百不足 八十隅坂尓 手向為者 過去人尓 盖相牟鴨 †
百足らず八十隈坂に手向けせば過ぎにし人にけだし逢はむかも †
容姿 | 身の丈五尺、腰まで届く藍下黒の髪を三つ網にし灯篭の髪留めを付けた鬼童子 人相は女子に似て、父からは娘の様に可愛がられた。2本の角のうち一本は短く切り詰められている。 膝までの短い袴に袖を取った着物を着ている。 |
履歴 | 鬼妖界シルターン、龍神「炎羅」が統治する小山にある弦楽衆の集落にて生を受けた双子の片割れ。 兄共々、人形師としての才に恵まれ生を受け5年目にして「写し人形」を作り上げるほどの腕前であった。 齢40(人にして10歳)、正気を失った人形師冷奈の操る百鬼夜行が起した「からくり峠の乱」にて十二師の1人に選らばれ戦いへと赴いた。
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性格 | 非常に気まぐれでありワガママであったが姉弟子の冷奈の言う事だけは大人しく聞いていた。 からくり峠の乱以降は残虐で好戦的な性格へと変化していった。 |
特技 | 涼しく昼寝に適した場所を見つけることができる |
能力 | 弦を引き意のままに人形を操る事が出来る。 からくり人形で2体同時に、骸で20まで自在に操る。
【からくり人形:太郎坊】
弦楽衆の双子のからくり師太郎坊によって作られた百足を模した人形
全長:7間 強力な顎で武者兜を砕き毒霧を吐きだす。 対となる次郎坊と呼ばれる百足のからくり人形が居る。
【からくり人形: 】
弩弓を元に作られた犬のからくり人形。 「からくり峠の乱」にて次郎坊が操った白風という戌のからくり人形を模している。 体の芯に弩弓を使っており自身を矢のように跳躍し牙で襲う。 急ごしらえの人形なので足の調子が悪い。 |
好きな物 | 鬼妖餅、兄上、虫 |
嫌いな物 | カエル |