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- (まるで気配もなく、そこにいるのが当然であるかのように。いつの間にか部屋の中に現れ、歌い出す) -- シャルロッテ
- いい歌だなあ…なんだか望遠鏡で星とか見たくなるような… ねえ、そう思いませんか
って誰ーーーーーーーーーーーーーーーーー! --
- (シャルロッテです、よろしく。とだけ少々聞き取り辛いかもしれないが小さな声で告げられる)
(しかし、そこに居るのは当然なのだが存在感はあまり感じられない。吹けば飛んでいってしまうような……。気配に過敏な物であればあるほど、違和感のようなものを感じるかもしれない) -- シャルロッテ
- あ。(道端でばったり)ロキター。元気だったか。 -- キャスカ?
- やや?オー!キャスカさん!奇遇ですなぁー ええもう、元気だけがとりえですからー
キャスカさんも相変わらずお綺麗ですなぁ --
- そうか。ついこないだも、綺麗って言われた。私は綺麗らしい。
…やることないから、ロキターについてく。(ロキターの後ろに移動する) -- キャスカ?
- 羨ましいもんですなぁ、僕ぁ見た目のことを褒められたことなんて一度もないですよ
はあ?僕についていくぅ?どうも数寄な人ですねえ、キャスカさんも (ピピーと口笛を吹きながら歩いていく) --
- ロキターは…(じろり、と観察して)…しっかり、下地の筋肉が出来てる。鍛えれば、強くなる。
そう?(ちょろちょろと子犬の様に左斜め後ろを歩いてついていく少女 時折ちゃらり、と鎖が鳴って)…何か面白いことが見たい。 -- キャスカ?
- い、いやぁ〜ん!(じろりと睨まれると、身を竦めてやんやんと顔を振る)
肉体労働者ならだれでもこのくらいは、ハハハ キャスカさんも非常〜に強力なボディですよ!ええそりゃあもう! はあ、面白いもの 何が良いかなあ (その時、雑踏の中、前方で老女の悲鳴が聞こえた「ひったくりよぉ!」) (ざっと群集が波を引くように道を開け、そこにバッグを抱えた人相の悪い男が、こちらに向かって疾走してくる) 「どけえ!!」(ロキターとキャスカを睨みつけながら、怒号を飛ばす) ひぃ!(その勢いに押されるように身を縮めるロキター) --
- 私は、鍛えてるから。………ん(前方の群衆から走ってきた人相の悪い男を眼に据える)
(身を縮めるロキターとは対照的に、すっと男の前に立ち塞がるキャスカ) (男が何かを叫ぼうと口を開こうとした刹那―――、神速の、気功を込めた前蹴りが鳩尾に決まった 白目をむいて倒れる男)…犯罪は、よくない。 -- キャスカ?
- (男とキャスカが交差する一瞬 常人の目には捉えらないような疾さを持つ蹴りが男の鳩尾に刺さるのを、ロキターの眼ははっきりと捉えていた)
『気功か』(冷たい瞳で、キャスカの戦闘能力を把握する 久しく途絶えていた戦闘での高揚感の気配が背中に滲んだ) うひゃあ!(悲鳴も上げずに地に伏した男にもう一度悲鳴を上げる その顔はいつものひょうげたマヌケ面に戻っていた) --
- (老婆や雑踏に感謝の言葉をかけられ、困っているキャスカ)…ロキター。なんとかして。(困った顔で) -- キャスカ?
- はいはーい!見世物じゃありませんよー!ほらそこサインをねだらなーい!
(マネージャー気取りで群集を散らし、いつの間にか手に持っていたバッグを老女に手渡す 老女は何度もキャスカにお礼を言いながら去っていった) いやーカッコよかったなぁ!まさに冒険者の鏡ですよ! --
- 悪を倒すために、武がある。…と、師父は言ってた。(老女のお礼に、ふ、と僅かに笑みを見せて)
…私はいい。ロキターこそ、冒険者なんだから、もっと頑張れ。…まぁ、面白くはないけど、刺激的だった。 -- キャスカ?
- 名言ですな あはー!僕ぁどうにも腕っぷしてのがさっぱりでして!
