IK/0033

  • 君がもし、腹を減らしており、なおかつそれでいてまともなメシにありつけぬ程の持ち合わせがないのなら、
    イムルトン王国の外れ、小高い山の麓に広がる森へと向かうがいい。
    なに?首を吊れとでも言うのかだと?違う違う。そんな人生を諦めるための話じゃないさ。
    とは言っても、別の意味で多少の胆力は必要になるがね。冒険者なのだろう?
    ちょっとした魔物に出会っても動じないくらいの肝の持ち合わせが無いとは言うまいね。
    …よろしい。ああいや、危険な森という訳じゃない。むしろその逆で年中穏やかであくび混じりで散歩できるくらいだ。
    たまに熊が出るという話は聞いたことはあるが…まあその程度はご愛嬌だ。ふふ、冒険者なのだろう?少しのスリルは楽しみたまえ。
    そして森の中心部、山の麓にまで行けば"彼"に出会えるだろう。出会えなくても森の中には不釣り合いな畑があるのは分かるはずだ。
    畑の持ち主の彼はちょっと変わった奴だが…まあ、その、なんだ。骨のある善良な奴だから気にするな。
    くれぐれも切りかかったりするなよ?いいな?くれぐれもだぞ?ま、それで彼に出会えたらカネが無いのと腹が減ってるのを伝えれば、
    あるだけ腹いっぱいパンを食わせてくれるだろうさ。ん?美味いのかって?…どうだろうな。私は食ったことがないからな。
    食った奴らの反応を見るにそれなりには美味いようだぞ、それなりには。
    場合によってはカネも払わずに食わせてくれるかもしれんが、そこは君の頼み方次第だな。
    代金は要らないのかだと?要らないのではないかな、食べた君の満足そうな顔があればそれで充分だろうさ。
    もし気が引けるのなら、畑仕事をちょっと手伝ってやればいい。彼も喜ぶだろうしそれなら問題ないだろう?
    おや、もう行くのか。冒険者殿は思ったより腹が減ってるようだ。くっくっ、なおさら彼も喜ぶな。
    では、いってらっしゃ…いやいやいや私はドラゴニュートではないよ。ドラゴンさ。気紛れに下の様子を見るために人の姿をした、ね。
    …見えない?そっかぁ良く言われるんだよなぁ。威厳ないしなぁ。つい数百年前にも、生え変わりそうな牙をくしゃみで落として、
    見るもマヌケなすきっ歯になって仲間に笑われたしなぁ。…まあ、でも今はそれも良かったと思ってるよ。いや、こっちの話。
    それじゃ気をつけて。胸いっぱいお腹いっぱいにたらふくパンを食べるといい。それが、彼の望みなのだから。
    -- 2018-08-02 (木) 23:52:00
  • -- 2018-08-02 (木) 23:50:29
  • -- 2018-08-02 (木) 23:50:25
  • -- 2018-08-02 (木) 23:50:20
  • よーっす、しっかり食べさせて貰ったゾー(はいこれとお返しか小さな袋を差し出す)
    (袋には少々禍々しく見える文字…魔界の文字が刻まれており中の物の保存の為か僅かに冷気の魔力を感じるだろう)
    色々細かな事やりに魔界に戻った際に買ってきたハーブバター!ハーブってそういう…そういうのではない
    まあ普通の奴よ(こっちでも作れるね、と付け加えたそれは塩コショウと共にタイムやパセリ、ローズマリーが練り込まれておりパンに塗るだけで一品になれそうだ) -- 2018-07-22 (日) 23:07:19
    • (差し出された小さな袋を受け取る。持てばひんやりとした感覚。冷気の魔力に納得すれば便利なものだとしげしげ眺め)
      ……味ハ…ドウダッタ…。一応食エル物ニハナッテイタト思ウガ……何分…初メテ焼イタ物ダカラナ……
      (袋の中を覗けば白い物。冷気と共に甘いような乳の香りに食欲をそそりそうなハーブの香りを魔力として感じる)
      …ホウ…コレハコレハ…アリガタイ……コレナラバ…フム…チョウドイイ…(と言って一旦奥へ引っ込む)
      -- グロウス 2018-07-27 (金) 22:16:26
      • 初めてにしてはかなり上出来じゃない?美味しかったし何か気になるとこも特に無かったし
        あの…マニュアルきちんと読まない子とかだとペッターンなよく分からん物お出ししたりするしさ
        (魔界の商人ギルド本部ではギルド員のみ食べ放題なのだという、そこで謎の丸く薄いナン的な物体が一度パンとして置かれてた事を語り)
        うん?なんかパンでも焼いてたん?あっそれね肉に塗ってもいいしサンドイッとの具にもいいよ -- 2018-07-27 (金) 23:06:51
      • ナラバ…上々ト言ウモノダナ……色々ト準備ヲ整エタカイガアッタトイウモノダ…マアソレモ…オ前ノ助ケアッテノモノダガ…
        (ギルドの事を語っていたのを聞けば)フム…ソレハ発酵ガ足リテナカッタノダロウナ……ソレハソレデパンノ一種デハアルガ…何カヲ挟ンデ食ベルノニハ向クノデハナイカ?
        (そして戻ってきて所謂山型の食パン…ティンブレッドを切った物を何枚か皿に乗せて持ってきてテーブルに置き)……皮ガ硬イパンハ…一応上手ク焼ケタノデナ…
        …柔ラカイパンモ…焼イテミタノダ…(そうすると同じく切り分けたハーブバターとバターナイフを小皿に添えて出し)……フム…トナルトローストビーフナリト挟ムト相性ガ良サソウダナ…
        -- グロウス 2018-07-27 (金) 23:24:54
      • 俺はただ単に必要としてたもんを売っただけさぁ、時短の手伝いをしただけでお前さんなら辿り着けたもの
        (だろうねーと、実際肉などを盛り付けて一緒に食べる分には問題無かった事と今では失敗した料理は殆ど見ない事を語り)
        ほうほうほう…(手元にやってきたパンを少々無作法だが指で摘んだりして柔らかさを調べる、その仕草は商人らしさを感じるだろう)
        航海士のパンだ(不思議な事を呟けばバターを塗る前に一口齧る)んんやっぱ柔らかい方が歯に優しいね、素朴な味だあ…毎朝食べる味 -- 2018-07-27 (金) 23:51:03
      • オ前ノギルドニモ…パン作リニ挑戦シテイタ者ガ居ルノカモナ……我ト言イ…オ前ハ実験台ニ選バレヤスイナ…?(くっくっ、と抑えた笑いを漏らす
        (そのパンは以前届けたバゲットとは違い、油脂分が含まれており低温で焼かれたため、スポンジのような柔らかさがあるだろう)
        ……航海士?ドウイウコトダソレハ(問いつつも、パンを齧る骨の様子をじっと見るそれは商人としての御眼鏡に適うかを観察しているのではなく)
        …ソウカ…。コレモ…以前ノパントハ違ウ意味デ飽キノ来ナイ味ニナッテイルハズダ……(彼自身がそのパンを気に入ってくれるかを見ていた。結果は良し、という所か)
        -- グロウス 2018-07-28 (土) 00:04:33
      • ベーコンエッグと一緒なら幸せな朝食になるだろうなあ…あっ航海士のパンってのはこいつの生まれの事さ
        ほらこのパンは全体的に四角いじゃない?だから船旅で食料庫に隙間なく積み上げられるのさ
        (ただし生まれはそうであっても味が良ければ馴染むもの、今では朝食の一般的なパンとして扱われているが)
        (今度はハーブバターをたっぷりと塗って齧る、しっとりとした食感と油分と香りが加わりより美味なのを満足気に食べている)
        あっそんでさっきローストビーフ云々…って言ってたが抜群に旨いからお勧めよそれ、このパンでハーブバターたっぷりローストビーフたっぷりでサンド! -- 2018-07-28 (土) 00:17:26
      • ホウ…ソウイウコトカ…(自らの分のパンを持ち、概ね四角形のそれを眺める。確かにこれは収納にも向いた形だ。船においてスペースは有限、納得のできる話だ)
        …我ハ一般ニ広マッタレシピヲ見テ作ッテイルダケダガ……パンニモ歴史ガアルノダナ……イズレ我モ歴史ニ残ルヨウナパンヲ作ッテミタイモノダ…
        (そうして満足気にバターを塗ったパンを食べる彼の姿をじっと見つめ…見ているだけであるのに同じように満足気な…いやそれ以上に嬉しそうな様子を見せる)
        …シッカリト腹ニ収マルボリュームアルサンドニナリソウダ……マア、我ラガ食ウ分ニハ収マル腹ハ無イガナ(くつくつと言い、レシピの一つとして覚えておく)
        …シカシ…自分デ食ウノモ良イガ…ヤハリ、誰カニ食ッテモラウノハ違ウナ……我ノ作ッタパンヲ…ソウシテ食ベテモラウノハ…ソウ…何ト言ウカ…嬉シイモノダ…
        (しみじみと感慨深く呟き、自らもバターを塗りパンを齧る)……オオ…コレハ美味イ…フフ、我モパンニ関シテナラバ…味ガ分カルヨウニナッタゾ…(と楽しそうに言ってぱくつき)
        -- グロウス 2018-07-28 (土) 00:35:10
      • なあに苦労であれ喜びであれ骨身に染みるって言うんだし美味けりゃ美味い程骨には良い!骨しかないけど!
        作る者の喜びって奴かな、俺は売る者だがなんとなーくその嬉しさってのは分かるよ
        俺が売った物が誰かの役に立ってるのを見ると得も言われぬ満足感があるからなあ…(パンを齧る、器用にも肉も無いのにパンくずが溢れる事が無い)
        ただ商売をするなら色々知っておかなきゃならない事も多いんで気を付けてなー
        (そう忠告をするとパンが無くなるまで南方の砂漠での毒スイカなど奇妙な話をしていった) -- 2018-07-28 (土) 00:53:07
      • ソノヨウナ物ダナ…我ハ主ナキ龍牙兵……目的ヲ持タズタダ存在スルダケダッタ存在……ソレガ…パンヲ作リコノ世界ノ一部トシテ…
        貢献デキテイルコトガ……喜バシイト思ウノダ……イツカ…オ前ガ言ッテイタヨウニ…旅ノ目的地ガ明確ニ定マッタヨウナ…ソンナ気分ダ…
        クク…セイゼイ目的地ヲ見失ワナイ程度ニ…商売モ頑張ルトスルサ……我ガヤリタイコトハ…パン作リナノダカラナ……
        (こちらも龍牙が綺麗にパンを分解し、一欠片もこぼすことなくパンを咀嚼し、異国の物珍しい話に聞き入り頷き返す)
        (それは奇妙な光景だったろう、二組の人骨が、テーブルにつき歓談しながらパンを食べ、時折身振りなどして楽しそうに笑う)
        (どこか滑稽で居て、それでいて優しく穏やかな時の流れる、不可思議な光景だったという)
        -- グロウス 2018-07-28 (土) 01:08:02
  • (後片付けを済ませてこの日のためにと用意しておいた新品の皿に焼いたパンを置く)
    (普段は全く皿を使う必要もないので綺麗なものだ。そうして、テーブルにつけばこの住処で初めての"食事"に取り掛かる)
    (切り分けるかどうかは最後まで迷っていたが、切り分けずそのままにかぶりつくことにする)
    (このパンを作るきっかけになった食事、それがそう食べていたから)
    (あれはこの森を出る所だったか、自我を得たものの、特にすることもなく、令も無くただ彷徨い歩いたあの日)
    (森の中からある家があったのを見つけた。当時は初めて見る人工的な建築物、木と草と動物以外の何かだったため)
    (多少は目につき、眺めていた所…今思えば家の手伝いをしてたのだろう、薪割りをしていた男の子供に気づいた)
    (人間を見るのも初めてだった。恐らく幸運だったのだろう、当時の己は特に身を隠すこともしていなかったが)
    (森の木々が姿を隠し子供に気づかれることはなかった。もし魔物に不慣れな子供だったらひと騒ぎになっていたに違いない)
    (だいぶ長い間、薪割りを見ていたように思う。子供は額から汗を流し、積まれる薪は結構な量になっていた)
    (そして、あふれる汗を拭い、大きく息をつき、近くの丸太に腰掛けて休憩に入った時)
    (荷物から取り出したのが…こんなパンだった)
    -- グロウス 2018-07-14 (土) 00:51:37
    • (そんなことを思い出しながら、パンに手をかける。見た目としては所謂バゲットに近い)
      (表面をパリっと硬く焼き上げ、内側を柔らかく味わえる食感にした部類のパンだ)
      (焼き立ての香ばしい香りはまだ残り、手で持った感触は硬すぎず柔らかすぎず、なかなかのものと言えよう)
      (とはいえ、それはあくまで外身の話、実際に食べてみないことには成功しているかどうかは分からない)
      (ここまで焼けていればまず無いだろうが中身がベタベタであったり、逆に焼きすぎてボソボソであったりする可能性はあるのだから)
      (そうして、期待半分不安半分の気持ちを抑えて、パンを持ち上げ、恐る恐ると口に運ぶ)
      (ゆっくりと竜たる牙が顎を開き…そして閉じた)
      (舌の代わりとなる牙にまず感じたのはざくりとした外身の食感、程よく固い狐色のそれは物を噛み砕く心地よさを与え)
      (その層を貫けば真っ白なスポンジ状のふわふわとした生地の柔らかさを感じさせる)
      (同時に口中に溢れる小麦の香り、味…のようなもの。パンを噛み砕けばいつも通りそれを魔力へと変換し、その質がそれを伝えてくる)
      (いや、その機構は同じだとしても、伝わる情報の濃度が違う、そんな気がする)
      (常とは違う集中力が、そう思わせるのかもしれない。きっとこれは、皆が感じている"味"と近しいのではないか)
      (そう思わせる程に、小麦そのものの生命力、発酵による変化、焼けたことによる風味の違い、それらを感じ取れている気がする)
      (今まさに、初めて己は、物を食べているのだ。そう考えてしまうくらいには、そう思えた)

      (ああ…それとも、そんな小難しいことなど考える必要は無いのかもしれない)
      (ただ我はこう思えばいいのだ。…美味い、と)
      (そう、あの子供が、あのパンに齧りついたその時浮かべた、今も、すぐにでも思い出せる)
      (あの……とてもとても嬉しそうな、喜びの表情がもたらしていただろう、それを)

      (生きているのだと、思えた。造られ消費されていく物ではなく、この世界で、耕し、育て、食べる者として)
      (なんと────素晴らしいことなのだろう)
      (肉無き骨が追い求めた肉なる糧を得て、生命の円環の中に有ることを実感した)
      (自らの存在が何かに認められたような気がして、龍牙兵は喜びに溢れながらも、淡々とパンを食べ続けた)
      (その姿は所々が歪んだ奇妙な人骨。瞳は無く虚ろな眼窩、長く伸びた鋭利な牙は死を連想させる)
      (だが、それでも、今この瞬間は、ただただ、腹をすかせた子供が、美味い食事にありつけたように──)
      (そう、見えたという)
      -- グロウス 2018-07-14 (土) 01:35:35
  • -- 2018-07-14 (土) 00:50:56
  • -- 2018-07-14 (土) 00:50:53
  • -- 2018-07-14 (土) 00:50:50
  •   -- 2018-07-08 (日) 22:48:05
  •   -- 2018-07-08 (日) 22:48:01
  •   -- 2018-07-08 (日) 22:47:58
    • (ドライイースト、良し。塩、良し。水、良し。小麦粉、良し)
      (小屋の中で作業台に準備した品々を並べ、それぞれの材料を確認する。思わず勢い余って三度は確認した)
      (幾つかは購入したものだが、水と小麦粉、特に小麦粉は種籾から育てた思い入れあるものだ)
      (土に触れ、日を感じ世話を焼き続けた結果としての白くきめ細やかなそれは、自分が作り出したのが未だに少し信じられないくらいだが)
      (ともあれ、万事準備は整った。作り方自体もずっと前から方法だけは学んでいた。…後はやるのみだ)
      (この時ばかりは、いつも付けているボロボロの赤いマントも、装備した剣と盾も付けていない。真っ裸ならぬ真っ骨だ)
