名簿/452792
- (結局あれからも蟠りを解けずに終わり、今日まで時は過ぎていた)
愛してる…とは流石に言わないけれど。嫌ではなかったのよ? 弟が戻ったようで、アナタと過ごせた日々は……それなりに嬉しかったし 何を言っても遅いわね……次郎坊、さよなら。 (姿も見えない相手へ最期にと、挨拶を残して旅立っていった) -- 司書?
- // --
- ・ --
- ……それ、使わないの?
(百足でからかった一件以来、根に持っているのか些か機嫌の悪い女が首を傾げている) (視線の先にあるのは…暫らく前に拾ったクロスボウのようだ、以前同様の武具を狗の傀儡の素材に用いていたのを見ていたから不思議に思ったのだろう) -- 司書?
- (弱みを掴んでからか司書のことを下に見る事が増えてきた。)
(異界とは言え封建的な社会で育ったため女を下に見る風潮がこの少年にも根付いているようだ) うむ・・・うむ(うーむ・・・と腕を組んで護符とクロスボウを見下ろす) 風太を強化するのに使うのもいいがどうにも方向性が定まらん。 犬の傀儡は先達が作り上げた逸品が多い・・・故にそれを超えるものを作ろうと思うのだが・・・方向性が定まらん・・・うむぅ (そう言って司書の膝に座ると胸に頭を預ける)仕事の方はどうじゃ? -- 次郎坊
- …風太?ああ、あの仔の名前決まったのね……
足の補強に使うとか、新作ならいっそ…鳥でも造る? 伝統的な絡繰りだけに先人達によって基礎が完成されてる訳、か… …ちょっ!?全く、もう…… (不意に感じる寄り掛かる少年の重み、発した呟きは文句ではなく…しぶしぶといった調子の声) (共にした月日による馴れか?或いは…苦手を知って気持ちに余裕を持ったのか) (お互い距離感を計りかねていた頃を思えば、こうして気安く…寄ってきたりもする) (ほっそりした少年の胴に手を回し、問い掛けにそうね…と呟き思案して) -- 司書?
- それだけで済めば良かったのだが・・・
(傀儡の範疇を超えた傑作を思い出し目を伏せる)足の補強に鳥・・・のう。うては蜘蛛や蛾を思い浮かべていたのだが(にやり) (距離をとればこちらを心配し、詰めれば戸惑う、司書は面倒な女子じゃ・・・と心の中で呟く) そうねでは分からぬが?なれはうてを犬猫か何かと思っているのではあるまいな。 (振り向こうとすると大きな体に角が引っ掛かりパタパタと首を振る。司書と向き合い、大きな瞳で見上げた) -- 次郎坊
- …?
(不意に物思いに耽ったような沈んだ調子を不審に思うが) だって鬼に狗とくれば……雉か猿だもの 別に好きにすれば……必ずしも虫全部が苦手ではないわよ?でも芋虫は止めなさいね (嫌なものを想像してか膝に載せた小鬼をぎゅっと抱いて) 少し今後を考えてただけよ……熟練にはなって進捗はあったけど、成果らしいものは無いし …確かに猫みたいに気儘だから気の向いた時だけ私の床に来て、余所でも餌付けされてるんじゃないかと思わないでもなかったけど (間近にある真ん丸とした目をじっと見てからかうように笑む) -- 司書?
- うてがそれを操ると言うのは皮肉じゃな。が・・・申か、フム
芋虫が駄目では毛虫しかないな、こぉ・・・ブラシのように毛が生えて斑模様の・・・(身振り手振りで説明する) フッ、このまま司書の席に納まる器ではないとくすぶっておるのかのう。まぁ、こうも平和な街では出世を掴む機会もあるまい (むがっ、と胸の谷間に押し込まれる小鬼)やめぬか、この(もそもそと胸の中で暴れた) -- 次郎坊
- 平和、ね……街の外れ、貧民街から先に足を踏み入れれば危険と隣り合わせだけど
ええ、やられっぱなしで居てあげる程お人好しじゃないもの……! (今の仕事も嫌いではないが、それと話は別である) …だから!想像するから止めなさいよ!?まったく……そう言う事を言う口は塞ぐわよ? (谷間に顔を埋めた小鬼が藻掻いて暴れ、女はサイズを武器に身を被せ押し付け…) ほら、無駄!じたばたしないで諦め……ひゃっ…!? (何時しか始まる戯れ合い…不意に掛った吐息を拍子にか、意識せずに変な声が洩れた) -- 司書?
