洞窟だったり森だったりどこでも †
生まれとか †
王国が成立する遥か以前、とある龍がとある森の上空を急いで通り過ぎようとした時に大きなくしゃみをしました。
その時、ちょうど生え変わろうとしていた龍の牙の一本がくしゃみの勢いで抜け落ち、森へと吸い込まれていきました。
そしてかれこれ長い時が経ち数百年。
牙は大地のマナを少しづつ吸い込み蓄え成長し、王国が王国として成立しようとする少し前に、
立派な龍牙兵となり森の中に立っていました。ただし、生みの親の指示も何もあったものではなかったので、
まず彼が最初にしたことは…途方に暮れることでしたが。
見た目とか †
- 一見ほぼほぼ中背な男性のスケルトンだが、所々人骨と違う部分があり異形であることを伺わせる。一番大きく違うのは犬歯の位置にある鋭い牙。
- 牙は龍牙兵の核となる龍の牙が変化したものであり、これの作用により物を食べたり飲んだりして魔力補給ができる。
- アンデットではなくゴーレムの一種のため、浄化魔法とかは効かない。骨が折れてもしばらくすると治る。
- 纏うボロ布は森の中で拾ったマントの成れの果て。なんとなく着てる。
- しばらく人間を観察して得た最低限の知識は備えているものの、情緒は薄め。
- 全身の骨は、一見骨のように見えるが魔力によって作られた擬似的な骨であり、その根幹から龍気を帯びている
- 龍の牙が砕けない限り、例え砕けたり折れたり人にあげたりしても魔力を補給して治る。が、動力も魔力なのでその分弱る
- 人や物を見る際は、通常の視覚ではなく魔力や生命力、気などを感知して見ている側面がある。眼球ないですし。
行動とか †
- 住処は生まれた森の中程にある大きめの洞窟。特に何もすることがない時はそこで三角座りしてる。
- 動けるようになってとりあえずこっそりと覗いた開拓風景。そこで開拓者たちが揃って食べるパンに興味を示した。
- 別に食べ物を食べなくとも大地のマナだけで過ごせるのだが、何故かどうしても自分で作って食べてみたくなりパン作りをすることに。
- 何でも屋の少女に教えてもらった炭鉱と農家で働いている。夜間は炭鉱、昼間は農家のダブルワーク。
睡眠を必要としていないため最初は不眠不休の自発的フルブラック労働を行っていたが、 それぞれの雇い主に気づかれて週休二日になった。素晴らしきかなホワイト国家イムルトン。
持ち物とか †
- 【名前】
- 魔女からの貰い物。無為自然に生まれ、名を持たなかった龍牙兵に創造の魔女により与えられた、
『グロウス』という名前。その意は成長。結構気に入っているようだ。
- 【折れた剣】
- 森での拾い物その1。折れてはいるもののまだ使えるのでヤブ払いなどに活躍。
- 元はロングソードと思われるごく一般的な剣だが、半ばからぽっきり折れているのでショートソード並の刃渡りしかない。
- それなりに頑丈なようで多少刃こぼれはしているものの、充分刃物として使える。
- 【ボロボロのマント】
- 森での拾い物その2。木の枝や石ころを集めたりする時にちょっと便利。
- 【夏作物の種詰め合わせ】
- 牧場主からの貰い物。各種夏野菜などの種が袋に詰まっている。
- 試行錯誤で多少量が減ったが、更に追加の袋を貰ったため、むしろ増えた。
- 【ワークベンチ】
- 魔女からの貰い物。頑丈でしっかりとした作業台。道具置き場としても使いやすいように設計されており、
農具、工具の類はこのワークベンチに収められている。特別移動をしていなければ普段は洞窟入り口付近に設置している。
- 【クラフトレシピブック】
- 魔女からの貰い物。構造的に複雑すぎない簡単な道具を手に入りやすい素材で作るための手引き書。
素人にも分かりやすく道具の手入れ方法や、素材の入手方法なども合わせて記載されている。
…が、龍牙兵は人間の文字に不慣れなため、難しい文字や表現など、一部のレシピを読めないようだ。
- 【鉄製の農耕具】
- 魔女からの貰い物。主に鉄と木で作られた鍬、斧、鎌、鎚、シャベル、等々の基本的な農具、工具のセット。
雨に打たれぬよう、ワークベンチに大事に仕舞ってある。
- 【荒地向け麦の種】
- 商売人の骨から購入した物。荒地や土が肥沃ではない土地でも育てられる麦だが、その代わり収穫量が少ない品種。
- 【石窯作り教本】
