せっていをかきなぐってみようのコーナー Edit

  • ライブ感で変わったりするせっていを置く場所
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大陸の一部と周辺の島々から成る国家「ヒノモト」の地図、酒場の街はこの地図でいうと北西の方角にある

『ヒノモト』 Edit

黄昏の時代、冒険者の街から見てはるか南方〜東洋の島々と大陸の一部から成る国、シャーマンであり女系の王族『出日』(イズルビ)の者が代々統治してきた
黄金歴の時代から存在したものの、領地もいまよりはるかに小さく資源に乏しい弱小島国の域を出ず、取るに足らないとして周辺の国からも無視されがちな辺境
もともと神霊の類や妖怪などの多様な種族、そして人類の寄り合い所帯であり外部からの移民に対してもあまり抵抗はなかった
そこに当時隆盛を誇っていた巨大企業S.N.R.I.によって行われた南方のバナナ農園の整備や電化、鉄道の敷設などの近代化で急成長
当時のヒノモトの女王『出日天豊』(イズルビ・アマトヨ)とS.N.R.I.の創業者一族の御曹司『哮・J・ストレイフ』との婚姻で事実上その支配下におかれた
しかし黄昏歴初頭に起こった世壊大戦、大破壊とも呼ばれるジェノサイドの影響ですべてが破壊され滅亡したと思われた
だが、生き残りたちの必死の働きで大破壊からのルネッサンス…すなわち『黄昏歴以前の文化の復興・再現』を目指し、計画都市ならぬ『計画国家』として再建された
都市部インフラの数々の外見、建築様式は黄昏歴以前の失われた東洋系、南方系の建築のそれを踏襲しつつ
その建材、機能のレベルは黄昏歴1100年時点での世界最先端を自負するほど、黄昏以前の黄金期のルネサンスの賜物でもあり、故きを温ねて新しきを知るを実践している
中でも破壊された国土における龍脈の再配置、都市部の構成と風水の理論、魔術の専門家集団『ベルチアン』のもたらした『精霊炉』のメカニズムを応用し組み合わせたルネサンスの集大成
国土一体型エネルギー機関『八卦炉』の完成によって自国のエネルギー問題は解消されていると言ってもよい
山海の珍味が豊富で中でも特産品はバナナ。南方の農場でよく取れる、国民の主食は米とパンを押さえてバナナがトップである
またプレート密集地帯の島国ならではか温泉が多く泉質も豊富である。

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ヒノモトの街並み

『八卦炉』 Edit

国土が少なく、バナナによる食料自給と廃物利用以外あらゆる資源に乏しいヒノモトにとって輸入に頼らないエネルギー自給は悲願であった
ベルチアンからもたらされた精霊炉の原理でエネルギーを発生させ、風水の応用で龍脈自体の気をエネルギーの加速路兼、循環経路とする過不足のないエネルギー供給システムを構築する案が出た。
システム構築の目途は立ったが、肝心の『精霊炉にくべる燃料の働きをする資源』が国家全体に行きわたるほど用意できそうもない状態で計画は暗礁に乗り上げた
そこで目を付けられたのが『八百万の神々』と呼ばれ国中どこにでもいる精霊的な存在としての神々であった
ヒノモトに存在する神々の総数は八百万と称されるほどに豊富である、個々の力は小さくとも『用意された社に祀られるかわりに力を貸す』一種の賃貸契約を国全体の神々と国家ぐるみで行い
名のある神を祀った神社ならば大邸宅、複数の神を祀る神社ならばタワーマンション、民家の神棚ならば居候などに見立て賃貸する感覚で国内の至る場所に祭祀場を用意することで各地に極小のエネルギー供給施設を増やし
まだ発展途上の地域へはエネルギーが龍脈を通り優先的に供給され、その地域が発展すれば次の地域を…という具合に加速度的にその数を増していった
八卦炉とは特定の機関ひとつを指す名ではなく、国家全体をひとつの炉と見立てたうえでの呼び名なのだ。
気力、魔力の形で送られたエネルギーは各地で家庭用や業務用の魔導器を動かす原動力になったり、後述の龍脈道の駆動に使われたりする。

