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エイダ関係 Edit

飛空艇《キング・スチーム》 Edit

解析機関搭載型高速飛空艇
《キング・スチーム》
エイダの祖父が構想・設計し、建造していたものをエイダが引き継ぎ、完成させたもの。その名の通り、解析機関を搭載した高速飛空艇である。エイダの祖父が、解析機関によって空を飛ぶこともできると証明するためのものだった。
解析機関を搭載しており、解析機関によって制動する。操縦席には舵などのほか、機関パンチカードを入れるスロットがあり、そこに機関カードを挿し込むことにより、解析機関に命令を送り、飛空艇を操作することができる。
カードの組み合わせによって、無限の可能性を秘めた飛行を可能とする。操作は簡単に見えて、技術を要する。
エイダは自分で機関パンチカードを作り、様々な特殊な動きを飛空艇にさせている。本来は軍事目的の期待ではないが、一応武器なども搭載している。
……以上の他にもさまざまな力を備える。解析機関を真に使いこなせた際に、それは発揮される。名前は祖父の称号である《蒸気王》より。
機関ソードエイダが空挺騎士団任務のときに持っている大きめの剣。摸造刀のようなもので、鈍器としては使えるが、切り裂くようなことはできない。
武器としては飾りだが、刀身にはいくつもパンチカードのように穴が開いている。この剣こそ、まさにパンチカードなのである。
これを操縦席の前の専用の台座に差し込むことによって、《解析機関》が起動し、飛空艇は発信することが出来るのだ。他にも、ある特殊な攻撃・飛行を行う際にもこの機関パンチソードは必要になる。

部活動《空挺騎士団》−エア・ナイツ− Edit

空挺騎士団(エア・ナイツ)行動理念は「良き青空を守る」ということ。この空中学園都市の中に存在する部活動の一つ。創設者はエイダ。
飛空艇や空飛ぶ住人が多いこの学園都市の空を守るために活動する。主な活動は交通整理や、空でのもめごとの解決。警察権などはないため、自警団的組織であるともいえる。
空の平和を守りたいという人間ならば来る者拒まず去る物追わず。新型飛空艇の研究なども行っている。

祖父と解析機関について Edit

祖父階差機関(ディファレンス・エンジン)を発明した偉大なる機関碩学。数学の碩学。学者でもありながら機械工としての技術も持ち合わせており、自ら発明・設計したものを実際に製作したりなども行っていた。機関の時代を牽引した存在の一人。
かつて洋上学園都市で機関基礎理論を研究し、空中学園都市では航空機関学を研究したとされる。学園都市卒業後、自身の一大業績である《階差機関》を完成させる。
在学時に《解析協会》なる学術サロンを作っており、そこで様々なオルディナトゥールの開発を試みていた。《王立協会》という学派と対立していたという。エイダに解析機関の設計図を託した後、この世を去る。《機関王》、《蒸気王》などという称号を持っていた。
御後述する《王立協会》にその身を狙われていた。かつてはそこに籍を置いたこともあった。祖父の死は、《王立協会》の関係するところである。
解析機関アナリティカル・エンジン。蒸気機関によって動く機械式汎用演算装置。プログラミングか可能であり、指示を記した機関パンチカードを使うことにより、計算だけでなく、様々な事を行うことができる。
エイダの祖父《機関王》は、この解析機関の構想は行ったものの、実際に製作するところまではいかなかったとされる。
しかし試作品はいくつか残っており、最終的にその機能の8割までを実現したものが、孫のエイダによって造られた。現在その解析機関は、エイダの飛空艇の中枢となっている。
……以上のような、プログラミング可能な演算機械という意味合いが一般的な理解だが、それだけではない驚異的な性能を秘めているとされる。
《解析協会》アナリティカル・ソサエティ。エイダの祖父が空中学園都市に在学時に作ったとされる学術サロン。仲間たちと集まり、階差機関や解析機関についてや、それらの飛空艇や航空機への利用などについて議論・研究する為に作られた。
生涯の友となるハーシェル技師ともここで出会ったとされる。エイダの祖父が卒業してからは統率するものがいなくなり、静かに活動を終えていった。

