Courage Bricoleur Edit

黄金歴185年11月に消息を絶ったままである。
同僚や友人の捜索にも関わらず、目撃証言は上がらず死体も発見されなかった。
奇妙な事件として一時期街の噂となったが、やがて忘れ去られた。

誰にも知られない場所の戦いで、ひっそりとその生を終えた。

  • 黄金歴185年

    こんな形でしか自分の感情を伝えられない俺を許してほしい。
    多分この手紙は、誰にも見られずに捨てられるから、たまには歯の浮くような文章綴ったっていいよな。

    俺は魔女を倒しに行こうと思う。:
    あの娘は人間とは一線を画した魔女で、捨て置くには危険な存在だ。
    しかしごくありふれた二十代男である俺の力が到底通じるとは思えない。
    きっと俺は死ぬ。

    俺があいつへの興味を失って見逃せば、あちらから俺に危害を加えてくる可能性は低い。
    街に猛獣を放つと考えたら心は痛むな。
    まだ俺も若いんだ、余生を楽しんで生きたらいいじゃねえか。
    お前も許してくれるだろ。

    そんなわけないか。
    お前はきっと、笑って俺に死んでこいって言うんだろうな。
    お前は俺のことを理解してくれているから。
    ここで俺が戦いから背を向けたら、一生後悔するって誰よりも知っているから。


    じゃあ行ってくる。
    思えば意地を張ってばかりの人生だった。最後まで意地を張り通してやるさ。
    俺が俺である証に―

過去// Edit

かつては友人たちともよく遊んでいたが、強盗に両親が殺害されたことをきっかけに塞ぎがちになる。
自警団の捜索や調査も空しく、結局犯人が見つかることはなかった。
10歳の少年が生きていけるほど世間は甘くはなく、やむを得ずといった形で遠縁の親族へ引き取られた。
行先は比較的裕福な家系であったために不自由なく育つが、心の空白は埋まらなかった。
全てを振り払うように剣術に打ち込み続け、そして16歳の誕生日、彼は決意する。
自らが断罪者となることを。

黄金歴178年12月、彼の両親が殺害された日と同日に帰郷。
その後『断罪の剣』の一員として治安維持に尽力するも、黄金歴185年11月、消息を絶つ。

性格・特徴 Edit

非常に攻撃的で愛想の無いフツウノ・オトコノコ。
178cmの69kg。
過去とは真逆の性格が形成されている。 一人が好き。
酒飲めない。
美人。女顔。
右側の後ろ髪だけちょっと長い変な髪型。

特に鎧などを着込んでいるわけではない。
普段の兵装は剣を一差ししているのみ。

断罪剣では強引なやり口でそれなりに有名らしい。

冒険者寮 Edit


Last-modified: 2012-03-24 Sat 10:07:05 JST (4387d)