リング・ブラッドレー Edit

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設定 Edit

今までと、これからと Edit

誰もいない。 あそこには、もう誰もいない。 僕以外は誰もいなくなってしまった。
仲の良かった幼なじみも、悪友も、父も母も可愛がっていた仔犬でさえも。
みんなみんな、死んでしまった。 動かなくなってしまった。 冷たくなってしまった。
気がつけば僕は施設に入れられて、かわいそう、かわいそうと言われて育ったよ。
運がいいのかわるいのか、僕には魔術の才能があるんだって。
お前なら頑張れるって。 強くなれるって。 だから僕は、ここへ来たんだ。

詳細 Edit

彼の得意魔術は火炎……と言っても大したことはなく、精々放射状に炎を振り撒く程度しかできない。
今まで育った養護施設から、魔導器を使いこなせるぐらいに立派になるため、勉強してこいと送り出された。
過去の出来事から感情表現があまり得意ではなく、表情に幅がないように見受けられる。
一方で、突然笑い出したりすることもあるため、気味悪がられることも少なくないようだ。
現在では私立ゴルロア学園M科に所属している。

証明写真
http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst052185.jpg

ジャッカル Edit

遥か北北西とある僻地に、農村があった。 長閑で、豊かで、それでいて何もない素晴らしい光景。
あくまで表向きは、であるが。 その実、村長から肉屋の主人、宿屋の女将まで組織の者に掌握されていた。
組織の名はグリード。 七つの大罪の名を冠し、その規模も起源も、存在理由すらも一切不明。
彼らは麻薬の栽培場としてこの農村を利用し、莫大な利益を得ていた。

……が、突如として交信が途絶える。 直ちに派遣されたエージェントが見たもの、それは。
まるで空から黒の絵の具で塗り潰したように、錆色に染まった風景と、一人の少年である。
「みんなみんな、弾けて飛んだよ。僕が殺したんだ。楽しかった、楽しかったぁ……本当に」
少年は、まるで喜劇を堪能しているかのように、腹の底から笑い転げていた。
『コードネーム:ジャッカル』 正式に組織へと加わった彼は、その名を頂く。

運命の輪 Edit

ジャッカル、そう呼ばれたのも一瞬。 命名主である幹部はその場で爆ぜ……外壁一面に臓物を撒き散らした。
あまりにも呆気ない出来事。 ただ立ち尽くす他の構成員その群れを前にして、血濡れの顔で破顔一笑。
突然の代替わりは、こうして行われたのである。

外観 Edit

体躯中肉中背、身体能力は人並み
髪型赤茶のワイルドレイヤーシャギー
やや垂れ目のアンバーグレー
小さく、低い
薄めで非常に大きい
着衣学園では制服、それ以外では流行モノを季節に合わせる

能力と対価 Edit

エネルギーの増減 Edit

運動エネルギーや熱エネルギー等、認識したモノを自在に操作することができる。
銀球を指で弾いて加速させ、即席の弾丸として用いたり、迫り来る刃を停止させ、身を守る等、その用途は様々。
対象は必ず一つずつで、複雑なモノ(列車や人体)は操作できないという欠点を持つ。

対価 Edit

腹を抱えて笑うこと Edit

くすり笑いでも無ければ、苦笑いでもなく。 必ず『身が捩れるほどの大爆笑』をしなければならない。
能力の発動には必ず『対象を認識』しなければならないため、不意の攻撃は防げない。彼にとって、最も恐るべきことである。
汎用性が高い能力であっても隠密性は低く、先代を殺せたのも能力を把握されていなかったのが大きい。


Last-modified: 2009-12-02 Wed 05:22:13 JST (5251d)