      (ごくり、と無い喉を鳴らしそうな手付きで手を伸ばし…まずは小皿に行商骨から買ったドライイーストの顆粒を入れ、ぬるま湯を注ぐ)
      (そうして木べらで混ぜて粒やらを潰しながらまんべんなく溶けるようにし、それを湯煎しながら少し待つ)
      (そうするとその液体から気泡があがり、ぶくぶくと泡立ち始める。発酵しはじめたのだ)
      (こうすることでイースト菌が活性化し、パンをふくらませる役割を果たすようになる)
      (この工程…予備発酵を済ますと、別の小皿を用意し、そこにまたぬるま湯を注ぎ、塩を溶かす)
      (続けてボウルへ小麦粉をさらさらと移し、塩を溶かしたぬるま湯を入れて…またしばらく待つ。この間に窯へ移り、ごく弱火で火入れをした)
      -- グロウス 2018-07-08 (日) 22:49:28
      • (こうして待つ事で小麦粉の練るための力が強くなると聞いたのだが、細かい理屈は不明だ)
        (博識な者…魔女辺りに聞けば知っているのかもしれないが、ひとまずは方法と結果さえ分かっていればいい)
        (湯と軽く混ざっただけの時間を置いた小麦粉へ、イーストを発酵させた湯を入れて木べらでよく混ぜる)
        (混ざりきったのを確認し、ボウルの中身が僅かに薄褐色に染まった塊になった生地となれば、それを一部分取る)
        (そして出来るだけ綺麗に製材したこね台の上へと移せば、生地をこねる工程だが…ここで一旦、台から離れた)
        (視点を移せば…龍牙兵の姿は窯の前にある。更によくよく見れば温まり始めている窯に両手を突っ込んでいるのだ)
        (これは、窯の温度を確かめている訳でも、ましてや自分の腕を焼こうとしている訳でもない)
        (そもそもまだ窯の温度は物を焼くには程遠く、中に有るものを温める程度にしかなっていない)
        (そう、つまりは…骨の腕、その骨だけで造られた両手を温めているのだ)
        (十分に両手が温かく…人の体温ほどになったのを確認すれば、こね台へ戻り、いよいよその手でパンを捏ね始める)
        (腰から力を入れ、手のひらでぐっと生地を押し、手前に引きながら「の」の字を書くように捏ね上げる)
        (捏ねる工程で重要なのは捏ねる事はもちろんだが、それを行う手の体温が生地の力を引き出し、ふくよかに発酵させるという)
        (龍牙兵は龍牙兵であるが故に体温は無い、だからこその苦肉の策だが、何もしないよりはマシなはずだと信じ、生地を捏ねる)
        (時には叩きつけ、伸ばし、しばらくすれば生地が台から剥がれやすくなり全体が塊になるようになる)
        (繰り返し繰り返し行うその動作は、剣の練磨にも似てどこか心地よい。知己の剣士に教わったあの修行も、多少は生かされているのだろうか)
        (ふと気づけば、だいぶ生地そのものの粘り気…とでも言うのだろうか、硬さが増してきていた)
        (捏ねすぎては仕上がりが固いパンとなってしまうため、ほどほどにして滑らかとなった生地を置いた)
        -- グロウス 2018-07-08 (日) 23:27:46
      • (残りの生地を同様に捏ね、生地の表面を張らせるように丸くして鉄板の上へ幾つか置く)
        (そして今度は手を温めるためではなく、窯の温度を確かめるために窯内へと手を伸ばす)
        (少し温度が強すぎた気がしたので、薪を減らして再度温度を確かめれば、程よい温度のそこへ軽く水をふりかけ湿度を上げる)
        (そしてそこへ鉄板を入れて、温度が下がりすぎないよう、薪の量を調節しながらしばし時間をかけて待つ)
        (時折乾き過ぎないよう窯へ水分を追加しながら見守っていれば、じわじわと生地が大きくなり)
        (追加の薪が燃え尽きる頃には二倍ほどの大きさになっていた。初めて見るその光景に、発酵の偉大さに少し驚いたが)
        (鉄板を取り出して、その膨らんだ生地を叩き、それを潰してしまう。膨らんだなら、そのままでいいではないかと思いもする)
        (しかし、聞き及ぶ作り方では、ここで潰す必要性があるのだという。どこか不思議な、釈然としない思いを抱きつつもガスを抜く)
        (ああ、と思う。この感覚は麦を踏んでいた時に近い。折角大事に育てた麦を自ら踏みつけていたあの時の感覚)
        (ならば、これも必要なのだろう。何かが育つには、完成するには、ただ優しく守ればいいだけではないのだ、と)
        (そうして潰した生地を薄い金属の板…カードですばやく切り、同じくらいの大きさに揃えていく)
        (全てを同じくらいの大きさに切り分けるのが重要なようだが…その手の機械的な作業は得意の物だ。テキパキと片付ける)
        -- グロウス 2018-07-08 (日) 23:50:55
      • (外側の生地を張らせるようにしながら均等に丸めた生地を並べ、その上に濡らした清潔なふきんをかぶせておき、生地を休ませる)
        (所謂ベンチタイム、という工程になる。初めて聞いた時は小屋も無い時期だったため我が住処にはベンチは無いのだが、と言って笑われたものだ)
        (今までも時折発酵待ちなどで時間を取っていたが、特別ここで"休ませる"というには理由があるらしい)
        (今出来上がった実際に焼く大きさの生地を直に捏ねようとしても生地の伸びる力が強く"締まって"いる状態であり上手く成形が出来ないのだとか)
        (つまりはこれもやはり必要な工程。今までの作業に使った器具の掃除や、これから使う物の準備をしながらその時が過ぎるのを待つ)
        (一通りやることが済んだ後、ふきんの下を覗けばまた生地が一回り大きくなり、指先で押すと跡が少し残るほど柔らかくなっていた。完了だ)
        (そうして打ち粉をしたこね台に生地を乗せ、手で押すようにしながらガスを抜きつつ、転がし目的の形へと成形する)
        (形としては大まかに横長の楕円形。出来上がりの想定は短めの棒状のものだ)
        (成形が終われば、それをまた鉄板に乗せて窯へと。流石に既に窯内は乾いていたので水を撒いて湿気を維持する)
        (二次発酵の開始だ、これで発酵を行う工程は終わり、残すは焼き上げとなる。しかし、だからこそ、ここでの発酵度合いは重要だ)
        (発酵しすぎでは肝心の焼き上げの時に膨らまない、発酵せずでは焼き上げの際に生地の力が弱く裂けてしまう)
        (慎重に見極めつつ、生地の膨らみを見守り……ここだ、と意を決して生地を押し、その弾力を信じて発酵を終える)
        (そうして優しく丁寧に生地を取り出して、窯の予熱を開始する。今までのように弱々しい炎ではなく、盛大に薪を入れて炎を燃え上がらせるのだ)
        -- グロウス 2018-07-09 (月) 00:19:55
      • (中身ベンチタイムでスヤァ) -- 2018-07-09 (月) 00:28:43
      • (一気にばちばちと薪の焼ける音が大きくなる。今も生地は発酵を続けているため、余り予熱で時間をかけすぎると発酵が進みすぎてしまう)
        (事前に何度か火入れを行い、どのくらいの火力を用いればどのくらいの温度となるのかは概ね把握してはいるが、それでも緊張は消えない)
        (しかしここで慌てても何もならない、冷静さなら無駄にある。なにしろ数年前までは慌てるという感情さえ存在しなかったのだから)
        (鋭く研いだナイフを取り出し、その頃を思う。あの時の己は命令される"物"として生まれた癖に、その命を持たず形作られたただの人形だった)
        (そこらに生えた木や草と同じ物言わぬ…いやそれよりも悪いか。動かぬように見えぬ草木も伸び、種を成し、生命を繋いでいく)
        (それと比べれば恐らくは大地の魔力が枯れぬ限り、ただそこに石のようにあるだけだったろうから)
        (あの時、この森で、あれを見なければ…)
        (ぱちっ、と薪が爆ぜた。危ない、僅かな間だったが物思いに耽ってしまっていた)
        (それは後でいい、と気を取り直しナイフの刃を水で濡らし、楕円形の生地の上部に切れ目を入れた)
        (切れ目を入れることで焼いた際にそこからまず膨らむようになるため、形が崩れにくくなり、仕上がりの見た目も良くなるのだ)
        (そうして窯へ戻り、無造作に窯内へ腕を差し込み熱を測る。適温だ。続けて生地へと水を振りまき、表面を濡らす)
        (さあ、パン焼きだ。いよいよこれが最後の正念場。炎に熱くなる窯を前にして生地を乗せた鉄板を持つ手の力も強くなる)
        (いざ、焼けよ我が一年。貫くように鉄板を差し出して、抱くように焼き場へと下げ降ろした)
        -- グロウス 2018-07-10 (火) 22:53:46
      • (鉄板を差し込んだ後はすぐに火の調整に入る。温度がこれ以上上がらないように薪を掻き出し火力を下げた)
        (じりじりと白い生地を焼く窯の熱。焼き始める前に生地表面につけた水分は小麦粉を糊状に変化させ、その糊状になった表面を熱が乾燥させ硬くする)
        (熱せられた生地はその熱により、イースト菌を活性化させ、更に発酵で生み出した内部の空気を膨張させ、切れ目から体を大きく、膨らませていく)
        (それとまんじりともせず見つめていれば、表面が徐々に徐々にだが、薄茶色がかり始める。生地が焦げてきたのだ)
        (ここまでくれば、既に見た目はかなりパンらしくなってきた。しかし油断は出来ない。幾つか入れたパンを見比べれば色づき始めたものとそうでないものがある)
        (上手く出来たとは言え素人仕事、窯内はどうしても熱のムラが多い。場所によって焦げやすい場所、焦げづらい場所ができるのだ)
        (それを手で掴み、位置を入れ替え火の入りが均一になるように整える。実際に手を差し入れてみれば、骨身に感じる熱に温度差が多少あることも分かる)
        (この時ばかりは、熱さに強い身であったことを感謝する。…余り一般的な魔物としては感謝するような状況ではないのかもしれないが)
        (その後も何度か位置を入れ替え、パンが焼けていくのを見守る。程なくして小麦の焼ける良い香りが小屋に広がっていく)
        (龍牙兵には匂いは僅かな空気中の魔力の乱れとしてしか感じられないが、それでもそれが好ましい物だとすぐに感じた)
        (そうして、一秒一分がまるで一日一ヶ月にも感じられるような長い時間が過ぎたようにも思えたが、終わりは来た)
        (これ以上は焼き過ぎになる、という色合いを見極め、高熱になっている鉄板を無造作に掴み、一気に引き抜く)
        (途端、ぶわ、と広がる鮮烈で香ばしい香り、焼き締められたきつね色の肌からはぱちぱちと小気味良い音が鳴る)
        (────パンの、完成だ。そうして、龍牙兵はまっすぐ力強く両手を突き上げ、トロフィーのように鉄板を掲げたのだった)
        -- グロウス 2018-07-10 (火) 22:57:22
  • -- 2018-06-29 (金) 23:35:14
  • -- 2018-06-29 (金) 23:35:12
    • (レンガの隙間を埋めるモルタルを固まっている事を確認するように指でなぞればほおーと呟いて)
      これだけしっかりしてればピザなんかも普通に焼けるな…中々夢が形になってきたんでない?
      火入れ作業だっけか?はもうした? -- 2018-06-30 (土) 22:20:07
      • ピザ…アレモパンノ一種ト言エルナ…パン作リニ慣レタラソノヨウナパンモ作ッテミタイモノダ…
        (外で乾燥させていた薪を背負って来る。窯の内側を見れば煤もまったくついていないため、火入れが行われてないのは分かるだろう)
        ……イヤ…コレカラダナ……出来ルダケ丁寧ニ作ッタツモリデハアルガ…所詮ハ素人仕事…不備モアルコトハ考エラレル…(その手に持つはモルタルの樽、補修用だ)
        ソウ言エバ……以前使ッテイタ火ノ魔石ハ今日ハ持ッテイルカ?…アレガアルト助カルガ…商品トシテアルナラバ買イタイ所ダ…
        -- グロウス 2018-06-30 (土) 23:47:57
      • あれはあれで意外と奥が深いというか沼だからな…ハマりすぎてバジルとトマトとチーズ以外は邪道!とか言っちゃわないようにな?
        (以前西側を旅していた頃古式ゆかしい所ではそれこそ決められた製法決められた食材以外はピザにあらずと言う程厳しい土地があったのだという)
        そっかそっか、確か…火入れは窯がきちんと出来てても雑にやると亀裂が入るらしいからな…丁寧にね
        魔石?あるよー(そう言うと革袋からジャラジャラと出して見せる)今じゃ地上で算出するとこは少ないが魔界だとゴロゴロ掘れるのだ、素人が掘ると爆発するが(火山に水晶の様に無数に生えていると語る) -- 2018-07-01 (日) 00:10:02
      • パンニ正道モ邪道モアルマイ……トハ言ッテモ文化ニ根付ク料理ハ思イ入レモ強カロウカラナ……我モ最初ニ作ルパンハ既ニ決メテイル故…人ノコトハ言エン
        (わっと魔石が出たので少し驚いたが気を取り直して程々の大きさの物を手に取る)フム…魔界トヤラノ鉱夫モ難儀ナコトダナ…我ガ働ク炭鉱デハソコマデノ危険ハナイ…
        ソレデハ…コレヲモラエルカ……我ハ普段ハ火ヲ使ワヌ故…火種ノ取リ置キモ無クテナ…コノヨウナ物ガアルト有リ難イ…(言いつつ、薪を少量、窯の火床へと入れる)
        (そして、その薪の下に魔石を滑り込ませ、勝手知ったると指で触れ着火。主な火力は薪に任せ、魔石の魔力は節約するつもりのようだ)……最初ハ…小サナ火ヲ……ト…
        -- グロウス 2018-07-01 (日) 00:24:36
      • パンだって色々あればそれだけ思い入れもあるだろうさあ(はいよーと魔石の取引を済ませて)
        まあ炭鉱もうっかり燃えると本当にやばかったりはするが…基本そうはならんもんね
        (再び別の土地の話、そこでは不運にも炭鉱が燃えた事で地表は常に50度以上を越え数百年はそれが続く地域がある事を語る…ただ稀な条件が複数重ならなければ燃えるものでもないらしい)
        火種は他にも色々あるが…まあ魔石が一番手っ取り早いかね?(そう言いつつ火の入る窯を眺める)これでちょっとずつレンガの水分を飛ばす…だっけか -- 2018-07-01 (日) 00:47:59
      • (火の様子を見ながら旅商人ならではの不可思議な土地の話を興味深そうに聞く。それはまるでその土地全体が窯のようだな、とのんきなことを述べて)
        …ソウダ…コレデレンガヤモルタルガ固ク締マル……(小屋の窓から外を見て煙突からの排煙も無事されている、と確認すればだんだん火を強くしていき)
        ……ムウ…ヤハリ完璧ニ、トハ行カヌナ…(窯の周囲をチェックすれば、幾つかモルタル部分にヒビが出来ていた。補修用のモルタルで埋める、乾き切ったら後で削ればいい)
        …ヨシ……概ネ問題ナシカ…コレデヨウヤク完成ダ…(屈んで火床の上部の天井や壁面を確認すれば、黒く煤で汚れていた箇所が白くなり消えている。煤切れと呼ばれる現象だ)
        (こうなれば窯内の温度は調理に適した温度となっている。この状態で構造に問題がなければ窯として使えるだろう)
        -- グロウス 2018-07-01 (日) 01:15:37
      • (事実地獄の釜がーなどという言葉があるが魔界にもあんな土地があるなどと笑いながら語る)
        うーん、これはモルタルの水分量なのか比率なのか…難しいねえこういう硬いモンを扱うのも
        ただ窯作りを得意としてる人ってのも少ないから知識を借りるってのも大変だしな…シュガーちゃんぐらい?