- だが常に命を危険に晒す訳でもあるまい。お陰でうても暇で指を持て余しておる、これでは腕も鈍る一方よ・・・。
(やれやれ・・・とため息をつき、急ごしらえの人形で十分な現状を愚痴る) (上擦った声を上げた司書を胸の間からぢーーーっと見上げる。しばし妙な無言) (不意に柔らかな指が並み以上の果肉を滑り揉みしだく、その手付きはどこかこなれたものがあった) -- 次郎坊
- ちょ、ちょっとびっくりしただけよ……だって、アナタが暴れて掴むし…!
(微妙な沈黙、小鬼の見上げる視線に訳もなく慌てて…気恥ずかしさからか弁解するような事を口走るが) だから、その……ぇ? (その為に気付くのが遅れる、偶然ではなく…明らかに今度は意識的な少年の掌の動き) (少年の小さな手では収まらない、たわわな果実…柔な果肉が一方で食い込む指先を押し返す) (ぞわっと背筋から昇ってくるような、慣れない感覚に女は戸惑い…びくりと身体が反応して) (徐々に行為を把握…驚きに目を白黒させ、紅潮する顔) -- 司書?
- (怒鳴り声を上げようとしたところで先端の突起を指先でくすぐり軽く摘まんでみる)
これはこれは、鉄仮面も女と言う訳じゃの・・・随分愛らしい顔をするではないか (傀儡に命を吹き込む指先が司書の体を滑る) どうこう言おうが所詮は雌とじゃの・・・ほれ?こうされると良いであろう -- 次郎坊
- (兎も角何か…言わねばと口を開こうとしたが、機先を制され言葉にもならない)
(少年の小さい割に長い指先が乳房の先端を探り当て弄び、徐々に拡がる戸惑いを隠せない) (足掻くように少年の背に回される女の片腕) (人形師の繊細な指使いの、巧みさを解るような経験はないとはいえ) (見目は子供の相手に一方的に…易々といいようにされているのは事実で) (嘲るような笑み、初めて逢った時とはまた違った…別種の恐さを目の前の鬼から感じて)
(不意に後ろから、コツリと軽く衝撃…小鬼の後頭部を叩いたのは女の拳骨) -- 司書?
- (こつんっ、と後頭部を叩かれて涙目になりキッと司書を睨みつける)
叩いた、うてを叩いたな・・・(むぐぐぐぐぐ、と頬を膨らませる) このような!(くにゅんっ)ふしだらな!(こりっ)体を持て余した雌の分際で!!(ぷりんっ♡) いい機会じゃ、この際どちらが上か徹底的に教え込んでやろうではないか! -- 次郎坊
- (嗜める為の苦し紛れで、拳に大した力が入っていた訳はなかったが……潤んだ眼で睨んでくる少年)
(気が咎めない筈もなかったが、それでも女は…途切れながらも言葉を紡ぐ) …ませた餓鬼を叱るには、拳骨一つで……十分でしょ? (大した気丈さと言うべきか…火に一層の油を注ぐようでしかないのだろうが)
(完全に翻弄され、肌蹴た上着から乳房が零れる…格好以上にみっともない顔をしているのだろうか?) …教える?あら、痛みも知らない…甘やかされたお子様が…… おままごとみたいな、お人形遊びしか…知らない癖に? -- 司書?
- 吠えたな、山犬風情が。どうやらお互いに侮り合っていたようだな・・・フン、そう言っていられるのも今だけじゃ
(牛のように大きな乳房を手で持ち上げて揉みしだく)フム、やはりでかいな・・・(先端の突起に口を付ける。くちゅっと甘い水音を立てて舌先で乳首を転がす) (細くしなやかな指が司書の肌を伝う度に頭を溶かす甘美な快楽が背筋に走る) (十分に硬くしこった乳首から口を離すと銀糸の糸が引いた)ふむ、男好きな淫らな体じゃ・・・ままごと、のぅ・・・(目を細める。) 確かにあれはままごとのようなものじゃな・・・じゃが、なれはそのままごとをした事があるのかえ? (汗ばむ内股に指が降りていく、熱を盛った恥丘をゆっくりと指で撫でてやり下着をずらす) いっちょ前に濡らしおって・・・おぼこでこれならば目も当てられぬ淫乱じゃの(わざと痛みを感じさせるように指を曲げて割れ目を撫でたあと、相手の待ったの声も聞かずに愛撫を繰り返す) -- 次郎坊
- …図星?寧ろ…私は……アナタを買い被り過ぎてたみたい、ね!
(涙を堪えて依然として威嚇混じりの引きつった笑み) 乳離れも出来てないお子さまが…悪ぶっても、滑稽なだけ…… (小鬼の羞恥を煽る言葉、吸い付かれた乳房への甘美な責め苦に唇を噛む) ……あ、ぇ? (しかし、流石に少年の手が下腹部へ…次の標的を理解すれば血の気が引く) (質素な下着の内、濃いめの茂みの先は誰にも触れさせた事すらない秘部…) …そっちは止め、ッ!痛っ…! (制止も無視して、荒っぽく抉じ開けるように掻き回す指先…) -- 司書?
