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  • ……… -- ??? 2008-06-22 (日) 16:22:56
    • (スゥ…と消えるように狐目の女は消えていった) -- ??? 2008-06-22 (日) 16:33:18
      • ……くーちゃん? -- アルマ 2008-06-22 (日) 16:41:59
      • …あなたが。私の親友をその呼び方でいうのはやめてくれませんかね(後ろには黒紫のちいさな影) -- ??? 2008-06-22 (日) 17:03:13
      • よう、クド
        何か用か? 荒れてるぜ、今のアタシは(札の塊を地に突き立て、振り返る) -- アルマ 2008-06-22 (日) 17:08:11
      • ふふ、そのようですね……でも…きっと、荒れているのは あなただけではありませんよ…?
        (チリチリと空気が「焦げる」音がする…)
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 17:13:29
      • はあ、そうかい。それは恐い……んで、質問に応えてもらってないんだよな
        何の用だ、クド? -- アルマ 2008-06-22 (日) 17:15:29
      • 何の用?…わかりませんか? それとも……しらばっくれてるのでしょうか…(腕の枷が次第に…黒い炎に「削がれ」てゆく)
        とりかえしにきたんですよ…私は……クーちゃんを…あなたの中にいる私の親友の、記憶の欠片を!
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 17:26:11
      • そんなもんが欠片でも残ってたなら……アタシだって殺さなかった。殺したくなんてなかったよ
        なあクド、アイツはもうくーちゃんじゃなかったよ。それでアイツを手に掛けた事実が曲がるわけじゃないけど……
        アタシの中にくーちゃんはいない……いるのは、くーちゃんの中にいたキュウビだけだ。それでも、やるのか?(微風が二人を囲み、渦巻き始める) -- アルマ 2008-06-22 (日) 17:39:43
      • 本当に?本当に殺さなかったと言い切れる?あなた…欲しがってたじゃない…?
        例え…あなたの中に入っているモノが……クーちゃんじゃなくても…20年…ずっと、クーちゃんと一緒にいた…それだけで……私には、十分。
        …はじめてあったときは…仲良くなれると思ってたのに…ね………残念だわ…残念だけど…死んでください…
        (ビシ、パキン!と嫌な音を立て手の枷は手袋ごと削りとられ、生肌が露出する…手の色は 黒に限りなく近い…紫)
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 17:52:10
      • 欲しがる事と手に入れようとする事は別だよ、クド。人を殺してまで手に入れたい力なんて……今のアタシにはない
        ……そうだな。それならしょうがない、か……わかったよ
        ただの復讐を止めるほど傲慢じゃあないしな(札の塊を肩に担ぐと一陣の追い風がクドの頬を撫でた。風の行く先は……相対する敵の、大剣) -- アルマ 2008-06-22 (日) 18:15:46
      • (大剣に…アルマーダに向かう風に、毒島は小さく眉をひそめ)結果…クーちゃんが死んで……あなたは風の力を手に入れた。それは…どんな奇麗事を並べても……同じことだわ
        …さて…
        (一つため息 そして…左右の手と、九つの尾を大きく広げ…彼女は目を瞑る)…………いきます。
        (ほぼ同時だろうか 両の手から毒島を覆うように毒の霧が膨らみ周囲を覆ってゆく…木々は枯れ生き物は死に溶ける それはまさに死の霧)
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 18:31:03
      • はは……ごもっとも。言い訳はしねえよ
        っと(二歩飛び退り、毒の霧から距離をとる)かー……恐ろしいな、毒ってのは
        けど、アタシも殺されるわけにはいかねえ!(担いだ大剣を思い切り薙ぐ。そこより生まれた突風の壁が霧を散らさんと迫った) -- アルマ 2008-06-22 (日) 18:57:37
      • ブワァッ!(風の勢いに負け色濃く広がる毒霧が四散すると、霧に隠れた毒島のすがたが……………………ない。毒島の姿がどこにも)
        「つーかまえた…」(肩に触れる激痛。聞こえるその声は…後ろから)
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 19:12:50
      • ぁぐっ……!(肩に感じる痛みと同時に反射神経だけを頼りに大剣を振るう。その一撃に殺気はなく、体の僅かな間に生じた爆発的な風が二人を引き離した)
        くあ……想像以上だな、クソッ(打撲傷、刺傷、火傷、そのどれとも違う痛みが肩を蝕みその領域を広げていく。目を向ければそこには爛れた皮膚。服は一瞬にして焼け落ちていた。大剣を握る右腕は力なく垂れ、ついに剣を取り落としてしまう) -- アルマ 2008-06-22 (日) 19:29:48
      • きゃあっ!?(2mほど風に飛ばされ、離されるも しっかりと手には触れた感触)
        …ふ、ふふ…どうしたの?風の力…それだけじゃないでしょう…?なぜ私とクーちゃんが一緒に組んでいたのか…あなたは知っているんでしょう?それとも…………
        使わないんじゃなく…まだ…使えないのかしら…?
