V/リヒャルト
- (隠し港の酒場にて、約束通りリヒャルトに奢らせる山羊娘)
(双丘や白桃は豊満そのものであるが、腰やお腹は華奢といって差し支えない) (一体どこにそんなに入るのか?と疑問に思わせるほど、サラダやピッツァ、チキンにパンにライスに……と大量の注文を平らげていき) (合間合間にサワーで喉を潤した) リヒャルト。あなたもどんどん食べると良いわ。腹が減っては戦はできぬ、ってヒトのコトワザにもあるでしょ? (それにしても多い。食べても食べてもボディラインが崩れないことや、その気持ちの良い喰いっぷりにしてもどことなく品があるあたり、魔術でも働いているのではないかと錯覚させられてしまう) (時折、「美味しい」だの、「塩分が足りないからそこの塩取って」だの、上機嫌な様子) -- アルミナ
- (普段ならいざ知らず今日に関してはそんな魅力的な谷間や尻よりも、呆れ顔で相手の口やお腹にしばし無言で視線を注いで)
…人の奢りでたらふく食べる料理はそんなに美味いか?(皮肉った言い方で、半分ヤケ酒を飲みながら) いんや、オレはいいさ。もう満腹なんでな(見てるだけで、と言葉を付け加えて) しかし…本当よく食べるな、食べる女はむしろ好きな部類だが…そこまで食べるのは初めて見た、とことん飲む女はこないだ見たばかりだがな… はいはい…はぁ、高い賠償になりそうだ(上機嫌なアルミナにため息をつきながら望むものを渡して) -- リヒャルト
- ええ、美味しいわ(きりりと、凛として美しい表情)
船の修理費はまけてあげたのだから(※といっても彼の手下連中にしっかりと修理を手伝わせました)、そうぐったりしないの。そんな疲れた顔しちゃイイ男が台無しよ? フフフ (そう言いつつフォークを離さないのであった) -- アルミナ
- …それはようござんしたね…(苦笑しながら、サワーを空いたグラスに注いであげて)
まぁ、そこはな。あそこらへんは全額弁済でも良かったが…うちの貯蓄もごっそり減るがそこらへんはまたどこかの馬鹿を襲えばいいしな 本当に楽しそうで何よりだ、全く…(そして気が済むまで奢ったのだった) -- リヒャルト
- 重武装の軍艦でもないとキツいでしょうねえ、ドラゴンパピー相手でも(隠し港の酒場、カウンターで横に並ぶリヒャルトと女)
(女が飲んでいるのは血のように赤いワイン)それでも倒し切れるか分からないし、親が出てくればお終いだわ 触らぬ竜に祟りなし……?だったかしら、ヒトの格言……コトワザ。的を射ているわね -- アルミナ
- 流石にドラゴンはきっついな…うちの横についてるのじゃ多分鱗すら剥がれないぞ、当たって痛がるかもしれないがな…(苦笑して言いながら)
そもそも奴らの速度はもちろん旋回性能すらうちより上だろうからな…全く、空で出会いたくない生き物トップじゃねぇか…(お手上げといった感じで肩を竦めて) 全くだ、パピーはともかくドラゴンなんてのは軍かドラゴンハンターに任せりゃいい…あと、それは神だ。まぁ竜を神扱いするのも少なくはねぇが(こっちはエールをぐいっと飲んで) -- リヒャルト
- 財宝を溜めこむために積極的に他種族の国を襲う強欲なドラゴン、じゃなくて本当に、良かった
ドラゴンといえばリウィアはまだ縮んだままなのかしらね -- アルミナ
- あんまり元々引っ越しなんてしないからな普通の奴らは、大体巣を持っててそこらへんから動かない。だから避けようもあったんだが
何の変化かは知らないが、最近は引っ越しがお好きみたいだな…放っておきゃまたどっかに引っ越すとは思うんだがな… あー…まだなんじゃないか?流石に小さくなりすぎだからな…あれはあれで可愛くはあるが -- リヒャルト
- (頬杖をついて男の瞳を覗きこむ紅い瞳)ふぅん……リヒャルトは他には、どんな女が可愛いと思う? -- アルミナ
- …なかなか難しい問いだな…(エールを置いて、女に向き直って)
アルミナのような女…と言う優等生な答えは嫌いだろ?第一アルミナは綺麗、妖艶ってところだしな…ま、正直に言うとだ… 隙のある感じ、だろうな…そつなくこなすのは、「可愛くない」だろ?まぁ、隙だらけな女も微妙だがな -- リヒャルト
- いいのよ可愛いって言ってくれても(妖しく笑いながら、大人しく聴き入る。時折ワインを口に含んで)
バランスが大事、ってことね。あら? 最近隙だらけの女の子にでも会った? -- アルミナ
- そこで照れてくれたら、本音で可愛いって言えたんだがな?(笑って言いながら)
まぁ、極端すぎるのは魅力を損なうとオレは思う…だが、それもオレの主観だ。それがいいって言うのも一杯いるだろうさ …あー、そうだな。男に利用されるために生まれてきたようなのがな…(苦笑いを浮かべて) -- リヒャルト
- 残念。褒められるチャンスを逃しちゃったみたい。フフフッ(実に愉快そうな様子)
色々な生き方があるわねえ。あなたもどう? 女に利用される生き方。案外癖になるかもしれないわ -- アルミナ
- 大丈夫だろ、アルミナならいつでも褒めてやるさ…どうだ、今日こそオレの部屋でゆっくりと…なんてな?