- 商売人の骨からの貰い物。小さなものから大きなものまで、代表的な石窯の作り方が記載されている。
石窯に必要なレンガやセメント等々についても図解入りで解説がなされている。
- 【植物用栄養剤】
- けもみみ錬金術師から購入した物。二倍に希釈して撒けば、植物が元気になる、とのこと。緑色の瓶に納められている。
- 【蒟蒻芋】
- 商売人の骨から購入した物。毒を含む芽を伸ばし、それ自体が虫や小動物避けとなる。芋が収穫できれば蒟蒻も作れる…かもしれない。
- 【牛骨粉】
- 魔女からの貰い物。魔女の牧場で飼われていた牛の骨から造られた肥料用の粉。普段はブロック状になっており、一定以上の力で叩くと砕け粉になる。
植物の成長を促進させる効果があり、この粉を混ぜた土で植物を育てると驚くほど早く育つ。効果が出た時はキラキラ光るエフェクト付き。
- 【ウッドシールド】
- 商売人の骨から購入した者。縁を鋼鉄で補強された、頑丈な木の板で造られた木製の丸盾。
強度は金属製の盾に劣るが、とにかく軽く、動きを阻害しない。普段はマントの下の背中に背負っているが、必要な時は前腕部に取り付けて使用する。
- 【グラディウス】
- 奇妙な剣を持った傭兵に選んで貰い購入した二振りの短剣。剣としてはやや短いが、その短さ故に取り回しがしやすい。
腰骨に鞘の取り付け用の皮帯を付け、左右に一本ずつ装備している。
作ったのとか †
+
| | 前の
|
- 【ちょっとした空き地】
- 洞窟の近くの森の木を切り倒して拓いた空き地。木を抜いただけなのでただのボコボコの地面
- 土地は整地され、土の起伏も均され平らでそれなりの広さの土地になっている。一部が軽く耕されている。
- 一見して普通の畑、くらいには思える程度の広さと耕された土地になっている。
- 【雑な柵】
- 空き地の周囲に設置された、切ったままの木の枝を丈夫な蔦で縛って作った柵。
一応は中型くらいまでの獣を留めることはできるだろうが、猪などの本気の突進には無力であろうし、
逆に小型のネズミのような動物は素通しにしてしまうだろうことが伺える。
- 【雑な木道具】
- 不格好な手作りの木製道具。枝を組み合わせた熊手や枯れ木の葉を利用した箒などが置いてある。
- 【切り倒しただけの木】
- 枝打ちさえもされてない倒されたままの木々。とりあえず空き地の端っこにまとまって置いてある
- それなりに枝打ちされ、多少は材木らしくなった木々。雨に打たれると不味いということに気づいたので
出来るだけ雨に濡れぬよう木陰を選んで積まれている。
|
- 【それなりの畑】
- 少しずつ拡張を繰り返し広げてきた畑。大体テニスコートふたつ分くらいになっている。
- 一部では野菜類、それ以外の大部分では荒れ地に強い品種の麦を育てている。
- 【まあまあの柵】
- 伐採した木を製材して作った木材で組まれた柵。そこそこしっかりとした作りで、
中型くらいの獣は寄せ付けないだろう。ただし隙間はそれなりにある。
- 【程々の雑貨】
- 伐採した木で作った各種雑貨。桶や籠、棚や机に椅子などのちょっとした家具まで。
手作り感満載の荒い作りではあるが、充分に実用には耐える。
- 【製材した木】
- 大量にあった伐採した木を製材して保管。とはいえスペースの問題で野外でかなり簡単な屋根があるだけ。
- 【にわとりエリア】
- 洞窟内の明かりが差し込む出口付近の柵で囲まれているエリア。
ここで鶏を飼っているがたまに開放して運動させたり逃げられそうになったり。
- 【素朴な小屋】
- 人ひとり…いや骨一人が暮らすには十分な広さの木製の小屋。洞窟内の入り口付近に立てられており、
雨風をそれだけで凌ぐ必要はないので屋根は無く簡素な作り。主に作業に使う道具の置き場所になっているが、最低限の家具も一応ある。
- 【鳥よけの風流し】
- 商売人の骨から買った、赤、青、黄、もろもろの眼に鮮やかなリボンを角材に結び立てた風流し。
その流れる様を鳥が見ると気味悪がって近づかなくなる…とか。
- 【ほどほどの花壇】
- 魔女に勧められたガーデニングで作った花壇。レンガで組まれた敷地に白百合が咲き誇っている。
時たまキラキラしたエフェクトを出すので、夜中は割と綺麗。
- 【赤レンガの窯】
- 窯作りの本を参考に組み上げた窯。そこまで大きなものではないため大量には焼けないが、
家庭用としてはだいぶしっかりとしたもの。
|