ベルチア、レオスタン、バッドランド以外の地域
- 当然ながら他所様のところは記載してません
- 英雄奇譚収録
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※ 下線 は、他のこやすさんの設定・人物です
北方辺境・フィニー地方 †
フィーニヌイ †
250年頃にノースフィニー、ウエストフィニー、サウスフィニー、小フィニーといった姉妹国と数世紀ぶり統合され、国号をフィーニヌイに改める
(※ヴァンパイアの脅威が消滅したことにより、ある種の抑止力が無くなったため周辺国への対応策として)
(フィーニヌイとなっても防衛力や資源に乏しい小国であることに変りは無い)
旧・ノースフィニー侯国 †
芋の品種メークインの別名、フィニーズヴィクトリーより命名。略記:北扶
黄金暦になる前から数百年間、ヴァンパイアの被害に苛まれている
領土のほとんどを凍土と針葉樹林、山脈が占める北方辺境の小国
狼や、雪の長蟲(フロストワーム)が数多く生息し、冒険者や旅行者が訪れるのは稀
かつては、真祖(ヴァンパイアロード)たちに生け贄を要求され続けていたためか、
無気力で諦観した住人が多く、物事を非常に長期的な視野で捉える気風の土地柄
金鉱が多く、交易により必要なものを手に入れられることも相まって
文化は停滞気味
(……の割に、女性の伝統的衣装が、胸元を大きく開けるなど性的アピールが強めのデザイン)
ちなみに
ノースフィニーが擁する「白夜騎士団」は、形骸化して久しく、大した武力を持っていないので周辺諸国にとっては問題にならなかった
しかし強力な真祖とその手下たちを恐れて、近隣諸侯からの侵略を受けなかったという側面がある
つまり、3真祖がすべて滅びたとき(リグルト・アイレルに滅ぼされるなどして、黄金暦200年には残り1人になっている)、
最も脅威となるのは、近隣諸侯である可能性が高い
領主(国王)は世襲制、合成人間が造られる「フィニーの古城」は領主の居城ではなく、別邸や研究施設のような扱い
フィニーの古城 †
「リシリ」も芋の品種から命名
領主であるノースフィニー侯爵の居城ではなく、別邸のようなもの
古語でリシリの古城、新語ではフィニーの古城という
ここでは合成人間を製造する秘術と、強力な武器が、代々受け継がれている
合成人間(キメラ) †
1期シノンデル企画にマーシャ・シノンデルを投入 その際の設定を追加修正したもの
2つ以上の生物の特性を併せ持つ、母ならざる者から生まれた人工生命体
外見は美しい人間の少女。しかし血液が赤紫色で、人に無い器官(例えば補助心臓や強化肺など)がある
その実態は魔術でなく、高度な遺伝子操作技術と思われる
(実は他ならぬヴァンパイアの特性を抽出して造られた。毒をもって毒を制する設計思想)
真祖(ヴァンパイアロード)たちを滅ぼすため様々な能力を付加されるが、結果は芳しくない
寿命は140年前後と長く、20代〜30代で経年変化が止まり、老衰死を迎える際、砂のように崩れ去る
つまり120年近く若い姿のまま
吸血鬼が概ね若い娘の生血を好むことから、彼らの食欲をそそるためこのような技術が用いられる
(もっとも、彼女達の血には、吸血鬼を殺すための毒が溶け込んでおり、これは常人が摂取するのも危険)
ごく稀に男性のキメラも作られることも
歴史は古く、その製法は黄金暦以前の物。フィニーの古城内に製造室がある
領主一族が統治権と共にこれを独占、これまで秘中の秘として外部には漏洩していなかったが、
何らかのルートで梟府(現・レオスタン連邦アルケミー州)に、かなりの分量が流出したという
(ノースフィニー製合成人間を「I型人為新生物」、アルケミー製合成人間を「II型人為新生物」と呼ぶ)
ちなみに量産キメラとも契ることは可能だが、子を宿すことはできない
マーシャは高級な一品物なので精巧な子宮を持ち、2世を成すこともできた
3真祖 †
真祖とは、公式に生息する最強レベルの討伐対象「ヴァンパイアロード」のこと