あまりな扱いに多少どうにかしてやろうかとも思ったが…あれはあれで案外あのままの方がいいのかとも思ってな、何も日の当たるだけが人生じゃない… オレか?…残念、上に乗られるのは嫌いじゃないがな。オレはあくまでオレが主導権を握りたくてな -- リヒャルト
- わたしは上に乗るの好きなのに……ミスマッチってやつね。重ね重ね残念だわ
(頬に手を当て悩ましげなため息。からかうように、やや大げさに。しかし酔っている訳ではなさそう) 部屋は奇麗にしておいてね。いつ悪魔の襲撃があるか分からないもの(グラスに残ったワインを飲み干し、ウインクひとつ。用があると言っては先に酒場を出るのであった) (相変わらず大きく芸術的なラインを誇るヒップを揺らして) -- アルミナ
- (ベッドの上、女が晒すにはおよそ最低な格好でグースカ寝ている少女がいる。どういうわけだか近くに彼女の服は無い)
(そういえば自分の船の修理が終わるまで助けて欲しいとか聞いたかもしれない、一度も飲んだ事が無いと言う酒を一杯飲んで奇行に走っていたような気もする。借金取りが置いていったらしい極太バイブも見た覚えがあるかもしれない) (股間の違和感から寝相でこんな格好になったと推測はできる…が、シーツは寝小便したみたいになっているし無様にも程がある) (こんな女だが、恐ろしい事におまんこの具合は最高だった。経験の浅い男なら虜になるといってもあながち冗談では無いくらいに) (そうなるとこの人並外れた大きすぎる乳房にクリトリス、ゆるみきったアホ面は、いい按配に人を正気づかせてくれて助かる。もしも彼女が絶世の美女であったなら大変な事になっていただろう…少なくとも呑気にカエルのような寝姿を晒しているどころではなかったはずだ) -- カイン
- やれやれだ…(何でこんな事になったのか、あまりよく覚えてはいないが助けてほしいといってきたので変わりに体を要求した記憶もかすかにあって)
(体、というより膣内の名器っぷりに関しては経験豊かなリヒャルトであっても認めざるをえない点はあるので、そこには不満はなくて) …ただ、なぁ…(終わって眠って落ち着いてみてみれば、やはり大きすぎる乳房にクリトリスであって自分の好みと言う点ではずれているのは否めなくて) …まぁ、この寝顔はそんな嫌いじゃねぇがな…でも、いつまで寝てんだよおめぇは(自分は服を着終ってから、荒っぽく頭を叩いて) -- リヒャルト
- (何度か体験してわかるのは、彼女自身わかっていないままに何処かの誰かによる性的な教育…調教をかなり仕込まれていそうなことだ)
(恋愛感情一切挟まない、ただ性欲を処理するだけの体としては男にとって非常に都合のいい女に仕上がっている) (それだけの事をしておきながら奴隷として売飛ばしていないのが不思議といえば不思議だが……単に超乳と巨クリで人を選ぶからだけなのか、はたまた自由意思を残して借金を返させた方が良いという現実的判断なのか) ぐえー!(頭を叩かれて、乳を弾むというより波打たせながら飛び起きた) あ……えーと、おはようございます、らへへ(バイブをくわえ込んだままのかなり残念な格好で立ち上がり、頭を掻いてばつが悪そうに笑う) -- カイン
- (この女の今がどういう状況なのかは、おそらくは本人以上に分かってはいるがそれを不憫とも救ってやろうとも思ってはおらず)
(むしろこの能天気とも言える女としては、下手に今の状態を奪うよりはこのままの方がいいだろうという考えもあって) …相変わらずド派手な起床だなオイ…お前のその胸でどうやって息苦しくなく寝てられるか七不思議になるんじゃねえか? あぁ、おはようさんだな…とりあえず股のぬいとけ、そのままじゃ床まで汁塗れにされちまう -- リヒャルト
- あ、これはですねぇー、とりあえずまっすぐ仰向けでおっぱいをわきの方にのけておくとかーなーり楽なんですぅ。おっきくてたすかりました!(大きいから苦労している部分には気づいていない模様)
