名簿/266931
- (静かに、ただ酒をあおる。髪の毛は伸びっぱなし、顔は…「廃れている」という表現がふさわしい) --
- …何処かに出てみようか。 …しまった、10年も住んでいて…ちっともここの地理を知らない…
(ため息をつくと傍らの酒瓶を手に取り、グラスになみなみと注ぎ、一気に飲み干した) --
- ここがコルネリウスの……。そういえば昨年四月以来か、何度か護衛依頼を共にしたけど、仕事以外で顔を合わせるのは初めてだな(家の前でそんな事を呟く辛気臭い青年)
……問題はいるかどうかだが(右人差し指の背でドアをノック) -- 雅蘭?
- …! (ノックの音に気づき、つい剣客時代の癖からか柄に手を伸ばした)
…(ドア越しに気配を読み、そっとドアを開けて顔をのぞかせた) …ん。 あ、あなたは確か…依頼で一緒になったような… --
- …………ああ、居たのか(ドアから覗いた相手の顔が既知のそれだったので、ほっと息を吐くがどうも辛気臭い)
ん、まぁ結構一緒になっていたね。私の方はここの所護衛はやっていないから、一緒になる機会は無くなってしまっていたけれど。 そういえば、あれからどうかな。一緒にやっていた頃からして、冒険に対し疑問か何かを抱いていたようだが……? -- 雅蘭?
- (ドアを開け放って雅蘭と対面する)…普段客人なんて滅多にこないですからね。ここには…こんな古びた部屋には。
確かに…何度も顔を合わせていましたね… ん。 疑問です…か? んー…何かあったでしょうかねぇ…。(眉をひそめて考える) --
- ふむ(軽く視線を巡らせ)確かに言うだけの事はあるけど、住まいと住人が等価とは言えない以上……しかし住まいを一因とするには十分か。
その都度あなたの剣の腕を頼らせてもらってたいたが……む、疑問と言うか……(腕を組む) あれは、何と言ったものかな。……冒険に対する迷い?熱意の低下と言うか…………? -- 雅蘭?
- ふむ…そういう事ですか…(部屋の中に入り、無言で雅蘭にも入るように促す)
そう。 確かに… ちょうど今日、報酬を受け取った後、酒場の主人に「これ以上続ける気がなくなった」と伝えてきたところですよ… (ため息をつきながら無言で首を横に振った) --
- (目礼してからコルネリウスに続く)……おや、まぁ。成る程、そうだったか、ふむ。
確かあなたは随分と強さを追い求めていたと記憶しているが……満足を?それとも冒険に頼らない鍛錬の道を?……ああ、無理に聞き出そうとは思ってませんのでね。 -- 雅蘭?
- (雅蘭を迎え入れてから、後ろ手で静かにドアを閉めた)
ん…そんなこと…お話しましたでしょうか…? まぁいいでしょう。 確かにその通りです。 満足しているかと言えば…(薄く笑みを浮かべながら首を横に振る) 鍛錬の道ですか… これからどうするか、今は考えてませんね。 ただ…一つ言えるのは…「まだ足りない」、それだけです。 --
- 口で聞かずとも、敵と対峙した時の積極さだとかで何となく察せれますよ。それに、確か四度くらいは一緒に仕事しているしね。
おやおや(話を聞いて意外そうに)……あなたの求める腕前がどの程度かは知りませんが、しかし、満足できていないのなら、満足する必要があるのでしょう。 ただ……そう、今はただ休憩をとるべき時期、と言うようなものなのかもしれませんね。どこかであなた自身が無理をしていると、無意識に自覚していたのかも知れませんから。……勝手な推測ですけどね。 -- 雅蘭?
- そうですか… 積極さが…(手をあごに当てていろいろと顧みる)
…ずいぶんと、僕の事、特に内面の方を見ているようですが…あなたは心理学者か何かですか? まあ、休憩、休息も少しは考えていましたが… さて…休むにしても何をすれば… --
- 最初は、報酬に色付けされるのを期待してるのかとも思いましたが。そうでなさそうな事くらいは何となく知れましたからね。
心理学者?いやいや、まさか、いやいやいや。言ったとおり、勝手な推測に過ぎませんよ。……ただ、どうやら正解に近かったようですが(辛気臭く微笑む) 思うに……まぁ、そろそろ差し出がましく思わなくもないですが、休むというのは何もしない事ではないでしょうかね。日がな一日ごろごろするとか。 -- 雅蘭?
