Sarutobi Championってなんだよ
- (キョウの事務所へ、煙草を燻らせた男がやってくる。いや…男だけではない、一人の少女を伴いやってきて)
你好。依頼された陽極機腕についてですが…こちらの小姐にご協力頂きまして、その一端を掴めました。 さ、小紫さん、この方が元々の依頼主の瓦礫城の闇から闇へと舞う現代の忍び、キョウさんです(と彼を紹介する) -- リュイ
- (少々扇情的な恰好をした、性産業に従事していると匂わせる若い女が、リュイの半歩後ろから付いてきており、紹介されればおずおずと一歩、二歩、前に出た)
シャ…小紫(シャオズー)です。ニンジャナンデ!? -- 小紫
- (事務所の安イスを回転させ振り向いたニンジャ そこには依頼をだしたリュイの他に色街の人間らしき女)
ああ、そこまで期待まではしてなかったが、情報が引っかかったのか。……なるほど、リュイの店に厄介になることもあるっぽい(小紫の出で立ちからその生業を推察 そういう女性は腰痛と切っても切れぬ仲) それで、どんな情報を掴んだか聞かせてもらおうか。話に寄っては大盤振る舞いもある(机に置いていた電子クレジットと、更にもう一枚引き出しからクレジットを取り出して見せて) -- キョウ
- メイン層の御老人達ではどうにも当たりがつかなかったものでしてね。調べを進めるうちに小紫さんの方が適任ということが分かりまして。
(そうして客への聞き込み、浮かび上がってきた深奥の裏路地の怪老、そして小紫に話を持ち込んだ経緯を手短に前座として伝え) ということでお願いします、小紫さん。この件は私としても興味深い所でしてね、私からもささやかながら礼を致します(と薄い微笑みを向ける) -- リュイ
- (自分も含め、娼婦たちが信頼を寄せる呂先生の知人ということで、己の身の安全は一応保障されていると安心し、付いてきたのだが、目の前にいるのがなかなかにヤバげな人物である)
(様々な種族、色々な相手を無数に客に取る女であっても、やや緊張気味) お礼とかそんな!いいですよー!呂先生のためなら、あたしたち幾らでも脱いじゃいますし!…あ、でもどうしてもっていうなら貰う物はちゃんと貰います! じゃないと、色々頑張ってくれた皆に悪いし、お互いに変に貸し借り作らない方が、ね? (掌をひらひらさせて。前置きが長い女) でね、その先生たちが探してるっていう、白い義手の男! あたしのいる店に来たの。相手したのはあたしじゃなくて、別の子なんだけど いかにもな強面!目付き鋭くて、あきらかにカタギじゃねーや!って感じでちょいイケメン プレイの方は何かちょっと違和感があったとか言ってた。何がおかしいのかはよく分からなかったんだって (元女が男らしく振る舞うにあたっての何か違う感、とでもいおうか。そういうものを感じたのだろうか。相手をした娘は) 義手とかサイバネ化とかしてるお客さんはそんなに珍しくないけど、写真皆に焼き増ししたからね。ちゃんと覚えててくれて、すぐ教えてくれたよ (一気にまくし立てた後、間が開き、それから思い出したように) あ、それから墨もしょってたって。花鳥風月?なんか優雅な感じ?の? -- 小紫
- 妙に警戒されてるのがなー。ま、傭兵やってて警戒されないほうがおかしいんだが(やれやれとフードを取って苦笑い)
そっちに興味ないわけじゃないが、貸し借りは作らないのが流儀でね(フリーランスゆえの縁の付き合い方か) でー……(小紫の話に耳を傾ける まくしたてる内容は逐一メモを取る 細かい内容が何かにつながる可能性は多い) (それにしても喋り好きだ、と苦笑い でなければ水商売など務まらないのだろうが)……そうだな、そいつが陽極機腕の持ち主で間違いなさそうだ カタギではなさそうだって話だな。入れ墨……花に鳥?(妙な取り合わせだ 男が入れるにしては華美な入れ墨 そも己の身体に墨を入れるとは己を誇示することでもある 男であれば力や勇壮さ、畏怖を表現するデザインであろうが) (プレイが妙だった、という点と合わせれば正体が透けて見えてくる)そいつ、元は女だったんじゃないか?陽腕の使い手ならそれもありうる……(強い陽の気に染まりすぎ身体が変革を起こしたのだろう 自分とは逆だ) もしそうなら堂々と女買いに行く女とかちょっと引くな……同性愛者か? どっちにしろ、腕の力を随分楽しんでるように見える 厄介だな (陰腕の修行を控えめにしている自分とは違い、相手は陽腕の力を好きに奮っていると見える 使いこなしは相手が上か) それで……他に手がかりは?中心に白黒と四つの翼の意匠?……渾沌か?(更に小紫から追加で聞き出した刺青の意匠 そこから何かつかめないかと事前調査した資料を広げ) 「渾沌會」……もしかしたらこいつらか?(四凶の一つ、渾沌のモチーフから浮かんだのは社会に混沌を誘い、その中でシノギを得る特に厄介な黒社会の集団) コイツラの詳しいことはまた後で調べるが……ともかく助かった。これだけ掴めりゃ先に進める。ありがとよ、リュイ、小紫(そう言って二人に一つづつ電子クレジットを投げ渡す 入っているのはそれぞれ結構な額 S.O.Tとの仕事が上手く行った故であるが) -- キョウ
- いえいえ、この話をした時にも言いましたが…多少なりとも危険を伴う依頼です、その対価は受け取って頂ければ。私としても罪悪感というものが軽くなる(と微笑みを崩さず彼女の舞う掌を眺め)