え?あー(股間の違和感に気づく)…抜いてもいいですかぁ?勝手に抜くと怒られたりするもので…らへへ らひぃ(ぐぷりと肉穴からバイブを引き抜き、クリトリスが揺れる光景自体はいやらしい……が、返す返すも何かと残念なその他の部分) あのぅ…それで、私の服はどこなんでしょう?就寝前に汚いから洗うと言われてぇ、お預けしたよーな気がするのですが(丸裸でやっぱりばつが悪そうに乳を揺らしている) -- カイン
- …あーそうかい…ま、お前さんがいいんのならいいんだろうがな…(苦笑して言いながら)
そりゃいいに決まってるだろ…お前さんに教え込んだ奴はなかなかに偏屈な調教師だな…そういうのが趣味なのか…オレの趣味じゃないな それは持って帰れよ?バイブを部屋に置いてもオレはそういう道具使う派じゃないしな…あ?あぁ、服か おい、服持ってこい(船長室にある伝声管を使って連絡すると、すぐにクリーニングに出したように洗い立ての服が届けられて) -- リヒャルト
- まぁー、おかげで普通の服が着られないのは困りものですけれどぉ…あの一着だけが生命線でして…らへへ
趣味なんでしょうかねぇ、どうなんでしょうー?借金取りの皆さんの多くがそんな感じで……あ、宴会芸とか教えてくれるのですがー(どうも仕込んだのも一人ではない様子) そもそもどーしてここにあるんでしょう?持ってきてましたっけぇ…いまいち昨夜の事を思い出せなくて…あ、リヒャルトさんのちんちんの感覚は覚えてますよちゃんと。らへへ(なぜか照れ笑い) ありがとうございますぅー(恭しく服を受け取り着る。ぶかぶかのものを羽織ってるだけのような見た目だが)私はもうしばらくこの辺りの空域を回ってますからぁ、いつでも遊びに来て下さいー。儲け話とか聞かせて欲しいです…かなり! それじゃあ失礼しま……してもいいでしょうか?らへへ(もうセックスの御用はありませんか?みたいなお伺いを最後に) -- カイン
- オーダーメイドってても…あー、そういや借金まみれだったなお前さんは…(ため息をついて)
そりゃ趣味だろ、そういう要望もあるかもしれないがな…そういう相手ばかりなら、そういう需要見込みか?…多分ろくでもねぇ宴会芸なのか分かるぞ あ?お前が助けてくれと言ったからその代わりにって事でこうなったんだろうが……そういうのは言わなくていいんだよ(ちょっと視線をそらして) はいはい、そんじゃまた見かけたら声くらいはかけてやるさ…儲け話?…お前にだろ?…ないな(いくつかあったが仕事仲間にはあまりしたくなくて) 当たり前だ、こちとら空賊だ。ちんたらしてたらお前の船を薪にしてでも襲ってうっぱらっちまうぞ?(笑って言いながら) -- リヒャルト
- ぎゃー!お助けして下さ……ぐええー(慌てて帰ろうとして乳バランスを崩して派手にこけ、盛大におっぱい大暴れさせて騒々しく)
ではまたですぅー!(自分の船のアームに捕まえられて、手を振りながら飛び去っていった) -- カイン
- (黄色と黒の警戒色っぽい毛皮に覆われた、虎のような人のような生物)
(筋骨隆々で長身、いかにも強そうな姿で、魔物として討伐対象になることもある種族……虎人である) (リヒャルトの姿を認めればサッ、と片手を挙げて挨拶。挨拶は大事である。敵意の無いことを示す友好の儀なのだ) あー、自分はストリングバッグの副長、トラインって者です。船長の使いでアンタ……いやキャプテン・リヒターに言伝を ウチの船長は御存じでしょう? あの乳のデカい山羊さん 「最近また邪教団の飛空艇が出没するようになってるから、襲われたり、こちらからの襲撃に失敗した場合に助け合わない?」だそうで 互いの利益になるんじゃないかと -- 虎男
- …あ?…なんだ、最近出没してるっていう虎空賊団かと思ったぞ。まぁ、今の所そんな厄介な連中より狼空賊団の連中などを屠ってるがな