- (悪鬼が嘲笑う…鉄面皮以外にも過去には不感症だのと罵倒された事もあったが)
(次郎坊の前戯が巧みなのか、或いは小鬼の見立て通り元より感度が高いのか…) (何れにせよ子供同然の相手に好いように身体の中を、心を掻き乱されている現実…) (女の事などお構いなしな、愛を欠いた愛撫…それすら執拗に攻め続けられれば) (昇ってくる衝動で遂に自力で身も支え切れなくなり、眼前の少年の肩に縋る羽目になる) (腕で顔を覆うのは顔も見たくもないとの意思の表れか…) (或いは、今の有様を次郎坊に晒したくないからか?) -- 司書?
- ほう、今のは痛かったか?ではこうじゃ・・・・くっくっく、無様じゃのう、術師
見ろ、お前の体はうてを欲しておるぞ?(指に絡みつき妖しく輝く粘膜を司書の目の前へ持っていくと独特の雌の臭いが司書の鼻腔をくすぐる) (司書の反応を見ながら膣への愛撫を続け、絶頂を迎える直前で手を休め、また動かすを繰り返す) 顔など隠しおって、照れるでないぞ。女はこう言った時が一番愛らしい顔をするのだからのう (そう言うと弦巻から糸を引き司書の手を頭の上で縛り上げて足を大きく開かせて固定する) ほれ・・・鏡を見るがよい・・・雌の悦びを知った女が写っておるぞ? (そう言って司書の目の前に鏡を置く) -- 次郎坊
- (滲む視界には女の秘唇を掬った少年の指先を汚し、とろりと絡み粘つく液体…)
(証拠とばかりに見せ付けられ顔を背けるが、独特の匂いが心を抉る) (…少年にこんな目に遭わされながらも、浅ましく濡らしているのだと) びくっ (直に、浅瀬をまさぐり、聞かせるような水音…大きくびくりと反応して、中の指をきゅっと締め付けたかと思えば) (昂ぶりに小刻みに身を震わせるも…嘲笑うように達する事も許さず、決して逝かせない責め立て) (狂いそうなほど繰り返し、繰り返し…) -- 司書?
- (眉根を寄せて堪えて唇を咬み、閉ざそうと…)
(不意に手首に何かが絡む感触、そのまま吊り上げるようにして強引に身を引き起こさせられ) (足掻こうと…腕の拘束によって、もはや顔を隠す事も叶わない) 見ない、で……っ! (羞恥を煽る鏡に映し出されるのは知らない自分…) (日頃怜悧な顔も繕えず、雪のように白い肌は朱を帯び、蕩け始め) (弛む口元の端から伝う涎の跡…顔を背けても、鏡は別の角度からの己の痴態を見せ付けて) -- 司書?
- ビリッ!
(拘束は脚にも及び、スカートの布地が裂ける、以前同様少年によって) (飾り気のない地味な下着ももはや用を為さず、黒のストッキングも破れ) (強引に開脚、固定され…隠す事も許されぬ、見せしめ) (濃い茂みの先は既にヌルヌルと照かり、再三の愛撫で薄桃色の秘裂は物欲しげにひくついて) (鏡の中の女へ見せ付けるように、相変わらず少年の指は蠢いて) (…中に入った指先は、くぱっと孔を押し広げているのを鏡の中で女は見た) (眉根を寄せて顔を歪め…目蓋を閉ざす、潤んだ目から静かに涙が伝う) -- 司書?
- 飼い主面出来ぬようしっかりと可愛がってやる・・・フフッ、目を閉じても構わぬぞ
これから嫌と言うほど乱れて貰うのじゃ、多少は羞恥心が残っておらんとつまらんからの (目を閉じた司書の恥部を音を立てて掻き回す、ぐちゅぐちゅとくぐもった水音と司書の荒い息遣いは静かな部屋に響いた) (とめどなく溢れだす愛液が肘を伝い、床に水たまりを作っていく) おお、おお、濡れておる濡れておる・・・もしやなれはこう言った事をするためにうてを呼んだのではあるまいな? 知らぬ地の閑職に追いやられ見知った男もいない・・・持て余した体を獣で済ませようとしたか? ほれ、答えてみよ(否定的な声を上げようとすると淫核を刺激し、肯定的なことをほのめかせば余裕が生まれるようにゆっくりと指の動きを弱める) ふふふっ・・・あまり暴れると糸が食い込むぞ?ほれほれ、胸に喰い込んでいやらしく形を変えておる・・・ あまりうての機嫌を損ねるなよ?あの百足で花を散らしてやっても良いのだからなぁ・・・(ぴんっと乳首を指ではじいた後再び口を付けてじゅるじゅると音を立てて吸い上げる) -- 次郎坊
- (視界を閉ざせば必然、他の五感の比重が増す…)
ひゃぅ……んっ…あァ (花芯に手を加えれば増す切なさに一層蜜を溢し、頑なに閉ざしてきた口からも堪え切れずに甘い吐息が洩れ出て) そんな…違…ッ!あ…ぅ…… (淫核への刺激が否定の意思を摘み取るように、身と心を痺れさせる) (襲い来る激流に翻弄されながらも考える…何故喚んだのか?) (居ても余計な手間が増え、護衛が要る程切迫した状況でもない…) (露にされても形を保つ女の乳房にむしゃぶりつく少年の顔に降り掛かる赤い雫……赤々と女の唇を彩る鮮血の紅) -- 司書?
