エリオルネッド家出身 ハーキュリーズ・エリオルネッド 384469 †
ID: | 384469 |
名前: | ハーキュリーズ・エリオルネッド |
出身家: | エリオルネッド |
年齢: | 21 |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
方針: | |
難易度: | |
信頼性: | |
その他: | ステータス/戦歴 |
キュア: | カンバスに映える悪夢の一筆!キュアドリーム ・・・はいるからキュアナイトメア! |
薄暗い灰色の道、そこでハーキュリーズと黒い影は歩きながら話をしていた
「ココで終わるたぁなぁ…英雄って呼ばれる寸前だったのによ」
「…英雄って呼ばれたかったのかい?」
「そりゃお前人間が俺を崇め称えるのよ?サイコーじゃないか」
「僕は…あまりねぇ、それよりこの道はどこへ続いてるんだい」
ハーキュリーズは不安そうな面持ちで道の先を見た。霧がかっていて先が見えない道を
「冥府ってヤツだな。悪魔の俺も詳しくは知らないね」
「ああ、そう…。そういえば何で君はここへ?僕が死ぬ瞬間に離れるなりすればよかったのに」
黒い影はハーキュリーズの周りをくるくる回った
「案外俺様はお前と相性がいいみたいでなァ…最後まで離れる気はなかったわ。離れても次の合う奴見つけるまで何年、何十年かかるか…そんなのは飽き飽きだぜ」
「そう、まあ寂しくないから良いけどさ」
黒い影はあたりを見回すようなそぶりをし道の脇にある灰色の花を手に取りハーキュリーズに見せた
「ココは白黒しかねえな、美しくない。お前ならこの花は何色にする?」
「そうだね…解放の青」
「俺様は軽快のオレンジだな」
正反対の答えにハーキュリーズは少し笑いながら、周囲を見回した
「ココに色をつけようか」
「そりゃ名案だな、何かアホな知り合いがもう1人ぐらい来そうな気がすんだよ。近いうちにな」
「じゃあその人を迎える準備しようか、寂しくないように賑やかに」
「この薄暗い道を1人じゃつまらんだろうしな」
2人は両手を広げ、目を閉じた
「暖色のパレットは俺様の右手、フィルバートとフランの絵筆は俺様の左腕」
「寒色のパレットは僕の左手、ラウンドとフラットの絵筆は僕の右腕」
「さあ、この灰色のキャンパスに色をつけよう。アイツが寂しくないように。これから来る人たちが寂しくないように」
はい、眠いです †