施設/遥か遠き戦場
- 寂れた山脈の岩肌に建てられた一昔前の砦の内部 城門付近。慌しく車両が通る音と兵士達の声が混ざり合っていた。 --
- 時は夕闇時。日が沈む幾分か前の自国であろう。夕日に照らされた岩肌が赤く染まる --
- 「車両搬入完了しました!」「架橋戦車の準備完了」「兵員の配置は予定通りです」
「糧食及び食料の供給過程順調です」「反政府同盟の訓練ですが滞りなく」 簡易的な司令部であるテントへ報告が次々に上がってくる。その時が近いのだろうとここに集まっている皆が肌で感じていた --
- 「予定通りだな。攻撃ヘリやアーク(AC-130)については待機状態を維持。関係代表者や各部隊長を集めてくれ。作戦を説明する」 -- ウィリアム
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