- (傷つく事も厭わずに無理に暴れ…結果、きつく拘束された手首からも血が滲む)
豺風情と、言ったわね…?下衆な真似でしか人を縛れない…ケダモノ如きが! (一喝。興を削ぎ、冷ますような…苛烈に反抗的な眼) (悦楽に蹂躙され、先程までは憔悴しきっていた女が) 血も、心も通わない…人形しか動かせないのは当然よね? (如何激情を呼び戻したのか…恫喝か、痛みを引き金にでもしたのか) やれるものならやって御覧なさい……次郎坊、幾ら私の身体を蹂躙して、心を傷付けても 私は…今のアナタを認めない…… -- 司書?
- (指に付いた粘液を払い司書を見下ろす)人形なんぞに認められる必要などないわ
(気が付けば司書と次郎坊を囲むように大百足がその巨体を横たえて、オレンジ色に光る目で二人を見ていた) しかしこの状況で良く吠えたものよ、少しは媚びる事を知っておれば飛ばされこの様な目に遭わなかっただろうに、フフフッ (淫核を擽る艶やかな舌が花弁を一枚一枚舐め取り、膣の奥へと伸びていく) んっ、ちゅる・・・んぅ、ちゅぱっ・・・・・ちゅぷっ・・・、認める認めないなどどうでも良い、そんな事など考えられぬほどに蹂躙してくれよう 並の女は1日と持たぬが・・・うてを呼びだした術師ならばすこしは長持ちして見せろよ (そう言ってもう一度恥部に口を付けて司書を絶頂へと導いて行く。) -- 次郎坊
- 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
(大百足は呆れたように首を下ろし二人の様子を眺める) (鬼妖界に居た頃から徒女に手を出す歪んだ嗜好はあったがその時はこうまで饒舌ではなかったか・・・) (やはりこの女に雹奈の事を重ねているのか・・・、あの時うてが連れ出さなければこうも歪む事も無かったろうに) (次郎坊を正すのは今しかないか・・・・?) -- 太郎坊
- (鬼の優位はまるで揺るがぬにも拘らず、未だ身の程を…立場を弁えないのか)
(曲がらず折れず、頑なに…そういう女。その心をへし折る愉悦は一入か) (女の言葉はさざ波程度にも少年の気を揺らさず) 腹いせで…辱めて、従わせる?考えは古臭い上に…何処まで恥知らずなの? (威圧するように囲んでいる百足の存在、いっそ気を失えればどれだけ良かったか) ひゃ!?…そんな所、舐め…っ! (自ら触れる事も厭う場所…顔を埋める少年) (未体験の昇り詰める感覚に足は震え……拒否しょうと終には達して、盛大に飛び散る潮) -- 司書?
- 口ではなんと言えても体は抗えん・・・そう言うものじゃ。ほれ、もう一度行くぞ?
(まるで別の生き物のように舌が花弁を這いずり、司書の事などお構いなしに責め立てていく) -- 次郎坊
- (二度三度絶頂を迎えたところで大百足がため息をつき次郎坊の首根っこを咥えて司書から引きはがす)
『そこまでにしておけ・・・次郎。かの人形師次郎坊とあろう者が召喚師に無礼を働くなど・・・郷の者が知ると泣くぞ?』 『無礼をかけたな、すまなかった・・・我が名は太郎坊。此度の無礼、真に申し訳なかった・・・兄であるうての落ち度じゃ。どう謝ったとて術師殿の気は収まらぬであろうがこの場を収めて欲しい』 (司書の乱れた着衣を正し、正面から見据える) -- 太郎坊
- (不慣れな状況、間も置かずの度重なる絶頂…)
(気丈ではあっても特段強靭とは言い難い女が遠からず困憊するのは目に見えていた) (糸が切れたように…実際大百足によって拘束は断ち切られて…力なく床に座り込む女) ぇ……あ…? (朦朧としたまま、兄と名乗る大百足…太郎坊が女の肌蹴た服を器用に正していくのを呆然と見上げて) (真正面から伝わってくるその意思が、徐々に冷静さを取り戻して理解してきたか…身を抱いたまま、肩を震わし俯いて) -- 司書?