ともあれ…ふむ…(そうして立て板に水のごとくに話し出す彼女の言葉を注意深く耳にする。伝え聞きではどうしても情報伝達にロスが出る。直接キョウに聞かせるために彼女をここへ連れてきたのだ) (数多くの客を取り、文字通り肌を合わせて接する彼女達が危険な雰囲気を感じ取ったのであれば恐らくは筋者だろう) (行為の違和感も、腕の持ち主がもし元々女性だったとすれば体に染み付いた女性としての仕草がそう思わせた可能性がある) …恐らくはそうでしょうね。小紫さんの同僚であれば、妙な性癖などは違和感を覚えるまでもなくお手の物でしょう。 人は大きく違う物にはそういうもの、と受け入れますが、似ているようで違う、そんなものにこそ違和感を覚えるものです。 (軽く腕を組みながら、眼鏡を直し、ふむ、と一声呟き)…そして、渾沌。ですか。 人皆七竅有りて、以て視聴食息す。此れ独り有ること無し。…なるほど、人の道を外れ、邪を成すを良しとする方々です。 嘗試みに之を鑿つ、が宜しいかと(電子クレジットを受け取り、にやりと笑う。それは小紫が見たこともないような、獣の笑みだ) -- リュイ
- 渾沌會…!? ヤバい組織がドンドン出てくる! いやぁ……ホントあたしたちって吹けば飛ぶような綱渡りで商売してんだねーって、ちょっと怖くなっちゃった
(己の白い肩をかき抱くようにしてぶる、と震える。いちいち仕草が淫らめいて艶めかしい──わざとらしく、一種下品に見えなくもないが──) (2人に推されて報酬はきちんといただきました。もちろん、娼婦仲間で山分けしたという。ちなみに、件の渾沌會の男を客に取ったという子は、今体調を崩して休んでいるとか……何があったのかは不明である) おー、先生が獰猛な目をしてる!素敵♥(もう何でもいいのかこいつは) キョウ忍さんありがとね。また何か分かったら話すからよろしく! -- 小紫
- 正直、この瓦礫城ってのは魑魅魍魎の巣窟だしな。人間相手なだけまだマシかも知れん(小遣い稼ぎの怪異狩り、それも氷山の一角かもしれないと考えるとこの街の闇は底知れない)
ま、もしそんな連中が店に顔出しに来たとかだったら深く手は出さないほうがいい。ビジネス上のお付き合いだけにしときな 食い物にされるぜ ……金銭的で済むか、性的に派生するか、あるいは最悪文字通り、てこともな(出所不明の肉が出回ることも少なくない 青い顔でそんな事をつぶやく) それと、件の男……女?に抱かれたって子には少し気をつけたほうがいいかもな。陽の気をバシバシ発してそのままヤるなんてのは、その子の身体にも良くないだろうしな。……つられて後で男になったりとかは流石にないだろうが リュイもそういうの好きだな―。ま、なにせ相手はマフィアだ。お抱えの戦力もあるいは。拳法家がいるかどうかはまぁ、これから調べなきゃわからんがな アイアイ、踏み込みすぎんじゃねーぞ。オレの手持ちも限界あるし、何より相手は黒社会の人間だ。探ってる素振りでも見つかったらコトだ(そう、ことマフィアという連中は敵対者の動きに敏感なもの 犠牲者が出たりしたら夢見が悪い) -- キョウ
- ある種…ここに住む皆様方は全て綱渡りですよ、何せもしかすれば地獄へと転移してもおかしくないここで暮らしているのですから(と冗談めかして笑い)
(ぽん、と自らの肩を抱く小紫の肩を掌で優しく叩く。無意識にだろうか自覚的にだろうかそれが彼女流の己を魅せる術だとしても…大丈夫だと、そう言うかのように) ふふ、私はキョウさんが陰陽を成すその様を見たいだけですよ。必要であれば私の力もお使いください(拳を掌で包む抱拳礼。この場合は、己の拳を貸すことも意味し) サラマンダーのオーナーさんにも一言伝えておいた方がいいかもしれませんね。場合によっては彼らが情報の出どころを洗わないとも限らない。 まあ…キョウさんに限ってそんな匂いを相手に悟らせるようなヘマはしないと信じていますがね?(にこり、と笑う。無論それは自分もだと言いたげに) -- リュイ
- その冗談、マジで冗談に聞こえねぇんだよなぁ(深淵と呼ばれる所の噂を聞くにないとは言い切れない 冷や汗も出る)
オレが何処までやれるかは、腕を奪ってみての話になるだろうが。その時はそうだな、手を借りることも考慮に入れとこう そっちの娼館に迷惑も掛けられんからな。ま、相手の正体がわかってる以上、別件絡みから糸をたぐっても十分。当然ヘマはしないがな(そう、ニッと笑って) とりあえず情報収集が済むまではしばらく静観だぁな。繰り返しになるがありがとよ、オレの人生の目標に指が掛かりそうだ(二人を見送って、端末から渾沌會の情報を辿りだしたという) -- キョウ
- お待たせいたしましたの…約束どおりに必要な台数を揃えましたので、早速装置の取り付けをお願いしますわね
(以前キズキが依頼した内容どおり、指定した地下駐車場にキョウを呼び出した。いかにも中古、というヤレた車が5台) あの時は確か名乗っておりませんでしたわね、S.O.Tのリーセと申します…このたびの作戦、キョウさんのお陰でうまく行きそうですわ。 -- リーセ
- あいあい、ってアンタは……なるほど、合点が行った。瓦礫城に似つかわしくないお嬢様だとは思っていたがね(やれやれ、と)
改めて、キョウ・ネザーウインドだ。よろしくな、リース。 で……なるほど、いい感じにボロい これなら事前に車を寄せるのも目立たねぇな 組み込みまで少し時間がいる 良い茶でも飲んで待っててくれや(と、こちらは積み上げられたジュラルミンケースを牽引し車の方へ 自動操縦装置の他、取り付け用の工具やカバーなどが入った作業用の荷物) -- キョウ
- 観光客なら、らしくない格好の方がよいでしょう?下手に地元民に偽装しても、かえって違和感が目立ってしまいますもの?
