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海辺の小さな漁師の村にある貧乏な家庭に生まれ、早くに両親をなくした。そのため、兄が冒険者となり、ミア自身は何とか旅籠の下働きとして寝床と食料を与えられていた。 しかし、けして繁盛しているわけではない旅籠に居場所を作るには、日々の労働だけではなく、まれに訪ねてくる兄からの金銭の援助が必要であった。 ある日兄が命を落としてしまったために援助の一切が途絶えたために、金も持たず、さほど役にも立たないため、体を売るよう言われるがそれを拒否し、旅籠を追い出された。 真っ当な生きるためのすべを失ってしまったミアは、兄と同じように冒険者となって生きていくことを決心し、旅籠の蔵から(勝手に)持ち出した古ぼけた剣と、わずかばかりの路銀を持ってかつて兄が拠点としていた酒場へと歩き出した