アカデミア家出身 ヨナ・アカデミア 21082 †
ID: | 21082 |
名前: | ヨナ・アカデミア |
出身家: | アカデミア |
年齢: | 18 |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
- ステ画1
- ステ画2
- ステータス
- 個人年表
:詳細
孤児を集めて様々な学問を学習、研究させる特殊施設『アカデミア』。
ヨナもアカデミアの学徒の一人である。
親の顔も名前も知らない彼女だが、今のところそちらに興味を持ったことはない模様。
ヨナの専攻している学問は《魔法使用者の傍にいることによって受ける被魔法使用者への影響と因果関係》。
学院に閉じこもっているだけでは結果は残せない、と判断したヨナはさしたる躊躇いも思考もなく冒険者となることを決めた。
感情を表に出しやすく、大抵浅はかな未来像を妄想しつつにやにやしている。
自制心に欠け、緊張感にも欠けるため利益の為なら危ない橋も渡りたがる。
学徒のくせに学が足りない困った子である。
ヨナという名前は、《外界試験生特殊管理番号・47番》から付けられた偽名であり、ヨナ自身はその事実を記憶操作によって忘れている。本人は自分の意思で外に出たと思っているが、これも記憶操作によるもの。彼女は常にアカデミア上層部の手の平の上にいる、ということになる。
- こっそり50質
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- コスプレ姿
- 初めてSSに出してもらいました!
- スケッチに描いてもらってました!
- ゴルロア学園SSに出してもらいました!
目次
日記まとめ
黄金暦87年 11月 人型の怪物討伐依頼 †
この日で……冒険者となって丁度一年になる。
思い返せば色々あった。……生きているのが不思議なくらいに。
だが研究自体は思うように進んでいない。しかし元より一年二年で実を結ぶような単純なものではない。……気長に行こう。
魔法使用者が一人、同行するようだ。……まあ、それはいいのだが……。
これは一体どういう冗談なのだろうか。
…………アリがいる。
でっかいアリがいる。
これが冒険者?冗談も休み休み言ってほしいものだ。ほんとに。
巨大なアリとゴブリンの戦い……シュールすぎる……。
心機一転頑張ろうかという矢先に……!
私はいくらかのやる気を失った。
黄金暦87年 12月 ゴブリン討伐依頼 †
以前同行したスミスとまた一緒になった。違いが全く分からないので、もしかすると違う奴かもしれない。……まあいい。
森を探索途中、にわか雨に降られ全身ずぶ濡れになってしまった……。くっ、下着までびちょびちょじゃないか……!
魔法使用者もいないし、靴はがぽがぽいうし、最低だ。
そんなイライラも最高潮に達していた丁度その時、私たちの前に現れたのは依頼のゴブリン。
……死ねッ!
私は一矢だけ射ると満足し、あとのことは他の奴らに任せておいた。
スッキリしたので帰って寝よう。
黄金暦88年 1月 人型の怪物討伐依頼 †
同行する魔法使用者は一人。いつも通りに検査の準備をする。
慣れというのは恐ろしいものだ。いつ命を落とすかも知れないというのに、私の精神は常に安定している。
戦闘が始まればすぐさま後ろに下がり、矢をつがえながらこっそり検査機を取り出す。
手馴れた手順。呼吸をするかのように自然な動作。
ふふふ……流石は私。まさにプロの仕事だ……
どっかーん
…………けほ。
ゆ、油断は厳禁、だ。
……おねいさんとの約束だ。
黄金暦88年 2月 人型の怪物討伐依頼 †
同行する魔法使用者は一人。いつも通りに以下略。
さて、今回は前回のように間抜けな罠にかからないよう留意して挑もう。
……
その甲斐あってか、今回の依頼は恙無く果たされた。
あっさりしすぎだ。お陰で殆ど検査もできなかった。
むう……本末転倒、か。
次はもう少し上手くやろう。
黄金暦88年 3月 巨大な怪物討伐依頼 †
久しぶりの巨大怪物討伐依頼。またムカデだろうか?否が応にも体が震える。
武者震い?それとも恐怖?
