WaG/0106
- ピオちゃん、ピオちゃん。(最終局面の前線、より少し下がった自軍陣地でピオが休んでいるところに。簡易テントをめくってリーゼルがやってきた)…無事でしたね。よかった。 -- リーゼル
- (びくんっ)え、えっ?な、なんです?しゅっ襲撃ですか!?……あー、リーゼルさんじゃないですか、驚かせないでくださいよー
はい、おかげさまで何とか……リーゼルさんも無事で何よりでした、結構……被害でてますよね…… -- ピオ
- しばらくは襲撃はないでしょうー…ゴブリンもいったん下がっています。多分明日が山かと。被害は……仕方がない、と割り切りたくはないですが。でますよね。
僕たちはその被害に含まれない様に頑張るので。…ところでですね。山場の前の夜ですが。少し相談があるので。聞いてくれます? -- リーゼル
- うう、い、いよいよ明日なんですね……む、むむむ、武者震いがっ!ぎゃ、逆に考えれば明日で終わり!そう、終わりですし!
あっはい、私でよければいいですよ?爆弾描くのもちょっと一休みしていたところですから(絵具を隅っこに寄せながら) -- ピオ
- おちつけー。(ピオの両肩に手を置く。震え止れー)なんとかなります。しますので。明後日くらいにはのんびりできますよ。
はい。助かるので(その距離のまま)…僕、戦争が終わったらこの国から逃げることになりそうなのです。まずそれを伝えようと。 …恐らく―、多分、この国に戦後も残ってると、僕に国王暗殺の容疑がかかります。魔術で奇襲かけて毒の矢で殺すなんて僕くらいしかできない死因ですしね…ゴブリンがいたとしても。 そんなわけでー…濡れ衣が着せられそうになる前に、逃げようかと。報酬金はもうだいぶもらってるので多少はもちますしね。…で、相談ですが。一緒に来てくれないかなと。(まがお) -- リーゼル
- す、すいませんん……はー、でもこれでようやく帰れるかと思うと、思うと……ちょ、ちょっと別の恐怖がありますがっ……
なるほどなるほど、リーゼルさん逃げるんですね、国王暗殺の、さつの……よ、よよよ、よっ!ようぎ!しゃっ!? ちょっちょっとっ待ってください!濡れ衣、って、無実なんですよね!?リーゼルさんを犯人にする意味が分かりませんよぉ あ、でも一緒に行くのはいいですよ、どうせお師匠様の所には戻れませんし……でも挨拶くらいはして行ければ -- ピオ
- 動機がないだけで、アリバイも証拠もありはせぬー。タイミングの悪いことにちょっと前に国王そろそろ死にそう〜みたいなことをディートリンデのおねーさんに言って逆鱗触れちゃった所もあり。間が悪かったのだ…(遠い目)
無実かどうかは僕以外の人が決めるでしょうー。…もちろん僕の想像で済めばよいのですが。済まなかったときに僕は辛い。耐えられない。 ほとぼりが冷めたら顔を出してみるつもりもありよりのあり…え。(あっさり了解を取れて)…よきなのですか?その、普通に断られるものかと思ってました。(ぽかんとした顔) -- リーゼル
- ま、まぁ、そうですよね……王様暗殺は、その、ふ、普通なら首キューでしょうしぃ……
んー?むしろ私に断る理由がないって言うのか……元々15で一人前なんだから!ってお師匠様の所を放り出されてきたので 終ったらお師匠様に挨拶して、お墓参りして……そして、適当にふらふらしようかなーって思ってたところですし そ、それにですよ?あの、エステルさん?もついてくるんですよね?という事は、美味しいごはん……! -- ピオ
- そうなのですよねー。戦果で一番を取ったとしてもゴブリンとの内通が疑われそうな予感。こんなことになるとは露とも思っておらずー。国王もなんで矢で、しかも新種の毒で…(溜息をついた)
そ、そうでしたか…それでは、お願いします。僕もピオちゃんと一緒にいたくて…食欲的な部分もあり、それ意外な理由もあり。勿論挨拶もお墓参りも同行しますので。 とはいえ、次はどこに行こうという強い目的はなくー…ひたすらぶらぶらする感じになりそうですが。それでも良ければ…僕と一緒に。…嬉しい(にこ、と笑って) ええ、そちらはもちろんー。つまり3人旅になる。エステルおねーさんは野外でご飯を作るのも謎のプロ級の腕前なのでー。食材と調味料を持ち歩けば美味しいごはんが毎日食べられますね。持ち運びは僕の魔法に任せてもらっていいので。 (一小節の詠唱。ゴブリンがよく使っていた時空の歪み、それを自ら作り出してワームホールを開く。その中に大量の食材と調味料)…実はすでに準備していたというー。 -- リーゼル
- こういう場合にあり得るのは、リーゼルさんに罪をかぶせやすいように王様の死因を捏造した!とか?じょっ、冗談でしゅよ!?