あぁ、お前さん…アルミナの船の…なんだ、ちゃんと他にも乗ってたんだな。てっきり植物連中だけかと思ったが ん?オレにか?夜のお誘いだと嬉しいんだが…あぁ、もちろん知ってるぞ。いい女だ、お前さんが羨ましいぜ?(笑って言いながら) ふむ…あぁ、そりゃ構わんぜ。もっともこっちは助けを求めずにやるから、そっちを助ける方でって事になるが (そんな会話の後ろで、船のあちらこちらから「ヒュー見ろよあの体」「よだれが出てくるッスね」「ケモックス、いいッスよね…」「いい…」と言う男男しい低い声とともに物騒な視線が虎男に注がれて) -- リヒャルト
- マンドラゴラの他に自分と、人間?の男の子が2人いるという。以後お見知りおきを
残念ながらベッドのお誘いじゃあない。キャプテンはガードが堅いのか緩いのかよく分からない人だからねえ。人ってか悪魔か (野次が聞こえると顔色がサーッと青くなる) 助けは要らないってまあ……豪気だね。借りを作りたくないなら尊重するまで。うむ 身の危険をひしひしと感じるので早々に立ち去るとしよう。キャプテンはアンタの返事を喜ぶだろう -- 虎男
- なんだ、結構男を囲ってたんだな…まぁ、囲ってるというには語弊がありそうな感じだが
はっはっ、全くだ。だが、そんなに心配せずとも良さそうな所もあるから安心っちゃ安心だがな? なに、やられたらそれまでって思ってるだけの話だ。それに、うちの船も手下もそんなヤワじゃない…(ニヤリと笑って) はっはっ、ゆっくりしてってもいいんだぜ?うちの手下どもとしては大歓迎のようだしな? -- リヒャルト
- 遠慮しておこう! 自分はそっちの気はないのだ!! 夜のウェイトレス(娼婦の少女)を待たせてるからこれで……(チャキ、と片手を挙げてすすすす、と撤収してゆく) -- 虎男
- ミスター! 君とはっ! なにか約束があった気がするのだがーーー!!(嵐の空を行く航海の真っ最中、甲板上に飛び込んできて大声で呼びかける) -- リウィア
- ええいっ!面倒な時にややこしいのが!今それどころじゃねーだろどう見ても!(横殴りの雨の中、手下とともにロープを引っ張って)
気を抜くんじゃねぇぞ!マストが持ってかれんぞ!…くそっ、こうなら「見て」おきゃよかったなチクショウ!(急激な天候の変化に四苦八苦して) -- リヒャルト
- 歌がーーーー! 聞こえたのでなぁ!(男臭い歌声の発生源を指さして)君も歌えミスター! 今歌わないでいつ歌うというのだ!
見るとはなんだ? 何をみるのだぁぁぁぁぁ!?(強風にあおられて船外に吹っ飛びかけたところを丸太のような腕に引き戻される) -- リウィア
- 歌だぁ!?…あぁ、あの馬鹿か!ありゃ怖がって気を紛らわしてるだけだ!と言うか、歌ってる暇なんざ…うぉっくっ!(ギギギギと嫌な音を立てながら、男数人がロープごと引きずられて)
あぁっ!?んな事、今話してられるかっ!…というか、邪魔しにきたのかリウィア!?(慌てて船員が引っ張りこみながら) くっ…あともうちょいで、嵐を抜けるってのによっ!(あと一人いればと切実に思いながら) -- リヒャルト
- 馬鹿にしたものでもないぞ? 逆境だから歌うのだ! 生きて乗り切るためにな!(横風に足をすくわれ、水平方向にぶら下がりながら高笑いして)
…いかんっ、スティーブンス!(大きく傾いたはずみに放り出される二人の男。少女の声に呼応し、白亜の飛竜が二人をくわえて船に放り込む) 歌った者だけ拾ってやる! 下手でも構わんさ! 命懸けで歌え、ろくでなし共っ!! Heave a pawl, oh, heave away, Way, ay, roll an' go! (中身の詰まった樽に掴まり、自分も声をはりあげる)--The anchor's on board an' the cable's all stored, Timme rollickin' randy dandy O! -- リウィア
- くっそ!こんな時だってのに余裕…というか、こんな嵐の中にどうやって乗り込んできやがった!?