- なるほど… お金なんて、必要最低限、あれば大丈夫です。 あれば良いに超したことはない…と言うのはおそらく貴族か…逆に貧しい人達。 両極端ですね。 どちらかと言えば僕は貴族の「逆側」の人間ですが。
(雅蘭の笑みを見て少し首を傾げるが話を続ける) 一日ごろごろする… ん…あんまり僕には合わないかも知れませんね… いや、いいや。 どうやって休暇を取るとかは、もう少し保留で。 それにしても…(雅蘭の顔を見つめる) あなたは…今日はこの話をしたいために僕の所を訪ねたのですか? --
- 金は、人の欲を計る上でもっとも分かりやすいものですしね。多くを望めば望むほどキリが無い。……必要最低限と言うのも難しいですが(苦笑した)
確かに……急に何もするなというのは難しい事かも。ですね、何せあなた自身の事ですし。 ん?……いいえ、まさかそんな。ただ、ふと知己の相手の顔を見にきた。そんな程度の所です。 ……まぁ、少々話が弾んでますがね(小さく肩を竦めた) -- 雅蘭?
- ふふ… お金がないお金がない…と嘆いていてもそう簡単には変えられないものですからね。 あるだけのもの、でどれだけ自分の生活を楽しめるか…そんなところでしょうか。
ふぅん…単にご挨拶、って所ですか… うん。 休暇をこうやって人と話して過ごすのも… 悪くはないですね…(そう言ってから雅蘭に笑みを向けた) --
- 成る程。……私はそんな達観の仕方は当分無理そうだ。どうしても今ある以上を求めてしまいますからね。
ええ。……あなたも誰かに会いに行ったり、とかしてみても良いかも知れませんね(やっぱり辛気臭い顔のまま笑い返す) では、そろそろ。……そうだ、言い遅れましたが一応。引退おめでとうございます。 ……それでは、また(会釈をし、帰って行った) -- 雅蘭?
- 身の回りの環境は変えられることは絶対に出来ますが…まぁ焦らずに、という所です。
なるほど…知り合いは少ないですが…出歩いてみるのも良いかもしれませんね …それではまた。 (雅蘭を見送ってしばしの間。剣をいきなり抜くやいなや、暖炉の上に立てていた蝋燭の火を切っ先で消し飛ばした) 「おめでとうございます」…僕の目標は…達成されても…到底賞賛される物ではない…(明かりが消えた闇の中、剣客は静かにつぶやいた) --
- モチベーションの維持が…難しいですね。 ただ、まだこの体じゃ…無茶は出来ないし… 難儀な話ですね。 --
- …「剣豪」か。 (部屋の中で剣の刃に映る自分の顔を見つめながら、ただ立っている) --
- (キュッキュッキュッ)ちわッス、来月の隊商護衛の挨拶に来ましたよ? よろしくみャ
ん〜…なんか兄さんめっさ強そうじゃね? オレっちとはレベルがっつり違いそうな、組むの不思議なくらいだみャ〜… -- クロ
- あっ…あなたとは同行しましたね…今…月…
ね、猫も冒険者になれるのですか…いや、そもそも人の言葉を話してるとは… うーん…驚きましたよ… え? いやいや…ちょっと事情があってこれでも昔に比べればまだまだ力は落ちている方ですよ。 そして…来月も同じみたいですね…字は読めないですが、同じ形の字が依頼書にあるので。 来月もよろしくお願いします。 (いやしかし…ネコが…) --
- ってコトで今月もお疲れさま〜、いやはやなかなか大変だったみャ〜(ビールをあおりながら)あ、兄さんも飲む?
むぅ、字読めないのは不便だみャ…慣れるとそうでもないとか? けどせっかくだし憶えて武芸書とか読んでみるのもいいんじゃね? …まぁその、ここの業界いろいろいるからソコは大目に…そうそう、友達で犬の冒険者もいますよ? …熊行って帰ってこないケド… さてオレっちまた討伐なんで別々だけど、兄さんも気を付けてな〜? だいぶガス抜けた顔してるしみャ -- クロ
- くりちーくりちー -- セノー
- …ん。 おや? どうかしたのですか? -- クリス
- くりちーと親睦を深めるべく遥々やってきたよ、専門用語でいうと遊びに来たよ
まつげ引っ張っていい? -- セノー
- 専門用語でなくてもそれは遊びに…いや、いいか。
まつげを…? 何ですか、最近の女性の間では、男性のまつげを引っ張ることが流行っているんですか? -- クリス
- んーん、引っ張りたくなったのだ(むんずと手を伸ばして引っ張ろうとする) -- セノー
- (どうしたものかと首を傾げる。 しかし見知らぬ相手でも、ましてや危害を加えるような相手でもない。)
(普段なら拒否する所だが… 剣客は軽く鼻を鳴らしたあと、目を閉じて静止した。 「どうぞ」という事らしい) -- クリス
- やたー!(ぶちっ) -- セノー
- …ッ!!(思わずのけぞる。 「引っ張る」と聞いていたので、「抜かれる」とは思っていなかったようだ。)
…(抜かれた方のまぶたを押さえる) ふぅ。 満足しましたか? -- クリス
- あーい大満足!
