IK/0026
- ここか…すんませーん、ツルハシを注文したいんですけどー(鉄製のツルハシを求めてやってくる) -- ありー
- 石を噛んで毀れた農具がある 直せるか(依頼の品といくつかの図面を持ち込む) -- トゥラン
- (しかめ面で図面を眺めて、破損した現物とよく見比べる)……簡単な仕事だ。急ぎか? -- ガグン
- 荒れ放題の土地なのでな、すぐに石を噛んで柄の継ぎ目が弱ってしまう もとは出来合いの道具ゆえ、処女地を拓く用途には向かないのだろう
多少の時をかけても構わぬ 改良の案があるなら任せたい またすぐに毀れてしまっては敵わんのでな それから、ひとつ相談だ (家屋の図面を何枚か並べ、最後にリストの様なものを添えた)一棟を仕上げるまでにこれだけの建材がいる ゆくゆくは樽にはめる箍も入用になるだろう くろがねの匠よ、我らは村を築きたい 百年の風雪にも耐える村をな だが、どうにも鉄材が足りない お前ならばいかにして揃える? -- トゥラン
- 成程な。俺も面倒だ。勝手に補強させてもらう。(がりがりと図面に何やら書き加えて)
……ふむ。俺達のように坑(あな)を掘ればいい、とはいかんのだろう。(髭をもしゃりと触り) 手っ取り早いのは、要らん鉄を集めることだ。鋳溶かして材にすることは出来る。それこそ錆び朽ちた農具でも、何でもだ。 -- ガグン
- 余計な口出しはしない 強く役に立つ道具になればそれでよい(さっそく動き出す手元を眺めることもなく、話を続ける)
ああ、優れた鋼などいらぬ ひとつの国が生まれようとしているのだ 途方もない量の鉄くずが流れこんでいるところだろう 仕入れは商人の領分か 然るべき者と取引がしたいが、困ったことにつてがない -- トゥラン
- くず鉄に関しては懇意にしている業者がいる。引き合わせてやってもいいが。
一見の若造にどこまで大きい取引をしてくれるかは、俺は知らん。 (紙片に筆を走らせ渡す)そこに行って、ガグンから聞いたと言え。そこから先はお前の腕だ。 -- ガグン
- 最初は必要な分だけ手に入ればよい 信用がないことも承知している(それでも紹介してくれたことに身振りで感謝を示す)
ロカトールの肩書きがもう少し役に立ってくれればと思うが……生まれたばかりのこの国では、さして珍しくもないのでな (手付けの金子とアルミエーレ村の連絡先を置いていく)トゥラン・リューネブルクだ 報せを寄越してくれればかけつける 日が沈むまで、まだいくらか時があるか……様子を見にいってみよう(紙片を二つ折りに畳み、ガグンの店を後にした) -- トゥラン
- あのずんぐりしつつもみっしり肉の詰まった雰囲気の体つき…もしやあのドワーフっちゅう奴じゃろか
エルフ…ドワーフ…リザードマン…この辺りはやっぱり異世界の鉄板じゃのう(なんか一人頷いている) -- シーディ
- いかにも俺はドワーフだが。(隻眼でぎょろりと見やって)
……見ない顔は珍しくもないが。随分小さいダークエルフだな。鉄板が欲しいのか?(単語を拾って) -- ガグン
- お、おぉー(ちょこっと感動、ドワーフの女性はどんな風なのかも気になったりはしたが…今は置いておく)
ああいやそう言う訳ではないんじゃよ、ここは…鍛冶屋みたいじゃけど、武器とか防具以外も頼んだりできるんじゃろか?今すぐに必要な物はないんじゃけどわし鍛冶屋って言うものがよくわからなくて… -- シーディ
- (珍しがられたのを気にした風もない)
(フン、と鼻息ひとつ)鍬だろうが、包丁だろうが。鋼で作(や)れれば、俺の仕事だ。 -- ガグン
- 鋼を使う物はお任せなんじゃ…これは頼もしいのう、ちなみに…代金を酒払いしたりは出来たりするんじゃろか?
こう…(鞄から琥珀色の液体の詰まった瓶を取り出す)こう言ったもので…とか、丸ごとは無理じゃったら値引きとか出来たりするかのう(サンプルとして差し出されたそれはウイスキーのようだ、上等なものではなく大衆向けと言ったレベルの品ではあるようだが) -- シーディ
- (開拓地では、流通貨幣は外貨が多い。しかし、あちらの国の銀貨一枚はそちらの国の銀貨一枚半だの、レートの把握が七面倒臭い)
(従って、物々交換は原始的だが分かりやすい遣り取りとなる。などと小難しい理屈は抜きにして。興味を示す切っ掛けは酒というただ一点) 味によるが。(ひとまずは頷き、瓶の蓋を外すと匂いを嗅いで一口ぐいとやる) (ふん)……十分だ。(と言って頷いた) -- ガグン
- ほふー(お酒の味に合格点を貰った事で安堵のため息、そもそもこちらにやって来て貨幣の一つも所持していない状態だったので支払いなどまともに出来る筈もない)
(酒払いが許可されたとなると何か必要な案件が合っても何とかなるだろう…しかし、精製できる酒のレパートリーは多くはないため頻繁にお願いするのには多分向かない) (ここぞと言う時を考えねば…おなじ酒ばかりで飽きが生まれてしまう事に繋がりかねない…ドワーフの味覚がそうであるのかはわからないが…) それじゃあ何かあったら酒払いでお願いするんじゃよ!まずは…住処とか確保してから…じゃけど、その時はよろしくじゃよ!(刀を作ったりすると言うのは前世で全く興味がなかったわけでは無い、鍛冶そのものも気にはなるが…今は、そこまで求める事もなく戻って行くのだった) -- シーディ
- 宿無しのくせに、酒はあるのか。奇妙な奴だ。
(頷き、見送ると仕事に戻る。去っていく背に鉄を打つ音が響いた) -- ガグン
- ドワーフセックス! --
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