- ぐぬっ・・・兄上!!何故邪魔をする!術師などどうという事ではないでないか!!この世界の者にとってうてらは所詮器具にすぎぬ!
炎羅さまの話を忘れた訳ではあるまいて!!ならば術師に無礼も何もないではないかー! -- 次郎坊
- 『なれはそれ以前じゃ。男児たるもの女人をいたぶり楽しむは外道の所業。うての弟はそのようなものではなかったはずじゃ。
兎に角・・・頭を冷やすのじゃ。』 (そう言って次郎坊をぐるぐる巻きにして身動きをとれなくする) 『この女は雹奈の代わりにはなりえんのじゃ。それはなれとて分かっているはず・・・』 (そう言うと顔を真っ赤にして次郎坊は怒り、黙り込んでしまった) -- 太郎坊
- (両者のやり取りの蚊帳の外に置かれて、ある種客観的に場を見れる)
(…疲れ切った頭を無理矢理に働かせて状況を推察していく) (炎羅と雹奈……固有名の類に聞こえたが、それが誰とも知る術もない) (その面影をみて自分がこうなったのだとすれば余程憎まれていたのか…いや、執着の裏返しか) (…何にせよ。その誰かの代わりになど成る心算もなければ、成れるとも思えない) ……留守は任せるわ。さっきの今で、同じ部屋に居ろとは言わないわよね…太郎坊さん? (視線も向けず…口数少なく端的に、覚束ない足取りで) -- 司書?
- 『いいや、今宵は2人とも同じ部屋で過ごすがいい、喧嘩両成敗と言うことじゃ。日を跨いだところでこじれるだけじゃろうしな・・・』
『ぬしら腹を割って話した事はあるか?無いじゃろう。お互いがお互いを見つめ直すのじゃ。』 (そう言って二人を狭い部屋へ押し込めると自分は部屋の外で体を横たえてドアを見つめた) -- 太郎坊
- あ、兄上!?何を言い出すのじゃ!うてはこんな女に話など・・・!
(問答無用で小部屋へ押し込まれて忌々しげに部屋の隅に腰を下ろした) -- 次郎坊
- …好き勝手、言ってくれるわね…っ!
(機先を制され、巨体が器用に外へと出て行くのを唯呆然と) (暫らくして戸を恐る恐る開けようとしてみれば、びくともせず…) (隙間から百足の胴と脚が見えれば、如何やら冗談でもないらしい…諦めて戸から離れ) (額を押さえた女は小鬼の対角で壁に寄り掛かって、気だるげにずるずると身を下ろした) (重苦しい空気に包まれた狭い部屋に、女の大きな溜息が響く) -- 司書?
- ねぇジロウボウ君 こないだちょっと聞いたんだけど、それって人形なの? -- ジェイナス
- (わふぅーんっ、とお腹を見せて寝っ転がる犬の人形を見て笑う)うむ、そうであるが? -- 次郎坊
- すごっ…… 鳴くんだ、本物みたい…… ねぇっ ねぇっ ジロウボウ君が作ったの? -- ジェイナス
- うむ、そうであるが?うてはこう言った事が得意なのだよ(わんこがジェイナスに擦りついてくる) -- 次郎坊
- 作ったの!? ロボット作るの得意な子知ってるけど、ジロウボウ君もなん……わ……
あはは、なんだか嬉しい(わんこなでなで) -- ジェイナス
- (無機質に見える人形だが人懐っこい仕草と温かみのある木彫りの表情に魂が宿っている様に見えた)
ぬしは花や犬が好きなのだのう・・・ -- 次郎坊
- …ねえ、ジロちゃん。貴方がよくその子を連れてく公園の事なのだけれど…
(真夏のある日の事、司書がそんな風に話を切り出して…弩弓から造られた犬を見ている) (東洋風の名は発音しにくいのか、次郎坊が幼い容姿なのもあってか時折ちゃん付けで呼んでいた) あの辺りで牡丹の鉢を見掛けた事ってあるかしら? -- 司書?
