが地上であればいずれ地面に落ちるものだが、ここは無重力。うまく姿勢制御しなければ衛星の外へすっ飛んでいきかねない)
くっそ……こんな場所で、風…いけるのかな!?(駄目元での風魔法による姿勢制御。そう、普通の風はなくとも恒星風、太陽風などがある!それで辛うじて衛星上に戻り)
何をしてくるか分かっていても…対処しきれないような手を打てば、ってことかな …いい案、あるのか!?(牽制程度に繰り出す、風魔法による飛ぶ斬撃。今度は足元を狙い) --
ゆらめきナナ
2020-06-05 (金) 21:32:40
ぬ…!(血刃を避けた行動、普通ではありえないようなその躱し方に目を見開く。明らかに見てから反応したような対処ではない)
(続けて生まれた衝撃波には、逆らわぬように自ら飛ぶようにして威力を殺す。視界の片隅でナナが風魔法で戻るのを見れば、このまま吹き飛ばされるのはまずい、と脳裏で考え)
(血刃を伸ばして衛星に突き刺し、ストップ。そうしてそのまま木刀を辿るようにして衛星へと戻っていく)
…チッ、ふざけた奴だが…やり辛ぇな。穿け!(余り相手に余裕を与えるのは悪手だと、血刃を槍のように伸ばして魔人を貫かんと) --
総痍
2020-06-05 (金) 21:45:27
--
2020-06-02 (火) 20:30:11
『<<【賢しい小僧があ!この程度のことでぇぇ!】>>』
がつん!と衝撃が走れば血刃に右脚を固定される、器用に取り外すことができるような体躯ではない
力任せに引きちぎらんとするも、もたもたと時間がかかる…一方でソウイ自身を攻撃せんと伸縮自在のコブラの尻尾が牙をむく!
『<<【…先ほどはよくもほざいたな小童ァ〜〜!!】>>』
ヨウガに日下部の名を出されて怒りをあらわにするも、手足をバタつかせるが脱出が上手くいかず。
しかし翼を片方捥がれコブラの尻尾を他方に回していてもこの牙がある!とワニの首を360度ぐるぐると…ドリルのように回転させ顎を全開、牙をむけばシールドマシンのように面の凶器になる
『<<【我ら生まれた時は違えども、死する時は同じと誓った…なればこその絆の形よ!!】>>』
見るモノにおぞましさ、醜悪な印象を与えるその姿は老人たちにとっては絆なのだとナナに言い放つ
我らと言うものの完全に統一された意志はあの老人たちのどれでもない、ひとつの怪異になりきっている。
弓矢による遠距離攻撃を警戒したか無事な翼で防御の構え…鈍重なこの身体で飛翔能力を奪われ拘束されれば回避は困難と瞬時に判断したようだ
『<<【……人のままであれば…だと?異能の力、怪異の力無くして…圧倒的戦力差を覆すことなどできはしなかったっ!我々はだからこそっ…!】>>』
聞き捨てならないとはこのことか、計算づくだったのかは定かではないがサイカの言葉に食いつく…黒曜会の理念であるとか、日下部の理想であるとか
人を捨てることでしか手に入らない力を求めて、自分の身さえ犠牲にした果てに力を得た自分たちへの否定に聞こえたそれに思わず反論を… --
2020-06-01 (月) 00:30:58
よぉし…やったッ!(センパイがドラゴンの身体を固定し、すぐさまナナも弓矢の射出体勢に入った、ならばこちらは時間を稼ぐ…)
何度でも言ってやる…
無に還れ…!!
(シールドマシンのように回転するワニの首、どうするかというと…)
(手にしたカタナを放り投げ、真っ向から力比べ!ワニの首が回転するのを力づくで逆回転させるべく両腕で固定し、じわじわとねじり上げていく…)
--
2020-06-01 (月) 00:36:07
歪な絆だね…けど、羨ましいな。僕が一緒に死にたいと思った相手は、僕を置いてっちゃったよ…だから、同じ悲しみは繰り返さない。
(「訳:3人纏めて仲良く死ぬがよい!」と言いながら、きりきりと弦を引き絞る)って、どこを狙えばいい…? しっかりこっち見て防御してるし…
(意識を向けさせることも大事だが、ずっと睨みあうわけにもいかない)あの時みたく、全力出したら後が続かない…
(異形の制御という点で言えば、はらわた喰らい戦の時以上の精度だ。その分、矢の威力はだいぶ劣る…それでも二射目は無い、と考え)
足…翼……胴…?(頭は駄目だ、出日を巻き込む危険がある)…堅実に行かせてもらうね!
(射線を隠すように浮遊していた防壁が、さっと道を作るように開く。大きな矢が、放たれた…防御に回された、無事な方の翼へ向けて) --
ゆらめきナナ
2020-06-01 (月) 00:48:17
(血刃にて縫い止めには成功したものの、未だ敵は健在。抑止力としては弱まってしまうが、木刀に意識を込めて伸びた血刃を半ばから折る)
(刺さったままの針としての役目を負った半身はそう長く持つまい。残った血刃へ更に血を吸わせ、太い櫂のようにして立てて)
ぬぅ!!(太いそのコブラの尻尾を受ける。流石に異能の力あれど、その大質量を人間一人の身で受け切るのは困難。自身でも後ろに飛ぶようにして衝撃を逃すも)
がっ!(大きな瓦礫の壁に背中から叩きつけられて肺の空気が抜ける。そして瓦礫の欠片が背中を傷つけ、さらなる血を流させる) --
総痍
2020-06-01 (月) 01:51:21
(ナナの異形の壁の後ろに隠れながらも、まだ消していなかった煙草に口をつけ、深く息を吸い込み…紫煙として長く吐き出す)
くだらん。だからこそだと気づけんのか。海の向こうの超大国に我が国が負けたのはひとえに戦略的失敗によるものだ。
それは怪異の力を使おうと覆せるものではない。もしそれを計画通りに十全に出来たとしても意味はない(と吐き捨てるように言う)
お前らだけが、怪異の力を使えるのか?違うだろう?そうではないだろう?仮に戦略兵器として怪異を持ち出したのならば、あちらさんも用意をしただろうさ。
それとも…既に…もしかすれば…(とそこまで言って、ふ、と笑い)どちらにしろ……お前たちこそが守りたかったこの国は、人の地だ。
神性は天のみにあらず地にも手を伸ばし、超越種がそれほど珍しくもなく、超常を成す異能が蔓延っているとしても、な。
ならばお前らは、怪異なんぞに頼らず、自分自身の手で、人の手で事を成さなければいけなかった。…仮に、いや今の歴史通りに、敗れるのだとしても。
(そうしてそこまで言い、灰をとんとん、と指で落として)…だからお前らは、つまるところ、負け犬だ(そう、蛇のようにぬるりとした笑みを浮かべて言った) --
血臥崎彩禍
2020-06-01 (月) 01:51:38
『<<【フン…どけぇ小童ァ!】>>』
ソウイを瓦礫に叩きつけてひと段落と見たか、ワニの頭に組み付いたヨウガをコブラの尻尾で弾き飛ばす!
コブラの頭の機能をも持つそれは鋭利な牙でヨウガの胴を袈裟懸けに斬りつけていた!
『<<【次はキサマらの番っ…ヌゥッ…この程度の傷…あ…アアアア?!】>>』
血刃の固定を肉ごと引きちぎり、今度はナナの異形とサイカのほうへとゆっくり歩を進めていたがそこへ異形の矢の直撃!
当初の想定通りに飛翔力を失った翼を盾にし本体への直撃を避けたのだが…翼が見る見るうちに朽ち果てていく
異形の矢の想定外の力にしばし混乱していたようだが、本体へその浸食が伸びる前にある手を打った
<<【……これでどうだぁ!ハハハ!我らは己が血肉、骨をも惜しまぬ!勝利のためにはァ!ハハハ!ハハ…】>>
ワシの怪人の身体を構成していた部分を自らの腕で引きちぎり地面に叩きつけた!
ビクビクと痙攣してまるで命乞いをするかのようにのたうっていたがそれもすぐ終わった、翼だったと思しき血肉のひとかけらも、骨も残らない
<<【ハハハハ!ハハ…は…?負けッ…?負け犬…!?…小娘ぇぇぇえ!!】>>
語るに落ちたとはこの事か、心を捨て、人を捨て、たった今絆がどうのと嘯いたはずの同胞を自らの命惜しさに捨て…それで何が残った?
死にかけの身体で死にぞこなった、負け犬に成り下がっただけ…それを悟ったゆえか激昂し鈍重なドタ足でサイカに迫るが… --
2020-06-01 (月) 19:37:03
おい
(その身体はまたも釘付けされたかのように固定された、ドタ足で駆ける最中マヌケにも垂れ下がっていたコブラの首を掴むのは…全身傷だらけのまま立ち上がったヨウガ)
その人たちに手は出させない…お前はここで…終わりだ!
(限界を超えて身体を奮い立たせる、人の心と仲間たち…捨てなかったからこそ得た力でもって最後の一撃を絞り出す!)
ウオオオオオオ!!(土壇場だからか、理性が半ば吹っ飛んでいるせいか、その身体は両手両足だけでなくほぼ全身が赤い鬼、コウキゴンゲンのヴィジョンによく似た異形に変化していた)
鬼穿
(
オウガ
)
ァ―――ッ!
(左手で固定したコブラの尻尾を思い切り手元に引っ張り、合体怪異を引き寄せて体勢を崩し…カウンターの右ストレート『鬼穿』を放つ。掌底に似た形の一撃で頭部にあたるワニの頭を完全に粉砕する!)
……教えてもらうぞ、全部…!(完全に消滅させるならここで畳みかけるべきだが、黒曜石の鏡の情報を聞き出すために最後に残ったコブラの頭部へ近づいていく…)
--
2020-06-01 (月) 19:57:47
当たった…けど。(その一発で仕留められるなどとは最初から思っていない、射た後の事まで考えておかなければいけない)
…って、死ぬ時一緒って言ってたのに…あっさり覆しちゃったなぁ…(他に選択肢が無いのも分かるには分かるけど、と零し)
(ついでに言えば、彩禍が情け容赦なく言葉の刃で抉っていくので、軽く敵に同情しそうな具合であった。 案の定、敵の注意は彼女に向き…それを守るのは自分だ)
撃ち終わるとあんまり攻撃手段ないんだけど…ッ(本日は閉店しました、とばかりに鉄の門扉を閉じて引っ込んでいく弓を持った黒い手)
こっちに注意向けて、その間に二人に…けど、先輩は!?(防壁を再び前面に集め、防御の構え…負傷しているようだが、今は駆け寄れない)
出日君……? あの姿は…(前は部分的に装甲を纏うだけだった。ついにそれが全身に…)凄い…威力だ……
(文字通りワンパンと言っていいような、爆発的な威力を目の当たりにして)…ちゃんと理性も残ってる 制御、できてるんだね…! --
ゆらめきナナ
2020-06-01 (月) 21:05:38
(元老人達が彩禍の方に向かうのを見れば、軋む体に異能で喝を入れて木刀をぎり、と握りしめる)
(ナナが防壁で守ってくれてはいるが、あの巨体の攻撃を任せきり、というわけにはいかない。ならば)
(負傷していた傷から血が舞い上がる。それが木刀に吸い込まれていく、ばきばき、と木刀が成長し、右腕を覆うようになる)
(しかしてそれは二人が見た以前の時のように鎧うようではなく、円柱のような形状を形作っていく)
(それは、砲だ。右腕を軸とした大砲のようになった黒木は、黒き砲となってその砲口をもはや人の心無き怪異へと向ける)
ハッ!カッコいいじゃねーかメガネェ!なら…派手に行こうぜ!!
(全身を猛々しい赤き鬼と化した彼の姿に、その振るう拳の熱さに犬歯を剥いて笑い、それに続かんと)
……華開け!八重血紅!(次の瞬間、どずん、と重い音がして砲口が発射される。撃ち出されるは種。その色もまた黒き梅の種)
(目にも留まらぬ速さでその種が異形なる竜へ着弾すれば……華開く。その組織を、装甲を砕きつつ急成長する華が)
(同時にその怪異としての力を吸い取り、発散させながら、鮮やかに朱い、梅の華が咲いた) --
総痍
2020-06-01 (月) 21:24:05
(そうして少年たちの奮闘ぶりを眺めつつ、女は紫煙を吐く。彼らの溢れるような命の煌きに、眩しそうに目を細めて)
おや、小娘なんて言われたのは何年ぶりかな。時代錯誤のオンボロだったようだが…口説き文句は、悪くない。 --
血臥崎彩禍
2020-06-01 (月) 21:24:24
<<おっ…ぐっ…rehaer;p@,lmo;.p;@[;@[;:];……!>>
メインの頭部であるワニを粉砕され、残る本体部分に梅華の種子を撃ち込まれて轟音と共に転倒
まともに言葉を紡ぐこともできずにしばらくじたばたしていたが、その抵抗すら許さぬ梅華の浸食!
