兄妹の家

  • くそッ!(ガシャン、と音を立てて手の中でカップが砕け散る)
    (リハビリのつもりで珈琲を淹れようとしたが何度やっても上手く行かず、カップを割るのもこれで三度目になる)
    -- ユーリィ 2010-07-16 (金) 09:47:53
    • (失った手だけではない、体全体がどこかズレてしまったかのような感覚)
      (誰にも見せないように心掛けている不安と苛立ちが、不意に心を掻き乱し表面化する)
      -- ユーリィ 2010-07-16 (金) 21:47:01
      • ……まだ、痛むの?(奥から苛立ちと焦燥を感じ取って恐る恐る出てくる) -- リッツ 2010-07-17 (土) 05:19:11
      • あ……起しちまったか(少し、バツが悪そうに)
        いや、大丈夫。もう痛みは殆ど無い。ただ……慣れなくてな(嘘を吐く……夜中に何度も叫びと共に飛び起き、その度に心配をかけているというのに)
        -- ユーリィ 2010-07-17 (土) 09:39:33
      • 無理、しなくてもいいよ。……私も、その、学校修了したし。
        少しは、冒険でもお金もらえるようになってきたしね……(ことりと、水をユーリィの前に置く)
        -- リッツ 2010-07-18 (日) 00:48:05
      • ああ、サンキュ……リッツ。(力の加減が出来ない右手ではなく、左手でコップを持って水を飲む)
        (水分が体に染み渡り、遅れて自分がかなり汗をかいていた事を自覚する)
        それでも、な……なるべく、その金はリッツ自身の為に使って欲しいしよ。(そう言って笑顔を作って見せ)
        と、そうだ!ちょっと良いか?
        -- ユーリィ 2010-07-18 (日) 01:29:10
      • ……ん。無理したら怒るよ。(どこか平静を装うような表情で)
        私、そんなにお金とか、いらないし。……あまり、興味、ないから……オシャレ、とか。
        ……?(いぶかしげに兄の顔を見て)
        -- リッツ 2010-07-18 (日) 02:11:07
      • ああ、分かってる。リッツは怒ると怖いからな(『いつもどおり』を演じるように)
        リッツは何を着ても可愛いからな……ん、前に言ったろ、卒業祝い(と、ポケットから鎖に通した指輪を取り出す。金と銀が絡み合い、紫の石が飾られている)
        -- ユーリィ 2010-07-18 (日) 02:19:19
      • (ただ、そんな仮初が……いつも通りで心地よく)
        あ、えっと、うん、ありがと。……わあ、凄い。(指輪を手に取り、電灯に照らす)
        ……ありがとね、お兄。(首にそれを通しながらぎこちなく笑った)
        -- リッツ 2010-07-18 (日) 02:31:09
      • どういたしまして。うん、よく似合ってる……気に入ってくれたみてーで嬉しいぜ(ぎこちなさに気づかない振りをしてニっと笑ってみせ)
        にしても、あれだな……やっぱ俺は、リッツが居ないと駄目みたいだ。(どこか、しみじみと)
        この腕の事が無くても……一人じゃやってけないのは、俺の方だったらしいや。
        (ん、と一つ伸びをして)そうだ、リッツ。 久しぶりにどっか遊びに行かないか?友達も誘ってさ。 店も今はほとんど開店休業状態だし気分転換を兼ねたリハビリって事で
        -- ユーリィ 2010-07-18 (日) 02:44:26
      • うん、ありがと……(ただ、しみじみと言われるその言葉に、心の中心が痛む。自分の心の弱さは、また振り出しに戻ってしまった)
        ……うん。(生返事を返す。必要とされれば、それを振り切るだけの力はなく。そして、自分も必要とする事実に、足元に言葉が絡みつく)
        無理、しなくていいよ? まだ、痛むんだよね。……私は、その、大丈夫、だよ。
        -- リッツ 2010-07-18 (日) 02:58:58
      • ん、時々……な。医者が言うには段々と治まってくるらしいけどよ(今度は素直に認め、痛覚など無いはずの銀色の義手を握り締める)
        ごめん、な……ずるくて、弱い兄ちゃんで。(小さな声でぽつりと、呟くように言った)
        -- ユーリィ 2010-07-18 (日) 03:13:27
  • (ずるずると、這うようにして家に辿りつき、玄関の扉にもたれて血溜まりの中で意識を失う) -- ユーリィ 2010-07-14 (水) 16:38:28
    • (悲鳴を、呼びかけをしなかったのは僥倖だったと言える)
      (一瞬だけ目を閉じ、呼吸を整えてから、一気に……魔力を練り上げる。3年間の努力の集大成が、顕現する)
      ――立ち上がれ(Stand up)。(呼びかけに応えるように空間の明度が落ち、兄と同程度の陰人間を作り出す)
      (魔力の余波が紫電となって、空気中を走るが、視線は亡羊とユーリィを捉え、陰でできた人型はその体を抱え上げ、部屋の中へと連れて行く)
      (……長い長い七分の後、店の床に兄の体を横たえ、ふらりと一歩だけ蹈鞴を踏んだ)
      -- リッツ 2010-07-14 (水) 21:52:50
      • (半ば固まった血を剥がされるように陰人間に運ばれ、意識を失ったまま、床に横えられたユーリィの肉体は、無数の傷と大量の失血により弱りきっている)
        (血は既に止まっているが特に酷い傷は右腕……その肘から先が、引きちぎられ失われている)
        -- ユーリィ 2010-07-14 (水) 22:00:14
      • (悲鳴を上げる代わりに、涙がこぼれた。失われた腕を確認し、ぼろぼろとこぼれる涙をそのままに、学園で習った応急処置を思い出す)
        (呼吸を確認した上で、食いしばった唇の端から血がこぼれるまで我慢した声を、電話にたたきつけた)
        ――すいません、急患ですっ! 場所は、4丁目の喫茶、急いで、お、お兄が、死、んじゃう!!