こんなんじゃあ冒険者の職もいつまで続くか、危ういもんです (声高らかに哄笑) お、退屈しのぎにはなったようですね それじゃあこのドロボーにもお礼を言わなきゃならないかな?(そう言ってもう一度愉快そうにわらうロキターだった) --
- そう?……(妙に何度も首を傾げる)
死ぬな。犯罪は起きない方がいい。でも、ロキターといればそんなに退屈しない。(愉快そうに笑うロキターに、常に仏頂面の少女 変な絵面であった) (その後、またしばらくロキターの後ろをついていき、飽きたあたりでふらりと去っていったという) -- キャスカ?
- ありがとうっございましたっ(とりあえず窓の外に向かって深々と頭を下げる) --
- ふふん、今は行き倒れないくらいには順調のようだね。イキータくん -- フィルア
- ロキターです いやあもう大変でしたよー 死ぬかと思いました
仲間はやられるし、依頼料は出ないし、でもまあ、命があっただけめっけもんです ははは(乾いた笑い) --
- そうか、それは大変だったねチキータくん。でも生きてさえいれば何でもできる。楽しいこともつらいことも借金返済も…そう…なんでもね?
……(いきなり潤んだ瞳で)…でも本当よかった…ロッキーが死んだら…私…とても悲しいから…本当…生きてて良かった…今月の分の返済お願いします(うるるっ) -- フィルア
- ロキターです はあ、ほんと、死んだらお終いですから
まあ僕はめったな事じゃ死なないです、フィルアさんを心配させてしまったことは、本当に申し訳ないと… そう…返済か…(流れるような所作で土下座) --
- うん、生きてさえいればいいのよ。単純に知り合いが、友達が死ぬのも悲しいしね(そこは本当にそう思っているといった、普通の口調で)
うんうん。ペペロンチーノくんは土下座が本当上手だねぇ(土下座しているロキータの体をまさぐって財布を取り出しながら) -- フィルア
- ああっ!駄目ェっ!堪忍してェ!(財布を取られ情けない声をあげる)
ロキターです!今回は冒険料が出なくて、もうピンチなんですよォ〜勘弁してくださいよォ〜(財布の中には銅貨がちょっぴりしか入っていない) 『馬鹿め!』(土下座しながらロキターは内心でホクソ笑んだ) 『財布はフェイク!金は別のポケットよ!ケケーッケッケッケ!』 --
- あらあら残念ね…それじゃこの銅貨は全部預かるわね…はい、おさいふ返すわ(ロキターに返しつつ)
さ、顔をあげてロキターくん…道中で土下座したら服が汚れちゃうわ(ぱんぱんっと土埃とか払ってあげると…チャリンっと音がした) ・・・・・・・・・・おい、ロキ公ちょっとジャンプしてみな -- フィルア
- いやー!(大げさに手を伸ばしながらよよよと泣き崩れる)
あ、どうも フィルアさんって優しいのか鬼畜なのかちょっとわかんないですよね (その時ポケットの中から破滅の音が鳴る) え?じゃんぷ?やだなあ なんで そんなことを するひつようが あるんですか? ははは --
- 優しさを照れで隠し、ツンで覆えば男心はズッキュンドッキュン。レッツジャンピング!
ロキターくんの!ちょっといいとこ見てみたい!ほら!ジャーンプ!ほら!ジャーンプ!! -- フィルア
- は…はい… ロキター、ジャンプします…
(フィルアにせかされてピョンピョンとジャンプする チャリンチャリンと尻ポケットから音が鳴った) --
- …いい音がするわね。これは欲望の音よ…そのメダル…私によこせ!!(尻ポケットに手を突っ込んであさりながら)
うぇっへっへ!いいケツしてるじゃねーか!にーちゃん!!こんなところに隠してるとはよぉ!とんだアバズレだぜ!(ごろつき風の口調で楽しそうに) んもう、こんなところに隠してるなんて…ロキターくんのエッチ♥ -- フィルア
- やめろエイジーッ!(尻をまさぐられて悲鳴を上げる)
堪忍してつかぁさい!堪忍してつかぁさい!あおおーーーっ!(金貨 三枚を 奪われた!) (レイプ後の生娘のようにシクシクと身体を縮めて泣く) --
- …仕方ないわねぇ(3枚のうち1枚だけ、ロキターに返す ロキターの借金 残り11枚)
冒険者やってるのに相変わらずお金ないのね…まぁ失敗したりもあるみたいだけど…成功してたら結構余裕あるでしょうに?何につかってるの?ロキターさんは -- フィルア
- え?そりゃあパァーッと遊んで いやーお金っていうのは溜めたら腐っちゃいますからね!水と同じで!
