目次 †
古代魔導文明『Iris/イリス/虹色』 †
- 概略
- 歴史が刻まれる遥か昔、ガリア諸国地域に存在していたとされる天空人による先史文明
- エメラス結晶体と召喚魔導を下地に発展していたとされる
- 数百年の歴史的記録を喪失した空白の暗黒時代を齎した聖魔の大戦の主因
- 呼称由来
- 色彩を冠した七つの氏族を有する事から虹色と呼ばれるに至った
- 「灰」「白」「黒」「赤」「青」「緑」「黄」
- 文明水準
- 政治施政
- 代表による合議制
- 指導者的立場である対立する二つの氏族から選出される
- 文化思想
- 氏族(クラン)
- 聖魔の概念
- 聖:光や昼、秩序、善なるもの、有用なもの
- 魔:闇や夜、混沌、悪なるもの、有害なもの
- 日常生活
- 極めて高度な文明が栄え、人々は夢のような生活を送っていたという
- 外交方針
- 初期
- 中期以降
- 圧倒的武力を得るに至り、他神教を同化していく事で勢力を拡大した
- 軍事戦力
興亡の歴史 †
- 文明初期
- 共存の時代
- 機巧技術を主に後のガリア諸国地域に人類文明(イリス/虹色)が築かれる
- エメラスの発見
- 一部の妖(妖聖→妖精)からの技術供与
- 文明中期
- 魔導の発展
- 有翼人の誕生、イリスの繁栄
- 生命創造と不老不死の研究
- 魔導素材と魔導兵器の開発
- 文明後期以降
- 聖魔思想、情勢変化、勢力圏の拡大
- 竜族からは「美しき翼持つもの」を意味する「金翅鳥」と呼ばれ、恐れられた
- 召喚魔導による魔力資源の創出
- 聖魔の大戦時
- 暗黒時代
- イリスの崩壊
- 聖魔の大戦により壊滅状態となったが残存の有翼人達は各地へと飛んだ
- 疲弊した地上の人々へと魔に対抗する為の技術を遺した
- この行動は後世に誇張気味に言い伝えられた
- 「聖霊」や「御使い」の降臨、西方では「神仙」等として
- 現代
有翼人 †
- 概略
- 天空人、天人、天使、御使い、聖霊、神仙、有翼人、イスの子ら、Aile……
- かつて「神」如き圧倒的な力によってガリア全土を掌握した天空人達
- 高度な建造技術や魔導技術を有し、ガリア地域で先史文明を築いた
- 特徴
- 有翼
- 純白の翼を持つ姿は宗教画などで題材となり易い
- エメラス結晶体の翼は飛行の為の器官であると同時に魔導の収束器官でもある
- エメラス結晶体
- 特殊なエメラス結晶体で肉体を完全置換し、不死化した人類や妖精
- 後期はエメラス結晶体による完全なる人造生命
- 不滅の肉体、転生
- 機能不全を起こすような損傷を受けた場合、肉体を粒子化
- 繭の形態に戻り、羽化によって再生する…通称、転生を行う
- 精神の死、昇華
- 肉体的な死を迎える事はないが、その精神までは不死ではない
- 物理的な束縛からの完全解放、昇華が死に相当する
- 繭からの羽化
- 内部は液体で満たされた白の大型の繭状物体、人工子宮
- 有翼人の雛形であり、休眠再生状態の安息場所
- 生殖
- 機能は具えているが繭からの羽化が定着した為、親等の概念自体が後世では喪失
- また後期は人工生命の為か受胎率も極めて低い
個人 †
- 伝承
- エルディーン
- 最初の有翼人、始祖として現在もその名は伝わっている
天人の遺産 †
- 聖遺物
- 古代の聖者の遺した神聖とされる品
- 現在もその形を残している先史文明の遺産の様々な道具または造形物の総称
統合された力の体系、「機巧技術」と「気術思想」と「魔術論理」の産物
- 機巧技術
- 気術思想
- 闘気/想念の力
- 循環型の思想
- 木火土金水の五属性に分かれ、加えて分野と法則が存在する
- 分野は大別すれば放出、強化や操作、変化具現化等がある
- 魔術論理
- 自然/混沌の力
- 変革の論理
- 神の御業の模倣
- 局地的に物理法則を書き換え、ありえないことを人為的に引き起こす
天空都市 †
- 概略
- 有翼人達は天上に浮遊都市を築いた
- エメラス結晶体で造られた人工の楽園
- 多くは大戦の影響で既に地に堕ちて古代文明の名残を示す遺跡と化している
- 現存する浮遊都市も中にはある
- 内部では魔導によって管理された温暖な過ごしやすい環境が維持されている
- 『イス』
- ガリア諸国西方の海上に浮かぶ廃都、有翼人の楽園の一つだった場所
- 『白き庭園』
- 現存する有翼人達の空中都市、白い繭を思わせる外観
- 総人口千人弱
- 現在の文明水準TLは3程度
- 農業や廃エメラスの加工で生活している
- 政治は「白」と「黒」による合議制
- 「赤」「青」「緑」「黄」の四隊が外敵等から治安を維持している
エメラス結晶体 †
- 性質
- 鮮やかな色彩
- 究極的な硬度
- 「想念/闘気」を「魔力」に変換・蓄積し、内部で共鳴・増幅する
- 用途
- 武具・建築素材を始め、様々な用途に利用されていた
- 素材を一から作る技術は有翼人にも現在では残っていない
魔導兵器 †
- 『永遠の番人』
超古代の遺跡に多く存在する、ゴーレム等とは別種の古代機械の総称
生命体ではなく、超古代に製造された『自律的に動く罠』のようなもの
最後の守り手
裁くもの
其は邪悪を打ち払うもの……其は邪悪を握り潰すもの……其は邪悪を吹き飛ばすもの……
其は邪悪を踏み砕くもの……其は邪悪を憎むもの……其は邪悪を睨むもの……
+
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概略
- 人造の天使、極光の守護者
- ガリア諸国の四方に存在した古代遺跡、地中深くに眠る超巨大天使像
- 封じの女神とも呼ばれ、魔を封じる楔と伝えられる
詳細
- 本来防衛用に建造された全長200m以上、末期の巨大女神像型魔導兵器
- 装備換装による全地域対応が可能
- 竜殺しの能力を持つとされ、その出力は単騎で一軍と渡り合えるほどのもの
性能
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参考・文明水準 †
| 技術水準(TL) | 魔法文明 |
2 | 鉄器時代 | |
3 | 中世 | 魔法の体系化、器物の魔化 |
4 | 大航海時代 | 魔法生物の製作 |
5 | 産業革命 | 生命の蘇生 |
7 | | 長距離転移、異界からの召喚、不老化 |
9+ | 超物質時代 | |
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