身体中の物質的霊的…養分という養分を華に吸い上げられ搾りカスになるのは時間の問題
<<……はは…ハハハ!ヒヒヒ…!>>
最後に残ったコブラの頭部は嘲笑っている、避けられぬ死を前にしてとうとう壊れたのか?近づいてくる鬼へと最後の捨て台詞を吐く
<<小童ァ…鏡がどうとか、言っていたなあ…よかろう!褒美だ!教えてやるとも!そしてぇ…絶望するがいい!>>
<<鏡はあの方…日下部少将が持っている!あの方と鏡は一心同体!>>
<<予言は成る!我ら死すとも約束の日に衛星マガツヒとともに復活するのだ!>>
<<貴様らには何もできはしない!何者も黒き太陽を侵すことはかなわない!ハハハ…ハハハハハハ…>>
--
2020-06-01 (月) 21:48:03
(ぐしゃり。聞くことは聞いたと返事もせずにコブラの頭を地面が凹む勢いで踏みつぶす鬼)
(その鬼の姿が炎に包まれると、そこには傷だらけの冴えないメガネの姿がある)
…やっぱり、そこにあるっていうのか、黒曜石の鏡…(恐れていたことが現実になった、手の届かないところに目的の物品はある…)
(何もわからないよりはいいが、打つ手を失った状態で急速に意識が遠のいていく)
ぐっ…ううう…!(メガネの身体は胴を袈裟懸けに切り裂いたコブラの牙からの毒に侵されていた)
(その場に倒れ込み、息も絶え絶え…このままでは危険だ)
--
2020-06-01 (月) 21:52:49
何気に先輩もすごい技持ってる…今まで見たことなかったなぁ(遠距離攻撃手段あったのか、と咲く花を見ながら)
え、日下部って死んだ筈…だよね。 なに、まさか衛星のとこに居たりとか……?(結局衛星はまだ残っているのは確かなようで)
ある程度の裏づけはとれたけど、それでも推測してた話に近くて…どうにかする手段が無さそう…
(静かに異形は黒い靄に戻り、防壁も霧散していく)ちょっ、出日君!? さっきやられた傷が……(今度こそ慌てて駆け寄り回復魔法をかけるが、この苦しみようは傷だけのものではなく) --
ゆらめきナナ
2020-06-01 (月) 22:00:45
(嘲笑うように喋るコブラの頭を見れば、チッ、と舌打ち。死の間際になってもなお笑うそれは、断末魔の叫びにしては不吉がすぎる)
(出日が頭を踏み潰したのと同時、黒い砲へ意を込めて解除すれば、元の木刀へと戻っていき)
……ビンゴみてーだな。悪い意味で(と、哀れな妄執に囚われていた老人たちへ吐き捨てるように言った) --
総痍
2020-06-01 (月) 22:17:42
ふむ…こうなるとあの黒曜会のヨタ話も余り無視はできんな……大丈夫かね出日少年(危機が去ったのを確認すれば、出日へとつかつかと歩き寄っていく)
(そうして、ナナと並ぶようにして彼の体に手を触れ、容態を確認し、その子細を見て触り……にまり、と何かを捕食するような、魔性の笑みを浮かべる)
よく頑張った出日少年、なに、直ぐに楽になるよ、安心したまえ。…では、"頂くよ"(異能、血写。女が呟いた直後、彼の傷が逆再生のように蠢く)
(それは、細胞が賦活され増殖し傷が癒えていく、というようなものではなく、時を逆戻しするかのよう。そしてそれに比例するように)
うっ…んっ……あぁ…はぁ…(女の体に、彼が負ったのと同じ箇所に、傷が生まれる。それは、他者の負傷を自分へと写し"無かったこと"にする女の異能)
あ…んふっ…んんっ…ああ…いいねぇ…いいよ出日少年…君の痛みはぁ…とても…素晴らしぃ…(うっとりと呟く。そして毒によって異常に変色していた出日の肌も同様に元の色に)
毒を…喰らうのはぁ…ああんっ……私も…久しぶりだ…ああ…心地…よぃ…(女の肌が変色する。…が、それはじわじわと既に治り始めている)
(他者の傷を概念的に引き受け、自らの体の上で通常以上の速さで治すそれ、しかしそれよりも…女が明らかにそれを愉しんでいる方が気になるかもしれない。その肌は、毒とは違う意味で…紅潮し表情は蕩けている) --
血臥崎彩禍
2020-06-01 (月) 22:18:04
あっ…あああ…ノー!ユーダメ!センシティブパワーキンジラレタチカラァぁぁァ!
(傷がふさがり…いや『無かった』ことになるような感覚はなかなか経験できない、身体を蝕む毒ごとまるごときれいさっぱり無くなったのならぱちりと目を覚まし…)
(何が起こったんだろう?目を覚ましたらいきなり、サイカ先生がとても18歳以下のお子様には見せられない痴態でもって悶えて嬌声をあげて…)
(まるっきり何の知識もないのならともかく、女を知った今の状態ではその…よけいに生々しい想像がはかどってしまい…)
とにかく!家に帰るまでが討滅…ですよね!お疲れさまでしたあ〜〜!!(命が助かった?のはいいがこれじゃセンパイも頼りたがらないわけだと理解できたメガネは、逃げるように走っていく…)
(アテはない、だがこのまま終わるつもりもない…身体を動かすのは少なくとも立ち止まっているよりはマシと思ったからだろうか…)
--
2020-06-01 (月) 22:30:22
………。(その一方で、彩禍が負傷を引き受ける様子には驚いていたものの…途中からは「うわぁ…」って顔でそっと2歩ほど下がった)
あ、ちょっ……出日君!?治ったばかりでそんな無茶な… あー……行っちゃった…(なにこれ、どうしたらいいのこの状況…)
……こほん。 じゃあ、情報を纏めて作戦会議はまた別の機会ってことになるね…(そっと変身を解除して)今回は現地解散ってことでー…
お疲れ様でした…っ!(何事もなかったかのように一礼して帰っていくのだった) --
ゆらめきナナ
2020-06-01 (月) 22:47:30
………(無言。ドン引きである。叔母の痴態にその表情はものすごく嫌な顔をしている。例えるならば口に入れたタクワンがシュールストレミングであった、というような顔をしている)
畜生…だから嫌だったんだ……あっ、メガネ逃げんな!?奈々崎も置いてくな!?ちょ、この状況でババアと二人っきりとか、う、わあぁぁ!?
お、俺に近寄るなぁぁぁーーーーッ!!!(未だ血の流れる体の傷。危険を感じずりずりと下がるものの…どん、と瓦礫を背にしていまい逃げ場が無くなる) --
総痍
2020-06-01 (月) 23:05:59
あっ…ふあぁ………ああ…奈々崎少年は怪我をしてないのかい?…うふっ…それは…残念だねぇ……んっ(と、二人を逃して本当に残念そうな表情を、紅く染まった頬に浮かべ)
(全身を貫く鋭い痛み、絞り上げるような毒の鈍痛をその肢体で思う存分受け止めぞくぞくと背筋に登る快感。身をウチ震わせつつじりじりと)
それでは……あんっ……お楽しみといこうではないか……ふふふ…我が愛しき甥よ………良い声で、鳴いてくれよ?
(逃げ場の無くなった総痍に近づいていく…男も仕事人だ、傷を治す必要性について理解しているため逃げることはないのは分かっている)
(快楽のさなかにおいても、そんな理性の計算さえこなす精神性こそが、この女であり…ちろりと紅い口紅を引いた唇を舐める舌は、艶かしく)
ああぁーーー────……(殆ど廃墟になったアジトに響いたのは、女の声だったのか男の声だったのか。それは、神のみぞ知ることだったろう) --
血臥崎彩禍
2020-06-01 (月) 23:06:28
怪人日下部少将が主催し、大戦時に暗躍していたという秘密結社『黒曜会』
現在はかつてほどの力はなく、終戦からは弱体化する一方で全盛期の会員の子孫や関係者で構成される身内の同好会レベルだった彼らに転機が訪れた
『黒いモノが流行る』という出所不明の謎のブームが全身『黒ずくめ』の軍服やタイツを身に纏う彼らを後押しする形で徐々に会員数と規模が増大、全国でも有数の規模に成長したのだ
この謎のブームによる躍進は戦死したとされる日下部少将が預言した時期とほぼ重なるため、古参の幹部も乗り気になって気が大きくなっている模様
ここ、伊上工業地帯にある『特撮ロケでよく使われそうな廃工場風のアジト』も戦時中に用意された由緒あるもので、日下部少将が本部をここに定めたこともあいまって最も活動が盛んな場所である。
…というデータを伊上内外の情報に通じる血臥崎家のサイカ先生から得たメガネたちは、そのネットワークを頼ってサイカ立ち合いのもと『新規入会を考えている見学者』を装って潜入を試みていた! --
2020-05-31 (日) 00:23:22
できすぎ、だよね…(まんま特撮のロケ地っぽいアジトといい、本当に全身タイツ着てる構成員の方々、案内を受け連れてこられた廃工場を前にして出るのはそんな感想)
(なお、今回はメガネの姉はいない…大根役者なのは言うまでもなく、とある理由で『邪教団殺すべし』という過激なタイプであるので面倒を避けたのだ。)
--
2020-05-31 (日) 00:27:22
(一方で、目を輝かせながら辺りを見回す羊。私服も黒系で統一したのは、抜かりない擬装であり、当然態度も演技だが)
凄いなぁ、これだけの規模の拠点が人知れず市内にあったなんて…! そしてこれから僕らもその傘下に加われるんだとしたら…
(狂信、というものにかけてはその振りも含めて慣れ親しんだもの。影響を受けやすい若者、といった体を装っている) --
七緒
2020-05-31 (日) 21:18:50
(事前に、同行している己の甥を含めた伊上高校生たちには黒曜会の概要、その目的、危険性については説明している)
……であるからして、ここから行く先では荒事が発生する可能性が高い。私はか弱い一介の保険医なのでね。
男子諸君の逞しい腕で守ってくれることを期待しているよ。ま、我が麗しき甥は恥ずかしがって抱きしめてもくれないのだが(と仲間にだけ小声で伝え) --
血臥崎彩禍
2020-05-31 (日) 21:32:25
うっせぇババア。歳考えろ(なお血臥崎彩禍は三十代前半である)…しっかし、はらわた喰らいの時もそうだったが…
戦争ってのは如何ともし難いな…こんな亡霊みてーな連中まで生んぢまうとはな(とやれやれと小声で返しつつ) --
総痍
2020-05-31 (日) 21:32:38
(そうして小声を止め、構成員へ)ああ!済まないね黒曜会の方々、魅力的な制服とお住いだったもので我ら生徒たちも興味津々のようでね。
ここで入会を決めるのもやぶさかではないが、やはり実際の活動内容なども知りたい所だ、一目惚れを信じて突き進んだ恋は破局しやすい。
ささ、皆様の本拠へとご案内頂きたい(と、引率の教師と、その生徒と、という風な身分で事前に予約をしていた女は言う。なお、全員分の偽造された身分証明書を提示済みだ) --
血臥崎彩禍
2020-05-31 (日) 21:32:59
「まったくあの方の予言は驚異的というほかない、こうして黒曜会の再興が成ったのだから!」
一同を案内がてら興奮気味に語る黒タイツの男たちのひとり、他の構成員たちも活気づいているように見える、一同を取り囲むように10人ほど
「君たちは『幸運』だよ、 この先生の紹介でなければ支部はともかく本部の新規会員は半年、いや一年以上先に…」
まるで予約でいっぱいの店か何かのような文句を垂れつつ、廃工場内に作られた階段を下っていく…地下施設に行くのにエレベーターも無しというかなり古臭い作りだ
薄暗い照明で照らされた地下施設は各種の研究室、実験室と思しきガラス張りの部屋が何個か確認できたがどれも老朽化していて使用できるようには見えない、現在リフォームを計画中だとか
そんな部屋のある通路をぬけて最奥と思しき広い空間、ひな壇のようになったイスに三人の老人と、その奥に空席…おそらく首領のイスだろう立派な作りのものが設置され、壁には黒い太陽を象ったレリーフが飾られている。
「御三方!こちらが新規入会希望の若人たちです!この若い力はかならずや我ら黒曜会を盛り上げることでしょう!」
老人たちに声をかけると一同の後ろに控える黒タイツの男たち、これから面接が始まるようだ
『おお〜おお…おお?なんじゃったかな…?』
<<新入団員だ!新入団員…フン!こんな小僧っ子どもに務まるものかの…>>
【ああ…あの子供、見覚えがある、たしか…ええと…ナナナナ……】
それぞれ思ったことを勝手に話し出すジジイども、黒ずくめの軍服姿は時代錯誤も甚だしい
だが、そのうちの一人がナナの顔を見て何かを思い出そうとしている… --
2020-05-31 (日) 21:56:46
鏡…
(老人たちのトークを遮るように一言、だがその場の空気を凍らせるような雰囲気だけが広がる…)
黒曜石の、鏡。…どこにあるか知ってます?
(黒曜石の鏡。そのキーワードを聞いた瞬間耄碌していた3幹部の眼の色が変わった!)
…知ってるんですね?(素人の集まりとはいえ、そこは秘密結社らしく幹部たちの合図とともに一同を取り囲む黒タイツの男たち!)
邪魔しないでよ、今大切な話を…してるんだっ!(怪異でもないただの人間だ、手にした包みを開放するでもなく、拳のみで黒タイツの男と格闘が始まる!)
(ケンカの値踏みもできないらしく、蹴散らされるそばからおっかなびっくり一同にとびかかるものの…一発くれてやればクモの子を散らすが如く逃げていくことだろう)
--
2020-05-31 (日) 22:03:34
えっ……?(もう少し情報を引き出してからだと思ってたので、出日の発言にはこっちも目が丸くなる)
ちょっ…あぁ、もう! 段取りメチャクチャ…(とはいえ、出日の心境を思えば冷静にしていられる相手とも思えず その場で変身!シーンは省略)
それじゃ、ま……互いの立場を分からせることに…(殴りかかってきた黒タイツを、勢いを利用して背負い投げ)…しようか!
どっちが取引を持ち掛けられる側なのか……ね。(素手での戦闘は得意ではないが、武器を使う訳にもいかず ファイティングポーズをとり) --
七緒
2020-05-31 (日) 22:10:30
…ばっ!(か。とまでは言えなかったが、出日が幹部らしき男たちを遮ってまで呟いた言葉に声を荒げそうになる)
(単刀直入にも程がある。即座に臨戦態勢に入る構成員たちを目前に…あちゃー、という顔をして)
ったく、しゃあねぇな!!ババア下がってろ!!(と彩禍を背にするような形で位置取りをする)
(そうして飛びかかってくる構成員へと、ふっとばすような前蹴り。リーチの差を使って寄せ付けないような蹴り技を次々繰り出す) --
総痍
2020-05-31 (日) 22:16:14
ふむ、出日くんには交渉の才能があるかもしれないね。単純かつ簡素。それでいて本質を突き、貴重な時間をも節約している。
(などと目の前で繰り広げられる乱闘に眉も動かさず、甥の指示にも特に従わず、その場でのんびりと普通の新規入会者を装っていた手前控えていた煙草を取り出し)
ま、それも…君たちの力という背景があってこそのものだが(煙草を吹かす。その態度は、甥の、そして彼の仲間のそれを、信頼している証だ) --
血臥崎彩禍
2020-05-31 (日) 22:16:32
「ひっ……おい!お前らなんなんだ?!まさか他の組織の刺客なのかぁ?!」
さっきまで自慢げに案内していた黒タイツ、まるで状況が飲み込めていないがぶるぶる震えてそんな事を言うと
「おかしいと思ってたんだ…なにもかも上手くいきすぎだって!こんなことになるくらいならこんなとこやめてやるーっ!!」
目の前で一同に殴られ、投げられ、蹴り飛ばされ、次々と逃げていく黒タイツたちに交じって戦いもせずに逃げていった…
『ぶははは…あっぱれあっぱれ…こりゃ久しぶりにいいモンみたわい!』
<<笑っとる場合か!…情けない…しょせん戦を知らんのではこの程度か…>>
【ああ…思い出せん…まあええわい、アレもたまには動かさんと腐れる一方じゃて…】
黒タイツたち会員が全員逃げても動じる様子はない、一人が指を鳴らすと靴音と共になだれ込んでくる軍服姿の男たち
ガスマスクと装甲、マントを纏い手には軍刀を装備したタイプの怪異人間兵器…その名も
『<<【やれいっ!クグツ兵ども!!
】>>』
合図とともに総員抜刀!その数20人ほどが一斉に押し寄せる…しかし暴れるのに困らない広さの場所であること、何より怪異になりきった人間の慣れの果てであることから…
遠慮はいらない、かえって戦いやすいことだろう。 --
2020-05-31 (日) 22:30:37
…こっちに来てからずっと思ってたんです、隠さず全部話したほうが上手く行くな?って。
(サイカ先生に褒められた?なんて思ってるのか、それともマジなのか、話して解る相手ならいざ知らずこんな状態になったのだが…かえって手っ取り早いなんてプラス思考だ)
そう、ナナだってセンパイだっているんだ…僕一人じゃない!