わへ? 痛かった?いたかった?(顔を覗き込む) -- セノー
- (顔をのぞき込んでくるセノーに目を合わせてぴたりと止まり、しばらく無言で見つめる)
…いいえ。 ただ、「抜く」なんて聞いてませんでしたが? -- クリス
- ごめんねいっぱい引っ張った、ごめんなさい(眉をハの字にして頭を下げる) -- セノー
- …わかっててやったんですね? まぁいいでしょう。今回だけですよ?(穏やかに微笑む) -- クリス
- ありあとくりちー、反省したのでくりちも眉毛引っ張っていいよ、あれ、まつげ? いずれかで構わないかも -- セノー
- え? …それじゃ、君の眉毛を引っ張りたい衝動に駆られたら、こちらから伺うことにしますよ。 -- クリス
- あーい!お待ちしてる! -- セノー
- はは…変な歓迎だなあ。 それじゃ、僕はそろそろ寝ますよ。
もう夜ですけど、君はまだ眠らないのですか? -- クリス
- 寝ります、また遊んでねセノーさん喜ぶので!喜ぶので!(ぱたぱた走っていく) -- セノー
- はい、次は眉毛もまつげも抜かない遊びで…ってああ、走って帰っていった…
…僕としては、めずらしい事をしたな。 (無言で首を傾げる。ただ、顔は少し笑っていた) さてと、僕も眠るとしますか。 -- クリス
- (開けた窓から外を見ながらつぶやく)
そういえば…自分がここに来たときに誰かに言われた…「ケイタ」…一体誰の事だったんだろう。 いや、もう8年も経ってしまったし、今それを考えても仕方ない、か… --
- 突発!冒険者たちの夏祭り!
本日(3/13 金)コチラを借りて、群像劇とは名ばかりの夏祭りイベントを行います。 死人も参加OK!友人・ご家族・恋人・等お誘いあわせの上ふるってご参加ください。 なお屋台などの出店も自由ですので、この機会に商売や宣伝をしたい方も是非どうぞ。 --
- …困りましたね。 僕は字が読めない。ただの一文字も。
信頼の置ける人に代読してもらうのもありなのですが… 知人がほとんどいないから… (そういって剣客ははらっと手紙を放ると、素早い抜剣でそれを4つに切り刻んだ) --
- やあ、はじめまして。次回は共に行くこととなった、イサントラ・イクサントという。よろしく頼むぞ。 -- イサントラ
- …どうやら、僕がいない間にどなたか… いや。これは留守にしがちであった僕のせいですね。
こちらからも挨拶に改めて行かないと。 --
- うぉいーす!一緒にいくよー狼るよー!よーしくねー!(マントを引っ張りながら) -- セノー
- おや…どうやら先月はご一緒だったようですね。
君はかなり先陣を切って狼と戦ってましたが…ん、このマントが珍しいのですか? --
- やっぱ安全第一だよなァ、死んだら詩人に語ってもらえねェし、命あっての物種ッて奴だ
安全第一同士仲良く隅っこで震えてようぜ -- トレイン
- ん、今日はお客さんが来る日ですね…
自ら進んで冒険者になったとはいえ、やはり詳細のわからない依頼は受けたくないものですね。 死んだら何にもならないですしね。 はは、震えてる… いつか僕たちも、「窮鼠猫を咬む」ってね。 よろしくお願いします。 --
- こいつはケイタの臭いがプンプンするぜぇ――――――ッ!!!! --
- …おや、お客さんが、ってケイタ?
僕にはこの街での知り合いなんて誰一人として居ません。 --
- さてと…ここに来て大分経ちますが…
…一体依頼以外で何をしてたらいいんだろう…? --
- …危うく自分の存在を消してしまうところでしたね。
まだ、慣れてないなぁ… --
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