ある粗末な小屋だったり、街の日陰だったり †
設定など †
グロム王国の北部方面にある村の出身
村では祖父、祖母と共に農夫を営んでいた
小鬼戦争が始まったことにより危険度を増した村を守るため
志願兵として戦争に参加した。
- 農作業によって鍛えられた体力はあるが、戦闘技能はまったくない
- 村を出る際、祖父らにしつらえて貰った武具を装備してはいるものの、素人同然というか素人
- 歪に剣術の基礎を学ぶ。素人に毛が生えた程度の剣術を身につけた
- 場合によっては年下の子供にも普通に負けるほどには喧嘩はへっぽこだった
- 数打ちのショートソード、バックラーを持ち、背にはショートボウを装備している
- チェインメイルを購入。量産品だが投石くらいは十全に防げる
- ノーラから貰った最高級の短銃を装備。フリントロック式の古式銃ながら高い威力を誇るが、射程は短い
- コルネリスに美しい装飾のされたパウダーフラスコを貰う。以前よりも装填が若干早くなった
- 趣味はパン作り。隊に支給される食料とは別に、自作のパンをよく食べている
- 見た目は毒にも薬にもならないどこにでも居そうな十人並の青年
- 性格は少々弱気で、日々の平穏を求めるタイプ
- その瞳はよく見れば、金属のような鉱物のような不思議な輝きを持っている
- 隊においては進んで細々とした雑用をこなしている
逆を言えば小鬼と戦う事以外においては雑用しか出来ていない
- 王女との契約により、小鬼を倒した戦果に応じて
故郷の村付近の土地の防備を強化してもらえることになった。
- 故郷の土地は北部の「帝国」と戦う上で地勢的に要地となりうる場所のため、
その点においても考慮された配置となっている。
『小鬼の厄災』 †
故郷の人間がいつしかそう呼んだトリムの特性。
小鬼と相対する時のみ、彼は歴戦の戦士に引けを取らぬ戦果を得ることができる。
技能でも無く、能力でもない、彼のみがもつ特有の性質であり、
本人にも何故かは分からないまま、彼はゴブリンに勝利する。
- 実の所、高次元の上位存在から生まれた直後の彼に与えられた性質。意図は不明。
- 因果律に干渉し、本来では到底生き残ることさえ出来ないような状況であっても、
あらゆる条理を捻じ曲げて小鬼にとって不益となり、彼にとって益となるような事象へと変換する。
- この特性により、小鬼戦争において彼が小鬼によって死ぬことはほぼない
- あくまで小鬼のみに対する特性のため、小鬼が関わらない事象においてはこの特性は発揮されない
- 度合いに強弱があり、起きる事象での小鬼の縁やトリムの意識によってある程度変動する
- 彼自身は「ゴブリンにだけは相性がめちゃくちゃいい」くらいにしか思っていない(戦争参加時)
- 特性を自覚しはじめている。ただどんなものかは具体的には掴み切れてはいないようだ。
- 完全に自覚。有効利用しようと試行錯誤をしている。
- 戦闘にて意識的に特性を利用するように。
【以下、戦いによってある程度判明し、自覚した特性の性質】
- お互いに干渉しないと特性は発揮されづらい(ただ両者が居るだけでは強い事象が起こらない)
- トリムの思念の強さによって事象の改変度が比例する(意識を失った際については不明)
- ゴブリンに縁が深いほど事象の発現率が高くなる(ゴブリンに全く関わらない場合は何も起こらない)
- 本人以外にも、間接的に他人にも特性が発揮されることがある(本人が居る戦場で、仲間の攻撃が運良く命中したりする)
- 起きる事象は確実ではないものの、予測することも出来る(起こりうる不条理を想定して狙える)
- 目敏い者や観察眼に優れる者、運命に干渉する歪みが分かる魔術的知見を持つ者であれば
この特性は十分に読み取れる。
冒険結果とか色々スペース †
ひそひそ話 †
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