        (グロウスが覗いた後に同じ箇所を確認する)これがその証って奴か…物が焼ける状態って奴だよな?
        遂にかあ(うんうんと感慨深け)ま、兎にも角にも完成おめでとう!(わーと拍手をする、骨なのでカチカチ)
        んじゃまーあれだ、いいもん見れて気分もいいしそろそろ行く!一応崩れないか気を付けてなー?(ひらひらと手を振り別の場所へ向かった) -- 2018-07-01 (日) 01:31:42
      • …ソノ辺リハオ前ニ貰ッタ教本頼リダナ……理解シヤスク覚エヤスイ本ダッタノデ助カッタガナ……
        (よく見れば机の上に無造作に置かれていたのは窯作りの本。一見でだいぶ読み込んでいるのが分かるだろう)
        アア……コウナレバ…後ハモウ…パンヲ作ルダケダ…ココマデ来レタノモオ前ノオカゲダ…感謝スルゾ…
        (頷く骨の横で、しみじみと呟き)ココマデ出来レバ…早々ハ壊レヌヨ…ダガマア…万ガ一トイウコトモアルカラナ…ウム…デハナ…
        (去っていく骨を見送ったのち、念の為、石窯の各部を細かくチェックしていた龍牙兵の姿があったという)
        -- グロウス 2018-07-01 (日) 01:48:12
  • -- 2018-06-29 (金) 23:35:08
    • (小屋の一部をくり抜いて作った土台、その近くに購入した耐火レンガを並べていく)
      (土台はともかくとして小屋の床が傷んでしまうため、全体の三分の一もないが、それでも大量に積まれた赤レンガはなかなかに圧巻だ)
      (その横には灰色の粘性のある液体がたっぷりと入った桶。それはこれらのレンガを組んでいくためのモルタルを練ったもの)
      (以前行商骨から貰った窯作りの本は小屋の机の上に。しっかりと読み込んではいるが確認はすぐできるようにと)
      (土台に立つはガイドの役割もする仮組みの柱。これを基準にレンガを積み、組み上げるためのもの)
      (そうして、まるで剣が如く右手にコテを構え、盾が如く左手にレンガを持ち、パン窯作りが始まった)
      (すぐに気づいたのはモルタル塗りの難しさだ。厚みを一定に塗るのがこれほどまでに難しいとは思わなかった)
      (最初は置くたびに目検でさえ傾いているのが分かるほどで、レンガの高さや位置が安定しないことこの上なかった)
      (しかし、それを見越して材料は多めに用意してある。何度もやり直してコツを掴めばあとは機械的に同じ動作を行うだけ、得意の両分だ)
      (時間はだいぶかかったが、薪などの燃料が燃える火床をなんとか組み終えた頃にはだいぶ作業に慣れてきた)
      (ここで一度、休憩がてら全体の確認をする。疲れという概念が薄い龍牙兵ではあるが、目の前の作業のみに捕らわれては後で問題が生じかねない)
      (手で撫でたり、石の球を転がしたりして水平を確認する…問題なし。そして残りの形をイメージしつつしばし眺め、作業を再開)
      (続けて組む焼床は更に慎重に。実際にパン等を焼く場所になる箇所だ、ここが凸凹では画竜点睛を欠くにも程がある)
      (しばしのち、目地をほぼ無くして、一枚板のように繋いだ焼床の出来栄えに満足すれば、残りの屋根となるレンガを黙々と積み上げ)
      フゥ……(最後にアーチ状になっている天井の頂点のレンガをそっと置けば、窯としての形はほぼ出来上がりだ)
      (後は鍛冶屋に頼んだ幾つかのパーツになっている煙突を窯に取り付け、隙間を埋めるレンガを組み、長め煙突の先端を洞窟の外へ出し…完成となる)
      (とはいえ、柱を撤去し、火を入れてテストをし、問題なく窯としての機能を確認せねば、本当の完成とは言えないのだが)
      (それでも、龍牙兵はどうにかやりきった満足感で、汗が流れもしない額を拭うように撫ぜ、もっともらしく頷いていた)
      -- グロウス 2018-06-29 (金) 23:35:23
  • -- 2018-06-23 (土) 00:05:54
  • -- 2018-06-23 (土) 00:05:48
  • -- 2018-06-23 (土) 00:05:44
    • フム…(座り込み、花壇を眺める。本来であれば時期もまったく違うはずだが、そこには白い花弁を瑞々しく広げる百合の姿)
      (普段であれば野原に花が咲いていようと特に感慨も無いが、その一点の曇り無く健康に咲き誇った純白の花々を見れば少々思う所もある)
      (辺りの空間を切り取ったように浮かび上がる白。それは魔女の別宅でいつか見た雪の白さを思い出させて、なにか言い知れぬ意味を感じさせる)
      (あるいは、それもただの気の所為なのかもしれない。普段の生活でそうは見ぬ色が己の庭に在った所で何かが変わる訳ではない、そんな理屈も思い浮かぶ)
      (それでも、太陽の日差しを浴びて、魔法のエフェクトとは違う、目にも眩しい白さに覚えた感覚。それが…美なのかもしれない、と、ふと、そんなことを思った)
      -- グロウス 2018-06-23 (土) 00:09:12
      • (花壇の雑草取りを済ませ、地面に広げた布へ収穫した麦を並べる。そしてこの日のために用意した道具も一揃え取り出し、よし、と一つ軽く気合を入れる)
        (右手に太い棒をもち、たんたん、と棒を使って叩く。完熟した黄金色の麦の束は、それだけで種子をばらばらと落として布へ溜まっていく)
        (あまり強すぎる力で叩いては麦の実自体が潰れてしまう可能性もあるため、適度な強さで叩き続ければほぼ全ての種子が落ちる)
        (衝撃のかかり方の違いで僅かに残った粒は、ピンポイントで手もみする。そうして布に乗せた麦束は大まかに藁と種へと分離した)
        (この状態では細かい藁クズや殻、大量のゴミが混ざっているが、ひとまずはそれを布ごと持ち上げ、大きな木桶へとざーっと移す)
        (そうして延々と穂先を叩き、幾つかの木桶を脱穀された麦の粒…とゴミで埋めると、今度はザルを取り出してそれでひと掬い)
        (ざらざらと揺らして大きめのゴミと粒を分ける作業に取り掛かる。これまた延々とやってみれば思ったよりゴミでカサが増えていたのか)
        (全体的な量がだいぶ減り、木桶の数も幾つか減った。そこでふう、と一息つけばそれでも片手では数えきれないくらいの木桶の数)
        (それらを自分が育てたのだと思うと、どこか嬉しくもあり、誇らしげでもあった)
        (とはいえ、まだまだこれでは終わらない。ここから今度は普通の農家であれば風の力を使った道具…唐箕を使うのだが)
        (流石に唐箕を一から作るには技術不足。それに一見多いとは言え農家としてはまだまだな量の麦であれば更に原始的な方法も取れる)
        (要するに、ここで必要なのは中身の詰まった重い実とそれ以外の軽いゴミを吹き飛ばし選別するということ)
        …今ハコレデイイダロウガ…マア…先ノ事ハ先ニ考エルカ…(そう呟き取り出すのは薄い木の板を張り合わせたうちわ)
        (それを片手に構えて、椀で木桶から麦を掬えばそれを持ち上げさらさらと落とし同時にばたばたとうちわで扇ぐ)
        オオ…(心配ではあったが、うちわによって巻き起こる風で明らかに細かいゴミが飛んでいくのが分かる)
        (そうして敷いた布へ落ちていくのはたっぷりと詰まった実のみ。ここまでやれば後は石臼でひたすらに挽くだけだ)
        …良シ…!(珍しくガッツポーズのようなものを取って、元気よくうちわをばたばたと振るのだった)
        -- グロウス 2018-06-23 (土) 00:09:31
  • -- 2018-06-17 (日) 00:02:03
  • -- 2018-06-17 (日) 00:01:58
  • -- 2018-06-17 (日) 00:01:55
    • (左手で茎の束を掴み、右手には鎌。良く研いだその刃を茎にあて、静かに一呼吸。…息は実際には吸っては居ないのだが)
      (そうすれば…ざくり、と小気味良い音を立てて左手に握った赤茶けた茎の束の抵抗が消える)
      (実際にやってみて分かったが、鎌で麦を刈り取るのにも、剣を練磨していた時の感覚が意外にも活きた)
      (刃筋を立て、強すぎず、弱すぎず、適度な力で押し当て角度と刃の長さを意識して引き切る。一つの理は、他の理にもなるのだ)
      (最初は少し緊張したが、分かってしまえばなんのその、次々とまさに小麦色に熟してくれた麦たちを根本付近から刈り取っていく)
      (農場としてはかなり小規模なものとは言え、一束を斬るのにたっぷりと時間をかけられるほどここの麦畑は狭くはない)
      (掴み、切り、籠に入れ、一定のリズムを保ちどんどん刈り入れを進める)
      (ふと、そんな作業を数十分も続けている内に、脳裏によぎるものがあった)
      (雑貨を購入しに立ち寄った小さな街、そこの広場で素朴な楽団の中で声高らかに歌を歌っていた女の姿)
      ───……♪(思い出し…その歌を口ずさむ。ああ、そうだ、あれは収穫の喜びを奏でる歌だったか)
      (なるほど、と思う。しっくり来る。歌を歌うなど初めてだったが…妙にいい気分だ)
      (そうして、日が夕暮れ時を迎えるまで、麦をかき分ける音と、それを斬る音)
      (それと……案外上手く真似が出来ているどこか楽しそうな歌声が、響き続けていた)
      -- グロウス 2018-06-17 (日) 00:02:14
      • (刈り終えた麦を洞窟へ保管すると、洞窟脇の壁際の様子を伺いにまた出ていく)
        (どちらにしろ麦は脱穀するためにも十分に乾かす必要があり、ひとまず当面はすることがない)
        (その間に向かったのは…レンガによって壁際に四角く区切られた花壇)
        (内側は既に耕されており、シュガーの所から貰った牛骨粉を砕いて鋤き込んである)
        (街へ行った際購入した百合の球根を植えたのはつい先週のことだが…)
        ……ナルホド…コレガアイツノ魔法トイウコトカ……
        (見れば、既に立派な芽が生え、元気に飛び出していた。購入した花屋によればもっとかかるはずだが)
        (芽から舞うは暮れ始めた辺りの暗さに美しく輝くキラキラとした光の粒のエフェクト付き。しっかりと効果が出ているようだ)
        (しかし、注意せねばなるまい。魔法は万能ではない、とはまさに彼女の言ったこと)
        (あくまで成長を早める魔法がかかっているだけであり、恐らくは成長が早いぶん病気にも相応の速さでかかるであろうし)
        (土中の栄養素を通常以上に一気に吸い上げている可能性も十分ある)
        (しばらくは花壇等で効果を確かめてから畑に使う必要性があるだろう。まあ、何はともあれ…)
        …肥料ヲ多メニヤッテオクカ……アイツノヨウニ強ク咲クノダゾ…(そう呟き、洞窟へ戻っていくのであった)
        -- グロウス 2018-06-17 (日) 00:39:17
  • -- 2018-06-08 (金) 23:34:04
  • -- 2018-06-08 (金) 23:34:01
    • おういグロウスくんや、パン用の酵母仕入れてきたぜー(そう言いながら粉と顆粒がそれぞれ入った瓶を持ってやってくる) -- 2018-06-14 (木) 23:27:38
      • (骨が訪れれば、秋口を迎え穂にたっぷりと実を蓄え、柔らかい赤みある黄色になった麦穂が視界に入るだろう)
        (黄金色の海…とは行かないが、池ほどはある麦畑がさわさわと揺れる横で、龍牙兵がレンガを幾つか抱え洞窟へと歩いていた)
        ……オオ…手ニ入レタノカ……丁度、以前オ前ニ貰ッタ本デ…パン焼キ窯ヲ作ロウトシテイタ所ダ……
        -- グロウス 2018-06-14 (木) 23:50:54
      • もう取り込んでもいい頃合いだなあ…時間が過ぎるってのは早いね、アンデッドだと尚更だぁ(麦畑を眺めてしみじみと)
        おっこっちもか、あらっ洞窟内で作るの?それともあくまで資材置くだけ? -- 2018-06-14 (木) 23:57:26
      • …我ノ拙イ手際デ…良ク実ッテクレタ…ソレニオ前ノ助力モ大キイ…感謝スルゾ……(言いつつレンガを洞窟入り口の小屋付近へと置く、そこには結構な量のレンガがあり)
        窯自体ハ…洞窟ノ中…ソコノ小屋ニ作ルツモリダ……我ガ食ウ分ニハ食中毒ヤラの大シタ問題ハ無イガ……一応食物ヲ作ルノダカラナ…室内デ行ウベキダロウ…
        コノレンガ自体ハ…シュガーニ最近…ガーデニングヲ勧メラレテナ…ソレニモ使エルカ…配置ヲ試シテイタ…折角ダ…上ガッテイクカ…?(小屋のドアを開け、骨を招き)
        -- グロウス 2018-06-15 (金) 00:10:14
      • 何よりもお前さんの努力の結果さぁ、コツコツと一つずつやったからこそ今こうして稲穂を揺らしてくれてる訳だしな
        ほうほう(首を動かし位置関係を把握して)そだね諸々の安全性を考えるなら洞窟の中の方が安全か
        (招かれれば小屋へと入りグロウスに瓶を2つ差し出す)顆粒の方はドライイースト、んでこっちの粉はインスタントドライイースト…まあ粒が大きい方が香りのいいパンが出来て粉の方は来年まで腐らないと思ってくれていい -- 2018-06-15 (金) 00:23:02
      • (小屋に入れば、素朴なテーブルに椅子が二脚。その一角には既にレンガが敷き詰められており、その上部の壁には大きめの穴が空いている。排煙をするための物と想像つくだろう)
        ……ソノ通リダ…今ハマダ問題ナイガ…脱穀ヲシ…製粉ヲ行イ粉ヲ保管スルトナレバ…野外デハ限界ガアルカラナ……(そうして、瓶を2つ受け取り、しげしげと見つめ)
        …食味ノ良サト…保管性ノドチラカヲ取ルトイウコトカ……悩ミドコロダナ(ううむ、と頭を捻り)……実際ニ粉ヲコネタ際ノ発酵ニツイテハナニカ差ガアルノカ…?
        -- グロウス 2018-06-15 (金) 00:37:45
      • (穴を確認すれば成る程ねーと納得の様子だ、火を取り扱う以上気をつけなければならない点は多い為そう問うたのだ)
        保存に関しては魔法の品で幾つかいいのはあるんだが…まあやっぱそれも野外ではちょっとね?あと業務用でかーなーりお高い
        やっ基本的に菌は同じだから手順や特性は一緒よ、ただインスタントの方が発酵はずっと早いな?