        (にやぁ…と頬を吊り上げ毒島は嬉しそうに呟く)
        そう…そうなの…なら手っ取り早いわ………ふふ すぐにあなたの義理のお姉さんに逢わせてあげる…!
        (ボンッ!という爆発音と共に毒島の体からはカリカリと漆黒の炎が舞い上がる…周囲の草が、土が…触れるたび削れるように燃えてゆく)
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 19:46:35
      • へへ……隠し立ては無駄か? ぶっちゃけ回復だの治癒だのってーのはどうも性に合わねえ(剣を左手で拾い、右手を添え下段に構える。その動きは遅く、拙い)
        何にしろ、もう逃げられないなら……その火が何かは知らねえが、虎穴に入らにゃ!(大剣を引きずり一直線に駆け出し)埒が開かねえ!!(リスクは覚悟の上、体全体を使い遠心力を伴い回転しながらの下段から巻き上がる斬撃!) -- アルマ 2008-06-22 (日) 20:06:02
      • ドゴン!  ぐ、かっ!?(アルマーダの攻撃は、毒島の脇腹に深くめり込み骨を砕く…しかし)ふ、ふふ…げほっ…わ、私に近付くと…火傷するわよ………?
        (毒島は自らの脇腹に深々と食い込む、幾重にも札が貼られた大剣を がっしりと両の腕で掴み睨む)
        ぐ、…私の体も両断できない…このナマクラ剣、ごと…ボロボロに………溶けてなくなってしまえ! (黒い毒炎が剣を伝い、札を焦がし消し去りながらアルマーダに襲い掛かる!)
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 20:30:07
      • ちぃっ、体さえ本調子なら……
        ! やべ……離れろ、クド!(札を焼かれ、その中から禍々しい刀身が姿を現す。同時に圧倒的熱量がクドの腕と腹を灼いた) -- アルマ 2008-06-22 (日) 20:52:04
      • え、あ  ぎゃああああああああああっ!!!!(確かに炎の耐性はあるものの、耐えるにはあまりに禍禍しい炎が毒島を襲う)
        (しかし…しかし離さない。ブスブスと脇腹を焼き手を焦がし、涙をボロボロと溢しながらも、毒島はアルマーダを向き黒い炎を走らせることを止めなかった)
        あ、が…痛い…よ………辛いよ……………クーちゃん…(祈るように目を瞑るその女性が もう一度目を開けると…その眼球は真っ黒に染まり、口を裂き笑っていた。)
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 21:09:42
      • つっ……(腕に達した黒い炎は着々と腕を焦がし、傷付けてゆく。右腕には既に力が入らないが、それでも剣は放さない)
        鎮まれ、鎮まれ、鎮まれ……(唱えながら大剣を制御する方法を模索するが虚しく、大剣は熱を発し続けた。ふと、目を上げると)
        ……クド……?(狂気を宿す獣の笑顔。見覚えのある貌だった) -- アルマ 2008-06-22 (日) 21:26:00
      • ごきげんよう、アルマーダさん。よくも私の体を痛めつけてくれましたね。(今までとは違う むしろ極普通の声色で話す「ソレ」は…アルマーダの奥に潜むモノに「にちゃ」、と笑顔を作ってみせた)
        お…っと、少し煩いですね…このじゃじゃ馬………「黙れ」(毒島の体にめり込み尚も禍禍しい毒炎を放つ刀は、一瞬にして大人しくなりチリチリと赤くただれる刃へと落ち着いてゆく)
        さぁて…何百年ぶりかな…自我が外に出れたのは……ふふ…さて(スタスタと距離をあける…重傷の体などまったく気にならないかのように)続き、やりましょうか?