『龍脈道』(ドラグプレス) Edit

八卦炉のエネルギー流と龍脈路線を利用した交通機関、旧世紀の鉄道運用のノウハウを活かしたエコロジーな乗り物
鉄道よろしく先頭から前後に連結した長い車体を龍に見立てて龍脈道などと呼ばれる
通勤・快速・特急・超特急などに分かれての龍脈道はヒノモトの住民の欠かせぬ足になっている
都市エネルギーの循環経路として機能する龍脈はそのまま都市部から辺境までにくまなく張り巡らされているため
その流れに乗ることで駆動エネルギーを確保できる。国内各所に駅が設けられておりアクセスも運賃も手軽である
陸地はもちろん龍脈の流れに沿えば海中海上問わずの航行も可能であるためヒノモト諸島群では船舶に代わる交通手段ともなっている
運航スケジュールは正確無比で秒単位のズレも稀というのもエネルギー流量の安定や運行管理の賜物だ。

『龍脈騎翔』(ドラグライド) Edit

八卦炉から龍脈に流れる気の流れを読む感覚『Dセンス』を持った者たち『Dライダー』によって行われる
龍脈道をサーキットがわりにサーフィンのように流れる気に乗って、互いに激しく激突し相手より先にゴールにたどり着くことを目的にしたバトルレース
サーフボードがわりの龍脈騎板(ドラグボード)は龍脈道のメカニズムを応用したものでうまく乗りこなせばすさまじい速度を出すことができる
スリルを求めるヒノモトの若者たちはその競技に熱中し、龍脈騎翔に関する情報は若者文化の中心である
しかし龍脈をサーキットにするという行為の性質上、当然ながら走行中の龍脈道と接触事故を起こす危険性もあり、死傷者もかなりの数に上っている
安全な龍脈道の運行を妨げる行為であるため違法であり厳しく取り締まられているが、龍脈のネットワークが過密しより危険な都市部を中心に一向に止む気配がない
それどころか取り締まる側が必要に迫られて龍脈騎翔の技術を身に着ける必要があり、挙句の果てにその捕り物の動画中継は人気番組化していた
この矛盾した状況は社会問題化しているものの、一方で八卦炉による副産物である龍脈サーキットを活かすものであるとして安全性の確保を条件に合法化しようとする動きもあるようだ

『ヒノモトバナナ』 Edit

一般的なバナナとされるキャベンディッシュ種にそっくりな外見、主に南ヒノモト諸島の大バナナ農園で栽培されている
一見ごくありふれたバナナに見えるがこんな項目を用意する以上その実ごくありふれてはいない
甘く熟し美味な中身を食い終わり、残った皮などの廃棄物は繊維質からは衣服を生成し、バイオ燃料の材料ともなる
他にも自然生成され衛生的な各種感染症用のワクチンの経口摂取食としての利用などその可能性と有用性はかなりのものである
そこまでなら普通のバナナであるがここからが普通ではない、なんとほぼ野生の状態でも問題なく収穫可能なうえにその成長速度が尋常ではないのである
農園という名の隔離地域に隔離しておかなければ周囲の村や町に侵食し、住民100名前後の村落なら3日と経たずにバナナの海、通称「バ海」に沈めることができるほどで
そのバナナと格闘する農夫、通称「農耕士」はさながら侵略者を水際で食い止める戦士のようであるとして現地民の憧れと尊敬を集めているとか
バナナという恵みを与える和魂的な側面と、圧倒的な成長速度で人々の暮らしを奪う荒ぶる荒魂の側面を併せ持つ
この制御不能な自然の恵みと東洋的かつ陰陽論な関係を維持し1000年ほどヒノモトの民はバナナと共存してきたのである
一方で異常なまでの成長速度に関してはヒノモト以外の地域ではそもそも定着しなかったり成長スピードがすこぶる落ちることから
バナナ栽培に極めて適したヒノモトの環境のせいであるとも、バナナ自体がヒノモトの環境に適応した結果得た性質であるとも
はたまた現地民の言い伝えとしてはかの七曜の魔神の1柱ロヴジャジャの末裔の一種であるからとも言われているが定かではない
確かなのは文字通り「腐るほどある」このバナナがヒノモトの重要な資源であるということだ。