        -- リッツ 2010-07-14 (水) 22:22:40
      • (程なくして、ユーリィは病院に運ばれ治療を受ける事となった。)
        (応急処置がしっかりとされていた事、冒険者として元々の体力、生命力が有った事が幸いし、命に別状は無い)
        (そうして今、病院のベッドで意識を取り戻す時を待っている……)
        -- ユーリィ 2010-07-14 (水) 22:28:07
      • (病院のベッドの横。安堵で、ようやく、嗚咽と呼びかけが戻ってくる)
        お、兄……イヤだ。……イヤだよ、私。……強くなんて、なってない……弱いままだったよ、お兄。
        (ベッドに突っ伏し、そのまま泣き崩れる。静かな病院の一角に、長い長い嗚咽が響いた)
        -- リッツ 2010-07-14 (水) 22:43:38
      • (闇に沈んだ意識の底に、リッツの声が届く。肌に触れる熱い涙を感じ、俺が「俺」を認識する)
        (リッツが、泣いている……リッツが、俺を呼ぶ声がする……)
        (意識が、昏く閉ざされた世界から、ゆっくりと浮上してゆく。)
        なき……むしだな、リッツ……は(まだ少し混濁した意識の中、ゆっくりと瞼を開け、動かしづらい唇を無理やり動かして言葉を紡ぐ)
        -- ユーリィ 2010-07-14 (水) 22:49:45
      • (ハッ、と顔を上げる。意識を取り戻した状態を見、じわりと涙がにじむ)
        お、兄……(もう、後半は言葉にならない。ベッドに顔をうずめて、泣いた)
        -- リッツ 2010-07-15 (木) 00:15:06
      • だい、じょうぶ……おれが、ついてるから、だいじょうぶだ……(そっと、リッツ泣き続けるリッツの髪を撫ぜようとして、自分の腕が無い事に気付く)
        (ああ、リッツは……俺の為に泣いてくれているのか……俺が、リッツを泣かせてしまったのか。それが、どうしようもなく辛くて、嬉しくて……)
        だいじょうぶ、にいちゃんは、りっつがいてくれれば、いくらでもつよくなれる。こんなきず、へっちゃらさ……
        (もう一度眠りに就くまで何度も、何度も「だいじょうぶ」と繰り返し、残った方の手でリッツの髪を撫ぜていた)
        -- ユーリィ 2010-07-15 (木) 00:27:24
  • (その日はあの時以来久しぶりに朝食を共にした。)
    (お互いに最低限の言葉を交わし、しかし何かを待つように、何かを言おうとするように) -- ユーリィ &new{2010-07-12 (月) 08:29:41
    • (かちゃり、とスプンを置く)……あの、お兄。
      まだ、もう少し先だけど、卒業、みたい。……ホントは、お店、専念できればいいんだけど。
      リックさんが、村、シーマ村に、来ないかって。(カマを掛けるように、単語単語ごとに兄の仕草を見ながら呟く)
      -- リッツ 2010-07-12 (月) 23:52:47
      • ん、そう……か。卒業祝い、何か考えないとな(リックの名が出た時、少しだけ息を飲む)
        いいんじゃ、ないか? 村の開拓は……いい経験になる。強く、なりたいって言っていたし、な……
        (相手の目ではなく、額の辺りを見て言う。ユーリィが嘘を吐く時、何か隠し事がある時の、ほんの僅かな……クセ)
        -- ユーリィ 2010-07-13 (火) 00:20:07
      • (疑惑は確信へと変わる。そこに生じたのは寂寥と安堵が半々)……そう、かな。
        うん、でも、私も、このままじゃいけないのかも、って、ちょっと、思ったから。考えてみるよ。(すでに、頭の中では決定している、結論)
        ……(牛乳を手にとって、口に傾ける)……ねえ、お兄、一つだけ、聞いていいかな。
        -- リッツ 2010-07-13 (火) 00:46:10
      • ……ああ、何でも、聞いてくれ(鼓動が、早い。汗はかいていないか……自分は、平静を装えているだろうか?)