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 21:42:49
      • ……畜生……(俯いて吐き捨てる。片手だけでは支え切れない大剣はやがてその身を地に横たえた)
        続きをやろうにも、もうボロボロだ……テメェを楽しませるには足りないだろうよ
        まぁ、諦めないけど……(無手のまま、ゆっくりと歩き出す) -- アルマ 2008-06-22 (日) 21:55:06
      • おやおや、そうでもないですよ?さっきから煩い子バエがプンプンと飛んでるみたいですからね…この女は気が付いてなかったみたいですが…
        (その場から一歩も動かず、にやにやとアルマーダの出方をまつその呪いの体からは…今までのどの毒とも違う、妖気…いや、瘴気の毒が立ち込め始めた)
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 22:05:41
      • やっぱ頼れるのはこっちかね……(左手に握ったのは一本のグラディウス)
        子バエ? 子バエって……いや、死人に望みをかけてもしゃーねーか
        っぐ……げほっ! はぁ、意識まで朦朧としてきやがった……早いか遅いか……一か八か、だな(倒れ込むように身を前屈みに、走り出す。障気すら意に介さずに) -- アルマ 2008-06-22 (日) 22:20:05
      • はあ、やっぱりやってるのね〜…帰らないでおいて良かったわぁん♪
        (よろよろと走る女の横に、いつものおちゃらけた様子で薄い影)足を止めちゃ駄目よん♪そのまま走りながらききなさ〜い?
        -- ??? 2008-06-22 (日) 22:29:58
      • (あいかわらずニヤニヤと、ゴミ屑を見るような目で見下ろしている) -- 毒島? 2008-06-22 (日) 22:30:05
      • くっ!?(足を止めそうになるが、走り続けて)
        何だよ、帰ったんじゃ……まあいいや。どうしたよ、話だったら手短に頼むぜ(一歩一歩着実に距離を詰めていく) -- アルマ 2008-06-22 (日) 22:38:29
      • 本当はブスのほうに行ってあげたいところなんだけど〜、あれ、喰われちゃってるわね☆…だから…しょうがなぁ〜く!あんたに手を貸してあげるっ
        (ポンと実体のない手が肩に触れ、空海の小さく呟くような詠唱と共に毒と痛みは消えてゆく)
        …しょうがないから、その足りないお脳に直接妖力の扱い方…教えたげる♪だから、ブスを助けてあげて…いえ、楽にしてあげて、ちょうだい。アルマーダ。
        (もう毒島としての意識はない「モノ」を少しだけ見つめると……空海はアルマーダの頭部に思い切り頭突きをかました!)
        ギャハハハハ!ざま〜みさらせ!…んでもま、これでアタシの知識は移ってる…と思うわよん?急ごしらえだから微妙だけどね〜あは♪あとはあんたの腕次第だわよ…しっかりやんなさい あたしを楽にしてくれた女
        -- ??? 2008-06-22 (日) 22:48:20
      • おや、私がいなければ回復しかとりえのない屑が何か吹き込んだようですね…どうでもいいけれど。
        いい加減足が遅くて待つのも疲れました…そろそろ私からも動かせていただきますね…ふふ
        (瘴気の濃度はグングンと濃く広くなり、壁のようにアルマーダとの間に集まってゆく)
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 22:48:28
      • 悪い……止められなかった……ふう、楽になったよ。ありがとくーちゃん
        ……? 教えてってどうやったぁ!? いてえよ! 何す……(頭を押さえて涙目で睨み付け、はたと?マークを浮かべた)
        …………ありがと。助かるよ、くーちゃん……!(グラディウスを右手に持ち替え、速度を上げる)
        っらぁあああああ!!!(ひゅ、とグラディウスを一閃させる。遅れて吹き荒んだ風が障気を散らす)
        クド、今楽にしてやる!(風の速さで迫り、八支刀を毒のキュウビ目掛け振り下ろす!) -- アルマ 2008-06-22 (日) 23:21:09
      • う                 っ
             ぞ
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 23:32:19
      • (呪いは受け止めた。躊躇なく、右腕で。肉は割け皮膚はちぎれ骨は断たれ…肩の手前でようやくその勢いは止まると)
        「つーかまえた…」(先ほどとは規模が違う 桁が違う 憎悪の塊のような「毒」が音もなくアルマーダに注ぎ込まれる!)
        -- 毒島? 2008-06-22 (日) 23:32:28
      • ぐっ、が、ああああああああああああああああああ!!!!(皮膚を焼き、肉を腐らせ、骨を蝕み、瞬時に全身に毒が回っていく)
        く、ど……おもいだせ……(空いた左手でとん、と毒のキュウビの胸を押す。手に握られたのは、空海の短剣) -- アルマ 2008-06-22 (日) 23:52:23
      • …え? (突然の出来事に毒の勢いがとまる。武器はないはずだ。あったとしても私の体は毒の塊…触れる先から腐食し溶ける最高の防護服…)
        (なのに なぜ この短剣は…まるで果物に通すように楽々と心の臓に突き立つ?)
