一人称は僕
酒場の街の名家・ヴァレンタイン家の一人息子
幼い頃は元気一杯で悪戯が好きな普通の子であったが、数年前家族旅行の際に事故に遭い、大怪我を負う
両親は事故の際に他界。少年に残った物は莫大な遺産と広い屋敷だけとなった
以降は床に伏せる事が増え、引き篭もり気味となっている
獣人ではあるが事故で両角は折れ、右目は失明
体も不自由になってしまい現在は杖をついている
年々身体は弱っており、医者の見立てでは生命力の源である角の破損が、徐々にその命を消費させてしまっているとの事であった
医者によれば、このまま状態が改善しなければ後数年の内に確実に命を落とすだろうといわれている
広い屋敷に基本的に一人で住んでいる。手料理や家事はすっかり得意となったが、体の事もあり何かと苦労は多い
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