…って、くそがっ!(放り出された二人を船体の損傷覚悟で船を傾けようとしたところで) 飛竜!?…そうか、そういう事か! …はっ!そりゃ有難いこった!聞いたか野郎ども!この竜の野郎が助けて下さるんだとよ!!(怯えたもの、それを助けたいと思うもの、それぞれがそれぞれの思いで歌いながら) …しっかし…古い歌を、船が空を飛んでない時代の歌じゃねぇか…(リヒャルトは歌わず、しかし歌を知ってるのか苦笑して) -- リヒャルト
- We're outward bound for Vallipo Bay, Get crackin', m' lads, 'tis a hell o' a way!
(暗雲をつき抜けた先の果てなき静寂(しじま)。雷鳴と競い合うような力強い歌声は雲海の波間に吸い込まれていった) (操舵輪の近くに腰かけ、脚をゆらゆらさせながら休む間もなく忙しく働く男たちを見下ろす)どうにかなっただろう? 忘れられた歌ではない。ならばまだ力を失っていないということだ。(ずぶ濡れのまま気持ち良さそうに伸びをして)いい男たちだ。君は男を見る目があるな、ミスター。 -- リウィア
- (ようやく暗雲を切り裂いて嵐から抜け出して、損傷や怪我の処置に走り回ってる手下を尻目にぐったりとしながら酒の蓋を開けて)
…さて、な…歌のお陰かそれとも幸運の女神のお陰か…どちらにせよ、どうにかなったのは確かだが(酒を空に掲げてからラッパ飲みをして) ま、そうだな。元々海賊だった奴もいるからな…あ?あぁ、それは嬉しいがちょっと違うな。こいつらは先代の乗組員、そしてそのまま乗ってやがるだけだ 一人くらいオレが勧誘した船員を乗せてみたいところではあるが…あぁ、濡れたままでいいのかお前さんは(こっちの男衆は気にせずに) -- リヒャルト
- 幸運の女神。よく聞く言葉だ。二言目にはすぐそれだ。そんなものがどこにいる。影も形も…ん? もしや君らはあれか、竜を神と崇めるとかいう秘密教団の。
…ああ、どおりで。君より年嵩の者が多いわけだ。君らは父親くらい歳の離れた者も使っている。やりづらくはないのか。どういう気分なのだ? 先代とは父のことか? それとも赤の他人か。殺して奪えるような船ではないだろう。この感じは。私もな、すこしずつだが空気というものが読めるようになったのだぞミスター。 服のことなら気にしないでいい。放って置けば自然と乾く。一雨くるたびに着替えていたらきりがないのでな…っくちゅん!(鼻をこすり、目をそらした)平気だ。 -- リウィア
- 甘いな、人間ってのを分かってない…見えない聞こえない、だからこそいるかもしれない…特に空はたまに、説明がつかない事が起こるからな? …あー、そういうのはあるが…うちは全くないな(きっぱり言いながら)
だろ?おっさんも多いからな… いんや、別にやりづらさはないぞ?最初の頃はともかく今はな…むしろ、やりづらさを感じる方が船には害だ とはいえオレだけが船を動かすものじゃないのは分かっちゃいる…あくまで船長向きなのがオレだったって事だろう…あぁ、赤の他人だ。だが息子としても扱って貰ってた、そんだけだな なら、空気を読んでさっき手伝って欲しいくらいだったんだがな?竜なら力あるんだろ? …はぁ、女物の服なんざド派手なドレスしかないからタオルしか貸せんぞ?(命じてタオルを放り投げて貰って) -- リヒャルト
- 船乗りは験をかつぐ生き物だと聞く。「ジンクス」といったか。それのことだろうか。…秘密教団ではないか。そうか。安心した。
普通ではないな。教わった事とだいぶ違うぞ。土地に根を張って生きる人間。大きな都に暮らす者たち。どれとも違う。むしろ我らと似ているかもしれん。 力ある竜が氏族の長を務める。力とは腕っぷしの事ではない。経験があるに越した事はないが。老獪さ。深遠なる全知の眼。叡智のようなもの。重ねてきた時の重みも。 我らはそれを「徳(ヴィルトゥ)」と呼ぶ。君も船を預かるものなら、その片鱗を認められたのだ。あの男たちからな。 あまり期待してくれるな、ミスター。自慢ではないが弱いぞ、この身体は。とてもか弱い生き物だ。雷さえ封じれば君でも殺せる。(タオルをすり抜ける角)すまない、感謝する。 -- リウィア
- あぁ、そこに海だろうが空だろうが違いはないな。天候に陸よりも左右されやすい…だからこそ、色々と祈りたくなるってもんだ。それが人間だな …何か嫌な体験でもしたのか?
