名簿/454355
クライブ>名簿/454355 COLOR(#696969){}
赤毛の傭兵>名簿/432770 COLOR(#B22222){}
魔女>名簿/429489 COLOR(#800000){}
不死身の女>名簿/388989 COLOR(#DA0B00){}
フリッカー>名簿/280953 COLOR(#6600FF){}
- 数分前まで感じていた悲鳴と怒号は最早無い。寂寥たる荒野には、敵味方同じく無数の死体と、黒の偽神父と赤毛の傭兵が対峙するのみ
「とんでもない代謝能力だね。首を落としてもまだ動いてそーだよ」
短剣二刀を構えた傭兵が嘯く。が、均衡はすぐに破られた。傭兵が二刀を腰に収めたのだ
「やめよーか。もー大勢決しちゃってる上、僕はこれ以上命令聞く気も無いんだよねぇ。料金分のお仕事したしさぁ」
傭兵らしいといえばらしい言葉だ。偽りの神父は油断無く構えつつも、その構えを解く
「さって。どーせアンタも義理はねーけど行く場所もねーんでしょ? だったらまぁ、良いトコ紹介出来るぜ。ただとは言わないけどさぁ」
ヘラヘラとした物言いで、傭兵は親しげに男にその場所について語るのであった --
- これが”左手のヴァンブレイス”と”右手のガントレット”の出会い
以降その名は北方帝国に併呑された周辺の小国による独立運動――即ち『北海動乱』において度々浮上する。
片や異形の魔導鎧で以て戦場を蹂躙する悪鬼
片や致死の死線をも越える不死の羅刹 --