名簿/245028
- (片足の女がじっと佇んでいる) -- 旋風?
- (部屋は散らかっている)
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- (ぼうっとたたずんでいる) -- 旋風?
- …!あなた、最近居なかったそうじゃないの。どこに行ってたのよ…… --
- おや、今晩和であります。よくご存じでありますな…少々ありまして(力の無い笑み) -- 旋風?
- あれから館に訪ねたの、でもあなたは居ないって。反抗期とか聞いたけど何かあったの? --
- ああ、なるほど…それは申し訳ない事をしたでありますな。
反抗期、でありますか?(くすりと、しかし影のある笑み) …少々取り返しのつかない過ちをしてしまいまして。 -- 旋風?
- ……何、したの --
- 身に余る力に溺れ、多くの方々を傷つけたでありますよ…(静かにはっきりと己の所業を語る) -- 旋風?
- そう、なら償いなさい…あなたにはまだそれが出来る(旋風の肩にそっと手を置いた) --
- …そう、でありますな。(頷きも否定もせずその手を見ながらただ呟く) -- 旋風?
- ……ねえ、あなたが私に花を送ってきた理由がまだわからないの。大昔に私と会った事がある? --
- 記憶にないのならば…ない、のでありましょう(少し言葉を悩みながら) -- 旋風?
- ……まだ思い出せない。だから、あなたの知っている私を教えて --
- そうでありますな……(やはり躊躇いながら)
拙者の知るある方は、拙者のことをヴィントと、お呼びでありました。(反応を見る) -- 旋風?
- (少しだけふらっと眩んだような動作をした)……そう、なら私もヴィントと呼びましょう。 --
- ……。(心配そうに見つめている) -- 旋風?
- …大丈夫よ、ちょっと頭が痛くなっただけ(心配そうに見つめる旋風にそう言った)
……あなた、今どこで寝泊りしてるの?あの館に居ないのはわかったけど、また話したい時困るから教えて --
- ……。けじめを付けにいかねばなりません(首を振った)
仮に次にまみえる事があったとしても拙者は拙者ではないでありましょうから -- 旋風?
- …また、力に溺れるの?なら…私が止めるわ(少しだけ強く言った) --
- ……。(言葉もなく微笑を浮かべたが、一雫涙が零れた) -- 旋風?
- (旋風のその涙を指で拭う)
……泣かないで。どうすればいいか、今はよくわからない(そのまま抱き寄せる) --
- ……いえ。十分でありますよ。(躊躇いながらも抱き返した) -- 旋風?
- ……どう、落ち着いた? --
- …ええ。(くすりと笑う、その顔に影はない) -- 旋風?
- …そう、よかった。今日はもう遅いし、泊まっていきなさい。ごちゃごちゃしてるけれど寝場所ぐらいならあるから --
- …また、でありますよ(深々と一礼すると背を向けた) -- 旋風?
- …あ、ちょっと(その背は、すぐ届く所にあるのにとても遠く見えた。何故か見送る事しかできずに居た) --
- (花が贈られてきた) -- 百合の館
- これは……アルカネットね。…う…頭が(頭を抱えてベッドに寝る) --
- (しばらくして落ち着いたのか、また花、そしてこの花を送った場所を確認した)
……なんでこんなものを(鉢を窓辺に置いて出かける準備をした) --
- 今晩和。はじめまし…ん。おや、貴女はいつぞやの広場?のお嬢さんだね。
ごきげんよう、あの時はありがとう。お陰で友人と仲直りできたのでね。 -- エルド?
- (疑問に満ちた顔をした)どちら様?……あなたと会った事はないと記憶しているけれど。 --
- …ん。花屋のお嬢さんじゃなかったかな?
それは失敬、あまりにも似ていたものでね。世の中、空似が二・三人いるというのは本当のようだね。ん。 -- エルド?
- 全く、妙な勘違いしないで頂戴。私はこの街に来てそんなに経ってないんだし --
- いやはや、面目ない。あれほど麗しい花が他にもあるとは予想外だったものでね
私は街にきたばかりの面々を探していてね。此処に辿り着いた訳だね、ん。 -- エルド?
- 妙な勧誘なら結構よ(風俗か何かの勧誘の勘違いして扉を閉め始める) --
- 勧誘、同志への誘いという意味ではそうだね。ん。
天使軍というのを聞いたことはないかな? 悩み事の相談や、ただ茶を飲みに来るのでも歓迎だね。興味が湧いたら気軽に来てみてほしい …ああ、申し遅れた。私は神官のエルドという。 -- エルド?
- だーれが軍になんか入りますか。そういうのは大規模実験をばかすかしたいバカな魔術師でも誘いなさいっ(バタンッと扉が閉められた) --
- (遠巻きに忍んで様子を見ている) -- 旋風?
- ん…(何かの気配を感じたのか、辺りを見回す。あまり近いと視覚以外で「感知」される可能性がある) --
- ああ、その…来月よろしくな、仕事の方 -- フリック
- よろしく。…どこか具合でも悪いなら医者に見てもらいなさいな。
病気で役立たずがついてくるなんて私嫌よ(フリックの人見知りを病気と勘違いをする) --
- 既視感を覚える街ね……夢にでも見たかしら。 --
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