        あと一応この酵母でお酒も作れるは作れるが…あんまり美味しいお酒は出来ないと思う -- 2018-06-15 (金) 00:59:34
      • ……ホウ…ソレハソレデ気ニナルナ……最低限ノ材料ナラドウニカ保存モデキヨウガ…牛乳ナリ果物ナリ…ソレラヲ扱ウナラソノヨウナ物モ検討スベキカモシレン…
        フム……発酵ガ早イノカ…我ガ作ルコトニナレバ…恐ラク試行錯誤ガ多クナルコトハ想像ガツク……ソウナルトソレモ魅力的デハアルナ…(粉の瓶を掲げ、さらりと流れるそれを見つめ)
        …酒カ…パンニ練リ込ムノニハ風味付ケニ良イト聞クガ…我ガ飲ム分ニハ酔ワヌシ不要ダナ……(そうして、2つの瓶をテーブルに置き、腕を組んでしばらく低い声で唸っていたが…)
        …ヨシ…決メタゾ(とインスタントの瓶を取り…悩むのを見守っていた彼へと返す)…ドライイーストノ方ヲ買ワセテ貰オウ…多少不便デアレド…初メテ作ル物ハ少シデモ美味イ物ニシタイ…
        -- グロウス 2018-06-15 (金) 01:13:31
      • おっそう?なら個人で扱える等級のカタログ探しとくわ、小型の倉庫用のは結構手が届く値段だし
        (広さや保存法によって値段は上下するが一区画を低湿度や低温にする物は案外安いという、一方時間や腐敗に働きかける物は桁が幾つか違うとも)
        一方で酒に使う菌をパン作りに使えたりも、こっちは膨らみは薄いが酒の甘い香りになるのが特徴だな
        (グロウスがドライイーストを選べば頷いた、そして提示された金額は…両方買っても良かったのでは?と思う程安い)
        (何せ毎日食べられている物の材料なのだ、在庫も桁違いに世に溢れている)そうやって少しでも良い物をって頑張れば本当に良い物に辿り着けるだろうな…(何か妙にしみじみと) -- 2018-06-15 (金) 01:26:15
      • …ヨロシク頼ム……近頃ハソレナリニ金モ溜マッテイル……余程ノモノデナケレバ購入モ考エラレルカモシレン…
        (とは言った物の、後者の部類の話を聞けば顎骨がかくん、と開いて落ちた。金銭感覚に疎い龍牙兵をしてその反応をさせる高級品恐るべし)
        …ムム…フウム…材料トシテ検討ハシテミテモ良サソウダナ…我ニハ分カラヌガ…人間ハ酒ガ好キダカラナ…(などと人に食べさせるようなことを言うのは、パン作りが具体化してきたからか)
        (その安さに少し驚いたものの、選択をやり直すことはしなかった。それをするのは少し卑怯な気がしたからだ、自分に対して、そしてパン作りに対して)
        ……我ハタダ…自分ガ良カレト思ウコトヲ行イ続ケテイルダケダ……オ前ハソウデハナイノカ…?オ前ノ商イハ…オ前ノイツカニ辿リ着クタメノ旅路デハナカッタカ?
        //というとこでスイッチスヤァ -- グロウス 2018-06-15 (金) 01:45:04
      • まあ菌に関しては一先ず一度作ってからだなぁ、パンに向いてる物、菓子に向いてる物、酒臭が合う物、そんな風に奥が深いらしい
        (酵母の仕入れに際してそういった知識も仕入れてきたようだ、あらゆるを知る事もまた商人の仕事なのだろう)
        いやあ…そう答えを出したのは100年前でさ、その前は自分が自分で無くならない為というか…
        人間としての俺を指の隙間から零さずに済む為に何かをやらなきゃって商人やってたからにぇー(異常に重い事をあっけらかんと)
        でも今はお前さんと変わらんよ、商人って楽しいしね!(カラカラと笑えば暫し酵母に対する知識を語っていった)
        //平日深夜にすまぬ!という訳でスイッチに対し無慈悲にこの辺りでぇー! -- 2018-06-15 (金) 02:01:35
      • ……人トシテノ……オ前ガオ前デ有ルタメニ…カ……(それを聞き、僅か黙考する)ソウカ…オ前ニトッテノ商イトハ…ソウカ…
        (なにかに深く納得し一つ頷き、絞るように呟いたが)……イヤ…ソノ意味デハ…我トオ前ハ少シ…違ウ…ガ…(陽気に笑う様子に少し呆気にとられ)
        ……ソウダナ……今コノ時ヲ楽シメテイルノデアレバ…ソレガ…一番ダ…我モコウシテイルノハ…楽シイ…
        (感慨深く言いつつ、色々と酵母についての扱い方、種類、特徴などを静かに聞き、しっかりと覚えていたという)
        -- グロウス 2018-06-15 (金) 22:36:23
  • -- 2018-06-08 (金) 23:33:58
    • (洞窟の入り口付近、もっとも広い場所であるそこに簡素な物では有るが小屋のような物が建っている)
      (洞窟であるからか必要なしと判断したか、目立って屋根らしきものは無く、傍目には大きな箱のようにも見えるが)
      (夏を迎え立派に育った麦たち、一見しても穂が出来、実が作られているのがわかる麦畑の前で折れた剣を振る龍牙兵の姿がある)
      (近頃は近辺の使えそうな木はほとんど切ってしまったため、純粋に剣の修業を行っており、その太刀筋はそれなりのもの)
      (何処か機械的であり、悪い意味で遊びのないものでもあり、まだまだではあるが振るう刃が風を斬る音は鋭く響く)
      (とはいえ、流石に折れたまま酷使した剣はかなり傷んでおり、研ぎ仕事を覚えて手入れはしているものの刃欠けも目立ちボロボロだ)
      (…また、冬の時のようにもしものことがある可能性はある。きちんとしたものを手に入れておくべきだろうか)
      (風に流れ旗のように色とりどりのリボンの旗の間を走り、駆けて剣を打ちつつ、そんなことを思うのであった)
      -- グロウス 2018-06-08 (金) 23:34:17
  • -- 2018-05-29 (火) 23:44:02
  • -- 2018-05-29 (火) 23:43:59
    • そろそろだなあ…(ぼんやりと麦を眺めながら)ところで話は変わらないんだけど適当な布と棒持ってる? -- 2018-05-31 (木) 23:55:42
      • (鷹揚に畑を眺める人骨を前に、春の風を受けてゆらりゆらりと揺れる麦。その間で桶から追肥を撒いていた龍牙兵がその言葉に動きを止め)
        ……布ト棒…?(きょとんとして自らのマントを剣を見下ろす、が、流石にすぐに違うだろうと気づき、記憶を巡らせ)
        物ヲ包ムノニ使ッテイル古布ト…木材切リ出シノ角材程度ナラアルナ…ソレガドウシタノダ?(疑問の声をあげた)
        -- グロウス 2018-06-01 (金) 23:09:22
      • 角材…でも問題は無いか、多分他の農家さんもそろそろ立て始めると思うけど鳥避け用意した方がいいネ
        こういうの(そう言うと人差し指で地面に簡単な絵を書き始める、棒にリボン状の細い布を括り付けた物だ)
        これを畑の周りに立てるの、風が吹く度布がひらひら〜って宙を舞うんだけどそれがヒリには不気味に見えるのか被害が減るんだってさ -- 2018-06-02 (土) 05:20:55
      • ……ムゥ?(骨の所に移動して、その足元に書かれた絵を見る。そうすれば少しは言いたいことが分かったが…)
        ムウ〜?(一度洞窟に戻り、桶を置いて奥の棚まで行きごそごそと物を取り出し戻ってきて、とす、と地面に角材を立てれば薄汚れた手ぬぐいのような布)
        ………コノヨウナ感ジカ?…コレデ鳥ガ怯エルト……分カランナァ(手に持ち立てた棒と風にたなびく手ぬぐい。一見すると旗の出来損ないという所)
        (それを持つ龍牙兵自身にも風は吹付け、大地に立つ色黒の異形の骸骨から燃え上がるように赤いマントが広がるその様であれば、知らぬ者が見れば畏怖の対象にもなろうかと言う所だったが)
        -- グロウス 2018-06-02 (土) 22:58:06
      • ウフフッ!(その光景を実に楽しそうに眺めていたがあっそういうのじゃないと思い直し)
        そういう征服しました感バリバリなのもなんか効果ありそうだけど狙いは違和感を与える事でさ、野生の生き物は違和感感じると即逃げなのを狙うっぽい?
        えーとねこう…(鞄から取り出すは細長い包装用の真っ赤なリボンだ、仕事柄必要な事が多いので常備している)
        (それを1m程の長さで切れば棒に括り付ける、風に棚引く真っ赤なリボンは蛇…には見えない、しかし飛んでくる鳥からすれば普段目にしない強い違和感を得るだろう) -- 2018-06-02 (土) 23:19:53
      • (その様はここを陣地とする!といった勢いだったが、訂正されれば素直に布を外し棒を渡す。それに手際よくリボンが巻き付けられるのを見れば)
        ……ホウ…ソウイウコトナノカ(少し離れてそのリボンを観察する。自分のくすんだマントとは違い色鮮やかな赤い色は自然の景色の中に効果的に異質さを醸し出している)
        …我ガココニ立ツノト似タヨウナ物デモアルノカモナ…自然ニハ無イ異質サ…ソレヲ強ク示シ…抑止トスル…チナミニ…色ハ赤クナクトモ効果ハアルノカ…?
        -- グロウス 2018-06-02 (土) 23:35:53
      • 色は基本的にどんな色でもいいみたいだぜ、鳥ってのは信じられんぐらい目がいいらしいからな
        ただ…布と棒があれば出来る対策なだけに鳥が慣れるのも早いらしくてある程度の抑止力に留まっちゃうんだって
        (それこそ収穫前の貴重な穂を少しでも奪われない為の工夫と言った所なのだろう、と語り)
        あとはお前さん自身で追っ払う事だよな、合間合間にやっとけば賢い種類なんかは相当寄りにくくなると思う -- 2018-06-02 (土) 23:56:17
      • ドンナモノデモ…カ…(ふむふむ、と話を聞いていたが、それならば、と洞窟へ戻りまたごそごそと何かをし戻ってきて)
        ……ナラバ…コレハドウ…ダ…(ドヤ顔っぽい雰囲気で棒を立てれば…そこに紐で繋がれているのは…作業用と思わしき良く研がれた刃を持つ小ぶりなナイフ)
        (それは太陽の日差しを受けて揺れるたびキラキラと鋭く光を反射し、注意を引く。……ある意味鳥よけとは違う意味でも注意を引く光景だが、そんなことには思い至ってない)
        アア…ソレナラバ…タマニヤッテハイル…アヤツラハ…畑ニ住ンダ蚯蚓ヲ食ッテシマウ……折角土ヲ豊カニシテクレルノニ見過ゴス訳ニハイカンカラナ…
        -- グロウス 2018-06-03 (日) 00:10:45
      • えっそれは…風を利用した新手の罠か何か…?危ない人に見えちゃうって!
        それに光り物はカラスの大好物で盗まれちゃう事が多いゾ!という訳で普通の紐で行こう普通の紐で
        (きちんと巡回していると聞けばうんうんと頷いている)他にも鳥よけの方法はあるっちゃあるが…
        結局は連中も自分の腹を満たしたいから完全な方法ってのは無いんで地道にな
        あっそだ脱穀とかはやれそう?周囲の農家にお借りするとか -- 2018-06-03 (日) 00:35:23
      • ムウ…駄目ダッタカ…イイ思イツキダト思ッタノダガ……ヨク考エレバ錆ビテシマウシ悪手カ……(がっかりしつつ棒からナイフを外す。仮に盗人が居るなら効果的だったかもしれない)
        シカシ先程ノ理屈デアレバ…紐ヨリモソノリボンノ方ガ良サソウダナ……ソレハ売リ物カ…?ソウデアレバ幾ツカ売ッテクレ…(言いつつ、小銭を幾らか取り出し)
        ウム…ソノ辺リハ畑ヲ作ルヨウニナッテ…強ク実感シタコトダ…虫ニ…ネズミ…シカニ……ソシテ熊…カ…生キルトイウノハオ互イ簡単ニハ行カヌ…トナ…
        (思い起こすように言っていれば)アア…脱穀ハ唐箕ナドヲ借リル事モ考エテハイルガ…収穫量次第デハアルナ…少ナクトモ最初ハ自分ノ手デ…行イタイト思ウガ…
        -- グロウス 2018-06-03 (日) 00:53:02
      • ああでも紐を輝かせるって方向ならより効果は高まりそう、カラスも紐は盗まん…かなあ?