分かりはしないが、少なくとも巨大怪物とやりあうことにメリットはある。
……やるしかないだろう。
森の奥深く。そこにいたのは果たして巨大な怪物だった。しかしムカデじゃない。
蟻。巨大な蟻。
……なにかデジャヴを感じる……。気のせいだな、うん。
事前に心構えが出来ていたこともあったのか、思っていたよりも苦戦はしなかった。
惜しむらくは同行者に魔法使用者がいなかったことか。……っていうか前もいなかったな?何かの陰謀か?
無駄骨!全くの……!無駄骨!
私の怒りが乗せられた一矢は、違わず女王蟻の眉間に突き刺さった!
フクッ……クックック……。
次は……次こそは実のある実験結果を……!
黄金暦88年 4月 巨大ムカデ討伐依頼 †
次こそは……とはいったが。
いきなりムカデはないだろう……魔法使用者もいないし!またいないしな!
こんなくだらない依頼で命を落とすなんて馬鹿らしい。
罠にかかったり敵にあったりすればムカデにつくまでに消耗してしまう。
ここは慎重に……慎重に……。
どうにかムカデの所にまで、無事に辿りつけた。状態は万全だ。これなら!
いけましたー!
……しかし。以前戦った巨大ムカデよりも大分弱い気がするな?
私が強くなったのか……。
特別訓練もしていないのに?
ふむ……謎だ。
黄金暦88年 5月 巨大ムカデ討伐依頼 †
ま た ム カ デ か
ふ、ふん。まあいい……なにせ今回はようやく魔法使用者がいるわけだしな。
せいぜい役に立つデータを搾り取らせてもらおう。
しかし道中に罠が仕掛けられている様子も無く、他に敵がいるわけでもなく、なんともあっさり目的のムカデを発見してしまった。
拍子抜けすぎる……ま、まあいい。いいさ。いいからさっさと戦え!
あっさり倒した。
…………帰ろう。
意気消沈した私はムカデ部屋に落ちていたショートボウをごく自然な動作で袋に詰め込み、帰還した。
黄金暦88年 6月 人型の怪物討伐依頼 †
スミス……いや、もう何も言うまい。
蟻……いや、もう何も(以下略
閑話休題。
依頼自体は順調にクリアできた。
研究課題の方は相変わらず遅々として進まないが。
まあいい……まあいい、か。私も随分と気が長くなったものだ。
外の世界に慣れてきた、ということなのか……。
黄金暦88年 7月 人型の怪物討伐依頼 †
同行者に魔法使用者はいなかった。
魔導器が欲しい……冒険者としては、アカデミアから取り寄せるのは負けた気がするし。
やはり冒険者たるもの欲しいものは冒険の中で手に入れなければ。
……なんてな。
安いプライドだが……まあいい。こういうのも、悪くない。
しばらくはロングボウのお世話になりそうだし、たまには手入れをしておくか。
人呼んで『弓術中級者・ヨナ』!……ふっ……馬鹿か私は。
馬鹿だ私は。
黄金暦88年 8月 ゴブリン討伐依頼 †
罠も雑魚も宝もない……ただ奥までいって依頼のゴブリンを退治しただけの仕事だった。
なのになんで私はこんな怪我をして寝込んでるんだ……。
まあ、いい。
次の依頼はリザードマンだというし、いつもと違う相手ならいつもと違う結果もでるだろう。
今は力を貯える時、だ。
黄金暦88年 9月 リザードマン討伐依頼 †
同行する魔法使用者は一人。
リザードマンを相手にするのは初めてのことだ。少し気を引き締めてかかるといい……私は後ろで見ているから。
と、突然現れたのはリザードマンではなくインプだった。
こちらも実際に見るのは初めてだな。
しかし強さはそれほどでもなかった。楽なものだ。
さてリザードマンの方だが。
結論から言えば、思っていたよりも楽に勝てた。
確かに噂通りの硬い皮膚に強い膂力、そして人のそれと同等の戦闘技術は目を見張るものがあったが……
こちらに魔法使用者がいたのが幸いした。
奴らにしてみれば魔法は未知の技術。通常なら跳ね返せるはずの鉄の鏃も、魔法によって鱗を剥がされた後ではそれも叶わず。
リーダーと思しきリザードマンを私の放った矢が刺し貫き、この依頼は終了した。
……ところで。
最近気付いたのだが、私の研究には何か欠けているものがある。