あぁ、まぁ変わってはいるな。元々空賊ってのは変なのしかいないが… …お前さんのところと? ふむ、そう言う事か…まぁ、年長だから取りまとめが上手って訳でもないからな…現実主義って事なのかもな さてな、まぁ実際よく従ってくれてる。そこは感謝はしてるが…あいつらに言うと調子乗りそうだから言わないがな(ニヤリと笑って) …そうなのか?なら、気をつけろよ。見た目は美人なんだからな、襲われちまうぞ? オレは今は疲れたから襲う気はないがな -- リヒャルト
- (//返事に今気付いた、すまない…) -- リヒャルト
- こちらの話だ。何をされるかわからんだろう。地下に潜っている者らのすることなど碌なことではあるまいよ。巻き込まれたくないのだ。
感謝か。あの男たちは君の仕草からそれを読み取っているのかもしれんな。私にはよくわからないが。人間の外見は特にそうだ。 君を若いといったな。他意はないが、私にはまだ人を見る目がないのだ。許せ、ミスター。(タオルを返して) 竜の美醜ならわかるのだがな。持ち上げてくれるな人間よ。むろん、好みが分かれるところでもある…私はまず翼を見ている。次が肉のつき方だ。 竜化呪文(ドラゴラム)を試すときの参考にしてみてくれ。失礼する。(歌ってすっかり満足したのか、船べりから飛び降りていった)///わりとよくある -- リウィア
- (このあたりの空賊が集まる隠し港)
(そこにある酒場は「ほど近い距離に巨大遺跡がある街」の酒場よりも、荒くれ者や、胡散臭い輩が多いように思えるのは気のせいではない) (一種異様な雰囲気を醸し出すそこへ、一際目立つ銀の髪、山羊の角、白い肌の女がひとり、刀創が付いたドアを開けて入って来た) (リヒャルトの姿を見つけると小さく手を挙げて笑顔を見せ、隣に座る) ねえ、キャプテン・リヒター。あなたに関するちょっとした噂を聞いたのだけれど。教えて 同性愛者なの? (男性の)愛人をたくさん囲っているとか、手下は皆そっちの世界に足を踏み込んだ精鋭だとか…… (女を襲わない、というとことから、人から人へと話が伝わるうちに妙な内容になっているらしい) (茶化す風でもなく、それなりに真剣に訊く) -- アルミナ
- (こっちは馴染みの一つの酒場で、行儀悪く両足を組んで机の上に乗せながら椅子に座って酒を飲んでいて)
(ヒューと男どもから歓声が上がるも、リヒャルトの所に行くのを見ると肩を竦めていて)おぉ、アルミナか…いいのか?こんな治安のよくない所に来てよ? 狼に食われちまっても知らねぇぞ?…ん?なんだ?(グラスをもう一つ用意させて、アルミナの方に置くと酒を注いで) …オイオイ、冗談じゃねぇぞ。オレはあくまでノーマル、むしろフェミニストって有名だぜ?(肩を竦めて首を振って) …ま、後半の手下に関してはそんな外れてはねぇがな -- リヒャルト
- 狼の群れに放り込まれた羊……フフ、ええ。危険な絵面ね。でもね、心強い紳士が居るから平気よ
(リヒャルトに向け熱っぽい視線を浴びせてくる女デーモン。仕草がいちいち艶めかしい) あら、やっぱり? この間空で遭った時のあなたの視線からすると、疑わしいって思ってた。案の定、信頼度の低い情報だったみたいね (グラスを傾け、小首を傾けて) 部下はずっとあなたについて来てる古参のメンバーばかり? -- アルミナ
- オイオイ…そのお狼の群れのボスが、紳士の皮を被ってるとは思わないのか?(自然に肩を抱き寄せようとしながら)
あぁ、目ざといな。まぁオレとしても隠すつもりもなかったが…そんなもんだ、そういう事でみみっちい嫌がらせする奴はいるからな オレのか?いや、詳しく言うと…先代船長がいてその手下だった、オレが後をついだ。継いでからはそんなに経っちゃいないがな -- リヒャルト
- (男の手が、吸い付くように滑らかな肩に触れても拒む様子は無く。嬉々として……ではなく、動じず平然として、引き寄せられる)
(バニラにも似た甘ったるい香りは、香水によるものでなさそうだった) この業界、巧くバランスが取れているように見えても水面下では足の引っ張り合いね。情報の力って大きいから……わたしも注意しないと、ね (グラスを呷り)そう……まだあなたを認めていない部下も居るかも。組織を纏めるのは大変よね わたしで良ければいつでも相談に乗ってあげるわ キャプテン・リヒター -- アルミナ