        多分、その後に俺からもリッツに言う事がある。
        -- ユーリィ 2010-07-13 (火) 00:48:38
      • ……(心の中で質問を纏める。いくつかの質問をしたときのシミュレートが頭を走る)
        お兄……お兄だから、正直に聞くよ。
        お兄にとって……お兄の幸せの全ては、ずっと私、なのかな。……(言ってから、少しだけ後悔するように俯き)
        -- リッツ 2010-07-13 (火) 01:01:05
      • ……俺の幸せの全て、か(少し考えて)
        (ゆっくりと、考えながら)リッツ、俺には……いや、人間は誰しも幾つもの顔がある。
        俺ならリッツの兄であり、喫茶店のマスターであり、商会の会員であり、冒険者であり……
        そして、やっぱり幸せもその顔の数と同じか、それ以上にある。店が繁盛する事、友達と冗談を言い合う事、商会のイベントに参加する事、冒険者として成長する事……どれも、幸せだ。
        だから、その質問には違う……と答える。
        でも、な……俺の、「ユーリィ・スターバックスの一番の幸せ」が何かって聞かれたら、その答は一生変わらない
        俺の一番の幸せは、俺の望みはリッツ……「リッツ・スターバックスが幸せである事」だ。
        -- ユーリィ 2010-07-13 (火) 01:09:39
      • (きっと、ずっと庇護下にいることもできたし、誰もそれを責めることはしなかったと思う)
        (少なくとも冒険者など始めず、喫茶店で来る客を接客し続けていたら、いつのまにかその幸せの路線に乗っていただろう)
        (だけど……)……うん。私。ずっと、自分がどうやったら幸せになるかなんて、考えてもいなかった。
        今までは十分に幸せだったから。……でも、学園で、色んな人とであって、同じ冒険者として苦しんでる人を見て。
        (少しだけ、その目を見返す)私も、自分で。……自分の力で、幸せを探さないといけないんだって、気づいた。
        私は、強くなりたかったんじゃないのかも、しれないなって。
        お兄は、多分私がお願いしたら、二人分を背負ったまま、このまま歩いてしまうよね……。
        でも……私も、お兄と同じで……「ユーリィ・スターバックスの幸せ」を、祈りたいと、そう思ったから……強くなりたいと思ったんだと、思う。
        -- リッツ 2010-07-13 (火) 01:24:19
      • (リッツの瞳……自分と同じ色のそれをしばしじっと見つめて、ため息を一つ)
        言おうと思ってた事の半分くらい、リッツに言われちゃったな
        リッツは、「守る強さ」でも「守られない強さ」でもなく「幸せになる強さ」や「誰かを幸せにする強さ」を求めているんだな
        なら、俺も強くならなくちゃあ……な。(俺は今まで、リッツが居たから歩いてこれた……リッツが居なければ子供一人、どんな事があっても生き延びる気力なんぞ持てずにどこかで野垂れ死にしていただろう。)
        俺の言おうとしていた事の残り半分と少し、多分蛇足になるけれど……この際だ。俺だけ言わずにおくのは不公平、か
        -- ユーリィ 2010-07-13 (火) 01:43:12
      • ……うん。きっと、きっとね。……まだ、一人じゃ歩けないくらいには、弱いんだと、思う。
        でも、私、もう一人じゃないよ。二人でもない。もっと一杯の。
        一杯の……仲間が、できたの。……一緒に強くなってくれる、仲間ができたから。
        -- リッツ 2010-07-13 (火) 02:03:14
      • 一人きりで歩ける奴なんて、誰もいないさ……ん、それなら、リッツは、もう大丈夫だな……(にっこりと笑う、凄く久しぶりに心から嬉しそうに)
        ただ、覚えておいてくれ……俺はさ、幸せだよ。リッツのお兄で、リッツを好きになって。俺の、「リッツの兄」としての幸せと「誰かを愛する男」としての幸せは全部リッツのもんだ。
        あの時も言ったけど、俺の隣はずっとリッツの場所だ。だから、強くなって……帰って来い。
        その時には俺も……強くなる。守る為じゃなく、守られる為じゃなく……一緒に居たいから、一緒に居られるようになる為に。
        -- ユーリィ 2010-07-13 (火) 02:24:40
      • ……(それは、緩やかな拒絶と自立。お互いに家族だと認め合う代償行為)……うん。
        ……私、最近、色んなことがあって……物凄く色んなことに悩んで、初めて気づいたの。
        ……もっと、自分の有り様について、真剣に考えるべきだって。
        今まで、私は、他人にどう思われるか、なんてことは考えたこともなかった……。
        でも、私が私として生きていくってことは……その私は常に何かに見られてるってことで……。
        一人で、リッツ・スターバックスとして生きていくなら、それを……考えながら歩いていかなきゃいけないんだと、そう思うから。
        ……ごめん、お兄。……少しだけ、多分、嘘を吐くと思うけど(ここにきて、ようやくいつも通りの笑顔を、弱弱しく見せる)
        多分その嘘が、本当になるくらいには、頑張るから。……思ってくれた気持ちに、一つずつ答えていけるくらいには。
        -- リッツ 2010-07-13 (火) 02:45:11
      • 自分の有り様、立ち位置……いくつもの、顔か。
        リッツが見つけるべき、リッツ・スターバックス……
        嘘や強がりなら兄ちゃんのが年季が入ってるぞ。きっと、リッツが俺の事好きになったのよりずっと長い……
        俺の嘘や強がりなんて全部、リッツにゃバレていそうだけど、な……(笑う、笑ってみせる。寂しさを感じさせないように、いつものように)
        -- ユーリィ 2010-07-13 (火) 02:55:43