        (ちょっとした小話でカラスは巣にそうした光り物を貯める事を語りつつ)ああ売り物だから大丈夫よ
        こういうラッピング用品ってのは使い道多いし俺も特別な品を包む時使うから多めに持ってるの(そう言うと巻かれた赤、青、黄色のリボンを売買)
        そうして争って生きる事でお互い強くなってくのさあ(魔界のルールの一つを口にしつつ自分の手で脱穀にそだねと同意の態度だ)
        そうする事で実感ってのが強く感じられるだろうしな…大事な事さ、さてそんじゃ行くかね…んじゃまたねー(ひらひらと手を振り次の行商先へ向かった) -- 2018-06-03 (日) 01:10:50
      • …輝ク紐トイウノモ妙ナ話デハアルガ…鎖ヲ極限ニマデ磨ケバアルイハ…?イヤソレデハ風ニソヨガヌカ……
        (それに盗人ならぬ盗鳥に持っていかれるのは困る、とその方向は早々に諦めて色とりどりのリボンを受け取る)
        特別ナ品カ…ソノ意味デハ我ニハ縁ハ無イダロウガ…他ニモナニカニ使エルカモシレンナ……(自らの生活にない鮮やかな色に少し思いを馳せ)
        ……強ク…カ…我モコノ名ノ通リ強クナレテイルノナライイノダガ…(自分の手を見下ろし、ぐっ、と握りしめ)
        …ソレニ…余リ人ノ手ヲ借リスギテモ申シ訳ナイカラナ……ソレコソ我ガ成長スルタメニモ…ヤレルコトハ己デヤラネバ…
        アア…承知シタ…イイ買イ物ヲシタゾ…モシクハ…オ前ガ売リ込ミ上手ナノカモシレンガナ…デハナ…(く、く、と忍び笑いを漏らし骨を見送ったという)
        -- グロウス 2018-06-03 (日) 01:31:35
  • -- 2018-05-29 (火) 23:43:56
    • (こん、こん、こん、と小気味良い乾いた音が響く。もはや手慣れた大工仕事の音だ)
      (春になり麦の伸びが途端に良くなったのはいいのだが、鶏たちがどこか落ち着かないような仕草を見せるので)
      (小さなものではあるが鶏小屋を作っているのだ。洞窟内のスペースは広く、面積の問題もない)
      (まあ、現状で大きな問題という訳でもないため、こちらも伸びが良くなってしまった雑草取りの合間を見て、という形だが)
      (この間市場で買った尺で事前にきちんと長さを図った木材の面を合わせ、釘を添えて木槌で打つ)
      (そういえば、雑貨や道具を納めるための棚や箱などは幾つか作ったが特に自身が必要としなかったため)
      (洞窟自体は一見しても何者かの住処とはとても見えないような場所であることは変わらない)
      (だいぶ木の扱いにも慣れてきた。また合間を見て鶏小屋の後は、自身の小屋などを作ってみるのもいいかもしれない)
      (そんなことを考えつつ木槌を振るっていれば、びゅう、と強い風が吹く。それに顔を上げ、そよぐ麦の葉を眺めれば)
      (いつの間にか、茎の中から成長した、まだまだ青い穂が葉鞘から顔を出していた)
      (よく見れば…一部の穂からは小さく細い黄色い花が咲いている。それに眼を奪われ、思わず槌を置く)
      (花としては実にささやかで、控えめな花弁。しかしそれは麦たちが若いながらも一人前の大人になったようで…)
      (しばらく、大工仕事の手を止め、その光景をただ眺めていたという)
      -- グロウス 2018-05-29 (火) 23:44:32
  •   -- 2018-05-25 (金) 23:49:03
  •   -- 2018-05-25 (金) 23:49:01
  •   -- 2018-05-25 (金) 23:48:57
    • (しばらくは仕事を休み、大人しく大地の魔力を吸収して穴持たずにやられた傷を癒やす)
      (時期が時期だけに、畑仕事もするべきことは少なく、主に日がな鶏の相手をするだけで済んだのも幸いか)
      (まあ、派手に壊された柵を修理するのは難儀だったが、また他に獣が来ないとも限らない)
      (鶏も冬の間は日照時間の関係で卵を産むことはないようだが、そろそろそれも終わりだ)
      (春が、訪れる)
      (龍牙兵に暑い、寒いという感覚は無いが、気温の上下を感じ取ることはできる)
      (近頃はめっきり暖かくなり、森の木々も新芽を旺盛に伸ばしているのが傍目にも良く分かる)
      (大人しかった鶏たちも、近頃はそわそわと歩き回っているのを見かけるようになった)
      (そして、小さな芽であった麦も、ここ最近は燦々と降り注ぐ太陽に呼応するように日々背を高くしていた)
      (生命とは、このようなものなのか、と。少しずつ、だが着実に活力を増していく様を洞窟の出口から眩しそうに眺め思う)
      (振り返り、自らの掌…数多くの小さな骨で形どられた細いそれに眼孔を落とす)
      (これらを育て助けることで、自分もまた、生きていると言えるのだろうかと、そんなことを考えた)
      -- グロウス 2018-05-25 (金) 23:49:44
  • -- 2018-05-20 (日) 23:52:58
  • -- 2018-05-20 (日) 23:52:56
  • -- 2018-05-20 (日) 23:52:52
    • (始めは、気の所為だと思った)
      (最近は農作業に活かすために鶏を数羽、洞窟に柵を設けて飼っている。給料の一部の代わりに農家で分けてもらったものだ)
      (結果、静寂と共に過ごしてきた生活は一変し、洞窟内は気ままに動き回ったり、鳴いたりする鶏たちのおかげでむやみに賑やかになった)
      (だからその物音も鶏達の生活音に紛れ、森で過ごしていれば稀に聞こえる、枯れた枝が落ちる音だと適当に思っていたのだ)
      …!?(二度目の物音。今度ははっきりと聞き取れた。一度目の音で多少は注意深くなっていたのもあったが)
      (なによりも、その音は大きく、強く、そして破壊的な響きを持って龍牙兵の元へ届いていたからだ)
      (即座にボロボロの赤いマントを翻し、洞窟内から出る。異変の理由はすぐに否応なく分かった。つい先日定期的に行っていた麦踏みを終えた畑)
      (その畑の柵が、一部無残に破壊されている。そしてその柵の手前に悠々と立つ…巨大な黒い影)
      (身の丈はグロウスの身長のおよそ倍ほど、見ただけで分かるような強靭な毛皮に覆われた体躯は丸太を組み合わせたかのような四肢を持ち)
      (胴体は龍牙兵が両手を思い切り広げても抱えきれない程の、威圧感を放つ重厚さを持って辺りを睥睨している)
      (熊だ。それも相当強力な、歳を重ねた育ちきった個体。だとしても龍牙兵が熊を見慣れていれば、体長に比べれば多少痩せていることに気付いたろうが)
      (手前側の畑の柵を飛び越え、一直線に壊された柵の場所へと柵の内側から畑を突っ切って駆ける)
      (今の時期、熊は冬眠しているはず、と一瞬考えたが、冬を迎える前に聞いたある話を思い出す。確かに熊は冬を前にし、食い溜めをして冬眠をする)
      (しかし、たまに冬眠に失敗し、冬の間も動き回り起きている"穴持たず"が居ることがあるという)
      (正確な所は不明だが、その理由は秋に充分な食い溜めを出来ていなかったり、眠るための巣穴を確保できなかったりと諸説ある)
      (…だが、理由はともあれ、穴持たずに共通することがあるという。それは、総じて穴持たずは空腹であり…凶暴であること)
      -- グロウス 2018-05-20 (日) 23:53:12
      • (畑を駆ける内に、穴持たずがこちらへと気付く。その顎を大きく開き、鋭い牙が生え揃った口腔を広げ威嚇する)
        (熊は雑食性と聞く。肉食を主にするが果実も食い、木の芽なども食欲のままに貪り食う)
        (狙いは後ろの洞窟から鳴き声の響く鶏か、それとも…真冬においてなお、青々と立派に育つ麦の葉か)
        (させるか。強く思った。半年を過ぎた程度とは言え、丹念に育て、手を入れた畑を荒らさせる訳にはいかない)
        (柵を飛び越える際に拾っていた石を走りながら投げつける。この程度でダメージになるとは思っていない。鶏や麦から気を逸らし、己に注意を引くためだ)
        (的が大きかったこともあってか、穴持たずの右肩へと石は見事に当たる。心の中で少し、芸術の魔女へと感謝する)
        (雪合戦をやっていてよかった、少しは投石の訓練になっていたのかもしれない、と。そして空腹の獣が苛立たしげに低い唸り声を上げた)
        (その視線は龍牙兵へと完全に固定されている。一応、狙いは達成できたようだ。そうして壊れた柵の内側へと立ち、折れた剣を腰から抜き)
        (穴持たずと対峙すればその質量差は歴然。見上げるような分厚い肉の固まりに、寒風を隙間から通す骨一体)
        (それでも、引くわけには行かない。行かないのだ)
        (無我夢中に剣を突く。折れた剣には切っ先など存在せず、平たい断面があるのみ。悪手だ)
        (どす、と穴持たずの腹に剣は突き立てられるが…当然のように無傷。更にはそれに反応し、穴持たずは太い腕を振り上げ、打ち下ろす)
        ヌグ…ッ!(重い衝撃。左鎖骨にびきり、とヒビが入り、ズレる。痛みそのものは無いが、それは決して軽いダメージではない)
        (その事実が、混乱に近い状態だった龍牙兵の頭を返って冷静にさせた。馬鹿か、折れた剣で突いてどうする、と)
        (全身を右後方に捻るように動かし、どうにか身体を穴持たずの腕から逃れさせれば、今度はしっかりと剣を持ち、腰だめに構える)
        …剣ノ握リハ弱ク…斬ル時ニノミ…!(同僚の剣士の教えを思い出す。立ち木相手に何百、何千と繰り返したその動きを)
        セイッ!(足の踏み込み、膝の開き、腰の捻り、肩の曲がり、腕の伸ばし…そして柄の握り。それらが一体となった、一端の剣士の斬撃)
        (先の素人の突きではない、それが穴持たずの後ろ足に向けて放たれ…太い毛と獣皮と脂肪に阻まれた筋肉を切り裂く)
        (咆哮。いや…悲鳴。肉持つ生物が上げる、痛みの声が冬の空へと響き渡った)
        -- グロウス 2018-05-21 (月) 00:32:55
      • (しかし、穴持たずが上げた悲鳴が空気に消えた頃には、噛み合わせた歯をむき出しにし、低く唸り声をあげる怒れる巨獣の姿がそこにある)
        (浅かった。それなりの剣閃ではあったとはいえ、初の実戦、初の攻撃、初の一太刀。湯気を立てる獣の血が大地を濡らせど)
        (龍牙兵の存在故に常人よりも力は強くはあるが、それは熊の足を一息に刎ねられるほどの剣ではなし。むしろ穴持たずの怒りを誘ってしまった)
        (駄目だ、こんな軽い傷では飢えた獣は怯まない。もっとだ、もっと深い傷を与えなければならない)
        (そう考えるものの、先程の剣は今の自分に出来る最高の剣だった。では、二度、三度と斬るか?)
        (いや、奴はもう本気だ。それを試みている間に全身の骨を砕かれるのが関の山だ。……ならば)
        (穴持たずが低い姿勢になり、体ごとぶつかるように突進してくる。その速度は早く、その質量は重い)
        (見た目通りの重さしか無い龍牙兵には到底止められるものではなかったが…むしろグロウスは受け入れるようにそのタックルを食らった)
        (抵抗も出来ず胴体の辺りを抱え上げられ、鯖折りの形になりミシミシと骨が軋む音が響きだす)
        (太い穴持たずの両腕の強烈な力が肋骨と背骨にかかり、悲鳴をあげているのがよく分かる。だが…龍牙兵に狼狽の様子はなく)
        我ガ…痛ミヲ感ジヌ身体ナノヲ…感謝シタノハ初メテダ…(その声は静かに、両腕をゆっくりと上げて呟かれ)
        スマヌガ…オマエニ食ワセルモノハ無イ……去レ、飢エタ迷イ子ヨ!(一気に、目の前にある頭…その右目へと剣を掻き切るように振り下ろす)
        ───ッ!(飛び散る鮮血。撒き散らされる硝子体。折れた剣の、それでもまだ機能している刃は確かに穴持たずの右眼球を両断した)
        (強靭な肉を持つならば、強靭では有り得ぬ場所を狙う。普通なら身長差で狙えぬそこも、相手に近づけさせれば狙う事が出来る。そう、己が身と引き換えに)
        (即座に両腕を解きもんどり打つ穴持たず。今度は悲鳴を上げる余裕もなくごろごろと転がり、次の瞬間には弾けたバネのように起き上がって一目散に逃げ出す)
        (膝を付き、それを見送る龍牙兵。その肋骨は幾本かが折れ、砕けている。だが…その後方の麦は、麦踏みによって幾らか曲がってはいるものの…健在で)
        フフ…ハハハハ…(ついこの前、己が踏み傷つけた麦を護るため、今度は己が身が傷ついている。その状況にどうにもこみ上げるものがあり、常は見せぬ笑いが漏れる)
        (そうして…笑いながら龍牙兵は仰向けに倒れ…しばらくの間、そのままそこでそうして空を見上げていたという)
        -- グロウス 2018-05-21 (月) 01:23:58
  • -- 2018-05-16 (水) 23:15:53
  • -- 2018-05-16 (水) 23:15:50
  • -- 2018-05-16 (水) 23:15:46
    • (既に作物を植えている部分の畑とは別に、拡張した部分の畑に鍬を持って立つ)
      (麦や野菜を育てた後に拡張した場所のため、今は特に育てるものもなく、春を待って使おうと考えている場所だ)
      (とはいえ、春を待たずしてやるべきことはある。仕事先の農家で教えてもらったことだが、冬の間に土を掘り起こすのだ)
      (寒起こし、と呼ぶらしいその作業を行うことでその土地をより良い土にできるのだという)
      (鍬を振り上げ、振り下ろす。いつも耕しているのよりも、強く、深く振り下ろす)
      (重い手応え。さくり、と言うよりはずぶり、というような感触を掌に感じながら、テコの原理を使って力を入れる)
      (余りまだ耕していない場所ということもあり、固い塊のようになった土が、水分を多く含んだ黒い色を見せてごろりと転がる)
      (いつもならばこの固まりを崩して均すところだが今回は固まりのままその場に放置する)
      (こうすることによって冬の厳しい寒さによって凍結し、それが日に当たって乾燥することを繰り返し土が柔らかくほぐれるのだという)
      (更には、虫や雑草の根、良くない菌などが寒さで死に、土を整える効果があるのだとか)
      …フム(ひっくり返された土を睨む。細かい根やらは眼に取れるが……いくら見通そうとしても菌などは見えず)
      (悪い菌が死ぬという、が、土に生きる菌は良い菌も居るのではないか?となればそれも掘り起こすことで死ぬのではないか?と)
      (ふとした疑問が沸いて出てきたが、考えた所で分かることでは無し、と頭を切り替え作業を続ける)
      (少なくとも土をほぐす効果と根を枯らす効果は間違いないだろうと、鍬を次々と振り下ろす龍牙兵)
      (そうしてそれなりの面積の土を掘り起こし、ごつごつとした見た目になったそこを見下ろして一息つき)
      (こちらの方の畑は、次は荒地向けでない違う品種の麦を試せるかもしれないな、と思いつつ、その場を後にする)
      (今日はこれから仕事場で話しをつけた家畜を受け取る約束だ、遅れないようにしなければ、と足早に向かうのだった)
      -- グロウス 2018-05-16 (水) 23:16:01
  • -- 2018-05-11 (金) 22:59:13
  • -- 2018-05-11 (金) 22:59:10
    • あっそだそだ、シュガーちゃんとこと縁があるなら次の畑を作る前に牛の骨を貰ってくるといいんだなだな
      骨粉は流れにくい上に土中の金属と結びつかないって働きがあるんで元肥としていいんだ
      (別段寒さを感じないボディの癖にまるで暖を取る為とでも言うように瓶入りの蜂蜜酒を呷っている) -- 2018-05-13 (日) 21:33:38
      • ムウ…牛ノ骨…ダト…?ソンナモノマデ肥料ニナルノカ……今ノ所ココデ使ッテイルノハ…動物ノ糞カラ作ッタ堆肥ダケダナ……
        ソレモ…仕事先デ給料代ワリニ分ケテ貰ッテイルモノダ…自作デキルノナラバ…ソノ分…助カル……(言いつつ、何やら飲み下しているのを見て)
        (洞窟へと一旦引っ込み、木椀に幾つもの指先ほどの赤黒い乾燥した何かを入れて戻り差し出し)……ドライトマト…トイウ物ダ…我ニハヨク分カラヌガ…酒ニハツマミトヤラガ必要ナノダロウ…?
        -- グロウス 2018-05-13 (日) 22:38:12
      • 別に他の動物の骨でもいいんだがシュガーちゃんとこで牛を物凄い処理しているからさ…
        その堆肥に割って茹でて余分な物を取り除いた骨を粉にして混ぜるとより良い肥料になるのよ、だから堆肥自体はこれからもかなー
        これは…この畑の?それとも貰ってきたとか(貰えば一つ摘んで齧る)あんまぁーい! -- 2018-05-13 (日) 22:57:17
      • ソウイウコトカ……アソコニモ牧場ノ類ハアルトハ聞イタガ…見カケタコトハナイナ…イズレ聞イテミルカ……(思い出すようにして)
        効果ガ上ガルノデアレバ…ソレモ…良イ…シカシアミエスヤシュガーノ所モソウダガ…開拓ヲスル者ハ大体ガ家畜ヲ飼ッテイルナ……我モ何カ飼ウベキダロウカ…(悩む)
        以前アミエスニ貰ッタ夏野菜ノ種カラ…ココデ育テタモノダ…流石ニ冬ハ越セヌカラナ…干シテ保存デキルモノハシタ……(言いつつ、骨を観察し…)
        ソウカ…甘イカ……(ちょっと横向いて)…毒味成功…(ボソッと言った)
        -- グロウス 2018-05-13 (日) 23:17:25
      • 闇深い肉処理施設ですよ…(自動焼き肉機を思い返す)ああ家畜は農業と切っても切り離せないからねえ
        三圃制って言って耕地、休耕地、放牧地の3箇所を用意して家畜に雑草を処理させつつ休耕と肥料撒きをしたりね
        ただこの方式は徐々に土地から栄養が失われるから完全に回すにはカブとかクローバー育てないと駄目よ
        賢い方法だぁ…ドライトマトはパスタなんかにすると旨…毒味って何!?(ビックリしてカハッとダメージを受けた様子、下す腹も無いが) -- 2018-05-13 (日) 23:31:19
      • 闇。(どういう施設だと思ったが、運営してるのが魔女だったと納得する)ソシテソノ家畜ヲ労働力トシテ使イ、肥料トシテモ使イ…
        肉ハ売ッテモ良シ、売レナケレバ食ベテモ良シ、ダッタカ……(仕事先の農家では家畜の世話もほぼ雑用だが手伝っている。それを思い出して呟く)
        アア…ソウイウコトカ…クローバーハウチノ仕事先デモ育テテイタ…ソノヨウナ意味ガアッタノダナ……シカシ…手伝イナラマダシモ…我ガ生命ヲ育ムトイウノハ…(悩む)
        ククッ…オマエヲ驚カセルコトガ出来タトハ我モマタ少シ成長シタヨウダナ?…安心シロ、毒ヲ入レタ訳デハナイ…ガ、何分初メテノ干シ野菜作リダッタモノデナ…
        カビヤラ湿気ヤラデ…味ガオカシクナッテイナイカ心配ダッタノデ少々、ナ…我ハ細カイ味ハ分カラヌ故…ナニ…オマエナラバ多少カビタリ腐ッテイタリシテモ平気ダロウ?