        (どろどろと毒にまじる血がとめどなく溢れ、流れ出る 風の防護で守られた短剣は刺さることをやめず、呪いはゆっくりと膝をつく…)


        この馬鹿!出来もしない対人戦闘して…無茶するから!ほんとに…アタシがいないとな〜んにもできないんだから…ブスはや〜ねぇ… 早くこっちいらっしゃい…

        (微かに戻りゆく意識の中で見えたものは…幼い頃から一緒に「いてくれた」友達…)
        えへへ…クーちゃんに怒られちゃいました…
        (意識は取り戻しても 脇腹、右手、そして…胸。どれも致命傷…もはや彼女はゆっくりと死にゆくのみだった)
      • (くずおれるクドの体を躊躇なく抱きかかえ、ゆっくりと横たえる)
        クド……ごめんね……ごめん、ごめん……!(座り込み、呟きながらぽろぽろと涙を溢した) -- アルマ 2008-06-23 (月) 00:31:29
      • 未練かね 毒島君[轟、と黒煙尾を牽いて 黄金の太刀が一直線 狐の真芯に一走り]
        本望かね 毒島君[追うは疾風、彼方うしろに因果を振りて 狐の面がひた走り]
        其の定め 果たしに来たり[迫るは…悪鬼!] -- コン 2008-06-23 (月) 00:29:14
      • [目前には狐が二人 約定違えず一刀一矢、跳ねる光が真っ二つ]
        ―そして さようなら 毒島君[突き立つ刀に追い付いて 快刀乱麻 斬り撥ねる] -- コン 2008-06-23 (月) 00:39:42
      • ──え? -- アルマ 2008-06-23 (月) 00:42:01
      • あ… が        っ(悲痛な声と共に毒島の体が跳ね…二つに分かれる…)
        「私がしにかけたら喰らって欲しい。奴に渡すのは真っ平ごめん」
        (そう、約束だった。 毒島はぶるぶると震え始めるとじゅうじゅう音を立て中から骨の溶ける音と共に焼け爛れるような匂いが立ち込める…尻尾の数は…1本。)
        -- 毒島? 2008-06-23 (月) 00:46:49
      • ぎりりきききききききき[太刀が鳴る 息絶えた狐の躯から 急速に重みが失われてゆく]
        ・・・義理堅いさ 己は[その姿を背に映し 一層輝きを増す大太刀] -- コン 2008-06-23 (月) 00:52:22
      • ……テメェっ……テメェええええええッ!!!!(狐面──奇しくも見覚えのある──の背中目掛け吠える。それはまるで獣の如く。何も知らない少女はただ憎しみを顕に、立ち上がった) -- アルマ 2008-06-23 (月) 00:57:56
      • 躾が成っていないな 狐[振り返りもせず響く声 太刀の唸りは止まらない 黒煙には炎が混ざる] -- コン 2008-06-23 (月) 01:03:08
      • クー ちゃ   い、ま 行く…     か
        (その声を最後に…九尾の力を失った彼女は自らの毒によって 骨も残らず溶け消えた。最後に残ったのは彼女の着ていた服と…胸に刺さった短剣のみ。)
        -- 毒島? 2008-06-23 (月) 01:08:04
      • テメェ、なんで……どうして……ッ(一歩、二歩と進みその背中に手を伸ばし……倒れ伏した)
        (満身創痍の狐が背負うは二つの十字架。得たのは力と敵の背中。奪われたのは罪と罰。ぐるぐる回るその中で、やがて意識はぷつんと切れた) -- アルマ 2008-06-23 (月) 01:16:28
      • 辿り着けるは何時の日か 迎えの有無は知らんがね せめて手向けだ[振り向くことなど許されぬ 背後の音に目を伏せて]
        一禍一刀!![膨れ上がりし黒煙に 渦を巻いて蝕む力 空気を焦がし 命を溶かす 見れば一帯闇模様 一筋光る刀身が―]

        [そして 暗雲が散った] -- コン 2008-06-23 (月) 01:39:40
      • その街道一帯は、ある日消滅した。
        物理的な破壊は元より、地に染みた、大気に消えることなく留まる毒が何人の浸入をも防いでいるのだ。
        中心部には毒を噴出す異界の岩があるのだとも、妄念を残して死んだ死霊の体があるのだとも言われている。
        その日、一人の女が街道の内側から現れたとも伝えられるが定かではない。

        [殺生街道 が出現しました] -- 2008-06-23 (月) 01:49:06

Last-modified: 2008-06-25 Wed 00:23:55 JST (5778d)