それは……『実験動物』。
今までは私自身をサンプルとして計測してきたが、やはりそれだけでは効率が悪すぎる。
というわけで、アカデミアからこの手の魔法実験によく使われるタイプの動物を購入することにした。
以下の画像がそれだ。
錬金科が販売しているホムンクルスの一種ということだが……。
本来ホムンクルスはフラスコ内で生成され、その中から出ることはできない。
だが例外として本体、すなわち魂のみをフラスコに置き、
外側に受肉させる(この過程がどのようになされているのかは企業秘密だそうだ)ことで自由に動くことができるようになるらしい。
さらに、その受肉した肉体は分類的にはホムンクルスであるものの、
性質としてはハーフエルフに近い特性を持っているというのが今回最も大事な点だ。
ハーフエルフは読んで字の如く、人とエルフの“混ざり合い”だ。
本来魔力に強い耐性を持つはずのエルフだが、人と混ざり合うことによってその特性は破綻し、まったく真逆の性質を持つようになる。
……それが『魔法力過敏症』といわれる、いってしまえば“魔法の影響を受けやすい”体質。
つまり、魔力波による影響に敏感ならば、私自身をサンプルとするよりもより効率的に結果を求めることが出来るはず……というわけだ。
長くなったが……ようするに私の野望に一歩前進、ということだな!
というより、なぜ今まで思いつかなかったのか……。
ま、まあ。天才たる私とて過ちを犯すこともある。大事なのは失敗を成功へとつなげることだ。
うむ。
黄金暦88年 10月 巨大な怪物討伐依頼 †
……記すものはいない。
- 最後の最後まで泣かせんなよ・・・ウゥッ --
- コスプレ祭りで心臓打たれた感じに、ひそかに好きになりました……向こうでも、お元気で --
- あー・・・一度、お世話になったよね。花を置いていくよ、それじゃ、向こうでもお元気で -- メテオ?
- ぐ、こっそり好きだったんだぜメガネ・・・畜生ムカデめ! --
- お話ししたことはないけど…お花置いていくね -- 宮子
- こんなことならもっと早く話しかけりゃ良かったぜちくしょう あっちでも元気でな --
- あんた死んじまったのか・・・絡んだことはなかったんだけどいつも見てたぜ・・・冥福を祈る --
- デコセックス! --
- やあ、自称お馬鹿さん。弓使いの元学生くんなんて珍しいね、チミ。個人的にはその個性を失わずに生きて欲しいッス -- モコイさん
- …緑色の…小さい何かに……馬鹿……ばかって……
……フフフ。大丈夫、大丈夫だ……いまさら緑色の小さい何かに図々しく話しかけられたくらいで驚く私じゃあない。
ほら、よく見ればなんてことは無い……ただの緑色の小さい何かだ。
……疲れてるんだな……少し眠ろう。-- ヨナ
- SSに出させて貰ったから報告ー。直接前に出る人じゃないかなーと思ったけど、合ってる? -- キャンベル
- じっくり読ませていただいた。良く書けていると思うよ……特に私の頭の良さが! -- ヨナ
- フォッフォッフォッフォッフォ -- ダークバルタン?
- フォッフォッフォッフォッフォ -- バルタン士郎?
- フォッフォッフォッフォッフォ -- バルタン次郎?
- フォッフォッフォッフォッフォ -- バルタン三郎?
- フォッフォッフォッフォッフォ -- バルタン五郎?
- フォッフォッフォッフォッフォ -- バルタン?
- やはり来たなサンプルども……まとめて虫かごの中に入れてやる! -- ヨナ
- よ ん だ <50質問。俺もサンプルにしてくれ! --
- 50質読むほど暇なら少し付き合え。じっくり魔力波漬けにしてやる……! -- ヨナ
- ボクのおにんにんが魔法の影響で大変なことに!ヨナさん助けて下さい! --
- 貴重なサンプルだ……丁寧に切り取らないと、な? -- ヨナ
- この髪の毛もみょんみょんしたいなあ・・・ --
- なんてアナル責めしたくなる娘だ --
- これが悪性魔力波汚染の被害者の末路か……(可哀想なものを見る顔で) -- ヨナ