- (木の棒を使って砂に文字の書取りを行っている所であった。司書の問いかけに首を傾げる。)
フム、牡丹の鉢・・・?いや、見た事はないが・・・どうかしたのか、急に。 -- 次郎坊
- …そう。よく出かけてるから見た事があるかと思ったけど…
(広い敷地だけに、そう都合良くはいかないかと納得して…些か残念そうな呟き) ああ、その……何だか鉢がなくなったらしくて。普通なら誰もわざわざ気にしない品だし… 知り合い…図書館の常連の人があの公園で育ててたそうなのだけど。 (簡略気味に知り合いから聞いた話をして) …邪魔してごめんなさいね。 書き取りで字の勉強、か……独学で大したものだわ (砂地の軌跡を見やって以前手伝いは不要と言われたのを思い出し、実際要らぬ世話だったのかと吐露して) -- 司書?
- ふむ、心ない者が持っていってしまったか何かだろう。公共の場で管理しきれるものでもなしに・・・
まぁよい、術師は忙しくてうてはヒマ、となれば・・・うてが探りを入れに行ってみようではないか。 (そう言って手に着いた砂を払い立ち上がる) ホホホ、こう見えて武家の者と混じって学んでいたのじゃ、読み書きそろばんができんと強い人形は作れんからの ・・・・・・・・・・・・・・・もう少し甘えた方がよいか?(ぽつりとそんな事を漏らす) -- 次郎坊
- ありがとう。そうしてくれると助かるわ……その線が一番有りそうだし、根詰めないで構わないから
(実際見つけるのは流石に困難と予想出来るだけに…軽く探りを入れる程度で十分だと頷く) え…? (小さな声、意外な反応に幾分目を見張ってレンズ越しに顔を見る…からかいかとも考えるが) 其処まで無理難題を押し付けはしないわよ……アナタがそう出来る位に気を許せる信頼関係を築ければいいと思うけど (率直な思いではあったが、如何にも照れ臭く…外方を向く) (素直に歩み寄る態度を表せない…不器用さが滲む) -- 司書?
- 術師らしい返答じゃの。
(短くそう答えると犬の人形を連れて公園へと走っていった) -- 次郎坊
- ジロウボウ君ー(毛布を持って探している) -- ジェイナス
- うては猫か何かか?(後ろから声をかける) -- 次郎坊
- うっわああ!? び、びびびっくりしたぁぁ……あ、ジロウボウ君!
寒かったりしない…? -- ジェイナス
- 別にこの程度の・・・くしゅんっ、別に何ともないぞ(じろり) -- 次郎坊
- ……ぷ くすくす…… はいっ、よかったらこれ!(毛布を差し出す) -- ジェイナス
- む・・・すまぬな、しかしどうしたのじゃ、布団などわざわざ持ってくるとは -- 次郎坊
- ジロウボウ君、寒そうな格好してたなって思って それだけ じゃあね! -- ジェイナス
- ジロウボウ君!(カゴいっぱいの薔薇を持っている) -- ジェイナス
- (だらんっと木にぶら下がりながら眠っていた)んむ・・・・・・なんじゃこの前の -- 次郎坊
- あ…… ご、ごめんね…眠い、よね また来るっ、ごめんね!
(走って帰っていってしまった。質のいい薔薇を一輪落として。ある種の虫にとっては、格好の食事になるだろう) -- ジェイナス
- (珍しげに薔薇を拾いくるくると手の中で弄んだそうだ) -- 次郎坊
- おいーっス(すごい大股に、いかにも高そうなスーツと指輪とポマードで固めた男が、商工街通りの真ん中で声をかけた)
髪切った?(傍らには上品な秘書といった風体の少女。受ける印象は…羽振りのよい貿易商と言ったところか) -- ジェンガ
- そなた何者じゃ?(腰まで届く三つ網を揺らしながら男を見上げる) -- 次郎坊
- まったまたーミーの事忘れちゃったなんて冗談でも言わないデーよ!ムォールストリートのジョン&ジョルディといえばセレブの間でも押しも押されぬ…(星型サングラスの向こうの視線は見えないが、上から覗き込むようにまじまじ見つめると)
ゴッメーン人違いだったワァー!あんまりにもミーの相棒、言うなれば福の神に愛された勝ちまくりモテまくりボーイことジョルディに似てたもんデ…だよな?ジェーン?(女秘書に向き直り)// -- ジェンガ
- はい。社長の仰られる通りでございます。特に目元がジョルディ様に大変似ておられますね(ピシっとしたスーツに身を固め、キャリアウーマンと言わんばかりの様相の女が相槌を打つ)
(…「将を射止めんば、まず馬を射よ」。召喚獣を丸め込めれば召喚士も無視できませんものね…) -- ジェーン