(フォローすることを丸投げしているというべきか、信頼しているというべきか…本人的には考えてのことだとでもいうのか)
邪魔だっ!!(斬りかかってきた数人のクグツ兵を、手にした包みから抜き放ったカタナ『修刀ゼンキ』で横凪ぎに弾き飛ばし)
知っている事…全て話してもらうぞッ!(目的は三人の老幹部、一直線にそちらへと駆け出していく。)
--
2020-05-31 (日) 22:37:28
かといって、最初っから奇襲かけたら…このご老体に逃げられちゃうかもだしね(かえってこれぐらいのが、いいのかな?などと)
わぉ、センスはいいね…かっこいい。(クグツ兵を見て、そんな感想を抱く。だがその内には怪異の気配も感じる)…中身が真っ黒だ、親近感感じちゃう…ね!
(相手も軍刀持ちと分かれば、14年式拳銃で容赦なく撃つ 剣術の心得が不十分なため、斬り合いは避けたい)
出日君っ…!!(一人で突出するのは危険、と言おうとしたが)…任せるよ?(早速その背を追おうとしたクグツ兵と鍔迫り合い)行かせるかッ…… --
ゆらめきナナ
2020-05-31 (日) 22:45:17
(木刀を腰から抜く。そうして一歩、踏み込み、振るう。軍刀を横殴りにすれば、それはきぃん、と硬質な音を立てて折れる)
ハッ!これなら奈々崎の刀の方が百倍マシだな!安物使ってんじゃねーよ!(返す刀で装甲ごと木刀でぶん殴る。めきりとひび割れた装甲の奥で、骨を折った手応え)
う…らぁっ!!(そうして崩れ落ちた傀儡兵を蹴り飛ばして別の傀儡兵へぶつけ、次の兵を殴り倒さんと、駆け、殴り、駆けを繰り返し)
ケッ、老人介護精神だけは立派だなぁお前ら!(幹部たちへ向かう出日を阻まんと殺到する傀儡兵を次々と打ち倒していく) --
総痍
2020-05-31 (日) 22:52:30
傀儡兵とはまた……その被検体になる者のことを考えない名称だね。ああ、それとも同意など取らずに造り変えたのかな?
狂信的献身を持って身を捧げたと考えるよりは幾分スマートだ。だがどちらにしろ……信心を高めるより技術力を高めるべきだったね。
(ゆったりと紫煙をくゆらせる。この程度の相手ならば特に問題なかろうと分析しているのだろう、そしてそれは正しく、女の白衣には血の一滴もない)
……これはこれで少々、物足りなくはあるがね(などと…しめやかに一人呟きつつも) --
血臥崎彩禍
2020-05-31 (日) 22:52:57
クグツ兵と呼ばれたそれ、怪異兵器と名乗るわりに制式名もない事はまさにサイカの推理通りの非人道的行為の果てに作りだされた事を物語っている
さらに設備の老朽化から解るようにクグツ兵の整備や調整もロクに行われていないらしく、かつては銃弾にも対応できただろう装甲もナナの14式拳銃で容易に粉砕され
ソウイの木刀のように『刀自体が怪異』でもないただの軍刀では、たとえ整備が万全であっても異能者や怪異相手の戦闘も行えたかどうか甚だ疑問な出来、終戦間際の苦し紛れの失敗作だろうことが伺えた。
大戦の亡霊、負の遺産、そのクグツどもは蹴散らされるたび消滅、浄化され、その無念の魂が開放されていくようにも見える。
『ほっほっほ!クグツ程度では相手にならんか!』
<<貴様らのその力!いまの世にあって数多の戦場を潜ってきたと見た!>>
【ああ…あと片付けが大変じゃわいな…じゃが…】
『<<【ナメるなよ小童!!】>>』
ナナとソウイの援護を受けて老幹部たちに飛び掛かったメガネことヨウガだったが…気合と共に老幹部たちが変身!その衝撃で吹き飛ばされ床に叩きつけられ転がるヨウガ
先ほどから笑ってばかりだった老人は
『ワシ』
を思わせる鳥を象った怪人。
イライラしてツッコんでばかりいた老人は
<<コブラ>>
を象った怪人
ボソボソとボヤいてばかりだった老人は
【ワニ】
を象った怪人にそれぞれ変身し…
三人ともその身体には黒曜石のパーツが埋め込まれている!この老人たちもすでに人間では…ない。
『<<【貴様らほどの猛者ならば、出し惜しみをする必要もあるまい…見せてやろう!我らが真の姿を!!】>>』
三人が敬礼をするように手を天に翳すとまたもや光が迸る、地下施設の天井を抜き飛翔する大型の影、いまにも崩落しそうな衝撃ののち現れたのは…
ワシの羽、ワニの頭、コブラの尻尾を持つ直立したドラゴンのような形状の怪異…身長は20メートルに迫る勢いだ
『<<【来るがよい!予言成就の前の景気づけ…あの方への生贄として貴様らの血と肉…捧げてくれるわ!!】>>』
--
2020-05-31 (日) 23:19:54
ぐはっ…!!(油断してたワケではないが、いい感じにカウンターを食らって叩きつけられ口から血ヘドを吐き捨てる。
あっちもナリフリかまってらんないワケか…(こっちがいきなり勝負をかけてきたのに慌てず騒がず、冷静に奥の手を切ってきたってことは闘い慣れてる…ダテに戦争してたワケじゃないんだななんて考え…)
…捧げるだって…!?(その言葉はメガネの神経を逆撫でする、邪神の生贄にされかかった母、殺された祖父母のこと…どうしてもソレだけは認めるわけにはいけない。)
その前にお前を無に還す、日下部が待ってるぞ…死にぞこないッ!
(ついにプッツンきた、その両腕両足に真紅の装甲を纏ってジェット跳躍!飛翔した巨大ドラゴン怪異を追って空中戦だ!)
(コブラの口からは毒液、ワニの口からは水流などを吐き出すものの、それらを掻い潜ってドラゴンの翼を狙う!)
堕ちろぉっ!!(ドラゴンに取り付き、翼をゼンキで縦一閃にして砕く!いつしかソウイが翼のある蛇との闘いで見せた羽破壊をマネているらしい)
(空中戦のできる自分が真っ先に飛翔能力を奪えば、3人で戦えるという判断だったが…墜落させたドラゴンの体躯が転がれば廃工場が見る見る破壊されていく…やはり冷静さを欠いているのか?)
--
2020-05-31 (日) 23:35:07
まぁ、僕の刀は新品だからね…(経年劣化してたら同じようにポッキリいってたかもしれない…とは思うのだった)
うわ、合体……誰の思考がメインになるのかな あっち行きたい人とこっち行きたい人で喧嘩にならないのか…
やっぱり、人間といっても越えちゃいけない一線って…あるよね。彼らは…あっち側だ。(そう定義するように、境界線を心の中に引いた)
お爺ちゃんの研究を歪めた馬鹿どもめ…出日君じゃないけど、無に還したって足りないぐらいだよ…(少しだけ憎悪の感情を吐き出し、体を黒い靄に包ませる…去年末にも見た、異形に姿を変えていく)
…そう、出ておいで 「あっち側」の奴から、皆を守るんだ…(そう言って、靄が形を変えた防壁を幾つも召喚する)彩禍さん!巻き込まれないよう、壁の後ろに…!
(矢は、射るタイミングが大事だ…ひとまずは守れる対象を守ることを優先する構え) --
ゆらめきナナ
2020-05-31 (日) 23:51:54
チッ!流石に爺共はモドキじゃなくて本式の技術を使ってやがったか!…無茶すんなメガネぇ!!(空を舞う出日に声をかけつつも、彼ならば、と既に体は予測落下地点に走り込んでいる)
(指を噛み切り木刀へ塗り血刃と化し、竜が転がることで発生する被害を食い止めようと、血刃を槍のように一気に伸ばす)
(一筋の線のように伸びた赤黒い刃は、竜の四肢のうち一つを大地に縫い付けんと空を奔り、飛ぶ) --
総痍
2020-06-01 (月) 00:00:33
ふむ…B-15451における黒曜石に酷似した怪異の形成体を確認……調査の裏が取れたな(老人たちのパーツを見れば、そう呟く)
……やれやれ、狂信者というものは全く度し難い。人が、人のままであればこそ出来ることもあろうに。
(言いつつも、流石に現れた竜のような怪異には棒立ちとは行かず三人の後ろへと引く。そうして、ナナが生み出した異形の影に隠れるように)
そしてこれは…B-15540、奈々崎少年の…実地もたまには良い(にやりと笑いつつ、自分自身の戦力は正確に把握している、だからこそ足手まといにならない動きも理解している、と壁の後ろへ) --
血臥崎彩禍
2020-06-01 (月) 00:01:21
--
2020-05-29 (金) 18:57:43
メガネ、こあら、豪遊!
映画館で新作サメ映画見て、ステーキハウスで肉食いまくって、そして歓楽街入り口のSEIYUで夜食も買いこんで…向かうのは!
ホワイトムーン森ニュー 〜スイート夢〜
最強のラブホネームを考える某企画で誕生した最強のラブホだ!夜景もそこそこ、室内はゲーム機やカラオケ、お風呂はジャグジーその他多機能で充実など定番のアミューズメント施設も完備だぞ! --
2020-05-23 (土) 22:37:59
どうかな!けっこうよさげでしょこれ!(場所を選んだのはもちろんこっち、よりによってどうしてこんなムードもへったくれもない場所を選んだと普通なら怒られるかもしれないが…笑顔だぞコイツ!)
--
2020-05-23 (土) 22:39:31
ね゛ぇぇえぇぇ…!? これってラブ……!? あっ、でも面白そう。こんなに充実してるんだー(陽牙と手をつないだまま、目を丸くするやら興味津々やら。ちなみに、デニムのミニスカートからすらりとした生足、そしてふわこもブーツ、ふわもこコートというちょっと背伸び感あるコーデで来ています) --
こあら
2020-05-23 (土) 22:47:55
キアイ入れて選びました!(とくいまんめん)立てこもるのにもおすすめです!なんて看板も…(ゾンビものの定番、立てこもるならどこ?に対応した頑丈な防音設備も売り!)
はい!泊りで…(受付に素人丸出しのやりとりで…クリスマスに若いカップルが来ることくらい店側だって解ってるから優しいぞ!)
(大人びてセンスのあるこあらに対してメガネ、
どっかのヤンキー
みたいな私服だ!)
--
2020-05-23 (土) 23:05:10
立てこもったら一緒にいた彼女に食べられました。 --
こあら
2020-05-23 (土) 23:08:37
ってならないようにね?(ゾンビ的ジョーク。センスが良いかといえば、こあらも大概なのでたぶん大丈夫。少しの緊張と高鳴る鼓動で陽牙の手に引かれていく) --
こあら
2020-05-23 (土) 23:10:32
そ…そんなことにならないから大丈夫だよ…大丈夫だよね?(まあ今から食べられちゃうんやけどな!的な事はあるかも…)
奮発してスイートとったから!夜景もキレイ…なはず…(たしかによく見えるぜ、歓楽街のお下品なネオンがこれでもかってほどなあ!というやや趣の違ったごみごみした感じの夜景…)
こ、これはどうだ…?(さすがのメガネもちょっとまずかったか…?と思ったかこあらちゃんのほうを見る)
--
2020-05-23 (土) 23:34:27
あ、でも陽牙くん食べちゃったらもう、ずっと私だけのものっていうか私と一緒になれるよねー的な?(うふふふふ、と病み笑い)冗談だよ?大丈夫、大丈夫
(部屋の内装や広さは気に入った模様。夜景は……面白がって観ているから問題なさそう)
(窓に向かって手をつき、彼氏に向かってミニスカートのお尻を突き出す格好になっていて…立派なお尻の形がくっきりと。あと白いパンツ見えてる) --
こあら
2020-05-23 (土) 23:41:02
せ…責任ヨシ!(もし無責任なことになったら、そうなるのは間違いない!という確信を得たのか指さし確認!)
よかった…(充実のインドアグッズで籠るにも最適!をうたっているだけあってゲーム機やらPCやらはもちろん非電源ゲームの類も充実!冷蔵庫あけたらエナドリもだ!)
(内装においても最強を目指しているのか最強にピンク色であやしげな照明が…ふだんは健康的なイメージの白をいやらしく染め上げる)
お、おなかすかない?オヤツでも食べよう!(と、取り出されるのはお安くなってた骨付きチキン。クリスマスの定番だ!…高まる性欲を食欲でカバーするかまえ)
--
2020-05-23 (土) 23:51:21
シャークネード ラスト・チェーンソー楽しかったねっ。あ、モンスターエナジーパイプラインあるー(冷蔵庫開けて嬉々として取り出す。SEIYUでもなんかエナドリ買ってたけど)
うん、食べる♥(地べたに女の子座りでぺたんと座って、チキンをバリバリ行くJK。はい、またスカートの中身見えてます。というか最早わざと見せてますこの娘。彼氏にえっちな目で見てもらいたいようです) --
こあら
2020-05-23 (土) 23:59:11
なにはなくてもチェーンソー!(チェーンソーは全てを解決…するのか?)何個あっても足りなくなっちゃうかもしれないし…(目安が!目安がわからない!)
(おそらく絨毯とかしいてあって冬でもあったかいはず!…ピンク照明に赤いじゅうたんで、さらに白いパンツ…肉食ってて味がしない経験は生まれて初めてかもしれない…視線がそっちに誘導されてるぞ!
--
2020-05-24 (日) 00:04:15
(お尻が冷えなくて良かった。楽しそうに立ち上がると、陽牙の隣にくっ付いて座り、あーんと口を開けて、食べさせて♥する) --
こあら
2020-05-24 (日) 00:11:07
はっ!?(視線誘導解除!されて我にかえると…こちらからも片寄せ)
はい、あーん!(くいかけだけど…けっこう肉の残った骨付きティキンを差し出す!肉食系カップル!
--
2020-05-24 (日) 00:21:52
(普段から毎日のように おはようのキス、学校で人目を忍んでのキス、一緒に遊んでキス、おやすみなさいのキス等々ちょくちょくしていた2人にとって、食べかけのモノをお互いに与え合うなど、自然な愛情行為になっていたのだ!)
あーん(べきぃ!と細かな骨をかみ砕いて呑み込んでるちょっと豪快な食べっぷり。大きい骨はぺっ、するよ)
今日食べ過ぎかなぁ……お腹ぽっこりしちゃわないか心配。んー…(陽牙にじゃれつきながらの唇へのキス。めっちゃチキン味だ!おいしいキスである) --
こあら
2020-05-24 (日) 00:26:39
(これはもはや家族と言っていいヤツでは…?こちらからも肉を食べてみたり、チキン味のキスを交わしたり…クリスマスのチキンはこんなところでもムード上げに使われて大往生である!)
ナイス!(キレイに骨だけになったところに空き容器に骨をシュウウ!あとで片付けがしやすいぞ!)