えぇ、ではお言葉に甘えて…(近くの木箱に腰を下ろして作業の様子を見守る) これ1回きりのために車を5台、というのも何だか勿体無い気がしますわ…とはいえ、売ろうとすれば足がついてしまいそうで。 -- リーセ
- まあ確かにな。地元に馴染むのはそりゃ苦労する。見かけない顔だと見咎められるとどうしようもないしな……
そういうの込みでの経費だと思うしかねぇなぁ。もしくは、ジャンクにして売り飛ばせば多少は帰ってくるか。現物丸々手放すよりよっぽどマシだろ だからこそボロの車でやる必要があったわけだ。新品でこんな作戦やったら俺でも発狂する (苦い顔をしつつボンネットを開け、駆動系に干渉する部分へ自動操縦装置をセット、配線を正して一つ一つ取り付けていく) -- キョウ
- 幾分かここの空気にも慣れてきましたけど、そうなる頃には街を離れる…そんな仕事ばかりで、少し名残惜しくもあり…。
可能であれば、追跡を撒いたあとでここに戻ってくるように設定していただければ…回収して売却もできますわね。 湯水のようにお金が使えるなら、新車で…と思いましたが、ピカピカの車が5台もあれば目を引いてしまいますわね、ふふ 何かお手伝いできる事、あれば言って下さいね?(機械には明るくない身では、役立てるかどうか怪しいが) -- リーセ
- 後半年ほどでまた転移が始まっちまうとかだっけか……俺はその時どうするかね。この街の在り方はその辺が厄介だな
流石に鉄火場でそこまで間に合わせる偽装は難しいからな……バレにくい位置、最寄りの倉庫かどこかに時間差で移動させた上で後で回収、がギリギリのラインか そういうのは金持ちの道楽になっちまうな。それに確かにカネをいくらつぎ込んでもいいってなっても目立ちすぎるのはよかねぇ んじゃ、一台目が済んだから試乗してみてくれ。違和感のない動きをするかどうか、中から確認してほしい シートベルトは締めろよ? (と、リーセに助手席を勧める プログラミングはキチンとしているがそれも机上の物 発進する瞬間からバレては元も子もないのだ) (そしてキョウは別の車へ組み込み作業を行う 後4台、それなりの作業である) -- キョウ
- あなたは、既にこの街に生活基盤を持っているのでしょう?そうなると、かえって離れにくくないかしら…
あぁ…かえってリスクが増してしまうのなら、車は捨てること前提で構いませんの。人命に替えられるほどの価値、ありませんもの 早いですわね…では早速…と(助手席に腰を下ろす)自分で用意しておいてなんですけど、タバコ臭いですわねこの車… ええと、ベルトは締めましたわよ…このまま動かしてみるのかしら?(運転手なしで動く、というのはどんなものだろうと思いながら) -- リーセ
- 別段、新しい街で仕事するのは手間だが無理でもない。愛着が湧きつつあるってのは、事実ではあるがな
なるほど、じゃあ作戦優先、初動の混乱を生みつつ陽動隊へ視線を向ける動きでいくかね。続きのプログラムも一応してはおくが、起動は事が済んでからだな 瓦礫城の中古車なんて大概そんなもんだろ。まずはこの駐車場内を走り回れるかテストだ。不味いと思ったら緊急停止プログラムがあるから押してくれ(と、起動・停止用の端末を手渡す) 本番も走り回す場所が場所だけに狭くてあんまり速度は出さなくてもいいからな 予想外の動きはしないはずだが(他の取り付けといえば順調に進んでいる 額の汗を拭いエナドリで小休止) -- キョウ
- 気分を一新して、別の土地で…というのも面白いですわね。土地に縛られない仕事ゆえの強み、でしょうか…?
欲をかくよりは、作戦の成功を第一に考えねばなりませんわね… なるほど、これを使って指示を出すわけですのね(端末を受け取り、じっくりと眺め) この、タバコ臭をあとで芳香剤で上書きしようとした結果両者が混ざって悲惨な事になってるのがつらいですわ…(ドアを閉めると速攻で窓を開け) なんというかこう、教習所の教官のごとき心境ですわね…では、始めましょう(端末を操作すると、エンジンが始動する ゆっくりと前進し始め) (所々にあるコンクリの柱もうまくかわして、徐行運転)なかなかにおりこうさんですわね、この子… -- リーセ
- 新しい土地で名前を売るのも結構大変だけどな。ま、それはそれで面白いが。新しい技術だの何だのは見ものだからな
……無臭式の消臭剤にしておくべきだったな、そこは(窓のそばに近寄るとそれなりに外にも漂ってくる強烈な匂いに苦笑い) (スイスイと進む自動運転車にニッコリ)いい感じだな。テスト用のプログラムが走るなら、後は本番プログラムを地理に合わせて組むだけだ 陽動と本命はある程度まで行ったら運転手が必要だろうが。前者は長い距離走る以上細かく詰められんし、後者は走り出すタイミングは爆破次第だからな!(と言った所で、五台目のセッティングが完了 大きく息を吐いて) -- キョウ
- この自動操縦装置もそうですけど、新しい物を取り入れるのがお好きなようですわね…キョウさんは。お仕事柄、というだけでもないでしょう?