そ、そうなんです、本当なら部屋にこもってゴロゴロしたいんですけれど、新しい物を見るのも悪くないかなーって って、これ時空の歪みじゃないですかっ!?ほへー、こういう使い方もできるんですねー……でも安心しました 食べ物の心配は無し、お金はゴブリン退治の報奨金ありますしぃ(にへ)あ……でも、明日生き残らないと、とっ、とらぬ狸の皮算用にっ……! い、いやいや、頑張れ私、これを乗り越えればあとは天国なんだから……!(え、えへへ、と引きつり笑いを浮かべる芸術家だ) -- ピオ
- いや実際あり得るので困ってる所。ゴブリンの策略かもしれないしー、王国内部の仕業かもしれないしー。…出来ることを見せすぎたなとちょっと反省したところあります。もう遅いけど。…わかってますので(穏やかな笑み)
わかる…わかりみ深し…(ものすごく実感の籠った同意)けどまぁ。二人いればどちらかはゆっくりできるとも考えればー。お互い抜きすぎない程度に気を抜けると思いますので。 ちょっと応用したものなのでー、もうちょっとゴブ側に近付けると遠くにテレポートとかもできるのですが。お腹は空く。その時はピオちゃんの出番ですな。 そうですね。そこは一番大切です…明日を生き延びて、戦争を終わらせる。これだけはしっかりとしないと…んー。ピオちゃん。(すい、と小指を差し出して) 指切りしましょう。明日、必ず無事に二人とも生還してまた会う、って約束です。 -- リーゼル
- でもぉ、ゴブリン討伐のため、全力を出したのなら仕方がないんじゃないかなーって思います
そもそも手を抜いてたりしたら王女様に即見抜かれて、ば、罰を与えられたり、したんじゃないかなーって…… (手ぽん)指切りですね、ずっと東の方の風習だって聞いてましたけど、リーゼルさんよく知ってるなーって思います じゃあ、ゆびきりげんまん嘘ついたらハリセンボンのーます?(小指を組んで) -- ピオ
- んー。…まぁそうですね。いずれにせよこの戦場で、僕がのんびりするって言う選択肢はなかったので。出来ることをしたいと…思わせるくらい、素敵な戦友が多すぎた。
結果的にこんなことにはなりましたがー、まぁ戦争が終わって普通に旅に出たのだと思えばー。濡れ衣がかかる前に逃げるともいう。ディートリンデのおねーさんの罰は怖そうなのですたこらさっさです。 この戦場で教えてもらったので。色んな文化にも触れましたし…辛いことも多かったですが、本当に貴重な経験でした。 (小指を組んだまま)ハリセンボンのーます。(くい、と指から腕に力を込めてピオの顔を近づけて)指切った。ん。(唇を奪っていきました) …(そそくさと指を離して)…それでは、また明日、戦争が終わったら。また会いましょうね、ピオちゃん。(はにかんでからフリーズさせたピオに背を向けてテントを出ていった) -- リーゼル
- それなら……そもそも、なんでのんびり好きなリーゼルさんが戦争に参加してたんですか……
何となくですけど、逃げたほうがほらやっぱり的な?理論で罪かぶせさせられるのでは?と思ったり思わなかったり (ふう)でもまぁ起っちゃったことは変えられませんし、そうやって前向きな方がいいですよね(と、ゆびきーった、したら何か唇に触れたぞ) ……え、あ、うん、はい、またーで、す……?(それからしばらく呆然として、やがて布団の中に引きこもってしまったそうな) -- ピオ
- (今日のお昼は虹彩具メシ!)…報告は聞きましたー。最近、自分と同じ姿に変化するゴブリンと戦ったんですってね、ピオちゃん。
どうでした?グリードのあんちゃんからも聞いたのですがー…どの程度まで同じことをしてきました?僕はまだ会ったことがないのです。 -- リーゼル
- (ホットケーキやら果物やらを描きながらリーゼルに与える芸術家)あー、はい戦いました、なんだかすごいあれ……気持ち悪かったです、ね
どの程度と言われると……真似っこレベルでそれ以上に事はしてこない感じで……そもそも何で私?という感じです…… もっと強い人とかもっと凄い人とかに化ければいいのにって……リーゼルさんは何を描いても食べると同じ味なんです? -- ピオ
- 相変らずピオちゃんの描くごはんはよき…(とても嬉しそうに食べまくる)最近おつきの宮廷料理人が出来たのですが…僕の中の価値だとピオちゃんのほうがありがたみ…(魔力補給に最適だー)
自分と同じ姿ですもんね。(それは気持ち悪いよなぁと)真似っ子レベルでしたかー…同じ魔法や魔術は使えない?あくまで体術レベルなので? もしくはコピーを使う個体によって違うかも…ふむ(メモメモ)ん?いいえ、そんなことはないですよ?前に食べた時よりもおいしいと感じています。魔力が籠っているのか、味がついているのかはわかりませんが…(うまうま)…隠し味とかいれてます? -- リーゼル
- あ、ありがとうございます……で、でも私なら宮廷料理人?の料理の方が美味しそうでいいかな、って思うですね……あれ?
え、え、え、え?宮廷料理人!?なんでそんなすごい人が!!?やっぱりリーゼルさんの活躍で、あの、女の指揮官の人?がご褒美をくれたとか、です? ええっと、使って来たのは私が使って見せたものだけ、でした……私の魔法はかなり特殊ですから、剣とか体術?の使い手が相手ならすごく大変かも、です おしくなーれおいしくなーれぇぇぇ(念を込めて筆を動かす芸術家)ぐらいで特には何もー……(もしゃり)まだ味はしないですねやっぱり ちなみになんですけど、リーゼルさんが真似っこゴブリンに出会ったら、どう対処されたりするんでしょうか? -- ピオ
- 確かにおいしいんですけどね。けど、ピオちゃんの描く料理は味ではなく心が籠っていると言いますかー(もっちもっち)だいたいピオちゃんの想像で合ってます。お姫様からもらいました。
専属の付き人になって料理を頑張ってくれてるのですがー、そもそも兵站の問題でお腹いっぱいにはならないという。助かってますけどね。今度ピオちゃんも何か作ってもらいます? 使って見せた物だけ。それはとても有益な情報だー(つまりその場でラーニングする個体がいる。技の見せ方次第では完封できそうだ)ディートリンデのおねーさんへの報告書に書いておきましょう。 いえいえ、美味しいですよ。少なくとも僕は籠った魔力が美味しく感じる(もっちもっち)一生食べてられます。僕のためだけに毎朝お味噌汁を書いてほしいー。(ご満悦顔) 僕です?僕だったらー、相手に先手を取らせれば必勝かと。弓を使ってくれば魔法でカウンターすれば勝てます。魔法使ってくれば弓で勝てます。頭の良さ迄同じだったら消耗戦ですね。手持ちのご飯の量の問題で僕が勝てます。多分。 -- リーゼル
- も、もちろんです!絵に心と魂をこめずして何が芸術家か……!って、私は教えられましたから……!