- 妙な訛りの男であるな・・・(それに珍妙な格好も、と怪しいものを見るようにジェンガを見上げる)
・・・・・・・・・・・・・・・(えぇ?とさらに胡散臭いものを見る目でジェーンを見上げる) (きょろきょろと二人を見上げた後にむぅと唸り)そのじょるでぃとやらがうてに似ているか、ほうかほうか・・・ -- 次郎坊
- しかしアレネー…まさかこんな大徳フェイスがこの世に二人も居るなんてジョン吃驚。
これは…(手で口元をおさえなにか躊躇するように)いやいや、やっぱり…ええい決めちゃウ!ジェーン!アレ!(ぱちんと指を鳴らす。「契約書類だして」の符丁である) なァボーイ?名前も聞かないうちから恐縮なんだけド…俺と組んでデッカい夢みたくなァい? -- ジェンガ
- まさか…社長、この方にお決めになりますか!(小脇に抱えていた鞄から迅速に契約書類を差しだす)
まさかこんな僻地で社長のお眼鏡に叶う方がおられるとは…!(メガネを直しながら吃驚を隠せないという表情) -- ジェーン
- 断る、うては誰とも組まぬ。何故ならうてに並ぶ才を持つ者が居らぬからだ。
それにうては夢を見ぬ。(ぷいっとそっぽを向いて路地裏に入り込もうとする) -- 次郎坊
- ああ金なら心配いらない、まず君に渡す最初の資本金だけでもこの小切手…ってマジデッ(素っ気なく断られる間も説明を続けてた)
ノー!お待ちになっテッ君のそのきらめく才能が欲しいっ唯才〜〜〜〜ッ!(地面に崩れ落ち消える背中にさけぶ) …ドリームって見るもんじゃねえ、作るもんだぜ…!(熱い語りは届いていたのかいないのか) -- ジェンガ
- 作るものなら間に合っておる。夢よりももっと現実的なものをな(そう言ってにやりと笑う)
それにしてもさっきから何なのだ、訳の分からぬ事ばかり呟いて、はっきりとうてに何をさせたいか言え -- 次郎坊
- (秘書風の女は、何かを隣の男に耳打ちする・・・)
((想像以上にはねっかえりと申しますか。そうとうすれてやがりですね主さん。・・・いかがなさいます?三顧の礼でも尽くしますか?)) -- ジェーン
- ああ…うん、そうだったネジェーン(耳打ちされて立ち上がり、改めて名刺を差し出すと)俺は夢を求めるあまり自分というものを見失っていたヨ
というわけで君、君には俺とこの長く険しい小麦先物坂を跳梁跋扈、いわゆるプロ仕手にだね(まずい、何か降りてきて聞こえてないぞ) -- ジェンガ
- (もはや別人物になりきっているジェンガに、外から見えぬよう、かつ巧妙に・・・次郎坊にはバレバレかも知れないが、肘鉄を打ち込んで遮る)
お待ち下さいませお客様。正直に申し上げましょう、我々は言わば世に言う不法行為を生業とするものです そう聞いて耳を貸すものは居ないでしょう?ゆえにこのような形で近づかせていただきました。お許し下さい(深々と頭を下げる)
あなた方…そう、新たにこの地に来たもの…召喚獣と召喚士は完全に外来の存在でありながら派閥に保護されており、そして多大な力を持っております 我々はあなた方を恐れています。脈略も無く現れ実行されるあなた方の力、あなた方の知恵。どちらも「力」によって生計を立てているに等しいわが主の組織においては、恐るべき存在なのです …そこで我々と不可侵、許されれば協力の関係を結んでは頂けませんか?無礼かつ一方的なことは承知の上。無論、不要に過干渉はいたしません
将来的にどちらにメリットが発生するかは…お客様の判断にお任せいたします(秘書の眼鏡の向こうの目が、鋭く見据えた)// -- ジェーン
- フム、それ位の事ならかわまん。うてはそなたらに迷惑がかかる様に動くつもりはこれっぽっちもないからの。
もとより・・・うてはこちらの世界では子供もいい所。そなたらが気にする事も無いぞ -- 次郎坊
- (さっぱりした返答に、あっけに取られたかのように次郎坊を見る秘書)あら、意外といいお返事が・・・(咳払い)失礼しました(何者にも臆さない様相から、相当の手錬れか、それとも単なる猪か・・・と、身構えていたようだ)
ならば、お話は早い。私の真名はピニオンと申します、どうぞお見知りおきを、ですわ(住所の入った名刺を手渡す)そして、願わくば相互持ちつ持たれつの関係とならん事を…(そして丁寧にお辞儀をした) では、お邪魔致しましたわね ・・・社長、帰る時間でありやがりますよ(秘書は肘鉄をぶち込んだ社長を無理やり立たせて、引っ張って行く) -- ピニオン
- え?あれ?俺の熱演によっていつの間にか交渉が済んでいる…?!
