名簿/513977
- はぁー…(ため息混じりに工房の片付け中) --
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- 姉さんっ!(事故が起きたと聞いてあわてて冒険先より戻ってくる) -- ヨシュカ?
- (ヨシュカが家に戻ると全身煤まみれの姉が迎えた)
えっほ、げほ… ごめーんヨシュカ、鉱石の精製に失敗しちゃって… (火事にはならず、単に炉の火が一瞬だけ強くなった事で煙が起きた程度だったが、それでも姉の顔の黒さは尋常じゃない) --
- (姉の身に何かあったら、気が気でない思いで走ってきた)
(出迎えたのは煤だらけの顔の姉、想像していた深刻な事態と目の前のギャップからつい…安心して笑いが漏れた) -- ヨシュカ?
- あー! 笑ってるし! そんなに私おかしい… いや、きっとおかしいんだろうな、これだけ煙あびちゃたし。
ごめんねー。 でも火事とかは起こしてないから大丈夫よ! あとは…これ!(取り出したのは精錬したばかりのインゴット型に入れたまだ固まる前の鉄) --
- (それをいま不用意に出したら危ない!あたふたと姉を制止する弟、危なっかしいくてひやひやすると額の汗をぬぐう) -- ヨシュカ?
- え、わ、あ! (弟に制止されてそっと鉄の入ったるつぼをそーっと置いた)
ごめんごめん… でもー…私だってちゃんと練習してヨシュカの役に立ちたいなと思って…(しょんぼりとうなだれる) --
- ……(姉さんが誰よりも頑張っているのは自分が一番よく知っている、そして少しずつ上達していることも…)
(焦る必要はないんだと、姉を抱きしめてなだめるように背中を叩く) -- ヨシュカ
- …流石にメスの研ぎ直しは頼むつもりはない、がハサミまで研ぐのが面倒なんでな
ハーブ畑で使ってるハサミの研ぎ直し、頼めるか?(若干ベトベトになって開け閉めが億劫になるレベルで) -- リド
- いらっしゃいませ! ハサミですか! お任せ下さいっ、あーたしかにこれは手入れが必要ですね。 動きがスムースじゃないとケガの元になりますし。
(てきぱきとジョイント部を外して2つの刃に分け、表面を綺麗に拭きとってから研ぎ直す) --
- …なんだ、もっと素人な仕事をすると思ったら…案外普通なんだな(いかにもがっかり)
まぁいい、仕事してくれるのならそれはそれでだ…で、どれくらいかかる? -- リド
- …え? なんですかそのがっかりは…ふつう逆じゃないですか?! まぁいいですけど…
はい、おいくら… ぁ。(いつも価格の設定は弟が決定していた。 こういう比較的簡単な修繕の額は決めていたが━) えっと。金貨3枚で大丈夫ですか?(指を三本立てた手のひらを向ける) --
- ここに来た当時は初心者まるだしな事言ってたような気がしたから楽しみにしてたんだが…数か月もやれば、多少はさまにもなるか
(時間を聞いたつもりだったが)まぁいいか…しかし、これで金貨3枚?…ちょっとばかり高いんじゃないか? -- リド
- まぁそういうことです。 最初はほんと雑用しかできなかったですし。
えっ、高いですか? あれー…(考えなおしているときに会話の流れから自分がまったく頓珍漢な応えをしてたことに気づいた) あ! ごめんなさい! 期間のどれくらい、でしたか! わわ… 時間はあと30分ほどいただければ、刃を綺麗にして研ぎ直すので! --
- まぁ、それでもまだまだメスを頼むほどではなさそうではあるが…これだけは、信頼のおける場所でないとな
…あぁ、今気づいたか…そうか、それならこのまま待たせてもらうか そういえば、兄弟でやってるみたいだが…分担制なのか?(適当に店内を見渡してウロウロと) -- リド
- メスですかー… それは、私よりも弟の方に聞いてみないといけないですね。
すいません早とちりしてしまって… 今とりかかりますね。 はい、主な仕事は弟がやっているのですが、大きな道具の製作などは。 私はその手伝いだったり、こういう日用品の手入れだったりをしてます。 (リドの質問に答えながらも視線は作業台、汚れを拭き取った刃の表面を水平に見て点検する) --
- 弟か?…まぁ、また次くるときにでも逢えたらそうするとしようか
確かに紛らわしい言い方だったしな、気にするな…なるほど、まぁそれでも仕事出来るだけいいんじゃないか? …あぁ、料金は…金貨2枚だったか?(さりげなく、しかし自分が出せる適正だと思った額をカチャリと) -- リド
- はい、ちょっと弟の方へ…よろしくお願いします。(頭をかきながらお辞儀)
んー、まぁ確かにそうなんですけど、でも私としてはちゃんと仕事できるようになりたいなと思ってて。 はい、(出された金貨を見て、あぁ確かにこれが適正だよな…と逡巡) ありがとうございます! --
- ナイフの打ち直しとか可能? -- ピノ
- はーい、打ち直しですかー。(村に来る前は雑用しかできなかったが、少しづつ鍛冶屋の仕事が出来るようになっていた)
大丈夫です! 任せて下さい! --
- 頼もしい……! 急がないから、後回しでもいい。よろしくお願い(だいぶ使い込んだナイフを一振り、前金と共に置いて行く) -- ピノ
- はい! かしこまりました! 仕上がりましたらお持ちしますので!