あー……戦争で食べ物の問題は大変、ですよね……そっか、リーゼルさん沢山食べますから、ねって、ぜっぜぜぜ是非に!!宮廷料理食べてみたいですっ! そうすれば宮廷料理を描く事だってできますから!……へ?ほうこくしょ?あぁ……あわわわわ!私、一回もそんな物っだしてませんっっ!! おみそしるは東方のスープですね、でも私飲んだことも見た事もないので……(ちら)うう、でもそれ、私が食べられなくてお腹いっぱいになれませんよぉ…… はーなるほどです……後の先でしたっけ?相手もそれを狙ってきたらただの睨みあいになりそうですけどね、えへへ -- ピオ
- ピオちゃんの心が籠ってるから僕はこんなにおいしく食べられるのかもしれない…(もっちもっち)うまあじー…。僕が本気でご飯食べちゃうと兵站崩壊しますので。我慢しながら…そこでピオちゃんの存在のありがたさですよ。すき…。
では今度研究施設に来てください。料理人には話を通しておきますのでー、美味しいものを作っておいてもらいましょう。材料も一人分くらいなら十分ありますし(普段10人前食べているので) いえ、報告書出しているのは僕だけです。毒物の解析をはじめ、ゴブリンの武器や戦術への対策、部隊の現状や問題点、効率的な討伐方法などー。そんなのを(そこもまた評価の対象なのだろう) 戦争は一日も早く終わらせたいですからね(その一言をエルフは真剣な表情で零して)お味噌汁もなんでもうちの料理人は作れますから。どんどん食べて?むしろピオちゃんが僕のご飯作ってくれるなら僕はピオちゃんを養いますので(きりり)結婚する? にらみ合いになれば多分、お互いお腹が減るでしょう。そこでご飯が先に切れたほうの負け。しかしその対策は僕のほうが当然しっかりしてるので僕の勝ち。負けはないです。(理詰めで敗北を潰してある)ゴブリンに捉えられたらまずまず餓死しますので。僕。 それでもやっぱり何があるかはわかりませんからー…お互いに気をつけましょうねピオちゃん(だいぶお腹が満腹になったので)ごちそうさまでした。これ以上はピオちゃんも腕が疲れてしまいそうなので。…魔力不足とかにはならないのです? -- リーゼル
- すすすすきとか!そんなこと言われるとっ、その、困りますよ……(てれてれ)え、えとえと、私が来るまで本気で食べてなかったんですもんね
そっかうん、よし…っと、じゃあ、お腹いっぱい食べたくなったら来て貰えれば、全力で描きますので……!お礼と言うのはアレですけれど、美味しいもの、お願いします! ふぅよかった……報告とか私苦手ですから……そうですね、戦争なんてすぐ終わらせたいですよね、私も早くこんな戦いやめたいですし、うう……お師匠様のばかぁー まっまままあた!そんな私をからかってますよね!?でっでも、絵を描くだけで養ってもらえる……のは凄くすごく、ああっ理想の生活……! うん(捕まったリーゼルさんがゴブリンの兵站をズタボロにするという妄想を考えてないないする芸術家)いえ、何でもないです 私が消費するのは魔力と言うよりは体力と集中力ですね、夜とかだと魔力も使うので疲労感半端ないんですよぉ -- ピオ
- 困らせたくない…つまり僕に惚れさせる必要があるので。んー(どうすればいいか考えながら)そうですね。常に空腹で満腹を知らずに過ごしておりました。
いわゆるwinwinの関係というものですね。お互いに頼りにさせてもらうことにしましょうー。勿論、腕によりをかけてもらうようにお願いするので。…あれこれ僕だけあんまり頑張ってない…(はっと気づく) (まぁその分戦争に貢献すればええやろ…)本当に。知人が返ってこなくなるのはこれ以上はもういいですので。(はぁ、と小さくため息)ピオちゃんは…いなくならないで、くださいね(心配そうな眼差し) (食べられる環境にあればそうなる可能性もあるけど多分お尻専用の孕み袋にされるよね)はい。 夜じゃなければこれだけ上質な魔力をー…いや僕だけが吸収できるのかもですが、それを生成できるのは素直にすごいと思うので。でも体力とか消耗するのも大変ですのでー。いつも遠慮なくもらってごめんね? 何かこう、困ったこととか、お手伝いできそうなことがあればいつでも言ってくださいね。ピオちゃんのためなら本気出せます。満腹とはすばらしいのでー。 ではでは、今日はこの辺で。いつでも研究棟、来てくださいね(お部屋を後にした) -- リーゼル
- ほえ?(何を言ってるんだろうと考えるもまあいっか!となる芸術家)ま、まぁリーゼルさんは食べるのを頑張るという事です、ね!
は、はい!私も死にたくはないので、出来る限り帰ってくるつもりですっ!……私はつい最近からなので分からないですけれど リーゼルさんはお知り合い、きっと何人もお別れしてるんですもんね……うう(ほろり) えっ!いえ、私じゃなくてこのパレットが凄いんですし、それに……絵を描くの大好きですから、むしろ機会を頂いてありがたいですっ! はーい、それではまたですリーゼルさん(見送った後)え、えっと、本気?なのかな、ど、どうしよう……(と、もやもやしたのでした) -- ピオ
- 今日はゴブリン討伐隊に新しく入ってきて今月から頑張っていると噂のピオちゃんにごはんを貰いに来ました。ください。(小さな部屋にのっくのっく)ごはんくださいー。 -- リーゼル
- はうぁ!(ノックにびくっ)こ、ここここれはぁ……以前お師匠が言っていた突撃戦場の晩御飯というのでは……っ?