  • (今日もいつものように店仕舞をして家に戻った。外では取り繕っているモノが抜け落ちて、ただ怠さと虚無感が全身を押し包む)
    ただいま(あれから数カ月、返事を期待せずに呟くように帰りを告げるのも慣れてしまった)
    (交わす言葉も減り、どうして良いか分からないままにただ時だけが過ぎていった)
    (リッツが、強くなる為に……強くなってそれで幸せになれるなら……)
    (いや、違う……でも何が?俺だって元々はそう考えていたはずだ……でも)
    (そんな出口のない考えに囚われながら味のしない食事を取り、そのままテーブルに突っ伏して眠ってしまっていた)
    -- 2010-07-09 (金) 07:27:55
    • (心が裂けそうだった。好意を向けられることが、こんなに怖いなんて)
      (ウルの気持ちにも、ユーリィの気持ちにも、どちらにも感じたのは怯えしかなかった)
      (選択肢を投げ渡されて、選ばなければならない恐怖)
      ……なんで、私。……なの。(机に突っ伏して、か細い声で呟く)
      シュネー……私、どうすればいいのかな。(答えは返ってこない。自らの中から出さなければいけない答えこそ、強さと呼べるものだから)
      ……(顔が熱い。溶けるようにしてそのまま眠りに落ちた)
      -- リッツ 2010-07-09 (金) 16:31:02
  • -- 2010-07-09 (金) 07:27:50
  • (テーブルを挟んで椅子に腰掛け、二人で遅めの朝食を取る) -- 2010-07-05 (月) 09:33:41
    • (ただ座っていては届かないけれど、お互いに手を伸ばせば届くテーブル一つ分の距離)
      (その近くも遠くもない距離を意識しながら)いただきます(と、一言食前の挨拶をする)
      -- ユーリィ 2010-07-05 (月) 09:39:59
      • いただきます(同じ言葉を重ねる)
        (遅めの朝食は空腹にも関わらず、あまり美味しいとは思えなかった)
        -- リッツ 2010-07-05 (月) 22:47:08
      • (ロクに味の感じられない朝食を終えて、自分と妹の使った食器を片付ける)
        (再び元の椅子に座り)リッツ、本題の前に一つ……言っておく事がある
        -- ユーリィ 2010-07-06 (火) 18:38:48
      • うん、何、お兄。(どこか、日常を取り戻そうとしているかのように、いつも通りの言葉)
        (少し視線の下に目線を合わせるようにして、呟く)
        -- リッツ 2010-07-06 (火) 19:10:27
      • (「お兄」といつものように呼んでくれるリッツに……意志が、くじけそうになる)
        (もしかしたら、話すのを止めれば元の日常に戻れるのではないかと、ありえない考えが浮かび)
        (それを振り払うように口を開く)お前は俺に背負われてるだけって思ってるのかもしれないが、それは……違う
        俺がリッツを背負ってるのと同じくらい、リッツだって俺を支えてくれている……
        -- ユーリィ 2010-07-06 (火) 19:22:27
      • ……うん。……だって、私も、ここで育ったから。二人で生きてきたから。
        私、タツマさんのところで修行をしてて、分かったことがあるの。
        ……強さには二種類あって、一つは、誰かを守る力。もう一つは、誰かに守られない力。
        (少しだけ迷いをなくした目で)……お兄、私も、きっと、一人の人間として……強くなれたと思うから。だから、大丈夫、全部、最後まで聞けるよ。
        -- リッツ 2010-07-06 (火) 19:36:17
      • ん、そっか……ありがとう、リッツ。俺は守る力はあったけれど、守られない力は……無いんだろうな
        話すのが、リッツと離れるのが……怖くてたまらない。(と、一度言葉を切る)
        -- ユーリィ 2010-07-06 (火) 19:54:18
      • ……離れないよ。たった二人の、兄妹だもん。今までだってそうだった、これからも、きっとそう。
        (俯き、言葉を零す)そう、だよね、お兄。……そう。
        -- リッツ 2010-07-06 (火) 20:10:46
      • (リッツの言葉が、涙が出そうなくらい嬉しくて……でも、それをぐっと堪え)
        (大きく、一つ息を吐いて)俺達はたった二人の兄妹だ……それは、どんな事があっても変わらない。でも、俺は……
        こないだの事で最悪な形でだが、分かっちまったと思うが……俺は、リッツの事、一人の女の子として見てる
        妹として愛してるのと同じくらい、女の子として

        ……好きなんだ。

        それが普通じゃない事くらい分かってる。昔は兄妹として好きなのを勘違いしてるだけだと思い込もうとした事もあった。それが無理でも、本当は一生隠しておくつもりだった。その方がリッツの為って自分に言い訳して、本当は拒絶されるのが怖くて
        (話しだすと、止まらなくて最後の言葉が中々出てこない。どんな結果も受け止める覚悟はしているはずなのに……いつしか、涙声になりながら)
        -- ユーリィ 2010-07-06 (火) 21:01:06
      • (その言葉は、ある意味、来るのが分かっていた。リックと、タツマと話し、自分の心を整理する時間を以って、その心の正体を、もう知っていた)
        (強く、引き結ばれた唇と、震える肩。受け止めきれない気持ちが体を揺らし、震える)
        どうして。(唇が言葉を紡ぐ)
        どうして……そんなこと言うの……(ぽろぽろと涙が頬を伝う。ぐしゃぐしゃになった泣き顔で、なんとか言葉を繋げる)
        ……私、ずっと、ずっと考えないようにしてたっ……ずっと心の中にもやもやしてるものが何なのか、って。
        (真っ直ぐ兄を見る)それをはっきりさせたら、きっと、きっといけないことだって、思ってた! ずっと、ずっと10年以上、我慢してきたのにっ!

