名簿/77835
- すいません、魔導義肢を作れる方がいらっしゃると聞いたのですが…
この義手とのハイブリッド、お願いできますか? -- シーニャ?
- …やぁ、僕に用かな?(アトリエの奥から本とガラクタの山を掻き分け、現れる。)
(見せられた義手を見て、顎をなでる。)これは……なるほど、これとのハイブリッド義手か。 よもやこんな技術を持った人間が既にこの町に居たなんてね……(義手を観察しながら、不敵に笑った。) 一ヶ月。 技術の解析と義手の改造でそのくらいかかりそうだ。 その間、代わりを渡そう。(シーニャの前に戦闘用義手を置きながら)その義手に近い造りだから抵抗無く扱えるはずだ。 注文があれば聞くけど……どうだい? -- ユージーン
- できそうですか?…ありがとうございます(ふ、と少女は優しげに笑う)
そうですね……前腕部に銃剣を。片手でも整備の出来るものが良いですね。細かい所は…(実際に戦闘用義手を検分しつつ、自分の要求を伝えた) -- シーニャ?
- (シーニャの要求をメモに書きとめながら、構想を練っているのか時折宙を見上げる。)
……なるほど。 しかし随分と戦闘を意識した構成だね…… 日常生活に支障が出るかもしれないな。 (ごそごそと部品の山を探り、何かを取り出した。)要らないかも知れないが、一応これも渡しておこう。 日常用の義手だ、慣れておくといいよ。 ……僕も使っているものでね、少々継ぎ目が見える程度で生身の腕と変わらない動きが出来るはずだ。 (言いながら、自分の義手の右腕をシーニャの前で動かして見せた。) そうそう、お代は…そうだな、出来てから考えるとするよ。 -- ユージーン
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