《王立協会》(ロイヤル・ソサエティ) Edit

かつてこの空中学園都市に存在していた学術組織。洋上学園都市にも存在していた形跡があるとされる。単に《協会》とも呼ばれる。
機関(エンジン)についての研究や数学についての研究、果ては宇宙物理学などについて研究されていた。元は学生が作った組織であるという。
《蒸気王》チャールズ・バベッジも所属していたが、後に袂を分かち《解析協会》なる学術組織を結成し、対抗した。

《解析協会》の消滅と共に自然消滅したかと思われたが、実際には存続し続けており、実験を行っている。
その実験とはあらゆるすべてに“解”を出し、未来を導くための機関を生み出すためのもの。
それとの関係性は不明だが、この学園都市に存在する精霊を機関と合一させる改造を行い、機械の化物を造りだしている。非合法な組織である。
精霊密売などを通じて精霊を入手、さらに飛行石なども入手して、それらの怪物を造りだしている。それらの怪物が放つ波動は精霊エンジンを狂わせる力を持っている。
それによって街に混乱をもたらしている。《空挺騎士団》がその活動を追っている。
機械の怪物は、《精霊奇械》と名付けられている。

メンバーのほとんどは謎に包まれているが、そのリーダーは《教授》と呼ばれる人物である。
チャールズ・バベッジのかつての学友であり共に研究していたが、研究の方向性の違いからバベッジとは別れたという。現在は機関学の教授として公然と授業を行っている。また、《助手》と呼ばれる人物も同じく《王立協会》の一員である。
暫く活動を行っていなかったが、バベッジの孫娘であるエイダが入学してきたことにより再び動き出す。
エイダが所持していると《教授》たちが信じている《大解析機関》をもとめて。

《大階差機関》(メガ・ディファレンス・エンジン)なる大機関を所有している。バベッジが発明した《階差機関》を巨大化させ、大幅な改良・改造を施したものである。

構成員 Edit

《王立協会》ロイヤル・ソサエティ。《解析協会》のライバルであったとされる学術結社。あらゆる事象を計算し、解を出すことの出来る計算機械の開発を行っていたとされ、《解析協会》の階差機関、解析機関をも超える装置を構想していたとされる。
当時のメンバーなどの情報は残っておらず、不明な点が多い。何故“王立”と呼称されるのかは不明。《解析協会》の衰退とともに、姿を消したと記録されている。かつて、エイダの祖父はこの組織に入っていたが、脱退して《解析協会》を作ったと言われる。
……これが一般的な《王立協会》の理解である。学内の一学術組織という表の姿を持つが、真実の姿は、冷徹な碩学の結社である。この学園都市の裏社会にも影響を及ぼしているとされ、実験のためにはあらゆる手段を用いる。
世界の解を出し、世界そのものを作り変え、神をも超えることを目的としている。これに気づいたエイダの祖父は脱会し、《解析協会》を設立し、彼らの野望と戦うことを決める。
エイダの祖父の設計した《解析機関》が彼らの目的のためになんとしても必要であり、それを手に入れるために今再び活動を再開した。
エイダの持つ解析機関とその設計書を狙う。
新たなる実験として、精霊機関、飛行石を用いることを計画し、実行に移している。それにより、機械の怪物を生み出すことに成功。
近頃の精霊密売にも関わっている可能性がある。
《教授》空中学園都市の大学部の教授。専攻は機関学、機関数学、機関物理学、精霊機関学など多岐にわたり、この学園の機関学の重鎮である。
エイダが師事しており、エイダは彼の勉強会によく通っている。エイダの祖父が学生だったころの同級生であるらしく、エイダの祖父の事をよく知っている。
エイダの提唱する解析機関学に理解を示しており、エイダの研究を応援している。基本的に穏やかな紳士で、怒るということはほとんどない。現在、新しい実験を考えているという。
かつて学園都市に存在したとされる《王立協会》の一員であるが、このことを知る者はほとんどいない。
《助手》《教授》に師事する若い男。学生であるという。機関学を専攻とする。
《王立協会》の一員で、外見からすると20代前半だが、その実年齢はかなり上である。
《王立協会》結成時の写真に写っており、その時と容姿が全くと言っていいほど変化していない。