        (立ち上がる。珈琲が零れた)私だって好きだよ!大好きだもん!でも、そんなのダメだって、そんなの許されないって、ずっと我慢してきたのにっ!!

        どうしてっ……!(涙を流しながら、押さえ続けていた感情をぶつける。なれない大声に喉を枯らしながら、最愛の、最愛のはずの兄に向かって叫ぶ)
        -- リッツ 2010-07-06 (火) 21:23:51
      • (妹の言葉に衝撃を受ける10年以上……俺よりも、ずっと昔から……心に、喜びと苦さが入り交じる)
        どうして?そんな事……決まってるだろ!もう、誤魔化すことも目を逸らすことも出来ないんだッ!だから……(立ち上がって叫び返し)
        だから……それが、いけない事でも、何も言わないままじゃいられなかった……
        許されなくても、大切な思いをリッツにだけは知っていて欲しかった……そうして、リッツの前から居なくなるつもりだった……
        でも、そんな事、言われたら……もっと離れらないだろッ!(感情のままに、言葉を紡ぐ。まともな言葉になっているのか自分でも分からない)
        -- ユーリィ 2010-07-06 (火) 21:44:46
      • (両手で顔を押さえて俯き、再び腰を下ろす)……やだ、いやだよ。
        どうして。なんで、なんで好きになった相手がお兄なの……。
        私はっ……お兄にいなくなって欲しくないっ……でも、そんなの……誰も許してくれないし、幸せになんてなれないよ……っ。
        辛いだけなら、最初からこんな思い、私いらなかったっ……! 何も知らないまま、お兄の妹でいたかったのに……! ……ただ、ずっと、ずっと一緒にいたいだけなのにっ……。
        -- リッツ 2010-07-06 (火) 22:03:45
      • リッツ……(自分だけなら、自分の片思いだったなら……諦める覚悟は出来ていた。責められ、離れる覚悟をしていた)
        (でも、リッツが……今、泣いている。俺の事を好きだと、でも誰にも許されない、幸せになれない……と)
        (だから……)俺が許すッ!世界の誰もが許さなくても、俺がリッツの事を許すッ!(無茶苦茶を言っている。俺は罪を犯す側なのに……)
        どんな事があっても、リッツを幸せにしてみせる……あの時、約束した通りにッ!(それでも、リッツが泣いているのが辛くて)
        (ああ、あの時と同じだ……初めて、この約束をした時と……)
        -- ユーリィ 2010-07-06 (火) 22:29:37
      • (許される。結実の思い。何度も何度も、自分の中で殺してきたその思いを、放ち、受け止めてもらえるその喜びに、胸が震える)
        (心から嬉しい、自分と同じ気持ちを、相手も重ねてくれるという無二の喜びに打ち震え、心が跳ね回る)
        ……許して、もらえ……る(うわごとのように呟き、手が伸びかける。その手を伸ばした先には、兄。ユーリィ)
        (昔の情景と、今の情景が、重なる。両親がいなくなったとき、涙を拭くための手は、兄が引いていた)
        (泣く暇もないくらい連れまわされ、一人でいるなんてことは思う暇もなかった)
        (自分の悲しみを受け止め、肩代わりし、手を引き、ここまでつれて着てくれた兄)

        (そして、これから先も、ずっと
        (……伸びかけた手が。……最後の気持ちを掴む)
        ……ごめん(それは、血を吐くような思いで搾り出す、謝罪の言葉)
        (ほんの少しだけ。恐らく、10年という月日に熟成されて……ほんの少しだけ、自分のほうが、相手を思う気持ちが強かったから)
        ……私は(伸ばした手を。自分の胸の前で重ねる)
        (笑顔はぐしゃぐしゃで、涙に塗れ、とても見ていられるものではなかった。目の前まで差し出された幸福な結末から、指先を離すための演技)
        (辛い。心が張り裂ける。笑う演技はできても涙を止めることはできない)
        (自分は。リッツ・スターバックスは。……ユーリィ・スターバックスを。自分の兄を。心から愛しているから)
        ……私は、その気持ちには……お兄の特別になっちゃったら……。
        もう、二度と。……一人じゃ立てないから。強く、なれないから。(それは。全て多分言い訳でしかない。許されないと知っているからこそ、私は嘘を吐かなきゃならない)
        (それが、自分の、最初の一歩。リッツ・スターバックスとしての、強さの一歩だから)
        ……だから。(声も、最後まで出なかった。ずっと、誰かに守られてきた雛鳥は、産声も上げられず、小さく震えて、俯きながら泣いた)
        -- リッツ 2010-07-06 (火) 23:21:32
      • (差し伸ばされようとした妹の手を取ろうとし、届かない)
        (リッツは……きっと、幾つもの嘘と強がりを重ねているのだろう。その全ての嘘は俺の為なのだろう)
        (でも……)リッツ、もう遅い……例えリッツがどんな選択をしても、俺は……俺の特別な相手は……愛する女は生涯、リッツ一人なんだから。(妹の涙……気持ちを抑えるそれに、止まりそうになる言葉を搾り出す)
        (今、言葉を止めれば、きっと後悔する。)例えどんなに離れても、二度と会う事が出来なくなっても……だ……。
        リッツ、俺の……にいちゃんの隣は……ずっとリッツの場所だ。 ……ずっと、空けとく(それでも、これ以上言葉に出来ない)
        -- ユーリィ 2010-07-07 (水) 00:01:25
  • (ある日の夜、不思議と眠れなくてファルコから貰った烏賊を肴にこっそり晩酌している) -- ユーリィ 2010-06-25 (金) 18:50:50
  • おーい、リッツ。準備できたかー?(今日はシーマ村へと遊びに行く日) -- ユーリィ 2010-06-23 (水) 22:12:23
    • ご、ごめん、遅れた。うん、いいよ、準備OK。 -- リッツ 2010-06-23 (水) 23:11:09
      • まあいーさ、遅れた分、弁当は期待してるぜ?(と、リッツの分のヘルメットを渡す。) -- ユーリィ 2010-06-23 (水) 23:17:15
      • よい、しょ。(ヘルメットを受け取り、被る)……あんまり揺らさないでよ? -- リッツ 2010-06-23 (水) 23:22:05
      • ああ、分かってる。安全運転で行くさ。んじゃ、しっかり掴まってろよ?