まぁ、本番では無人の車ですし…今回限りの我慢、ですわね…けほっ。 それにしても、勝手に動くのは不思議なものですの… (ぐるりと回ってもとの場所へ戻ると、停車させて)本命の車はタバコ臭くないやつにしますわ…ドライバーもこちらで用意しますの。これで完了かしら…お疲れ様ですわね (車から降りると、端末を返却し)正直、この技術だけでも余所で食べていけるとわたくしは思いますわね…お見事でした。 -- リーセ
- ニンジャってのは常に時代を先取りし続けるもんだ。いつの時代も最先端の技術は世には出回ってないからな
理屈ではわかってても勝手に動くのはなかなか新鮮な気分だったろ?そういう部分も固定観念にとらわれがちっていうかな そうしとけ。ある程度長い間、神経を尖らせて走らせるんだからな。気分悪い匂いの中でずっといたくはないだろ 俺は業者の受け売りで取り付けてるだけだがな。本当に細かい部分は専門家に任せる。そういうコネも、実力のうちってな(用の済んだスパナをぐるりと回してから工具箱に戻し得意げに) -- キョウ
- 相手を欺くに、未知の技術というのは効果抜群ですものね。車が動くからには、誰か乗っている筈という心理…ですわね…
せめてドライブ中の快適さぐらいは残しておかないといけませんわね…(服に臭いが移ってないか袖口を嗅いだりしつつ) 何もかもを自分一人でやろうとしないのも、大事なことですわね…餅は餅屋、というだけのことはありますの。 では、此方が約束の報酬となりますの…もしご不満等ありましたら、わたくし達が去る前に言って下さいな(現金の詰まったバッグを置き) それでは…当日、よろしくお願いしますわね…?(作戦決行の日時を伝えた後、帰っていった…尚、作戦は行間で行われることになる模様です) -- リーセ
- 鉄火場間近でお上品なバラの香りとはいかんだろうがな。モチベーションの高さは作戦の良し悪しに関わってくるものさ 精神的なものをないがしろにはできんよな
そ。自分の手で出来ることってのは限られてる。俺も結構手広く出来る方だが、それでも細かいことになると限界がある。だからこそ、専門家に頼れるって状況は欠かせないのさ あいよたしかに。何、これだけもらっといて不満も何もない。後は本番、きっちりこなして見せるだけさ それじゃぁ、そん時にな(現金入りのバックを担ぎ、リーセを見送った後自分も地下駐車場を去っていった) -- キョウ
- この辺りにいると聞いた(ピンク色の手作り対魔忍スーツを着て探索している) -- テヘペロ
- 一体何がいるって聞いたんだ……(そんなテヘペロの頭上を取るように軒の上に陣取るアーバンニンジャ 馬鹿とケムリとニンジャは高いところが好き) -- キョウ
- あっいた! jump to the sky turns to a ninjya kickするという噂のニンジャ……!本当にいるんだなぁ
いやー詳しくは知らないけどシマを空けてくれてありがとう!お陰でうちのクランの物件が増えたよ -- テヘペロ
- 俺は変身もしないし顔も割れんぞ。……ライダーキックはやったことあったかもな(やや遠い目)
シマ……ああ、雷頭幇の件か。ありゃどっちかといやぁリュイの方が手柄は大きいだろ。道筋を付けたのは確かに俺だが とはいえ、連中のシマも移り変わりつつあるか、もう一年近く立つしそりゃそうか -- キョウ
- やはりニンジャ……面と向かっての決闘能力に秀でている!
そうなの?事情は聞いてないからさ。とにかく物件が幾つか空くから、頂いとけって話だったんで。血の雨をしのげる新しい屋根をシマにできてうちのクランもホクホクさ -- テヘペロ
- 普通ニンジャは闇討ち不意打ちが常套なんだがな。とか言いつつ直接戦闘をきっちり磨いてしまっている俺がいる。変な話だが
なるほどリュイがそう言った訳だな。まぁ確実に潰せるよう手は打ってた訳だが……お前さんのクランってのは空き家取らなきゃならんぐらい困窮してんのか?(ふと気がかりになって) -- キョウ
- 闇討ち不意打ちするニンジャってのを聞いた事が無いんだけど……大体正面から戦闘しない?あ、女ニンジャは潜入して捕まるまでが能力だっけ?
そうそう、うまい具合に空くからおこぼれ頂ける程度で。うちのクランは基本的にストリートがシマだから普段はその辺をウロウロと 戸締りのできる家は寝たり秘密で騒ぐのに便利だから、ありがたいシマだよ -- テヘペロ
- そっちはニンポが主流のヤツだろ!!俺はトラディショナルな道具と諜報で戦う方なんだよ!!
あー、ストリートチルドレンとかそのへんのクランか?だとすりゃ確かに色々空いたりすりゃ都合がいいわけだ……(ふむ、と口元に手を当てそうこぼす) -- キョウ
- なる程……ニンジャにも流派があると聞いたけど、イガとかスレイヤーとかそういうアレなんだな!道具と諜報とニンジャキックで戦うのが君か
そんな感じ。ストリートギャングをイメージしてくれたら大体合ってる。人数だけは結構いるからさ、シマが空くのは大歓迎だよ -- テヘペロ
- スレイヤーの方はそっちでガチなやつ多めだよな……いやニンジャキックもカラテのうちだからその表現は間違っちゃいないがー、うーん(腑に落ちないニンジャ)
確かにそういう連中だと、拠点になる店だの建物だのは貴重だよな。シマ広げるなら仕事になりそうな厄介事は持ってないか?カネがないか(営業を掛けようにもストリートギャングにそれほどの支出は期待できないかと) -- キョウ
- 金が無いな!エージェントを雇うくらいならまず自分達でやるくらいにはファミリー感あって貧乏なクランだよ。お金以外のものなら応相談なんだけどさ
シマを広げたくても、今はマジもんの犯罪組織とかも縄張り争いしてるからなー、ボク達はその隙間をうかがう程度だよ お金は出せなくても厄介事を紹介したりはできるだろうか……後はむしろ、逆にお得情報をこっちが欲しいくらい -- テヘペロ
- やっぱそういう系か……だったらあれだ、サイバネのジャンクでもなんとかなる あるいは、サイバネを付けたやつが標的、ってパターンとかな
まーそーだな。どこもかしこもマフィアが溢れてる。一つ潰しても他所から入ってきたりは日常だな 俺らフリーランスもいい位置に陣取るのが大変だ 敵が義体使いとか機械系の装備常用してるとかなら、潰して戦利品は俺のもの、シマは譲るとかそういうパターンは出来るがな。残念ながらお前らが喜びそうな情報はなかなかな。次の仕事はドンパチじゃあないしな -- キョウ
- 物々交換の方がありがたいな!そういうのは時々手に入るんだ、改造人間の行き倒れからとかさ
人と物が集まる瓦礫城だしね。無くなりはしないから、住民はワルと上手く付き合う方法を覚えていくわけだ……!ボクらクランなんていい位置についてないと組織に狙われる立場だからなぁ そういう場合だったら頼めるってのは覚えておこう!あっ、もう次の仕事入ってるんだ。結構稼いでるね!? -- テヘペロ
- ならそういうのでも取引には応じるさ。腕がベストだが、他のパーツでも俺なら捌けるし最悪修理用パーツにでも回せるからな
全くだ。こんな美味しい所占めない連中が何処にいるっての。人付き合いのやり方も色々、だわな。力つけるのも一つだが、立ち回りで食っていくのもありなわけだ 大口としては二件目ってところだからさほどでもないかもしれないがな。だがいい感じに名が売れてデカイ仕事に取りかかれる所まで来たかもな -- キョウ
- それも覚えておこう!なんかこう、サイバー改造は受けたものの手術代を払えなくて野垂れ死んだ人とか探してみる!