《精霊奇械》 Edit

機関と精霊と飛行石によって生み出される異形の怪物。
精霊の力を取り込んでいるため、超常の現象を起こすことが可能とされる。
精霊機関の魔力関連の機構を狂わせる能力をそれぞれ備えている。
破壊されると、その中に封じられていた精霊も同じく破壊される。最後には精霊の断末魔が響く。
大型の個体は《大精霊奇械》と呼称される。

《色ある死》グラオーグラマーン Edit

  • 一番初めにこの学園都市に出現した《精霊奇械》
  • シルエット自体は獅子のようであるが、それは機械や機関の集合体であり、異形
  • 《色ある死》と呼ばれ、奇妙な色に変化する。その際に奇怪な波動、乃至電波が発生する。周囲にある精霊エンジンはそこで狂い、故障あるいは停止してしまう
  • エイダとセルティスによって砕かれた。砕かれた際に、精霊エンジンめいた光と、飛行石が確認された。
  • 試作機とのことで、その性能は完全なものではなかったようである

《世界なき狼》グモルク Edit

  • 二番目にこの学園都市に出現した《精霊奇械》
  • シルエットとしては狼であるが、その体は機械や歯車、鋼鉄で構成されており、一見すると狼がモティーフとは気づけないかもしれない。異形の狼である
  • 《世界なき狼》という称号を持ち、自分の世界を求めるかのように、この世界のものを喰らいつくさんとする。グラオーグラマーンと同じように、精霊機関に悪影響を及ぼす咆哮を放つ
  • エイダとユヅルによって砕かれた
  • いくつもの小型機を襲い破壊した。これもまた試作機であるらしく、データの収集が目的であるような行動もとっている

《疑似精霊奇械》機関ワイバーン Edit

  • 学園都市に現れた無数のワイバーンの内の一匹を落とし、機関を埋め込んだもの
  • 機関を植え付けられたワイバーンは無数の機械に浸食され、半機械化した
  • 翼を機械化したり、身体から機関銃を出すなどの変化を見せた
  • エイダ率いる空挺騎士団の砲撃により砕かれた
  • 実験的な機体であり、精霊を組み込んでいるわけではないので正式な精霊奇械には数えられない

《大階差機関》(メガ・ディファレンス・エンジン) Edit

《王立協会》が所有する大機関。チャールズ・バベッジの開発した《階差機関》を大幅に大型化・改造したもの。
途方もない桁の計算を行うことができ、常に何かしらの計算を行っている。学園都市での出来事を記録しているともいわれる。
高性能な機関だが、《解析機関》には及ばない。

キング・スチーム《大機関(メガ・エンジン)形態》 Edit

それはいまだ学園都市にあらざるもの。
それはまだ目覚めぬもの。
偉大なる《解析機関》のオリジナルにして、飛空艇《キング・スチーム》の真の姿。
《蒸気王》の遺せし巨大なる鋼鉄。
学園都市の中のおとぎ話にも似た、闇穿つもの。
《大解析機関》そのもの。

それは空が闇に閉ざされんとするとき。エイダが危機に陥ったとき。
大いなる起動を遂げるだろう。

こう言うイメージ

《大解析機関》(メガ・アナリティカル・エンジン) Edit

チャールズ・バベッジは《階差機関》の開発には成功し、それを大いに広めたものの、彼が後に提唱した《解析機関》なるものの開発は実現できなかったとされている。
がしかし、《王立協会》は、バベッジが《解析機関》を発明したと称している。現実には、バベッジはそれを開発していないとされているのにもかかわらず、である。
《解析機関》のオリジナル、バベッジが造りだした《階差機関》を越える《大解析機関》(メガ・アナリティカル・エンジン)があると《王立協会》の者たちは信じている。
孫娘エイダがその在りかを知っており、さらに起動の鍵でもあると考えられているため、エイダを《王立協会》は狙っている。

機関(エンジン)鋼鉄(スティール)とが紡ぐ果て Edit

灰色に染まった空。ラッダイト。青き空と海の消失――
かつてのバベッジたちが予見した未来。計算の果てに出した“解”。
絶望に彩られし、暗黒の未来。機関の果て。


Last-modified: 2014-02-10 Mon 04:12:37 JST (2199d)