        それじゃ、出発だッ!(バイクの後ろに妹を乗せてシーマ村へと向かう
        -- ユーリィ 2010-06-23 (水) 23:24:59
  • (リビングのソファで本を読みながらうつらうつらしている) -- リッツ 2010-06-21 (月) 03:03:52
    • リッツ?おーい、そんな所で寝ると風邪引いちまうぞ? -- ユーリィ 2010-06-21 (月) 03:08:43
      • (咄嗟に頭をかばい)ご、めんなさい先生!ちが、うんです、えと……ふぇ?
        ……なんだ、お兄か……はぁ。
        -- リッツ 2010-06-21 (月) 03:13:07
      • (苦笑して、頭を撫でてやり)何の夢見てたんだ? まさかガッコで居眠りとかしてねーよな? -- ユーリィ 2010-06-21 (月) 03:14:18
      • (頭を撫でる手から逃げつつ、垂れてた涎を拭き)……してない。ちょっと、試験前だったから、寝てなかっただけ。
        周りに比べると、そんなに成績、よくないから、私。
        -- リッツ 2010-06-21 (月) 03:19:23
      • そっか、ならいー……くないッ! 体壊したら元も子もねぇし、睡眠はちゃんと取らねーと勉強だって逆に捗らないだろ。
        店が大変なら、もう少し考えるし試験前は出なくていいからよ。
        -- ユーリィ 2010-06-21 (月) 03:30:28
      • (ちょっと寝起きなので声にビクりとして)あ、うん、だいじょう、ぶだよ。試験終わったらちゃんと寝るし。
        お店もそんなに負担じゃないよ。ただ単に、なんか、嫌なんだよね……負けるの。(成績で、ということらしい。そこそこ負けず嫌いだったりする)
        -- リッツ 2010-06-21 (月) 03:35:58
      • ……約束だぞ?(心配ではあるが、止められないのは良く知っている。)
        ん……なら、応援してやっから……頑張れよ。(そう言って珈琲を淹れる。店で出すのとは微妙に違うブレンド『今日のリッツ』の為に調節した珈琲)
        -- ユーリィ 2010-06-21 (月) 03:45:24
      • ん。(こくんと頷き、珈琲を口にする。じんわりと広がる香り)
        ……ねえ、私は、あんまりお父さんたちのこと覚えてないんだけど。
        お父さんたちも、こうやって魔法とか……戦うための何かで苦労してたのかな。
        -- リッツ 2010-06-21 (月) 03:54:59
      • ん、親父もお袋もそういうの、あんまり表に出す人じゃなかったからなあ……
        でも、親父が俺に初めて銃剣(バイアネット)の扱いを教えてくれた時……初めの頃は重さと衝撃に振り回されるばっかりだったって言ってたぜ
        それでも誰かを守る為に頑張って強くなって、それがいつしか誰かじゃなく、大切な人を守る為にもっと強くなって……家族を守る為にもっと強くなってった。ってよ。
        リッツの質問の答えになってるかは分からねーけど、さ
        -- ユーリィ 2010-06-21 (月) 04:08:09
      • そか。……じゃあ、うん、なおさら、頑張りたいな。
        ずっと、そうやって護られてきたなら、誰かを護れるくらいにはなれなくても、護ってくれる人が少しは楽になれるように。
        ううん、ありがと、たまには格好いいね(笑う)
        -- リッツ 2010-06-21 (月) 04:18:36
      • ん、そっか。 きっと今のリッツみたいに、そうやってお互いに助け合うから親父もお袋も強かったんだろうな。
        ははっ、たまにはは余計だ。(ぺちっと軽くデコピン) んじゃ、俺は勉強の邪魔しないように引っ込むが、何か手伝える事があったら呼んでくれよ?
        (そう言って、自室ではなくキッチンへ。頑張る妹の為、軽い夜食を作りに行った)
        -- ユーリィ 2010-06-21 (月) 04:27:31
  • (ロールケーキを切って珈琲を淹れている)
    (珈琲の抽出と妹を待つ間、手には一冊の本
    -- ユーリィ 2010-06-18 (金) 18:31:08
    • お待たせ。(髪をくくってやってくる)
      タツマさんのところといい、この間のケーキの人といい、甘味関係の知り合い、多いね。……何読んでるの?
