グランツ家出身 ユージーン 77835 †
ID: | 77835 |
名前: | ユージーン |
出身家: | グランツ |
年齢: | 26 |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
その他: | ステータス/戦歴 |
主の戻ることの無いアトリエの作業台の上には、2つの義手が置かれていた。
荒々しく無骨なものと、華奢で繊細なもの。
『シーニャ・ラインナークへ』
そう書かれた封筒と共に、2つの義手は宛名の少女へ贈られた。
設定 †
- 経歴
とある国の魔導研究所に所属していた技師。
研究所では主に魔導人形の製作に携わっていた。
しかし、研究が進むにつれ、魔導技術を軍事転用しようとする上層部と対立。
暗殺者を放たれるが、右腕を失いながらも逃亡する事に成功する。
流れ着いた先にあったのは冒険者の集う酒場。
彼はそこで、自らも冒険者となりながら研究を続ける決心をする。
「庶民の役に立つための魔道技術」という、自らの理想を実現するべく……
- 外見
痩せ型の長身。黒い長髪をオールバックにして後頭部で束ねる。
メガネを愛用しており、いかにも研究者めいた雰囲気を持つ。
女顔で、目鼻立ちは比較的整っている方。
右腕は上腕の半ばから失っており、代わりに自分が製作した義手を装着している。
普段は白衣姿。冒険の時は上にローブを纏う。
- 性格
物腰は柔らかく、笑顔を絶やさない。
しかしどこか飄々としてミステリアスな雰囲気を持つ。
- その他
・町外れに小家を借り、そこをアトリエ兼住居としている。
・魔導技術を応用したマジックアイテムや義肢などの作成を行っており、販売もしている。
・魔術、医術の心得はあれど、彼はあくまでも職人であるため、造詣は深くない。
義肢設定 †
- 魔導義肢について
通常の義肢とは違い、魔導機関を内蔵しているため装着者の意思に合わせて自由に稼動するように出来ている。
早い話が魔力で動く義肢。
魔力の供給方法には「装着者に内在する魔力を吸い上げるもの」と「魔力鉱石を電池として使用するもの」の2種がある。
前者は装着者がよほど疲弊しない限り動かなくなる事は無いが、魔術師にとってはキャパシティの一部を食われる事になる。
後者は魔力のキャパシティを食われる事も無いが、鉱石の魔力が切れたらそこで動かなくなる。
魔力鉱石の供給が安定せず、高価なため、彼が作るのは前者の物が多い。
- 日常用義手
彼も普段装着している生活用の義手。
戦闘に使うには耐久力、出力の面で不安があるが、日常生活で用いるのであれば問題ない範囲。
特徴は、細かな作業が可能で、外見も生身の腕に近い点。
実際、戦闘用のものよりも数段手間がかかる造りであり、一つの到達点でもある。
- 戦闘用義手
彼が冒険時に使用する戦闘用の義手。
日常用のものより二回り近く大きく、出力も高い。 日常生活で用いるには不適なレベル。
素材の金属も剥き出しで無骨。指先部分は鋭く、手首部分を外して武器を直接マウントする事も出来る。
前腕部分は中空になっていて、ここに武器を仕込む事も出来る。
彼の場合はここに炸薬を詰めて最後の手段としている。
- 廉価版義手
最も安く簡単に作れる義手。
指は二本のみで人型すらしておらず、ただ「物を持つ」という事に特化した義手。
一昔前のレトロなロボの手やマジックハンドに似た形状。
レスポンスも悪く、力加減も上手く出来ないため、あまり役には立たない。
アトリエの扉 †