- …妙に慣れてるんだな、アルミナ…いや、こういう手合いの付き合いという意味だが(こっちは驚きながら、しかし抱き寄せたままでいて)
そういう事だ、今は比較的平和といっていい空だが…巨大翼竜だの虫だの、それにおっかない海賊だっているからな?(ニヤリと笑って) …それはどうだろうな、認めてるかはちょっとまだ自信はないが…慕ってはいるはずだ…慕うで済んでるといいんだが(若干遠い目になりながら) そりゃ有難い…とりあえずは、そんなホモな噂を払しょくするように今夜一緒に過ごせれば嬉しい限りだがな?…どうだ、アルミナ -- リヒャルト
- (時々相槌を打ちながら腕の中に納まる甘い香り)
一晩一緒に?セックス以外なら付き合ってあげてもいいわ。ダーツするとか、飲み明かすとか。フフフ -- アルミナ
- チッ、そこまで軽い訳じゃないか…まぁいい、その方が落としがいのある相手と言う事だ。オレはそういう相手は好きだぞ、女も船もな(笑って手を離して)
それじゃあ、せめて飲み明かすのに付き合って貰うぜ?こんな所の安酒で悪いっちゃ悪いがな…っと、そんな怒るなよマスター。その分飲んでやるだろ?(店主に軽口を叩きながら、新しい酒を注文して) -- リヒャルト
- (隠れ港酒場のマスターに艶やかに微笑みかければ、その機嫌も直ろうというもの)
(いちいち艶めかしい仕草と共に取り留めもない話をしたり、するりとリヒャルトの腕から逃れグラスに口付け、戯れにダーツの腕前を披露したり) (さすがに夜が明ける間には切り上げて眠りに戻ったものの当然、同衾という運びにはならなかったという) -- アルミナ
- (蒼天の雲間を裂いて、夜が浮かび上がってくるのを、はるか遠くに見るだろう)
(それは紡錘形の月。空にありて空に無き新月。黒々たる艦体と、数多の砲を備えた巨鯨が、風鳴りを帯びて浮かび上がってきた) -- ジェット
- 今日はなかなかにいい夜だ…酒を飲むのにな(いつも飲んでいるという船員の目は気にせずに、美味い酒を注いで)
…ん?…なんだあれは(グラスを持ってふんぞり返ったまま、しかし船員には一応どんな事が起きても対応できるように命じて) -- リヒャルト
- (黒々たる艦体を、あるいは聞いたことがあるかも知れない。飛翔艦ニュー・ムーンとその主。風に乗り名を届かせる、空賊ジェット・エボン、『旅人の罠』ジェット・エボンの名を)
(艦体の一角が俄に煌き、断続的に瞬いて存在を示す。信号だ。光を用いた伝令。空語とでも言うべき会話手段) 『ハロー、ごきげんいかが?』 -- ジェット
- …なかなかいい船だ…だが、今は何もやる気がしねぇ…(襲う気はなく、面倒くさそうに旋回させようとしたところでの信号が見えて)
(はぁ、とため息をつくとまずはぐいっと酒を飲みほして、手元にある信号機を乱暴にガンガンと叩いて) 『せっかくのいい気分がたった今台無しだ、酒か女を寄越しやがれ』 -- リヒャルト
- (信号を受けて暫しの沈黙。並行して空を裂く二隻の船。やがて)
『オーケー。それなら一杯やろうじゃねえか。今行くぜ』 (ややあって。艦体後部上面のカタパルトから、一隻の小型艇が大空へと射出された) (黒々たる艦体に比べてはるかに小さく、しかし機動性に優れたフォルムは紛れも無く戦闘機。それはゆっくりと、REN-42へと近づいてくる。操縦席で、黒人の男が手を振っていた) -- ジェット
- (椅子の腕賭けを不機嫌そうにコツコツと指先で叩いていたが、その返事にちょっと驚いたような顔をして)
…船に小型艇を内蔵か…贅沢な船だなおい…(ちょっと欲が出てくるが、しかし何を持ってくるかに興味がひかれて) (しかし、男を見るとがっかりしたようにため息をつくが、しかし酒なのだろうと適当に手を振り返して) -- リヒャルト
- (何分にも、かなり大きな船だ。軍用のそれと比べれば、やや大型にとどまるくらいのものだが。少々の艦載機くらいはどうということもあるまい)
(戦闘機の方は、なんというか奇妙な船だ。単葉の翼は横に張り出し、全体的に銀色で、何らかの機関があちこちに取り付けられている) (攻撃意思がないことを示してか、何かを取り付けるらしい下部は接続部だけが有り、機銃も外されているようだった) (それが横付けにされる。操縦席のハッチが開くと、男は立ち上がり) はじめましてミスター。ご注文通り、上等の酒を持ってまいりました。なんてな。 (両手に一本ずつ、背が低くてずんぐりしたボトルを持って、恭しげに礼をした) -- ジェット