入ったら出来るだけ早いうちに使っとかないと!(キリッ) --
- (帰してあげた金貨1枚を没収)…さて私は今日はこのまま帰るとするわ。また、取立てにくるからね。こなくても自分から返しに来る男気を見せて欲しいわね
それじゃまた(呆れたような表情で、これだから男は!とかいいながら) -- フィルア
- オッオオオーーーーー!(情けない悲鳴がフィルアの背後で響き渡っていた) --
- おお、そこにいるのはあの時の立ち話の方……お仕事中ですか?(何かのバイト中に声をかけた) -- 一片
- やや?君はぁいつぞやの いやー奇遇だねえ!(ジャガイモの皮むきの手を止めてほわーと笑う)
うん、お仕事 このジャガイモを今日中に剥かなきゃならないんだ (山盛りに詰まれたジャガイモを顎でしゃくる) --
- そうですね、私は情報収集中なのですが!(町見物とも言う)
ああ、それはお邪魔してはいけませんね!話しかけるのは大丈夫ですか?これが何になるのか気になりますので! -- 一片
- いいよいいよ、こっちもおイモさんとにらめっこしてるだけっていうのは退屈だしね
(男の傍らにはすでに剥かれたジャガイモがこれまた山のように積まれていた どれもが見事に剥かれている) そういえば自己紹介がまだだったね 僕はロキター・ゲスリーです --
- 私は雪乃一片と申します!これもご縁ですね、どうぞよろしく……おお、何と見事な
私はこんなに綺麗には……と言うかこの様な芋を目にした事があまりないのですけどね、次は何になるのでしょう! -- 一片
- ユキノヒトヒラ?綺麗な名前だなあ!東洋の神秘だね
ははーそんなに驚かなくても!こういう仕事を続けてればだれだって上手になるさ (しゅるしゅると実に手際よく皮を剥きながら笑う) 次?まあ普通にサラダか、フライか… (何か思いついたのか、ピコーンと頭の上を光らせて、裏口から店の厨房に入っていく) こういうのになるんだよ (戻ってきた男の手には、紙に包まれた揚げたてのコロッケ 一片に差し出して) 食べてごらん? --
- お褒めに預かり嬉しいです!続ければ上手になるのは分かりますが……やはりそれには根気が必要なのですごいですよ!
サラダ、フライ……何となく分かるのですがいまいちピンと……はっ!?か、構わないのですか?お代は後ほど払いますのでっ(受け取る) (口をつけようとして)あちちっ、結構強敵ですね……気を取り直して!(さくっ)おおぅ、こ、これは……未知の感覚……!美味しいです! -- 一片
- はっはっは 子供がお代なんて気にしちゃあいけないよ!
この街に来た記念さ 気にしない気にしない!熱いから、火傷しない様に(ははーと笑いながら一片の挙動を見守り) 美味しいだろー!コロッケという食べ物なのです 子供から大人まで、幅広ーく愛されているお惣菜だね --
- で、ですから子供では……むぅ(あまり説得力がないのは自覚しているので黙る)
ふふ……もう少し、早く言って下されば……(やけどした舌をだしてひーとかいいながら)ええ、とっても美味しいです!ロキターさんが調理されたのですか? コロッケ、コロッケですか……なるほど、愛されるのも分かります!情報収集もしてみるものですね、いい出会いでした!(あっという間に全部食べた) -- 一片
- はっははーそれもまた経験だよ (舌を出す一片にはっはっはと笑う)
いんや、中にいるコックにね、可愛い女の子にコロッケを振舞ってやる気は無いかって言ったのさ (満足そうな一片にうんうんと頷く) (その後、仕事そっちのけで一片にこの街について熱弁を振るっていたところ、店長にこっぴどく叱られたロキターだった) --
- そ、それでは詐欺にならないでしょうか!?さほど可愛いと言われることもなく……文句が出たらお金払いますから!いつでも声かけてくださいね!