あ、ああええっと、い、いいいま開けますので……(そっとドアを開けてリーゼルを伺いつつ、女の子ですね、とほっとした顔) でもでも……ご飯と言っても、私ここのお宿にお願いしてますし(と言うものの小さなテーブルの上にはケーキと思しきモノがたくさん見える) -- ピオ
- はい、どうも。同じ部隊のリーゼル君です。いつもお腹を減らしているエルフと認識いただければだいたいあってる。初めまして、ピオちゃん(こっちは名前を知ってるようだ)
おやど…。最初のころは泊まっていましたが宿の食材全部食べたら追い出されたので…。…うまそう(部屋にあるケーキを見てじゅるり)……(お預け状態の犬のようだ) -- リーゼル
- はひっ!同じ部隊に居ながら名前も知らないとか挨拶も出来ないとか……(ガタガタ)ごっごめんなさいリーゼルさ、ちゃ、さん?
はい今月から放り込まれましたピオです……って、そんな小さなのにたくさん食べるんですね、育ち盛りですね…… あっ!こ、これは駄目です!食べられないんです!これは本物じゃなくて、えーっと、レプリカでもなくて、偽物ですからぁ(食べても味はしないし匂いもしないゾ) -- ピオ
- どちらでも。一応17歳ですので年上です。(年齢まで把握している…なぜなら割と内政知識方面に長けるので名簿は頑張って覚えているのだ)
僕は食べたもの全部魔力になってー…魔力が貯めても貯めても限界にならずー…人の30人前くらい食べないとおなかへってたおれてしまうのです。 偽物だと…(うそやん…って顔)…なんだか魔術的要素を感じるー。これはどうやって作った、いえー。あと偽物でも食べてみて判断してもいいかなって(ケーキに手を伸ばす) -- リーゼル
- あわわ……年上の人にちゃん付けしそうになるとかぁぁぁぁぁっ、ごめんなさいごめんなさいリーゼルさんこごめんなさい
あ、え、それは難儀ですね……私なんてすぐお尻の肉になるってよく蹴り上げられてました、世の中ままなりませんね…… なので、こうやって筆に魔力の絵の具をつけて……(ささっとイチゴショートをテーブルに描き上げると、ポン☆って音と共に3D化する)せめて栄養を取りすぎないようにって、ふぇぇ(もっさもっさ食べる) 見た目はそれなりだと思いますけれど、触れば本物と違うのは一発ですよ?ゆくゆくは味も再現したいです…… -- ピオ
- 構わないので…まぁ僕は基本的に年上はおねーさんとかちゃんと敬称付けますが(追い打ちをかける)ピオちゃんはかわいいので。ゆるすよ。
お尻の肉かー…確かにあれですね。言ってしまうとよい体してますので。ゴブリンに狙われやすいやーつー…気を付けてね。(肩をぽんぽん) 魔力の絵の具…むっ(筆遣いに感動した)素晴らしい…。そして食べられるんじゃあないか。いただくので(貰います、と食べる もっちもっち) (ごくん)…満ちる………いやこれ、むしろ普通に食べるよりお腹に溜まるのでは…?(カロリー=魔力のエルフにとっては)ごちそうだー!(テンション上がってきた) 味なんて気にしないので。ピオちゃんもっとください、ください。結婚を前提にご飯作ってもらってよいです…?(両手を握ってそんなことを言う。運命の人を見つけたと言わんばかりの食欲) -- リーゼル
- う゛っ!!!は、はい……わ、わ、私が悪かったですっ、ひっく(正座して凄く年季を感じるお説教受けるモード)ほんとにほんとに許してくれるんです?許されたと喜んだところをさらに落としません?
や、やや、あやめてくらさーいいい!めっちゃ追いかけられtえ、めっちゃくぁおかったんでsyからぁぁぁっぁあっ!うう、これがあと10か月も続くなんてぇ……(さめざめ) ……え?あれ?で、でも(もきゅもきゅ)味ない、ですよね?えっえっ、え?来て早々に小さな旦那様ゲットで人生ゴールイン!?バラ色の未来にレディーゴー!?あわわわわわ、この6年間虐められた寄り戻しが来たのかも…… よしっ!じゃあ私がたくさん描いてあげますね!(指と指の間に計8筆を構え)ケーキバイキングをくらえーです! -- ピオ
- そんなにかー?本当に気にしてないので慌てないでよき。ご飯あげるって言われて嘘つかれるくらいしないと怒りませんので。(あたまぽんぽん)
ごめん…(素で謝る)その、怖いですよね…距離を取って戦うとかー、強い味方と一緒に行くとかー。僕を連れていくとかー。対策を考えて頑張るので…。 味は二の次…僕にとっては魔力こそが…!(これですよこれ。という顔)本当に―、これがいつでも無制限で作れるならば。僕の人生を君に捧げるのを躊躇わないところあります(満面の笑顔でそういうこと言う) わーやったー。今日は初めて満腹になれるかもしれないです…(書いた傍から食べる、食べる…なおこのエルフ魔力貯蔵量はほぼ∞。つまりピオが無限の精製が出来ない限り…) ……もっと。もっとです。もっとくださいピオちゃん。うまうま。(止まらねぇからよ…お前も止まるんじゃねぇぞ…) -- リーゼル
- ううありがとうリーゼルさん、そうですよね食べ物の恨みは恐ろしいですからね……嘘つかないよう気を付けます(きっとマジ殺されるくらい怒るんだろうなと直感する芸術家)