『日輪草』 Edit

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広大なバナナ農園がヒノモトの胃袋を支えるものならば、この日輪草はヒノモトの眼を楽しませる身近な花である
魔術師の集まりであるベルチアンが好んで栽培したものが国中に広がり、いまやどこでも見られるほどに広まった
日輪を追うその性質や、『日輪草』というその名がヒノモトの国花に相応しいと皆に愛されている。

『フシミ権現・地流』 Edit

黄金歴の終わり、ある神の伝えた流派『フシミ権現流』から分派した一派
三人の弟子たちによって『天流』、『地流』、『仁流』の三派に分かれた
中でも地流を伝承する一族は天流や仁流に比べ積極的に人界に関わっており
表向きは東洋の国家ヒノモトの巨大財閥『出日コンツェルン』として活動している。

『異魔呪』(イマージュ) Edit

異魔呪とは即ち「異なる世界から現世に生じる特に強力な魔性、呪いの総称」である
通常のモンスターと異なりこの世ならざるモノの御多分に漏れず物理的に滅する事が不可能
地流の鬼の放つ浄化の炎とその流れを組む高野山流の法師の術で「浄化」する必要がある
鬼と法師はその秘伝によって世界に蔓延る異魔呪を人知れず滅して回っている
天流と仁流は積極的ではないようだ。

『出日コンツェルン』 Edit

黄金歴に存在した企業『S.N.R.I.』の流れを汲む巨大財閥、黄昏歴初頭の大戦後の大規模な荒廃からの復興事業で財を成した
出日の血を引く者ははかつて「ヒノモト」の支配者であった出日一族の直系でもあり、実質名目ともにヒノモトの支配者として君臨している
そういった一族経営の財閥にありがちな問題点と脆弱性を『百輝衆』という多数の分家や、一族外部からも優秀な人材を募ることでカバーしている
これにより序列上位の家の出身であっても実力を認められなければ一定以上の地位に就くことはできず
また実力さえ認められれば序列下位の分家の出身でも、場合によっては外部からの人材であっても組織内の高い地位に就くことができる
その徹底ぶりは一族全体の『当主』までもが例外なくそのルールに従って選出されるほどである
しかしその実力を測る基準は『御三家』と呼ばれる最高位の分家と宗家の長老たちの意向によって決定される面が大きい
候補生にみな平等なチャンスがあるとされる当主の座も、結局は宗家の長男以外に明け渡されることはまずなく。
1100年の歴史の中でもほんの数回あるかないかという例外も、宗家に男子不在の際に序列上位の分家から順に最もふさわしい者を御三家の長老の意向で決定されるというものであり
つまるところ内外へ徹底した実力主義であるという姿勢を示し、優秀な人材を募るための体のいい方便で形骸化していることは周知の事実である
下位の分家衆や、そもそも実力を測られる権利すらない者たちからは出来レースと反発を受ける温床ともなっている。

『百輝衆』 Edit

出日の家を構成する一族で、序列下位から『六十四卦』、中位の『二十八宿』、上位の『四神』
そして最高位の『須紗』『弓月』、宗家の『出日』の三家からなる『御三家』で構成される
これら九十九の家と当主であるイズルビを加え『百』の『鬼』と成り異魔呪から人界を守護する、即ち真の名を『百鬼衆』である。

『四神』 Edit

東郷・西街道・南風原・泰北山の四家からなる上位の分家、それぞれヒノモトの管理運営と守護を受け持っており
東郷家は八卦炉と龍脈道の管理運営、西街道家は諸外国との貿易、外交
南風原家は南方諸島のバナナ農園をメインとした農耕、泰北山家は国境周辺の防衛業務
といった具合に分業制、「御三家」が最高意思決定機関であるなら現場の責任者が彼らである。