うちのクランの連中は大体バカだし、計画的にそういう事を考えられそうにないのが欠点だけどね!強そうな奴を見たら逃げるくらいしかない……! いいねぇ、上昇気流だねえ、昇りシノビだねえ。仕事の中で差し障りのない美味しい話があったら教えてよ、こっちからは……あまり出せそうなものってないけどな! そんじゃまヨロシク!ニンジャの内情が聞けて面白かったよ(ビャーッと走り去った) -- テヘペロ
- 逃げるやり方を学ばせておきゃそのうちマシにはなるだろ。命あっての物種、生きてりゃバカでも成長するからな
昇りシノビってなんだ。まあニンジャの名が売れすぎるのも考えものだがな。ああ、とは言えなかなかそういうのは転がってなさそうだが。前みたいに今からあの組織潰すからーみたいなのは早々な ああ、じゃーまたな。……ま、取引先の候補が増えるのは悪いこっちゃない(走り去ったテヘペロを見送りパルクールで建物を駆け上っていったという) -- キョウ
- アーバンニンジャってこういうイメージ -- 「線香屋」
- なるほどサイバーでスタイリッシュな感じ。個人的にはもう少し和を足してもいいかな―と思ったり思わなかったり -- キョウ
- 探すのに手間取ったよ、この間話していた件について…目処が立ったから、逃走ルートの作成を頼みたいんだけれど。
(そういって事務所を訪れたのは、住宅街で会った和装の少年。まるでこれから逃走劇が起こること前提のような口ぶりだ) -- キズキ
- 悪いな。敵を作ることも少なくない商売柄、目立つ所に事務所は置けねぇんだ(それが時折仕事を失う要因にもなるが、と溜息)
で、だ。その様子じゃ近々ドンパチが始まりそうな感じだが。まぁいい。要件を聞こうか 誰を、誰から、何処に、何故。 聞けることは何でも聞くぜ?情報の欠片一つも有用に使えるもんだ (携帯端末を取り出し情報整理の準備 まずは状況の把握から始めなければ、ということだ) -- キョウ
- 堂々とニンジャが看板掲げるっていうのもやりにくいだろうしね…ドンパチを極力回避するための依頼だよ。
東地区にある、老虎会っていうマフィアのシマ…そう大きくはないんだけど。(地図を取り出し、指で示す) 彼らの所有する店の一つから、捕まっている人達を救出する。車で護送するルートと、陽動のルート、2つを用意してもらいたいんだ。 目的地は中央区域の馬克沁大厦。陽動側は僕とリーセが担当する。もうひとつ条件として…陽動側はここを経由して欲しいんだ(赤ペンで印のついた箇所、古いバスケットコート跡だ) -- キズキ
- そりゃ瓦礫城なんてとこで「ニンジャ営業中 フリーランスな 実際明朗会計」とか堂々とやったら逆に怪しまれて客が付かんわ。今はいろんな勢力に顔売って仕事得てるってとこかね
で、またマフィア絡みか。大体こういう所で揉め事起こすのはマフィアばっかだが(キズキが広げた地図を身を乗り出し眺める) さて、誘拐された人間を助け出すと来たか。必要なルートは2つと?ふんふん(端末のホワイトボード的なアプリに地図をコピー、キズキが語る情報を書き込みつつ整理していく) 場所はともかく陽動側に指定ポイント?……そこで追手を叩く腹づもりか?(指定された地点を確認すれば開けたバスケットコート跡 誘い込むには丁度いい場所と見てそう聞く) まずは質問が一つ、提案が一つ。質問からだ。そいつらは何故捕まってて、何で馬克沁大厦に護送する必要が有る?何で聞くかって言えば、陽動を作るにゃ「ストーリー」が必要だからだ。騙すなら相手に「敵の策を読み切って追い詰めた」と誤解させる必要がある で、提案の方だが。車一台じゃなく、数台ジャンクをかっぱらって来て、簡単な自動操縦装置を取り付けて適当に走らせるのはどうだ。本命を逃がす時間を稼ぐだけじゃなく、陽動の方に信憑性を持たせられるが(考えるのに糖分が欲しい、と紅茶を淹れ砂糖をだばだば入れて飲み始める) -- キョウ
- 「また」ってことは、他でもよくあるんだね…追手を叩く、というか撒くというか。広い場所じゃないとやりづらいから
うーん…(少しだけ天井を眺め、考えてから口を開く)S.O.Tってしってる?僕らは、人身売買される亜人種を解放するために動いてる…この街の外に脱出させる前の、一時拠点が馬克沁大厦。 確かにできるだけ多くの追手がこっちに引き付けられてくれると、救出側もやりやすくなるからね…ストーリーか…。 つまり、車も複数用意してばらばらの方角にダミーを動かすんだね? 予算が許す範囲で、やってみるべきだと思う。僕は賛成だね(甘党なんだなぁ、と砂糖の量を横目に見つつ) -- キズキ
- 前に大きめな仕事が一件な。まぁ、だからといってやりにくいとかそういうことはないんだが
なぁる……お嬢様の物見観光に付き合う従者ってのはカバーか。とにかく大体はわかった。それなら目的地の偽装も練りやすい (それ以上込み入った事情には踏み込まない 仕事に必要な範囲の把握はするが、踏み込みすぎないのがフリーとしてやっていく上で必要な立ち回りだ) 車なんざ多少動いて格好が付く程度に形が残ってりゃいいからタダみたいなもんだ。自動操縦装置が少々高く付くかもだが、4〜5台分用意できりゃ十分だろ 本命の車もボロくなっちまうのは痛し痒しだが ……甘党だからやってんじゃねーぞ?(キズキの視線にそう宣うが、どう考えてもダダ甘の紅茶を何食わぬ顔で飲める程度には甘党であった) -- キョウ
- 勿論、街の外への脱出を望まない者は安全な場所で解放する形。もっとも、この街…どこかしらのマフィアのシマにはなってそうだけど