ゴブリンももちろん怖いんです、でも、あれ、なんですか……!?たくさん足があって大きくて消えない火を吐く、あんなのあるなんて聞いてませんよぉぅ! (まあ半狂乱になったピオが作りまくった大型地雷で吹っ飛んだわけだが)私も対策考えます……これはその練習も兼ねてるんです(精緻に描けば書くだけ精度が上がる) わー……本当によく食べ、ます、ね……う、動け私の腕……描けねぇ芸術家はただの芸術家ぁぁ……っ!(饗宴は夕方まで続いて)……あ、虹彩具切れですね……暗くなると魔力生成量が極端に下がっちゃうんです……がくっ -- ピオ
- ああ…多脚戦車ですね。今は攻略法もだいぶ固まってきましたのでみんなに聞いてみるとよき。僕は足を弓で貫いてます。毒とかも大抵無力化できてるので…(いつの間にか歴戦)
描く技術で強くなるというのはまた特殊な魔術なので。僕もお絵かきしてみたくなるところあるー。けど今はこの食べられる魔力の塊を…!(もっちもっち。ご満悦顔) (そして半日近く筆を書き続けたピオの頑張りもあってか)…まんぷく……!(この戦場に来て極めて久しぶりな満腹を味わえた)ありがとなので…暗くなると駄目になるのは戦いのとき怖いですね。 (満腹なので色々余裕が出てくる。絵具は見て食べたので仕組みは理解した)このパレットが特殊な魔導具なので。ふむー…(ちょいちょい。ちょっとだけ光から魔力に変換する効率を上げておきました) …生涯の伴侶、本気で考えるところあるー…運命の出会いなのかもしれぬー(ピオをベッドまで運んで毛布を掛けてやってから、満ちたお腹をさすって帰っていった) -- リーゼル
- ふへっ?さらっと余裕しゃくしゃくな感じで流されました!?はー……やっぱり、皆さん実力のある冒険者なんですね……(尊敬の眼差し)
あとは妄想……じゃ、じゃなくて想像力で補う感じ、とお師匠様は言ってました……っふ、よかったまんぷく(ベッドに突っ伏しながらもやり切った顔) 全然ダメになるわけじゃないんです、今みたいに全力で使っちゃうとーって感じですーむにゃむにゃ……ふひひもうたべられませんよー…… (と夢の中でご満悦なピオなのでした、昼飯夜飯を抜いたので超ひもじい気持ちで朝を迎えたのはまた別のお話) -- ピオ
- ふーむ、この激戦地に志願してきた勇ましい新兵さんがいる、と聞いてお姿拝見に惨状したのですが…。
えーと、大丈夫ですか?(来るなり自分の部屋から出てこない、そんな様子が気になって部屋の扉を開けて中を覗き込む) -- ガーベラ
- ひいっ!だ、だだだだ、どなどな……っ!どちらさま!ですかっ!?刺客ですか!お師匠様の刺客に違いないですか!?
(暫く布団被ってのそりと顔を出す)はい……大丈夫じゃないです……別に志願したわけじゃないですし勇ましくもないですし、ふえぇぇ…… -- ピオ
- あ!驚かせてしまいました!(そう言えばノックを忘れていたな、と今更、部屋の扉をコンコンと叩いて、てへへと笑み)
同じ特別遊撃隊所属のガーベラです!別に四角くはないですよ?というか、お師匠さんに狙われているのですか? 志願兵じゃないとは珍しいですね。徴用されてきたとなると、なかなか心構えも出来なくて大変でしょう。 (許可は経ていないまま、部屋に立ち入ってピオの方へと歩く) -- ガーベラ
- (ちら)ガーベラさん、ですか……?そうやって私を油断させてばっさり、なんてないですよね?ね?(一歩迫られば同じだけベッドの端に寄る)
うう、狙われていると言うか……説明もなく放り込まれてぇ「私に恥をかかせるようなら殺す❤」って……って、ななななんで寄って来るんですか、や、やっぱり刺客!?(狭い部屋であるあっという間に隅っこ) ああ……お父さんお母さん若くして後を追う私を許して下さい、えぐっえぐっ -- ピオ
- はい。ガーベラ・サクラケーキと申します!(ピースサインを顔に当ててウインク)って、逃げないでくださいよー。別に食べたりはしませんから。
ああなるほど、そのお師匠さんの手で送り込まれたのですね(それなら刺客とか来ないのでは…と思うも口には出さず) (ベッドの端に腰をおろして)だから違いますって。…だいたい師匠とよぶ人が居るということは、貴方は武術か何かを修得してる猛者なんじゃないんですか? -- ガーベラ
- ほんとに?ほんとにです……?あ、でも、どちらかと言うと食べたくなる名前ですねサクラケーキ……は!え、えーと、ピオです、ピオ・ムートピクトです……よろしく
むむむ、むりですよ武術なんて、私のお師匠さんは魔術師ですし、私も剣とかからっきしですしぃ……(はて?) でも、ガーベラさんも武闘派には見えませんけれど、やっぱり魔術か何かおやりになってます? -- ピオ
- ふふふ、美味しそうでしょう。でもサクラケーキはガーベラの花の品種名なんですよ。
(説明しながらピオの方へと上体を傾け)ピオさんですね!よろしくお願いします!(握手を求めて右手を差し出す) おお、魔法使いの方でしたか!すごいです!(魔法はサッパリな身ゆえ、魔術師というだけで感心する) ガーベラはこう見えて一応、昔は騎士団に所属してたんですよ。まあ、広告塔としてですけどね。 -- ガーベラ
- ほあー(へぇへぇへぇーって顔)ってぇぇぇ!なんで、体、預けてくるんですか!やっぱり私狙われてるんですか!?