東郷家 Edit

高位の分家「四神」の中でもリーダー格とされるのが東郷家である
黄昏歴の初頭、国を亡くした流浪の民『ベルチアン』らとともにヒノモトの再開発ルネサンスに大きく貢献した事からいつしか実務担当のリーダーとなっていった
八卦炉や龍脈道の管理運営を任されるだけあって気の制御や風水、道術にかけては最も秀でており
フシミ地流のルーツ、フシミ権現流の始祖と並び立つ古龍の神格である金雷公「碧龍王君」とその伴侶「月華仙人」の血を引くとも言われている
数少ない水中を克服した鬼の一族で、鬼化すれば龍の特徴を色濃く残した碧い鬼の姿を取る
竜の膂力と召雷の法力、剣術を用いて戦う正統派の剣士然としたスタイルである
四神のリーダーという立場からか代々規律を重んじ少々融通の利かない面が目立つもののお人よしぶりが隠せないといったところ
だが龍のご多聞に漏れず酒豪と精力絶倫で鳴らし西街道家と並ぶ最大派閥の一つでもある
ライバル関係である西街道家とは建国以来の腐れ縁である。

西街道家 Edit

西街道家は一般に獣人と呼ばれる亜人、特にネコ科の血を色濃く残した人々で構成される一族
西ヒノモトなまりの喋りと褐色の肌、虎柄の縞を持つ毛皮がトレードマーク
招き猫よろしく金運を司るとされ商いに秀でており、諸外国との貿易から外交まで一手に引き受ける国際派、異文化コミュニケーションっちゅうやっちゃな
地流の始祖「哮鬼権現」の兄貴分であり「剣聖」「破壊王」とも称された美縞公「虎聖帝君」の血を引くとされ
また英雄色を好むの例に漏れず精力絶倫であり分家を含めた人口数では東郷家に並び地流の最大派閥を形成するほどの子だくさんでもある
ただし「竜王を超えし者」とも称された祖の血を誇るあまり「龍」を象徴とする東郷家とは長年犬猿の仲、もとい龍虎の仲である
『雷駕』と称される当主の変ずる鬼の名も雷を呼ぶ東郷家との張り合いの中生まれたモノである

南風原家 Edit

南ヒノモトの諸島群にある農園はヒノモト建国以前からそこに住む現住民のナマモノたちが農作業に従事し
狂暴化したバナナと戦う対バナナ決死隊通称『農耕士』としての鬼や法師たちによって運営されている、その大農園を管理するのが南風原家である
南風原家は「生ける伝説」「鷹の眼」と呼ばれる黄金歴末期の「人間の」冒険者の血を引くとされ当初は一族の中でも目立つ存在ではなかった
どういった突然変異かは不明だが、黄昏歴の初頭に宗家当主の証である「赤い鬼」の姿を有し飛行能力をも兼ね備えた者が誕生し一時は最も宗家当主に近いとされた
しかし彼もしくは彼女は「男子でも女子でもない」存在として生を受け、不死鳥よろしく死と再生を繰り返す自己完結した生物モドキである事が明らかになり事態は一変する
両性具有であるのに「男子のみにしか発現しない」はずの鬼の力を有し「不死」である、当主の条件どころか鬼という存在の定義をも脅かす存在、即ち宗家の当主に非ずの烙印を押されたのである
建前は前述の通りだがとどのつまり一度宗家の当主の座に就けば「代替わりし得ない」ため当主の座を独占されることを恐れた御三家によって高位の分家の座を与えられたのだった
ただの人間に限りなく近い血が「不死性」を発現することは黄金歴時代の冒険者が「死亡引退」「死亡復帰」といった信じ難い事を日常的に行っていたとされることと関連があるのでは?という説も出たが真相はいまだに明らかになってはいない
こうして南風原家の初代にして唯一の当主となった彼もしくは彼女はといえば南国でのんびりバナナを育てる生活に不満はないようである