ほうほう、なるほど……(相手が怒られているので自分も怒られると思い隙を見て逃げてしまったのだった) -- 一片
- 今月はお疲れ様ロキター君っ(同行した修道女が話しかけてきて)これで二ヶ月連続だね?来月はもう違うけどお互い頑張ってこーっ -- ソラ
- あらー!シスターさん、この街の方だったんですね? いやいやお疲れ様でした
またご一緒できるといいなあ 男ばっかりの冒険というのはどうにも華がなくっていけない はははー --
- うんっ一応チェックはしてたつもりだったんだけど・・わたしってどうも抜けてて(たははっと頭をかいて)
ふふっ男の人の方が体力あるでしょ?そっちの方がいいよ絶対。うんっその時はよろしくね?ばいばい、またねー(ぶんぶん腕をふって去っていった) -- ソラ
- いやいや、そういうところが魅力なんですよ、ソラさんはー(えへへへ)
はい、また会いましょ〜!出来れば近いうちに〜! --
- 依頼お疲れ様です!ロキターさん、片手でクルミが割れるって本当ですか!? -- クレイ
- お疲れ様クレイ君 えー?それどこ情報ー?どこ情報よー?(ニヤけた顔つきでクルミを取り出し、クレイの眼前に差し出し、ぎゅっと握りこんだ)
ほっ!……(ギリギリギリ) …ほむぅ! ほむぅうう!(顔を真っ赤にしつつ、一生懸命手を握りこむが、胡桃はピクリともしない) はあ…はあ… 調子こいてすいません… --
- いえ、その熱意は伝わってきました・・・!(無茶振りしてごめんなさいと謝る)
(クルミ割り機をとりだしてパキリと割る)食うかい?(スッと差し出す) よーし、今度会うときはロキターさんの十八番の一つ、女を落とす時の表情をマスターしておきますから! それじゃあ、お疲れ様でしたー!(ぴゅーっと家路へと向かった) -- クレイ
- 頂きます、クレイさん!(ヘコヘコと頭を下げつつクルミをもぐもぐ)
えー!どこ情報ー?それどこ情報よー!(クレイの後姿を見送りつつ、残りのクルミを手で包み込んだ) (バキリ) --
- (そっと借用書を手渡しほほえむ) -- フィルア
- おや。……坊主、そんな所でぼんやりしていると、思わず蹴飛ばしてしまうよ?考え事なら道の端でやるといい -- イリルエレク
- うわは、すいませーん あんまり空が青いんでつい…
あー!この前の大きなお姉さん!その節は! --
- ……成る程、確かに空は青いか……(しげしげと空を見上げる)
…………ああうん、うん、ちゃんと聞こえているよ。聞こえているから、そう大声である必要もない―――分かるね(視線をロキターに戻すと、若干彼の方へ背を曲げる) -- イリルエレク
- いやー声が大きいのは地でして (タハタハと頭を掻いてはにかむ)
あ、もちろんお姉さんが美人だからっていうのもあります、けど、も (小山のような長躯が圧し掛かるように傾けば、おしゃべりの口も閉じる) はい 静かに します --
- ……君は物分かりがいいな、良い子だ(圧迫感を与えたまま微笑むと、ひんやりした手でロキターの頭を撫でる) -- イリルエレク
- ………(ひやりとした大きな手で頭を撫でられつつ、僅かに瞳を細める)
いやは、それはお姉さんがずるいですって こんなにされて、黙らない男はいないですよ (はははといつもの調子でへろりと笑う 対峙した相手の殺し方を考えてしまうのは、もはや消せない習慣となっていた) --
- どうかな。その辺りは君の受け止め方にも依存する所なのだから(撫でる手を止めると、姿勢を戻す)
ではね。やつがれには所用があるから(軽く手を振って、実に静かに街の中を歩いて行った) -- イリルエレク
- 敵わないなあ 姐さんには (頭を掻きながら大きな背中が遠ざかっていくのを見送る)
魔族の女か… --
- † --
- † --
- † --
- しゅっ…しゅっ… (両の手の親指のみでの腕立て伏せに励んでいる 随分前に100回を越えている)
よっ (支点はそのまま、逆立ちに移行する 鋭く引き締まった筋肉が、しなやかに隆起する) --
- ほっ (身体を支えている二本の指のうち一本を離す 片手の親指のみで全体重を支えている) --
- ! (次の瞬間、猫科動物のように俊敏に部屋の隅に飛び移り、鋭い面持ちでガラス越しに外を見る) --
- … … … (気配は郵便局員のものだった 小さく息を吐き、ゆっくりと立ち上がった) --
- 〜♪(低い鼻歌で、どこか哀愁漂う歌を歌いながら、長屋から外へ出て行く) --
- ♪昨日通った道が無い♪ ♪ここから出て行く道が無い♪
♪俺たちゃ旅人根無し草♪ ♪仮寝の夢さえままならぬ…♪ --
- お隣さんのお隣さんにも挨拶だー!(ポーズをキメたまま突撃してくるブロンズ裸像)
男を見せてやるぜー!! -- ロダンくん
- うわあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ --
- (ロキターの眼前でビッとポーズを変えて止まり、頭を下げる)こんにちはー!