あ、あわわ、よ、おろしくおねがいひます……(握手)え、ええっとお師匠様が魔術師なだけで、私は絵を描くのが好きなだけの魔術師としては卵と言うかぁもにょもにょ とっ、とにかく凄くはないんです、騎士団の広告塔の方がきっと凄いですよはい!よく分かってませんケド、歌って踊ったりとか?です?(よくよく見れば衣装もそれっぽいなーと) -- ピオ
- カラダを預けるとか、なんかえっちな響きですね!(おずおずと伸ばされる手を軽く握ってあくしゅあくしゅ、と上下に振り)
ガーベラはピオさんより先に、開戦時からこっちに居ますので刺客だとするとおかしくなります。なので安心してくださいな。 おお、絵を描けるのですか。それはそれで、素敵な事ですし何かと軍の役に立ちそうですね! どのような絵を描かれるんですか(興味を惹かれて目を輝かせる) ええ、歌ったり踊ったり。つまりはアイドルです。まあ、元…ですけどねー。 -- ガーベラ
- あわわ、え、えっちじゃないでーす!あううでも、このままガーベラさんに押し倒されて目くるめく百合の世界に引きずり込まれちゃうんだぁぁ(想像力の飛躍は合格点な芸術家)
うう、ごめんなさーい、お師匠様は手段を選ばない人なのでつい疑心暗鬼に……そうですよね、まだ戦ってもいないですし無様も何もないですよね……はふぇ えっ?絵ですか?えーと、その、こんなの、です……(静物画風景画中心で必ずしも上手ではないが、よく特徴を捉えてる)うぅ恥ずかしい…… おお……元でもアイドルはアイドル!女子の憧れじゃないですかぁ、でもガーベラさんまだ私よりちょっと上くらいですよね?まだ現役で行けそうな気がするんですけれど、やっぱり戦争のせいで広告塔外されたとか……?げ、元気出してくださぁい!戦争終ればまたアイドルになれますよ!きっと! -- ピオ
- あはは、そういうのも悪くないですけど、色濃い沙汰はアイドルにはご法度なのですよー(笑いながらぱたぱた手を振り)
ゴブリンとの戦いは中々凄惨なものになるでしょうけど、大丈夫。部隊の兵士さん達が助けてくれますからね。 それに例え命を落としたとしても、それまで勇敢に戦えば無様という事はないはずです!(野蛮人の考え) (出された絵をまじまじと眺め)おおおお…すごいじゃないですか!こんなにカラフルで、えーと… (絵の技術の事はよくわからず言葉に出来ない。けれど、そこに秘められたセンスだけは感じとってとにかく驚く) ええ、ガーベラも田舎から出てきて、初めてアイドルというものを見て憧れたんです!それで…(その先は言えず言葉を止め) あ、いえ、ちょっと色々ありましてー。世代交代と言いますか…(もにょもにょと口ごもる) はい、戦果を上げて救国のアイドルとして返り咲くつもりです!…ピオさんも、ただ戦争に参加するだけでなく、その中で何かを掴みとれるといいですね! -- ガーベラ
- あわわ、私つい口に出ちゃうのがぁぁ……(布団に隠れながら)
うう、それは確かに……お師匠様も、6人PTで相手も分からない依頼に行くよりはるかにマシだとはおっしゃってましたけど……ふえぇぇ駄目じゃないですかぁ!私は死にたくないですよぅ! で、でも、逆に考えれば死ななければ安い、という事ですよね?なんだかちょっと行けそうな気がしてきました……! 褒められました……!でもまだまだ絵を描きたい、魔術の勉強もしたいので、何とか刺客を送られない程度に頑張ってみようかなって…… ガーベラさんも返り咲き頑張っていきましょうね!応援して、ます……!! -- ピオ
- 想像力豊かなのはきっと良い事ですよ、芸術家として(被った布団をぽんぽんと軽く叩き)
6人パーティ…ああ、冒険者というやつですね。昔は沢山いて、沢山命を落としたと聞きますね冒険者。 あ…だ、大丈夫、大丈夫です。別に死ぬと決まったわけじゃないですから!ガーベラもなんだかんだで10ヵ月生き延びてますし、部隊の主だった方々だって…(言葉が止まる。今月死者が出たのだった)…だ、だいたい無事ですし! おお、ピオさんは自分の夢をしっかり持ってらっしゃるのですね。なら大丈夫です。したい事をするまで死ねない、という気持ちはきっと力になりますから! (言いながら立ち上がって)はい、いっぱい応援してください。ガーベラもピオさんの事を応援してますからね! では、今日のところは顔見世ということで、この辺で(言って手を振り、部屋から立ち去っていく)ゴブ運をー! -- ガーベラ
- (尊敬のまなざし)そ、そうですよね!ガーベラさん以外にも女の子いるって聞きますし、きっと私も大丈夫はなずっ!
あ、ありがとうございます……と、ありがとうございました、でも今度からノックはして欲しいかなーって……思います(ゴブ運ってそういう……とベッドの上で見送る芸術家の卵) (そして暫くしてこっそりドアに近づいて締める)……あ!戦いの心得とか聞いておけばよかったかも、うう…… -- ピオ
-
-
- ピオは
しんしんと雪の積もる 広大な地下大空洞に築かれた都市において
多少の傷を負いながらも
水をかけても消えない炎を浴びせてくる 多脚戦車を1輌大破させ、 搭乗していたゴブリンと周辺にいたゴブリン 合計 31 体を倒しました! --
- 「なんですか、なんなんですかあれぇ……!」
地下大空洞、土地勘の効かない初めて訪れた場所、かつゴブリン軍との戦いも初陣であったピオは逃げ回っていた。
自身は初めて見るゴブリンの機械化戦車だが、部隊の仲間にとっては幾度も相手をしてきた見慣れた相手。 「必要以上に怖がるな新人、俺たちはただ指示通り狙う場所めがけて魔法をぶっ放せばいい、手馴れたもんさ」 壮年の魔術師が言う通り、序盤においては前衛後衛の見事な連携により何輌もの戦車を撃破せしめる。 しかし「手馴れたもの」なのはゴブリンも同じであった。 数に勝るゴブリンは、陽動と地の利で前衛部隊と後衛部隊の分断を仕掛けてきたのだ。 無論、そういった状況での再集結場所も周知されていたが、何もかも初めてのピオにとって真っ直ぐ向かえと言うのは酷であっただろう。