      -- リッツ 2010-06-18 (金) 18:39:18
      • ん、ちょうど珈琲の抽出が終わった所だ。(と、本を置いて珈琲をカップに注ぐ。)
        だな、俺も今その伝手で習ってたりするし……これ?
        ヴィオラってお客さん覚えてるか? あの人が勤めてる図書館で借りたパーティー・キャロネイドって本(英雄が沢山出てくるんだぜ、と表紙を見せる)
        -- ユーリィ 2010-06-18 (金) 18:43:51
      • ん、いい匂い。(ソファに座り)
        へえ、お兄も、そういえば店のメニューでもそんなの作ってたね。
        覚えてるも何も、お兄のいないときに時々お話してるよ、ヴィオラさん。おは――(なし、と続けようとして口止めされていることに気づき)――よう、とか、朝に来たら言うくらいに。朝に来たことないけど。
        -- リッツ 2010-06-18 (金) 18:51:34
      • ああ、まだまだ始めたばっかりだけどな。
        へえ、そだったか。……?
        ま、良いか。フラッと来て、本読みながら珈琲のんで帰ってくイメージだったがなあ……(そして、最近は彼女は訪れない。彼女が冒険で死亡した事を、俺はまだ知らなかった)
        -- ユーリィ 2010-06-18 (金) 18:55:27
      • へへ。秘密。(口内で呟く。いつか、見せてくれると約束した彼女の書く物語を、心待ちにしているのだった)
        あ、美味しい、ロールケーキ。……こういうのが出せると、学生とかの心ぐっと掴めるのかな。
        -- リッツ 2010-06-18 (金) 19:36:15
      • ? (妹の呟きを聞き取れず)
        だな。飲み物に合わせたり、パスタの後のデザートに食べたり……
        -- ユーリィ 2010-06-18 (金) 19:41:57
      • いいよね…なにか、そういうの。デザートの分だけ、少しゆっくりしてもらえるし。
        ……あ、そろそろ、パーティの支度、しないとね。
        ………。(不自然な沈黙で兄を見る)
        -- リッツ 2010-06-18 (金) 19:43:14
      • ああ、そうだな。はは、お袋が居るうちにもうちょっとしっかり習っとくんだったって今更思ってたり
        おう、もうそんな時間か……
        (視線に気付き)……リッツ
        -- ユーリィ 2010-06-18 (金) 19:57:29
      • qst064568.png
        (しばらく首とか振ってみる)………。
        ………(特に反応がないので後ろを向き)
        用意してくる……(そのままエプロンを取りに行くため自室へ向かっていった)
        -- リッツ 2010-06-18 (金) 20:27:07
      • ……あ。髪、似合ってるぜッ!(と、その背中に慌てて声を掛ける兄) -- ユーリィ 2010-06-18 (金) 20:33:34
      • ……なにやってるの私。(ドアを閉めた瞬間猛烈に恥ずかしくなって階段を蹴って二階へ上がっていく)

        (自室で髪型を変えてみると、魅力UPかも!? と書かれた占いの本を真っ赤な顔でゴミ箱に入れたという)
        -- リッツ 2010-06-18 (金) 20:41:56
  • (列車での旅行に行く数日前)そーいや、ガッコで身体測定があったんだって? -- ユーリィ 2010-06-13 (日) 11:56:31
    • (ビクッ!とする)……な、なんで。あ、あ、そっか、お客さんにも、学園の人、多いから……。
      ……あったけど。(不満そうな顔)
      -- リッツ 2010-06-14 (月) 17:51:29
      • つーか保護者に年間行事の連絡はあるしな。で、今年はどのくらい背ー伸びてた?(笑いながら尋ねる) -- ユーリィ 2010-06-14 (月) 17:54:32
      • そ、れは。……予想、外。
        ……見れば分かるでしょ。(不満げ2)
        -- リッツ 2010-06-14 (月) 20:24:16
      • まーな。じゃあ、多分も一つ予想外な事を言おうか? リッツ、自分の予想より少しばかり伸びてたんじゃないか? -- ユーリィ 2010-06-14 (月) 20:41:48
      • (怪訝な顔)………?? 見たまんま、全然伸びてなかったって。
        ……??(首をかしげる)
        -- リッツ 2010-06-14 (月) 20:44:47
      • ありゃ、そりゃすまん。なんとなく、おっきくなった気がしたんだが。// -- ユーリィ 2010-06-14 (月) 20:47:55
      • お兄、もしかして胸のこと言ってるわけじゃないよね。(青筋浮かべた笑顔)
        ……あんなの、伸びたうちに入んないし。(ぼそりと呟き、アレクシスやヴィオラを思い出す)
        -- リッツ 2010-06-14 (月) 20:56:00
      • いやいやいや!(慌ててぶんぶんと首を振り) そっちは言うまでもなくよーく分かってるし!(ついでに言わんでも良い事まで)
        あー……その、だな。すまん、身長が伸びて喜んでるもんだと思ってよ
        -- ユーリィ 2010-06-14 (月) 20:59:29
      • ……えろ。(身体を隠してキッと睨み)
        (……。 と、質問に答えず、妙な沈黙を保ったまま、兄の傍まで行く。まるで抱きつくような距離)
        -- リッツ 2010-06-14 (月) 21:02:54
      • う、そ、そうじゃなく……って、リッ……ツ?(予想外の事に、呆然と名前を呼ぶ事しか出来ない) -- ユーリィ 2010-06-14 (月) 21:10:08
      • ……。………。(息が、胸にかかりそうな距離で――)

        (無言で、自分の頭の上に手を水平に置く。つー、と平行移動すると、兄の胸の下辺りにトン、と当たる)
        ………。
        ……ふん。(げし、とユーリィの足を蹴って自分の部屋に帰っていった)
        -- リッツ 2010-06-14 (月) 21:14:17
      • (何だか、妙にドキドキして……リッツの手が、頭に……あれ?)