もっと事細かに聞きたがると思ったけど、違うんだね(必要最低限の情報だけ得ればよい、という姿勢に意外そう) 追手もべつに全滅させる必要はないから、逃げ切るまでの間こっちに目を向けさせて…あとは尾行されずに済めばOK。 その肝心の自動操縦装置の入手のアテがないんだけど、それをキョウさんに頼むことは可能?代金なら用意できる。 本命の車も、多少ボロいほうが偽装になるかもだから結果的にはいいのかもだ…え、てっきり甘くないと飲めないのかと思った… //ここで文通スイッチオンになりますー -- キズキ
- そこは頭が痛いところか。比較的マシなマフィアのシマ、自警団の力が強い所、あるいはマフィアが手を出したがらない奴の近場とかを調べてもいいが(無論オプション扱い、と指で円を作って)
踏み込みすぎると特定の勢力にしか加担出来なくなって、そっちの仕事を切られて飯の種が枯れる、なんてことも有るからな。ワルい話だがフリーランスなんてコウモリみたいなもんさ いつぞ裏切っても文句言ってくれるなよ?(それは予防線であるとともに繋ぎ止めたければ仕事を必要とするという圧が強めの営業トークでもある) あいよ了解。なら陽動のルートは……(スイスイと端末上の地図に指を滑らせ)こんな感じでどうだ?(示したのは狭い路地裏や廃工場を中心に通り、指定のバスケットコートを通り外縁区の病院を偽装目的地としたルート) 敵が追跡をギリギリ切らない程度に目立たないルートだ。廃病院目指しはあくまでマフィア共にそう思わせるルート取りだから実際の実行はお任せするがな 撒いた時点で戻ってもいいだろ 肝心の本命はと……(示したのは……なんとほぼ一直線のルート 建物が書かれているのもお構いなしである) で、今「コイツ頭オカシイのか」と思っただろ?(悪戯心を込めた笑顔で)ところがどっこいだ。この辺、廃墟になってて誰も住んでないところがある。そこの壁をドカンすれば道はいくらでも作れるわけよ(地図に爆破マークを付けていく) 自動操縦した車はそう上手く走れん。脱出させていくらか時間を稼ぐのが関の山だ 敵も早々に気づき、まともに走る車を追いかけ雑な動きをする車は放置しだす だから……本命をそこに隠しちまうのさ(かしんと機械の拳を掌に打ち付け) 真っ直ぐに走ってビルに追突し、爆発が上がれば向こうからすれば本命とは思い難いだろ。人身売買のビジネスを潰されかかって焦りが走る鉄火場なら尚更な(人の思考を上手く走らせる 外見のエセニンジャっぽさからは想像も出来ないほど正統派な諜報のやり口だ) 無論だ。こちとらそういった便利な機械には目がなくてね。機械技師なり良いメーカーなりのアテは唸る保度ある。 甘くなくても飲めるけどな、そりゃ 考え事には糖分だ。何事も糖分で解決するのが一番だ(いつか糖尿病を患いそうな発言!!) -- キョウ
- //あーいお疲れさまです― こちらも帰りが遅くて申し訳ない! -- キョウ
- 僕達だって何から何まで面倒を見る訳じゃないよ、だからそこまで調べてもらう必要は…今のところなしで。
この作戦の情報を相手側により高値で売る、なんてことはしないでくれると信じたいけどね…今までにそういう事も無かったわけじゃなし 不幸にもそういう事態が起きてしまったら、恨みっこなし…追加報酬は弾丸になる、っていうのが妥当な線かな(キョウの立場も理解し、ここでの生活上仕方ないことだと) ふんふん…病院を目指すんだね?路地裏で間違って袋小路に入らない限りはこっちに有利だ。(陽動側ルート上に存在する建物を思い浮かべながら) え…真っ直ぐ?(やはり最初はその意図が読めず困惑した)いや、空でも飛ぶとか言い出すのかと…まさか建物にトンネルを掘って直通ルートを作るだなんて。 追手の心理まで考えて、なおかつ最短ルートで追撃を振り切る…キョウさんさ、僕なんかよりずっと相手を化かすのが得意だね (リーセであれば「あなたも相当な狸ですわね…」とか言いそうな場面、兎にも角にもその手腕に賛辞を送り)じゃあ、車はこっちで調達しておくよ…偽のナンバーもね。 こっちとしては必要な条件が全部揃ったと考えてるけど…まだ足りないもの、あったりするかな?そうでなければ契約成立、ってことで… -- キズキ
- そこは信頼がいちばん大事な商売なんでな。仕事は最後まできっちりこなしてこそのプロよ。途中で投げ出したらコウモリにもなれん。精々カモだな(ケラケラ笑う 笑い事ではないが)
自分の立場は弁えてるさ。腹八分目で抑えるのが何事も上手くいかせるコツってな。欲掻きすぎるのは破滅の元 ざっくり下調べはしてあるし、当日にルートをドローンででも再調査してイレギュラーがあれば細かいルート変更はするかもな。突然ホームレスが路地裏を占拠してとおれませーん、なんてなったら台無しだからな(デスク上で上手く行っているときほど現場で問題が起こるもの、と苦い顔) 常識に囚われてちゃ、出てこない発想っていうのもある。無論、上手くいくかはちゃんと経験則に照らし合わせなきゃならんが。発想と検証の賜物ってことよ、こーいうのは (二、と悪い顔 その裏にどれだけの修行と学習があったか感じさせないほど 軽薄な見かけは好みばかりでなく偽装でもある) じゃあ車はヨロシク。自動操縦に改造するのがちとかかるんで決行日よりいくらか前に用意してもらえると助かる。突貫はヤだぜ? 概ね大丈夫だろ。本命の護送に俺も随伴する、というぐらいか。的確なタイミングで爆破するのもそうだし、うっかりついてきた雑魚は早めに黙らせないとだからな。こんなところか?(プランの概要をなぞった所で、握手の手を差し出す クロームメタルの義手の右手を) -- キョウ
- 予定外の出来事が起こるのは、当然と考えていいかもね…全部が計画通りに行く事なんてそうそう無い。そういう時はかえって不安になる…
検証…そういえば最初に会った時も調べてたね。ああいう積み重ねが活かされているのか… ええ、と…車はここの地下駐車場に集めておくよ(地図に新たに印を書き込み)揃い次第連絡するね できれば計画だけで、荒事に巻き込むつもりはなかったけど…確かに爆破のタイミングを計るには必要だったね よろしく。(ぎゅ、と金属製の手を握り) それじゃあ、報酬の話とかはまた後で…リーセと直接話してもらった方が早いかも。(こちらの住所を書いた紙を渡し) 機材の調達で前金が必要な時も、遠慮なく言ってね?それじゃあ、僕はこれで… -- キズキ
