名簿/72076
- それじゃ、式は終わりだね。二人とも、来賓席のほうへ移動して。 --
- おめでとう、今この瞬間から、君たち二人は夫婦だ。 --
- ありがとうございます、ワルプルギス先生……いや、義姉さん
レゾン……(指輪の入った小箱を取り出す) -- ゼロ
- ありがとう……姉さん。
はい……(そっと、左手を差し出す) --
- (レゾンの左手の薬指に、そっと指輪を嵌める) -- ゼロ
- (同じように小箱から指輪を取り出す)……ゼロ。 --
- ああ……(左手を差し出し、柔らかく微笑む) -- ゼロ
- (ゼロの薬指に指輪を嵌めると、微笑み返した) --
- 今ここに新たに誓いを立てた夫婦が誕生しようとしています。この二人の結婚に異議を申し立てる方はいらっしゃいますか? --
- まあ、居ないよね。それでは、誓いのキスを。 --
- (ゼロの方に向き直り、かすかに顔を上げ、ゼロを見上げる) --
- レゾン……必ず幸せになろう(ヴェールを持ち上げ、そっと唇を重ねる) -- ゼロ
- はい……(目を閉じ、口づけを受け入れた) --
- では新婦レゾン・ナハト。
汝もまた、新郎ゼロ・ワイリーナンバーズを永遠に愛し続けることを誓いますか? --
- はい……誓います。
例えこの身が朽ち果て、すべてが消え失せたとしても、 私も永遠にゼロと共に在り、ゼロを愛し続けると誓います。 --
- それでは宣誓から。
新郎ゼロ・ワイリーナンバーズ。 汝は死が二人を別とうとも永遠に、新婦レゾン・ナハトを愛し続けることを誓いますか? --
- 誓います。
例え死が二人を別とうとも……いや、死すら二人を別つ事は出来ない。 俺は永遠にレゾンと共に在り、レゾンを愛し続けると誓う -- ゼロ
- これより、新郎、ゼロ・ワイリーナンバーズおよび新婦、レゾン・ナハトの結婚式を開始します。 --
- (ゼロの腕を取り、ゆっくりとヴァージンロードを歩み、壇上を目指す) --
- (レゾンと共に、ゆっくりと歩む。一歩一歩、踏みしめるように) -- ゼロ
- (緊張の色はなく、その表情は幸せそのものだ) --
- (晴れやかな表情で、2人は壇上に上る) -- ゼロ
- ……まだ誰も来てませんね?(こっそり) --
- 待っていたよ -- ゼロ
- きゃっ…ビックリしました。 --
- レゾンの驚いた顔が見られるとはな、待っていた甲斐があった(少し意地悪く笑う)
……2人っきり、だな -- ゼロ
- どうしましょう?このままはじめてしまいましょうか……? --
- ん、それも……良いかもしれないな。 -- ゼロ
- あ、ちらほらお客さんもお見えになっているみたいですね --
- ああ、じゃあ始めようか。ワルプルギス先生、お願いします -- ゼロ
- ん、分かった。始めるとしよう。 --
|