(と見送った後に、そうだお家と名前を…! と気付いたがそれは弟に聞く事にしようと思った) --
- なーおいちょっと。お前の弟はアレなんとかならんかな。ゴーグル越しじゃないとこっち見て話すらしないんだが -- イーサッキ
- はい? 弟…ヨシュカがどうかしました? ゴーグル? --
- どうかしましたかってー……なんだ、流石に姉相手ならあいつも普通なのか?いやまともにこっち見ないし口数少ないしなーんか会話ズレるしでな -- イーサッキ
- んー? 私と話す時はまぁ普通ですけどー… あ、ゴーグル越しってそういうことか…(弟の性格を考えてその言葉の意味を知る)
弟は少しだけ恥ずかしがり屋なところがありますが… それでも人と話す時は普通に目を見て話してくれるんですけどね? --
- 普通か。つーとつまり……ああ、恥ずかしがり屋ね、そうとも言うね
……んんー?話してくれるってなら俺が例外なのか。殆ど俯いてやがってさー、ああいうの見るとなんかね、こう……いや何もしないけどね? -- イーサッキ
- 何でしょうねー… なんだろ、あなたとヨシュカの会話が最初からうまく行っていない、話す前からなにか
不和があったとか…? 何かおもいあたるところ、ないですか? --
- 話す前からってーと……まあ思い至らん事もないが
……まー本能的に構えてんだろうなーあいつなー多分なー俺が怖い人だからってー感じで。あいつのペースも独特だからこっちがイラつくのもあるだろーし -- イーサッキ
- ふーむ。(鉱石を扱う時に使う手袋を外して頭をかく)
まぁ、これは当人たちの事なので姉とはいえ私が口を出すのも何かちがうと思うのでー… ちゃんと話をしたいのであれば、お互いに案を講じないと! どちらか一方が押し付けるでもなく、子供じゃないんだし。 --
- ええー。なんとかならんかと一応相談しに来たらお互いで解決しろとか言われちゃったよ困ったな。……まぁ別に困らんしそこまでして円滑にコミュニケートしなきゃならん相手でも無いからなー
まいいか。しかし……(ふとマヤの頭からつま先、つま先から頭、と視線をゆっくり上下させ)今お前15歳?だっけ? -- イーサッキ
- だって、私がどうこうしたって… ヨシュカの為にはあんまりならないと思いますし。
はい? 何ですかじろじろと見て… 15歳ですけど? --
- 言うべきは言っとくべきじゃねーのとは思うがまー他所の事だしなー
いや、15歳ならまーこんなもんかと。パっと見は悪くないからもう一盛り二盛りくらい胸が増えればテキトーにモテて村の人口も増えるだろうなと思っただけよ -- イーサッキ
- …は? 胸?(その言葉を聞いてイーサッキを見つめる目つきと、その声が変わる)
…わかったわ、弟があなたと話をするのが苦手な理由。 --
- そう胸。顔が良くて身体も良けりゃ別に今この辺に居る連中じゃなくて旅人釣るのだって出来るだろうし、それなら人口増加に直結で村長も喜……あれ?
ああなんか分かっちゃった様だけど。なに雰囲気変えてんの -- イーサッキ
- (思わず声を荒げてしまったが、ここで怒ったところで何が解決する訳でもない 一度咳払いをしてから落ち着きを取り戻す)
まぁ…わかりました。 とりあえず私の方から弟にも聞いてみます。 せっかく同じ村に住む仲間なんですから、ちゃんと仲良くできるように。 --
- (働くマヤをじっと眺める半裸) -- グート
- (鋳造に使用する石の中からなるべく鉱石を多く含んだ物を選定しているときに感じる視線)
ん…?(振り返る) あら? どちらさまですか?(石を両手に持ったまま尋ねる) --
- (振り替える先には視界いっぱいの極彩色の仮面 顔がちかい) 俺ハグートだ、知らないか?