- 万事上手く行くならそれでいい。しっかり計画の全体を見直し続けりゃ綻びは基本ない。見落としを常に探し続けるのがコツさ 神経使うがな
前も言ったかも知れんが、何が後々生きてくるかわからんからな。調べられるものは調べておいて損はない 時間の許す限りで、だがな オッケー、連絡貰えりゃ改造に向かう 俺は元々傭兵だ。どれが一番、てこたぁないが荒事も得意な内に入る。漏れのない仕事を約束するぜ?(ぐ、と力強く握り返す) あいよ。経費含めても安いとまでは行かずともお手頃価格には抑えて見せるさ。荒事がこっちに回ってこなきゃこっちの損失もないしな それじゃ、またな(事務所を後にするキズキを見送り手をふる 後にリースがいくらか前に自販機コーナーであったお嬢様であったことを知り驚くことになったとか) -- キョウ
- (安いだけが取り柄のお世辞にも綺麗とは言えないある飯店に薬草の匂いをさせた男が身を滑りこませ)
…こちらでしたか。となりを失礼しても?(と以前にも聞いたような文句をまた言う。そのまま一杯の安酒を注文し) -- リュイ
- (ほぼほぼ栄養補給と言うべき、味気ない食事 未だ火の車から逃れられない悲しきニンジャの昼下がり)
(無表情でもっさりとしたチャーハンを掻き込む中、聞いた声がかかり振り返る)あぁ、あんたか。こんなとこ来るんだな(それは先日自販機食堂であった男 薬草の匂いを纏う、錬丹術に通ずる男) こちらでしたか、とはまるで俺を探してたような口ぶりだが。……そういや名乗ってなかったか。キョウ・ネザーウィンド。フリーランスのニンジャの類だ(フードを脱いで金髪碧眼の顔を顕にする) -- キョウ
- これは異なことをおっしゃいます。ここ瓦礫城において場の貴賤などどれほどの意味がありましょうか(と慣れた様子で安酒に口をつけ)
この如何ともし難い味も慣れればそれはそれで乙なもの(と微笑みと共に杯を置き)…ええ、少々調べさせて頂きましたよキョウさん。私はリュイ、呂洪濤/リュイ・ホンタオ。 貴方に少々飯の種を提供させて頂こうかと思いましてね。まずは一つ伺います。諜報、偵察の類に自信はお有りで?(露わになった彼の碧眼を、ひた、と見つめながら問いかける) -- リュイ
- そんなもんか……なんせ今回の転移の後に来たもんでな。いわばガレキ・ニュービーってとこだ
住めば都とはよく言うがね。ま、俺は好きな雰囲気ではあるが ……なるほど、ある程度見られてたわけだ。ニンジャが目立ってちゃ世話ないが、空気に馴染めてなきゃ浮くもんか、流石に(バリバリと頭を掻いて) ニンジャだからな。出来なきゃお話にもなりゃせんさ。盗撮盗聴、機密文書の奪取にハッキングまでな。……ハッキングはそこまで信用して貰っちゃ困るが(最後の言葉には眉が下がる おまけ程度という表情で) -- キョウ
- そうでしたか、とはいえ私もまだ数度の転移を経験したのみですが。…言ってしまえばここはただ、上から下まで"瓦礫城"なのですよ(などと禅問答めいたことを笑みを浮かべ言い)
これでも独自の情報網、という奴を持っている身でもありますのでね。老人達の口コミネットワーク、案外アナログも馬鹿にできないものですよ(そうして、問いへの答えには満足そうに頷き) ならば、一つ頼まれてくれませんか。患者さんの一人に相談を受けましてね。乾物屋を営んでいる方なのですが、近頃タチの悪い黒幇/ヘイバンに悩まされているようでして(つまりは土着のヤクザに絡まれているのだ、と語る) -- リュイ
- ははぁ……どんな奴、どんな物も来るもの拒まず、って感じか。なんとなく分かりかけてきたな(案外飛び込んだ所は懐の広い世界だったのだと僅かに理解)
地元民の目ってやつか。諜報の基本中の基本だが、詳細に掘ろうとすれば相当の信用を得てないと出来ないもんだ。付き合い一つ、商売一つも上手くやってる証拠だな、リュイ?(ニヤリとして) チャイニーズマフィア、と言ったところか?よくある話ではあるが、そこにいきなり傭兵ぶち込むと戦争だわな。どういう案件で、どこまでやっていいやつだ?(チャーハンを掬ったレンゲを口に押し込み、クロームメタルの指をウォームアップのように握り開きし) -- キョウ
- 信用第一の商売をやっておりますのでね。鍼灸など行っておりますから、老い先短い身体を任せてもらえる程度には(などと謙遜した口調でそう言い)
ええ、新興の小規模なものですが、ガチガチの武闘派で仕事も荒く、その首領が大層腕が立つらしくてですね、周囲の他組織も手を焼いているとか。 その黒幇が一気に規模の拡大を図るために大きな賭場を作ろうと画策しているらしく…うちの患者の乾物屋が地上げに合っているという訳です(と、事の次第を説明し) そこでですね、キョウさんにお願いしたいのは、組織の規模、拠点、活動の詳細と、首領の居所や動向の調査。できるだけの隠密をお願いしたい所ですが、 やむを得ない場合は実力行使も構いません。ただし何者かの干渉を組織には気取られぬようにお願いします(つまみのザーサイを齧りながら、塩が濃いな、などと呟いたりし) -- リュイ
- 世間話もしやすい仕事と来たか。そりゃなおさら口コミ情報網は築きやすいわけだ 場合によっちゃ俺もアンタに探しものを頼んだりもあるかもな……