泰北山家 Edit

国境の警備を主に担当する一族で、甲殻と複眼を持つ昆虫人と亀甲と鱗を持つ亀人との混血という混血の妙を思わせる身体が特徴、
成人男性で平均身長が2〜3メートル超とヒューマノイドとしてはかなりの大柄、
その威容は門番として申し分なく、昆虫人としての飛翔能力と見た目以上の俊敏さを併せ持つ…いわゆるNINJAとしての技能を持っている
ふだんはサングラスやメガネなどで複眼を隠すことが多くオシャレなグラスを用意するのが一族の嗜みである
ベルチアン同様外部から流れて来た民であり、はるか西方の昆虫たちの国「インセクピア」ことメルキアの森出身のエルダービートルナイトとなぜかそこにいた亀女の血を引くとされ
森の中に住まううち自らのルーツの一つである海を見たいという衝動に突き動かされ国を出た一派の子孫が泰北山家である

メルキア忍法 Edit

もともとメルキアの大森林の出身であった泰北山家の祖先は森林、ひいては障害物の多い不整地での隠密高速戦闘を得意としていた
そのスキルと東方の神秘「忍法」を融合させたのがメルキア忍法である
双刀 サイ ヌンチャク、棒の四種の近接武器戦闘とスリケン術、各種カラクリ武装による戦術の多彩さに加え
属に「言ったもの勝ち」とさえ言われる道術、法術由来の「NINーJITU」を合わせた攻防一体の戦法
「地平線の見える大平原」のような大きく開けた地形の少ない、こまごまとした島国のヒノモトにあっては侵攻にも防衛にもってこいのスキルである

『イズルビ』という血 Edit

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初代地流宗家『哮鬼権現』(コウキゴンゲン)の力を宿した鬼の姿

フシミ権現・地流に伝わる奥義にして当主の証となる紅鬼の姿『哮鬼のイズルビ』
遺物・技術の類に依存するものでなく、完全なる遺伝による体質であるためたとえ当主の直系であっても発現するとは限らない
そのため宗家の『出日』に加え分家の筆頭の『弓月』、それに次ぐ『諏紗』の三家の者同士により血を絶やさぬよう繋いできた。
『諏紗』以下の序列の分家も多数あるが、分家の序列は過去のイズルビの発現率の序列でもあるのでそれらの分家との当主の婚姻、ましてや外部の血が入ることは忌避される
これらの事情から通常どの分家も少なくとも当主1代につき10人以上の子を為す事が通例となっており、何としてもイズルビの血を絶やさぬために躍起になっているようだ。
その一族は基本ほぼ人間、といっても金属質の骨格や鬼の爪、牙、蛇髪、龍殻…などといった亜人の特徴を残した者も少なくはない。
だが世代が進むにつれその血も徐々に薄くなり、現在イズルビとしての資格のある姿に発現する確率は約250億分の1(当社比)
ただし、地流の開祖は非常に好色だったため現在世界中にイズルビを発現させる因子が散逸しており、
過去に開祖と血縁関係のあった者の子孫ならば理論上は誰でも因子を持ち発現確率もゼロではないという。
『出日コンツェルン』の児童育成援助プログラムはそういったイズルビの因子を探す側面もある
従来通りの御三家のシステムを通したい長老連中からは、外部の血による発現は受けが悪い
その反面、御三家の長老たちによるコンツェルン全体の実権掌握に反感を抱いていた序列下位の分家や若い世代、外部からの受けはよいようだ
ちなみに、女性の発現確率はゼロである。
ただし潜在的に因子は受け継がれているので、因子を持つ女性が男児を出産すればその限りではない
男性の場合でも本人に発現せずとも、子孫に発現する場合がある。