狭隘な建築物の合間を走る間に、部隊の人間と一人、二人、とはぐれていき、もう周りには誰もいない。 それなのにゴブリンの多脚戦車1輌と随伴歩兵は、執拗にピオを追いかけている。 --
- 「いたっ」
一本の矢がピオの足をかすめた。 何本もの矢を射かけられてきて、かすり傷で済んでいるのはある意味幸運であろう。 しかし、その幸運を素直に信じられない不安が心の中にある。 多脚戦車の上に立つゴブリンの弓手、その嫌悪を抱くに十分な表情を見てしまったから。 にやつく顔は、ピオの不安が的中しているであろう事を示していた。 本気で殺すつもりは無く楽しんでいる、それはつまり、女であるピオにとって考えたくもない不幸な未来を示す事に他ならない。
「あわわ、わわわ……い、いやぁっ……!!!」
足を止めたら捕まる、その恐怖から半分パニックに陥りながらも走り続ける。 もう自分が何をしてるのかも把握できないまま、とにかく筆で無茶苦茶に塗りつけながら。
地面からせりあがるいくつもの土壁、そして爆発。 並の戦車であれば十分効果を上げたであろう、だが相手が最悪だった。 多脚戦車はそういった戦車の弱点を克服する一つの形なのだから。 動きを止めるなら、壮年の魔術師が言ったように関節を狙わなければ有効打とはならないだろう。
せめて、と戦車が入れるギリギリの幅の路地を選び駆け抜けるピオ。 しかし相手は構いもせず、両サイドで建物の壁を押し崩しながら背後に迫ってくる。 --
- 気力だけで支えてきた体も限界に近い。足が思うように前に出ない。
汗だくになった顔で後ろを振り返れば、戦車の上に立つゴブリンの勝ち誇った顔が目に入り、ピオはついに座り込む。もうだめだ、と、筆を握り締めた腕が恐怖で震える。 (すぐにゴブリンたちが私を取り囲んで、捕まえて、それで……) 目に涙を浮かべながら、自分の未来を悲観するのだが……。
「……へ?」
いつまで経っても何も起こらないので、そっと後ろを向いたピオが上げた素っ頓狂な声が響く。 石壁に押し潰された関節が、ギチギチと耳障りな音を立てながら壊れ、多脚戦車が崩れ落ちる瞬間を見たためだった。 そして、本体車両が崩れた地面から発せられる爆音と閃光。 爆弾の火が漏れた燃料にでも引火したのだろう、ピオのそれに数倍する破壊力により建物が崩れ、多脚戦車は完全に押しつぶされたのだった。
ピオは多脚戦車を1輌大破させ、搭乗していたゴブリンと周辺にいたゴブリン合計 31 体を倒しました!
事態が理解出来ないまま呆然としていたピオであるが、ようやく一つ思い当たる事に行き着く。
「……あー……壁にも描いてたんでした……ラッキーです、けど、怖かったぁ……っうぷ!」
急激な緊張状態の緩和に胃袋が悲鳴を上げる。遡上してくる内容物を懸命に抑え込もうとするも、その努力が報われることはなかったのである。 --
- ピオは
時空のゆらぎが発生し、時折景色が歪む 何処までも続く河原において
消耗が激しく、帰還に手間取りましたが
ピオと同じ姿形をし、攻撃手段を模してくるゴブリンの大魔導師と 随伴する儀杖兵 143 体を倒しました! --
- 「な、なんですかあれ……わ、わたしっ!?」
人間は、自分だけの領域に踏み込まれることを嫌うもの。 それは臆病なピオとて例外ではない。 自分の姿を模し、戦い方もそっくりなゴブリンの指揮官を前にして、自分で作った土壁の影で筆を握り締める。 魔法の使い方も同じ、防壁で飛び道具を防ぎ、爆弾で接近してくる敵を足止めし怯んだところを集中的に狙う。 でも、それだけ。それだけで十分なのかもしれないけど、それ以上の事は何もない。
筆を握る手に力がこもり、肩がふるふると震える。 恐怖で震えてるのか、と部隊に配属されている冒険者には見えたかもしれない。 --
- 「……私のマネして、これだけ……ですか……?」
でも、その内面は違う。 戦いは怖い、傷つくのは痛い、怖いのも痛いのも嫌。 だけど、芸術家としてお父さんから教えられた一番嫌悪すべき事、それをなぞる相手に対する憤りが渦を巻く。 はぁ、と深く息を吐く。 お前と同じ魔術だろ?何かいい攻略法とかないのかよ? 周りの冒険者の一人が言った言葉、それに反応したように見えたかもしれないが、立ち上がったのはピオ自身の意思。
何かを真似るのは別に悪い事じゃない。それを自分のものとして昇華できるのならどんどんやるべきだ。 頭を撫でてもらいながら父さんが良く言っていた言葉、それにはもう一つ続きがある。 でも、ただ真似するために真似をするのは嫌悪すべき事だ、とも。
その時はよくわからなかったけれど、今なら何となくわかる。 母さんから譲り受けたこの装備と、父さんから教えてもらった言葉、その両方を馬鹿にされたような気がするから。 怖さよりも、目にもの見せてやる、そんな気持ちが勝り力強くピオは筆を振るう。
「竜巻の日に、一晩中外の木に吊るされてたとか……そんな経験、あるわけない、ですよね……!」
トラウマ物の思い出も憤りで押さえつけて、描かれるのは経験と知識に基づいた竜巻。 そこに青を混ぜ込むアレンジを加えたブリザード。 土壁などで防げるような代物ではなく、敵軍の一角を凍り付かせ削り取っていくのだった。
ピオは自分と同じ姿形をし、攻撃手段を模してくるゴブリンの大魔導師と随伴する儀杖兵 143 体を倒しました! --
- ピオは
雨の降りしきる 城壁で
多少の傷を負いながらも
ピオと同じ姿形をし、攻撃手段を模してくるゴブリンの大魔導師と 随伴する儀杖兵 140 体を倒しました! --
- ピオは
雲ひとつない青空の 地平線の見える草原において
かなりの深手を負ったものの
司令塔であり、自身も異様な強さを誇る ゴブリンの将軍とその配下 115 体を倒しました! --
- 矢、弾丸、魔法、各々が得手とする方法で迫りくる集団を迎え撃つ。
