エルトス家出身 シェルビー 15817 †
ID: | 15817 |
名前: | シェルビー |
出身家: | エルトス |
年齢: | 18+10 |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
二つ名: | 詩的急報(プライマルスクリーム) |
その他: | ステータス/戦歴/ランキング |
牧場の経営: | 赤字 |
少なくても設定 †
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正義のヒーローに憧れる、何処にでもいそうな若者
微妙な主人公補正のような何かと根性で、死にそうで死なない頑張る子
冒険者になって5年目,最近他の人と自分を見比べるようになり,自分の耳が妖精よりは短く人間よりは長いことに気付く。
最近落ち込んだりもしていたけれど、僕は元気ですと家の方に手紙を書いたらしい。
ついでにデミドラゴンバスターになった。
両親から手紙が届いた、シェルビーさんたら読まずに愕然。手紙の質が「高級な手紙」。
なにがあったのか怖がりながら手紙を読んだら「お前の送ってくれたお金で富豪になりました、感謝」、夢見てるかと思った。
10年の長い時間を冒険と自己の研鑽に注ぎ込み、冒険への情熱を失った時、シェルビーは自己の完成を知った。
酒場に借りていた部屋を引き払い、冒険で稼いだ金を使い街近くの草原で小さな牧場を開く。
そして、牧場の経営を細々と行いながら時々ふらりと出かけては各地の悪漢を倒しに出かけているそうだ。
牧場の宣伝、新鮮なミルクと甘い蜂蜜。美味しい草をたっぷり食べた牛の肉。いつでも何処でも配送いたします
時折書く日記 †
黄金暦87年 10月 巨大ムカデ討伐依頼
とうとう、噂に名高い超巨大ムカデとの戦いである。
道中で罠に掛かること三回、モンスターの襲撃二回。
傷から溢れる血の匂いに誘われて現れた強敵を相手に、奇跡とも言える全員生還を果たす。
翌月11月、同じ敵を弱めの中ボス感覚で下す。インフレしすぎた少年漫画の気分を味わうことに。
黄金暦88年 6月 人型の怪物討伐依頼
新たな強敵、グール来襲。
敵戦力は膨大だったが、罠がなくてはただのザコ。
グールリーダー率いるゾンビの集団を発見し、恙無く討伐を完了した。
とても出来の良いクロスボウを発見し、念願の良質武器をゲットか、と息巻いていたら他の人に持っていかれる。
そんな情熱が減った月でした。
黄金暦89年 5月 リザードマン討伐依頼
初めての依頼失敗であり、初めて目の前で仲間が死んだ日
何もかもが順調で、失敗の二文字が脳裏から消えた冒険者になって4年目の5月、
遺跡の中で待ち受けていたのは矢の雨と、その裏に潜んでいたウーズだった
辛くもウーズを倒した後、追撃のように現れたリザードマンの集団
今まで倒せていた敵にすら苦戦する
敵と味方が入り乱れ混戦、決して長い戦いではなかったが消耗し最後のリザードマンが息絶えた時、
再生を終えたウーズが疲れ果てた我々に襲い掛かった
結果として、一人死んだ。自分に出来た事はその死んだ一人を捕食しているウーズの隙を突いて怯ませ、
仲間の一撃がウーズの致命打となることを祈るだけだった
無力感に打ち据えられ、握り締めていた手に遺跡で拾った細工が刺さっていた
黄金暦90年 8月 巨大な怪物討伐依頼
超巨大サソリとの激突
最近の自分は力を追い求め難易度の高い,危険な依頼ばかり受けていた。
その日の依頼も情報があやふや過ぎて,普通の冒険者なら敬遠して当然の依頼だった。
だから当然のようにパーティの人数は少ない,前は5人で,今日は4人。
けれど冒険は驚くほど順調に,狼男を蹴散らしインプを射抜き,薄暗い洞窟の奥へ奥へと突き進む。
途中,格子状の扉に仕掛けられていた矢の罠にかかるも,
傷の痛みすらその時の自分には足止めにもならない。
そして洞窟の最奥で超巨大なサソリが現れた,毒をもつ尻尾が大木を容易く両断させてしまいそうな鋏をこちらに向けて。
尻尾を一撃,体当たりを一撃食らう。毒が全身に回り,潰されそうになっても弓を手放さず,ひたすら射った。
仲間の絶命とサソリの絶命は同時,名前も知らない射手が毒に抵抗しきれず息絶え,
サソリは全身に矢と闇魔法特有の傷跡をつけて沈黙する。
洞窟から出た後,仲間の死体を地に埋め,地を掘り起こす手の非力さに歯噛みした。
黄金暦92年 11月 怪物討伐依頼
超巨大ムカデとの戦闘。
5年前に戦ったときと今を比べると自分が驚くほど戦いなれているのが分かる。
巨大ムカデと狼男がいくら襲ってきたところで『恐ろしさ』というものがごっそりと抜け落ちていた、その事にぞっとする。
巨大ムカデを倒した時、恐らく誰かのものだろうと思われる手入れが行われていないが上質そうなロングボウを拾った。
辺りを見回せば木々の間に散らばった骨が何人分か見つかった、返そうという思いが先に立ったが、
仲間の『持っておいたほうが良い』という言葉に一瞬迷い、骨に一礼してそのロングボウを使わせてもらうことに決めた。
超巨大ムカデを倒し、酒場に戻ってロングボウを磨いてみたら瞬く間に汚れは落ち、とんでもない品を拾ってしまったと驚いた。
喜びと同時に他の仲間に少し申し訳ない気持ちが湧くが、それらをぐっと抑え、ロングボウを磨いた。
よろしく、僕の新しい相棒。
黄金暦94年 9・11月
我ながら安直だと思う日。
久方ぶりの一人旅、どうしようもなく味方が弱く敗戦。サソリに一撃で死んだ時点で色々と諦める。
一ヶ月空けて11月、一人じゃ駄目だったから二人で行く事にした。と言わんばかり。
やっぱり負ける。情熱が減りに減り少し危険を感じ始める。
黄金暦96年 2月 人型の怪物討伐依頼
思えば長い時間冒険をしたものだ、まだ終わっていないが、10年の歳月を考えるとそんな気分になる。
自分の中の冒険に向ける情熱が風前の灯のように頼りないものの所為か、冒険者生活の10年目を迎えると言うのに、どうにもテンションが上がらない。
自分の力は今どれほどなのか、このまま冒険者を続けていて良いのか、煮え切らない思いを胸に抱えている。
そんな中で同期の人たちは、まるで櫛の歯が抜けるように引退しいなくなっていく。いつか僕も居なくなるのだろう。
引退していった人たちは皆、満足してこの酒場から出て行く。僕が引退した時、僕は満足して次の人生を歩めるだろうか。
ふといつも元気なあの子の笑顔が浮かんだ。あの子を泣かせずに引退できるなら、僕は満足することができそうだ。
コメント †
紡ぎ車を回す