大熊を縊り殺せる筋力、デーモンを凌ぐ魔力を持ち、首を刎ねても死なないため、並みの冒険者では全く歯が立たない
そんな怪物がノースフィニー侯国に古くから3人も棲み付き、住民の脅威であり続けている
ただし、フィニー地方のヴァンパイアは、ほぼ全員、太陽の光を浴びると肉体が焼け爛れ、
その火傷が酷くなると滅び去る。彼ら3人も例に漏れない
矍鑠とした老紳士。頭髪はなく、長躯に尖った耳、
窪んだ眼窩に冷酷な光を宿す瞳、氷のような青白い肌に生気は感じられない
呪文の詠唱をすることも無く、瞬きひとつで『絶対零度の』クラスの氷魔術を行使し、
「ソウルフリーズ」で魂まで氷漬けにされた者や、「アイスジャベリン」に貫かれ絶命した者は、数え切れない
一年中、雪と氷に覆われた暗き峡谷に居を構え(峡谷の館・闇の館などと称される)、
勇敢な戦士の血と、王侯貴族などの高貴な血を好んで啜る
忘れられし伝説と、館が崩壊するほどの戦いを繰り広げて深手を負ったが、結局勝負がつかないまま日の出を迎えた
以後の動静は不明
ダークブルネットの髪を持つ目鼻立ちの良い女で
最も古くからこの地にいるらしく、グラナダと同い年か、それ以上。奸智に長け、淫蕩に耽る癖があった
戦闘においては、3人の真祖の中で最も素早く、その速度は常人には知覚できない
巨大な剣を小枝のように振るい、目にも停まらぬ速さで、堅牢な装甲ごと相手を両断する「雷速剣」を自在に操る
特に若い男の血を好み、氷湖のほとりにある館に、数多くのヴァンパイアと巨大な怪物を従えて棲む
忘れられし伝説に滅ぼされたのは彼女と、その配下全てである
難を逃れた瓜二つの妹ニッキがいる
銀髪と燃えるような真紅の瞳を持つ美男だといわれたり、
目の無い創だらけの巨人の姿をしていた、いや黒い翼の堕天使だ、といわれたり……はっきりしない
大森林の奥地にある館に棲んでいるが、留守にしていることが多く、謎が多い
禁忌とされた危険な魔術を後先考えず行使するなど、少々思慮に欠けるところがある若いヴァンパイアロード
妖精の血や、無垢な子供の血を好み、神出鬼没
烙印の突剣(ソウルブランド) †
「ソウルブランド」と呼ばれるレイピアで、フィニーの古城にて厳重に保管されている神剣・聖剣の類
首を刎ねても死なない吸血鬼の 生命活動の源、魂そのものを深く傷つけることができる武器
また傷つけた相手の魂を吸い、より攻撃力が増すという
黄金暦元年に、エウレカ侯国の鍛冶屋が鍛えた という言い伝えがある
レイピアだけでなく、ロングソードなども存在したらしいが、レイピア以外の所在は判明していない
別の可能性。並行世界では、レギと巡り会わなかった孤独なマーシャが『剣聖』にまで登り詰め、
この武器を用いて3真祖を全滅させている(ここではマーシャ自身も落命)
スティナ家に嫁いだマーシャとその娘イーリス †
設定シェア・2世を契った関係
マーシャ・F・スティナ(G.E.81−222) イーリス・F・スティナ(G.E.138−)
レギ・スティナとは、合成人間マーシャを娶り、2子を生ませた狼の獣人
かつて裏社会に生きた冒険者で すでに老齢に達しているが、なお健在。医術も会得している
強靭な生命力を持つ個体であり、2人の子、リヒターとイーリスも、その特性を受け継ぐ
フィニーの古城では、人狼は吸血鬼の天敵という伝説もあり、
2人の子がノースフィニーにとってよい結果をもたらすであろうと考えたため、
かつて瀕死になったマーシャを、希少な一品物だったにもかかわらず、回収・再利用するようなことはしなかったという
(古城ではこれを機に、合成人間の生殖による強化についての研究が進む)
もっとも、幾度か他の合成人間(キメラ)を送り、彼ら一家の監視に当てたことがある
ちなみに
レギの知己であるオートマタたち(寸銅巨大ロボ軍団)は
冗談の様な外観に 高い戦闘能力を備えており、
これには古城の面々も 思わず紅茶噴いて驚かされたらしい
忘れられし伝説(夜明けの騎士) †
設定シェア・イベント
生ける伝説 リグルト・アイレルを指す
黄金暦165年7月、彼がこの地を訪れたことにより