いやー怯えていた案件があっという間に解決すると5分くらいはすっきりできるな!アデュー少年、次はウチでお茶でもオブフッ(肘鉄引きずられつつ帰っていった) -- ジェンガ
- む、虫ーーー!? でっかぃ…… -- ジェイナス
- (ぽいぽい大きめの蜘蛛やら百足を投げつける) -- 次郎坊
- うわ!? 痛い痛いって! やめてよっいたた、ひぃぃ(噛まれないようにハンカチでつまんで放る)
うひぃぃぃぃぃ(手を這われてぞわぞわぞわぞわ) -- ジェイナス
- あはははは、あはははははは!(けらけら笑い転げる) -- 次郎坊
- (手をぶんぶん振って蜘蛛を払って)いきなり何するんだよー、ひどいよっ …うー(相手が楽しそうで強く言えない)
(虫を嫌そうに見ながら)君ってオーガとか、そのあたりの種族…? -- ジェイナス
- オーガ?あぁ、こちらの世界の悪鬼のことか。心外だな、うては確かに鬼人であるなあのような粗暴なふるまいはせんぞ?(起き上がれない虫を起して茂みに反してやる) -- 次郎坊
- いきなり虫なげつけるんだもん、十分だよっ (茂みに返している様子をじっと見て)……君、虫が好きなの? -- ジェイナス
- では頭からぼりぼりと食べてやろう、がおー!うむ、虫は良いな、かっこいいぞ。強いしうては好きだ! -- 次郎坊
- ええ!? うわああああああッ!!(頭を押さえてうずくまる)
………
………あれ? -- ジェイナス
- (腹を抱えて笑い転げる)おかしな男じゃ!うてがそなたの頭を喰う様に見えるのか?くっくっく -- 次郎坊
- う……うて君? うーーてーーくーーんーーっ ひどいじゃないか、また騙してっ
もうっ 虫が好きなのはいいけど、僕の庭に入れないでよね 虫、殺しちゃってもしらないから! -- ジェイナス
- うむ?うむ、うての名は次郎坊じゃ、うてではない。
ふむ、邪魔なら殺せばいいだろう。入り込んだ虫言えばよかろう。もっとも・・・その姿はちとこっけい過ぎるの -- 次郎坊
- ジロウボウ君? うて……?
邪魔なら殺せばって…… そ、そうする、けど…… 薔薇、大事だから…… こっけい!? こっけいってどういう意味だよぉ〜〜ッ -- ジェイナス
- 間抜けと言うたのじゃ。(相手を擦るのに飽きてきたのかくぁっと欠伸をする) -- 次郎坊
- そりゃあ、……僕はそんな、冒険者みたいに強くないけど……
……ごめんねジロウボウ君、急に声とかかけちゃって(相手の様子を見ると悪いと思ったのか、小さく会釈して走って帰っていった) (//キャラはしんにょりしていますが中の人は喜んでいます。また来ますねー!ありがとうございました!) -- ジェイナス
- しゃらん
(夕暮れの道に錫杖の音が響く) (長く、長く伸びる影法師は一人の男に繋がっている) しゃらん (身の丈は優に六尺、全身を筋肉で鎧い、分厚い岩の様な体から、巨木の様な手足が生えた……) (まるで山が一つ、そっくり人形を取ったかのような体を着古した墨染に包むその姿は真っ当な坊主にはとても見えない) しゃらん (男は、次郎坊の姿を認めると足を止め、笠を下ろす)
坊主、確か冒険で一緒だったのう(笠の下から現れた顔はこの街での最初の仕事に同行した破戒僧) -- 悪蔵
- (朽ちた鳥居の根元で夕涼みをしていたところ、通りがかった僧を珍しげに見上げた)
(鴉が鳴き闇がにじり黄昏時、そろそろ家路に着こうかなどとぼんやりと考え欠伸をした)はて、さて・・・そうであったか・・・そうでなかったか・・・ (猫のようにくりくりとした目で悪蔵を見上げたが興味を無くしたのか灯篭の髪飾りを弄り始める) この鳥居、近くの河原に住む主を鎮めるために建てられたらしい・・・今は黄昏時、その主とやらが現れるやも知らぬ・・・帰った方がいいのではないか? -- 次郎坊
- 違ったのならあいすまぬな(見まごうはずもない姿に、しかしそう応え)
(面白そうに片眉を上げ)ほう、河原の主に御座るか、そいつは中々に面白い事を聞かせてもらったのう(興味深そうに) 河原の主とやらに会うならばそれもまた縁よ、慌てる必要もあるまい -- 悪蔵
- 人を喰うかもしれん、怖や怖や・・・(灯篭の髪飾りに光虫を入れると立ち上がる)
頭からばぁりばぁりと食われぬ内にうては帰るとするかのう・・・坊様も気を付ける事じゃ 説教に耳を傾ける者などそうそうおるまい・・・相手が怪物ならなおのことな -- 次郎坊
- うむ -- 次郎坊
|