大丈夫!ちゃんと動いて鍛えれば肉になるから!(目の前のメガネはそんな肉ついてないので説得力はない…)
……ええと、こういうときって、シャワーを…(先に浴びてきなよ。って言うといいんだよね!とこあらちゃんを見る)
--
2020-05-24 (日) 00:35:52
じゃあ、運動しないと。運動……(大きなベッドを見る、陽牙を見る。顔が赤くなる)
先にいいのー?陽牙くんが先でもいいしー、……一緒に、でもいいけどー? --
こあら
2020-05-24 (日) 00:40:14
う、運動…(ギミック満載っぽい丸い形のベッドは部屋の中でも存在感マシマシだぞ!)
いっしょ?!(一緒にその、シャワールームに入ってしまったらそのまま…?)
おさきにどうぞーっ!(そんなのまだ難易度高いよーっ!と顔を赤らめて…おいこれから何やるか言ってみろ!)
--
2020-05-24 (日) 00:48:33
はぁい(先にシャワー……いやちょっとよく見たら擦りガラスとか透明ガラスとかで中見えるのでは?な構造だったので、ブラ外してパンツ脱いでるシーンとか結構丸見えだったかも)
(念入りにお手入れしているのか、ちょっと時間かかりましたが、素肌にバスタオル巻いて出てきました)
わー、わー。凄いね、寮のお風呂とは全然違ってラグジュアリー感ある。すごいね、陽牙くん、ありがとね?…んー(またチューしてくるよ。右頬、左頬、唇。歯も磨いたのだろう、爽やかな香りがすっかり肉のニオイを消し去っている) --
こあら
2020-05-24 (日) 00:59:39
ここってこうなってたんだ…!!(一見壁のようでいて仕掛けのついた曇りガラス…!というヤツ!シャワー中おちつかなくてイジってたら発見!いや見たらダメ…いやいいのか?!こんらんちゅう!)
でっ!でしょ?仕掛けも盛りだくさんのカラクリ屋敷っていうか…(壁の仕掛けがバレてしまったらまずい?!とあわてて戻す、カラクリ屋敷だからね!)
よろこんでくれてよかった…(これは石鹸の匂い…?清潔感のある香りと柔らかな感触でまたもむらむら…)
じゃ、じゃあ次は僕がシャワーもらうね!(彼女の残り香のある脱衣所で衣服を脱ぎシャワー室へ、先ほどとは逆にこっちもまる見えって事になるかも)
(痩せ型だが筋肉質、そこかしこに傷の跡が残る身体はドジを踏んだ数がそれだけ多いことと、そのたびしぶとく生き延びた事を物語る。)
--
2020-05-24 (日) 08:47:48
(脱衣所にはフリフリの装飾が付いた気合入った可愛らしい純白パンツとブラが置いてます)
(大きな丸いベッドでごろごろしていたり、エナドリ並べて遊んでいたり。陽牙が準備整うまで、ちょっとそわそわしながら待っていたので、シャワーの方は見ていなかったかも)
(しかし、その傷跡を見れば、「格闘技」やってる人みたいでかっこいい!とベタ褒め、ぺたぺたタッチしてくるのは必須であった!) --
こあら
2020-05-24 (日) 19:32:43
わ…わわわ…わすれもの、ですよ…?(これ、もってきてよかったのか…?と下着を…お姉ちゃんが脱ぎ散らかしたヤツとはわけが違うぞ!)
いろいろ。ありまして…(褒められると照れくさくて真っ赤、タオルを腰に巻いただけの状態で頭をくしゃくしゃとかく…まとめてたから解りづらかったけどけっこう長髪だぞ)
……(これ、僕も触っていいのかな?と思ってその…おっかなびっくりこあらちゃんの肩に手を置いて身体を抱き寄せてみようとする。ゆあがりほかほか
--
2020-05-24 (日) 19:48:55
(温もりの残る下着を持って来てもらい、ありがと、と受け取る。手で伸ばしてかわいいでしょーこれー?とにこにこ)
(彼の手が肩に触れると、嬉しそうな恥ずかしそうな顔をして、ぎゅっと抱き返すよ)
……ん。えっち、しよ --
こあら
2020-05-24 (日) 19:55:51
こあらちゃんだから、似合ってる…!とおもう!(おまえ今日ファッションはじめて褒めたの下着ってどういうことだ!ってタイミング)
…(もちろん童貞であるがゆえに作法なんてものはよく知らないが!まずはいつも通りのキスから始めて…お互い緊張をほぐしてから…)
(と、その間に手を伸ばしてタオルをやんわり脱がせにかかるくらいの脳はあるようだが…)
--
2020-05-24 (日) 20:08:42
(タオルをはぎ取られるとまた嬉しそうな顔をする。彼の方から触って来てくれたり、いろいろと積極的にされるのが好きらしい)
(ベッドに仰向けになると、
足を広げた。少し整えられた陰毛と、まだ誰の物も受け入れたことのない性器、青白い乳房
が露わに。さすがに、不安もあってか目が泳いでいた) --
こあら
2020-05-24 (日) 20:16:56
ごめんね、今まで…(その様子を見ると、いままでこんなにも彼女を待たせていたのだと罪悪感が湧く、でももう待たせはしない)
(ゆっくりと彼女の唇から頬、首筋へ、乳房へと丁寧に舌を這わせていく。身体を大切に優しく、こわれものを扱うように…)
(そして、仰向けになる彼女の秘所が露わに…目を背けそうになったが、じっと見つめ…そこにも舌を這わせる。)
(いやに冷静で手慣れてると見るか、ここに至っても慎重なのか…それとも『一度タガが外れてしまうとまずい』というギリギリの理性が働いているのか…)
--
2020-05-24 (日) 20:50:51
どうして謝るのー? 私、ずっと楽しかったよ? 陽牙くん、私のこと大事にしてくれてるんだーって(待つのも楽しい。首筋キスにはくすぐったそうにふふっ、と笑いがこぼれ)
陽牙くんの
ちんちん
すごく大きくなってる……弟のちっちゃいのしか見たことなかったから、すごい、ね。そんなになるんだ……
あっ、あっ、そこ、だめ……やっぱり恥ずかしい(そして陰部を舐められるとびくっと体を震わせ、恥ずかしそうに足を閉じようとした。無理にこじ開けて舐めたり、弄ったり、無理やり挿入してもいいとは思う) --
こあら
2020-05-24 (日) 21:04:10
もっと早く、こうしてればよかった…(受け止めてもらえる喜びでちょっと泣けてくる、うれし泣き)
…わっ!ごごご…ごめん…(タオルの下からでも解るようなもっこりをしてしまったので慌てて隠す…)
……ふふっ…いつもと逆だね。(いつもは自分が恥ずかしがるほうなのに、ちょっといたずら心が沸き起こって……)
はっ!?いけない…!確認ヨシ!責任ヨシ!(これが責任だ!と友人ナナに託されたお守り…いまこそ使わせてもらうぜ!とゴムを開封!)……ちょ、ちょっと待って!(サイズが…おもったより小さい?のもあるが、装着に手間取る)
こほん、お待たせしました。(色付きゴム装着を装着して、こあらちゃんをじっと見つめ…行きます!といざ突入である。)
--
2020-05-24 (日) 21:31:29
(彼が避妊具装着中は顔を手で覆い、指の間からその様子をチラ見。意を決して再度股を開き……)うん……来てー(と手を広げて、初めてのセックスを受け入れた) --
こあら
2020-05-24 (日) 21:39:44
(保険体育の授業だってちゃんと聞いたし、その…いかがわしい教材だって嗜む程度には見た!こうやって…)
いき…ますっ…(やや下げるようにして、あとは入るままにゆっくり…とはいうけれどやはりキツい!)
…っは……こあらちゃんっ…だいじょうぶ…?(股間にむずむずとしたような快感、気を抜くとまずいがそれよりもこあらちゃんの身体だ!とおっかなびっくり様子を見る、その間もゆるゆると腰を前後させてみる)
--
2020-05-24 (日) 21:54:58
だ、だいじょうぶ……ちょっとひりひりする……
(上手く膣にずぬ、と挿入されてひゅっと口から息が漏れ。前後する陰茎に薄く血が付いていた)
……陽牙くんとえっちしちゃった……ね、ねえ。気持ちいい? --
こあら
2020-05-24 (日) 21:58:21
すごく…(最低だ…ちょっととはいえ、痛いだろう彼女をよそに自分だけ気持ちよくなっているという後ろめたさが…)
ごめん、とめられない…!(動きが少しずつ早く、彼女の痛みを和らげなければいけないのにこんな…)
……(少しでも痛みが和らげばと、また唇を重ねる。貪るような勢いで舌を絡めて)
--
2020-05-24 (日) 22:04:30
あっ、はっ………本当?……嬉しい! もっと、もっと動いてっ。痛いことされたいっ…はっ……はっ……んぅ
(貪りあうようなディープキス、ゴム越しとはいえ陰茎に吸い付いてくるような膣の粘膜に、しっとりと汗ばむ体。締りは良く、というか結構キツめかも。突かれるたびにぷるぷる揺れる乳頭が余計に欲を煽るかも)
よ、陽牙くぅん……わた、わた、しっ、もうダメっ……死んじゃいそう?!……あっ、あっ……(大きく痙攣して何度かいってしまっているっぽい。処女だったくせに、感度は抜群かも。もちろん、相手が陽牙だということもあり多幸感に包まれまくっていることが大きいとは思う) --
こあら
2020-05-24 (日) 22:37:49
こ、こあらちゃん…?(痛い事…『されたい』?一瞬きょとんとするものの、嫌がっているわけではないので一安心だ!)
(こうなればキスにも熱が入るというもの、よくホラー映画で死ぬようなカップルがやってるような激しいヤツを…身体が密着するとぷるぷるの乳房と、硬い筋肉質な身体が対照的に接して…)
だったら僕は生き返っちゃいそうだよっ!(売り言葉に買い言葉とはいうが死にそうに対して生き返りそうなどと口走るのはいよいよ理性がぶっ飛んできた証拠か、大きな痙攣をするこあらちゃんに対してこちらもラストスパート)
きもち…いい…(ぎゅっと抱き着き、覆いかぶさるようにしてどろどろに煮えたぎった欲望を吐き出す…責任ガードできちんと防いだぞ!)
--
2020-05-24 (日) 22:44:42
(膣に彼の陰茎を銜え込んだまま、ぎゅっと抱き着き、足まで絡めてくる)……ふー、ふー……んん、陽牙くん、私の中で射精、した?気持ちよかった?(何度も聴くのは気になるからなのか、彼の声がもう飛んじゃってるだけなのか) --
こあら
2020-05-24 (日) 22:58:03
で、出ました…(でもちゃんとゴムしてるから平気!とあたふた…してたら、足が絡みついて?)
とっても、これ以上ないってくらい、幸せで…(すごく幸せだった。そう告げると、また硬さを取り戻して…)いけない!(一回ずつ、ちゃんと新しいのを…責任はきちんと取らないとだが、いちいち引き抜いて処理して…というのはなんとも)
--
2020-05-24 (日) 23:10:46
(ぬぷっ、と膣から引き抜かれる陰茎。薄いゴムの膜には、結構な量の精液が……それを見ると、こあらの目はまたハート目になってる)
ねー、陽牙くん。私がゴム、つけてあげようかー?
(よいしょと身を起こして、すこしフラついたものの、新しい避妊具の個包装を破り、屈みこんで彼のおちんちんに装着させようとする。被せてあったものを外し、結構手間取ったものの、ずっと勃起し続けてくれたおかげで何とか装着完了)
(そしてベッドに戻る。白いお尻を突き出す四つん這いポーズなので、お尻の穴とか、揺れるおっぱいとか、濃い黄緑色のあそこの毛とか、ちょっぴり広がったおまんことか丸見えな絶景) --
こあら
2020-05-24 (日) 23:21:16
は、恥ずかしいよ…(自分でやるのだって結構恥ずかしいのに、それを誰かにやってもらうなんて…こそばゆさと恥ずかしさで目を逸らす)
う、うしろ…から…(そういう体位も見た事あるけど、もちろんはじめて…向き合ってやる場合と入れ方も違うのでおっかなびっくり…)
--
2020-05-24 (日) 23:44:24
(お尻に両手を添えてぐに、と少し開く。肛門と陰門が広がって、挿入しやすくした)……うん、後ろからでも、どんな格好でも、陽牙くんのしたいことなら、何でもしてあげる、よー? --
こあら
2020-05-24 (日) 23:50:49
なんでも…いいの?(受け入れられるまま、そのままに侵入して…後ろから何もかもまる見えで)
じゃあ…いくよ…!(このままバックから突き上げるようにしてみるとさっきまでの挿入感とは違った感触、体位が違うとこんなに違うのか…)
いいベッドでよかった…(よくはずむので、激しく動いても衝撃をやんわり吸収したり、逆に勢いがついたり…今回の場合は後ろからだがベッドの弾力性に助けられて勢いは結構ついている模様)
--
2020-05-25 (月) 00:07:51
(彼が奥まで挿入できるようにお尻を突き出したまま、ずっぷりと侵入を許すと、はひゅとまた息を漏らし目を白黒させた。たぶん、膣が小さめ?で、彼のペニスが大きいのか。ぎちぎちに詰まる感じだ)
(後ろから激しく犯されると、嬉しそうな鳴き声を出して、喘ぐ。膜を破られたばかりだというのに、痛いのも気持ちいいらしい。ちょっとMっ気があるのかも)
(たまにすっぽ抜けるが、それでも覆いかぶさっていっぱいセックスしてくれる彼にもう、完全に堕ちています) --
こあら
2020-05-25 (月) 00:13:42
(突きだすたびにぎゅっと締まる、その快感をもとめてまた一回、もう一回。とどんどん腰の動きが激しく…)
(興奮からか呼吸は乱れ、肩で息をしているような状態。それでも…)止められないっ…!(いつしか突き出された尻を両手でがっちりと保持して逃がさないように)
(ならばどちらも堕ちているのだろう、本日2回目のそれをまたもや中で放つ、といってもどこで仕入れたか責任ゴムをまた…)
--
2020-05-25 (月) 00:20:19
(あれから何回くらいセックスしたのか。体位を変えて、何度も膣内で射精してもらう。避妊はしっかりしていたのできっと大丈夫)
……また、えっちしようね♥
(彼のペニスを指でさすったり、彼の手が自分の胸や割れ目に這うのを嬉しそうにしながら、眠りにつく)
……あ、その前にエナドリ飲んどこ(と一服してから、また陽牙にチューする。そして就寝) --
こあら
2020-05-25 (月) 00:33:30
栄養補給しててよかった…(マジで死にそうな勢いでガンガンヤってたせいかさすがにやつれ気味…だが一片の悔いなし)
もちろんだよ!いままで待たせちゃったぶん、いっぱい…(キスで返して、抱き寄せて…こうして体温を感じたり香りに包まれるのが好きなようで、髪に顔をうずめる感じ)
タフだなあ…(もうやだ!にならずに栄養補給する様子にくすっと笑って自分もエナドリイッキ!)