        -- グロウス 2018-05-13 (日) 23:44:42
      • どうしてもカブとかを育てて餌にしないと冬に必要数以外の家畜は処理しなきゃならんからねー
        より良い質、より広い畑を求めるなら家畜は必要不可欠さぁ…あと麦を育ててる時点で細けぇ事はいいんだよ!
        麦は植物だから…とか思ってるかもだが魔界の植物は殴りに来るぞ!逃げても場合によっては根で歩いてくる!死ぬかと思った!(何か色々あったようだ)
        ああなんだそっかそれなら良…良くねえよ!?成長は喜ばしい事だがなあ!あっ旨いから大丈夫(次のも摘みつつ酒を飲む)甘いに甘いであんまぁ -- 2018-05-13 (日) 23:57:13
      • イヤ…ソレモ最モナノダガ…ヤハリ動物ト植物デハ大キナ違イ…ガ……エ?殴リニ…?根デ歩イテ…?ソレハ…モハヤ植物トハ言エナイノデハ…?
        (すごい素直な感想を漏らす龍牙兵)ソレダケ元気ナノデアレバ…生命力モ高カロウガ……ソレヲ食ウ気ニハ…アマリナランナ…逆ニ侵食サレソウダ…
        ソレニ…モシ…カビデ毒ガ出来テシマッテイテモ…我デハ分カラヌカラナ…ソウ言エバ……オマエハ毒ノ部類ハ効クノカ…?骨ダケデハアレド、人間デアロウ?
        …マア…実験ノ詫ビニ…ソレハ好キナヨウニ食ッテイイ…干シ野菜ヲ練リ込ンダ野菜パンナドモ…良サソウダナ…(食べているのを眺めれば嬉しそうな声色で)
        -- グロウス 2018-05-14 (月) 00:08:30
      • なぁにちょっとハエトリソウ的なサムシングで獲物を求めるだけで植物は植物さ、あとキノコも魔界ではハードパンチャーで有名
        食べる時は良く噛むかしっかり炒めるか凄い胃酸ならへーきへーきとは魔界の格言さ
        やー毒でやられる部分が無いからか基本的には平気なんだよね、でも味で一発で分かるからその辺りは安心!&r;という訳で頂いていきますわ(そう言うと酒のつまみとして堪能しつつ干し野菜を使うメニューを語らっていったという) -- 2018-05-14 (月) 00:18:23
      • 植物ノ定義ガ崩レル…(世界の法則が乱れる風に)ソノキノコハ幻覚ヲ見セテイルトカデハナイノカ…?多分ソウデハナイノダロウナ…(若干諦めた感じで)
        (慣れた様子で言う骨に、違和感しか感じなかったが)マア…ソレヲ言ッテシマエバ…我ラコソ本来ハ土ノ下ニ眠ッテイルヨウナ者共…今更デハアルカ…(一応の納得)
        …フゥーム…オマエモカ……マア、道理デハアルナ……我ノ場合ハ…ソモソモガ純粋ナ生命体デハナイ…トイウ面ガ強イガ…(そのため、例えばディスペルの類は効きやすいだろう)
        (となれば、彼?の場合は何が効くのか…)マ、考エテモ仕方モ無キコトカ……ホウ…?ソンナ使イ方ガアルノカ…?興味深イナ…(などと、幾つかのメニューのレシピを教えてもらったとか)
        -- グロウス 2018-05-14 (月) 00:31:02
  • -- 2018-05-11 (金) 22:59:07
    • (悩ましい虫問題だったが、冬が訪れその寒さによりめっきりと数が少なくなった)
      (それによって開いた時間を使い、畑の開拓で切り倒した木を鋸やら何やらを使って製材する)
      (剣の練習も兼ねて切り倒した木は大量にあり、最初は手間取り木そのものをダメにしたりもしたが)
      (三、四本もダメにした頃にはそれなりにまともな木材として使えるように製材が出来るようになった)
      (まずはそれで板を切り出し、木桶やら棚やらの今まではもっと粗末な物で代替していた日用品を作成する)
      (流石に作物に水をやるのに片手で持てるような椀では無理があったが、これで大分効率が良くなる)
      (そうして、ところどころにガタが来ていた雑に枝を蔓で結んだだけの柵も)
      (板を炭鉱で分けてもらった釘で止めたしっかりととした柵へと作り変えていく)
      (結構な手間を費やし柵を置き換えれば、その周辺に商売人の骨から買った蒟蒻の種芋を囲うように植える)
      (季節で虫が少なくなったとはいえ、居なくなった訳でもなく、春にはまた増殖するだろうことは想像に難くない)
      (今のうちに出来ることはすべきだろう、と、寒風吹きすさぶ寒空の下、これまた寒そうな骨だけの龍牙兵は黙々と作業するのだった)
      -- グロウス 2018-05-11 (金) 22:59:23
  • -- 2018-05-06 (日) 22:22:14
  • -- 2018-05-06 (日) 22:22:11
    • グロウス、様子を見に来たわよ? -- シュガー 2018-05-06 (日) 22:23:41
      • ム…シュガーカ…オ陰様デ今ノ所ハソレナリニ順調ダ…ヤハリ道具ガ揃エバ…出来ルコトハ数多イ… -- グロウス 2018-05-06 (日) 23:02:41
      • 順調?なら、結構な事ね(言いながら笑顔を見せ)
        そう言えば、これから冬が来るわよ。この国は…雪がふるのかしらね? -- シュガー 2018-05-06 (日) 23:08:52
      • アア…オ前カラ貰ッタ農具ト本ハ役ニ立ッテイル…目下ノ問題ハ虫対策ダガ…ソレモ道筋ハアル程度ツイタ……(芽についた虫を手製の手箒で払いながら)
        ……ソウダナ…我自身ハ寒サモ暑サモ関係ガ無イガ…ソノ訪レハ感ジル……少ナクトモ…我ガコノ森デ過ゴシタ数年デハ雪ハ見タコトハ無イナ…
        -- グロウス 2018-05-06 (日) 23:16:41
      • ふふっ…ささやかながら応援はしてあげるわよ?
        まあ、近くに年中秋の森なんかもあるくらいだし、季節は巡るとは限らないわよね
        …お前、雪というのをちゃんと見た事がある?綺麗なのよ、あれはあれで。 -- シュガー 2018-05-06 (日) 23:33:46
      • ……代価ハ無イガ…アリガタク受ケ取ッテオコウ……アア…イヤ…今ナラ金ガ出セルナ…最近ハ…稼イデモイルノダ…(などと斜めに勘違いしたことを呟きながら)
        …年中…ダト…?ソレハ奇妙ダナ……シカシ…コノ森ニハ四季ハシッカリト訪レル…作物ガ冬ヲ越セルト良イノダガ……
        …ヌ…イヤ…見タコトハナイ…気象現象トシテアルコトハ知ッテイルガ…綺麗…ダト…?雪ハ……タダ冷タイダケノ氷ノ欠片デハナイノカ…?(首を傾げて)
        -- グロウス 2018-05-06 (日) 23:43:17
      • この私に対してお金で、と言うのはナンセンスな考えよ?グロウス
        ええ、人食い魔女の噂、聞いた事がない?(そして、とても美しい森だ、ともグロウスに伝え)
        ふふ、昔から芸術家という物は雪を好むの。全てを白く染め上げるそれは、まるで真っ白なキャンバスの様、だと、ね。
        雪は全ての者の心を沈め、次に来るべく新しき刻を意識させるわ。それはまるで輪廻の環の様に、廻り巡る物。
        雪が降り、木々は枯れ、生き物は成りを潜める…とても静かで、寂しい季節だわ。しかしながらだからこそ、それを感じる事の出来る雪というのはとても綺麗で…良い物なのよ
        お前も時間だけはまだまだあるのでしょう?ならば世界の声に耳を傾けてみるのも悪くはないわよ?その現象に意味はなくとも…その現象に意味を見出す事は自由。それが生物と言う物よ、グロウス -- シュガー 2018-05-07 (月) 00:31:42
      • (人食い魔女の噂は知らなかったが、その森のことは記憶の内に留めておく。常に秋である森、それは大地の恵みを得る者として少し気になった)
        ……全テガ白ク…カ……(そうして座り込んで芽の世話をしていた龍牙兵が立ち上がって、畑を見渡し、それを想像する)
        コノ畑ガ一面白クナレバ……ソレハ…確カニキャンパスノヨウダロウナ……願ワクバコノ芽ガソコカラ立チ上ガリ…生命ノ絵画ヲ描イテ欲シイガ…
        (そうして、シュガーが朗々と語れば、じっと身じろぎもせずそれを聞き、その白く…静寂な世界を思い浮かべ)
        ……ナントナクダガ…分カルヨウナ気ガスル…コノ麦ニハ悪イガ…ソノ世界…感ジ取ッテミタイモノダ……(あるいは、何処かへ行き、それを見るのも良いかもしれない、と考え)
        ソウイエバ…シュガーヨ…オマエナラバ…ソノ雪ヲ降ラセルコトモ可能ナノデハナイカ?氷ヲ操ル魔術モアルト聞クカラナ…
        //そして文通スイッチバシーン -- グロウス 2018-05-07 (月) 00:53:04
      • 何よあの子、全然マイナーじゃない。まったくぅ…(件の人食い魔女に対してボソッと言いながら)
        それがわかる様になればお前にも多少、芸術というのがわかる様に成るかもしれないわね?こういうものは知識だけでも、感覚だけでもいけないわ。事象を知り、感じる事によって…初めて理解が出来るのだから。
        できるわよ。ただ、大規模な天候操作となれば相応の準備や労力が必要になるわ。わかりやすく言えばとても疲れる、と言う事よ?…だけれど、クリスマスを目処に何か考えて見ましょうか、ね -- シュガー 2018-05-07 (月) 10:35:12
      • …?ヨク分カランガ…知名度トイウ意味ナラ…我ガ物ヲ知ラヌダケダト思ウゾ…恐ラクダガ…(畑を作るまでは森とその周辺を彷徨いていただけなのだから、と)
        芸術…カ……シカシ…ドウニモ我ニハ分不相応トイウカ…身ノ丈ニ合ワヌ物ト思エル……ダガ…ソレモ経験カ…経験ヲ積ムノハ…悪クナイ…
        (さらっと出来ると言われれば、流石に少し驚き、カコッ、と頸骨を鳴らし)モシヤ…トイウ程度ダッタガ……流石ハ稀代ノ魔女ト…言ウベキカ……
        我ニハ…雪ガソノ多大ナル労力ヲ注ギ込ムベキモノカハ分カラヌガ……モシ降ラセルノデアレバ……折角ノ機会ダ…ゼヒ見タイモノダナ…(そう言い、良く晴れた秋空を見上げる)
        -- グロウス 2018-05-07 (月) 22:59:16
      • 物を知らぬ者までも聞き及んでこその畏敬という物よ。…まあ、静かに暮したいだけの魔女も居るから、一概にはいえないわね(苦笑してみせ)
        分不相応?グロウス、ならば問うけれど、お前にとっての相応と言うものは何?スパルトイソルジャーが主の元を離れ、此処で自分の意思に従い動く。お前の言う不相応という物がこの世界にあるのなら、それが不相応という物になるでしょうね
        望むのは自由よ。そして叶えるのは努力によって成されるわ。お前が芸事に対して興味が無いと言うのなら、それは間違いではないけれど、興味があるならお前の可能性をそんな言葉で閉ざすのは、勿体無いわ。ええ、経験を積むと言う事は、悪くない事なのよ?(魔女は笑う)
        ま、考えてみるわよ。クリスマスまでに間に合えばいいのだけれど…さて、お前の様子も見た事だし、私も戻ろうかしら…またねグロウス。(そう言って魔女はその場を後にするのであった) -- シュガー 2018-05-08 (火) 13:57:21
      • 我ノ相応……(問われてみて考える。シュガーが言う通り、本来ならば主の命令それのみを粛々とこなすだけの存在が、自立し、己の思うままに動いている)
        ……ソウカ…我ハ既ニ…不相応ナ幸運ニ恵マレテイルト…確カニソウ言エルナ……ナラバ…願オウガ願ワザルマイガ…不相応ニ変ワリナシ…カ…
        (くっ、と息を漏らすように僅かに笑い声を上げる。その事実になぜだか少し楽しくなったのだ)…ヨカロウ…コレカラハ少シハ芸術トヤラ…学ンデミルトシヨウ…
        アア…気ガ向ケバ…ヤッテミルトイイ……何…タマニハ苦労モシテミルモノダ…何カ得ラレル物ガアルカモシレンカラナ……デハナ…魔女ヨ…(呟き、去っていくシュガーを見送った)
        -- グロウス 2018-05-08 (火) 23:41:47
    • //私の方がさきに寝ていました! -- シュガー 2018-05-07 (月) 10:19:41
      • //(タイミングがちょうど)いいんだ… -- 2018-05-07 (月) 22:59:43
  • -- 2018-05-06 (日) 22:22:07
    • (奇妙な衣を纏う錬金術師から買った薬を、木を削り出して作った椀で水で薄めて希釈する)
      (二倍と言ってたが、正確な分量を測る器具も無いため、どうしても目分量になってしまうが出来るだけ慎重に)
      (そうして作った栄養剤の希釈液を手で掬って…というか掌の肉も無いので指骨に希釈液を漬けて振り払う形で撒くことになったが)
      (踏んだ麦は、まだ折れ曲がっているものも多いが、早いものは既に奮起し、太陽へと向かい真っ直ぐ伸びている)
      (ぱしゃり、ぱしゃりと希釈液を撒いてそれらの助けにならんと、まだ伏せている芽に対しては発破をかけるつもりで作業を行う)
      (液の量はそう多くもなく、撒き方も撒き方なので偏って撒いてしまえばすぐに無くなってしまいそうだし、効果にも問題があろう)
      (出来る限り均一に全ての芽に栄養が行き届くよう、注意して撒き続ける。…気づけば、そろそろ風が冷たくなってきていた)
      -- グロウス 2018-05-06 (日) 22:22:32
  • -- 2018-05-04 (金) 23:09:54
  • -- 2018-05-04 (金) 23:09:51
  • -- 2018-05-04 (金) 23:09:48
    • (繊維の多い木の皮を裂いて作った、手製の手箒を持ち、一本一本こまめにそれで芽についた小さい虫を掃き落とし退治する)
      (大量発生、という程ではないためまだそれでなんとかなっているが、それでもほんの僅かずつだが枯れる芽も出始めている)
      (そう遠くないうちに、なんとかしなければならないな、と考えながらも、地道に虫落としの作業を続ける)
      (そうして、概ね作業を終えれば、道具を片付けて麦の芽を見下ろし…しばし固まる)
      (麦を育てるのであればやった方がいい作業…いやむしろ殆ど必須である、ある作業を行おうとし、躊躇しているためだ)
      (それは、"麦踏み"。理屈や意義については教えてもらった。麦を逆に傷つけることによってより強くするのだと)
      (それでも、我が子のように手にかけ塩にかけ丹念に育てている作物を自ら踏みつけるという行為は文字通り一歩を踏み出すことを躊躇わせる)
      ……ダガ…ヤラネバナラン…!(呟き、己自身に発破をかけて…大腿骨を持ち上げ…足骨でしっかりと、踏んだ)
      (とても、とても簡単に足裏で芽がぐにゃりと曲がり、折れたのが分かった。こんな弱々しい命を、敢えて傷つけねばならないのかとも考えた)
      (しかし、また一歩、一歩と、重い足取りながらも龍牙兵は麦の芽を踏みつけ歩みだす。だからこそ、痛みを乗り越え強くなってほしいと)
      (困難が襲いかかろうとも、それを跳ね除け強く成長してほしいと、そんな思いを一足に込めて、ゆっくりと畑を歩き続けた)
      -- グロウス 2018-05-04 (金) 23:10:04
  • -- 2018-05-02 (水) 00:02:53
  • -- 2018-05-02 (水) 00:02:50