『鬼』 Edit

当主の『哮鬼のイズルビ』をはじめ一族には各分家に最低一人以上の『鬼』がいる
鬼の力と神の闘法を用いて鬼神となり、異魔呪と闘い人々を守ることが地流の本来の目的である。
好色な開祖によって様々な種族と鬼の血との混血が行われた結果、子孫の鬼たちは体色の差異、角の本数、翼や鱗、尻尾や体毛の有無等々…
およそ同種の存在とは思えないほど多種多様な形態を見せる、さらにその子孫たちが異種と交配することによって形態は千変万化していった。
共通しているのは人類と似た姿の通常体から鬼の身体へと肉体を転ずること
非常に大食漢で常人の数倍〜数十倍もの量を食べること、各種状態異常や異常環境には強い耐性を持つこと
創傷や骨折などは時間経過で完治し、最悪の場合手足が切断されるなどしても組み合わせれば修復できること
鬼に転じた際の身体は無貌の面と屈強な肉体、硬質の外殻を有する人型であること
鬼の血が発現するのは「男子のみ」であり1100年の歴史の中でも例外は皆無であることである。
反面その強固な骨格と外殻の重量によって水に浮かばず、足が付かないかぎりは水中での活動が不能であること
再生能力に関しては頭部や心臓を破壊されるなどの即死であれば無意味な事、長時間鬼の姿のままでいると戦闘生物としての本能からくる破壊衝動に飲まれること
が弱点であるが、混血相手の組み合わせによってその弱点を解消した例外は一部に存在する。
発現は遺伝によるもので技術や遺物によるものでなく、次代に力が遺伝せず鬼となる男子や鬼の血を引く女子が少ない、または不在となった分家は序列の最下位に貶められることもある
ちなみに女子であっても鬼の血は隔世的に受け継がれており、血を受け継ぐ女子が男子を出産することで遺伝することも可能
また鬼に共通する要素が見られぬ者でも亜人種として強力な個体は男女問わず生まれている、だがそれが鬼でないものと鬼との格差として新たな問題を呼ぶこともある。

鬼でない者『ツナキ』 Edit

鬼に共通する特徴を発現しない男子、すべての女子、これらは分家宗家の区別なく当主の座に就くことはできない
しかし女子は鬼の因子を持ってさえいれば鬼となる男子を産む事で務めを果たす者として重要視されており
『より強力な種族との混血を望める』とされ強力な亜人であることがむしろ望ましく
御三家の最長老の三名はみな混血の果てに強大な力と未だ尽きぬ寿命を有して生まれた亜人の女性でかつ、歴代宗家当主のうちの何名かを自ら孕み産んだ実績もある者のみで構成されている程である。
それに比べ鬼の力が発現しない男子への差別意識は強く、鬼に非ずのツナキ(角無き鬼)と呼ばれ差別されがちである
家に留まっていても家名を貶め他家と要らぬ衝突を招くとして修行の名目で『御山』へと追放されることが多い
御山での修行で法師として頭角を現す者もいれば修行について行けず脱落していく者もいる。

『御山』 Edit

百輝衆の鬼たちをサポートする高野山流法術の『法師』たちの総本山、ヒノモトのどこかにあるということ以外詳しい所在は知られていないが深山幽谷に拓かれた修行地だという
肉体的精神的に過酷な修行で知られており修行に耐えられず逃げだす者が後を絶たないが、一通り修練を積んだものは屈強な法師として生まれ変わる
一般的な法師のイメージからはかけ離れた荒々しい集団であるため法師というより僧兵、もっといえば山賊扱いされることも珍しくない
座主である高野山一族も元は百輝衆のうちの一家であったが、個々の本来の実力以上に鬼の血の発現を重視する一族同志の権力争いとツナキへの差別に嫌気がさし地流より分派
現在の形になったのが黄昏500年代のことで分派当時は地流とのいざこざが絶えなかったという
この役割を担うことになったのはひとえにツナキや、一族の政略交配に利用される女子の『駆け込み寺』であり法師という道を示すためであるというのが御山の理念である
…が、その理念と過酷な修行に付いてこれるかどうかは本人の資質であるのでそれ以上は面倒を見ないという最後通告の役割もある
一族以外の者でも法師修行をしたいという者にも特に禁制はなく門戸は開かれており、他流派との合同修行…という名の武者修行や道場破り、試合も熱烈歓迎!
として積極的に行っているようだ。


Last-modified: 2019-01-22 Tue 21:30:17 JST (147d)