(…翌朝チェックアウト前に朝勃ちした分、もらったゴムを全部使いきったって話だ。)
--
2020-05-25 (月) 20:14:10
--
2020-05-21 (木) 19:48:00
ほんの10分ほど前だろうか、冬の寒さが強まる夜にソイツは現れた。
『黒い円盤』という怪異、今年から現れ始めたソレは攻撃性の強さと殺傷力の高さから危険ではあるが
『攻撃パターンが決まり切っている』ことから『経験値』『メタルスライム』などとあだ名を付けられる程、事前情報があれば対処は容易な部類のモノ…のはずだった。
しかし今回は違う、従来の形態、攻撃パターン、サイズ…そのどれにも該当しないタイプが出現したのだ
オガブブル…ガガガブググル…!!
小型の黒い円盤によって召喚される大型の怪異、全長30メートルほどの大きさのそれは『ワニ』のような形態をしている。
夜の闇においてもなお黒い、黒曜石を彷彿とさせる独特の光沢、全身には幾何学模様が刻まれ…その隙間から汚泥を全身から垂れ流す
南部地区に出現し、メタルスライム狩りに勤しんでいたモブ怪異狩りの皆さんを蹴散らして『琴代川』へと向かったとのこと
その目的は不明、そこから移動する様子がないことから全国でも有数の清流だという琴代川を汚染するのが目的…だとでもいうのか?
くそっ!とうとう来たわけやな第四段階ッ!
その怪異を河原から見て吐き捨てるように叫ぶ通りすがりのJK、その胸は絶壁であった…
このままでは夜明けまでには琴代川が汚染されきるのは必定、誰か止めるものはいないのか…?! --
2020-05-19 (火) 20:33:28
(ぶわっと風を切って空を駆ける・・・レインコートを羽織った金髪赤目、半透明の角と尻尾を生やした少女)
(橋の欄干に立つ)なに・・・あれ・・・体から、泥が出てる・・?
「やべーぞ弥堵里!アイツ琴代んとこに向かってる!!アイツは割と寛容な奴だけど・・・度が過ぎれば流石に切れるぞ!」
え・・と・・・じゃぁ琴代様が倒してくれる・・って事?
「違う!いいか?龍にとっちゃ、怪異も人間も関係ない、等しくありんこみたいなもんだ・・区別なんかつきゃしねぇ」
「そして前に行ったべ?畏敬と畏怖・・・畏れこそが龍を龍たらしめる・・・孤高に君臨する王、それが龍だ・・・」
「だからプライドには兎に角拘る・・・川を汚すって事は、舐められてるのと同義・・・人も怪異も全部巻き込んで、自分への畏れを思い出させるまで止まらねぇ」
「そうなったら終わりだ!人間だって対抗するだろうが・・・相手は自然の化身その物・・勝っても負けても、待っているのは地獄だべ」
・・・っそんな・・・
「だから・・・止めろ!何としても」
・・・うん!(ぶわっと神気を溢れさせて)
──
あっめあっめふれふれかあさんがー
─(天に向かい、龍の声を響かせる・・・俄かに雲がかかり・・伊上に雨が降り始めて) --
龍神やどり
2020-05-19 (火) 20:59:31
今のところ琴代川の龍の怒りはまだ見られない、寛容とされるだけあってこの程度ならばまだその恐れはないようだが…
ガギュ…ガブガガガガバァ!
そして降り始める雨、体表の汚泥を洗い流される事に不快感を示すような動きを取るワニ型の怪異…だが。
ゴバババ…ガギュルルルルリィ!!
一際大きく、『口を大きく広げるワニのオモチャ』のように顎が外れそうなほどに広げた口
次の瞬間放たれる汚泥の塊!自身の不浄な瘴気と正反対の『神気』を察知したのか、龍神の巫女を撃ち落とさんと空中に打ち出される
しかし次の瞬間には、まるでデタラメな方向にも泥を吐き出し続ける、あくまで川の汚染が目的であるのかのように
あかーん!逆効果やーっ!!
土は水を剋すの言葉通り、汚泥を洗い流した雨水もまた淀み、琴代川の水位を増大させ…『汚水で決壊する』という最悪のシナリオを想像させる
この場での闘いが長引けばそれだけ汚染のスピードが増していく、そう伝えたいのか川岸からJKが叫ぶ。
『どこか汚染を気にせず戦える場所があれば。』いいのだが… --
2020-05-19 (火) 21:21:13
うわ!?(龍尾の脚力で軽くければ欄干から数十メートル離れた上空に一瞬で移動できる・・・が)・・ちがう・・・狙いは・・・川!?
「あのバカワニ!何考えてやがんだ!!」
このままじゃ拙いよ・・・兎に角離さないと・・・って・・あんな所に!
(素早く雲を呼び、それに乗って駆ける・・・一瞬のうちに川岸にいるJKを拾い上げて空を舞う)こんな所にいたら危ないよ!
(ワニを睨む)・・・どうしたら・・・何処かいい場所に誘導しないと
「・・・・・・・・」 --
龍神やどり
2020-05-19 (火) 21:32:58
のわーっ!?…空飛んでるこわ…はあ!?危ないから来てんねやろ!?お姉ちゃんはアレを止めに来たんや!
助けられておいて威勢のいいJKだが、本人曰くあのワニを止めに来たのだという。
けど、ここで戦ってたらあかん…どっか思いっきり暴れられる場所…
…ん?確かあったやろ!あのクッソ汚い沼!名前はえーと…
何か思いついたような顔のJK、そして…『もう汚染されてる沼』で戦えばいいんじゃないか?などと言いだす、
その間もワニは全身から汚泥を吐き出し続けている…悩んでいるヒマはなさそうだ。 --
お姉ちゃん
2020-05-19 (火) 21:47:51
アレを!?・・でも・・あんなのどうやって・・・
汚い・・・沼!?(角の方に目を向ける)
「やだ」
りゅーちゃん!
「オラがどんな思いであの沼を守ったと思ってんだ!1300年経ったって、別にヌシに返り咲くつもりがなくたって、あそこはオラが沼だ!」
「大体、あそこの周りだって人は多い・・・被害は計り知れねぇ!・・・今のヌシだって黙っちゃいねぇ!」
でも・・龍じゃないよね・・・
「・・・・・・確かに・・あれは性質的には多分、戦っても自衛の為くらいだ・・相性はよくねぇだろうが(甲羅の生き物は水気、沼の主なので水気、鱗(木)の生き物で土を吐く奴には分が悪いだろう)それでもサイズはいい勝負だ」
だったら、私達も行って、助け合えば・・・私が・・絶対に皆に被害は出さないから
「・・・・・・」
りゅーちゃん!
「・・・わかっただ・・」
良し・・・後は、どうやってあそこまで引っ張るか・・ --
龍神やどり
2020-05-19 (火) 22:19:43
…手ぇならある!Amazonもビックリのソッコー超特急でお届けしたるわ!
クッソ汚い沼…の、主だっていう話が聞こえたか聞こえなかったかは定かじゃないが、話が決まったと見るやJKの一声
とーっ!…ワダツミ…出てこいやーーっ!!
空飛ぶ龍神の巫女から飛び降りるようにしてダイブ!今まさに汚染中の琴代川にドボン…したかに見えた
そのときである!わずかに残った清流の部分を文字通りの呼び水にして、
『巨人』
が呼び出される!
巨人の肩には先ほど飛び込んだJKの姿があった、その手には何やら華美な三叉槍が握られている。
コイツであのワニを沼まで投げ飛ばしたる!そっから先は…よろしゅうなぁーーーっ!!
ゴギイリリリリリ⁉ギュグルリィィィ!
'
体格的には十分巨大なワニと取っ組み合いができる巨人、むんずとワニの尻尾を掴むとそのままジャイアントスイング!
回転の勢いともともとの馬力かワニの巨体をまるで砲丸投げのようにして『沼』の方角へと投げ飛ばす!…こんなことが出来るならさっさと戦えと思われるかもしれないが…
この手の巨大戦力にありがちな『時間制限』、それも汚泥による汚染の影響を受けたか時間にして1分かそこらで光と共に消滅していく巨人、時間切れだ。
あいるびー…ばーっく…
今度こそ汚染された川にドボンしたJK、しかし溶鉱炉に沈んでいくマネができるので余裕だろう。
ここからはこちらのターンだ! --
2020-05-19 (火) 22:39:20
え!?・・落ちた!?・・・って・・えぇ!?(現れる巨人にびっくり)
「あーもう・・・次から次へと、いやんなるべ・・・・弥堵里!こうなったらもうやるしかねぇ!行くぞ!」
う、うん!
「(ジャイアントスイングするのを見つつ)あのままワニ殺してくんねぇかなぁアイツ・・・」
行くよ、りゅーちゃんっ(雲を蹴る、龍尾の脚力は直線距離十数キロにも及ぶ道のりを一息で飛びぬけてみせ、あっという間に沼へとたどり着く)
「ほらー・・此処平和じゃーん、此処でやる必要ねーじゃーん、海にでも投げればよかったじゃーん、此処きたねぇって言ったって周り沢山の人住んでるし田んぼだってあるんだどー(ぶーぶー)」
うぅ・・私もなんか・・キャラ変わってきてるって気がする・・・・・・(げんなりしつつ空を見て)
・・・くるよ・・飛んでくる(落ちてくるワニを見る、丁度落下地点には、のっそりと、まるで沼に浮かぶ浮島の如き巨大な亀がいた) --
龍神やどり
2020-05-19 (火) 22:57:47
ガグルルルルル……グギリィィ‼
そのまま死んでれば良かったのに、海にでも投げ飛ばされてろ。と散々呪いを受けたせいか運悪くたまたまそこにいた亀と正面衝突!
衝撃でひっくり返り全身にヒビが走るが、逆にそこから汚泥が勢いよく噴き出す。汚染をまき散らすと同時に体表を覆うかさぶたの役割でもするのか表面で凝固していく
手足をじたばたさせて体勢を整えようとするが、そんな隙をはたして与えられるだろうか?ここはすでに敵地のど真ん中である --
2020-05-19 (火) 23:09:26
>成長したカミツキガメは凶暴で、動きは極めて素速い。名前が示す通りに噛み付く力が極めて強く、本気を出せば人間の指を簡単に食いちぎることもできるほどである。その上、首が長く柔軟で(種名serpentinaは「ヘビのような」という意味)、一瞬で首を甲羅の上まで大きく反らして伸ばし噛み付くこともできるため、人間の手でカミツキガメを扱う時には、尻尾をつかむなど細心の注意を払う必要がある。水から出されると口を大きくあけ、四肢を踏ん張って甲羅を持ち上げ、威嚇姿勢をとる。(Wikipediaより)
(ヌシ、キレた!)
(ものすごい勢いで首をぐるんと巡らせるとひっくり返ったワニに噛みつくと容赦ない齧り取りを敢行する!)
「ありゃ完全に外来種だが・・・ワニである以上『鱗もつ者の王』である龍の言葉は届くはずだ、語り掛けてみんべ」
うん・・(息を吸い・・・叫ぶ)
『あなたもこれ以上の怪我は望まないでしょう!?もう無闇に争いを招かないと誓いなさい!!』 --
龍神やどり
2020-05-19 (火) 23:16:23
ガギャギャギャギャ…ギュル…ギュギギギ!!
汚泥のかさぶたで身体を守ろうとするたび、その身体を構成する鉱物ごと巨大なカミツキガメに齧り取られていく
悲鳴を上げているように見えるワニだが、はたしてその内心とは…?
魔術
夜風、北方
支配、夜空、大地
不和、戦争、敵意、誘惑、黒耀石、美…
呼びかけに応じるでもなく、意味不明な単語の羅列を繰り返す…ように聞こえるかもしれない。
まさか外来種ゆえに外国語で呼びかけなければいけないのか?それともハナから意思疎通ができるような存在ではないのか?
確かなことは悪意を持って汚染をばらまく以外のことを考えてはいない…という『イメージ映像』のような情報をそちらに発信していることくらいか。
どうして?なぜ?といった疑問に『そういうものだから。』という単なる舞台装置か機械のような返答を返す恰好
出来の悪いヒーローショーの悪役のように倒されるべき存在として以上のバックボーンも、存在理由もない。そんな存在。 --
2020-05-19 (火) 23:35:08
な・・・なに・・・?(ビジョンだ・・・これが彼らの価値観)
「分かり合える類じゃぁねぇ、言って分からぬバカは力づくで悟らせろと明王も言ってるべ、アイツは今ここで、必ず殺せ!」
りゅ・・りゅーちゃん・・・?
「早う!」
う、うん!(ぐるんっと宙で前回りする・・・腰から伸びた龍尾が一気に・・それこそそこで仰向けにあったワニよりも長く伸びあがり・・・)
てぇい!(びたーんと叩きつける) --
龍神やどり
2020-05-20 (水) 20:08:06
びしり
龍尾の叩きつけを受ければすでに全身ひび割れていたワニの身体は砕け散り…大量の汚泥が噴出!
見る見るうちに沼に広がると、逆再生の映像のようにまた一か所に集まっていく!
すでに汚染された沼と汚泥ワニの相性は良かったらしく、周囲の汚れと共にまた身体を作り上げ…先ほどの身体の倍、しかも直立した怪獣めいたスタイルに!
ガガガガガ…アギュギギギギ…!
さきほどのお返しとばかりにカミツキガメに噛みつき返す!パワーも先ほどまでよりアップしているようだ
やはり海にでも投げ捨てておくべきだったか、思いのほかよい相性の沼にわが物顔で居座るワニは龍の逆鱗に触れ続ける… --
2020-05-20 (水) 20:27:14
「げっ!」
(りゅーちゃんが青ざめる気配をまじまじと感じる・・・こんなに焦るのは珍しい)
「百害あって一利なしだべなアイツ!火ぃふけ火!龍の炎は湿気ってるほどよぉ燃えるべよ!」
沼が大変な事になっちゃうよ!?
・・・集まっていく・・って・・うわ・・ゴジラだ・・
「あんにゃろ・・・なるほど、中身は汚泥その物って訳か・・・弥堵里」
うん?
「全部押し流すぞ、付き合ってられねぇ・・・」
「ここから流れた分は琴代んところに流れいくが・・・元はアイツんところで出た怪異だ、薄めて飲んでもらおう」
い、いいのそれ?(元々向こうに被害を出さない為にこうしたんじゃ・・・?)
「しるかそんなの!オラに取っちゃ伊上よりこっちのが大事だ!」
もー・・無茶苦茶だよぉ・・・
──
ふらせてー!はい!じゃんじゃんいこうかー!
─
(俄かに空が曇り始め・・・ぽつりぽつり・・・ぽつぽつ・・ザザザと・・・徐々に強く、激しい雨が沼に降り注ぎ始める)
「沼の外には出すな、流れを制御して押し流せ・・・そりゃもうじゃんじゃんいけっ」
「オラはもう沼のヌシじゃないから、琴代の後ろ盾がある伊上程の権能はもたねぇが・・それでもあの程度の泥の塊、全部押し流すだけの力は余裕であるだよ」 --
龍神やどり
2020-05-20 (水) 20:58:39
ァバッ…アガバババババババ…!
焙られてひるんだワニはカミツキガメを離してしまう、そして火を噴く龍をターゲットにし…突進!