- (こちらの中型としては威圧感を感じそうなくらいの差ではあるが、小さいなら小さいなりの戦い方があるので恐れてはおらず)
(近づく小型の船に対しても、部下に警戒させることもなく椅子に座ったまま到着を待って) あぁ、初めましてだな…あまり見かけない顔だな、ここら辺じゃ…(もちろん相手の顔、というより船の事を指していて) おっ、そりゃいい…今手持ちにあるのはそれより劣るのしかなくってな?(諸手を挙げて歓迎しながら) -- リヒャルト
- そいつは結構。ありがたいぜ。どうにも顔が知られちまってゆっくりできないでいたところなんだ。
(乗ってきた小型艇を降りて、手近なところにどっかりと腰を下ろした。二本のボトルがテーブルを叩く) お気に召していただいたようで何より。んまっ、こっちも見かけない船にご挨拶に来たってところなんだがね。ジェットだ。ジェット・エボン。 -- ジェット
- あぁ、あんたも外からか…俺はよその空にはあまり興味はなくってな…(なので、相手の事は知らなくて)
まぁ、ここらは平和だな…最近はめっきり悪党もいなくなって困ったもんだ(肩を竦めるように言いながら) …エボン…エボン…どっかで聞いたことあるような、まぁいい…オレはリヒャルト、一応空賊のようなもんだがそんなに悪でもない。よろしくな(ニヤリと笑って) -- リヒャルト
- おや、ご存知? だったら嬉しいね。俺もずいぶんと有名になったもんだ。ははっ!
(先ほどの発言と矛盾するが、気にしては居ないようだった) (片方のボトルをリヒャルトへ押し出し、自分のボトルを開くと持参のグラスに注ぐ。口をつけて) ん〜……(舌鼓)いい酒だ。普段はティーの方を重視してるんだが、これはこれでやっぱりいいな。 さて、平和結構。こちらこそよろしく、ミスター・リヒャルト。お友達に慣れるようなら最高だね。気の荒い部下は納得しないかもしれないけどな。 -- ジェット
- あぁ、それは遠慮なく…奪わせて貰うぜ?(あえて奪うという表現をしながら受け取って)
なんだ、アンタは茶が好きなのか?オレはどうも紅茶の部類は好きになれなくてな…東の茶は嫌いじゃないんだが(味を楽しむように飲んで) あぁ、うちの船員どもは気は荒くはないぞ?…気はな(やだいい男じゃない…とかチラチラと筋肉や顔やらを見られていて) -- リヒャルト
- なんといっても、空に合うのはティーだ。グリーンでも、ウーロンでも、何でもな。暖かで香り高い雫が身体の中で滴る時、酒よりも意識が空へ飛んで行くのを感じる……ってなもんさ。
(示されて、そちらへ視線を向けた。恐れいったとばかりに大きく肩をすくめて見せて) こりゃおっかないところに来ちまったもんだよ。早めに退散するのが吉かもな。ミスター、あんたもそっちの口かい? もしそうでないなら、俺はあんたを尊敬することにするぜ。 (ぐいと一息にグラスを傾けると、足早に自身の戦闘機へ向かい) -- ジェット
- そうか?…オレはあまりそうは思わないが、しかしそっちの考えを否定する気はねぇ。空ってのは人それぞれにあるものって言うだろ?(美味い酒に上機嫌になりながら)
はっはっ、本気で襲う気はないから安心してくれ…あいつらが襲う時は、オレがOK出した時だけだ(しかしそれはOK出した相手も実在するということで) …冗談でもそれはやめてもらおうか、ただでさえこっちは色々と困ってるってのに…あぁ、でもあいつらはそれさえなければいい船乗りなんだよ(ため息をついてから、軽く手を振って) -- リヒャルト
- 酒が時に、空をもっと魅力あるものに見せてくれるのは俺も否定しねえよ。ミスターの言うとおり、空は見るやつそれぞれの色に染まってくれるもんだからな。
(操縦席に乗り込み、接舷の仕掛けを解いていく、最後に風防に手をかけて) そうでないなら良かったぜ。お前さんとは、仲良くやっておきたいところだ。それじゃな! (小さく手を振り返すと、戦闘機は見る間に小さくなり。やがて黒々とした巨鯨も、雲の波に消えていった) -- ジェット
- さってと、やってくとしようじゃないか…極上の酒と、女を求めて(ニヤリと笑って) -- リヒャルト
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