    • (自然の雰囲気を湛える柵に腰掛けながら煙草を燻らせつつ竜牙兵が着々と仕上げていく畑を眺めている)
      うーんコツコツと出来上がっていくもんだなあ、ただまあ…こっからだな?収穫まではあと7ヶ月から8ヶ月って所だが気をつける事は多いぜ
      まだ病気なんかはいいだろうがとにかく虫に気を付けてな、薬なんかが手っ取り早いが他の植物を植えるのなんかも手だぜ -- 2018-05-02 (水) 23:22:47
      • (その柵は作り自体はしっかりとしているものの、不揃いの枝で作られているため格子が歪で隙間が多い。つまりは必然として…)
        ……虫…カ…我ガ虫トハ無関係ナタメ…アマリ気ニシテイナカッタガ……(新芽が出始めている畑に座り込み、雑草取りをしていた龍牙兵が立つ)
        (足元には、等間隔に植えたはずの芽が無い箇所がある。よく見ればその芽は根本から齧られて葉を無くしていた。虫、あるいは小動物の類が隙間から入り込んでいるのだ)
        …オマエノ言ウ通リ…何カシラ…対策ヲ打タネバナラン……他ノ植物トハ…コノ場合ドンナ物ヲ植エルノダ…?(芽の無い部分の畝を、残念そうに見下ろしながら問い)
        -- グロウス 2018-05-03 (木) 21:42:17
      • おほーっ!(隙間にズボッと嵌まる、しかし痛みなどは特に無い身体の為そのまま会話を継続)
        (目と鼻の穴から煙をモクモクと湧き出させるというシュールな光景を作りつつ)古来からの方法に則るのなら蒟蒻やヒガンバナだなあ
        メインで育てたい物がある場合囮として別の野菜をーってのは昔からある手法だがこれはこれでかなり勿体無い手段だからな
        こういう時は毒のある植物をこの柵の外に植えてくといいよ、特に麦を守るにのオススメなのは蒟蒻(芽はどうしてもなあとぼやきつつ) -- 2018-05-03 (木) 22:31:25
      • ……隙間ヲ広ゲルナヨ?……(平気そうなので一言だけ注意し放っておいてこちらも継続。髑髏型の香炉かと思えるような煙の出方をしている頭に普通に話かけ)
        フム…蒟蒻ニ…ヒガンバナカ…後者ノヤリ方ハ我ニハ難シイナ……野菜ノ苗モ一部デ育テテハイルガ…ソモソモガ量ガ少ナイ…根コソギヤラレテシマウノガ関ノ山ダロウ…
        ソレナラバヨリ毒ノ強イ植物ヲ植エルトイウノハ…ダメカ。我ハ通常ノ毒ハ効カヌガ…苗ソノモノニ悪影響ガアッテハ元モ子モ無シ…
        蒟蒻ハ…芋ノ仲間ダッタカ…チナミニオマエハソノ芋ヲ取リ扱ッテイルノカ…?(そもそもが蒟蒻も話として知っているだけで見たことはもちろん食べたこともない)
        -- グロウス 2018-05-03 (木) 22:45:00
      • でもいつかはそうした方法を取る日も来るんだろうなあ…(畑を眺めて感慨深げにそう呟く、商人とはこうした目に見える拡大には疎い)
        それこそ本当にやばい毒なんかは自分以外の生き物や植物を枯らすなんてとんでもねえのもいるからな、俺が吸ってるこの煙草もそうよ(灰はちゃんと地面に落とさず携帯灰皿に仕舞う)
        他には香辛料なんかもそういう面があるんだけど…こっちは蒸し暑い土地でしか育たないから麦を守るのには使い難いね
        あっごめん今は取り扱ってない、必要なら苗仕入れてくるよーって感じで話持ってきたの(ところで蒟蒻の作り方知ってる?と問いつつ) -- 2018-05-03 (木) 23:30:55
      • オイ……灰ハ兎モ角ソノ煙ハ大丈夫ナノダロウナ…?先程頭ノ中デ火事デモ起キタカノヨウナ燃エ方ヲシテイタガ…!?(ぎろり、と睨むように眼孔を向ける)
        …シカシ…香辛料ハ難シイノカ……パンヲ作ルニモ…使エソウナノダガナ……マア、ソレハヤルトシテモイズレ、カ……
        (龍牙兵はどちらかと言えば調味料として感心を示したが、必要になるかも分からぬそれは一旦忘れて)
        …ムウ…ソウカ…仕入レガデキルノデアレバ…頼ミタイ…ガ…作リ方カ…我ハ仕事先ノ農場デ…軽ク聞イタノミダナ…茹デ…潰シ…石灰デアク?ヲ取ル…ト(朧げな記憶を掘り起こし)
        -- グロウス 2018-05-03 (木) 23:46:30
      • フフッその辺りはご安心!将来の商品の価値を落とすような真似はしないさあ、あと煙を沢山出すコツは一旦脳の部分に貯める事(そういう芸なのと笑って言う)
        南方のはどうしても輸入だろうなあ…施設が整ってくればこの辺りでも育てられるだろうけどさ
        (数年掛けて育てる物が多いので冬でも温かく出来ないと駄目な事が多いと語る、商人として香辛料には詳しいようだ)
        あいよーそれじゃ仕入れてくるね、作り方は大体それで合ってる…んで一応俺も詳しく調べてくるわ
        そのままだとかなりの毒だがそうして加工すれば食べて痩せる薬として売れるからね、俺達には必要無いけど -- 2018-05-04 (金) 00:02:53
      • ハァ…(珍しくため息をつく龍牙兵)ソノヨウナコツヲ知ッテモ…出来ルノハ我カトーンクライデハナイカ……(やれやれと首を振り)
        ホウ…施設次第ナノカ…?ナルホド…育テ方ソノモノモ…工夫ヲスレバ…色々ナコトガデキルノダナ……(心のメモに記憶しておく)
        …ウム…頼ム…我モ細カクハ知ラヌガ……何ヨリ大変ダト聞イタゾ…果タシテ我ニ作レルヨウナモノナノダロウカ……
        イヤ…マア…アクマデ虫除ケニ作ルノデアレバ…蒟蒻ソノモノハ作レヌデモ良イガ……(しかし売り物となると聞けば、一考すべきかと顎に手をあて考える)
        -- グロウス 2018-05-04 (金) 00:33:36
      • んだね、それに身体に悪い物をわざわざ取り込む必要も?俺はなんかこう…アンデッド的に身体に悪い物の方がいいのかなって
        (何よりも越冬が出来ないのが香辛料の最大の弱点なのだという、それを守ってやれさえすれば育てられるとも語り)
        人間だと生芋をすりおろす時にちょっとね…あれだ小銭を稼ぐ程度の知識として覚えとくぐらいで十分だよ
        そもそも蒟蒻は収穫までに何年も掛かるから暫くは防虫の柵ってだけになるし
        よいしょっよいしょっ(肉が無い身体を利用し骨格を狭めて柵を傷つけずするりと出てくる)
        よし!そんじゃあ次の仕入れの時に持ってくる!それまでは油撒いたりこまめな虫取りをね!(じゃあねーと手を振り他の者の所へ向かう) -- 2018-05-04 (金) 00:52:10
      • ソモソモ…ソノ煙草モ身体ニ取リ込メテイルノカ…?テッキリ生前ノ習慣カ何カカト…思ッテイタガ…
        (思ったよりもちゃんとした理由があったことに少し驚きつつ、香辛料の育て方を興味深そうに聞き)
        …ム…ソレデハ大分先ノ話シニナルナ……マサカパンノ具ニ使エハシナイダロウカラ別ニ良イガ………スルノカ…?
        (見たことも聞いたこともないが、人の趣味は千差万別と聞くし、もしや、と自問自答つつ何かちょっとしたパズルになって出てきた骨を見やり)
        ……ウウム…器用ナ物ダナ………(変な意味で感心し、骨を見送れば)……アノママ挟ンデオイタ方ガ虫除ケニナッタノデハナイダロウカ…
        (全自動可動式ホラー風味カカシ的な。しかも毒の煙付き。そんな益体もないことを考えつつ、雑草取りの作業の続きを再開し始めた)
        -- グロウス 2018-05-04 (金) 01:06:51
  • -- 2018-05-02 (水) 00:02:47
    • (空き地を更に整地し、広げていく。商売人の骨から購入した麦は出来上がっていない土向けであるが、収穫量が少ないと聞く)
      (となれば作付面積を広げることでそれをある程度カバーする試みだ。元より小さいままの土地では、収穫した所でまとまった量の麦粉にはならない)
      (仕事場の農家で給料代わりに分けてもらった石灰と肥料を撒き、それごと土を鍬ですき込み、偏りがないよう丁寧に耕していき)
      (土が充分にこなれてきたところで、今度は畝を立て規則正しく畑に交互に山と谷を作るように鍬を上手く使って土を整える)
      (そこまで行ない、改めて確かめるように畑を見回す。雑ではあるがきちんと柵に覆われた土地、しっかりと耕された黒々とした土)
      (もはや誰も少し前まではここが森の一部だったとは思わないような光景に少々の満足を覚えつつ、種袋を取り出し)
      (畝に指骨で第一関節が埋まる程度の穴を開け、そこに数粒の種を入れ、土をかぶせて覆う)
      (一回一回ごとに、穴と穴の間が狭すぎず、広くなりすぎないように気をつけながら、立派に成長することを願い、淡々と)
      (そうして、手持ちの麦の種の殆どを植え終えた頃には、すっかり夜の帳が降りていた)
      (ふう、と息を吐いてずっとしゃがみこんでいた身体を立ち上がり、伸ばす。…本来ならば龍牙兵には必要のないはずの動作ではあるが)
      (幾度も枯らして経験した野菜の生育と、仕事場で習った知識を出来るだけ活かした。後は種自身の力に任せ、自分は世話をするのみだ)
      (明日からは、また違う毎日。不安なような、楽しみなような不思議な気分になりながら、とりあえずは炭鉱へ出かける龍牙兵であった)
      -- 2018-05-02 (水) 00:03:00
  •   -- 2018-04-28 (土) 22:40:00
  •   -- 2018-04-28 (土) 22:39:58
  •   -- 2018-04-28 (土) 22:39:54
    • (ある炭鉱にて、日が落ちきった頃ツルハシを持った姿の人骨が坑内へと入っていく)
      (その奥からは岩盤を力強く叩く音が規則正しく響き、音が止まったかと思えば)
      (鉱石を満載した手押し車を押して出口から現れ、それを集積所へ運べば、また坑内へと戻っていく)
      (疲れを僅かも見せず、見る者が見ればネクロマンシーによって操られた死霊かとも思われ眉を顰めるだろうが)
      (当の本人は全く気にしていない。元より気にする質でも無し、何よりもこれは正式な契約に基づく健全な労働だ)
      (他の夜間には睡眠を確保しなければならない肉持つ労働者たちの代わりとして)
      (眠りを必要としない龍牙兵は炭鉱の稼働率を上げるためにそこの主であるユテラルドに重宝された)
      (…まあ、何よりも何でも屋の少女の伝手というのが大きかったのだが。信用という物は宝石のように重要だ)
      (そうして大量の石炭が集積所に山と積まれたころ、日が登り始める。それに呼応し、鳥は鳴き、獣が吠え、今日の仕事の終わりを告げる)
      (さて、日が上がったならば、今度は農家の手伝いだ。夜目は効くとは言え、物言わぬ石とは違い、生き物を相手にする仕事)
      (夜間にやれぬこともないがあちらの仕事はやはり夜が明けてからが本番だ。特に単純な力仕事はカミルが凄い勢いでこなすので)
      (主に細かい畑の世話や、家畜の相手をしている自分に取ってはなおさら)
      (今度は、肥料のやり方を教われるということで、楽しみだった所だ。…早く行かねば)
      (何処か若干浮足立ったような歩調で、朝日を浴びて龍牙兵が往く)
      (あまりに急ぎすぎたせいでツルハシをそのまま持っていってしまい、農家の主人に笑われるのは、もう少し後のこと)
      -- グロウス 2018-04-28 (土) 22:40:14
  • -- 2018-04-26 (木) 22:50:18
  • -- 2018-04-26 (木) 22:50:15
  • -- 2018-04-26 (木) 22:50:12
    • (粗雑な造りながらも柵が出来、住処としての体裁が若干整ったその場所で、大ぶりな熊手を引く龍牙兵の姿がある)
      (その熊手も柵と同じように粗雑な出来ではあるが、用に足る程度の性能はあるらしく)
      (邪魔な小石や枯れ枝のゴミを細々とかき集め、空き地の隅へと集めれば、ちょっとした山のように積まれていた)
      (木を抜いた後の穴は粗方埋め、草を抜き、ゴミを取り除いた地面は軽い運動なら問題なくできそうな整地された土地になり)
      (それをしばらく眺めたあと、洞窟へと戻り魔女から貰った鉄の鍬を肩骨に乗せてまた戻ってくる)
      (なんだかんだあったが、ようやく第一歩。地面を畑に変え…いや"育て"、作物を植えて収穫する、そうしてそれでパンを作る)
      (そのためにはまだまだ必要な物や作業が必要だが、ともかくまずはここから。この一振りから始めよう)
      (名も無き一匹の魔物としてではなく…名を持つ、一つの存在として。振り上げた鍬の刃が、陽光を受けて一瞬煌めいた)
      -- グロウス 2018-04-26 (木) 22:50:37
  • まったくぅ…定住者じゃないと、空間転移も使い辛いし、魔力便りにやってきたけど
    何処にいるのよ、龍牙兵。(荷物を背に森を歩き、手頃な洞窟を見つけては探索を繰り返し) -- シュガー 2018-04-23 (月) 23:18:56
    • (幾つかの洞窟を巡れば、不意にあなぼこだらけの空き地がすぐ側にある洞窟を見つけただろう、そしてその空き地では)
      ……ム…何者……マサカシュガーカ…?…コンナ所ニドウシタノダ…?(座り込みちまちまと草を抜く龍牙兵の姿があった)
      -- 龍牙兵 2018-04-23 (月) 23:59:42
      • ん…此処は?(洞窟めぐりをしていれば、一応人の手らしき物がはいった場所を見つけた模様で)
        ああ、いたわ。お前、探したのよ?まったくこの暑い中、どれだけあるいたと思ってるのよ。(どうしたといわれれば、探していた、と答える)………庭の手入れ?には、見えないわね…なにやってるのよ -- シュガー 2018-04-24 (火) 00:10:41
      • (その背を見れば、何となくだが用件を察したようで)…モシヤ…ワザワザ道具ヲ届ケテクレタノカ?スマナイ…(言いつつ立ち上がり、草をまとめて捨てる)
        ……庭デハ無イ…我ハココニ畑ヲ作ロウト思ッテイル……オマエニ道具ヲ頼ンダノモソノタメダ……マダマダ…ゴ覧ノ通リノ有様ダガナ…
        -- 龍牙兵 2018-04-24 (火) 00:16:11
      • 私は契約及び約束は守る方なの。良かったわね?私が悪い魔女ではなくて(おーっほっほと高笑いして)
        はぁ…こんな所で畑ぇ?まあ、この土地は肥沃だから、ある程度はどうにかなるでしょうけれど…(見渡せば、森の中に歪に開かれただけの場所だ)
        んっしょっと…(そして背中の道具を卸せば)一応、ワークベンチも置いていくわ。サービスよ。これがあれば色々と…っと、つくれる、様にもなるだろう、し…っと(作業台を設置すれば、鉄の鍬、鉄のシャベルに、鉄の斧など基本的な道具を置いていく)
        ふぅ…それで、お前。畑を作るなら、まずはそれなりに整地をしなさい?(何てアドバイスを出して) -- シュガー 2018-04-24 (火) 00:28:37
      • ……面倒見ノ良イ魔女ト聞イテイル……ソレガ証明サレタ訳ダナ……マア…面倒見ノ良イ悪イ魔女トイウ可能性モアルノカモシレナイガ(高笑いを聞いて冗談とも本気ともつかぬようなことを言い)