巨体にモノを言わせて押しつぶすつもりがなんだか様子がおかしい、動きが鈍っていく
汚泥と言う汚泥、ゴミと言うゴミ、沼の汚れを吸収し膨れ上がった身体はすでに身体を構成しているだけで精一杯
ここまでくると出し入れを瞬時に行えるほど器用にはできていないらしい。パンパンに溜め込んだ汚れを出すも入れるもできず持て余す
図体ばかりがでかくなったソレは雨垂れ石を穿つの例えを例に出すまでもなく、ついには粉々に砕け散り…光と共に消えていく。
最後ッ屁とばかりに周囲に汚泥をまき散らすでもなく、沼のゴミを溜め込むだけ溜め込んで消えていったのだ。
結果だけ見れば『やる気になった元ヌシのおかげで沼がキレイになった。』それだけだ。 --
2020-05-20 (水) 21:37:52
消えて・・・いく・・・(雨を止める・・・悲劇を食い止める為だ・・それでもこうする事しかできなかった事実に、なんだかやるせない感覚だけが残った)でも・・・守れた・・・
・・沼も、ちょっと綺麗になったんじゃない?・・・なんだかんだ、結果オーライだよね
「・・・本当に、そう思うか・・?」
え・・?
「オラは気が気じゃなかったべよ・・・ここは、オラが1300年前に守った場所だ・・・それから色んなことがあった・・」
「荒れもしたし工事で削られもした、昔じゃ到底考えられない位の田んぼが出来て、皆が潤った・・・汚されもしたけど、そこがいいと住み着く者もいた・・・汚いのが悪い事だなんて、人間の価値観でしかない」
「傷も汚れも工事の後も、全部が全部、オラの沼が築き上げてきた歴史だ・・・どんなに醜いと言われても、オラはそれを愛している」
「どうせ汚いからもっと汚しても構わないなんて事はありゃしねぇんだ・・・他所から争いの種を投げ込んでいいなんて理屈にはなりゃしねぇ」
「馬鹿みたいなワニも、無知で無礼な小娘も・・・オラには許す事ができねぇだよ・・・」
「なぁ弥堵里・・・お前にゃでっかい借りがある・・だからお前に免じて怒りはしない・・・でも、お前がこれからもオラの巫女でいたいというなら」
「もう二度と、オラの大切な宝物を踏みにじらねぇと誓ってくれ・・・」
うん・・・ゴメン・・ごめんね・・・りゅーちゃん・・・
「(しばしの間の後)ま・・・これもまた一つの歴史・・・ただちょっと・・一気に色々起こりすぎただけだ・・・帰るべ」 --
龍神やどり
2020-05-20 (水) 22:16:26
--
2020-05-13 (水) 19:52:30
ふー…修学旅行も満喫したし、ちょっと疲れちゃったな…(と、いつもの調子で寮の自室に帰ろうとするメガネだったが…)
--
2020-05-10 (日) 19:42:10
よう来たのう!ゲーメスト!!
(ちいと借りてるぜ!!とそこにいたのは…姉だ!メガネの姉だ!!)
いや皆まで言わんでええ!お姉ちゃんがおらんで心細かったやろ?もう安心や!お姉ちゃんが来たからにはヨーガくんにばかりツラい思いはさせんからな!(と、言いつつメガネの手からオキナワ土産を奪取してサーターアンダギー食う
--
2020-05-10 (日) 19:44:37
…(沈黙、そして冷や汗、苦笑い)…あの、どちらさまで…(ううっ…記憶が…と頭を抱えるメガネ)
--
2020-05-10 (日) 19:45:46
これでっ!(フライングレッグラリアート)思いっ!(倒れたところをジャイアントスイング)出したか!!(めり込む勢いで弟の頭を部屋の壁に叩きつけ)
そう何度も何度もキオクソーシツなられてたまるかい!『使命を思い出すんや!』っておばあちゃ…イザヨイ様も言うとったで!!
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2020-05-10 (日) 19:49:17
思い出すも何も…ちゃんと覚えてるって…(コレ直すの僕なのかな…と凹んだ壁を見てげっそり、メガネ弟は特別な訓練を受けているので平気だがみんなお姉ちゃんのマネはするなよ!
現地の人に協力してもらって、『イマージュを倒す』そのためにここに…来た…はず…?(『使命を思い出すんや!』その言葉でだんだんとズレを認識してきたのか、首を傾げ…)
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2020-05-10 (日) 19:52:28
そこや!お前ホンマに覚えとらんのかいや!(こりゃもう2〜3発いくか?と握りこぶしを作るも…)
やめや!これ以上やってまたキオクソーシツなられてもかなわん!(こりゃホントに覚えてないなと思ったおねえちゃんにも踏みとどまる理性はあった)
…ええか?ヨーガくんはあの時イマージュと闘っとって、なんやかんやあってこっち来てもうたんやで!(しかし姉も説明の上手いほうではない、なんやかんやあって事故でこっち来たことくらいしか伝えられない!)
イザヨイ様の井桁ゲートでむりくり追いかけてきたはええけど…なんや話聞いたらココでもう半年は学生生活を謳歌しとるって聞いてもうお姉ちゃんギギギなったわ!(学生生活を楽しんでるなんてずるい!と弟に食って掛かる)
つうわけでお姉ちゃんもここ住む!ベッドはお姉ちゃん使うからヨーガくんは床な!
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2020-05-10 (日) 19:58:50
事故…?(おかしい、確か自分はイマージュを倒すのはもちろん、この力を使いこなすためにもこの学校に入学したはず…?)
(お姉ちゃんの言う通りならまるでこの世界に引きずり込まれて、今の今までそれを『忘れてた』ってことに…?と)
(誰かがそんなことをしたっていうなら、いったいだれが何のために…?イマージュの仕業なのか…?と考えていたら)
えっちょっとまってお姉ちゃんそれボクのベッド…てかここ男子寮だよ!?(答えは聞いてない!ともうすでに寝に入った姉を追い出すわけにもいかず、その日は床で寝た)
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2020-05-10 (日) 20:02:57
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2020-05-09 (土) 20:52:18
(東区の繁華街…ネット上の情報どおり、確かにその場所に映画館の入っていた廃ビルが佇んでいる)
(表通りに面しておらず、周囲の猥雑な雰囲気からは切り取られ隔離されたように、昼間でも薄暗いそこは、ひっそりと…調査に来た二人を出迎える)
(所々穴のあいたフェンスには、立ち入り禁止の看板と管理会社の連絡先…しかしそれすら錆びてまともに読めない。管理されているかも怪しいという放置具合である)
(フェンスの向こうは駐車場だったのだろうが、夏の間に伸び放題となった雑草に覆われ1階部分はここからではよく見えない…) --
七緒
2020-05-08 (金) 19:15:04
あった…!(うだるような暑さの中、ジワジワと鳴くセミとかの喧騒を抜け廃ビル前までやってくる、もうすでに取り壊されているという事もなく現存していたことにまずは一安心)
これくらいならイケそうだっ!(さっそく不法侵入する気満々のメガネはフェンスに手をかけ登るつもりだ!どうしたこいつこんなやる気勢だったか!?)
(同行者のチガサキセンパイはメガネと一緒に不法侵入を試みてもいいし止めてもいい)
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2020-05-08 (金) 19:39:02
(と、日出が手をかけている間に、飛び、フェンスの穴に脚をひっかけて更に飛びひらりと飛び越える。そうして危なげなく着地し)
阿呆ゥメガネ!俺たちが忍び込むって決めたならな、その時はもう終わってるんだよ!(人の気配が少ないとはいえ見つかると面倒なので)
……管理はだいぶ前に放棄してますよって風情だなこりゃ…だからこそ根城にしやすかったのか…?(などと雑草のカーテンを睨んで呟き) --
総痍
2020-05-08 (金) 20:35:50
(少なくとも監視カメラやセンサーの類は無い、道路側から人に見られない限りは忍び込んだところで気付かれはしないだろう)
(正面入り口までのコンクリとタイル敷きだった部分はひび割れ、そこからも雑草が逞しく生い茂る…上映映画のポスターが貼られていただろうショーウィンドウは割れ、板で塞がれている)
(両開きのドアも、板で補強され…ノブにはチェーンが巻かれ、南京錠がかけられている こちら側からの出入りは難しそうだ)
(ぐるりと周囲をまわれば搬入や従業員の通用口になっている錆びた金属製のドアがある。 ご丁寧に、半端に開いたまま錆び付いていて…身を滑り込ます隙間はある) --
七緒
2020-05-08 (金) 20:43:53
センパイ手慣れてません!?(センパイ貴様…不法侵入をやりこんでいるなっ!!といった勝手知ったる侵入っぷりを見つつ、よっこらせ!とこちらも侵入!)
いったいどれくらいまえなんだろう…(この映画館にも人が来て、映画を楽しんで、帰り際にも映画の話をしながら帰っていったりしたのだろうか?廃墟はそんなセンチメンタルな気分にさせる一種の異空間でもある)
…だから、なのか…(ノスタルジーだの、懐古だの、言い方はいろいろあるが、『楽しかった思い出の墓場』としては映画館というのはぴったりなロケーションか…瞬間湯沸かし器になったと思いきや湿っぽい加湿器にもなる家電のような男だ)
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2020-05-08 (金) 20:50:39
……この感じじゃ数年ってレベルじゃねーな…十年か、或いはそれ以上か…何にしろだからこそ邪魔が入らねぇだろうことはありがてーが。
(ドアに駆けられている錠を見る。力づくで壊すこともできるだろうが、そうなればどうしたって音は出る。あくまで今は偵察だ、穏便に行くべきだろう)
人が集まってた場所、ってのはその思念が留まりやすい場所でもあっからな…っと、こっちだメガネ、入れそうだぜ(ビルを回り込めば通用口らしき扉、そこを見つけ)
一応、いつでも逃げられるか…戦える準備はしとけ。ここからは、恐らく奴の領域だ(と、静かな声で腰の木刀を抜いて…ドアの隙間へ入り込む) --
総痍
2020-05-08 (金) 21:00:27
(映画館の廃業自体は70年代のことだが、その後も別のテナントが入ったりで暫くは使われていたようだ 使われなくなって20年というところか)
(それでも最初の内は定期的に管理会社が見回るなどして、劣化もある程度補修されていた。今はもはや忘れ去られ、土に還るのを待っている状態だ)
(ドアの奥、入ってすぐの辺りはコケとカビでひどい事になっている…その奥は埃が積もり、やはり誰かが足を踏み入れた形跡はない)
(従業員エリアを抜け、1Fのホールには受付のチケット売り場や、売店の名残がある。 窓があり、昼間であるにも関わらず薄暗い…そして何より、湿気が酷く、蒸し暑い空気が充満している) --
七緒
2020-05-08 (金) 21:10:21
…はい…(ころころ表情が変わるメガネだが、一転して険しい表情…感傷に浸っている場合ではない)
(こちらもボロ包みからカタナを取り出し、臨戦態勢…もしかしたらここで『女神様』とやらと鉢合わせ…るのか?)
(油断を誘うためなのか、それとも昼間でまだ活動を開始していないのか、怪異特有の雰囲気というものをまだ感じ取れずにいた)
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2020-05-08 (金) 21:16:01
(むわっとした空気が襲う。ほんの少し顰めっ面をして出てきた額の汗を手の甲で拭う。そうして周りを見て)
…店員かなんかの部屋か……ここには何もなし、と…(そのまま進めば、広いホール。視界が開けているため、不意打ちは受けづらそうだがこちらも発見されやすい)
やれやれ…このチケット見ろよ。どうやら俺らの爺さんの時代だぜこりゃ。燃えよドラゴンなんてちっと好きだったな。
(それはリザードマンの主人公がお得意のカンフーで敵をなぎ倒していく映画だ。一時期一斉を風靡したが、今となってはレトロムービーの範疇)
……さて、映画館とくりゃ劇場か、映写室なんてのが怪しそうだが…(そうして息を潜めて先へと進む) --
総痍
2020-05-08 (金) 21:28:14
(元々は壁に貼られていたのだろう。床に乱雑に散らばったポスター類はどれも昭和のスターといった俳優ばかりで、現代っ子が見ても「誰?」という面々が多い…)
(当然である。今もテレビに出演している者もいるが、それらは相応に老いており…全盛期の印象とはだいぶ異なるのだから)
(どうやら2階が劇場部分の入り口のようだ。元は赤かった…今は色あせてピンクがかった絨毯が廊下に伸びている)
(劇場部分の出入り口は2階、そこから階段状に1階…地下に相当する辺りまでスクリーン側に向かって掘り下げられた形状。映写室は3階か4階に相当する) --
七緒
2020-05-08 (金) 21:38:53
うーん…僕パロったやつのほうしか知らないや…(その有名映画の主人公…のパロディキャラがこれまたパロディの怪異だらけの家に越してきて死ぬような眼にあうというコメディ、確かギョーザだかシュウマイだか春巻きだか…)
行ってみましょう!(映画の世界なら、映写室へ向かうまでの階層に強敵が待ち受けて…なんてことがあるんだろうが、人どころか怪異もいなさそうな廃墟ゆえか、すんなりと進んでいける…)
映写室……ここ、かな?(映写室と思しき部屋の前、扉の向こうに待ち受けているのは果たして…意を決して扉に手をかける!
--
2020-05-08 (金) 21:47:02
ははっ、ありがちだな!有名作品なんてのにゃ付きもんだ(と、軽口を叩きながらも、その視線に油断はない。怪異狩りなどというものは、緊張すれば良いというものでもないのだと、そんな風に)
(そうして映画館の構造上、映写室はどう考えても上方にあるのだろうことは想像がつく。ひとまず目標を映写室に決め階段を登る二人)
さあて…映画監督の霊なんてのが出てくりゃ万々歳だが。……この場合場所的に撮影技師の方か?(そうして、扉を開ける日出に続いていく) --
総痍
2020-05-08 (金) 21:55:40
(階段を上がった先の映写室は窓もなく、照明も死んでいるためほぼ真っ暗だ 映写機は廃業と同時に処分されたのか、床に固定されていた痕跡だけが残る)
(隣接したフィルムの保管庫も、ラベルが判読できないほどひどく劣化したものばかりが残っており、カビ臭さが鼻をつく)
(そこで二人はふと気付くだろう。ひどい蒸し暑さの中、涼しい風がどこからか吹き込んでくる…)
(その正体は、映写機からスクリーンに映像を映し出すための小窓だ。 そこからは劇場内部を一望できる…そう、劇場内の照明と空調が幾つか点いているのだ!何故?誰が? 舞台上に人影が見えた) --
七緒
2020-05-08 (金) 22:05:01
…!(誰かがいる!そう思った瞬間には身体が動いていた、心当たりなど一人しかいない…やはりここにいたのだ)
邪魔だッ!(劇場に続くドアを殴り飛ばして中に侵入、もはや偵察でなくカチコミになってしまっているが頭に血が昇ってしまっているせいかもう止まらない)
おまえなのか…ナナを騙してるのはっ!(大声で人影に叫ぶ、ナナの言う『女神様』を名乗る何かが姿を見せた、そう思い込んでしまっている)
--
2020-05-08 (金) 22:13:26
(もう使い物にならないであろうフィルムを感慨無く眺める。特別に何かの気配なし、痕跡なし。ここはハズレかと思っていれば)
(吹き抜ける風。冷ややかなそれは、この気温では有り難く心地よいもののはずなのに……どこか薄ら寒い)
…チッ、待てメガネ!先走るな!飲まれるぞ!(熱くなりやすい日出の性質は、好ましいものでもあるが、時に危険だ)
ここは奴らのテリトリーだってことを忘れんじゃねぇ!(彼の背中を追いかける。その手の木刀を、握りしめて) --
総痍
2020-05-08 (金) 22:23:04
(スポットライトの下、擦り切れた舞台上にそれは居た)…やぁ、こんな所で会うなんて珍しいね…出日君に、血臥崎先輩。
(普段と全く変わらぬ表情で。汗一つかいていないのが妙でもあるが)下見に来たのか、それとも戦いに来たのか…どっちなのさ?