真祖3名のうち、エヴァが滅んで塵に還り、グラナダが深手を負って息を潜めることになる
(残りの1名、ラファエルは姿を現さなかった)
エヴァとグラナダの討伐後、領主から白夜騎士団の団長に推挙されたものの、これを辞退
166年冬にはノースフィニーを後にし、酒場のある街に帰国している
領主・領民たちは、そんな彼を「仲間からも忘れ去られし哀しき伝説」……ではなく
夜明けの騎士と呼び 讃えた
ヘンミライト家 †
白夜騎士団とは別組織、ノースフィニーの首都防衛を任とする衛兵たちの「千人長」に就いていた家柄
200年頃、同家のスピネルが夜明けの騎士の推挙で、戦闘スキルを磨くために出立、酒場の街へ向かった
「ヴァンパイアの呪いを楽しんで」 †
設定シェア・イベント
ヴァンパイアキング ニッキ(生年不詳−G.E.207.8)
真祖エヴァの妹ニッキ(あるいはニッキーとも)が、夢幻の中で夜明けの騎士に言い放った台詞
帰国途中だった彼に、いつの間にか彼女は 心を侵す呪法「サイコブラスト」をかけた
ニッキは、容姿が姉エヴァと瓜二つ。ヴァンパイアキング(女性なのでここではクイーンと呼称しておく)に分類される闇の眷属で、年齢不明
筋力や速さはヴァンパイアロードであった姉には及ばないが、その魔力は勝るとも劣らず、復元能力もほぼ同等
筋力に魔力を上乗せして放つ攻撃は重機のような馬力を持ち、
徐々に相手の精神を侵蝕し、幻覚を見せて廃人化、やがて死に至らしめる「サイコブラスト」は強力
吸血甲虫の大群を突撃させる呪文「インセクトプラーグVN」や
魔力を破壊力に転換して前方に放つ「暗黒風」の、瞬間的殺傷力も非常に高い
心の弱い者は彼女を正視しただけで、精神や肉体に異常をきたす
フィニー地方の吸血鬼にしては珍しく、太陽光を浴びても肉体が爛れたりしない(ただし能力は激減する)
姉を滅ぼした夜明けの騎士に、歪んだ愛憎を抱き、
彼に敵わないまでも「悪戯」を仕掛けることが無上の愉悦
後に、彼と奇妙な関係を結び、しばらくは大人しくしていたようだが・・・
もっとも、基本的に汎人類社会とは敵対関係にあり、討伐対象であることは間違いない
182年秋頃。レオスタン連邦ナジャ州の至宝サンブレードと引き換えに、赤い狩人・カウェントを排除する役目を請け負った
当然、夜明けの騎士には内密
スラム街にて、一般人にも被害を及ぼす邪悪さを見せるも、魔力の源である心臓に傷を負って、撤退
184年にはカウェントと再戦するが、今度は体を縦に一刀両断されて、深刻なダメージを負う
滅びてはいないらしいが、その後の行方は杳として知れない
207年初夏、再びカウェントの前に出現(この頃、彼はレベル200超え『英雄』クラスの冒険者になっている)。
激しい攻防の末、暗黒風の出がかりを潰され、逆流した魔力でその力の半分以上を削がれ、
十字に斬り裂かれて遂に消滅
ここに、エヴァ、ニッキのヴァンパイア姉妹は潰えた
吸血魔剣ウェットブラッド †
太古の昔。血塗られた歴史を持つ貴族が、夥しい量の血を用いた呪法により精製したとされる剣
刀身に付着した血を生命力に転化し、装備者の傷を癒すブラッドソードの一種なので
アンデッドやイモータルを斬りつけると 刀身から己の生命力が逆流し、装備者自身がダメージを受けてしまう
巨人族(ジャイアント)に対して絶大な威力を誇る、という隠れた機能もある
世界に数本存在し、かつてヴァンパイアに吸血されて、しもべとなった人間の収集家が 1つ所持
エウレカ侯国 †
アーリーエウレカ=男爵芋
略記:慧侯国、慧国
キノ・コーガ男爵(G.E.59−没年不詳,右の女性はフィルメオ・パンジャ)
表向き忠実な騎士ではあるが、やや歪んだ嗜好の持ち主であったため
若い頃、エウレカ侯国から追放刑を受けた背徳の騎士
『再殺者』の称号を持つ『剣豪』
酒場の街にて、4代目の黄金騎士団長を務め
騎士団を辞した後は、コーガ領と呼ばれる小さな領土を治めた
実子のひとりにベリタス
遠縁にリジット、マチルダがいる
彼らの強さをみるに、コーガの系譜は、非常に優秀な近接戦士を輩出する家系
かつて名打ての鍛冶師だった男 †