前衛を務めるゴブリンは次々と撃ち抜かれ、射貫かれ、焼かれ、そして倒れる。 しかし、相手の進撃速度は鈍る様子を見せず、逆にさらに加速し距離を詰めてくるではないか。 特攻かよ。 誰かがそう呟くのも道理。 将軍クラスと思しき指揮官が率いる一軍は、遊撃部隊の核を蹂躙すべく、ただ真っ直ぐに突っ込んでくる。
すぐさま「遅滞させよ」との指示がとび陣形が再編される中、ピオの周りにいた冒険者たちがさっと離れた。 ここ数カ月行動を共にし、ピオの操る魔術の特性を十分理解した上での行動、なのだが……
「や、やだぁ……離れないで、くださいよぉ……!」
それでも不安だし怖いものは怖い、と半泣きになりながら地面にベッタベタと絵を描き続けるピオ。 いつものような壁と地雷。 物理的で強靭な壁は、慣性質量に突破されたとしても間違いなくスピードを落とさせるだろうし、何よりも視界を奪うのが大きい。 閃光と爆音、そして爆風は相手の混乱を招くだろう。 そして、速度が鈍ったところを受け止め包囲殲滅するという基本的な戦術、その一の手だ。 --
- 「で、できたぁ……ひ、わわわ……」
遠く土煙が見えるが、おそらく一分もしない間に此処に殺到するであろう。 慌ててその場を離れ、巨大な盾を持つ重装冒険者横隊の後ろへと逃げ込むピオ。 最初の炸裂音が聞こえたのはちょうどその時だった。
両翼に展開した冒険者から集中砲火を受けながら、ピオが描き実体化した地雷原に勢いを殺さぬまま突入するゴブリン師団。 瞬く間に火の手が上がるが、そのスピードは一向に衰えず、また混乱する様子もない。 見れば、将軍の進む道の露払いをするかのように、ゴブリンの雑兵が自ら率先して地雷を踏み安全を確保しているのだ。
将軍が大剣を構え、横一文字に振り払う。 直後に行く手を遮るべく大地から伸び上がる土の壁、それはただの一撃で両断され吹き飛ばされた。 その先に見えるは防御陣。 この近さなら地雷も置けないであろうことを確信し、大地を蹴り半壊した壁を一気に飛び越える。 どよめく声と息をのむ音、機先を制したであろう事は疑いなく、一気に切り込むべく足に力を籠める。 だが、蓄えた力を解放するための大地はそこになく、将軍は落ちる。 土の中に爆弾が埋め込まれた穴の底で、将軍とその配下が何を思ったのか、それは推し量るしかないだろう。
「ハッ、落とし穴ね、何の準備もせずこんなものを作られちゃあな」 相手に同情するわ、と冒険者の一人が笑う。 一方、飛び散った欠片の直撃を受け、昏倒し手当てを受けるピオに対しては、締まらねぇなぁと肩を竦めて見せるのだった。
ピオは司令塔であり、自身も異様な強さを誇るゴブリンの将軍とその配下 115 体を倒しました! --
- ピオは
不穏な曇り空の 帝都近郊の紅い荒野で
かなりの深手を負ったものの
どれだけ深手を負っても一切ひるまず 突撃してくるゴブリンの狂戦士 53 体を倒しました! --
- 「こっ、こここ、来ないでくださいよぅ……!」
そんな声など構いもせず、一匹のゴブリンがピオににじり寄る。 全身が焼けただれ、手足の一部が炭化しているにも関わらず、だ。
「ぅひいっ!」
普通に考えれば動けるはずの無い体でありながら、異常な膂力で振るわれる短剣を寸でのところで避けるピオ。 勢い余ったゴブリンの手が、大地にめり込み赤い土煙をあげる。 反動に耐えきれなかったのであろう、炭化した部分から先が千切れ落ち、そこでようやく断末魔の声をあげる。 その躯が起き上がる事は無く、ようやく倒しきる事が出来た。
恐怖も痛みも感じず、肉体の限界を超えた力を発揮し、死ぬまで戦い続ける。 そのような術式を施された戦士、それを狂戦士と呼ぶ。 特別遊撃部隊が敵軍追撃の途中、紅き荒野において遭遇したのが彼らの一団。 主に、敵の追撃を防ぎ撤退の時間を稼ぐ際に、捨て石として投入される。
今はまさに、その報告にあったとおりの状況と言えるだろう。 --
- 幸い、数はそれほど多くはない。
だが、散発的かつ無秩序に現れては襲撃を繰り返すため、進撃速度が鈍るのは仕方のない事だった。
動きをよく見ろ、魔法は雷を使え。 そんな声が何とも戦って来たであろうベテランから聞こえてくる。 確かに、力は強力だが動きは読みやすい、どんな生き物であれ雷で筋肉は委縮する、効果的な対処だった。 ピオも少しばかり傷を負ったものの、危うい場面もなく敵をせん滅し終えた。
しかし、そこで全軍に撤退の指示が下される。 これ以上、帝都付近に留まるのは危険との判断からであった。
ピオはどれだけ深手を負っても一切ひるまず突撃してくるゴブリンの狂戦士 53 体を倒しました! --
- ピオは
雹が叩き付ける 帝都近郊の紅い荒野で
かすり傷を負った程度で
姿が見えなくなる偽装術を使うゴブリンの魔導師と 術の恩恵にあずかる軽装歩兵 62 体を倒しました! --
- ピオは
土砂降りの中 巨大な橋において
かなりの深手を負ったものの
究極の外套を纏い、稲妻を放つ杖を持つ ゴブリンの皇帝(おそらくは影武者)と近衛兵 136 体を倒しました! --
- ピオは
雨の降りしきる 灯の消えた工場にて
全くの無傷で
巨大戦車を2輌大破させ、 搭乗していたゴブリンと 周辺にいたゴブリン合計 84 体を倒しました! --
- ピオは
黒い虹の掛かる 戦車工場において
かすり傷を負った程度で
最高級の短銃と長剣を巧みに使う ゴブリンの皇子と近衛兵 183 体を倒しました! --
- ピオは
赤茶けた霧の立ち込める 攫った人型生物の雌を使ってゴブリンを生産し、 急速に成長させる設備のある魔宮において
消耗が激しく、帰還に手間取りましたが
ピオと同種族にしか見えないゴブリンの皇帝 を名乗る存在を討ち果たし、 極上の装備で固めた近衛兵と合わせて 合計 246 体を倒しました! --
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