返答次第じゃ、僕も…(ベルトに挟んでいたリボルバーを抜き)こうせざるを得ないかな?
とはいえ……無駄足を踏ませるのも、悪いしね。招待状ぐらいは渡しておこうか……(封筒を2つ。舞台上から放り投げた…木製の座席に落ちるように) --
七緒
2020-05-08 (金) 22:29:17
ナナ…!(女神は姿を現さない、そこにいたのは…リボルバーを抜くナナ、ならばもちろん戦う!殴って正気に戻るならそれも辞さない…なんて態度の中聞こえるセンパイの声。)
はっ!?すいません、センパイ…(ここはヤツらのテリトリー、下手に仕掛ければ何かの罠にかかる可能性もある…そんな初歩的なことさえ疎かになっていたと冷静さを徐々に取り戻し…)
……まわりくどいことを…!(いますぐここで決着を…!とまたも頭に血が昇りかけるが…警戒しつつも『招待状』を手に取る、まるで正体のつかめない『女神様』のヒントになるだろうと)
--
2020-05-08 (金) 22:40:45
(とん、とん、と自分の肩を木刀で叩いて舞台上の七緒を鋭い目線で見上げる。眩しいライトに照らされた彼は、ちょっとした俳優のようだ)
……ま、少なくともてめぇと戦いに来たわけじゃねぇわなぁ。今てめーをどうにかした所で…ここの支配人だか映画監督だか知らねぇがそれを潰せる訳じゃねぇ。
…落ち着け、メガネ。奈々崎を助けてぇなら、な(銃を抜く七緒から警戒の視線を外さずに、招待状を手に取る) --
総痍
2020-05-08 (金) 22:46:42
(封筒の中には1枚の上映チケット…題名は「Tragedy」、上映日時は10月の頭…夜9時とある)
先輩は冷静だ…まぁ、熱くならなくてもちゃんと女神様には引き合わせてあげる。そういう僕なりの誠意のつもりなんだけど…それ。
逆に言うと、それまではここに来てもあんまり意味がないっていうか…お客さんを歓迎する用意ができないんだよね。
(シリンダーをスイングアウトすると、中に込められた弾丸を1発ずつ抜いては捨てていく。小さな金属音…)
せっかく来てもらって、そのまま回れ右も残念だし…ちょっとした見せ物でも。 …どうかなって(1発だけ装填されたシリンダーを二人に見せて) --
七緒
2020-05-08 (金) 22:55:05
上映時刻、ってことか…(映画館の怪異、映画にひっかけた演出にも何か意味が…?この題名、単語の意味は、確か…考える段になると今度は袋小路に)
それはどういう…!(迎え撃つには準備が足りない、ということはいまここで畳みかけられては困るということなのか…?と、情報が開示されるたびに混乱は増すが…)
…まさか…やめろっ!!(ぞくりと、寒気がする…銃も本物なら弾丸も本物、その一つを示してみせてやることといえば…このメガネでも知っている、ナナが凶行に走る前にと手を伸ばすが…間に合うか?!
--
2020-05-08 (金) 23:04:41
映画製作は続行中…ってことかね。だがこんなモンがあるっつーことはクランクアップもそろそろって訳だ(と招待状をひらひらとさせ)
精々豪勢な封切りを期待してんが……(む、と弾を捨て始めた彼を見て唸る。込めていた弾を…捨てる?おかしい)
(当然だが自分たちを今ここで相手取るなら残弾は多いだけいいはずだ。なら彼は何をしている?言葉通りに受け取るべきか?)
あっ…待てメガネ!!(チッ、と舌打ちして日出のフォローに入る。七緒の動きに、最大限の気を配りつつ) --
総痍
2020-05-08 (金) 23:11:59
(題名にあんまり深い意味はない。BGM用に用意してた歌にちなんだものなので…)
おっとぉ…!(ぱちん、と素早くシリンダーを閉じると…その銃口は舞台上に上がろうとする陽牙に向けられる)
おさわりは厳禁だよ、出日君……(低く、威圧するような声。ともすればそのまま引き金を引き兼ねない、冷たい視線を向けて)
二人とも、女神様について全く信じてくれないからね…僕がいかに寵愛を受けているか…その加護を、示して見せようと思うんだ。
だから……(撃鉄を上げ、シリンダーを指でジィィィ…と回転させる)
ジャマを、するな。
(普段ならば使わない強い口調で)
(こめかみに銃口を押し当てる。最初に見せたシリンダーは通常と異なり、5発装填のもの…つまり20%の確率で引き当ててしまう。パチン、1発目はハズレだ。パチン、2発目もハズレ)
どう?ハラハラしてきた? 僕は全然…(パチン、3発目。パチン…4発目)………(次は紛れも無く当たり。誰でも分かるその状況で、狂気じみた笑いを浮かべる)
(そして、躊躇うことなく5発目の引き金を…引いた。何も起きない 不発?)……これでもまだ、信じれないかなぁ? --
七緒
2020-05-08 (金) 23:23:52
(あと少しで届く!そのタイミングで発される声…これが、女神…?そう思った瞬間気を取られ)
しまっ…(すべて、打ち尽くした…はずだった…だが、加護とでもいうのか?ナナは無傷だった、弾は発射されなかったのだ。)
…信じられないかだって…?当たり前だッ!!(加護があったとして、その加護を証明するためだけに誰かを危険に晒す…ご利益のあるなしの問題ではない、信用はできないと言い放つ)
……『女神様』の招待、受けてやる…二度とそんなマネが出来ないように、跡形もなく完全に…!(準備が必要というなら上等だ、その準備ごと、完全な状態のソイツを叩き潰さなければならない。そう決意させるのに十分な行為だった…
--
2020-05-08 (金) 23:39:19
(常の彼が発するようなことのない声に気圧される。日出が脚を止めれば、それでいい、と内心思う)
(恐らく彼は……酔っている。今も、シエテの時と同じように。ならば今はよく観察し、相手の手の内を読み取るのだ)
……ぬう(目前のショーを見て低く呻く。まさか何かしらの手品ではないだろう、4連までは兎も角…最後の一発は、尋常の手段では止まらない)
加護、っつーにはどうにもやりすぎだな。…命まで簡単にかけるくれーの代償か(いや、それとも、と思う。可能性は他にもあるが…)
もしそれがおめーへの祝福なんだとするなら…やっぱり見逃せねぇな、てめーの女神様は(日出と意見を共にし、七緒を睨む。彼を助けなければならない、歪ませられようとも、今なら、まだ) --
総痍
2020-05-08 (金) 23:56:53
残念…これでも心変わりは望めなかったか。 やっぱり、きちんと招待した上で…救済してあげないといけないみたいだね、君たちは。
ともあれ、ご静聴ありがとうございました…(恭しく頭を垂れ、それから右手を真上に掲げる ラストシューティングめいた姿勢)
(パン、という乾いた銃声…不発ではなく、遅発。撃ち出された銃弾は頭上のスポットライトを割り、大量のガラス片が降り注ぐ!)
僕に残った時間はそう長くないけど…その日を楽しみに待っているよ!あははははは!!(そのまま舞台袖を駆け抜けて去っていく。舞台上へ上がろうとしなければガラスが降ってくることもないだろう…そうして気配は消えた) --
七緒
2020-05-09 (土) 00:06:40
(銃声、そして降り注ぐガラス片…『銃弾は本物だった』という証拠と、追っ手を巻く意味を兼ねたそれに行く手を阻まれ…)
…ナナ…(おそらく、今日のことも悪酔いしたように断片的にしか覚えていないのだろう…ナナ本人に追及するより『女神様』を無に還すほうが先決、と招待状を握りしめ…)
行きましょう、センパイ…(これ以上ここに居ても無意味、という意味でもあるし…ナナを助け出すために手を貸してほしいという意味でもある…)
(決戦の場は伊上ツグミ座、上映時刻は10月…その時は迫っていた。)
--
2020-05-09 (土) 00:15:45
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2020-05-06 (水) 20:33:48
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2020-05-03 (日) 18:15:51
(時は夜。所は市役所。街のざわめきも息を潜め、喧騒が遠くなる頃。昼間に比べれば温度は下がるもののまだ蒸し暑い都市を、二人の男が往く)
(街明かりは多少消えているものの、整備された市庁舎の周囲には街頭がきちんと明かりを灯しており、足元に不安はない)
(日中ならば大勢の訪問者が日々の手続きごとを処理しに車を運ぶが、閉庁時間もとうに過ぎた今は人もおらず、止めっぱなしの車がぽつぽつとある程度だ)
……おめー、聞いたぞ?電気街の辺りで一発なんかあったらしいじゃねーか。思ったよか事態は甘くねーみてーだな。
時間が遅かったとはいえ、あんな市街地で怪異が大手を振って襲来たぁ、いやはや伊上の治安も危ういねぇ。
(と、腰ではなく肩に木刀を担いだ男がボヤく。その姿はそれはそれで治安に不安を感じさせるものだが、気にしちゃいない)
(イマージュに詳しい日出を引き連れてパトロール及び調査に出た男は、油断ならぬ視線を周囲に向けることに気を配っている) --
総痍
2020-05-03 (日) 21:10:21
あのときはたまたま、先に戦ってる人がいて…(自分が解決したわけじゃない、と言うメガネの姿は夏だというのに変装用のスカジャンに真っ赤なボロ布マフラーを顔にまいた状態、そのボロ布はふだん手にしたカタナを隠すのに使っている
その人が2体くらい無に…倒してたみたいで。(甘くないという話はその通りで…一度に出てくる数が増えているのは楽観視できないことだ)
……言ってるそばから…(怪異が活性化する夜とはいえ、抵抗する力がない者でなく『怪異を狩る者』と知って狙っている気配を察し…警戒)
センパイ!(声をかけるや即座に手にしたカタナ、修刀ゼンキを構えガードの態勢…そこに突っ込む『黒い円盤』!その数は6体ほど…)
(声をかけたものの、自分はガードした攻撃をセンパイはどう反応するかまでは解らない…いまはグラインダーのように縦回転する円盤3体をカタナでガード中だ)
(一方でセンパイの側にも3体がグラインダー的な回転攻撃を同時に仕掛けるということはつまり、『一人に対し3倍の人数でかかる』という定石にのっとっての行動のようだ)
--
2020-05-03 (日) 21:27:52
ほう?おめーが全部始末したんじゃなかったのか?なんだそいつは?(こちらはシンプルな黄色のTシャツにジーンズ。袖から覗く腕には生傷がいくつも)
(と、問いかけてみるも…その答えを待たず、日出が声をかけるが早いか木刀を構える。背筋がうずくこの感覚…怪異だ)
わぁってるよ!(空を切り裂いて突っ込んでくる、"円盤"。なるほど実際見てみれば、円盤としか言いようがない姿だ)
(だが、だからこそ、その危険性はある程度察せられる。つまりは、円回転による遠心力と、その質量による物理攻撃)
(突進してきた点は、自分。ならばと充分に引きつけてからの鋭いサイドステップ。同時に木刀を横に振りかざし…)
せぁらぁっ!!!!(三つの円盤のうち一つ、自分側に腹?を見せているそこに、鋼鉄以上の硬さを誇る木刀を一撃)
(おはじきのように一つを真横から弾いて、残る二つもまとめて跳ね飛ばす)…っつ、なかなか…重いじゃねーか!(と毒づくのも忘れずに) --
総痍
2020-05-03 (日) 21:44:06
さあっ…魔法少女とか、なんとかっ…!(円盤を処理しつつ、軽口を叩ける程度には余裕があるのか魔法少女が倒してくれましたなんて言うメガネ)
ナイスッ!(センパイの見た目に違わぬ豪快なパワーファイトでまとめて跳ね飛ばされた円盤、こちらも…)
コウキゴンゲンッ!『オオオオオアアア!!』(これがこのメガネ、出日陽牙の異能『コウキゴンゲン』…はたからはその身体に纏った炎であり…霊感などがあれば赤い鬼のヴィジョンをもって傍らに立つモノとして見ることも可能)
(咆哮するコウキゴンゲンはガードされ動きを止めていた円盤三体をその拳から放たれた右ストレートでまとめて弾き飛ばす…ちょうどセンパイの跳ね飛ばした円盤と…激突!)
センパイ!分離される前にっ!!(たたみかける!一か所に固まった円盤にいわゆるオラオラで拳を叩き込むコウキゴンゲンのビジョン、粉みじんに粉砕して無に還すための行動…)
(一見オーバーキルに見えるそれも『完全に消滅するまで安心できない』という性質からくるもので、センパイにもダメ押しの連撃を提案する)
--
2020-05-03 (日) 22:00:39
(魔法少女、の言葉を耳に捕らえ、一瞬だけ渋面をする。嫌な覚えがある。が、今は目の前の怪異だ、と切り替え)
はっ!やんじゃねーか!(彼が纏う炎、おぼろげに見える鬼の姿に、歯を剥いて笑う)後輩が頼もしくて、嬉しいこったねぇ!
がってん承知!!(叫ぶ。それと同時に、男の顔や腕に、異常な血管の隆起。びきびきと筋肉の引き攣れる音をさせ)
ぬおららららららぁああああっ!(コウキと同じように木刀を絶え間なく次々と振るう。一呼吸たりとも休まずの無呼吸連打)
(それは異能『血勢』。血液機能を強化、それに伴い心肺機能、筋肉機能を強め、通常ならどうしても手を休めてしまうそれを可能にする)
ぶっ潰れよォ!!(殴る、殴る、殴る、殴る。黒曜石のような色合いのそれを、ただの砂塵と化すべく) --
総痍
2020-05-03 (日) 22:21:57
センパイ…?(もしかして、この地で怪異を狩る者としてその存在も知っていたとか…?そんな予断がコウキゴンゲンの動きを鈍らせ…)
しまっ…(ほぼ粉みじんになり消滅するかと思われた円盤の破片…動きが鈍った一瞬のスキを逃さずいくつかの破片がその場から脱出!)