マフィアの抗争、デカイシノギの予兆、でもって地上げか。典型的だがそれだけにやらかせんなぁ(トントンと机を指で突いて思案) 組織周りの調査ね、了解。実力行使になるケースはそもそもが失敗だがな……ま、そういうときは仏さんが一つ仕上がる。それも可能な限りしょうもない事故の死体だ 屋台に突っ込んで顔が燃え上がった死体とかな(そう笑う笑顔は明るい青年でなく暗殺者のそれ) ともかくそういう『事故』は起きないに越したことはないが。出来るだけ早いほうがいいか?連中、地上げを急いでたりしないだろうな(チャーハンを完食してレンゲをかたりと置く こちらは塩が入ってないのではないかという不満げな顔) -- キョウ
- その際はお気軽に。それも縁ですからね、できる限りのご協力を惜しみませんよ(にこり、と物騒な話題には似合わぬ爽やかな笑顔。それもまた、この手の話が日常でもあるかのように)
構いません。彼らもそのような組織である以上覚悟は既に出来ているでしょう。ただ、屋台に迷惑をかけるのは少々気が引けますがね(彼の闇を滲ませたような笑顔にも動ずることはなく答え) そうですね、数ヶ月の間にどうにかなるような話ではありませんが、半年を数えれば流石に地上げも終わってしまうでしょう。出来れば、その前には結果を知りたいところです。 …ああ、これも出来れば、なのですが腕に物を言わせる事になったとしても、首領に対しては手を出さずに願えますか(そう言って、一拍の間を開け、安酒を舐め) ある種…"それ"が私の目的でもありますので(男の口角がじわり釣り上がる。紳士めいた雰囲気はその時だけは消え、瞳を覗き込めば違う色が見える。それは…獣の目だ) -- リュイ
- あまり面倒なことは頼むつもりはねぇけどな。そういうのは専門の情報屋のほうがいい。市民の目で見れる部分は広いが、深い闇は見えないからな……
屋台はものの例えだが。言い訳がいくらでも効く死因のレパートリーなんざごまんとある そこは心配いらんさ(お冷を飲むもやや違和感を感じる味に顔をしかめる) 半年ほどか……とすると、建築屋にカネを払って計画を進めるところまでは行ってそうだな。そこから洗ってみるか (リュイの目が異質な光を湛えるのを見)……アンタもそっちのクチか?ま、その親分がどうなろうが知ったことでなし、俺もサイバネ壊して赤字にしたくもないしな。親分はお好きに 何ならどこかに呼び出すか釘付けにするオプションもつけるが。部下の親書偽造やら進捗報告を誤魔化したりやらでな。忍術の得手の領分だ(金髪碧眼と東洋人にはおよそ見えない男が語るそれは、情報戦と科学技術を重んじるトラディショナルな「忍者」の有り様だ) -- キョウ
- それは頼もしい、でしたらその辺りは専門家におまかせしましょう。余り世を騒がすような死因はお控え願いたい所ですが(とは言うものの、そこに関しても問題はなさそうだ、と内心思い)
(安酒の杯を卓に戻した頃には、男の眼鏡の奥の瞳はいつものような瞳に戻っていて)これはお恥ずかしい。まあ…その通りですよ。まだまだ私も修行不足でしてね(と照れ臭そうに言い) ふむ…それは有り難いですね。そのオプションも頼めますか?色はつけます。私としても立ち合い以外の部分に割く労力が減るのは非常に助かるところですからね。 ああ、それとこれは私が許可するところでもありませんが…武闘派の性質上、義体化の割合は周辺組織に比べれば高いです。最終的には組織自体を潰しますが、その際に出る副産物についてはお好きにどうぞ。 (そこまで言って、杯に残っていた酒を飲み干して、つまみを片付け、店主に勘定を頼み)…今度の"修行"はどうにも効率良くできそうですね(嬉しそうに笑う) -- リュイ
- 恐ろしいこって……そこまでして修行に執心するのは道を極めるもののサガってやつか?人のこと言えない気はするがな
手段は諜報次第によるが、概ねアンタが出向いてしばけば終わり、ってところまでは持っていくさ。どれくらいの余剰戦力がつくかは……その時次第だが へぇ?(サイバネ絡み、と聞けば調子も弾む)使える腕を追い剥げるとまでは思っちゃいないが、使い回せるパーツでも取れりゃ、メンテ代の節約も出来るか ああ、出来るだけ待たせんようにするさ。……うし、力つけっか(報酬を当てにするわけではないが、唐揚げを追加注文し任務への活力を増す 諜報も体力勝負だ) -- キョウ
- どちらかと言えば…男の意地というところでしょうか。道を極めるなど、私にはとてもとても(と浮かべる苦笑は、自然な笑みで)
期待しています。他に戦力が付いていても構いませんが…逃がすのだけは手間でしてね、追っかけっこをしたい訳ではありませんので。 闘争を常とする分、装備の質は様々でしょうが整備自体は欠かしていないようですよ。ああ、忘れていましたが、彼らは雷頭幇、と呼ばれています。 首領が雷を使うからとかなんとか…まあ、その辺りもキョウさんにかかればいずれ分かることでしょう(そうして、席を立って眼鏡を直し) では、頼みました。良い結果を待っています(前報酬をその場に残し、来た時と同じ用に、安飯店を男はするりと後にした) -- リュイ
- なら追い込むのは出来るだけ逃げ場がない場所がいいな。飛び出したりしづらい、相手の勝手の効かない雑居ビルとかか(ふむ、と息を吐いてプランの詰めを模索し)
雷頭幇、な。アタマがそれなら部下もそれに倣うのが組織ってもんだ。電気ビリビリには気をつけんとな 古来電気ビリビリで死んだものはいない、とはミヤモト・マサシの言葉だが(胡散臭い講釈!) おっと、助かる(前報酬を受け取り、追加できた唐揚げを齧る)フリーランスも信用が命、完璧な仕事を見せてやるさ(かぶりついた唐揚げの味のなさに思い切りレモンを絞ってからリュイを見送った) -- キョウ
- 明日から忙しくなりそうなんで急いで色々固めようとしたらもうこんな時間だよ……参っちまうよなホント -- キョウ
- 色はOKかな。他をどうこうってのはまた今度に! -- キョウ
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