酔っ払いのおっさん
西方 †
エルフィンプライム †
酒場から西に14日ほど行ったところにある「霧深き森」に囲まれたダークエルフの里
バッドランドにも近い
森には ドラゴンゾンビ*1やグールといったアンデッドモンスターや、森の長蟲が徘徊している
しかし魔力を帯びた道標を辿っていけば、比較的安全に辿り着けるはず
里では性に対し大らかな気風があり、多夫多妻や、混浴、夜這いの風習がある
(ただし出生率は極端に低く、子供の数は少ない)
「元老院」が政を司り、「護民官」が外敵から民を護る任に就く
もっとも侵攻して来る勢力もここ数百年はなく、静かな田舎街といった風情
森の怪物たちも、結界が張ってある里には侵入できない
僻地にあるが、排他的閉鎖社会ではなく観光や交易が盛ん
ここのダークエルフたちは、長命種が陥りがちな驕り「他種族、特に人間をはじめとした短命種を劣るものと軽視する」ことがない
またその大多数は、古い物語の一節に出てくる「魂の循環(リンカネーション)」の概念を信じている
名物は「エルフ蕎麦」とよばれる山菜などをふんだんに使った麺類
酒場周辺域と異なり、大浴場で豪快に泳ぐのもマナー違反にはならない
ニナ †
炎→溶岩→大地、という連想から「地」の魔術師と設定。学園企画用、レア称号『蛇皮剥ぎの』獲得記念キャラ
ニナ・メークイン(G.E.93−)
最初期〜中期のゴルロア学園にてX科(特別科)教員を勤めたダークエルフ
霧深き森・エルフィンプライム元老院のメンバーでもある。長耳族(エルフ)にしては珍しく小柄
44年の長きにわたって捜索依頼を請け続け、
『ハーブマスター』『蛇皮剥ぎ』『小悪魔キラー』『埋葬者』などの希少な称号を持つ
『紅蓮の魔人』でもあるため、地と炎の術に長け、死者にかりそめの命を与えるネクロマンシーにも精通
階位は大魔導師(グランドメイガス)
街の近隣、浮島の塔に居を構え、今でも魔術と植物の研究を続けているという
酒場近隣地方 †
フランス語で「じゃが芋」を表すポム・ド・テールより命名 |
ジニー・ベイク&レヴ・ベイク
地図から消えた村 †
ジーン・ベイクが住んでいた村。魔物の襲撃によりすでに地図上には存在しない
ブラックストーン †
暦が黄金に変わる以前、この地に栄えた古代帝国の遺産
非常に堅牢、かつ羽毛のように軽い人工の鉱石であり、硯のような黒色をしている
これを削りだして武器にしたものを、その形状を問わず「ブラックストーン」と呼ぶ
魔剣や聖剣といった類の代物ではなく、軽くて女子供にも扱いやすい、という素材
そのため重量で叩き斬るといった用法には向かないが、非常に鋭い斬れ味を有する
かつては量産されていたものの、製法が今日に伝わっておらず宝箱などから入手する他ない
コーガ領 †
黄金歴113年12月に 黄金騎士団団長の任を退いた銀草騎士が、
とある高貴な御方から男爵位を得て治めた小国
酒場の街から、たぶん北東にかなり行ったところにある開拓地で、
建国100年以上を経た今でも人口はそれほど多くない
山間部、高地にあるいくつかの集落から成る
この領地のことを灰鷲領または銀草領と称し、領主は代々 灰鷲侯や灰鷲伯などと称される
主要産業は林業、鉱業、製鉄、狩猟
領民は人間が大半を占め、識字率は7割ほど
課税は低め、交易や産業についての規制や福祉は最小限だが、領内の治安は高水準
時折、近隣地域と小競り合いが発生するものの、それなりに安定している
灰鷲騎士団 †
厳しい軍規と、苛烈な戦い振り、奇襲の巧みさで知られる精強な騎士団
その名は、初代領主が黄金騎士団・灰鷲隊に所属していたことに由来する
外敵やモンスターから領地領民を防衛し、領内において警察権の行使を担う
実戦とサバイバル能力が重視され、武器を選ばず、常に周囲の状況を利用する柔軟な資質を要求される
灰鷲の紋章入りの甲冑は、領民にとって安全と秩序の象徴である
灰鷲騎士団の兵装 †
重装備であったり軽装であったり。基本は状況に合わせて選択する
灰鷲騎士たちの甲冑は、重さを分散させて装着者の動作を極力妨げず、衝撃を和らげる構造を持つ高度な鍛冶技術の賜物
