人魔大戦

人魔大戦 Edit

この設定ページは製作中です、予告無く変わったりするかもしれません。
大戦に参戦した国は当時どのように関わったかを記入すると概要がより具体化するかもしれません。
西方諸国とはなんぞや?

\位置関係が理解しやすくなる地図/
http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst071153.jpg

概要 Edit

黄金歴前107年、ハイラーグ皇国の北に位置する一大国が突如として魔族の軍勢による侵攻を受け、直ちに一個師団を送り込みこれを鎮圧することに成功した。
その大国と魔族の間の争いを現在では人魔大戦の始まりとしている。
当初魔族は大国北部にある山脈の麓を拠点とし争いを続けてきたが、変わらない戦況に業を煮やした大国側が魔族側の生命線である魔界門の破壊を計画する。
結論から言えばそれは失敗に終わり、魔界とこちらの世界を繋ぐゲートの拡大という最悪の事態を招くことになった。
ゲートによる制約がほぼ無くなった魔族は爵位持ちの魔人を投入し、本格的にこちらの世界への侵攻を開始。
黄金歴前100年、実質的に人魔大戦が始まった年である。
周辺諸国が様々な思惑を以てこの大戦に参加し戦は長期化、その最後は魔族側の降伏であったという。
結局、主な戦場となった大国の領土は魔力、瘴気、化学物質、その他諸々より汚染され不毛の土地となり、人の住めない国は国と言えず滅亡した。

主要参戦国 Edit

人魔大戦に参戦した主な国々、現在西方諸国連合に加盟している国でもある。

魔界村 Edit

人魔大戦の原因となった勢力であり、魔族、魔物によって構成される。
魔族は特にタフでパワフル、魔界の方は平和なものなので数十年は戦える備蓄もある。
爵位持ちの魔人が主戦力であるが、召喚術によって呼び出された機械兵士や違う世界の魔法使いなどバリエーションに富む。
人側の思いもよらない反撃に追い詰められ最強の召喚獣を呼び寄せたところ、魔族に対して最強である退魔の血筋を召喚してしまい体制は崩壊。
その人間が魔王の地位につき、大戦は終結したが他の何処にも漏らせないトップシークレットとなっている。
現在この世界での生活圏は元々の拠点があった山脈の麓で、魔界門に寄り添うようにひっそりと存在している。とはいえ魔界とも繋がっているので出島のようなものかもしれない。
人魔大戦によって汚染され、人が住めない地域も一応活動場所として許されている。

錬金術大国ハイラーグ皇国 Edit

初代ハイラーグ皇と大国の姫が結婚していた事から繋がりは深く、初期段階から参戦していた。
大国との同盟が当時表向きの参戦理由であったが、真の狙いは西方諸国内で微妙だった立場を確立し、ハイラーグという国を認識させることであった。
建国より70年、国としての体制が整い他国にその存在を認めさせようとしたちょうどその時に起きたこの大戦は非常に都合が良かったとも言える。
滅びた大国の次に魔界門に近かった国であるため、人魔大戦時には要地として様々な国が出入りしており、そのまま居着いた者も多かった。
大戦では当時西方諸国では珍しかった錬金術を軍事利用して功績を上げた。フラムやメガフラムの上を行くギガフラムが作られたのもこの頃。
戦争の長期化によってより強く壊れない武具開発のための鉱石研究も進み、ヒルベルトとの関わりもあり騎士団が重武装に偏っていった。
農業国として各国の食糧を補給するという役目も果たした。

北西の魔導王国ベルチア Edit

覇権主義に傾いていた時代。
古の攻撃呪文を次々と紐解き、また新たに編み出していた折に起こった この大戦は、
「魔界の侵略から地上界を護る」という大義のもと、それら成果を実践するに最適な「市場」と捉えていた節がある。
伝えられるところによると参戦時期は中期頃。主力であった魔導兵団をほぼ全て投入、
集団戦に長けた精鋭たちの術は、非常に強力な魔族の軍勢にも引けを取らなかったらしい。
現代では禁呪として封印されている術「ゾディアックフォール」「スターウィルス」などが実戦で使用された記録も残っており、
大きな戦果をあげたが、友軍や環境に対する被害も甚大であったことが記されている。
この大戦の後、大幅な方針転換がなされ、比較的穏健な国策を執るようになったのは、
禁呪の破壊力を恐れ、自戒した故……というのは表向きで、
共闘した諸国家のうち何処かの手により王が暗殺されたためである、などと噂された。

なお、当時の記録にある「七曜の魔神」と呼ばれる7柱のアークデーモン級悪魔(デーモンロード級悪魔も交じっていたという説あり)は、
術によるダメージを大きく減殺できる対術防御結界を持つベルチアの飛空戦闘艇を、術の一撃で大破・撃墜せしめたという。
一時劣勢に陥ったものの、魔導兵団および西方諸国連合軍は、彼らを全滅させることに成功している。

武槍国家ヒルベルトホルスト Edit

経済的成長を盾に自治権を得たサイレントヒル、錬金術による文化的独立を果たしたハイラーグなど、
それまで搾取対象であった衛星都市圏の立て続く独立を受けて、当時ヒルベルトの国際的地位は窮状へと向かいつつあった。
その為、戦後の外交的発言力維持の観点から、時のヒルベルト国王はかかる大戦を自らの手で制する事を重要視していた。
魔法謳国にも初期から兵員を含めた積極的な火力支援を行い、
戦地が拡大してからは虎の子の飛空挺艦隊を遠征させての重爆撃を繰り返している。
……が、魔族に対し物理的な打撃のみでは効果が薄く、徐々に戦線は後退。
また、敵のみならず同盟国が使用する魔法に対しての耐性にも難があったため、終盤は山脈を盾とした防衛戦に終始する事となった。
国内ではそれら魔法を克服する為の研究等も進められていたようだが、成果は惜しくも耐魔合金が日の目を見たのみとされている。

自治港湾都市サイレントヒル Edit

永世中立の立場から兵員による支援を良しとせず、一貫して経済的な後方支援に徹底した国。
本来の意味の中立であればどのような形であれ戦争参加は固辞する所であろうが、
この時ばかりは「異世界よりの侵略者」という各国一致した脅威であったがゆえの例外と判断したようだ。
直接参戦が無かった事に加え、国土が戦火から最も離れた位置にあった事も幸いして、結果的に大戦による損害も微々たる物だった。

魔法謳国ミモザ Edit

人魔大戦初期に魔族と争った国であり、現在は滅亡している。
この国の女性は歌魔法と呼ばれる独特の魔法技術を持っていた。
多人数戦においては練度の高い騎士団による近接戦闘と歌魔法による後方支援という非常にオーソドックスな戦い方をする。
魔族との戦いにおいても遅れを取らなかったが、魔界門破壊作戦の失敗が人魔対戦を引き起こすこととなった。
その責任を取る形でほとんどの国民が戦争に参加、歌さえ謳えれば大魔法が使えることから末期には少女も戦線に投入された。
当時の王はハイラーグ皇国まで後退したものの、その後自害。
戦後、国土のほとんどが重度の汚染により使用出来なくなったことが判明すると各国に散らばっていった。
現在では血も薄まり、歌魔法を使えるものは消えたと言われている。

// ニア 人魔大戦について調べる Edit






































Last-modified: 2013-07-23 Tue 01:10:33 JST (3892d)