        いてっ!(痛みに我に帰った時には既に妹は部屋に戻っていた)
        ……あー……あの様子だと、気付いたかな(そう、商店街の春の健康診断でユーリィ自身はさらに背が伸びていたのだ)
        -- ユーリィ 2010-06-14 (月) 21:20:33
  • (学園帰り)ただいま。
    (テーブルにかばんを置いて、中をごそごそ)
    -- リッツ 2010-06-12 (土) 18:37:09
    • ……(チケットを二枚出す)……どうしよ。
      あ、お店お店(エプロンをつけて店の方にかけていった)
      -- リッツ 2010-06-12 (土) 18:42:08
  • 洋菓子店「アクア・アビス」で買ってきた苺のショートケーキを皿に出して珈琲を淹れている) -- ユーリィ 2010-06-11 (金) 21:16:54
    • ……わ。ほんとに買って来てる。
      い、いいよ、そんな、入学祝いとか……(若干の照れ)
      -- リッツ 2010-06-11 (金) 22:01:53
      • 遠慮すんなって、こーゆーのは記念なんだからよ。(ケーキも二つ、コーヒーも二つテーブルに用意して) -- ユーリィ 2010-06-11 (金) 22:06:19
      • ……んむ。(微妙な表情で席につき)
        ……あの、言っておこうと思って、言えなかったん、だけど。その、ありがとう。……学園、行かせてくれて、あと、制服も、買えたし(ごにょごにょと)
        -- リッツ 2010-06-11 (金) 22:12:49
      • (にこ、と笑って髪を撫ぜ)気にすんなよ……俺は、兄ちゃんなんだからさ(子供の頃……あの時と同じ言葉。) -- ユーリィ 2010-06-11 (金) 22:15:30
      • もう……子供、じゃないんだから。(不満そうに、だが跳ね除けはせずに言う)
        (子供の頃の、記憶が否応なしに蘇る)何か懐かしいね、その言葉。私ちょっと前まで、半歩くらい遅れてお兄の後ばっかりついて回ってた気がするのに。
        -- リッツ 2010-06-11 (金) 22:18:50
      • ああ、だな……ちっちゃくって泣き虫だったリッツが、もうこんなに立派になってよ……
        店でも普段でも、俺よりしっかりしてるくらいだもんな(そう言って嬉しそうに笑う)
        -- ユーリィ 2010-06-11 (金) 22:20:51
      • 泣き虫は余計。……お陰でちょっとやそっとじゃ泣かなくなったけど。
        ……だって。一人じゃないから。お父さんも、お母さんもいなくなったけど、一人じゃ、なかったから。
        食べよ。ショートケーキ。(話を逸らすように勝手に言ってショートケーキをフォークで突付き食べ始める)
        -- リッツ 2010-06-11 (金) 22:27:13
      • ああ、そうだな……それに、これからだって一人じゃない。俺だけじゃなく冒険での仲間や学園での友達も……皆が居るからよ
        ん、そだなっ それじゃ、俺もいただきまーっす、と(ショートケーキを食べ始め)
        -- ユーリィ 2010-06-11 (金) 22:33:27
      • (ケーキを一口食べ、珈琲を飲み)……おいしい。
        (店ではよく笑ったり怒ったりが、本来は大人しい物静かな妹。ある意味無防備状態)
        -- リッツ 2010-06-11 (金) 22:42:05
      • へへ、だろー?他にも色々あったから今度一緒に見に行こうな(口元に少しクリームが付いている兄) -- ユーリィ 2010-06-11 (金) 22:48:42
      • (首を振り)ううん。違う。珈琲。……お兄の、久しぶりに飲んだから。
        ごちそうさま。(ケーキを食べ終わり、部屋に戻ろうとして振り返る)
        ……(じ、と兄の顔を見てから、頬に手を伸ばしてクリームを指に取る)……だめ兄。(憎まれ口を叩いて笑い、部屋に戻っていく)
        -- リッツ 2010-06-11 (金) 22:53:10
      • ふふ、そりゃあ当然だ。兄ちゃんの珈琲は世界で一番美味いからな!特にリッツの為に淹れたのはよ
        おう、お粗末さま……ん、あ。(ちょっと驚いて) かはは(照れ笑い)
        -- ユーリィ 2010-06-11 (金) 23:04:23
      • (リビングの扉の向こう。指についたクリームをそのままに、ぼんやりしている)
        (少しの間、じっと)
        (やがて、はっ、と我にかえり、乱暴にそれをハンカチで拭って、自分の部屋に帰っていった)

        (頬が熱いのは、珈琲の効用作用だ。……少なくとも、彼女の中ではそうなった)
        -- リッツ 2010-06-11 (金) 23:11:49
  • ちょこちょこと改築、っと -- ユーリィ 2010-06-09 (水) 12:08:03

Last-modified: 2010-07-18 Sun 03:13:27 JST (5030d)