継ぎ目や露出した肌を狙いでもしない限り、たとえ銃弾でも易々と徹したりはしない
近接武器、射撃武器を中心に、1人あたり複数の得物を扱う
暗所での戦闘に絶大な効力を発揮する「無無剣」の使い手が多数いる
(視覚に頼らず、気配や音、匂い…空気の流れ等をもって相手の動静を把握する戦闘技術。剣だけでなく、槍、斧、鈍器、射撃にも応用可能)
魔法武器(魔導器)については……防護呪文や補助呪文の使い手はいるが、派手で強力な攻撃呪文の使い手はほとんどいない
ベリタスの機巧剣(インヴァリデーション) †
ベリタス・シノンデル(G.E.117−144)
「無価値にするもの」を意味する機巧剣。コーガ男爵の実子ベリタス(ラテン語で「真実」の意)が所持していた
ベリタス、バッドランドのスカーフェイス、などは通り名であり、実際の名はフェルム・コーガ(フェルムは、ラテン語で「鉄」)
空間に亀裂を走らせる機能を持ち、現在では灰鷲騎士団の武器庫にて保管されている
彼はこれを愛刀とし、生前はシノンデル・バッドランド支部の内偵や、娼館の用心棒になっていたが、冒険中に戦死
享年27歳。剣術は父を超える『ソードマスター』の業前であった
銀草の剣 †
かつて初代領主が佩びていたという『高級なロングソード』
視覚に頼らずに相手を叩き斬る「無無剣」と共に、「灰鷲騎士団」に伝わっている
南方 †
南方諸島 †
ダイアモンドレイク湖畔 †
マチルダ・マリスバード(G.E.131−)
湖畔に風光明媚な観光都市あり
元大監獄看守・マチルダ生誕地
執政府の衛兵(ガード)として務めていたが、酒場の街近隣の大監獄へ長期研修に赴くことになる
彼女は『蟻潰しの』『剛槍』の腕前を持つ槍の達人で、
冒険者引退後にティーグ・フォン・ゼークトと結婚。2子を儲けたといわれる
もっとも、引退後の動静はいまひとつ分かっていない
彼女の叔父・リジットが興した、ヴァレ水産加工会社(VFPC)の本社もここにある
彼の槍術は究極『神槍』の域に達しており、同じ槍使いである姪のマチルダからは目標とされているという
なお、リジットとマチルダはコーガ男爵の遠縁にあたる
東方 †
日出国 †
wikiでもたまに見かける名称だが、同じ国かどうかは定かでない
コンセプトは「GAIJINから見た何かちょっと違うコレジャナイNIPPON」
霧島藩 †
霧島 鋼(G.E.110−)
サムライマスターとよばれる武の達人で、霧島藩藩主
霧島 陽子(G.E.119−144)
北西の魔導王国へ移り住んだ一族
立花忍群 †
- ニンジャマスター
- 立花 海(カイ)
- 立花 焔(ホムラ)
- 立花 那由多(ナユタ)
- 日本刀「鶺鴒(セキレイ)」
- 日本刀「火光(カギロイ)」
- 日本刀「千石(センゴク)」
- ヒヒイロカネの鎚「オオナマズ」
補足 †
不斬教 †
多神教なのか一神教なのか、あまり細かいことは考えてない
D&Dで「クレリックは刃物を持てない」というフレーズから取っただけだという
刃物を用いた殺生を禁ずる戒律を有する、一部地域でそれなりに広まっている宗教
(フザン、あるいはフジャンと読む ただし「撲殺」は許されているし、女犯や飲酒も禁忌ではない)
学園X科生にして黄金騎士団に所属していたテラ・ペントランドの縁者
レネ・ペントランド枢機卿が高僧の1人に数えられる(実質最高位と捉えてもらってよい)
マンドラゴラ †
引き抜かれると「即死」や「気絶」などの効果がある「金切り声」をあげる根菜
世界各地に自生しており、薬の材料になったり、マンドラゴラ自体が冒険者として冒険に赴いたりする
その生態や効能は、種類や生育地によって大きく異なる
例えば、北方辺境「ノースフィニー」のものは
人型生物の姿を模倣する性質があり、欠片からでも再生する強力な循環再生サイクルを持つ
西方の荒野「バッドランド」のものは
非常に効果の高い傷薬になるが、個体数が非常に少なく、金切り声の殺傷力も高い
プレマ・リン・マーベロン教諭によるマンドラゴラの鉢植え