        …アア…何ニシロ主ノ命無シニ我ガ自然発生シタヨウナ森ダ……大地ノ力ハ強イ……(言いながら、作業台に並べられる鉄製の道具を見て、両手を広げ少し驚いたように)
        オオ……コンナニ…良イノカ?……訂正シヨウ…オマエハ凄ク面倒見ノ良イ魔女ダ……(嬉しそうな声色をにじませて)…ム…整地ヲシタイノハ山々ダッタノダガ…
        何セ道具ガ…(折れた剣を示し)コレシカ無クテナ……取リ敢エズ出来ルコトトシテ…草ヲ抜イテイタノダ…
        -- 龍牙兵 2018-04-24 (火) 00:38:20
      • 道具と言うのは自分で作るものよ?木の棒を…こうやってワークベンチにおいて…石を適当に削ったものを…こうして…くくりつけて…(作業台で手際よく農具を作って見せる)
        はい、できた。こんな感じよ?石の鍬だけれど…木といい感じの石があれば作れるから、お前も自分で作れるようになっておくといいわ(作業台にはさりげなく、クラフトレシピの本も置いておき)
        それで、お前。名前が欲しいといっていたわね?この私がちゃんと考えてきてあげたわよ? -- シュガー 2018-04-24 (火) 00:48:44
      • ソレハ…牧場ヲ営ム者モ言ッテイタナ……我ノ考エニハ…ドウニモ浮カンデイナカッタ発想ダ……(そう言いながら、物珍しそうに石の鍬を作り出すシュガーを見て)
        …オオ…ソノヨウニシテ…ナントモ手際ノ良イ…!(石の鍬を持ち、傾けたり軽く振ったりして確かめる。充分に使えそうだ)……ヤハリ…何カヲ作リ出スコト…ソレニカケテ人間ハ素晴ラシイ…
        (鍬を置き、本に気づけば感心したように)ナルホド…人ノ知恵ノ…集積…確カニソレヲ学ブノモマタ……力トナル……(頷いていれば、名について問われ)
        ……名マデ生ミ出シテクレタカ…返ス返スモ…アリガタイ……名ハ大事ナモノダト言ッテイタナ……謹ンデ…拝聴サセテモラウ…(そう呟けば、真似事のようにどこか妙だが、龍牙兵なりに居住まいを正し、魔女へ向き合い)
        -- 龍牙兵 2018-04-24 (火) 01:01:27
      • ええ、お前はまだ生まれたばかりなのでしょう?主人はおらず、人間にもなれず、魔物としても中途半端。
        お前はこれから、幾多の困難に出会う事でしょう。まるでこの生まれたばかりのこの国の様に…だけれど、それは不幸ではないわ。お前には、これからの沢山があるのよ?…グロウス、グランディール。お前に、この名を与えよう。好きな方を名乗りなさい。 -- シュガー 2018-04-24 (火) 01:15:10
      • (シュガーの言葉を聞けば、自らの手を見る。人の形を取りつつも、人に非ず、更には肉を持たぬ骨だけの歪な体躯を、じっと)
        我ハ……コノ手デ…何カヲ作リ……生ミ出スコトガ出来ルノダロウカ……オマエノヨウニ…オマエタチノヨウニ……コレカラ…沢山ヲ…
        (そうして、ぎゅ、と手を握りシュガーへと向き直り)…デハ、グロウスト。奉リ賜ワロウ…偉大ナル魔女シュガーヨ、ソノ名ヲ、我ニ…。
        (胸骨に手を当て、膝を付き幼子のようなシュガーへと恭しく頭を垂れる。…それはやはりどこかで見た真似事で、歪んだ礼ではあったが…だからこそ、龍牙兵には真だった)
        -- グロウス 2018-04-24 (火) 01:28:49
      • ええ、その名の意味は…成長よ。お前にこれから、沢山の困難と、沢山の幸福が訪れますように。(困難が訪れる事を前提に言うのは、意地が悪い魔女なりの言い回しであった)
        まずは畑よ。害獣に荒らされないように柵を立てて…鍬で土を耕すのよ。 -- シュガー 2018-04-24 (火) 02:14:09
      • …フフ…成長トハナ…上手イコトヲ言ウ…我ガコノ世界ニオイテ出来ウルコト…成スベキコト…ソシテ何ヨリモ…望ムコト…
        ソレガ明確ニ…ナッタ気ガスル………名ヲ持ツトハ……コウイウコトナノカ……不思議ナ…感覚ダ…
        (どこか呆然と呟きつつも、力強く頷く。元より、文字通り何も無い所から始めた身だ、身に浴びるような困難も飲み込むつもりで日々を過ごしている)
        ……獣カ…ソレモ考エテイナカッタナ……デハマズハソコカラ取リ掛カロウ……(鉄の斧を取り、積まれた枯れ木の枝を落とし始めれば、小気味よい斧音が響いた)
        -- グロウス 2018-04-24 (火) 22:31:46
      • (そんな様子を見て)まったく、骨が誠意的に開拓を、なんて…世も末も末ね(楽しそうに呟き)
        じゃあ、頑張りなさい?私は自分の領地に帰るわ。荷物もなくなったことだし、帰りは身軽よ(小さく爪を振り、ばさっとローブを翻す様にしたかと思えば…鴉の群れとなって森を飛び去っていった) -- シュガー 2018-04-24 (火) 22:55:32
      • (枝を落としながら、その背骨で楽しげな声を聞き)……何…今ハ人ガ黄昏ノ時代ト呼ブヨウナ時代ナノダロウ…?
        ナラバ…死者ノヨウナ我ガ畑ヲ耕スノモ…ソウ妙ナコトデハアルマイ…(やはり、折れた剣より数段作業効率は増している。応える声もどこか楽しげで)
        ム…ソウカ…承知シタ…ワザワザノ足労…感謝スル…(振り返り、頭を下げようとすれば…空へ広がる鴉の群れ)
        ……魔ノ術ヲ知ル女…魔女…カ…(それを不思議そうに見送れば、また枯れ木へと向き直り、作業を再開した)
        -- グロウス 2018-04-24 (火) 23:06:15
  •   -- 2018-04-18 (水) 22:47:18
  •   -- 2018-04-18 (水) 22:47:13
  • -- 2018-04-16 (月) 22:27:30
    • (きちんとした畑ではなくとも踏み固められてしまっている地面よりは遥かにマシであろうと判断し)
      (木を掘り起こした穴に土を戻しただけの場所に、牧場主から貰った作物の種を一つ落とし、軽く土をかけて埋める)
      (何事も経験であるからと、取り敢えずは種植えから初めてみたのだが……)
      (────太陽が幾度か沈み、月が幾度か登った)
      (何日かが経過したのち、無事にそこから芽が出た。それは余りにも小さく、龍牙兵の指先ほどの芽だったが、確かに息吹を上げた)
      (じわり、と喜びと呼ばれるような感情が髑髏の奥に浮かび上がる。傍から見ればそれはいつもの無表情な骸骨だったろうが)
      (それが、よくなかった)
      (後から気づいたことだが、若干舞い上がってしまった龍牙兵は近くの小川に赴きマントを浸し、それを絞って芽に水をやった)
      (何度も、何度も。そう、一日に何度も、だ)
      (必然…芽は根腐れを起こし、更に数日立つ頃には萎れて枯れてしまった)
      (違うのだ。ただ、あの牧場主の育てたスイカのように、沢山の水を採って大きく育って欲しかっただけのだ)
      (龍牙兵は芽を前に三角座りで佇み、じっとその萎れた芽を見つめ続けた。日が暮れるまで、ずっと、ずっと)
      -- 龍牙兵 2018-04-18 (水) 22:47:55
  • -- 2018-04-16 (月) 22:27:27
    • (木を打つ低いような高いような音が、森に響く。一定のリズムを保ち響くそれは、しばらく前からずっと続いており)
      切ル…瞬間ニダケ…強ク…(水平に折れた剣を構えた龍牙兵が、一本の木を前に剣を打ち付けている)
      (その動作に迷いはなく、ブレは多少あるものの腰の入ったもの。…腰とは言っても龍牙兵の腰は、腰骨しかないのだが)
      …ム…(打ち込みが幾度続いたか…一度一度はそれほどでなくとも、飽きもせず繰り返されたその成果は、めきめきと音を立てる木が知らせた)
      ……コレデ…十本…カ…(ばさばさと大きな音を立てて倒れる木を見送りながら、胴ほどの高さで切り倒された木の根本に座り込み)
      …斧ガ無クトモ…ナントカナルモノダ……(今度は根っこから引っこ抜くために折れた剣を使って土をざくざくと掘り返し始めたのだった)
      -- 龍牙兵 2018-04-16 (月) 22:28:12
  • -- 2018-04-16 (月) 22:27:24
  • グ…本日ハ晴天…ナリ… -- 龍牙兵 2018-04-14 (土) 21:45:05
    • 一体どうなってんだこの開拓地は…骨骨骨の骨のある連中ばっかりじゃねえかあ(ぷわーと煙草の紫煙を吐き出しながら現れる鞄を背負う骨) -- 2018-04-14 (土) 21:52:49
      • ナンダ…オマエハ……同族…カ…?(スケルトンのようで居てスケルトンのようでない骨っぽいのがジロジロ見る…眼球が無いが) -- 龍牙兵 2018-04-14 (土) 21:59:45
      • フフフッ見て分からんかねえ!夢を追い夢に生きる時々のんびりしてる通りすがりの骨だよお!職業は商人です!
        同族かって言われるとちょっと悩むよね、何せほら今は細かな分類が流行ってる時代だし?君はどう思う? -- 2018-04-14 (土) 22:07:45
      • アイニク…世間ニハ疎イ…ダガ…(骨を見る。自分を見る。骨を見る)似テイル……オオムネ、同族ト思ッテ良ノデハナイカ。
        シカシ…商人…商人カ……(僅か不思議そうにしながら少し悩む様子を見せ)オマエハ…ソウ…種ナド持ッテイルノカ……?(小骨…もとい、小首をかしげ聞く)
        -- 龍牙兵 2018-04-14 (土) 22:13:27
      • では同族という事で…あっ因みにさっきので自己紹介は完全に終了です、名前忘れちゃってるんで
        (種、と問われればあるよーと気楽な返事が返ってくる)花のだけどね、それとも別の種がお好みかしらん -- 2018-04-14 (土) 22:19:16
      • 我モ…名ハ持タヌ…忘レタノデハナク…元カラ持チ得ヌモノダガ…オマエニハ…カツテ有ッタノカ…?(不思議そうに問いかけ)
        オオ…ソウカ…!恐ラクハ…ムギ…ト呼バレル草ノ種ガ必要ダ、我ハ…パン、トイウ食物を作リタイノダ。オマエハ…ムギヲ持ッテイルカ?
        -- 龍牙兵 2018-04-14 (土) 22:33:06
      • まあねこれでね人間の骨だからね、成り立ての頃は覚えてた…と思うんだが…時間さんは凄い泥棒だよ
        しかし元々持ってないってのは…んん?(死者ではないのか?などとよくよく観察しつつ)
        パンを…あっ悪い今回は麦は持ってないな、大体環境も把握出来たし次辺り仕入れてくるけど…何々?開拓地でパン屋でも開くの? -- 2018-04-14 (土) 22:49:02
      • 有ルベキ物ガ無イノハ…肉ダケデハ無イトイウ事カ…矢張リオマエト我は似テ非ナル者ナノカモシレヌ…
        (しっかりと見れば、概ね人骨の様相を呈しているとは言え、龍牙兵には明らかに人間には無い部位の骨がちらほらと確認できるだろう)
        …パン屋…イヤ…我ニハ商売ナドハ出来ヌダロウ……タダ、我ハ自身ノコノ手でパンヲ作リ…ソレヲ食ベタイノダ(そう、静かに呟き)
        -- 龍牙兵 2018-04-14 (土) 23:01:01
      • だったらユー!名前を持っちゃいなよ!似て非なるなら似ていっちゃおうYO!
        (本当に死者かと思う程のテンション、ただ案外抜け目ないのか相手の正体は薄々辿り着いているようだ)多分魔術的な生まれかな?人の魂が張り付いてる俺とは違うのかもさ
        しみじみと語られてしまった…ほむほむ…となるとだ、人里で働く気とかは?(何か提案じみた事があるようだ) -- 2018-04-14 (土) 23:05:56
      • 名…カ……我ノ名…(これまた不思議そうに呟くが)……ソレモ…良イノカモシレヌ……シカシ…名トハドノヨウニ得ルノデアロウカ…(考えも及ばぬといった様子で)
        アア、我ハ人デハ無イ…我ハ龍ノ牙ヨリ生マレ落チシ者ナリ…(それは、感覚として、存在として始めから分かっている。人を模していても、決して自分という存在は人ではないと)
        ……働ク……一応デハアルガ…ソレガ必要ナノデハト理解ハシテイル……人カラ物ヲ得ルニハ…金、トヤラガ必要ナノダロウ?(両手を広げる。どこからどう見ても金を持ってるようには見えない)
        -- 龍牙兵 2018-04-14 (土) 23:15:31
      • うーん…こういうのは定番だと力ある存在にとかだけど、あっ開拓地にシュガーっていう魔女が居るから聞いてみるといいかも
        龍の牙から…って事は竜牙兵の一種だろうし魔術に敏い人なら色々アドバイスくれるかも
        (あっこれじゃそもそも売買出来ないと今更気付く)そう、いっその事開拓地で仕事したり畑を借りてみたら?ゼロからよりはきっと楽だぜ
        そしてお金が入ったら俺のお得意さんになってくれるととても嬉しい(商売人としてのムーブをすっと入れる) -- 2018-04-14 (土) 23:23:20
      • シュガー、カ…承知シタ……ソノ名…覚エテオクトシヨウ……(頷くような様子を見せていたが)……ダガ…オマエ自身ハ良イノカ…?
        我ハ人デハナイガ…人ハソレゾレ…名ヲ持ツ者タチナノデアロウ…?オマエハ、名ヲ忘却ノ彼方ヘト置イタママデ良イノカ…?
        (気にしていない様子なのは先程の発言から分かっていたが、名を持たぬ者同士の片割れが、その片割れに名を勧めるという奇妙さに疑問符を浮かべる)
        ……ヌウ……確カニソウセザルヲ得ナイダロウナ……分カッタ、金ヲ得タノチニハオマエカラ何カヲ買ワセテモラウトシヨウ…商売人ノ同族…イヤ、人間ヨ。
        -- 龍牙兵 2018-04-14 (土) 23:36:33
      • それは…まあぼちぼちな、話すと長くなるから今回は割愛するが色々あって忘れちゃったからさ
        俺の行商は思い出す為の旅路みたいなもんでもあるから(先程までのおちゃらけた気配とは違い静かにそう語り)
        ま、ま、今は君が夢を叶えるんだ!凄いパンが作れるようになったら取引したいしね!竜の牙君!
        という訳で…今回は提示だけして帰るとしよう、次には麦用意しとくよ(そう言うとじゃあねーと帰っていった) -- 2018-04-14 (土) 23:44:40
      • フム…ソウカ…旅…カ、……旅ハ良イモノダト聞ク。……オマエノ商売ガ旅路ナラ……ソレモマタ良イモノナノダロウ…
        (少し空気の違ったその言葉に耳を傾ける。生まれてから殆ど王国の辺境の森周囲しか移動しなかった龍牙兵には、それは想像するしかなく)
        ……オマエガ少シ、羨マシイト思ウゾ(そう言う龍牙兵の雰囲気が軽くなったように。分かりづらいが…笑ったのだ)
        ナルホド…オマエニパンヲ売ルトイウ事モ出来ルノカ……ソレモマタ旅路ノヨウニ我ニハ遠ク思エルガ……ナラバ、セイゼイ楽シムトシヨウ。デハナ。
        -- 龍牙兵 2018-04-14 (土) 23:56:36

Last-modified: 2018-08-02 Thu 23:52:00 JST (2089d)