ふーむ、こっちの方ガ良い石だ 強い力もっている -- グート
- わ。(不意に現れた仮面に思わずのけぞる)
グート、Gut? い、いえ初めて会いましたけど… え?(石の話をされて手に持ったそれを見つめる) …こっちですか? 強い力もってるって… あなた、そういうのが見えるんですか? --
- 俺はこの村ノ者だ お前はすこし出歩くノがいいな 俺はどうやらジョーレ、人間とは違う目をしているようだ
だからその石ノ力わかるのだ、娘よ -- グート
- あ、この村の方だったんですね! 私はマヤっていいます! 弟のヨシュカとここで暮らしてます。 出歩いた方が、あー…確かにここにきてずっとここで店の手伝いばかりしてましたね…(手のひらで石を転がしながら首をひねる)
へぇー… でしたらこちらの石を使って精製したほうがいいんですね! --
- お前の弟には会っタぞ まだ子供だ、学ぶこと多い だが子は宝ダ きっと良い男になるだろう
そうだな、その石を使えば間違いはないだロう あとは腕しだいだ -- グート
- え! 弟にはもうあったんですか! あちゃー…私もちゃんと村の人に挨拶しないと…
はい、ではこの石を精製してー…あとはまだ私には技術がないから、ヨシュカに任せて… --
- 腕を磨き、学ブ事だ 経験こそが最も優レた父だ ここは小さな村だ、互いニ助け合うこと必要だな -- グート
- はい! 弟と二人で助けあって! ここでやっていきたいと思います!
(良いと言われた方の石を見つめる) --
- んーむ… --
- (唸っている姉を尻目にせっせと掃除洗濯である) -- ヨシュカ?
- あ、あぁごめんねヨシュカ、あなたにだけ掃除させちゃって。 私もちゃんと家事やらないと(そう言ってお風呂場へ) --
- 姉さん、僕たち…(このまま冒険だけしていても父さんを探せそうにない、どこか新天地へ旅立つのもいいんじゃないかと…消極的な弟に似合わぬ意見を述べる) -- ヨシュカ?
- え?(突然の弟の提案に驚く。 確かに父親が姿を消してから長い月日が経っている。)
(あれだけ父を探そうとしていた弟が諦めを見せたのか… とも思ったが、新天地へ向かっていくのも何か前進があるのでは とも考えた。) んー…。 そうね。 ただ父さんと同じ冒険者の仕事をしているだけじゃ… 何も変わらないわね。 でー… 新天地、どこにする?(賛成の意を示して弟に尋ねた) --
- (『鷹の目』などと呼ばれた父の失踪、父と冒険を共にした冒険者たちもその行方は知らないという)
(この街に父の手がかりがないのならば冒険者らしく…開拓地に居を移して冒険を行うのもいいだろうと) ここ…ちょうど、鍛冶屋も募集してるって…いうし…(いくなら今だと資料を手渡す) (あるいは、引っ込み事案な自分を外の世界に引き出すための父の考えなのかもしれない…) -- ヨシュカ?
- 鍛冶屋、募集?(出された資料に目をやる)
へぇー…! こんなところが。 うん。 いいんじゃないかな! あ、でも…母さんはなんて言うかな。。 あと、あなたは武器の製作とか、母さんの手伝いしてたからあれだけど、私はからっきしだからね? だいじょうぶ? (母が営む鍛冶屋では基本雑用しか手伝っていなかった) --
- ぼくが、やる…(以前では見られなかった進歩、父の武器の整備もこなせるほどに腕を上げたが引っ込み思案な性格からかいつも逃げてばかりいた)
(無論手伝ってほしい事もある、母さんの手伝いをしていたのなら自分の手伝いだってできるはず…雑用担当で構わないと) (装備の制作や点検整備を行うにしても、姉のように武器を扱うセンスのある人がいれば仕事もはかどるはずだ) ……でも……(これは自分の『わがまま』だ、冒険者が帰ってこないことなどよくあること…父さんを探すという目的は自分ひとりで行うべきなのかも…と、肝心なところでまた優柔不断さが出る) -- ヨシュカ?
- ほんとに…?!(普段はもの静かな弟が新しく店を自ら開くという決意に目を丸くする)
(もし本当に始めるとするなら、もちろん自分も手伝うつもりでいる、が自分ができることは本当にヨシュカの手伝いだけだ) でも…?(そこまで言って彼の決意の中にまだすこしのためらいがあるのではと考え…) わかった、あなたがやりたいのであれば… お姉ちゃんはとことん、どこまでも手伝うわよ! だから…何でも言ってね、あぁもちろん私ができる範囲で、いや違う… こういうのやってほしいのがあったら、ちゃんと勉強してできるようにするから! --
- (姉の言葉に短く頷く、自分の出来ることで誰かを助けること…父に再会できたときに恥ずかしくないよう、自分を誇れるように…)
ありがとう、姉さん… (双子だからだろうか?姉の気持ちが…自分を応援してくれていることが伝わってきて…微笑む) (ふたりならば、半身どうしが一緒になればできないことはないと…) (決まったのならば行動あるのみ、ならばさっそく荷物を用意し生まれ育った街と、母と…家族同然に育った人たちと別れを告げ新天地へ) これで、いいんだよね… (父に近づくためだけではない、自分という人間の一歩、姉との新生活のスタートである) -- ヨシュカ?
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