最近ひっこして来たロダン君だよー!!ヨロシクねー(頭を上げると再び芸術的なポーズ) -- ロダンくん
- うわーそう来たかー!ハイ、こちらこそどうぞよろしくお願いします 銅像だけに --
- (片手を額に、ショックを受けたといったアクション)うまいね!!お隣さんのお隣さんは楽しい人だ!
ご近所さんとは冒険でも同行するっていうしね!一緒の依頼になったときのために、僕の名前を覚えておいてね!?(地面にガリガリと「露男君」と彫る) -- ロダンくん
- 恐縮です (ハハハと乾いた笑いと共にヘコヘコと頭を下げる)
僕はロキターって言います よろしく!えーと、つゆおとこ君…さん --
- 『ろ・だん・クン』だよー!男を見せてやるぜ!!(また意味も無くポーズをキメる)
ロキター!うん、おぼえた!!それじゃ、同行したときにはヨロシクねー(大きく頷くとズン、ズン、ズン…と駆け足で去っていく) -- ロダンくん
- いやーリビングスタチューと挨拶するなんて、人生って面白いなぁ (さいならー!と手を振りながらしみじみ) --
- 何故だろうか、その男の顔を見た瞬間に僕は予感した。無論只の一男子学生に過ぎない僕に未来など見通せる訳もないのだから、或いはこう言い換えるべきか…確信めいた物を感じたのだ。この男は僕の好敵手だと!
しかし、自分で言うのもアレなんだけれども…初対面の相手に出会い頭でライバル認定されるのは漫画などで場面としては時折見かけるのだけれども、実際された側としてはやはり盛り上がるより退くだろうというのが僕の持論で…僕の目の前にいる彼も正直そんな様子なのだった。 -- アララギさん?
- へへ…やるじゃねえか…見直したぜ…(川原で横たわりながら夕日を見上げている) --
- この男、意外とノリノリだー!?
「そっちこそ…大したものだよ……」 チートモードになりつつあるボクもまた彼の横、隣で本体であるアホ毛を風に揺らしながら転がっていたのだ。 「…僕はコヨミ、アララギコヨミだ……君は?」 見知らぬ筈なのに何処か近しく感じる彼へと僕は名乗ってみた。 拳を交えたもの同士にしか解らない絆、シンパシー的な物が二人の間に生まれたような気がするのは幻想なんだろうか? -- アララギさん?
- ロキター… ロキター・ゲスリーだ
(口元のドロをぬぐって熱い握手を交わす 伝説が産声を上げた瞬間であった) (河川敷を通りかかった老人はこう述懐する つくしって食べれたよね?と…) (オワリ) --
- (ねるねるねるね) -- シャルロッテ
- 汚 れ ち ま っ た 俺 の 心 (リズムに乗りながらくねくねと細い手足を動かしている) --
- セックス! --
- (そう叫んだ男を俺は端目で捉えた)
(季節は春、一人身の寂しさは少しわかる) (俺は男に一握の哀れみを覚え、そっとその場を後にした…) --
- パンパカパーン! --
- \ドン!/ あ、すいません夜分遅く ハイ、ついはしゃいでしまって…はい…今後気をつけます…はい…すいませんでした… --
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