(総量はもはや円盤一個を構成するにも満たない細かな破片だが、ぐるりと輪を描くように宙を舞うと『幾何学模様』が夜空に描かれ…)
あんなものまで…!?(いままでの円盤の約3倍ほどの直径と厚み、特徴をそのままに大型化した『大円盤』を召喚した円盤の破片)
(大円盤に吸い込まれるようにして消えた破片、そして大円盤にも動きが!幾何学模様に沿ってパーツを分解、再合体!その姿は…『羽を持った蛇』の姿、頭から尻尾の先までおよそ20メートルといったところか)
ギギギギギ…クカーーーッ!!
(威嚇をするようにメガネとセンパイにむけて咆哮!その口からは炎が迸り…火球!それも連続して放たれる!…爆破と熱風が襲う!周囲の建物でなくこちらを狙っているということはそれだけの脅威と見たのか)
--
2020-05-03 (日) 22:41:45
チッ、油断すんじゃねー!!(二人分の連撃が、僅か緩む。そしてそれを後悔する間もあればこそ、大円盤が形作られ)
(見る間にその姿を変えていく大円盤。魔獣、いや神獣かもしれぬその姿に、ぎり、と鋭利な歯を噛みしめる)
やっかいなことになりやがったな…!糞、ただでさえ暑いってのによ!(繰り出される火球。大きく弧を描くように避けるも)
(撃つたびに砲撃は修正される。どうやら残念なことに知能もそう悪くないようだ)…くそったれ!!
(逃げ回るうちに、流れ弾が駐車場に止められていた無人の車に当たり、誘爆しさらに爆発をもたらす)
(飛んできた破片に傷つけられながらも、脚は止めず、走り続ける。異能を強めている今なら、物理的限界が来るまでいつまでも走り続けられる)
おいメガネ!なんか手ぇ無ぇのか!こんだけ撃ちまくられちゃ埒が明かねーぞ!!(と叫ぶ。彼ならば、この程度で死にはしまいと) --
総痍
2020-05-03 (日) 22:57:03
すいませ…ウワアアアーーーッ!(モロに爆破に巻き込まれて吹っ飛ばされてももやや焦げるくらいでかすり傷なあたりデタラメな頑丈さをしてるらしく、死ぬ心配はなさそうだが…直撃を何発も食らってられるほどではないだろう)
あんなものまで用意するなんて、スケジュールが早まってるのか…?!(心当たりがあるらしく、本来の予定、『予言』ではまだ早いらしい大円盤の出現に動揺している)
ぐずぐずしてられない…このままじゃ!(爆破炎上した車に誘爆して…このままでは市庁舎も吹っ飛ばされてしまうかも)
…
センパイ、飛んでください!
(態勢を立て直し走り寄ってきたかと思えば、何を血迷ったかセンパイに飛べという…有無を言わさずセンパイの身体をホールドする気配…コウキゴンゲンの力場だ!)
いっ…けぇぇぇぇぇぇぇ!!
(そのパワーは先ほど見せた通り、人間ひとりならたとえ男性でも軽々と数百メートル以上投げるくらいわけはないのだが…センパイならば何があっても大丈夫!なんて耐久力に信頼を置いた行動…なのかもしれない)
ギャググググ…シャアーーッ!!
(苦肉の策か起死回生か、かなりのスピードで近づくセンパイに危機感を感じたか避けるつもりだ!だがその20メートルはあろうかというガタイで回避が間に合うかどうかは怪しい
--
2020-05-03 (日) 23:24:52
あン!?(と、何か聞き間違ったのかと思い、反射的に聞き返す、ががっしりと体を掴まれる感覚)
(マジかよ、と思うが早いか、ぐぐ、と込められる力)ああ畜生!!もうこうなったらやっちまえーーー!!!
(叫ぶ、そして…ぐん、と強化した血の気が発生したGで体の後ろ側へ引っ張られるような感覚)
(みるみるうちに近づいていく円盤獣の姿、その巨体は、視界の中で広がって……)
逃げんなコラァ!!(回避運動が功を奏したか、その脇を凄まじい勢いで通り過ぎる…がただでは済まさない)
(横をすり抜け際、木刀を振り抜いて、一撃。砲弾のような勢いをそのままに振るわれた一刀は鉄槌の如し)
(だが、軽い。致命には程遠い。そのまま宙を飛ぶもこのままでは落ちるのみだ、が、その時…下方から爆発音)
ハッ!日頃の行いってやつかね!(犬歯をむき出しにした笑み。下から飛んでくるのは…爆発し偶然真上に吹っ飛んできた、車)
(異能の出力を上げ…飛んできたボンネットに着地、力いっぱい踏み込んで空中にて、更にもう一度飛び、円盤獣へと迫る) --
総痍
2020-05-03 (日) 23:38:11
グギギギ…グリゴロロロ…?!
(センパイはその一撃を浅いと判断したようだが、大円盤獣の様子がおかしい…木刀の一撃を食らった部分から徐々に『浸食』を受けているようで)
もしかして…(遠くからも解るほどに大きくなってきたその異常、片羽をまるで『植物に養分を吸われ搾り取られた土のようなモロさ』にして分解していく…空中での制御が困難になってきたようだ)
やるうっ!(一方センパイはアクシデントをチャンスに変えて空中戦をやってのける…経験値がモノを言うわけだ!)
ゴロゴググ…シャアア…!!
(避けたと思いきやしっかりと距離を詰めるセンパイに苛立ちのたうち回って暴れる…大円盤獣が墜落し始めていることに気付くかも)
(首元近くに取り付かれたせいか振りほどくことも、火球で迎撃することもできず…苦し紛れにそこかしこに火球を放つ)
させるかっ!!(めちゃくちゃに撃たれた火球、その中でも市庁舎への直撃コースだけは避けるべく…『一本足打法』で火球を打ち返すメガネ、まだセンパイは大円盤獣にとりついてるんだぞ!)
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2020-05-03 (日) 23:51:32
(首筋に取り付き、暴れまわる円盤獣に振り落とされんと、その体に捕まり歯を食いしばる、が)
うあちちち!!うぉい糞メガネ!!ピッチャーライナーはマナー違反だろうが!!??
(建物への被害を避けるのはいい。当然のことだ、きちんとやるべきことが分かっている…などと思っていたら)
(上空で爆裂する火球の爆風雨あられ。直撃はせずともその余波が破片で傷つき血で斑に染まる肌を焼く)
こいつぁ…色んな意味で時間はかけられねーな!!(先程の一撃は思っていたより痛打になったいたようだ)
(しかし空飛ぶ怪異、一度逃してしまっては追うことが難しくなる。止めは今、迅速に刺さなければならない)
(すう、と一呼吸。流れる血を指で取り、木刀の刀であれば刃に当たる部分に紅を引くように塗りつける)
(どくん、と木刀が一つ、震える。そうしてめきめきとその組織が見るまに成長し、男の身長の何倍もある、大木刀へと變化する)
好き勝手やってくれたな…市民の皆サンに、土下座して謝れやぁぁぁああ!!
(円盤獣の上から、飛ぶ。そうして後頭部から尾っぽに向けて…赤黒く黒ずんだ大木刀にての大上段唐竹割り)
(木剋土。元より備える"喰らう"性質が、土を締め付け痩せ細させる陰の相剋を持って強まり黒曜石の魔獣を打ち据えた) --
総痍
2020-05-04 (月) 00:16:18
わっ…すいませーん!!(なんせ保健体育5点、野球のルールを最近知ったなんて言う非常識ぶりゆえ、マナー違反はしかたないのか…)
えっ……
伸びた!?
(センパイの奥の手。と思しきそれだが…木刀が伸びた?!やはりあの木刀自体が…)
ゴエエエ!シャアーーッ!シャ…ブギュッ!
(叩きつけられた巨大な木刀、直撃と同時に大円盤獣の脳天から一直線にみしりと亀裂が走り…)
(その亀裂に繋がる細かなヒビのひとつひとつが大樹が伸ばす根のネットワークのように全身に走った!
(こうして限界まで脆く、浸食され破壊しつくされた大円盤獣の遺骸は空中からの自由落下で完全に粉砕され…『無に還った。』)
センパイ!ナイ…す…(と、激闘を制したセンパイのもとにいけしゃあしゃあとやってくるメガネ!殴られても文句は言えねえぞ!という雰囲気だったが…)
なんか、ヤバそう…(結構派手な、文字通りの大『太刀』回りだったせいかサイレンの音や、人の気配が近づくのを感じ…)
…現地解散ってことで!(体よく逃げた!…のだが、実際いつまでもここに留まっているのは得策ではなさそうだ…)
(時刻もそろそろ夜明け前、少なくとも今日は黒い円盤の増援はないだろう。)
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2020-05-04 (月) 00:32:46
…ふう、相当やっかいだったな…。こいつは確かにヘビーだ…ってうぉい。
(力を失った円盤獣の体をクッションに、無事地上へ降り立てばなんかいい感じの顔のメガネ。びきっとこめかみに血管が。これは異能じゃない)
途中まではよかったがテメー…フレンドリーファイアたぁどういうことだ…?木刀燃えたらワンチャンヤバかったぞ…?
(びきびき。…としてたがそこに鳴り響くサイレンの音。慌てて縮んだ木刀を竹刀袋に仕舞って、びっ、とメガネを指差し)
覚えてろよテメー!?あとでぜってーココイチ全トッピング載せ10辛奢りだかんなーー!?
(などと叫んで、メガネとは別方向にダッシュで逃げていった。グッバイメガネ…囮に捕まってくれな…とかなんとか呟いて) --
総痍
2020-05-04 (月) 00:43:11
魔術、北方、支配
夜風、戦争、敵意
夜空、大地、不和
誘惑、黒耀石、美
予言。
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2020-04-25 (土) 23:27:19
稲穂県伊上市
関東地方の一中堅都市。
伊上北区、東西を貫く高速道路、深夜にもなれば昼間と比べだいぶ少なく車の通りもまばら
その中のひとつ、某運輸会社のトレーラーを転がしながらラジオを聞くドライバー。
何かが近づいてくる気配を察してバックミラーを確認すると…
「…?!…何だあ!?」
こんな仕事をしていると今までにも輪入道や首無しライダー、ターボ婆ァの旧車会だの、珍走団だのに煽られたこともあったおっさんだが、それは違った
何か高速で回転するものがこちらを追いかけてくる!トレーラーもかなりの速度が出ているにもかかわらず徐々に距離を詰められあわや激突といったところで…轟音!大惨事か!?
…しかしその姿は消えていた、音がした以上何かと何かが激突したのだろうが…何かが追跡者に激突したのか?ともあれ長居は無用だ、最寄りの伊上ICに向かってトレーラーは高速道路を走っていった…
ギャリギャリギャリギャリギャリ…
こちらはさっきまでトレーラーを追いかけていた謎の物体、その正体は…幾何学模様の掘り込まれた円盤だ!直径3〜4メートルほど、厚みは30センチくらい?
夜中でも道路照明に照らされて黒く怪しく輝く、金属でもなく、単なる石でもなく…磨かれたつやっぽい石のような光沢。
解ることは生物らしさを感じさせず勝手に動き回ること、横転した状態から回転して立ち上がり、自分を転ばせた相手に害意、敵意を向けたらしいことくらいか。
なんでこんなとこで転がってるのか知らないけど…
跨道橋から飛び降り、手にした鉄の棒にも見える無骨なカタナを思いっきり叩きつけて謎の円盤を横転させたのは…少年だ!
『今の俺は負ける気がしねえ』
って感じの恰好と、ボロ布をマフラーがわりにして顔を隠している。
何回だって止めてみせるっ!
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2020-04-25 (土) 23:33:49
紅の眼を見開き、迫りくる円盤を相手に手にしたカタナを構えて鍔迫り合い?というよりグラインダーで刃を研磨するような状態で高速回転する円盤を受け止める
円盤は舗装道路との接触で火花を散らし、受け止める少年もじりじりと押されていく…このまま高速道路で騒ぎを広げてはいけない、がっちり拮抗したパワー同士でこの円盤をここからどかすなら…
…『コウキゴンゲン』ッ!
叫ぶが早いか円盤が打ち上げられるようにして吹っ飛んでいく!少年の身体は炎を纏いゆらめく陽炎の中に
紅の鬼
のヴィジョンが重なる
このヴィジョンが少年の異能『コウキゴンゲン』であり、パワー抜群の拳を叩き込むことで円盤を高速道路の外に弾き飛ばしたのだ!
ウオオオォオォ!!
逃がすかッ!
自らの力を誇示するかのように雄叫びを上げる鬼を引きずるようにして少年は円盤を追う
インターチェンジに入る前、市街地の外側にある山林に上手く吹っ飛ばせたのは幸いだった…『何回でも』と言うだけあってパターンを構築しているのか
素早く追いつくと山林の木を数本なぎ倒して停止していた円盤を追いつめた少年と鬼だったが、円盤に変化が!
…!!
ギギギギギギギギ
円盤がその体に刻まれた幾何学模様に沿って分解し宙を舞う…かと思えば小分けになった状態で体当たり!
まるでナイフのような先端のある破片に別れて少年と鬼に迫るものの…
ハァァァァァッ!!
鬼のヴィジョンもその破片の数、速度、パワーを上回る数の拳で一つ一つ迎撃していく!周囲には円盤の破片が跳弾のように飛び散る
……まだなんかあるのか…?
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2020-04-25 (土) 23:37:31
いくら撃ち落としても一向にイヤな気配は消えない、この円盤にはまだ何か隠し玉がある…
警戒を緩めずに身構えていたところ案の定動き出す破片の集合体、宙に舞って円を描くように回転していくと…合体!
ギゴギギリギギギギギィィ…
今度は四足の獣、ネコ科の猛獣を思わせる形状に変化した円盤…円盤獣が縦横無尽に飛び掛かっては爪と牙で襲い離脱するヒットアウェイで攻め立てる!
円盤を構成する素材がこすれ合わさる音が獣の咆哮のようにも聞こえ、夜の山林にこだまする…この地形は四足高機動戦闘にうってつけである
だったらどうした…!!
勝利を確信したか、少年の首を狙った円盤獣の噛みつきが迫るが…閉じない、顎が閉じるどころか…逆向きの力をかけられて開放していく!
グルルル…ガァァァァッ!
狙う場所が分かれば捉えられぬ道理はない、鬼のヴィジョンの腕力は円盤獣の咬力を上回っている!
無に…還れ!!
お口をあーんと開いた所に炎を纏ったカタナ、『修刀ゼンキ』による突きを叩き込むことで円盤獣は爆発四散!
先ほど破片を弾き飛ばした時と違い破片ひとつひとつに火が燃え移り…夜の闇に溶けるように消えていった
文字通り跡形もなく『無に還った』円盤…少年と鬼の発する炎による攻撃で消滅したのだ
炎もまた異能の一部なのか『自由に燃やす対象を選べる』という都合のいいもので山林に燃え移り山火事の心配はないらしい
これで、四回目…おばあちゃ…イザヨイ様の予言通りなら、次のが…
ともあれ、ひとまずのエンドマークかと息を吐き…山林を照らす朝日を見て少年…出日陽牙はひとり呟くのだった。 --
2020-04-25 (土) 23:41:31
Last-modified: 2020-06-09 Tue 20:10:32 JST (1419d)